JPH02191212A - 3―ヒドロキシ酪酸(β―ヒドロキシ酪酸)及びその塩からなる輸液製剤 - Google Patents
3―ヒドロキシ酪酸(β―ヒドロキシ酪酸)及びその塩からなる輸液製剤Info
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- JPH02191212A JPH02191212A JP1193202A JP19320289A JPH02191212A JP H02191212 A JPH02191212 A JP H02191212A JP 1193202 A JP1193202 A JP 1193202A JP 19320289 A JP19320289 A JP 19320289A JP H02191212 A JPH02191212 A JP H02191212A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は生体内蛋白異化亢進状態にある患者にエネルギ
ーを補給するための輸液製剤に関し、更に詳しくは、(
1)外傷、熱傷、外科的手術後、重症感染症等、身体に
侵襲が加わった患者、(2)肝機能が低下しており、肝
のケトン体合成能が低下している患者、(3)経口摂取
が不能である患者、栄養障害(特にprotein−c
alorie malnut−riHon)のある患者
に対し、エネルギー補給と生体内蛋白異化の抑制を目的
とする輸液製剤に関するものである。
ーを補給するための輸液製剤に関し、更に詳しくは、(
1)外傷、熱傷、外科的手術後、重症感染症等、身体に
侵襲が加わった患者、(2)肝機能が低下しており、肝
のケトン体合成能が低下している患者、(3)経口摂取
が不能である患者、栄養障害(特にprotein−c
alorie malnut−riHon)のある患者
に対し、エネルギー補給と生体内蛋白異化の抑制を目的
とする輸液製剤に関するものである。
また、本発明の輸液製剤は、上記の状態でしばしば認め
られる代謝性アシド−シスに対するアルカリ化剤として
も有用である。
られる代謝性アシド−シスに対するアルカリ化剤として
も有用である。
本発明の輸液組成物の対象である3−ヒドロキシ酪酸は
、当初、糖尿病患者の尿より(R) −3ヒドロキシ酪
酸が発見され、病的状態で生体内に見出される無用の代
謝産物と考えられていた。
、当初、糖尿病患者の尿より(R) −3ヒドロキシ酪
酸が発見され、病的状態で生体内に見出される無用の代
謝産物と考えられていた。
また、脂肪由来のエネルギー基質としては長鎖脂肪酸に
関心が集まっていたため、本物質の生理学的意義につい
ては長い間注意が払われることがなかったのである。そ
の有用性については特開昭58−201746に見られ
るように、その(D)一体に心筋代謝保護作用のあるこ
とが発見され、L−リジンやL−アルギニンの塩として
心筋代謝疾患に効果のある薬剤組成物としての用途が僅
かながら開拓されている。一方、この3−ヒドロキシ酪
酸について、近年グルコースに代わる相補的基質として
、また生体内の“カロリツクホメオスタシス(calo
ric ho+meostasts)”の保持という意
味で、本物質のもつ注目すべき生理学的意義が明らかに
されつつある。
関心が集まっていたため、本物質の生理学的意義につい
ては長い間注意が払われることがなかったのである。そ
の有用性については特開昭58−201746に見られ
るように、その(D)一体に心筋代謝保護作用のあるこ
とが発見され、L−リジンやL−アルギニンの塩として
心筋代謝疾患に効果のある薬剤組成物としての用途が僅
かながら開拓されている。一方、この3−ヒドロキシ酪
酸について、近年グルコースに代わる相補的基質として
、また生体内の“カロリツクホメオスタシス(calo
ric ho+meostasts)”の保持という意
味で、本物質のもつ注目すべき生理学的意義が明らかに
されつつある。
エネルギー基質としての本物質の意義については、脂肪
由来のエネルギー基質であり、親水性の橿めて&IIm
移行性の良い物質であること、インヴイトロ(111i
tro)の実験では長鎖脂肪酸やグルコースに優先して
組織で利用されることが知られており((1)Fors
ey R,G、P、、 Re1d、 K+ Brosn
an J。
由来のエネルギー基質であり、親水性の橿めて&IIm
移行性の良い物質であること、インヴイトロ(111i
tro)の実験では長鎖脂肪酸やグルコースに優先して
組織で利用されることが知られており((1)Fors
ey R,G、P、、 Re1d、 K+ Brosn
an J。
T、 Can、 J、l rフィジオロジカル・ファ
ーマコロジイ−(Physiol、 Phars+ac
o1.)」65.401406+ 1987 (2)
Robinson A、門、、 Willias+s
on D、 H,+ 「フィジオロジカル・レヴユース
(Physiological Re−views)
」60 (1)、143J87.1980) 、このよ
うな点から本物質は優れたエネルギー基質と考えること
ができる。
ーマコロジイ−(Physiol、 Phars+ac
o1.)」65.401406+ 1987 (2)
Robinson A、門、、 Willias+s
on D、 H,+ 「フィジオロジカル・レヴユース
(Physiological Re−views)
」60 (1)、143J87.1980) 、このよ
うな点から本物質は優れたエネルギー基質と考えること
ができる。
生体内でグルコースの補給が途絶えた場合には、本物質
は主要なエネルギー基質として利用されることが知られ
ているが、肥満患者のダイエツト(very−1ow−
energy diets)を施行中に経静脈的に投与
された(RS)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムが蛋白
異化を抑制することが報告されている((1)Rawa
n G、L、S、、 Semple S、L、G、、
rランセット(Lancet) J 1.15〜17.
1983 ; (2) Sherwin RS、 H−
endler R,G、、 Fe1ic P、+ ’
ザ・ジャーナル・オブ・クリニカル・インヴエスティゲ
イション(TheJournal or C11nic
al Investigation) J 55+ 1
382〜1390.1975)、これは強制的にもたら
された生体内でのグルコース枯渇状態における本物質の
投与例の報告であるが、本発明者らは重度の外傷、熱傷
急性期の患者、術後等の外科的侵襲が著しい患者、肝不
全を併発している患者、経口摂取が不能となっている患
者、糖尿病性を除く代謝性アシド−シス状態の患者等が
グルコース、アミノ酸等の代謝異常を生じ、そのため経
静脈的に投与される糖、アミノ酸、脂肪等の栄養素の利
用が損なわれるために、自己の生体内蛋白の分解による
エネルギー利用を行っていること、そしてその結果、蛋
白分解により発生するアラニン、グルタミンの血中濃度
が増加し、また窒素の喪失により、血中の累積窒素平衡
が著しく負に片寄ることを確認した。かかる状態にある
患者は細胞の免疫機能が低下して重症の感染症を併発す
る場合が多い。
は主要なエネルギー基質として利用されることが知られ
ているが、肥満患者のダイエツト(very−1ow−
energy diets)を施行中に経静脈的に投与
された(RS)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムが蛋白
異化を抑制することが報告されている((1)Rawa
n G、L、S、、 Semple S、L、G、、
rランセット(Lancet) J 1.15〜17.
