JPH02187146A - セラミックスペーパーを用いた脱硝触媒 - Google Patents

セラミックスペーパーを用いた脱硝触媒

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JPH02187146A
JPH02187146A JP1007151A JP715189A JPH02187146A JP H02187146 A JPH02187146 A JP H02187146A JP 1007151 A JP1007151 A JP 1007151A JP 715189 A JP715189 A JP 715189A JP H02187146 A JPH02187146 A JP H02187146A
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JP
Japan
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catalyst
ceramic paper
paper
ceramic
titania
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JP1007151A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Ichiki
正義 市来
Toyohiko Yuki
幸 豊彦
Kiichi Matsuoka
松岡 喜一
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Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、排ガス中の窒素酸化物(NOx)のアンモ
ニア(NH3)による選択的還元用脱硝触媒に関し、さ
らに詳しくは、いわゆるセラミックスペーパーを用いた
脱硝触媒に関する。
従来技術およびその問題点 従来よりNH3還元選択脱硝触媒として、アナターゼ型
のチタニア(T i 02 )に■205のような金属
酸化物を担持させた触媒が優れた性能を示すことが知ら
れている。この触媒は、粉状の触媒成分に適当な無機系
バインダーと水を加え、混合物をよく練り、混練物を適
当な粒径の粒状触媒に造粒するか、または適当な寸法の
モノリシス触媒(第2図参照)に押し出し成型すること
によって製造せられる。NH3による選択還元脱硝法に
おいては、触媒床におけるガス流通抵抗や、ダストによ
る触媒床の目詰りなどを考慮すると、粒状触媒よりモノ
リシス型の触媒の方が有利であるとされている。
しかしながら、アナターゼ型のTiO2は熱的安定性に
欠け、たとえば50′0〜600℃といった比較的低温
においても焼結による比表面積の低下や、触媒不活性の
ルチル型結晶への転移などが起る。そのため、押し出し
成型後の焼結を充分に行なうことができず、モノリシス
触媒の機械的強度は非常に低い。したがって第2図に示
すモノリシス触媒において、高流速ガスに使用する目開
き(1)が大きい触媒では、壁厚(2)は一般に1■以
上を必要とし、また目開き(1)が小さい低流速用触媒
でも壁厚(2)は0゜51mff1以下にするのは困難
であるとされている。
さらにこの触媒は、その取扱いに注意を要し、触媒充填
作業の効率化を妨げるという問題も持っている。
以上の欠点を克服するために、金網またはメタルラス状
の金属で補強された板状触媒も提案されている。しかし
ながら、これは板厚が11前後と厚く、かつ製造コスト
が高くつくものであるため、押し出し成型によるモノリ
シス触媒と比べ、その有利性は疑わしい。さらに、この
触媒では、機械的強度を向上させるために触媒を極力緻
密な酸化物として形成する必要があるので、触媒細孔内
でのN Ox s N H3などのガス拡散性が損なわ
れ、その結果V2O5/TiO2系触媒本来の性能が発
揮されていないきらいがある。
本発明者らは、先に、上記諸問題を解決する目的で、ガ
ラス繊維集合体(プレフォーム体)にTiO2微粉を分
散保持させることを特徴とする脱硝触媒を提案した(特
開昭55−155744号公報および特公昭58−19
76号公報参照)。しかしながら、この触媒では高活性
は得られるものの、新たにつぎのような問題が生じた。
すなわち、 (1)ガラス繊維集合体に剛性を付与するために金属支
持板を使用する必要があり、 (2)触媒の板厚が1■〜21I11と厚くなり、(3
