JPH0218564Y2 - - Google Patents

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JPH0218564Y2
JPH0218564Y2 JP19223584U JP19223584U JPH0218564Y2 JP H0218564 Y2 JPH0218564 Y2 JP H0218564Y2 JP 19223584 U JP19223584 U JP 19223584U JP 19223584 U JP19223584 U JP 19223584U JP H0218564 Y2 JPH0218564 Y2 JP H0218564Y2
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coaxial resonator
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば自動車無線電話等に用いられ
る送受共用器等の構成部品として好適な誘電体同
軸共振器に関するものである。
従来の技術 第9図は、上記のような送受共用器等に用いら
れる従来の誘電体同軸共振器の一例の要部を示す
断面図で、1は共通外部導体、141及び142
内部導体、151及び152は固定螺子、111
び112は誘電体部材、13は中仕切板である。
考案が解決しようとする課題 このような従来の共振器においては、各部の寸
法を高い精度を以て所要値に一致するように製作
した場合においても誘電体部材111及び112
誘電率のばらつきのために個々の共振器の電気的
特性が異なり、すべての共振器の電気的特性を一
様に良好ならしめることが出来ない。
このため内部導体141及び142の各開放端側
に共振周波数微調整素子(図示していない)を設
けているが、内部導体141及び142の各短絡端
には共通外部導体1の短絡壁への固定螺子151
及び152が螺合せしめられているため、共振周
波数微調整素子の調整は内部導体141及び142
の各開放端側から行う他はなく、共振周波数微調
整素子が例えば内部導体141及び142の各開放
端面に螺合植設せしめた小螺子より成り、これを
回転して前進又は後退せしめることにより内部導
体141及び142の等価電気長を変化せしめるよ
うな素子である場合には、共通外部導体1の蓋を
取付けるに先立つて、又は、蓋を取付けた後は再
びこれを取外して共通外部導体1の側面から内部
導体141及び142の各開放端と中仕切板13と
の間の空隙部に調整工具を挿入して小螺子の回転
操作を行うこととなるが、小螺子の軸方向と調整
工具の挿入方向が直角となるため調整操作が極め
て困難で、量産には甚だ不適当である。
共通外部導体1の側面からの調整の容易な共振
周波数微調整素子を実現と得たとしても、その構
造が極めて複雑となることが予想され、コスト高
となるを免れ得ないものと思われる。
課題を解決するための手段、実施例 第1図は、本考案の一実施例の要部を示す断面
図で、1は共通外部導体で、相対する両短絡壁に
内部導体の固定用螺子孔21及び22を設けてあ
る。31及び32は内部導体で、それぞれ第2図に
拡大断面図を、第3図に前端、即ち開放端側から
見た拡大正面図を、第4図に後端、即ち短絡端側
から見た拡大背面図を示すように、筒状の導体の
開放端を斜めに外側へ漏斗状に拡げて筒軸に対し
て斜め前方に突出した鍔部4を形成し、開放端側
の内周面に共振周波数微調整用小螺子の螺合螺子
5を設けると共に、短絡端側の外周面に共通外部
導体1の短絡壁に設けた固定用螺子孔21又は22
に螺合する螺子6を設けてある。
第1図において、71及び72は共振周波数微調
整用小螺子で、第5図にその拡大断面図を、第6
図に内端側から見た拡大背面図を示すように、外
周面に、内部導体31又は32の開放端側の内周面
に設けた螺子5に螺合する螺子8を設けると共
に、内端面に小螺子の回転駆動用の六角孔9を穿
つか、例えば第7図又は第8図に示すように+又
は−字状の凹陥部91又は92を穿つてある。
第1図において、101及び102は固定用ナツ
ト、111及び112は共通外部導体1と内部導体
