JPH0218807Y2 - - Google Patents

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JPH0218807Y2
JPH0218807Y2 JP1984150853U JP15085384U JPH0218807Y2 JP H0218807 Y2 JPH0218807 Y2 JP H0218807Y2 JP 1984150853 U JP1984150853 U JP 1984150853U JP 15085384 U JP15085384 U JP 15085384U JP H0218807 Y2 JPH0218807 Y2 JP H0218807Y2
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JP
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nut
engaging
bolt
lever
tightening
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はボルトテンシヨナーに関するもので
ある。
(従来の技術) 従来より、化学機器や原子力機器のようにボル
トに安定した締付力が必要とされる場合には、ボ
ルトに引張力を与え、ボルトの伸びた量だけナツ
トを回して締付けるという締付方法が採用されい
る。
そして上記のような締付を行うためにボルトテ
ンシヨナーが用いられる訳であるが、従来のボル
トテンシヨナーとしては次のようなものがある。
すなわちナツトの周囲に配置されるチエア部材
と、チエア部材の上に載置される引張手段と、チ
エア部材を貫通して延びる締付手段とより成るも
のである。上記引張手段は、ボルトの周囲に係合
するボルト係合部と、このボルト係合部を押し上
げ、ボルトに引張力を付与するための油圧シリン
ダとを有している。また上記締付手段は、上記チ
エア部材を貫通して伸びる回転軸と、この回転軸
の内端に取着されたベベルギヤと、ナツトの外周
部に嵌合するソケツトと、ソケツトの外周部に形
成されると共に、上記ベベルギヤと咬み合う他の
ベベルギヤとより成るものであつて、回転軸を外
方から回転させることによつて一対のベベルギヤ
及びソケツトを介してナツトを締付けるような構
造を有している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記したボルトテンシヨナーにおいて
は、一対のベベルギヤを介してナツトを締付ける
関係上、ボルトテンシヨナーの高さ方向の寸法が
著しく大きくなるという欠点がある。またソケツ
トを、チエア部材の内部において、回転はするも
のの軸方向の移動を規制した状態で配置する必要
があるため、締付けるナツトの寸法が変化した際
のソケツト交換に多大の手数を要するという欠点
もある。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、全体にコ
ンパクトに構成することができると共に、ナツト
寸法の変化に対して迅速に対応することができ、
しかも精度のよい締付作業の行えるボルトテンシ
ヨナーを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案のボルトテンシヨナーにおいて
は、ナツトの周囲に配置されるチエア部材と、チ
エア部材上に載置される引張手段と、上記チエア
部材の内外を貫通して延びる締付手段とを有し、
上記引張手段は、ボルト周囲に係合するボルト係
合部と、この係合部を押上げる押上部とより成
り、上記締付手段は、チエア部材のナツト周囲に
係合するナツト係合部と、このナツト係合部にそ
の一端が取着されたレバーとを有し、上記レバー
の他端が上記チエア部材に穿設された周方向に延
びる長孔を貫通して外方へと導出し、上記ナツト
係合部が、係合凹部を備えた一対の係合爪片と、
これら係合凹部がナツトの相対向するコーナ部に
係合すべく両係合爪片を位置調整可能に連結する
連結部材とを備え、さらにレバーが、両係合凹部
を結ぶ線上に配置されている。
(作用) 上記のように、締付手段をナツト係合部と、ナ
ツト係合部に取着されたレバーによつて構成し、
このレバーをチエア部材に設けた長孔から外方へ
と導出してあるので、レバーを回動させることに
よりナツトを締付けることが可能となる。したが
つて従来のようにベベルギヤ等を用いる必要がな
いので、全体をコンパクトに構成することができ
