JPH02188526A - 腫瘍治療用医薬組成物 - Google Patents

腫瘍治療用医薬組成物

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JPH02188526A
JPH02188526A JP1212011A JP21201189A JPH02188526A JP H02188526 A JPH02188526 A JP H02188526A JP 1212011 A JP1212011 A JP 1212011A JP 21201189 A JP21201189 A JP 21201189A JP H02188526 A JPH02188526 A JP H02188526A
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JP
Japan
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tnf
dipyridamole
tumor
cells
administered
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JP1212011A
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English (en)
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Nobuo Suzuki
信夫 鈴木
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Boehringer Ingelheim International GmbH
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Boehringer Ingelheim International GmbH
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    • A61K31/33—Heterocyclic compounds
    • A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/505—Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上■科里分団 本発明は一般に腫瘍の治療、特に腫瘍壊死因子(TNF
)を用いる腫瘍の治療に関する。さらに詳細には、本発
明はTNFの抗腫瘍作用を増強するためのジピリダモー
ル(dipyridamole)の使用、腫瘍を患った
患者のジピリダモールとTNFの組合せ治療による治療
方法、腫瘍を治療するためのそのような医薬組成物調製
用のジピリダモールとTNFの使用、およびそのように
して調製した医薬組成物に関する。
従来狡古 TNFは、最初、網状内皮刺激剤を注射(塗抹)し次い
でリボ多糖を投与した動物の血清中で見い出された腫瘍
細胞分解因子として開示された(Carswell等、
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、、 U
SA 。
72:3666−3670 (1975))。
トリバノゾーマブルース(TryponosoIWa 
brucei)を注射したウサギの悪液質の生化学的メ
カニズムを研究している他の研究者達はリボたん白質リ
パーゼ活性の抑制により生じた血漿中の超低密度リポた
ん白質の濃度増大を観察した(RouzerおよびCe
rami +Mo1.  Biochem、 Para
sitol+  2 : 31−38(1980)、続
いて、マクロファージおよびマクロファージ細胞系が脂
肪分野細胞系中のリポたん白質リパーゼの活性を抑制し
得るCPSに応答して産生じたモノ力インを同化するこ
とを示唆した。このグループは、その後、カケクチンで
経るモノ力インの遺伝子を単離し、精製し、クローン化
し、カケクチンとTNFが同一のたん白質であることを
示唆した。このTNFは名称TNFαが与えられた。
