JPH02196198A - 車両用送風機 - Google Patents

車両用送風機

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JPH02196198A
JPH02196198A JP1298889A JP1298889A JPH02196198A JP H02196198 A JPH02196198 A JP H02196198A JP 1298889 A JP1298889 A JP 1298889A JP 1298889 A JP1298889 A JP 1298889A JP H02196198 A JPH02196198 A JP H02196198A
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JP
Japan
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fan
air
shroud
axial fan
air conduction
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JP1298889A
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English (en)
Inventor
Shinya Kuroki
黒木 伸也
Shigeru Akaike
赤池 茂
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両に搭載されるラジエタ、コンデンサ等の
冷却用として使用される車両用送風機に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の送風機として、例えば第15゜16図に
示すようにモータ31により回転される軸流ファン32
を備え、その軸流ファン32を内包する空気導通部33
と、同軸流ファン32の前方の広範囲の空気を空気導通
部33へ導くためにその空気導通部33に連続して軸流
ファン32の前方へ開放される開放部34とからなるシ
ュラウド35を備え、車両のラジエタ36等を冷却する
ために使用されるものが知られている。
この送風機においては、その前方抵抗がラジエタグリル
形状やラジエタ36の配役状態、車両のアイドリング時
や走行時等の通風系条件の違いによって異なり、それぞ
れの通風系条件によって騒音や送風量に違いが生じるも
のである。しかしながら、実際にはある一定の通風系条
件に合わせ、シュラウド35や軸流ファン32゛の形状
及び組付は状態前固定的に設定しているのが現状である
即ち、第15図の送風機では、シュラウド35の空気導
通部33と開放部34との境目35aの位置を軸流ファ
ン32の前縁32aから後方へ所定距離したけ隔てて配
置して開放部34のテーパを比較的小さくし、即ち開放
部34の後端を軸流ファン32の前縁32aよりも後方
へ配置し、それに連続する空気導通部33の内径を全長
にわたって等しくしている。この形状の送風機によれば
、車両の走行時等の前方抵抗が小さい場合に軸流ファン
32の翼端から空気流入があるものの、軸流成分の空気
流の方が強いために、空気導通部33からの空気流出が
円滑になって騒音の点で問題はなかった。
[発明が解決しようとする課題] ところが、アイドリング時やラジエタグリルが小さい等
の前方抵抗が大きい場合には、第16図に示すように軸
流成分の空気流は減少するが、半径方向や周方向の成分
の流れは減少することなく保たれるため、翼端からの空
気流入が減少して空気導通部33の前縁付近で乱流が生
じたり、空気導通部33の出口付近に衝突するような遠
心流が生じたりして騒音の原因となっていた。
そこで、上記のように前方抵抗の大きい場合の騒音発生
に対処するために、第17図に示すように空気導通部3
3と開放部34との境目35aの位置を軸流ファン32
の前縁32aに近接して配置して開放部340テーパを
比較的太き(し、即ち開放部34の後端を軸流ファン3
2の前縁32aまで絞り込み、それに連続する空気導通