1及び32間に介装せしめた誘電体部材で、共通
外部導体1の横断面の内面形状寸法に応じた横断
面の形状を有し、長さが内部導体31及び32の軸
長よりも適宣短い立方体に形成すると共に、ほぼ
中心部に内部導体31及び32の挿通孔を穿ち、そ
の内周面に銀又は銅等の金属薄膜121及び122
を蒸着等の手段によつて付着せしめてある。
尚、誘電体部材111及び112の各開放端面を
除く外周面にも必要に応じて金属薄膜121及び
122と同様の金属薄膜を付着せしめて共通外部
導体1との電気的接触を確実ならしめるようにし
てもよい。13は導体より成る中仕切板である。
第1図には、本考案の要旨に直接関係のない外
部回路との結合素子を図示していないが、これは
従来と同様の構成である。
作用及び効果 本案共振器においては、所要の共振周波数に応
じて内部導体31の軸長及び誘電体部材111の誘
電率を選び、内部導体31の開放端側における螺
子5に共振周波数微調整用小螺子71を螺合せし
め、誘電体部材111のほぼ中心部に穿つた挿通
孔に内部導体31を挿通した後、誘電体部材111
を共通外部導体1に内装し、内部導体31の短絡
端側における螺子6を共通外部導体1の一方の短
絡壁に設けた螺子孔21に螺合せしめると、内部
導体31の開放端に設けた斜めの鍔部4が誘電体
部材111のほぼ中心部に穿つた挿通孔の内周面
に付着せしめた金属薄膜121の端縁に圧着され、
内部導体31と金属薄膜121との電気的接触を安
定確実ならしめると共に、内部導体31及び誘電
体部材111を十分な機械的強度を以て共通外部
導体1と一体に結合せしめることが出来、共通外
部導体1の短絡壁から外部に突出した内部導体3
の短絡側端部外周に設けた螺子6に固定用ナツ
ト101を螺合締付けることにより内部導体31
誘電体部材111及び共通外部導体1の強固な機
械的及び電気的結合状態を長期に亙つて保持せし
め得る。
内部導体31の短絡側端部を共通外部導体1の
短絡壁に螺子止めによつて固着する代りに、かし
め等の手段によつて固着しても上記と同様の効果
を奏せしめ得る。
又、誘電体部材111を予め立方体に形成し、
そのほぼ中心部に内部導体31を挿通した後、こ
れらを共通外部導体1に取付ける代りに、まず、
内部導体31を共通外部導体1の短絡壁に取付け、
次いで、内部導体31の周りに誘電体部材を充填
し、内部導体31の螺子6を固定用螺子孔21に螺
合せしめて十分締付けるか、内部導体31の端部
をかしめるようにしても内部導体31、誘電体部
材111及び共通外部導体1を電気的及び機械的
に十分確実に結合せしめ得る。
尚、内部導体31の短絡側端部をかしめによつ
て共通外部導体1の短絡壁に固着せしめる場合に
は、内部導体31の短絡側端部の外周面に螺子6
を設ける必要なく、共通外部導体1の短絡壁に螺
子孔21を設ける代りに単なる支持孔を穿てばよ
いこと勿論である。
本案共振器における共振周波数微調整用小螺子
1の調整に当つては、先端部を六角形に形成き
た調整工具又は+ドライバ或は−ドライバ等のう
ち、小螺子71の内端面に設けた回転駆動用六角
孔9、回転駆動用凹陥部91又は92等の形状に対
応する調整工具を選択し、その先端を内部導体3
の短絡端側開口部から内部導体31内に挿入して
小螺子71の内端面に設けた回転駆動用六角孔9
又は回転駆動用凹陥部91或は92に嵌入せしめ、
小螺子71を正方向又は逆方向に回転せしめてこ
れを前進又は後退せしめることにより、内部導体
1の等価電気長を変化せしめて共振周波数を微
細に調整可能であり、調整後、先端に適当な接着
剤を付着せしめた棒状体を短絡端側開口部から内
部導体31内に挿入し、小螺子71と内部導体31
の内周面間に接着剤を付着せしめることにより小
螺子71を内部導体31の内周面に固着せしめ、機
械的衝撃によつて内部導体31の等価電気長が変
化するのを防ぐことが出来る。
内部導体31の製作するに当つては、例えば外
径5mm、肉厚0.8mm、内径3.4mmの市販の銅パイプ
の一端を適宣軸長に亙つて例えば0.3mmの肉厚ま
で薄く消り、半球状の先端部を有する工具の先端
部を強く押圧するか、叩くことによつて、薄く削
つた端部を斜めに外側に押し拡げられた鍔部4に