1983 ; (2) Sherwin RS、 H−
endler R,G、、 Fe1ic P、+ ’
ザ・ジャーナル・オブ・クリニカル・インヴエスティゲ
イション(TheJournal or C11nic
al Investigation) J 55+ 1
382〜1390.1975)、これは強制的にもたら
された生体内でのグルコース枯渇状態における本物質の
投与例の報告であるが、本発明者らは重度の外傷、熱傷
急性期の患者、術後等の外科的侵襲が著しい患者、肝不
全を併発している患者、経口摂取が不能となっている患
者、糖尿病性を除く代謝性アシド−シス状態の患者等が
グルコース、アミノ酸等の代謝異常を生じ、そのため経
静脈的に投与される糖、アミノ酸、脂肪等の栄養素の利
用が損なわれるために、自己の生体内蛋白の分解による
エネルギー利用を行っていること、そしてその結果、蛋
白分解により発生するアラニン、グルタミンの血中濃度
が増加し、また窒素の喪失により、血中の累積窒素平衡
が著しく負に片寄ることを確認した。かかる状態にある
患者は細胞の免疫機能が低下して重症の感染症を併発す
る場合が多い。
本発明者らはかかる実情に鑑み、臨床栄養学的な観点か
ら従来の細胞外液補充液及び維持輸液がもち合わせてい
ない特性を有する輸液、即ち患者が容易にエネルギー源
として代謝することを可能とし、且つ生体内蛋白の異化
の亢進を抑制できる輸液製剤の開発を目的に鋭意検討を
行った結果、本発明に到達したものである。
ら従来の細胞外液補充液及び維持輸液がもち合わせてい
ない特性を有する輸液、即ち患者が容易にエネルギー源
として代謝することを可能とし、且つ生体内蛋白の異化
の亢進を抑制できる輸液製剤の開発を目的に鋭意検討を
行った結果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明の第1は、(R)型の立体配置を持つ3−
ヒドロキシ酪酸もしくはその塩を少なくとも1つ含有し
てなり、体蛋白異化亢進状態にある患者にエネルギーを
補給するための輸液製剤を、本発明の第2は、上記輸液
製剤が細胞外液補充輸液又は維持輸液への添加を目的と
しで、3−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ酪酸ナトリ
ウム及び3−ヒドロキシ酪酸カリウムから選択される少
なくとも1種を0.5〜2モル/lの濃度となるように
蒸留水に溶解し、pHを6〜9の範囲に調製してなる輸
液製剤を、 本発明の第3は、上記第1の輸液製剤が、無機電解質を
含有し、細胞外液補充液としてのpH及び浸透圧を有す
るように1!節して直接的に静脈への投与を可能とした
輸液製剤を、更に詳しくは、3ヒドロキシ酪酸のナトリ
ウム等無機塩0.35〜1.0重量%もしくは3−ヒド
ロキシ酪酸を0.30〜0.85重量%、pit4.5
〜8.O,浸透圧比0.7〜1.2を有するように調節
した輸液製剤を、本発明の第4は、上記第1の輸液製剤
が、糖類及び無R電解質を含有し、維持輸液としての熱
量、pit、浸透圧を有するように調節して直接的に静
脈への投与を可能とした輸液製剤を、更に詳しくは、3
−ヒドロキシ酪酸のナトリウム等無機塩濃度0゜2〜3
.0重量%、もしくは3−ヒドロキシ酪酸濃度0.18
〜2.4重量%、p)14.0〜8.0、浸透圧比1.
0〜3.0に調節した輸液製剤を、本発明の第5は、上
記第1の輸液製剤が、アミノ酸もしくはアミノ酸と糖類
及び無機電解質を含有し、維持輸液としての熱量、pi
t、浸透圧を有するように調節して直接的に静脈への投
与を可能とした輸液製剤を、更に詳しくは、3−ヒドロ
キシ酪酸のL−リジン塩、L−アルギニン塩、及び/又
はL−ヒスチジン塩の濃度を100〜8000■/輸液
100 xdl、 pH5,0〜8.0、浸透圧比3〜
13に調節した輸液製剤を、それぞれ内容とするもので
ある。
ヒドロキシ酪酸もしくはその塩を少なくとも1つ含有し
てなり、体蛋白異化亢進状態にある患者にエネルギーを
補給するための輸液製剤を、本発明の第2は、上記輸液
製剤が細胞外液補充輸液又は維持輸液への添加を目的と
しで、3−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ酪酸ナトリ
ウム及び3−ヒドロキシ酪酸カリウムから選択される少
なくとも1種を0.5〜2モル/lの濃度となるように
蒸留水に溶解し、pHを6〜9の範囲に調製してなる輸
液製剤を、 本発明の第3は、上記第1の輸液製剤が、無機電解質を
含有し、細胞外液補充液としてのpH及び浸透圧を有す
るように1!節して直接的に静脈への投与を可能とした
輸液製剤を、更に詳しくは、3ヒドロキシ酪酸のナトリ
ウム等無機塩0.35〜1.0重量%もしくは3−ヒド
ロキシ酪酸を0.30〜0.85重量%、pit4.5
〜8.O,浸透圧比0.7〜1.2を有するように調節
した輸液製剤を、本発明の第4は、上記第1の輸液製剤
が、糖類及び無R電解質を含有し、維持輸液としての熱
量、pit、浸透圧を有するように調節して直接的に静
脈への投与を可能とした輸液製剤を、更に詳しくは、3
−ヒドロキシ酪酸のナトリウム等無機塩濃度0゜2〜3
.0重量%、もしくは3−ヒドロキシ酪酸濃度0.18
〜2.4重量%、p)14.0〜8.0、浸透圧比1.
