JPH02193967A - ピリジン回収方法 - Google Patents

ピリジン回収方法

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JPH02193967A
JPH02193967A JP1355389A JP1355389A JPH02193967A JP H02193967 A JPH02193967 A JP H02193967A JP 1355389 A JP1355389 A JP 1355389A JP 1355389 A JP1355389 A JP 1355389A JP H02193967 A JPH02193967 A JP H02193967A
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JP
Japan
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pyridine
salting
distillation
water
product
Prior art date
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Pending
Application number
JP1355389A
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English (en)
Inventor
Giichi Shimada
嶋田 義一
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はピリジン回収方法に関するものである。
さらに詳しくは、複数の工程を組み合わせることにより
、回収率が高められ、かつ、品質の向上したピリジンを
回収する方法に関するものである。
本発明によれば、ピリジンをコマーシャルベースで効率
よく回収することが可能である。
ピリジンはコールタールから分離されて製品化する方法
が一般的であったが、合成法としても種々の研究がなさ
れている。
これらの中で、アセトアルデヒド単独またはホルムアル
デヒドとともにアンモニアを反応させる方法が効果的な
製造法として知られていいる。
ピリジンは、医薬品(スルホンアミド剤、抗ヒスタミン
剤)、鎮静剤、加硫促進剤、薬品活性剤、アルコールの
変性、無水金属塩の溶剤などとして用いられている。
また、近年、反応媒介剤医薬品原料などに使用される例
も多い。
例えば、特開昭62−238353公報に開示されてい
るように、ペネム系抗生物質の中間体である4−アセト
キシ−3−ヒドロキシ上ケルアゼチジン−2−オン誘導
体の合成において、置換ピリジンが反応媒介剤として使
用されている。
これら反応媒介剤医薬品原料として使用される場合、要
求されるピリジンの品質としては、極めて少ない水分含
有率である。
その理由はこれらの反応の多くが非水系で行われるため
である。
具体的には、0.1%以下の水分含有率が望まれ、さら
に純度もピリジンへの置換基導入を収率よく行うために
も99%以上の品質が要求される。
たとえば、4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼ
チジン−2−オン誘導体の′Ml遣方法(特開昭62−
258353号公報)において、排出される廃液の代表
的な物質とその組成はピリジン50%、無水硝酸30%
、その他有機溶剤、有機酸素化合物20%である。
このWA造においてはピリジンは反応媒介剤となるだけ
で、反応によるとリジンの消費はほとんどない。
すなわち、発生する廃液量としては製造に使用されるピ
リジンのおおむね2倍量である。
このWfaMを焼却などの手段で処理するにしても、N
OX量規制などにふれ、公害問題に発展するおそれもあ
る。
また、硝酸または無水硝酸を含有するため、水分の多い
廃液あるには、硝酸または無水硝酸と反応する水酸基を
持つアルコール系有機物質の廃液等の混触は安全上でも
好ましくなく、単独で焼却せねばならないという不都合
を生じる。
また、焼却にかかるコストも余分にかかる。
一方、ピリジンの市場価格はkg当り900〜1゜50
0円(昭和61年9月−9987の化学商品)であり、
廃液を焼却し、新たに購入することは得策でない。
したがって、廃液中のピリジンを回収し、リサ〈従来技
術〉 イクル使用した方がコスト的にも有利である。
従来からの回収技術としては以下のものがある。
■何らの処理むせず蒸留分離をする方法■無水硝酸を中
和し、その後塩折し、酸化した有機層からピリジンを蒸
留分離する方法■無水硝酸を水酸して硝酸とし、水を共
沸剤として共沸蒸留し、保たれたピリジン水留分を塩折
しこれにより保られた有機層のうちピリジンを蒸留分離
する 方法がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の各方法には以下のような間頭があ
る。
すなわち、 ■の方法では、ピリジンの沸点に近似した物質(例えば
、トルエン)などが存在すると、回収率としては低率と
なる。
■の方法でも■の場合と同様に多くの有機物質がピリジ
ン中に存在し回収率の低下する要因となる。
■の方法では酢酸として存在するため、通常の蒸留では
ピリジン水溶中で酢酸が混入するため、回収率の低下を
まねき、これを効率よく回収しようとすると設備的く増
段数)にも条件的にもより過激なものとなり、回収コス