る。また係合部は、従来のようにチエア部材内に
おいて拘束されている訳ではないので、調整、交
換等を容易に行うことができ、ナツト寸法の変化
に迅速に対処できる。
(実施例) 次ぎにこの考案のボルトテンシヨナーの具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図及び第2図において、1はボルト、2は
ボルト1に螺着さたナツト、3はこれらボルト1
とナツト2とによつて締付られる被締付部材をそ
れぞれ示している。ナツト2の周囲には、円筒状
のチエア部材4が配置されているが、このチエア
部材4には、その周方向に伸びる長孔5が穿設さ
れている。なおこの長孔5はチエア部材の円周の
約1/4程度の長さを有している。
上記チエア部材4の上部には、ボルト1を引張
するための引張手段6が載置されているが、この
引張手段6はシリンダ部材7、ピストン部材8及
びアダプタ9の3部材によつて構成されている。
これらはいずれもその上下に開口した概略円筒状
の部材であつて、シリンダ部材7の内側にピスト
ン部材8が、またピストン部材8の内側にアダプ
タ9がそれぞれ配置されている。シリンダ部材7
はその内周部の上側に径大部10を、その下側に
径小部11を有しており、両部10,11間には
段部12が形成されている。一方ピストン部材8
はその外周部に、上記シリンダ部材7の径大部1
0と径小部11内にそれぞれ嵌入する径大部13
と径小部14とを有し、さらに上記シリンダ部材
7の段部12と相対向する段部15を有してい
る。上記シリンダ部材7の内周面とピストン部材
8の外周面はその上下2箇所において、シール1
6,17されており、このシール部16,17間
に作動油を導入して、ピストン部材8の段部15
に作用させ、ピストン部材8を押上げ得るような
されている。なお上記作動油は、シリンダ部材に
設けたポート18又はピストン部材8に設けたポ
ート19によつて給排される。
引張手段6には上記のように押上部が形成され
ているが、この引張手段6にはさらにボルト1の
頭部外周と係合するボルト係合部が設けられてい
るので、以下この点について説明する。上記ピス
トン部材8の内側にはアダプタ9が配置されてい
るが、このアダプタ9の上部外周部には径方向外
方へと延びるフランジ20が穿設されており、こ
のフランジ20が上記ピストン部材8の上部に周
折さた段部21に受支されている。またアダプタ
9の内周面には雌ねじ部22が形成され、ボルト
1への係合部となされており、この雌ねじ部22
がボルト1の頭部に螺着される。すなわち、アダ
プタ9の上部に設けた穴23を利用してアダプタ
9を回転させることによつて、アダプタ9の雌ね
じ部22をボルト1の頭部に螺合し、この状態で
シリンダ部材7とピストン部材8との間に作動油
を供給し、この力でボルト1を上方へと引張り得
るようになされている訳である。なお、アダプタ
9はピストン部材8に、着脱自在に装着されてい
るが、これはボルト1の寸法変化、特に外径変化
に対して、アダプタ9のみを交換することによつ
て迅速に対処するためである。
次ぎに、上記のように引張手段6によつてボル
ト1に引張力が作用した状態において、ナツト2
を締付けるための締付手段24について説明す
る。この締付手段24は、上記チエア部材4の内
部において、ナツト2の外周部と係合するナツト
係合部25と、ナツト係合部25にその一端が取
着されたレバー26とを有しており、このレバー
26は上記チエア部材4に設けた長孔5内を通つ
て外方へと導出されている。
上記ナツト係合部25は、支持プレート27
と、この支持プレート27の下面に相対向して装
着された一対の係合爪片28,28とを有してい
る。上記支持プレート27にはその中央部にボル
ト1の挿通し得る透孔29が形成され、またその
両端部には係合爪片28,28を固定する4本の
ボルト30・・30を挿通し得る長孔31・・3
1が形成されている。このように各ボルト30の
挿通孔を長孔31としてあるのは、ナツト2の寸
法変化に対応して、係合爪片28,28の間隔を
調整するためである。係合爪片28,28はナツ
ト2外周のコーナ部が嵌入し得る三角状に切欠さ
れた凹部32,32を有しており、この凹部3
2,32がそれぞれナツト2の相対向するコーナ
部に嵌入する。また上記係合爪片28,28に
は、ナツト2の軸心方向に延びるねじ部33,3
3が形成されており、一方のねじ部33内に上記
したレバー26の一端部が螺着されている。なお
係合爪片28,28によつて、ナツト2の平面部