0〜3.0に調節した輸液製剤を、本発明の第5は、上
記第1の輸液製剤が、アミノ酸もしくはアミノ酸と糖類
及び無機電解質を含有し、維持輸液としての熱量、pi
t、浸透圧を有するように調節して直接的に静脈への投
与を可能とした輸液製剤を、更に詳しくは、3−ヒドロ
キシ酪酸のL−リジン塩、L−アルギニン塩、及び/又
はL−ヒスチジン塩の濃度を100〜8000■/輸液
100 xdl、 pH5,0〜8.0、浸透圧比3〜
13に調節した輸液製剤を、それぞれ内容とするもので
ある。
生体内蛋白異化亢進状態にある患者としては、例えば外
傷、熱傷、外科的手術後、重症感染症等のため身体に侵
襲が加わった患者、肝機能が低下して肝臓のケトン合成
能が低下した。患者、経口摂取不能などのため栄養障害
(とくにprotein−calo−rie maln
utrition)のある患者などが8亥当する。
傷、熱傷、外科的手術後、重症感染症等のため身体に侵
襲が加わった患者、肝機能が低下して肝臓のケトン合成
能が低下した。患者、経口摂取不能などのため栄養障害
(とくにprotein−calo−rie maln
utrition)のある患者などが8亥当する。
本発明に用いられる3−ヒドロキシ酪酸は、3位の不斉
炭素について(R)型の立体配置を持つものがエネルギ
ー補給源として有効であるので、(R)一体又は(RS
)一体として使用することができる。3−ヒドロキシ酸
の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等の無機塩の
他、L−リジン塩、L−ヒスチジン塩、L−アルギニン
塩などの塩基性アミノ酸の塩としても使用できる。特に
後者のアミノ酸塩は、アミノ酸配合輸液製剤等の他の栄
養剤と併用してエネルギー補給を行うことの多い本発明
の輸液製剤の場合には特に有用である。
炭素について(R)型の立体配置を持つものがエネルギ
ー補給源として有効であるので、(R)一体又は(RS
)一体として使用することができる。3−ヒドロキシ酸
の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等の無機塩の
他、L−リジン塩、L−ヒスチジン塩、L−アルギニン
塩などの塩基性アミノ酸の塩としても使用できる。特に
後者のアミノ酸塩は、アミノ酸配合輸液製剤等の他の栄
養剤と併用してエネルギー補給を行うことの多い本発明
の輸液製剤の場合には特に有用である。
3−ヒドロキシ酪酸もしくはその塩の濃度は、前述のよ
うに目的や型態によって多少異なるが、下限はエネルギ
ー源として静脈に投与して有効な3−ヒドロキシ酪酸や
浸透圧比のU!4節の面から、また上限は浸透圧比、p
H1栄養バランスの面から適宜法められる。
うに目的や型態によって多少異なるが、下限はエネルギ
ー源として静脈に投与して有効な3−ヒドロキシ酪酸や
浸透圧比のU!4節の面から、また上限は浸透圧比、p
H1栄養バランスの面から適宜法められる。
また先に述べた3−ヒドロキシ酪酸もしくはその塩の濃
度範囲では(R)体を使用する場合と(RS)体を使用
する場合で有効なエネルギー源である(R)体の濃度が
異なるが、浸透圧比の調節上(R)体、(RS)体のい
づれを使用しても、通常、記載した濃度で使用する。従
って、(R)体の有効濃度は(RS)体を下限値で使用
した場合にもエネルギー補給の効果を示す。
度範囲では(R)体を使用する場合と(RS)体を使用
する場合で有効なエネルギー源である(R)体の濃度が
異なるが、浸透圧比の調節上(R)体、(RS)体のい
づれを使用しても、通常、記載した濃度で使用する。従
って、(R)体の有効濃度は(RS)体を下限値で使用
した場合にもエネルギー補給の効果を示す。
細胞外液補充液及び維持輸液の成分として使用する無機
電解質としては、一般にリンゲル輸液製剤及びグルコー
ス、マルトース、ソルビトール、マンニトール、キシリ
トール、各種アミノ酸配合輸液製剤に配合添加されてい
る塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩
化マグネシウムの如きアルカリもしくはアルカリ土類金
属塩;リン酸二水素ナトリウム(カリウム)、リン酸水
素ナトリウム(カリウム)の如き緩衝塩等の無機電解質
が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合して用いら
れる。
電解質としては、一般にリンゲル輸液製剤及びグルコー
ス、マルトース、ソルビトール、マンニトール、キシリ
トール、各種アミノ酸配合輸液製剤に配合添加されてい
る塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩
化マグネシウムの如きアルカリもしくはアルカリ土類金
属塩;リン酸二水素ナトリウム(カリウム)、リン酸水
素ナトリウム(カリウム)の如き緩衝塩等の無機電解質
が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合して用いら
れる。
維持輸液に使用する糖成分としては、ブドウ糖、マルト
ース、果糖の如き還元WED−ソルビトール、マンニト
ール、キシリトールの如き非還元糖;デキストランの如
きデンプン分解から得られる多糖類等が挙げられ、これ
らは単独又は2種以上混合して用いられる。また、アミ
ノ酸としては混合アミノ酸軸液に使用されているし一ア
ミノ酸又はその塩酸塩が挙げられる。これらは単独又は
混合して用いられる。
ース、果糖の如き還元WED−ソルビトール、マンニト
ール、キシリトールの如き非還元糖;デキストランの如
きデンプン分解から得られる多糖類等が挙げられ、これ
らは単独又は2種以上混合して用いられる。また、アミ
ノ酸としては混合アミノ酸軸液に使用されているし一ア
ミノ酸又はその塩酸塩が挙げられる。これらは単独又は
混合して用いられる。
輸液製剤の調製にあたって、各成分を溶解後、溶液のp
Hと浸透圧比を調整する。特に3−ヒドロキシ酪酸を使
用する場合は、それ自身酸性度が強(、水酸化ナトリウ
ムによる9H調節が必要である。
Hと浸透圧比を調整する。特に3−ヒドロキシ酪酸を使
用する場合は、それ自身酸性度が強(、水酸化ナトリウ
ムによる9H調節が必要である。
例えば、細胞外液補充輸液又は維持輸液への添加を目的
とする場合は、3−ヒドロキシ酪酸及び/又はその塩を
好ましくは0.5〜2上2モルの濃度となるように水に
溶解し、pHを好ましくは6〜8の範囲に調整する。濃
度、pHとも上記範囲外でも使用可能であるが、濃度に
ついては上記範囲内のものが取り扱いが容易であり、ま
たpHについては上記範囲内では別途pHの矯正も不要
であるので好都合である。
とする場合は、3−ヒドロキシ酪酸及び/又はその塩を
好ましくは0.5〜2上2モルの濃度となるように水に
溶解し、pHを好ましくは6〜8の範囲に調整する。濃
度、pHとも上記範囲外でも使用可能であるが、濃度に
ついては上記範囲内のものが取り扱いが容易であり、ま
たpHについては上記範囲内では別途pHの矯正も不要
であるので好都合である。
次に、本発明の輸液組成の具体例を示す。
(1)細胞外液補充液もしくは維持輸液への添加を目的
とする輸液組成 組成(a): 3−ヒドロキシ酪酸((RS)もしくは(R)体〕 :
5.2〜10.4重量% 水酸化ナトリウム二輸液pH6,0〜8.0に調節する
量 注射用f留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:3〜6 組成(b): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)もしくは(R
)体):6.3〜12.6重量% 注射用蒸留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 pH: 6.0〜8.0 浸透圧比:3〜6 組成(C): 3−ヒドロキシ酪酸((R5)もしくは(R)体] :
10.4〜20.8重量% 水酸化ナトリウム;輸液PH6,0〜9.0に調節する
量 注射用蒸留水二上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:3〜11 組成(d): 3−ヒドロキシ酪酸((RS)もしくは(R)体) :