リンホトキシン(腫瘍壊死因子−βと表示)は活性化T
細胞の産生物であり、腫瘍およびウィルス怒染細胞に対
する防御に関与し、最初は、“Ruddleおよび−a
ksman + J、 Exp、 Med、 128 
:1267 (1968)  、および“Grange
rおよび−i11iams、 Nat、 (Lond、
 )218 : 1253(196B)  ”によって
開示された。
ヒトTNF−αおよびTNF−βは同じ生物学的活性を
有することが見い出されているが、両者はわずかに28
%のアミノ酸配列相同性しか有していない(Penn 
ica等、Proc、 Natl、 Acad、 Sc
i、。
USA、82:6060 (1985))。
組換え法による各TNFの産生は先ずGray等および
Penn1ca等によって、それぞれ、Na ture
(Lond、) 312ニア21 724 (1984
)および317:724−729 (1984)に記載
されている。
種々の研究は各TNFがインビボでの潜在的抗腫瘍活性
を有し直接的および間接的な両方の効果により腫瘍退行
を生じていることを示唆している。
しかしながら、その毒性は重大な制約となっている。こ
れらの情勢は、例えば、’ Tumor Necros
isFactor  and  Re1ated  C
ytotoxing 、 C1baFoundatio
n Symposium (3L John Wtle
y & 5ons社刊、1987”において見い出され
る。
一般的には、腫瘍の壊死および退行を引き起すTNFの
投与は毒性投与に近い。
発熱、悪寒、食欲不振および吐気を含むTNFの全身的
毒性は殆んどの患者において見られ、投与に明確には関
与していない。しかしながら、他の毒性には、肝R機能
異常、低血圧症、−時的神経変化および血液学的異常が
ある。
TNFの最初の臨床試験は日本において開始され、キム
テ等はrHuTNFで治療した75人の患者の結果を報
告した(Proc、 Int、 Cancer Con
gr。
Abstr、1490.  p、389.1986)。
この試験においては、I X 10’〜16X10’単
位/dが静脈内ポーラスとして投与された。明確には投
与と関連しない全身的副作用と共に、早期血小板減少症
が15%の患者でみられ、肝臓毒性投与限界となった。
タグチ等は、Proc、 Int。
Cancer Congr、 Abstr、  445
5+  p、  1.151゜1986において、組換
えTNFによるもう一つの早期臨床試験を記載している
。患者は30分間注入として毎日または週に2回TNF
の1〜20X10’単位投与量で治療された。全身毒性
の増大とは別に、血清トランスアミナーゼの活性増大が
治療患者の56%に見られ、低血圧症は46%の患者で
見られ、臨床ショックはTNF治療を受けた2人の患者
で見られた。
Creaven等、Prod、 Int、 Cance
r−Congr、 Adstr。
1106、p、289.1986によるrHu TNF
の臨床試験においては、lXl0’〜4.8 x 10
5′単位/dの投与が1時間静脈内注入として報告され
、この注入は血圧の変化をしばしば伴い、症状的低血圧
がこの試験における投与限界毒性であった。
Khan等、Proc+^m、^5soc、 Canc
er Res、、 27 :320.1986による試
験においては、一般的な全身毒性が投与限界であった。
分子規模においてTNFは化学療法で用いる最も毒性の
ある物質の1つであることが指摘されている。
ある研究においてはTNFと他の物質との組合せ治療を
研究している。TNFとエンドトキシンまたはIFN−
γの組合せは抗腫瘍効果と毒性の両方を増大させた。B
loksma等は脱毒、エンドトキシンとポリ (A 
: U)を使用した;こ02つの薬剤はそれ自体で抗腫
瘍活性を殆んどあるいは全く有しないが、非存知的な投
与量のTNFと組合せたとき腫瘍壊死および退行を誘起
するのに有効であった。
相乗効果はTNFとα−IFNの組合せによる細胞毒性
試験においてインビトロで観察された。
発凱皇古昇 本発明の目的はTNFの抗腫瘍活性を増進することので
きる新規な組合せ治療を提供することである。