〉激しい機械的衝撃によって触媒粉がわずかずつ剥落し
て飛散する。
この発明の目的は、従来技術の上記の如き諸問題をこと
ごとく克服し、厚みが小さく、機械的強度が大きく、機
械的衝撃による粉落ちが少なく、しかも優れた脱硝活性
を発揮することができる新規構造の脱硝触媒を提供する
にある。
問題点の解決手段 この発明による脱硝触媒は、上記目的の達成のために、
シリカ・アルミナ系またはアルミナ系のセラミックスフ
ァイバーの抄紙によって製造されるセラミックスペーパ
ーに、チタニアゾルを含浸させて乾燥および焼成し、得
られたチタニア保持ペーパーにバナジウム酸化物を担持
させて成ることを特徴とする。
(1〉  この発明の脱硝触媒においては、繊維プレフ
ォーム体に触媒粉が分散保持せられる。
触媒活性を損なわず焼結作用により■2o5/T i 
02系の板状触媒および/またはモノリシス触媒の強度
を向上させることは、原理的に無理があるので、何らか
の繊維質物質による補強を考える必要がある。この場合
、触媒粉と繊維を混練し、押し出し成型によりモノリシ
ス触媒を製作する方法(混線法)と、繊維集合物すなわ
ち繊維プレフォーム体に触媒粉を分散保持させる方法(
繊維プレフォーム法)が考えられる。
板状触媒では、板面積当りの触媒量を増大するには混線
法が優れているが、混練法では触媒内部の反応ガスの拡
散性が低く、触媒本来の性能が発揮されない。また、繊
維を混練したペーストの押し出し成型性の関係で、板厚
をO15am以下にするのは困難である。
繊維プレフォーム法の場合、後述する実施例において脱
硝率の測定結果を示す表2から明らかなように、例えば
反応温度が200℃以上であれば、TiO2保持量は1
00g/m2以下でよく、また、板厚は繊維プレフォー
ム体の厚さで定まり、0.15mm以上であれば自在に
設定できる。したがって、繊維プレフォーム法による触
媒が有利である。
(2)  繊維プレフォーム体としてはセラミックスペ
ーパーが使用される。
極力薄くかつ高密度に繊維が集積しておりかつ繊維自身
の剛性がある程度期待できる繊維プレフォーム体として
は、ガラス繊維ペーパーとセラミックスペーパーがある
ガラス繊維ペーパーは、一般にこれに対する無機質バイ
ンダーのバインダー効果が低く、ペーパーとしての強度
がセラミックスペーパーの強度と比べ低いので、セラミ
ックスペーパーの使用が望ましい。
無機質繊維をペーパーとして成型するには、繊維にバイ
ンダーを加える必要がある。バインダーとしては、有機
質バインダーは触媒の使用条件下で分解および/または
燃焼しその効果を失うので、通常は無機質バインダーを
使用するのが好ましい。
(3)  TiO2粉またはこれを含む触媒粉を無機質
繊維ペーパーに保持させるには、ゾル含浸法が適用され
る。
無機質繊維ペーパーに触媒粉を保持させる方法としては
、TiO2コロイドゾルを含浸させる方法(ゾル含浸法
)と、抄紙段階においてT i 02粉またはこれにv
206を担持させた触媒粉を漉き込む方法(触媒粉漉き
込み法)とが考えられる。ゾル含浸法でT i 02を
保持させた場合、セラミックス繊維は、TlO2との接
触性がガラス繊維とTlO2との接着性と比べ良好であ
り、後述する実施例の耐振動試験で示すように、ガラス
繊維ペーパー使用の場合と比べ触媒の粉落ち量が少ない
特徴を示す。
セラミックスペーパーを使用する場合、ゾル含浸法によ
りT i 02を保持させると、保持されたT i 0
2はバインダーとしての効果を示し、実施例の曲げ強度
試験で示すように板状触媒としての剛性とくに曲げ強度
が向上するので、触媒粉漉込み法と比べ有利である。
このようにして製造された触媒は、触媒内部の反応成分
の拡散性が高く、触媒粉が本来の性能を発揮できるので
、押し出し成型法による従来のモノリシス触媒と比べ活
性が高い(第3図参照)。また、0.2■程度の厚さの
ペーパーを使用すれば実用上充分な機械的強度が得られ
るので、触媒厚さを0.2am程度にまで薄肉化できる
。したがって、この触媒は、体積当りの触媒表面積を一
定とした場合、従来のv205/TiO2系モノリシス
触媒と比べ、空隙率が高く、したがってガス流通抵抗が
低いという特徴を示す。また、この触媒では、前述した
特公昭58−1976号記載の板状触媒と比べ、機械的
振動に対する粉落ち量が格段に少ない。
(4)  予めセラミックスペーパーを低酸素雰囲気で
加熱処理するのが好ましい。