5.2〜10.4重量% 水酸化ナトリウム:輸液ρ118.0〜9.0に調節す
る量 注射用蒸留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:3〜11 組成(e): 3−ヒドロキシ酪酸((R5)もしくは(R)体〕:5
.2〜10゜4重量% 水酸化ナトリウム二輸液pH6,0〜9.0に調節する
量 注射用蒸留水二上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:6〜11 組成(f): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((R5)もしくは(l
?)体):12.6〜25.2重量%注射用蒸留水:上
記の濃度となるよう稀釈に要する量 p)l : 6.0〜9.0 浸透圧比=3〜11 組成(g): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)もしくは(R
)体):6.3〜12.6重量% 注射用蒸留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 pH: 8. O〜9.0 浸透圧比:3〜11 組成(h): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((R5)もしくは(R
)体):6.3〜12.6重量% 注射用蒸留水二上記の濃度となるよう稀釈に要する量 pHr6.0−a。
とする輸液組成 組成(a): 3−ヒドロキシ酪酸((RS)もしくは(R)体〕 :
5.2〜10.4重量% 水酸化ナトリウム二輸液pH6,0〜8.0に調節する
量 注射用f留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:3〜6 組成(b): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)もしくは(R
)体):6.3〜12.6重量% 注射用蒸留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 pH: 6.0〜8.0 浸透圧比:3〜6 組成(C): 3−ヒドロキシ酪酸((R5)もしくは(R)体] :
10.4〜20.8重量% 水酸化ナトリウム;輸液PH6,0〜9.0に調節する
量 注射用蒸留水二上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:3〜11 組成(d): 3−ヒドロキシ酪酸((RS)もしくは(R)体) :
5.2〜10.4重量% 水酸化ナトリウム:輸液ρ118.0〜9.0に調節す
る量 注射用蒸留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:3〜11 組成(e): 3−ヒドロキシ酪酸((R5)もしくは(R)体〕:5
.2〜10゜4重量% 水酸化ナトリウム二輸液pH6,0〜9.0に調節する
量 注射用蒸留水二上記の濃度となるよう稀釈に要する量 浸透圧比:6〜11 組成(f): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((R5)もしくは(l
?)体):12.6〜25.2重量%注射用蒸留水:上
記の濃度となるよう稀釈に要する量 p)l : 6.0〜9.0 浸透圧比=3〜11 組成(g): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)もしくは(R
)体):6.3〜12.6重量% 注射用蒸留水:上記の濃度となるよう稀釈に要する量 pH: 8. O〜9.0 浸透圧比:3〜11 組成(h): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((R5)もしくは(R
)体):6.3〜12.6重量% 注射用蒸留水二上記の濃度となるよう稀釈に要する量 pHr6.0−a。
浸透圧比=3〜11
(2)細胞外液補充液としての輸液製剤組成(a):
3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム
0.35〜1.0重量%
塩化ナトリウム 0.41〜0.6重量%塩化
カリウム 0.03重■%塩化カルシウム
0.02重量%注射用蒸留水に稀釈溶解 pH: 4.5〜8.0 浸透圧比:0.7〜1.2 組成(b): 3−ヒドロキシ酪酸 0.30〜0.85重量%水酸
化ナトリウム 溶液の9Hが設定したpiとなる量 塩化ナトリウム 0.41〜0.6重量%塩化カ
リウム 0.03重量%塩化カルシウム
0.02重量%注射用蒸留水に稀釈溶解 pH: 4.5〜8.0 浸透圧比80.7〜1.2 (3)維持輸液用基本液としての輸液製剤組成(a): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)体又は(R)
0.2〜0.6重量% I!i質 2.0〜5.0重量%塩
化ナトリウム 0.09重量%塩化カリウム
0.149重量%pH: 4. O〜8.0 浸透圧比=1.0〜1.6 組成(b): 3−ヒドロキシ酪酸((R5)又は(11)体〕0.1
8〜0.5重量% 糖質 2.0〜5.0重量%塩化ナ
トリウム 0.09重量%体〕 塩化カリウム 0.149重量%水酸化ナト
リウム 溶液のpHが設定したpHとなる量 pH: 4. O〜8.0 浸透圧比:1.0〜1.6 組成(C): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムC(1?s)又は(+?
)体〕0.6〜3.0重量% 糖質 2.0〜5.0重量%塩化ナ
トリウム 0.09重量%塩化カリウム
0.149重量%pH: 4. O〜8.0 浸透圧比:1.0〜3.0 組成(d): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)又は(R)体
30.2〜0.6重量% 糖質 2.0〜5.0重量%塩化ナ
トリウム 0.09重量%塩化カリウム
0.149重量%pH: 4.0〜8.0 浸透圧比=1.6〜3.0 組成(e): 3−ヒドロキシ酪酸((RS)又は(R)体〕0.5〜
2.4重量% l1li 2.0〜5.0重量%
塩化ナトリウム 0.09重置%塩化カリウム
0.149重量%水酸化ナトリウム 溶
液のpiが設定したpHとなる量 pH74,0〜B、0 浸透圧比:1.0〜3.0 組成(f): 3−ヒドロキシ酪酸[(R5)又は(R)体]糖質 塩化ナトリウム 塩化カリウム 水酸化ナトリウム pH: 0.18〜2.4重量% 2.0〜5.0重量% 0.09重量% 0、149重量% 溶液のpHが設定したpHとな る量 4.0〜8.0 浸透圧比:1.6〜3,0 上記各輸液の成分組成はあくまで配合組成例であり、各
成分の成分組成はこれらに限定されるものではない。
カリウム 0.03重■%塩化カルシウム
0.02重量%注射用蒸留水に稀釈溶解 pH: 4.5〜8.0 浸透圧比:0.7〜1.2 組成(b): 3−ヒドロキシ酪酸 0.30〜0.85重量%水酸
化ナトリウム 溶液の9Hが設定したpiとなる量 塩化ナトリウム 0.41〜0.6重量%塩化カ
リウム 0.03重量%塩化カルシウム
0.02重量%注射用蒸留水に稀釈溶解 pH: 4.5〜8.0 浸透圧比80.7〜1.2 (3)維持輸液用基本液としての輸液製剤組成(a): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)体又は(R)
0.2〜0.6重量% I!i質 2.0〜5.0重量%塩
化ナトリウム 0.09重量%塩化カリウム
0.149重量%pH: 4. O〜8.0 浸透圧比=1.0〜1.6 組成(b): 3−ヒドロキシ酪酸((R5)又は(11)体〕0.1
8〜0.5重量% 糖質 2.0〜5.0重量%塩化ナ
トリウム 0.09重量%体〕 塩化カリウム 0.149重量%水酸化ナト
リウム 溶液のpHが設定したpHとなる量 pH: 4. O〜8.0 浸透圧比:1.0〜1.6 組成(C): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムC(1?s)又は(+?