ではなく、コーナ部を把持するようにしてあるの
は、係合爪片28,28によつてナツト2を把持
した際に、レバー26の軸心上に、常にナツト2
の回転中心を位置させ、レバー26の回動による
ナツト締付トルクの精度を向上させるためであ
る。これに対して、ナツト2の平面部を把持する
ようにした際には、上記のようにレバー26の軸
心上にナツト2の回転中心が必ず位置するとは限
らないために、上記のようなトルク精度の向上と
いう利点はないが、もちろんこのように平面部を
把持して実施することも可能である。
またさらに、把持されたナツト2の回転中心
と、レバー26の回転中心とを、常時いずれの方
向に対しても一致させ、ナツト2に作用する締付
トルク精度を一段と向上させるためには、第3図
に示すような構造のナツト係合部35を用いるの
が好ましい。このナツト係合部35は上記と略同
様な一対の係合爪片36,36をそれぞれ支持部
材37,37に装着し、両支持部材37,37の
一側部をボルト38で連結すると共に、他側部に
は互いに摺接するフランジ39,40をそれぞれ
設け、両フランジ39,40をボルト41でもつ
て止定し得るような構造を有している。すなわち
ボルト38を回転させて係合爪片36,36を移
動する際に、両係合爪片36,36が連結して常
に等距離だけ移動し、係合爪片36,36による
把持中心が常にナツト2の回転中心と一致するよ
うにしてある訳である。
上記レバー26は、棒状のものでもよいが、ナ
ツト2の締付トルク精度を向上するという観点か
らは、第4図に示すような構造のレバー26を用
いるのが好ましい。このレバー26は上記係合爪
片28に螺着されると共に、チエア部材4から外
方へと導出さたロツド部42と、このロツド部4
2を回動させるための把持部43とを有してい
る。そして上記ロツド部42と把持部43との間
には、その断面係数を小さくして曲がり易くした
可撓部44が形成されている。また可撓部44よ
りもロツド部42寄りの位置には、上記可撓部4
4と相対向して延びる検知片45の基端が固着さ
れており、この検知片45の先端にはマイクロス
イツチ、近接スイツチ等のセンサー46が装着さ
れている。このセンサー46は、上記可撓部44
に設けた突子47の接近によつて作動するもので
ある。すなわち把持部43に力を作用させてナツ
ト2を締付ける際には、トルクの増加に伴つて、
可撓部44が撓むことになるが、この撓み量が所
定の値に達した際に、つまりナツト2に作用する
トルクが所定値に達した際に、上記センサー46
を作動し得るようにしてある訳である。また上記
可撓部44及び検知片45等の外周部は筒状のカ
バー48によつて覆われており、このカバー48
に表示手段としてのランプ49が装着されてい
る。一方上記把持部44には、キヤツプ50によ
つて開閉される凹所51が形成されており、この
凹所51内に電池52,52が収納されている。
この電池52,52は、リード線53,54を介
して上記ランプ49に接続されているが、一方の
リード線54には、上記センサー46が介設され
ている。すなわち、ナツト2の締付トルクが所定
値に達し、上記のようにセンサー46が作動した
際に、ランプ49を点灯してその旨を作業者に知
らせ得るようにしてあるのである。上記のような
レバー26を用いると、作業者は、所定の締付ト
ルクに達した状態を正確に検知できるので、締付
トルク精度を向上することが可能である。
次ぎに上記ボルトテンシヨナーを用いてナツト
2を締付ける際の作業手順について説明する。ま
ずチエア部材4をナツト2の周囲に配置すると共
に、係合爪片28,28でナツト2をその両側か
ら把持する。この場合、レバー26はチエア部材
4の長孔5の一端側に位置させておき、長孔5内
において、ナツト2の締付方向に移動し得るよう
にしておく。次いでチエア部材4上に引張手段6
を載置し、アダプタ9を回転させることにより、
その雌ねじ部22にボルト1の頭部を螺合させ
る。そしてシリンダ部材7とピストン部材8との
間のシール部16,17間にポート18又は19
から作動油を導き、この圧力によつてピストン部
材8及びアダプタ9を上方へと押し上げ、ボルト
1に引張力を付与する。この状態でレバー26を
回動してナツト2の締付を行うが、この締付はレ
バー26のランプ49が点灯するまで行う。そし
てランプ49が点灯すると締付作業を停止すると
共に、作動油を排出し、アダプタ9を回転させる
ことによりボルト1の頭部を雌ねじ部22から離
脱させ、一連の作業を終了する。
上記したボルトテンシヨナーにおいては、締付