化合物2,6−ビス(ジェタノールアミン)4.8−ジ
ピペリジノーピリミド(5,4−d)ピリミジンは一船
名ジピリダモールであり、その調製法は、例えば、米国
特許第3,031,450号に記載されている。
ジピリダモールは周知の血管拡張剤でありまた血小板凝
集抑制特性をも有し;これらの性質により、多年に亘っ
て、慢性冠動脈不全の治療においておよび心臓梗塞の予
防および治療において並びに動脈血栓症の予防において
広汎な使用が見い出されている。
より最近になって、腫瘍治療におけるジピリダモールの
使用の可能性が研究されている。ここでの興味は、ジピ
リダモールがDNAを劣下させないけれどもDNA合成
のサルベージ経路の有効なブロッカ−でありまたジピリ
ダモールが細胞膜を通してのヌクレオシド輸送を抑制し
内部細胞ヌクレオシド量の復原をブロックしかくして腫
瘍細胞合成の重要なステップを潜在的に抑制するという
観察に由来している(Btochem、 Biophy
s、 Acta。
158 : 435−447.1968、およびBio
chem、 Biophys、 Acta+  211
 : 8 B −94,1970参照)。
この性質のために、ジピリダモール単独および種々の抗
ガン剤との組合せでの効果が研究されている。即ち、C
han等(Cancer  Treat、 Rep。
69 : 425−430.1985)はジピリダモー
ルがN−ホスホラセチル−し−アスパルテート(PAL
A)の活性をインビトロおよびインビボにおいて増強し
得ることを見い出した。PALAは新なピリミジン合成
の早期段階を抑制すると教示されているピリミジン抗代
謝生成物であり、細胞内ピリミジンヌクレオチドの欠乏
を引き起す。
他の研究において、Chan等(Cancer Re5
earch45.3598−3604.1985年8月
)はジピリダモールがヒトの卵巣がん腫細胞系に対して
PALA活性を増大させるがそれ自体の細胞毒性を示さ
ないことを報告した。
Zhen等は、Cancer Re5earch 43
 +  1616−1619.1983年4月において
、シチジン、デオキシシチジンおよびグアノシンの各々
8μMの最適濃度での組合せでの添加がラットのへパト
ーマ3924A細胞を抗グルタミン薬アジピン(Aci
vin)の成長抑制作用から保護することおよびこの保
護はジピリダモールにより6μMの濃度でブロックされ
たことを報告した。
Ne1son等は、Cancer Re5earch 
44 、 24932496.1984年6月において
、ジピリダモールがメトトレキセート(MTX)の毒性
をチャイニーズハムスターの卵巣細胞に対しインビトロ
およびインビボの両方で増強することを報告したが、M
TXのある種の他のがん、即ち、リッジウェイ骨原性サ
ルカマおよびLIZIO白血病に対しての抗腫瘍活性は
劇的には改善されなかった。
種々の他の刊公物がジピリダモールと抗がん剤、例えば
、サイタラピン(Cancer Treat、 Rep
、 68 :361−366.1984)または2′−
デオキシアデノシン(Cancer Re5earch
 45 : 64186424.1985年12月)と
の腫瘍細胞に対する試験を開示している。
さらに、幾つかの研究はジピリダモール単独の抗がん薬
としての使用について行なわれている。
即ち、ジピリダモール/アジピンの組合せ活性について
の研究において、Weber(Cancer Re5e
arch73.3466−3492.1983年8月)
はジピリダモールがヘパトーマ3924A細胞を殺すの
に有効であることも報告した。Ba5tida(Can
cer Re5earch 45. 4048−405
2゜1985年9月)は恐らく腫瘍細胞代謝の抑制また
は腫瘍細胞の血小板を活性化する能力に含まれている1
つ以上のメカニズムの抑制に由来するジピリダモールの
潜在的抗転移効果を報告した。
文献において、抗腫瘍治療においてジピリダモールをT
NFと組合せて使用することを教示または示唆している
ものはなく、また、何らかの価値ある結果がそのような
組合せ治療から予期できることを示唆しているものはな
い。
一般的には、本発明はTNFの抗腫瘍活性を増進するた