部33の出口33a付近の内径を後方へ徐々に大きく広
げて設けることが考えられる。
しかしながら、このような送風機の形状でも、車両が坂
道を低速で登るような場合には、送風機にとって高熱負
荷である割に前方抵抗が大きくて充分な送風量を確保で
きなくなり、冷却効率が悪くなる虞がある。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、通風系条件の違いに対応して騒音低減や
冷却効率向上を実現し得る車両用送風機を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明においては、内部
を空気が流れ、筒状形状を有する空気導通部とその空気
導通部から空気流れに対して上流側へ連続してテーバ状
に開放される開放部とからなるシュラウドを備え、空気
導通部に内包されて固定されると共に駆動源により回転
される軸流ファンを設けた車両用送風機において、空気
導通部と開放部との境目をシュラウドの空気流れに対し
て上流側もしくは下流側の少なくとも一方側へ移動させ
るための作動部材を設け、この作動部材によって、軸流
ファンの上流側抵抗が小さい低圧損時には開放部のテー
パを比較的小さくするために境目位置を軸流ファン前縁
から下流側へ所定距離だけ隔てて配置させると共に、軸
流ファンの上流側抵抗が大きい高圧損時には開放部のテ
ーパを比較的大きくするために境目位置を軸流ファン前
縁に近接して配置させている。
[作用] 従って、軸流ファンの上流側抵抗が小さい低圧損時に開
放部のテーパを比較的小さくするために、作動部材によ
り空気導通部と開放部との境目の位置を軸流ファン前縁
から下流側へ所定距離だけ隔てて配置させることにより
、開放部から流入して軸流ファンを通過する空気の流れ
が求心方向へ向けらる。これによって、軸流成分の空気
流が強くなり、空気導通部からの空気流出が円滑になっ
て騒音が低減されると共に冷却効率が向上される。
一方、軸流ファンの上流側抵抗が大きい高圧損時に開放
部のテーパを比較的大きくするために、作動部材により
空気導通部と開放部との境目の位置を軸流ファン前縁に
近接して配置させることにより、軸流ファンの翼端から
の空気流入が少なくなり、空気導通部の前縁付近での乱
流が除去されて騒音が低減される。
[第1実施例] 以下、この発明を具体化した第1実施例を第1図〜第1
0図に基いて詳細に説明する。
第1〜3図に示すように、図示しない車両のラジエタグ
リルに組付けられたラジエタlの後側には、その全面を
覆うようにシュラウド2が配設されている。又、駆動源
としてのモータ3により回転される軸流ファン4はシュ
ラウド2に内包されて配設されている。
この実施例において、シュラウド2はゴム等の伸縮性材
料により全体が略漏斗状に形成され、その入口2a側(
前側)には四角形状の骨組枠5が、出口2b側(後側)
には円形状の骨組枠6がそれぞれ固着されている。そし
て、両管組枠5,6がラジエタグリル近傍にて車両のフ
レームに固定されてシュラウド2自体が支持固定されて
いる。
シュラウド2の原形は第4図に示すように空気流れに対
して上流側である入口2a側から下流側である出口2b
側まで連続的に収束する形状をなしている。又、両管組
枠5,6の間において、シュラウド2の外周には作動部
材としての作動リング7が組付けられている。第5図に
示すように、この作動リング7はリング部8とそのリン
グ部8の上下左右から四方へ突出するL字状の各アーム
9a、9b、9c、9dとよりなり、上アーム9aの上
面にはラック9eが設けられている。又、この実施例に
おいて、リング部8の内径はシュラウド2の出口2bの
外径よりも小さく設定されている。
そして、前記リング部8を第4図に示す原形のシュラウ
ド2の外周にてその張力に抗して嵌合し、シュラウド2
の中間部分に括れを形成している。
これによってシュラウド2には、第1.2図に示すよう
に略管状の空気導通部10と、その前側に連続してラジ
エタ1側からの空気を導入するためにテーパ状に開放さ
れる開放部11とが設けられている。又、開放部11の
テーパによってシュラウド2の人口2a側に所定の前開