トのアップにつながる。
これら■〜■の方法による回収において回収率低下をき
たし、有用な方法とは言い離い。
したがって、ピリジンをコマーシャルベースで効率よく
回収する方法が強く要望されている。
そこで、本発明者は鋭意検討した結果、本発明を完成さ
せた。
〈発明の構成〉 すなわち、本発明は、 「(a)無機アルカリ塩による硝酸または無水硝酸の中
和工程 (b)ピリジンと水を共沸させる蒸留工程(c)上記共
沸物中のピリジンを塩折させる工程(d)とリジンを主
とする上記塩折物を製品化する蒸留工程 からなることを特徴とする少なくとも、ピリジン、硝酸
または無水硝酸、有機酸素化合部、不活性有機溶剤とを
含有する廃液からのピリジン回収方法」である。
次に、本発明の詳細な説明する。
本発明のピリジン回収方法の対象となる廃液中に含有さ
れる物質と組成は前述の如く、ピリジン約50%、酢酸
または無水酢酸的30%、その他年活性有機溶剤および
有機塩素化合物的20%である。
上記の中で有機塩素化合物と合わせて約20%含まれて
いる不活性有機溶剤としては特開昭62−258353
公報に記載されているように塩化エチレンや塩化炭素等
のハロゲン系溶剤、n−ヘキサン等の脂肪酸系炭化水素
、トルエン等の芳香酸系炭化水素や酢酸エチルである。
また、有機塩素化合物としてはC1〜C6の低級アルキ
ル基を有するシラン、シラノール、シロキサン類であり
、例えばtert−ブチルジメチルシランまたはシラノ
ール、(またはシロキサン)イソプロピルジメチルシラ
ン(またはシラノールまたはシロキサン)、トリメチル
シラン(まなはシラノールまたはシロキサン類などであ
る。
この廃液を■の方法のように蒸留すると、短時間のうち
に塔頂部が閉鎖した状態になる。
これは廃液中のピリジン、あるにはその他の含有されて
いる物質と有機塩素化合物が共沸あるいは変性し、塔頂
還流部で析出してくるものと推測される。
また、廃液中に含有される物質の沸点はトルエン110
.8°C、ピリジン116°C,酢酸118°C,無水
酢酸140°Cと、ピリジンとの沸点差が極めて小さく
、さらにはトルエンと酢酸の各沸点温度101℃トルエ
ンとピリジンの共沸温度は110℃であり、この共沸物
に於けるピリジン損失はトルエン重量に比例して大きく
なるなどの欠点がある。
したがって、何らかの処理をすることによってこれらピ
リジンの沸点に近似する物質を取り除く必要があり、鋭
意検討した結果中和工程、共沸させる工程、塩折工程さ
らには製品化蒸留工程へとこれらの工程を経る必要があ
った。
また、通常、沸点の近似する物質を蒸留操作で分離しよ
うとするならば、塔級数50段以上、還流化、10〜2
0それ以上に必要である。
しかしながら、本発明にしたがうならば、塔段数20〜
40段、還流比1〜5の条件で要求される品質のピリジ
ンが回収できる。
さらに詳しくは、塔段数20〜30段、還流比1〜5で
水含有率0.1%以下純度99%以上の品質のピリジン
が回収率85〜87で回収できる本発明に用いられる酢
酸または無水酢酸の中和に供する無機アルカリ塩は水酸
化ナトリウム、水酸化カルラム、水産化カルシウム、水
産化バリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ウ
ラン、など無機のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金
属の塩である。
これら無機アルカリ塩を中和剤として用いる場合、10
〜50%廃液の水溶液として用いる。
中和工程における温度は特に重要でないが20〜50℃
の範囲となるよう、中和剤の添加速度を制御することが
装置的にも好ましい。
また、中和によって、中和塩を生ずるが、この中和塩の
析出は装置上、操作上好ましくなく、中和塩を溶解する
に必要な水素および、次の工程(共沸蒸留)で必要な水
素を予め加えることが望ましい。
しかしながら、装置の大きさを考慮すると中和は30〜
50%無機アルカリ塩の水溶液で行ない、その後、塩の
溶解、あるいは共沸剤としての水を逐次仕込みによって
補うほうが得策である。
次にピリジン等を共沸させる工程(共沸蒸留工程)であ
るが、この操作は常圧下において、塔段級20〜40段
、遺留比1〜5で塔頂温度で94〜100℃の留分をピ
リジン水の留分として得る。
この工程は、トルエン等の有機溶剤あるいは有機塩素化
合物とピリジンの分離に有用である。
ピリジンと水との共沸留分をピリジンと水に分離する塩
折工程であるが塩折剤としては公知の塩酸が使用できる
例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウ
ム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニ
ウム、硫酸マグネシウム、酢酸ナトリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、などであるが、より好ましく
は、水酸化ナトリウムのような、中和剤としても使用し
得る塩である。
用いられる塩折剤の量は(共沸温度94〜100℃で得
た)ピリジンと水の共沸留分に対して20〜45重量%
である。
塩折で得られるピリジン層は2〜15%の水を含有して
いるが、これを製品化蒸留塔へ仕込み、常圧下で蒸溜す
る。
製品化蒸留塔は20〜40段の段数を有する多孔数基あ
るいは泡鐘塔が使用て゛きるが好ましくは多孔板塔であ
る。