めの医薬組成物の調製において使用するジピリダモール
またはその塩を含む。
本発明の別の態様は腫瘍を患った患者にジピリダモール
またはその塩をこれまた同じ患者に投与されるTNFの
抗腫瘍活性を増強するのに十分な量で投与することを特
徴とする腫瘍患者の治療を含む。
本発明の別の態様はTNFとジピリダモールまたはその
薬学上許容し得る塩とを腫瘍患者に投与することを含み
、ジピリダモールまたはその塩はTNFの抗腫瘍作用を
増強するのに十分な量で投与することを特徴とする腫瘍
患者の治療方法を含む。
本発明の別の態様は腫瘍患者に投与したときTNFの抗
腫瘍作用を増強するのに適する医薬組成物の製造のため
のジピリダモールまたはその薬学上許容し得る塩を含む
。
本発明のさらに別の態様は腫瘍の治療にジピリダモール
またはその薬学上許容し得る塩と一緒に使用するための
医薬組成物の製造に使用するTNFを含む。
本発明の別の態様はTNFとジピリダモールまたはその
薬学上許容し得る塩とを通常の製薬上の賦形剤と一緒に
含有する医薬組成物を含む。
本明細書で使用するTNFなる用語はTNFα、TNF
−βまたはこれらの組合せを意味する。
各TNFのアミノ酸配列、その組換え技術による調製お
よびこれらTNFを含有する医薬組成物の調製は、前述
したように、文献に記載されている。
実質的に不純物のないTNF−βの単離はヨーロッパ特
許公報筒0.100.641号に記載されており、その
組換え技術による調製はヨーロッパ特許公報筒164,
965号に記載されている。TNF−αの組換え技術に
よる調製はヨーロッパ特許筒155.549号および第
168.214号に記載されている。
ジピリダモールまたはその塩とTNFは好ましくは両者
が腫瘍部位に同時に存在するよ・うに投与する。従って
、好ましいのは、両者を同時あるいは実質的に同時に投
与する。
現在のところ、抗腫瘍治療のための好ましい有効血漿中
ジピリダモール量は約0.1〜200μMであり、治療
のためのTNFの有効型禁中の量は約1〜5000U/
−とみなされている。
ジピリダモールまたはその塩と各TNFとの推奨される
投与量は上記の血漿レベルに基づく。実際の投与量は個
々の患者の状況と条件によって主治医が変え得るもので
あることは明らかであろう。
本発明の実施における使用において、TNFは非経口ル
ートで投与できる。その投与量および投与速度は筋肉ま
たは皮下注射として日に1回好ましくは約5X106〜
5X10’より好ましくは7X106〜3.5X10’
U、である。
ヒトTNFの適切な投与形の調製は周知である。
非経口投与に好都合な投与形を調製するには、適当量の
TNFを必要に応じ適当なバッファー液を含有する5%
ヒト血清アルブミン中に溶解する。
次に、この得られた溶液を微生物学的フィルターに通し
、濾過溶液を無菌条件下にバイアルに小分する、各バイ
アルは適当量のTNFを含み、必要ならば、凍結乾燥さ
せる。各ガラスバイアルは使用前に冷条件(−20℃)
で保存するのが好ましい。TNFは公知の方法で処方し
て薬学上使用可能な組成物を得ることができ、TNFは
薬学上許容し得る担体物質と混合される:通常の担体と
その調製はE、 H,MartinによりReming
tonsPharmaceutical 5cienc
esに記載されている。
ジピリダモールまたはその塩は任意の通常の投与ルート
で、例えば、経口または非経口的に投与できる。現時点
で、好ましい投与ルートは経口である。推奨できる投与
量は、日に2回、25〜125■好ましくは30〜60
■である。
ジピリダモールは多くの形状で、例えば、10■のジピ
リダモール含有注射液として商標“ペルサンチン(Pe
rsantin )  ”として市販されており、また
25■および75■のジピリダモールを含有する各ドラ
ジエ(#M衣錠)は西ドイツ、フランクフルトa、M、
D−6000のbundesverband derP
harmazeutishen Industrie 
e、 V、によって発行されたRote Li5te 
1987に記載されている。さらに、多くの特別のガレ
スス形が文献に記載されており、これらはジピリダモー