き角θ1が形成される。更に、シュラウド2の出口2b
の外径とリング部8の内径との違いによって出口2b側
が後方へ広がるテーパ状となって所定の後開き角θ2が
形成される。
又、第3図に示すようにこの実施例において、ラジエタ
lの左右及び下側にはガイドフレーム12が設けられ、
各ガイドフレーム12を貫通して作動リング7の左右ア
ーム9c、9d及び下アーム9bの先端側が往復動可能
に支持されている。
そして、各ガイドフレーム12にて各アーム9b〜9d
の移動が案内されて作動リング7の前後動が案内される
一方、作動リング7を前後駆動させるために、正逆回転
可能な駆動モータ13が上アーム9aに対応して設けら
れ、同モータ13の出力軸13aに固着されたピニオン
14が上アーム9aのラック9eに噛合されている。そ
して、駆動モータ13が正逆回転されることにより、ピ
ニオン14とラック9eとの噛合を介して上アーム9a
が前後動され、作動リング7がシュラウド2の外周に沿
って前後へ往復摺動されてシュラウド2の形状が変更さ
れる。
即ち、走行中等の軸流ファン4の前方抵抗が小さいよう
な低圧損時(低通風系時)には、開放部11のテーパを
比較的小さくするために、つまり前開き角θlを比較的
小さくするために第1図に示すように作動リング7をシ
ュラウド2の中央寄りに移動させ、空気導通部10と開
放部11との境目2cの位置を軸流ファン4の前縁4a
の位置から後方へ所定距離したけ隔てて配置させるよう
になっている。一方、アイドリング時等の軸流ファン4
の前゛方抵抗が大きいような高圧損時(高通風系時)に
は、開放部11のテーパを比較的大きくするために第2
図に示すように作動リング7をシュラウド2の部寄りに
移動させ、前記境目2cの位置を軸流ファン4の前縁4
aに近接して配置させるようになっている。
尚、この実施例では、低通風系時である走行時と高通風
系時であるアイドリング時との通風系条件の違いに対応
してシュラウド2の形状を自動的に変更制御させるよう
になっている。即ち、駆動モータ13は図示しないコン
トローラからの制御(8号に基いて駆動制御される。こ
のコントローラは図示しない車速センサの検出信号に基
いて駆動モータ13に制御信号を出力する。例えば、車
速かゼロとなるアイドリング状態では、作動リング7は
第2図に示す前寄り位置(原位置)に配置されており、
車両が走行を開始して所定の車速以上になると、コント
ローラは作動リング7を第1図に示す中央寄り位置に配
置させるために駆動モータ13に制御信号を出力して所
定量正転させる。
又、走行中の車両が停止して再びアイドリング状態に戻
ると、コントローラは作動リング7を第2図に示す前寄
り位置に復帰配置させるために駆動モータ13に制御信
号を出力して所定量逆転させる。
この実施例において、通風系条件に対応した作動リング
7の移動量の設定、即ちシュラウド2の境目2Cを変更
するための位置設定は実験によって予め求められたもの
であり、その説明を第6〜9図に従って以下に行う。
第9図は軸流ファン4の前縁4aから空気導通部10の
前縁、即ち境目2cまでの距離LL、L2、L3.L4
.L5の大きさに対する騒音レベル示し、高通風系時、
中通風光時及び低通風系時の各条件に対応した測定結果
を示している。各距離L1〜L5は第6〜8図に示すよ
うに作動リング7の移動量に対応して異なる距離であり
、第6図に示すように最大である距離Llから最小(ゼ
ロ)である距離L5まで所定間隔(この実施例では10
mm)ずつ減少させた値である。又、各通風系条件を設
定するために、ラジェタ1の前面から一定量(この実施
例では1000m3/時)の送風を行った上でラジエタ
1の前側を遮蔽する金網の枚数を増減している。
第9図からも明らかなように、各通風系条件によって最
良の騒音レベルとなる距離LL−L5が異なっているこ
とがわかる。即ち、高通風系時では、最大の距離L1に
おいて騒音レベルが最も高く (約65dB)、最小の
距離L5において騒音レベルが最も低い(約62dB)
ことがわかる。
又、中通風光時では、各距離L1〜L5に渡って騒音レ