留分は塔頂温度範囲あるいは純度によって水と共沸する
留分、ピリジン留分であっても純度が97%以下のもの
、製品留分に分けられる。
還流比は1〜5の範囲で行われるが、留分の性状、要求
される製品品質を考慮して段階的に還流比を小さくして
もよい。
また、製品以外の留分共々、前工程へ戻すことによって
より回収率の向上を図ることが可能である。
製品化蒸留で得られた回収ピリジンは水分0゜1%以下
、純度99%以上の要求される品質を満足するものであ
る。
一方、従来技術で行われた回収ピリジンの品質および回
収率は別表に掲げる如く要求される品質を満足しないし
、回収率も劣る。
この理由は前述した如く、■法の通常の蒸留においては
塔の塔頂還流部(凝縮器)で析出部が現われると同時に
留分を赤褐色に着色させ、更に留分中には(無水)酢酸
を含有する。
■法の中和、塩折、製品化蒸留の各工程を経た方法にお
いては、有機塩素化合物等の分離が十分でなく、このた
め製品の純度を下げている。
さらに■法の水和、共沸蒸留、塩折、製品化蒸留の各工
程を経た方法においては、共沸蒸留工程への仕込液中の
酢酸の存在によって(共沸蒸留工程におけるピリジンと
水の留分の保率が悪くなり、このため)製品の回収率の
低下を招くに至っている。
したがって、これらの方法で得たピリジン製品は純度及
び回収率においても有用な方法とはいえない。
本発明の回収方法は反応媒介剤として要求される品質す
なわち水分0.1%以下純度99%以上を満足させ、さ
らに収率も85%とよい有用な方法である。
以下実施例および比較例を挙げて本発明の詳細な説明す
るが実施例は限定されない。
「実施例1」 ピリジン51%、無水酢酸32%、その他(トルエン、
有機塩素化合物等)17%を含む液(以下仕込み液と称
するが’)1000gを仕込管が撹拌機および還流冷却
器付のフラスコに仕込み、10%水酸化ナトリウム水溶
液3550gで1.5時間かけて中和後、20段オール
ダーシ5つ塔で常低下R/D=3で分留し、ピリジン−
水留分く94〜100°C)を1420gを得た。
これを撹拌機付分液ロートに入れ、固形水酸化ナトリウ
ム740gを徐々に加え、塩折した。
得られた塩折部480gを20段オールダーショウ塔で
常圧下、R/D=5で分留(抽出率90%)し、ピリジ
ン製品341gを得たく回収率67%)。
「実施例−2」 仕込液1000gを48%水酸化ナトリウム水溶液60
0gで中和し、水を逐次的に供給し、共沸蒸留を行い、
以下「実施例−1」と同じ操作を行い、ピリジン製品3
40gを得た(回収率67%)。
「実施例−3」 (装置の運転条件は実施例−2と同様)仕込液1000
 gを塩折工程の下層水(水酸化ナトリウム40%含有
)を中和剤として使用し、さらに製品化蒸留で製品とし
て得たピリジン留分80gを製品化蒸留工程ヘリサイク
ルした。
これにより、製品ピリジン385gを得たく回収率75
%)。
「実施例−4」 塩折剤の使用量を20%(対ピリジン水分)とし、かつ
、製品化蒸留工程で保たれたピリジン水留分をリサイク
ルした以外は実施例−3と同様に行った。
その結果、ピリジン製品433gを得た(回収率85%
)。
「比較例−1」 仕込液1000gを20段オールグーショウ塔で常低下
、R/D=5で分留したが、疑紡前廻りに析出部が現わ
れ、留分は赤褐色に着色した。
留分中に無水酢酸を含有し、この方法でのピリジン回収
は不能であった。
r比較例−2」 仕込液1000gを撹拌機、還流冷却器付フラスコに張
込み、40%水酸化ナリトウム水溶液1065gで中和
したのち、塩化ナトリウム200gを加え、塩折し、塩
折物630gを得た。
この溶液を(20段オールダーショウ塔で)実施例と同
様の条件で分留し、ピリジン製品281gを得な(回収
率55%)。
「比較例−3」 仕込液1000gを仕込口、撹拌機、還流冷却器付フラ
スコに張込み、水910gを徐々に滴下し、無水酢酸を
水平したのち、実施例−1と同じ方法条件で、共沸蒸留
、塩折、製品化蒸留を行い、表−1 収率:回収ピリジンJL/廃液中ピリジン量×100(
%) ピリジン製品190gを得た (回収率37%) 手 続 補 正 書 (自発)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)無機アルカリ塩による硝酸または無水硝酸の中和
    工程 (b)ピリジンと水を共沸させる蒸留工程 (c)上記共沸物中のピリジンを塩折させる工程(d)
    ピリジンを主とする上記塩折物を製品化する蒸留工程 からなることを特徴とする少なくとも、ピリジン、硝酸
    または無水硝酸、有機酸素化合部、不活性有機溶剤とを
    含有する廃液からのピリジン回収方法。
JP1355389A 1989-01-23 1989-01-23 ピリジン回収方法 Pending JPH02193967A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100514A (en) * 1991-03-01 1992-03-31 Lloyd Berg Separation of pyridine from water by extractive distillation
CN116332836A (zh) * 2022-07-28 2023-06-27 四川熔增环保科技有限公司 一种吡啶废溶剂的回收方法

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