ルの促進または遅延(持続)放出を与えるのがねらいで
あり、例えば、ヨーロッパ特許公報第0.032.56
2号に記載された遅延カプセル形およびヨーロッパ特許
第0.068.191号に記載された即時放出形がある
。さらに、遅延放出ガレスス形は英国特許第2,025
,227号に記載されている。
本発明は、種々の確立されたヒト細胞系においてジピリ
ダモールがヒ)TNFの抗腫瘍作用を促進する驚くべき
性質を示したという観察に基づいている。即ち、幾つか
の試験を以下に述べるようにして行った: 各試験で用いたマウスL−M細胞(ATCC。
CCLl、2)は日本国、大阪のダイニンポン製薬社お
よびオーストリアのビエンヌの BENDER+COGes mb)lにより提供を受け
た。
3種の確立されたヒト細胞系も用いた。これらは70オ
老男の悪性メラノーマ(レベルIVpT4NOMO)の
組成に由来するMM  I B C(Jpn。
J、Dermatol、、  96:947. 198
6)、HEC−1(子宮内がん腫細胞系)およびY(扁
平細胞がん腫細胞系)であった。各細胞は、10%の子
牛血清と抗生物(100μgストレプトマイシン/−と
100単位ペニシリンG/Wd)を含有するイーグル最
小必須培地中で、5%CO□含有湿潤化雰囲気下に37
℃で培養した。各細胞は継代培養後に各試験で用いた(
約lXl0’細胞/ 100 m*プラスチック皿)。
組換えTNF−β製剤(2,9X10’μ/■)および
組換えTNF−α製剤(6X10’μ/■)は、それぞ
れ、ダイニラポン製薬社およびBENDER+COGe
s mbHより提供を受けた。
T N I?活性はL−M細胞に対する丹毒活性を測定
することによって1単位のTNF−βが50単位のTN
F−αに相当することを確認した。ジピリダモールは西
ドイツ、Biberach an der R15sの
Or、 Karl Thomae Gm bHより入手
した。
試験した細胞の増殖上のTNFおよび/またはジピリダ
モールの効果は、5uzuki等、J、 gen。
ν1vo1.67 : 651−661.1986に記
載された手順に従う連続暴露条件下での細胞増殖試験に
より評価した。細胞増殖に対しての抑制効果の結果は、
上記文献に記載されているように、各細胞系間の各対象
(コントロール)のパーセントとして示した。一般的な
規則として、すべての試験は暗光または黄色ランプの下
で行った。
第1A図はL−M細胞をTNF−βとジピリダモールと
の種々の濃度に11日間連続暴露したのちの細胞生存割
合を示す一連のグラフである。
第1B図は図中に示した各活性物質の濃度で11日間培
養したのちの培養プレートの一連の写真である。
マウスL−M細胞は第1図に示すようにTNFβの抗増
殖作用に高感受性であることは良く知られている。第1
AおよびB図はL−M細胞がジピリダモールに対しても
予想外に感受性があるを示している。しかしながら、L
−M細胞の細胞増殖は各薬剤単独よりも2つの薬剤の組
合せ処理によりもっと抑制された。この相乗効果は次ぎ
に述べるようにヒト腫瘍細胞系においても見い出された
。
第2A図はTNF−β、ジピリダモールとTNF−の、
およびジピリダモールそれぞれの種々の濃度に14日問
および11日間連続暴露したのちのY細胞の細胞生存割
合を示す一連のグラフである。第2B図は図中に示す各
活性物質の濃度での11日培養後培養プレートの一連の
写真である。第2AおよびB図に示すように、Y細胞の
2Aおよび2B増殖は各薬剤単独(1〜100μ/■の
TNF−βと0.1μM〜10μMのジピリダモール)
で抑制されているが2つの薬剤の組合せによる処理では
より著しく抑制された。TNF製剤の種類にかかわらず
、Y細胞に対する相乗効果は観察された。相乗効果は、
例えば、50μ/−以上のTNF−αと0.1μM以上
のジピリダモールとで処理したY細胞において明白であ
る。
第3A図はTNF−αとジピリダモールの種々の濃度に
8日間連続暴露したのちのMM−I CB細胞の細胞生
存割合を示す一連のグラフである。
第3B図は図中に示した各活性物質の濃度で8日間培養
したのちの培養プレートの一連の写真である。第3図に