ベルの違いは小さいが、距離L3.L4において低い(
約59dB)傾向にあることがわかる。更に、低通風系
時では、最小の距離L5において騒音レベルが最も高く
 (約5゛8dB)、最大に近い距離L2において騒音
レベルが最も低い(約56dB)ことがわかる。
従って、これらの測定結果から各通風条件ごとに最も低
い騒音レベルと各距離L1〜L5との関係、即ち最適レ
ベルを第9図に一点鎖線で示した。
この最適レベルからも明らかなように、各通風系条件に
対応して軸流ファン4の前縁4aからシュラウド2の境
目2Cまでの距離は、低通風系時で大きくとることが望
ましく、高通風系時で小さくとることが望ましいことが
わかる。
そして、この実施例では、第10図に示すように軸流フ
ァン4の前後方向の体格W(この場合4Qmm)を考慮
した上で、低通風系時には軸流ファン4の前縁4aから
シュラウド2の境目2Cまでの距離りを前記体格Wの半
分の大きさ(この場合20mm)になるように設定して
いる。又、このときの開放部11の前開き角θ1を35
°程度の小さい角度になるように設定している。一方、
高通風系時には距離りをゼロになるように設定している
。又、このときの開放部11の前開き角θ1を70°程
度の大きな角度に、空気導通部10の後開き角θ2を7
a程度の角度になるように設定している。
次に、上記のように構成した送風機の作用について説明
する。
まず、高通風系時であるアイドリング時には、シュラウ
ド2を通過する軸流成分の空気流が減少する反面、半径
方向や周方向の成分の流れが減少することなく保たれた
状態となる。
このとき、作動リング7は第2図に示す原位置である前
寄り位置に配置され、空気導通部10と開放部11との
境目2cの位置が軸流ファン4の前縁4aに近接して配
置され、開放部11のテーパ、即ち前開き角θ1が大き
くなっている。
このため、開放部11の斜面に沿って軸流ファン4の翼
端から空気導通部10へ流入する空気が少なくなり、空
気導通部10の前縁にて軸流ファン4の翼端に発生する
乱流が除去されて騒音の発生を低減することができる。
又、この状態で空気導通部10の出口2b側に後開き角
θ2が形成され、その出口2b側が後方へ広がった状態
となっているので、空気導通部10の出口2b付近に衝
突するような遠心流が除去されて出口2b側における騒
音の発生を低減することができる。
更に、上記のように空気導通部10における乱流や遠心
流を除去することにより、送風上のロスを低減すること
ができるので、ラジエタ1の冷却効率を向上することが
できる。
一方、車両が走行を開始して低通風系になると、シュラ
ウド2を通過する軸流成分の空気流が増大することにな
る。そして、車速か所定以上になると、駆動モータ13
が作動されて作動リング7が第1図に示す中央寄り位置
に切換配置され、空気導通部10と開放部11との境目
2Cの位置が軸流ファン4の前縁4aから所定路MLだ
け隔てて配置され、開放部11のテーパ、即ち前開き角
θ1が比較的小さくなる。
このため、開放部11の斜面に沿って斜めに流入して軸
流ファン4を通過する空気の流れが軸流ファン4の求心
方向へ向けら、軸流ファン4の翼端に発生する乱流を小
さくすることができると共に、シュラウド2を通過する
軸流成分の空気流を強くすることができる。この結果、
空気導通部10からの空気流出が円滑になって騒音の発
生を低減することができると共に、ラジエタ1の冷却効
率を向上することができる。
そして、車両が停止して再びアイドリング状態に戻ると
、駆動モータ13が作動されて作動リング7が第2図に
示す前寄り位置に復帰配置されて、開放部11のテーバ
、即ち前開き角θ1が再び小さくなる。
[第2実施例] 次に、この発明を具体化した第2実施例を第11図〜第
14図に従って説明する。尚、この実施例において前記
第1実施例と同様の部材については同様の符号を付して
説明を省略し、異なった点についてのみ説明する。
この実施例では、第11.12図に示すようにそれぞれ
別体に形成されたテーパ状の開放部16と筒状の空気導
通部17とによりシュラウド2が構成されている。
開放部16はシュラウド2の入口2aに対応する開口縁