容易に形成することが出来、内部導体31の開放
端側の内周面における螺子5は、山径4mmのタツ
プ等で容易に形成加工が可能であり、内部導体3
の短絡端側の外周面における螺子6は、山径5
mmのダイス等によつて容易に加工し得る。
内部導体32及び誘電体部材112によつて構成
される共振器側についても上記と全く同様であ
る。
以上の説明から明らかなように、本案共振器は
各構成部品の製作が容易で、各部品の組立も亦容
易なると共に、特に共振周波数微調整用小螺子7
及び72の外部からの調整が容易であるから、内
部導体31及び32の斜めの鍔部4と誘電体部材1
1及び112との接触を安定確実ならしめ得るこ
とと相俟つて共振器の電気的特性を常に良好に保
持せしめることが出来、又、内部導体31及び3
、誘電体部材111及び112、共通外部導体1
の結合並びに内部導体31及び32と共振周波数微
調整用小螺子71及び72の結合を、それぞれ機械
的に強固ならしめ得るので耐震特性を良好ならし
めることが出来、更に、前記のように、部品の製
作及び組立調整が容易であるから量産に極めて好
適で、コストを低廉ならしめることが出来る。
以上は、共通外部導体に中仕切板を設けて2個
の共振器を内装せしめ、一方の共振器を送信用
に、他方の共振器を受信用に供して送受共用器の
構成部品に好適ならしめた場合につき説明した
が、単一の誘電体同軸共振器の場合にも全く同様
にして本考案を実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の要部を示す断面
図、第2図乃至第4図は、内部導体の構成の一例
を示す拡大図、第5図乃至第8図は、共振周波数
微調整用小螺子の構造を示す拡大図、第9図は、
従来の共振器の一例の要部を示す図で、1:共通
外部導体、21及び22:固定用螺子孔、31及び
2:内部導体、4:鍔部、5,6及び8:螺子、
1及び72:共振周波数微調整用小螺子、9:回
転駆動用六角孔、91及び92:回転駆動用凹陥
部、101及び102:固定用ナツト、111及び
112:誘電体部材、121及び122:金属薄膜、
13:中仕切板、141及び142:内部導体、1
1及び152:固定螺子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状導体の前端に斜め前方に突出した鍔部を
    設け、後端を外部導体の短絡壁の外側に開口せ
    しめて前記外部導体の短絡壁に固着して成る内
    部導体と、 この内部導体の前端部の内側に螺合せしめら
    れると共に、内端面に回転駆動用凹陥部を設け
    て成る共振周波数微調整用小螺子と、 前記内部導体と前記外部導体間において前記
    外部導体の短絡壁から前記内部導体の前端に設
    けた鍔部の基部までの範囲に亙つて介装せしめ
    られ、前記内部導体及び前記外部導体と一体に
    結合せしめられる誘電体部材とを備えたことを
    特徴とする誘電体同軸共振器。 (2) 誘電体部材が、外部導体の横断内面形状寸法
    に応じた横断面形状寸法を有すると共に、長さ
    が内部導体の軸長より適宣短い立方体に形成さ
    れ、内部導体が、誘電体部材のほぼ中心部に穿
    たれた挿通孔に嵌挿された実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の誘電体同軸共振器。 (3) 内部導体の後端を螺合によつて外部導体の短
    絡壁に固着した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の誘電体同軸共振器。 (4) 内部導体の後端をかしめによつて外部導体の
    短絡壁に固着した実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の誘電体同軸共振器。
JP19223584U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0218564Y2 (ja)

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