)体〕0.6〜3.0重量% 糖質 2.0〜5.0重量%塩化ナ
トリウム 0.09重量%塩化カリウム
0.149重量%pH: 4. O〜8.0 浸透圧比:1.0〜3.0 組成(d): 3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム((RS)又は(R)体
30.2〜0.6重量% 糖質 2.0〜5.0重量%塩化ナ
トリウム 0.09重量%塩化カリウム
0.149重量%pH: 4.0〜8.0 浸透圧比=1.6〜3.0 組成(e): 3−ヒドロキシ酪酸((RS)又は(R)体〕0.5〜
2.4重量% l1li 2.0〜5.0重量%
塩化ナトリウム 0.09重置%塩化カリウム
0.149重量%水酸化ナトリウム 溶
液のpiが設定したpHとなる量 pH74,0〜B、0 浸透圧比:1.0〜3.0 組成(f): 3−ヒドロキシ酪酸[(R5)又は(R)体]糖質 塩化ナトリウム 塩化カリウム 水酸化ナトリウム pH: 0.18〜2.4重量% 2.0〜5.0重量% 0.09重量% 0、149重量% 溶液のpHが設定したpHとな る量 4.0〜8.0 浸透圧比:1.6〜3,0 上記各輸液の成分組成はあくまで配合組成例であり、各
成分の成分組成はこれらに限定されるものではない。
(4)アミノ酸輸液用輸液製剤
1g(輸液100d当たり)
L−イソロイシン 500〜950L−ロイシ
ン 400〜1500L−メチオニン
200〜1200L−フェニルアラニン
100〜1300L−トレオニン 100〜
100L−トリプトファン 50〜300L
−バリン 200〜900L−システィン
1O−15OL−チロシン
30〜 70L−ヒスチジン 240〜
800L−アラニン 450〜900L−
アスパラギン酸 50〜400L−グルタミン
酸 50〜700L−プロリン
200〜1100L−セリン 20
0〜500アミノ酢酸 500〜190
0L−リジン・3−ヒドロキシ酪酸塩 100〜8000 L−アルギニン・3−ヒドロキシ酪酸塩100〜800
0 尚、アミノ酸の各個の成分は、目的に応じて随意に省略
することができる。
ン 400〜1500L−メチオニン
200〜1200L−フェニルアラニン
100〜1300L−トレオニン 100〜
100L−トリプトファン 50〜300L
−バリン 200〜900L−システィン
1O−15OL−チロシン
30〜 70L−ヒスチジン 240〜
800L−アラニン 450〜900L−
アスパラギン酸 50〜400L−グルタミン
酸 50〜700L−プロリン
200〜1100L−セリン 20
0〜500アミノ酢酸 500〜190
0L−リジン・3−ヒドロキシ酪酸塩 100〜8000 L−アルギニン・3−ヒドロキシ酪酸塩100〜800
0 尚、アミノ酸の各個の成分は、目的に応じて随意に省略
することができる。
このようにして各成分を配合し調製した輸液用組成物は
バイアル瓶もしくは本輸液に対して不活性なプラスチッ
ク容器に充填された後、充填口を密封され、蒸気により
容器ごと加熱滅菌される。
バイアル瓶もしくは本輸液に対して不活性なプラスチッ
ク容器に充填された後、充填口を密封され、蒸気により
容器ごと加熱滅菌される。
上記の輸液製剤の患者への用法は、例えば次のように行
われる。
われる。
輸液製剤の用法の第1は、1日80〜300dを少なく
とも注射用蒸留水もしくは既存の細胞外液補充液又は維
持輸液で等量販上に稀釈した後、3−ヒドロキシ酪酸と
しての添加量が1時間100ミリ等量を趙えない量の点
滴静注をする。用法の第2は、1回500〜1000d
を1時間当たり50〜1000dの投与速度で点滴静注
をする。
とも注射用蒸留水もしくは既存の細胞外液補充液又は維
持輸液で等量販上に稀釈した後、3−ヒドロキシ酪酸と
しての添加量が1時間100ミリ等量を趙えない量の点
滴静注をする。用法の第2は、1回500〜1000d
を1時間当たり50〜1000dの投与速度で点滴静注
をする。
用法の第3は、1回500〜1000dをブドウ糖とし
て1時間当たり0.5g/kg体重以下になるような投
与速度で点滴静注をする。また熱量的には、中心静脈よ
り投与する高カロリー投与の場合は2000〜2800
cal <らいに、また末梢静脈から投与物場合は1
000cal<らいになるように使用量を調節する。但
し、これらの輸液製剤の投与量並びに投与速度は、患者
の病態によって適宜調節がなされるべきであることは云
うまでもない。
て1時間当たり0.5g/kg体重以下になるような投
与速度で点滴静注をする。また熱量的には、中心静脈よ
り投与する高カロリー投与の場合は2000〜2800
cal <らいに、また末梢静脈から投与物場合は1
000cal<らいになるように使用量を調節する。但
し、これらの輸液製剤の投与量並びに投与速度は、患者
の病態によって適宜調節がなされるべきであることは云
うまでもない。
尚、本発明の輸液製剤は、グルコース等の1!類の利用
障害が生じ、生体内蛋白の分解によりエネルギーを得て
いる患者に投与する場合が多いので、アミノ酸等の他の
栄#荊と併用したり、また患者の症状によっては糖類と
併用したりすることにより、患者の回復を一層効果的に
することができる。
障害が生じ、生体内蛋白の分解によりエネルギーを得て
いる患者に投与する場合が多いので、アミノ酸等の他の
栄#荊と併用したり、また患者の症状によっては糖類と
併用したりすることにより、患者の回復を一層効果的に
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を挙げて更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに制限されないことは勿論である。
本発明はこれらに制限されないことは勿論である。
実施例1
(RS)−3−ヒドロキシ醋酸1モルを注射用蒸留水1
00−に溶解復水酸化ナトリウム溶液の満願によりpH
>8.0になるまで中和を行い、更に蒸留水を加え全量
を1j!とした。これを12容量のプラスチック容器に
充填後、充填口を密封し、蒸気により110℃2時間加
熱処理による滅菌を実施した。得られた組成液のplは
8.0、浸透圧比は6であった0次に、上記組成液25
0dに注射用蒸留水を加え全量が12になるように稀釈
し、プラスチック容器に充填後同様の操作で滅菌を行い
、輸液を調製した。
00−に溶解復水酸化ナトリウム溶液の満願によりpH
>8.0になるまで中和を行い、更に蒸留水を加え全量
を1j!とした。これを12容量のプラスチック容器に
充填後、充填口を密封し、蒸気により110℃2時間加
熱処理による滅菌を実施した。得られた組成液のplは
8.0、浸透圧比は6であった0次に、上記組成液25
0dに注射用蒸留水を加え全量が12になるように稀釈
し、プラスチック容器に充填後同様の操作で滅菌を行い
、輸液を調製した。
実施例2
下記の如<、’(RS)−3−ヒドロキシ醋酸ナトリウ
ム及び無機電解質を含有する細胞外液補充液組成をもつ
輸液を調製した。
ム及び無機電解質を含有する細胞外液補充液組成をもつ
輸液を調製した。
(RS)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム 9.70
g塩化ナトリウム 4.1g塩化カリ
ウム 3.0g塩化カルシウム
2.0g上記成分を注射用蒸留水によ
り稀釈溶解し全量をBとした。得られた組成液のpHは
7,2、浸透圧比は1であった。なお電解質組成は次の
通りであった。
g塩化ナトリウム 4.1g塩化カリ
ウム 3.0g塩化カルシウム
2.0g上記成分を注射用蒸留水によ
り稀釈溶解し全量をBとした。得られた組成液のpHは
7,2、浸透圧比は1であった。なお電解質組成は次の
通りであった。
Na” 154ミリ当量/lK°
4 〃 Ca−3〃 C1−77 CHiC)lcIhcOo −77 H 上記組成液を11容量のプラスチック容器に充填後、充
填口を密封し、実施例1と同様の操作により滅菌を実施
した。
4 〃 Ca−3〃 C1−77 CHiC)lcIhcOo −77 H 上記組成液を11容量のプラスチック容器に充填後、充
填口を密封し、実施例1と同様の操作により滅菌を実施
した。
実施例3
下記の如く、(RS)’−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウ
ム、ブドウ糖及び無機電解質を含有する維持輸液を調製
した。
ム、ブドウ糖及び無機電解質を含有する維持輸液を調製
した。