示すように、MM−I CB細胞もジピリダモール単独
およびTNF−α単独の抑制作用に対して感受性である
が、その組合せに対してはもっと感受性である。
第4A図はTNF−βとジピリダモールの種々の濃度に
11日間連続暴露したのちHEC−1細胞生存割合を示
す一連のグラフである。第4B図は図中に示した活性物
質の濃度で11日間培養したのちの培養プレートの一連
の写真である。
第4図からは、HEC−1細胞はTNF−βとジピリダ
モールとに感受性を示すがその組合せにはもっと著しく
感受性であることが理解できる。
TNF感受性を50%抑制効果に必要な投与量(rD、
。)に従って比較する場合、最大の感受性は3μ/−以
下のID、。を有するL−M細胞において観察された。
試験した3つのヒト細胞系のうちでは、MM−ICBが
最小のID、。(50μ/−)を示した。種々の細胞系
間での異なる感受性度合にもかかわらず、ジピリダモー
ルとの組合せ処理は試験したすべての細胞系の増殖を急
激に抑制できた。
上記の試験で用いた各ヒト細胞系をそのHu IFHに
対する感受性に基づいて3つのグループに分けた。Hu
lFN惑受性のレベルにもかかわらず、TNFとジピリ
ダモールの組合せは細胞増殖に対して著しい抑制効果を
もたらした。
茅−一」−一一表 使用したヒト細胞株およびその特性 flu IFNの抗増殖 株    組  織   効果に対tル感受性Y   
扁平細胞かん腫   そ賎ど感受性北MM−ICB  
 悪性メラノーマ    感受性ありDEC−1子宮内
〃ん腫    抵 抗 性さらに試・験して、TNF−
αの抗増殖作用のジピリダモールによる促進を他の腫瘍
細胞系、即ち、黒皮症メラノーマ細胞系、HMV I 
 (Gann 、 73 :952.1982)、およ
び膠芽細胞系、T−98(Jpn、 Cancer C
hemoLher、、  9 ; 1400 、198
2)中で追加確認した。
これら両細胞系は共にTNF−α単独に感受性であった
が、TNF−αとジピリダモール(1μM〜10μM)
との組合せ処理に供したときには、両細胞系の増殖抑制
は実質的に増強されていた;ただし、ジピリダモールそ
れ自体は10IMにおいてさえもわずかな抑制効果しか
有しなかった。
正常な繊維芽細胞系(J、 Biochem、+ 10
4 :570.1988)もTNF−αおよびジピリダ
モールのそれぞれに感受性であったが、驚くべきことに
、TNF−αのジピリダモールによる促進作用に対して
は感受性を示さなかった。
結果は第5図に示すが、第5図はメラノーマHMV I
細胞(A)、原著細胞(B)および繊維芽細胞(C)中
でのTNF−αおよびジピリダモールの種々の濃度に対
する連続暴露8日後の細胞生存割合を示す。
従って、TNFのジピリダモールによる活性増進は腫瘍
細胞系に対してのみ増大され正常繊維芽細胞に対しては
増強されていないようである。
完全動物でのTNF−αの抗増殖効果を促進するジピリ
ダモールの作用を次のようにして試験した: ヌードマウス(BALB/cA、JcL−nu。
4週令)にMM−1cB (5X10’細胞/マウス)
を注射し、次いでTNF−α(2X105μ/マウス)
をS、C,投与し、そしてジピリダモール(0,1■/
マウス)を合計62日間の細胞植付後の3日で始まる各
第2日毎に経口投与した。
黒色腫瘍が処理したヌードマウスすべての注入部位に現
われた;腫瘍中のほんのわずかな壊死がTNF−α処理
マウスで見い出され、ジピリダモール処理マウスの腫瘍
に変化はなかったが、壊死および潰瘍形成の急激な減少
が組合せ処理マウスで検知された(第6図) 次−」L−但 実施例 1 1.07X10’  ltJ  TNF−αを  する
アンプル成分: T N F −ot    1,07 X 10’ I
II(0,218mg)(1)  HS A     
  10.00■(2) Na1lzPO4X 2Hz
0   0.78 Nf3) NaJPO4X12+1
20   1.79 #(4) NaC1,1,17a
ir (5)注射水        1.0  艷成分2.3
および4を緊密に混合し、水の最終容量の1/3に溶解
させた。
得られた溶液に、所望量のTNF−αを含有しTNF−