手段24をナツト係合部25と、ナツト係合部2
5に取着されたレバー26によつて構成し、この
レバー26をチエア部材4に設けた長孔5から外
方へと導出してあるので、レバー26を回動させ
ることによりナツト2を締付けることが可能であ
る。したがつて従来のようなベベルギヤ等を用い
る必要がないので、全体をコンパクトに構成する
ことができる。またナツト係合部25は、従来の
ようにチエア部材4内において拘束されている訳
ではないので、その調整、交換等を容易に行うこ
とができ、ナツト寸法の変化に迅速に対処するこ
とができる。
(考案の効果) この考案のボルトテンシヨナーは上記のように
構成されたものであり、したがつてこの考案のボ
ルトテンシヨナーは、その全体をコンパクトに構
成できると共に、ナツト寸法の変化に対して比較
的簡単な作業で対処することが可能である。
また調整作業を行つてもレバーの回転中心は、
ナツトの締付回転中心と常に一致することになる
ため、正確な締付作業が行えることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のボルトテンシヨナーの一実
施例を示す縦断面図、第2図は前図−線に沿
う横断面図、第3図は締付手段の変更例を示す横
断面図、第4図はレバーの一例の横断面図であ
る。 1……ボルト、2……ナツト、4……チエア部
材、5……長孔、6……引張手段、7……シリン
ダ部材、8……ピストン部材、9……アダプタ、
22……雌ねじ部、24……締付手段、25……
ナツト係合部、26……レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナツトの周囲に配置されるチエア部材と、チエ
    ア部材上に載置される引張手段と、上記チエア部
    材の内外を貫通して延びる締付手段とを有し、上
    記引張手段は、ボルト周囲に係合するボルト係合
    部と、この係合部を押上げる押上部とより成り、
    上記締付手段は、チエア部材のナツト周囲に係合
    するナツト係合部と、このナツト係合部にその一
    端が取着されたレバーとを有し、上記レバーの他
    端が上記チエア部材に穿設された周方向に延びる
    長孔を貫通して外方へと導出されており、また上
    記ナツト係合部が、係合凹部を備えた一対の係合
    爪片と、これら係合凹部がナツトの相対向するコ
    ーナ部に係合すべく両係合爪片を位置調整可能に
    連結する連結部材とを備え、さらにレバーが、両
    係合凹部を結ぶ線上に配置されていることを特徴
    とするボルトテンシヨナー。
JP1984150853U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH0218807Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150853U JPH0218807Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150853U JPH0218807Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Publication Number Publication Date
JPS6166210U JPS6166210U (ja) 1986-05-07
JPH0218807Y2 true JPH0218807Y2 (ja) 1990-05-25

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ID=30708984

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JP1984150853U Expired JPH0218807Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58195109U (ja) * 1982-06-23 1983-12-26 三菱重工業株式会社 ボルト締付装置

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Publication number Publication date
JPS6166210U (ja) 1986-05-07

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