触媒の剛性を高めるには、セラミックスペーパーとして
高密度のものを使用する必要がある。
高密度のセラミックスペーパーは一般に有機質バインダ
ーと無機質バインダーを併用して抄紙されている。この
ようなペーパーにゾル含浸法によりT i 02を保持
させる場合、T i 02と繊維の固着性を改善する目
的で、チタニアゾルの含浸の前に、低酸素雰囲気でペー
パーを加熱し、繊維表面の有機質バインダーを炭化除去
しておくのが好ましい。この場合、酸素が5%以上存在
すると有機質バインダーが完全に除去され、ペーパーと
しての強度がはなはだしく低下する。また酸素が全く存
在しないと、繊維表面に炭素が多量に残留し、密着性が
改善できない。
実施例のペーパー前処理で示すように、酸素濃度1〜5
%でセラミックスペーパーを加熱することが望ましい。
加熱条件は300〜500℃で0.5〜4時間、好まし
くは350〜400℃で2〜3時間である。
T i 02としては、硫酸チタン、四塩化チタン、テ
トラプロピルチタネート等のチタン塩の加水分解により
形成したアナターゼ型TiO□が好ましい。こうして形
成したT i 02は1000Å以上の大きな細孔を多
く有しているため、粉体内での反応ガスの拡散速度が大
きい。
チタン分はセラミックスペーパー表面1m2当りT i
 02として20〜300g、好ましくは30〜200
g含ませられている。
バナジウム酸化物は、たとえば、セラミックスペーパー
にメタバナジン酸アンモン溶液を含浸させ、乾燥および
焼成することによってセラミックスペーパーに担持され
る。バナジウム酸化物の前駆物質は上記のものに限定さ
れない。
発明の効果 この発明による脱硝触媒は、セラミックスペーパーへの
チタニアゾルの含浸によって同ペーパーにチタニアを保
持させ、チタニア保持ペーパーにバナジウム酸化物を担
持させて成るものであるので、セラミックスペーパーの
使用によって触媒の厚みを著しく薄くして軽量化を達成
することができる上に、機械的強度を大巾に増大させる
ことができる。また、セラミックスペーパーの繊維にチ
タニアを固着させることによってT i 02のバイン
ダー効果で同ペーパーを硬化させ、触媒に剛性を与えて
曲げ強度を増大させることができる。その結果機械的衝
撃による粉落ちを極力少なくすることができる。さらに
セラミックスペーパーを構成する繊維の繊維間空隙によ
って、触媒内部の反応ガスの拡散性を確保し、本書冒頭
で述べた従来のv205/TiO2系脱硝触媒に比べ、
高い活性を得ることができる。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例を比較例とともに示す。
実施例 a、触媒の調製 表1に示す仕様の4種類のセラミックスペーパー(A)
 (B) (C) (D)を、3%の酸素と残N2との
混合ガスで400°C2時間焼成した。ついで表2に示
す各gi濃度のチタニアゾルにセラミックスペーパーを
それぞれ浸漬し、120℃で乾燥し、300℃で3時間
焼成した。つぎにTiO2保持セラミックスペーパーを
メタバナジン酸アンモンの室温飽和溶液中にそれぞれ8
時間浸漬し、120℃で乾燥し、300’Cで3時間焼
成した。こうして表2に示す11種類のv205/Ti
O2系触媒を得た。
b、触媒活性試験 つぎに、これら触媒について、内径1インチのステンレ
ス製流通型反応管を用いてそれぞれ活性試験を行なった
。すなわち触媒を上記反応管に充填して固定し、ついで
反応温度を所定値に制御して、容量で、入口N Ox 
= 50 ppm s酸素−15%、水蒸気−1096
の組成の試験用調製排ガスの反応管に流した。面積速度
(A・V)すなわち触媒の幾何表面積(m2)当りの通
ガス流ffi(Nm3/時)を43m/時とし、またN
H3比(入口NH3濃度ppts /出口NH3濃度p
pm )を1.2とし、入口NH3濃度は60 ppI
!とした。
各触媒について、温度150℃、200℃および300
℃における脱硝率−[(入口NOx濃度ppm−出口N
0xa度ppm ) /入口NOx濃度ppm ) x
 100を求めた。得られた脱硝率を表2に示す。同表
から明らかなように、反応温度が200℃を越えると、
特に300℃付近では、T i 02保持量は100g
/m2以下でもよく、50g/m2程度でも十分な脱硝
率がiすられる。
(以下余白) C0比較試験 上記の如(して調製した触媒B−2、C−2およびD−
1と、市販のモノリシス型v206/TiO2系触媒(