αバルク溶液から採取したTNF溶液の1容量を加えた
。次に、水を得られた溶液に加えて上記の所望の最終容
量とした。
溶液は滅菌濾過に供し、その1一部分をアンプルに詰め
凍結乾燥させた。
実施例 2 実施例1を繰返して5.35 X 106I U(0,
108■)のTNF−αを含有するアンプルを得た。
実施例 3 0.96X10’ U  TNF−βを4有するアンプ
ル成分: (1)TNFβ    0.96X10’ U(0,5
5■)(21H3A       33mg (3)注射水        1.1d(0,9%Na
C12)TNF−βバルク材料(NaCj!溶液中TR
I S)を20%HSA溶液および水で所定濃度に希釈
し、その1yd部分をアンプルに詰め次いで凍結乾燥さ
せた。バルク材料からの残りは16.7mMのNaCj
!と3.3mMのTRl5とを含有している。
実施例 4 30■のジピリダモールを人 するドラジェ組成: (1)  ジピリダモール     30■(2)  
乳  酸           30mg(3)ポテト
スターチ    17.5曙(4ン エーロジル   
     1.5■(5)   ステアリン 酸マグネ
シウム          1. 0  mgl、2お
よび3を混合し、得られた混合物に水を加えて湿潤塊を
調製した。
上記の湿潤塊を1.6 mのあきを有するふるいに通し
、乾燥室で45℃で乾燥させた。乾燥粒子を1 +uあ
きを有するふるいに通して4および5と混合した。
最終混合物をプレスしてドラジェを調製した。
コア重N: 80■ 調製したドラジェコアを公知の方法で表面コーティング
により被覆した;コーティングは砂糖とタルクから木質
的になっていた。このコーティングはまた認可された着
色剤も含み得る。最終ドラジエはワックスでみがいた。
ドラジエ重量    120■ 実施例 5 10■のジピリダモール4 アンプル ジピリダモール      10■ 酒石酸    4■ ポリエチレングリコ−)し             
 100 I!1gpH2,7に調整した塩酸(IN)
      q、a、(0,018m)注射水    
2ml ジピリダモールと他の各成分を水に溶解した。
滅菌濾過したのち、溶液をアンプルに詰め、加熱により
滅菌した。
実施例 6 実施例1〜3からのアンプルを注射水または等張食塩水
を用いて注射用に処方し2−の注射液を得た。
【図面の簡単な説明】
第1A図はL−M細胞をTNF−Dとジピリダモールと
の種々の濃度に11日間連続暴露したのちの細胞生存割
合を示す一連のグラフである。第1B図は図中に示した
各活性物質の濃度で11日間培養したのちの生物の形態
(L−M細胞の生存を示す培養プレート)の一連の写真
である。 第2A図はTNF−D、ジピリダモールとTNF−α、
およびジピリダモールそれぞれの種々の濃度に14日問
および11日間連続暴露したのちのY細胞の細胞生存割
合を示す一連のグラフである。第2B図は図中に示す各
活性物質の濃度での11日培養後の生物の形態(Y細胞
の生存を示す培養プレート)の一連の写真である。 第3A図はTNF−αとジピリダモールの種々の濃度に
8日間連続暴露したのちのMM−1cB細胞の細胞生存
割合を示す一連のグラフである。 ’J3B図は図中に示した各活性物質の濃度で8日間培
養したのちの生物の形態(MM−1cB細胞の生存を示
す培養プレート)の一連の写真である。 第4A図はTNF−Dとジピリダモールの種々の濃度に
11日間連続暴露したのちのHEC−1細胞の細胞生存
割合を示す一連のグラフである。 第4B図は図中に示した活性物質の濃度で11日間培養
したのちの生物の形態(HEC−1細胞の生存を示す培
養プレート)の一連の写真である。 第5図はメラノーマHMV I細胞(A)、原著細胞(
B)および繊維芽細胞(C)でのTNF−αおよびジピ
リダモールの種々の濃度に対する連続暴露8日後の細胞
生存割合を示す。 TNF β(U/mIり Flg 、 TB−1 Flg、IB−3 5U/ml TNF−β 図面の浄書 ノビ″リグモ ル(μM) FIg、18−2 +opMジピリダモール Fig 、 1B−4 5LJ/ml TNF βと10μMジピリダモール 対IK4にijシての割合 (壬) ロ ロ Flo 、 28−1 Fl(1、2B−3 500U/m[TNF  a 対照に対しての゛)、り合 (係) Flg、2B−2 FIg、2B−4 500U/mt TNF−aと+PMジピリダモールT