ブドウW 43 g(RS
)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム4.41g 塩化ナトリウム 0.9g塩化カリウ
ム 1.49 g水酸化ナトリウ
ム pH7,0になるよう添加上記成分を注射用
蒸留水により稀釈溶解し全量を1!とした。得られた組
成液のpHは7.0、浸透圧比は1.3であった。なお
電解質組成は次の通りであった。
)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム4.41g 塩化ナトリウム 0.9g塩化カリウ
ム 1.49 g水酸化ナトリウ
ム pH7,0になるよう添加上記成分を注射用
蒸留水により稀釈溶解し全量を1!とした。得られた組
成液のpHは7.0、浸透圧比は1.3であった。なお
電解質組成は次の通りであった。
Na” 50ミリ当I/lK・
20 〃 CF!−35 CH,CHCHXCOO−35 H 実施例4 下記の如(、(R)−3−ヒドロキシ酪酸及び無機電解
質を含有する細胞外液補充液組成をもつ輸液を調製した
。
20 〃 CF!−35 CH,CHCHXCOO−35 H 実施例4 下記の如(、(R)−3−ヒドロキシ酪酸及び無機電解
質を含有する細胞外液補充液組成をもつ輸液を調製した
。
(R)−3−ヒドロキシ酪酸 3,5g塩化ナトリ
ウム 6.0g塩化カリウム
3.0g塩化カルシウム
2.0g水酸化ナトリウム p)17.0に
11節以上の成分を注射用蒸留水により稀釈溶解し全量
を11とした。得られた組成液の浸透圧比はlであった
。
ウム 6.0g塩化カリウム
3.0g塩化カルシウム
2.0g水酸化ナトリウム p)17.0に
11節以上の成分を注射用蒸留水により稀釈溶解し全量
を11とした。得られた組成液の浸透圧比はlであった
。
Na”
Ca″l*
CI!、−
また電解質組成は下記の通りであった。
130ミリ当量/1
4 〃
109 #
CHsCl(CHmCOO−
N
上記組成液をII!、容量のプラスチ・ツク容器に充填
後、充填口を密封し、実施例1と同様の操作により滅菌
を実施した。
後、充填口を密封し、実施例1と同様の操作により滅菌
を実施した。
実施例5
下記の如く、(R)−3−ヒドロキシ醋酸カリウム及び
(R)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムを含有する高カ
ロリー維持輸液を調製した。維持軸fi700Il中の
組成は下記の通りとした。
(R)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムを含有する高カ
ロリー維持輸液を調製した。維持軸fi700Il中の
組成は下記の通りとした。
ブドウ@ 175g
(R)−3−ヒドロキシ酪酸カリウム 3.1 g(R
)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム1.8g硫酸マグネ
シウム(7水塩) 1.24gリン酸二水素カリ
ウム 0.66 g硫酸亜鉛(7水塩)
0.003 gグルコン酸カリウム
1.19 g上記維持輸液の主な電解質組成は
下記の通りであった。
)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム1.8g硫酸マグネ
シウム(7水塩) 1.24gリン酸二水素カリ
ウム 0.66 g硫酸亜鉛(7水塩)
0.003 gグルコン酸カリウム
1.19 g上記維持輸液の主な電解質組成は
下記の通りであった。
Na’
に3
Mg’
CHユCHCHgCOO−
H
実施例6
以下に示す如く、3−ヒドロキシ酪酸のL−リジン塩と
3−ヒドロキシ酪酸のL−アルギニン塩を含むアミノ酸
配合輸液を調整した。
3−ヒドロキシ酪酸のL−アルギニン塩を含むアミノ酸
配合輸液を調整した。
即ち、L−イソロイシン800■、 L−ロイシン14
00■、L−リジン(3−ヒドロキシ酪酸塩)1500
■、L−メチオニン400■、L−フェニルアラニン5
00■、L−トレオニン400w。
00■、L−リジン(3−ヒドロキシ酪酸塩)1500
■、L−メチオニン400■、L−フェニルアラニン5
00■、L−トレオニン400w。
L−トリプトファン200■、L−バリン800■、L
−システィン100■、L−チロシン50■、L−アル
ギニン(3−ヒドロキシ酪酸塩)2000■、20ミリ
当量/1 41.5# L−ヒスチジン300■、L−アラニン450■、L−
アスパラギン酸100■、L−グルタミン酸400■、
L−プロリン300mg、L−セリン300■を100
−の蒸留水に溶解し滅菌した。
−システィン100■、L−チロシン50■、L−アル
ギニン(3−ヒドロキシ酪酸塩)2000■、20ミリ
当量/1 41.5# L−ヒスチジン300■、L−アラニン450■、L−
アスパラギン酸100■、L−グルタミン酸400■、
L−プロリン300mg、L−セリン300■を100
−の蒸留水に溶解し滅菌した。
尚、本組成液のpu及び浸透圧比は下記の通りであった
。
。
ptt : 7.0
浸透圧比:4
応用例1
実施例1により調製した輸液製剤を熱傷急性期の男性患
者(受傷部位は胸部前面を中心に総熱傷面積33%のう
ち■度13%)に対して、中心静脈路より25マイクロ
モル/kg1分の速度になるように3時間投与を行った
。その結果を第1図乃至第3図に示す。
者(受傷部位は胸部前面を中心に総熱傷面積33%のう
ち■度13%)に対して、中心静脈路より25マイクロ
モル/kg1分の速度になるように3時間投与を行った
。その結果を第1図乃至第3図に示す。
第1図はバーン・インデックス(Burn Index
)20以上の熱傷患者の受傷後1週間の累積窒素平衡を
プロットしたものであるが、自己蛋白の異化による受傷
早期の窒素の喪失が無視できないほど大きいことを示し
ている。この時、末梢組織からの蛋白質の異化が、主と
して糖原性アミノ酸であるアラニンとして流出している
ことが知られている。
)20以上の熱傷患者の受傷後1週間の累積窒素平衡を
プロットしたものであるが、自己蛋白の異化による受傷
早期の窒素の喪失が無視できないほど大きいことを示し
ている。この時、末梢組織からの蛋白質の異化が、主と
して糖原性アミノ酸であるアラニンとして流出している
ことが知られている。
第2図は(RS)−3−ヒドロキシ酪酸の注入にともな
い、総アミノ酸、遊離脂肪酸の血中濃度が明らかに低下
していることを示している。
い、総アミノ酸、遊離脂肪酸の血中濃度が明らかに低下
していることを示している。
第3図は(RS)−3−ヒドロキシ酪酸の注入前後のア
ラニン血中濃度とフラックス(flux)を示している
が、注入にともないアラニン濃度が著しく減少している
ことを示している。血中のアミノ酸の中でも特に自己蛋
白の異化と関係の深いアラニンが減少していることは、
栄養投与が困難なこのような熱傷急性期に投与された(
RS)−3ヒドロキシ酪酸が、自己蛋白節約の効果を果
たしていることを示すものである。
ラニン血中濃度とフラックス(flux)を示している
が、注入にともないアラニン濃度が著しく減少している
ことを示している。血中のアミノ酸の中でも特に自己蛋
白の異化と関係の深いアラニンが減少していることは、
栄養投与が困難なこのような熱傷急性期に投与された(
RS)−3ヒドロキシ酪酸が、自己蛋白節約の効果を果
たしていることを示すものである。
応用例2
グルコースを含む維持輸液製剤に(RS)−3−ヒドロ
キシ酪酸ナトリウムを重度外傷患者4名に投与した場合
、どのような代謝上の変化が生ずるかを検討した。
キシ酪酸ナトリウムを重度外傷患者4名に投与した場合
、どのような代謝上の変化が生ずるかを検討した。
試験の方法はハイカリツク2号@(テルモ)製100d
とプロチアミン120(田辺製薬)製200m1を基本
輸液として、(RS)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム
を注射用蒸留水に熔解した実施例1記載の溶液を添加し
た後、(RS) −3ヒドロキシ酪酸ナトリウムの投与
速度が25マイクロモル/kg/分となるように3時間
投与を行い、血中の3−ヒドロキシ醋酸濃度、大腿動静
脈較差、血糖、アラニン濃度を経時的に測定した。投与
はいずれも受傷3日後に行った。結果を第1表に示す。
とプロチアミン120(田辺製薬)製200m1を基本
輸液として、(RS)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム
を注射用蒸留水に熔解した実施例1記載の溶液を添加し
た後、(RS) −3ヒドロキシ酪酸ナトリウムの投与
速度が25マイクロモル/kg/分となるように3時間
投与を行い、血中の3−ヒドロキシ醋酸濃度、大腿動静
脈較差、血糖、アラニン濃度を経時的に測定した。投与
はいずれも受傷3日後に行った。結果を第1表に示す。
上記第1表の結果から、(RS)−3−ヒドロキシ酪酸
ナトリウムをグルコースと同時添加してもその血中濃度
は増加すること、大腿動静脈較差は増大し投与した(R
S)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムは末梢下肢組織で
消費されていること、血中のアラニン濃度は(RS)−
3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムの投与にともない有意に
減少していることが認められた。即ち、これらは自己生
体内蛋白の節約の効果を示すものである。
ナトリウムをグルコースと同時添加してもその血中濃度
は増加すること、大腿動静脈較差は増大し投与した(R
S)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムは末梢下肢組織で
消費されていること、血中のアラニン濃度は(RS)−
3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムの投与にともない有意に
減少していることが認められた。即ち、これらは自己生
体内蛋白の節約の効果を示すものである。
応用例3
(R)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムが(R5)−3
−ヒドロキシ酪酸ナトリウムと比べ、より大きな効果を
有するか否かにつき試験を行った。
−ヒドロキシ酪酸ナトリウムと比べ、より大きな効果を
有するか否かにつき試験を行った。
試験の方法としては、出血性シラツクラフトを用いて(
R)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム及び(RS)−3
−ヒドロキシ酪酸を含有する細胞外液補充輸液の投与効
果を乳酸加リンゲルと比較した。
R)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム及び(RS)−3
−ヒドロキシ酪酸を含有する細胞外液補充輸液の投与効
果を乳酸加リンゲルと比較した。
(1)出血性シラツクラットモデルの作製頚動脈にカニ
ニレ−シラン(cannnlation) L/て、リ
ザーブド・ボトル(Reserved Bottle)
法にて血圧を40腫ngに保持した。所期の脱血時間は
10分とした。ショック持続時間は30分とし、10分
ごとにlccずつ採血した。
ニレ−シラン(cannnlation) L/て、リ
ザーブド・ボトル(Reserved Bottle)
法にて血圧を40腫ngに保持した。所期の脱血時間は
10分とした。ショック持続時間は30分とし、10分
ごとにlccずつ採血した。
(2)(R)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム及び(R
S)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムを含有する細胞外
液補充輸液の作製 電解質組成を塩化ナトリウム0.41重量%、塩化カリ
ウム0.03重量%、塩化カルシウム0.02重量%と
じ、(R)及び(RS)の3ニヒドロキシ酪酸ナトリウ
ムがそれぞれ0.96重量%となるような輸液組成とし
た。
S)−3−ヒドロキシ酪酸ナトリウムを含有する細胞外
液補充輸液の作製 電解質組成を塩化ナトリウム0.41重量%、塩化カリ
ウム0.03重量%、塩化カルシウム0.02重量%と
じ、(R)及び(RS)の3ニヒドロキシ酪酸ナトリウ
ムがそれぞれ0.96重量%となるような輸液組成とし
た。
コントロールとして、乳酸ナトリウムを含有する下記の
組成からなる細胞外液補充輸液を作製した。
組成からなる細胞外液補充輸液を作製した。
塩化ナトリウム0.41重量%、塩化カリウム0゜03
重量%、塩化カルシウム0.02重量%、乳酸ナトリウ
ム0.863重量% これらの細胞外液補充輸液のラットへの注入は脱血開始
直後より行い、各々15マイクロモル/kg/分の投与
速度で30分間投与を行った。30分までの採血した血
液中の総ケトン体濃度を第2表に、アラニンの濃度を第
3表に示す。
重量%、塩化カルシウム0.02重量%、乳酸ナトリウ
ム0.863重量% これらの細胞外液補充輸液のラットへの注入は脱血開始
直後より行い、各々15マイクロモル/kg/分の投与
速度で30分間投与を行った。30分までの採血した血
液中の総ケトン体濃度を第2表に、アラニンの濃度を第
3表に示す。
第
表
(マイクロモル/l)
第
表
(マイクロモル/j2)
上記第2表、第3表から下記の点が明らかとなつた;
1)乳酸ナトリウム群に比べ、(R)群、(R5)群で
は血中の総ケトン体濃度は上昇し、特に(R)群の方が
(RS)群より有意に高い値を示す。
は血中の総ケトン体濃度は上昇し、特に(R)群の方が
(RS)群より有意に高い値を示す。
ii)血中アラニン濃度は乳酸ナトリウム群に比べ、(
R)群、(RS)群はショックの進行にともなう濃度上
昇の抑制が認められるが、特に(R)群の方が(RS)
群より有意な抑制が認められる nl)(R)群は(RS)群に比べ、血中アラニン濃度
は有意に抑制されており、ラットのショック進行時に蛋
白の節約効果がより顕著である。
R)群、(RS)群はショックの進行にともなう濃度上
昇の抑制が認められるが、特に(R)群の方が(RS)
群より有意な抑制が認められる nl)(R)群は(RS)群に比べ、血中アラニン濃度
は有意に抑制されており、ラットのショック進行時に蛋
白の節約効果がより顕著である。
応用例4
63才の女性の肺炎患者の栄養管理において実施例5に
おいて調製した高カロリー用基本輸液(A液)と実施例
6において調製したアミノ酸配合輸液(B液)を試験し
た。
おいて調製した高カロリー用基本輸液(A液)と実施例
6において調製したアミノ酸配合輸液(B液)を試験し
た。
対照として、高カロリー用基本輸液として市販のハイカ
リンク2号@(テルモ製)及びアミノ酸配合輸液として
市販のアミバレン0(大塚製薬製)を用いた。投与は第
4表のプロトコールで行ない、この間抗生剤投与は変更
しなかった。
リンク2号@(テルモ製)及びアミノ酸配合輸液として
市販のアミバレン0(大塚製薬製)を用いた。投与は第
4表のプロトコールで行ない、この間抗生剤投与は変更
しなかった。
投与の結果、患者の尿中の窒素排泄量は第4図に示した
ように、A液、B液を用いた3日間で顕著に減少し、全
身的な感染にともなう体蛋白異化を抑制する効果が認め
られた。以後、尿中の窒素排泄量は減少に転じ、患者の
全身状態の改善に寄与したと考えられる。
ように、A液、B液を用いた3日間で顕著に減少し、全
身的な感染にともなう体蛋白異化を抑制する効果が認め
られた。以後、尿中の窒素排泄量は減少に転じ、患者の
全身状態の改善に寄与したと考えられる。
以上の通り、(R)型の立体配置を持つ3−ヒドロキシ
酪酸もしくはその塩は顕著な自己蛋白異化の抑制効果を
示す0本発明の輸液製剤を上記記載の患者らに適用する
ことにより、これらの患者の体力維持及び免疫機能の改
善に大きな効果をもたらすものである。
酪酸もしくはその塩は顕著な自己蛋白異化の抑制効果を
示す0本発明の輸液製剤を上記記載の患者らに適用する
ことにより、これらの患者の体力維持及び免疫機能の改
善に大きな効果をもたらすものである。
本発明の輸液製剤は、これまでに輸液製剤としての検討
が行われたことのない全く新しい輸液製剤であり、生理
学的見地又は栄養学的見地から見て掻めて酒漬の高い発
明である。
が行われたことのない全く新しい輸液製剤であり、生理
学的見地又は栄養学的見地から見て掻めて酒漬の高い発
明である。
第1図は広範囲熱傷例における受傷後1週間の累積窒素
平衡を示すグラフ、第2図は静脈血中のグルコース、ア
ミノ酸、NEFA濃度の経時的変化を示すグラフ、第3
図はアラニンの血中濃度の経時的変化を示すグラフ、第
4図は尿中総窒素、尿素窒素排泄量の推移を示すグラフ
である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 第4 図