T i 02保持量−約400g/rn2)の切断片(
30mmX 50am)とについて、上記と同じ試験条
件でかつ同じ手法によってそれぞれ脱硝率を測定した。
得られた結果を第3図のグラフに示す。
同グラフから明らかなように、この発明による触媒は、
従来のモノリシス型触媒に比べていずれの温度において
も高い活性を示す。
d、耐振動試験 第1図に示す耐振動試験機を用いて振動による触媒の粉
落ち量を測定した。同試験機は箱体(3)と、この上に
水平に配置された厚さ0.81111のステンレス鋼製
の振動板(4)と、この上面に設けられた60Hzの加
振機(5)とより構成されており、供試触媒(6)は振
動板(4)の下面に両面接若テープで固着されている。
供試触媒は上記B−2触媒(T i 02保持ff1−
97g/m2)、特公昭58−1976号公報記載のガ
ラス繊維ロービングクロス利用触媒(Ti02保持量−
252g/m2)、およびセラミックスペーパーの代わ
りに厚さ0.5tatis密度0゜15g/cn+3の
ガラス繊維ペーパーを用いる点を除いて上述した調製法
と同じ方法で得たガラス繊維利用触媒(T i 02保
持量−105g/m2)である。
積算粉落ち量のrTlllTlll定結図のグラフに示
す。同グラフから明らかなように、この発明による触媒
は、従来の触媒に比べて、激しい振動に対しても粉落ち
量が著しく少なく、耐振動性に優れている。
89曲げ強度試験 上記衣1のセラミックスペーパー (A) (I3) 
(C)を用いかつ上述した方法に従って、TiO2保持
二の異なる多種類の触媒を調製した。これら触媒につい
て支点間距離20III11で3点曲げ試験を行ない、
次式に従って曲げ強度を計測した。
曲げ強度(kgl/ffim) −C3x破断荷重(醜
1)X支点間距離(all) ] /[2X試験片幅(all)X試験片厚さ(■)]計測
結果を第5図のグラフに示す。同グラフから明らかなよ
うに、T i 02保持量の増加に比例して曲げ強度が
向上する。
f、ペーパーの前処理 上記表1のセラミックスペーパー(A)および(B)に
、表3に示す条件で前処理を施した。ついでこれらペー
パーに1102分33重量%のチタニアゾルを含浸させ
、以降は上述した調製法に従って乾燥、焼成および■2
05担持を行なって、9種類の触媒を得た。
こうして得られた触媒について、上述した方法に従って
それぞれ耐振動試験を行なった。3時間加振後の積算粉
落ち量の測定結果を表3に示す。
(以下余白) 上記表3から明らかなように、酸素濃度1〜5%の雰囲
気中で、300〜500℃で0.5〜5時間、好ましく
は350〜400℃で2〜3時間の加熱を行なうことに
よって、激しい振動に対しても粉落ち量が少ない耐振性
に優れた触媒が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は耐振動試験機の垂直断面図、第2図は従来のモ
ノリシス型触媒の部分斜視図、第3図は反応温度と脱硝
率の関係を示すグラフ、第4図は加振時間と粉落ち量の
関係を示すグラフ、第5図はT i O2保持量と曲げ
強度の関係を示すグラフである。 以上 第1図 第2図 TiO2イ”4 ’r!’f  t (9/m2)償z
 i明

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリカ・アルミナ系またはアルミナ系のセラミッ
    クスファイバーの抄紙によって製造されるセラミックス
    ペーパーに、チタニアゾルを含浸させて乾燥および焼成
    し、得られたチタニア保持ペーパーにバナジウム酸化物
    を担持させて成ることを特徴とする、セラミックスペー
    パーを用いた脱硝触媒。
  2. (2)チタニアゾルの含浸の前に、セラミックスペーパ
    ーを酸素濃度1〜5%の雰囲気中で300〜500℃で
    0.5〜5時間、好ましくは350〜400℃で2〜3
    時間加熱し、セラミックスペーパー中の有機バインダー
    を炭化しておくことを特徴とする、請求項1記載の脱硝
    触媒。
  3. (3)セラミックスペーパー表面1m^2当りTiO_
    2として20〜300g、好ましくは30〜200gの
    チタン分を含むことを特徴とする、請求項1または2記
    載の脱硝触媒。
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