NF−α(U/都) Flg、3B−1 F19.38−3 500 U/ml TNF  a ノビリグモ ル(μM) Fig 、 3B−2 1μMジピリダモール F19.3B−4 500U/ml TNF−aとIμMジピリダモール’
I” N F−β (U/1rL1.) i g・ A− Flq 、 4B−1 FIg、4B−3 10Ll/ml TNF−β ジピリダモール (μM)   i g。 Fl(] 、 4B−2 1μMジピリダモール Flg 、 4B−4 10U/ml TNF−βとIPMジピリダモール1、
事件の表示 29発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 4、代 (方式) %式% (1)願書に最初に添付した明細書及び図面の浄書別紙
のとおり (2)御指令に基づき明細書の図面の簡単な説明の欄を
次のとおり訂正いたしました。 (a)  明細書第29頁2行及び3行を次のとおり訂
正した。 「間培養したのちの生物の形態(L−M細胞の生存を示
す培養プレート)の一連の写真である。」 わ)同第29頁9行及び10行を次のとおり訂正した。 「での11日培養後の生物の形態(Y細胞の生存を示す
培養プレート)の一連の写真である。」 (C)  同第29頁15行及び16行を次のとおり訂
正した。 「間培養したのちの生物の形FW (MM−1cB細胞
の生存を示す培養プレート)の一連の写真である。」 (d)  同第30頁1行及び2行を次のとおり訂正(
e) した。 「間培養したのちの生物の形態(HEC−1細胞の生存
を示す培養プレート)の一連の写真である。」 同第30頁7行以下の文を削除した。 (第6図は図面に描くことは不可能であり、参考写真と
して別途物件提出書で提出しますので削除いたしました
。)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、腫瘍壊死因子の抗腫瘍作用を増強するのに適する医
    療組成物の調製用のジピリダモールまたはその薬学上許
    容し得る塩。 2、腫瘍の治療にジピリダモールまたはその薬学上許容
    し得る塩と一緒に使用するための医薬組成物の調製用の
    腫瘍壊死因子。 3、腫瘍壊死因子とジピリダモールまたはその薬学上許
    容し得る塩を腫瘍患者に投与することを含み、ジピリダ
    ゾールを腫瘍壊死因子の抗腫瘍作用を増強するような量
    で投与することを特徴とする腫瘍患者の治療方法。 4、患者に投与する腫瘍壊死因子の抗腫瘍作用を増強す
    るような量で、ジピリダモールまたはその薬学上許容し
    得る塩を患者に投与することを特徴とする腫瘍患者の治
    療方法。 5、腫瘍を患い腫瘍壊死因子を投与された患者の治療用
    であってジピリダモールまたはその塩が腫瘍壊死因子の
    抗腫瘍作用を増強するように投与されるジピリダモール
    またはその薬学上許容し得る塩。 6、腫瘍壊死因子とジピリダモールまたはその薬学上許
    容し得る塩とを含む医薬組成物。
JP1212011A 1988-08-18 1989-08-17 腫瘍治療用医薬組成物 Pending JPH02188526A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508391A (ja) * 2003-10-15 2007-04-05 コンビナトアールエックス インコーポレーティッド 免疫炎症性障害の治療のための方法および試薬
JP2022503879A (ja) * 2018-09-27 2022-01-12 アイテオ ベルギウム エスエー がん治療におけるentファミリートランスポーター阻害剤の使用及びそのアデノシン受容体アンタゴニストとの組み合わせ

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