平衡を示すグラフ、第2図は静脈血中のグルコース、ア
ミノ酸、NEFA濃度の経時的変化を示すグラフ、第3
図はアラニンの血中濃度の経時的変化を示すグラフ、第
4図は尿中総窒素、尿素窒素排泄量の推移を示すグラフ
である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 第4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(R)型の立体配置を持つ3−ヒドロキシ酪酸もし
くはその塩を少なくとも1つ含有してなり、生体内蛋白
異化亢進状態にある患者にエネルギーを補給するための
輸液製剤。 2、3−ヒドロキシ酪酸塩が3−ヒドロキシ酪酸ナトリ
ウム、3−ヒドロキシ酪酸カリウム、3−ヒドロキシ酪
酸のL−リジン塩、3−ヒドロキシ酪酸のL−ヒスチジ
ン塩もしくは3−ヒドロキシ酪酸のL−アルギニン塩で
ある請求項1記載の輸液製剤。 3、(R)型の立体配置を持つ3−ヒドロキシ酪酸もし
くはその塩が、(RS)−3−ヒドロキシ酪酸もしくは
その塩又は(R)−3−ヒドロキシ酪酸もしくはその塩
として与えられる請求項1又は2記載の輸液製剤。 4、請求項1乃至3記載の輸液製剤が、細胞外液補充輸
液又は維持輸液への添加を目的として、3−ヒドロキシ
酪酸、3−ヒドロキシ酪酸ナトリウム及び3−ヒドロキ
シ酪酸カリウムから選択される少なくとも1種を0.5
〜2モル/lの濃度となるように蒸留水に溶解し、pH
を6〜8の範囲に調製してなる輸液製剤。 5、請求項1乃至3記載の輸液製剤が、無機電解質を含
有し、細胞外液補充液としてのpH及び浸透圧を有する
ように調節して直接的に静脈への投与を可能とした輸液
製剤。 6、請求項1乃至3記載の輸液製剤が、糖類及び無機電
解質を含有し、維持輸液としての熱量、pH、浸透圧を
有するように調節して直接的に静脈への投与を可能とし
た輸液製剤。 7、請求項1乃至3記載の輸液製剤が、アミノ酸もしく
はアミノ酸と糖類及び無機電解質を含有し、維持輸液と
しての熱量、pH、浸透圧を有するように調節して直接
的に静脈への投与を可能とした輸液製剤。 8、無機電解質が塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
カルシウム及び塩化マグネシウムからなるアルカリもし
くはアルカリ土類金属塩、及びリン酸−水素ナトリウム
(カリウム)、リン酸二水素ナトリウム(カリウム)か
らなる緩衝塩から選択される少なくとも1種である請求
項5乃至7記載の輸液製剤。 9、糖類がブドウ糖、マルトース及び果糖からなる還元
糖、D−ソルビトール、マンニトール及びキシリトール
からなる非還元糖、及びデキストランのようなデンプン
分解から得られる多糖体から選択される少なくとも1種
である請求項6又は7記載の輸液製剤。 10、アミノ酸がL−アミノ酸である請求項7記載の輸
液製剤。 11、生体内蛋白異化亢進状態にある患者が、身体に侵
襲が加わった患者、肝機能が低下した患者、経口摂取不
能の患者もしくは栄養障害のある患者である請求項1記
載の輸液製剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-185725 | 1988-07-26 | ||
| JP18572588 | 1988-07-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02191212A true JPH02191212A (ja) | 1990-07-27 |
| JP2831043B2 JP2831043B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=16175764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1193202A Expired - Fee Related JP2831043B2 (ja) | 1988-07-26 | 1989-07-26 | 3―ヒドロキシ酪酸(β―ヒドロキシ酪酸)及びその塩からなる輸液製剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0355453A3 (ja) |
| JP (1) | JP2831043B2 (ja) |
| CA (1) | CA1334575C (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6495598B1 (en) | 1997-04-22 | 2002-12-17 | Ophtecs Corporation | Perfusate preparation for ophthalmic operation |
| WO2008053982A1 (en) | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Ophtecs Corporation | Composition for treating allergy |
| JP2017201906A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | 大阪瓦斯株式会社 | 栄養剤組成物及び栄養補助食品 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0761924A (ja) * | 1993-08-24 | 1995-03-07 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 腸内細菌の血中転移を抑制する輸液製剤 |
| JP4598203B2 (ja) | 1995-12-01 | 2010-12-15 | ビーティージー・インターナショナル・リミテッド | 脳機能改善剤 |
| CN1315473C (zh) * | 1997-03-17 | 2007-05-16 | 英国技术集团国际有限公司 | 治疗组合物 |
| DE69922206T2 (de) | 1998-07-22 | 2005-11-24 | Metabolix, Inc., Cambridge | Nahrungs- und therapeutische verwendung von hydroxyalkanoat oligomere |
| CN112341331B (zh) * | 2019-08-07 | 2023-04-07 | 辽宁科硕营养科技股份有限公司 | 一种3-羟基丁酸盐及其制备方法与应用 |
-
1989
- 1989-07-25 CA CA000606567A patent/CA1334575C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-07-26 EP EP19890113786 patent/EP0355453A3/en not_active Withdrawn
- 1989-07-26 JP JP1193202A patent/JP2831043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6495598B1 (en) | 1997-04-22 | 2002-12-17 | Ophtecs Corporation | Perfusate preparation for ophthalmic operation |
| WO2008053982A1 (en) | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Ophtecs Corporation | Composition for treating allergy |
| JP2017201906A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | 大阪瓦斯株式会社 | 栄養剤組成物及び栄養補助食品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0355453A3 (en) | 1992-05-06 |
| EP0355453A2 (en) | 1990-02-28 |
| CA1334575C (en) | 1995-02-28 |
| JP2831043B2 (ja) | 1998-12-02 |
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