16aを残して、その他の部分が半径方向へ伸びる複数
の短冊片16bに分割して形成され、第13図に示すよ
うに各短冊片16bが開口縁16aを支点にそれぞれ屈
曲可能になっている。
又、開放部16は外側の硬質層18と、その内側に貼着
されたゴム層19との2重構造をなしている。そして、
そのゴム層19の張力に基き、各短冊片16bは第13
図に実線で示すように内側へ屈曲した状態、即ち前開き
角θ1を比較的大きくした状態に保持されるようになっ
ている。このため、前開き角θ1を比較的小さくするた
めに、短冊片16bを第13図に2点鎖線で示すように
外側へ屈曲する場合には、各短冊片16bがゴム層19
の張力に抗して屈曲されることになる。
空気導通部17はその中間部分17aを残して、前側部
分が軸線方向へ伸びる複数の前短冊片17bに分割して
形成され、同様に後側部分が軸線方向へ伸びる複数の後
短冊片17cに分割して形成されいてる。又、第14図
に示すように、各短冊片17b、17cは中間部分17
aを支点にしてそれぞれ屈曲可能になっている。空気導
通部17は開放部16とは異なり外側のゴム層19と、
内側の硬質層18との2重構造をなしている。そして、
そのゴム層19の張力に基き、各短冊片17b、17c
は第14図に実線で示すように外側へ屈曲した状態を保
持するようになっている。即ち、後短冊片17Cにおい
ては後開き角θ2を大きくした状態を保持するようにな
っている。
このため、各短冊片17b、17cを第14図に2点鎖
線で示すように内側へ屈曲する場合には、各短冊片17
b、17Cがゴム層19の張力に抗して屈曲されること
になる。そして、この内側への屈曲状態において、後短
冊片17cは後開き角θ2を小さく (この場合θ°)
した状態に屈曲される。
このように形成された開放部16と空気導通部17のう
ち、空気導通部17の前短冊片17bを開放部16の内
側に係合して組付けてシュラウド2を構成している。
作動部材としての作動リング20は空気導通部17の外
周にて前後方向へ往復摺動可能に設けられ、その上側に
はラック20aが形成されている。
又、このランク20aには駆動モータ13の出力軸13
aに固着されたピニオン14が噛合されている。そして
、駆動モータ13が正逆回転されることにより、ピニオ
ン14とラック20aとの噛合を介して作動リング20
がシュラウド2の外周に沿って前後へ往復摺動されてシ
ュラウド2の形状が変更される。
即ち、この実施例では、走行中等の前方抵抗が小さいよ
うな低通風系時合わせて開放部16のテーパ、つまり前
開き角θ1を比較的小さくするために第11図に示すよ
うに作動リング20がシュラウド2の中央寄りに移動さ
れる。これによって、空気導通部17の前短冊片17b
から作動リング20が離脱して、前短冊片17bがゴム
1!19の張力により外側へ屈曲される。これと同時に
、後短冊片17cの一部に作動リング20が係合して、
後短冊片17cがゴム層19の張力に抗して内側へ強制
的に屈曲される。よって、空気導通部17と開放部16
との境目2Cの位置が軸流ファン4の前縁4aの位置か
ら後方へ所定距離したけ隔てて配置され°る。又、空気
導通部17は中間部分17aから出口2b側にかけて内
径の等しい筒状となる。つまり、空気導通部17の後開
き角θ2が06になる。
一方、アイドリング時等の前方抵抗が大きいような高通
風系時には、開放部16のテーパ、つまり前開き角θ1
を比較的大きくするために第12図に示すように作動リ
ング20をシュラウド2の前央寄りに移動させる。これ
によって、空気導通部17の後短冊片17Cから作動リ
ング20が離脱して、後短冊片17cがゴム層19の張
力により外側へ屈曲される。これと同時に、前短冊片1
7bの一部に作動リング20が係合し、前短冊片17b
がゴム層19の張力に抗して内側へ強制的に屈曲される
。よって、前記境目2Cの位置が軸流ファン4の前縁4
aに近接して配置される。又、空気導通部17の出口2
b側が後方へ広がるテーパとなる。つまり、空気導通部
17の後開き角θ2が所定の角度となる。
尚、この実施例では、低通風系時である走行時と高通風
系時であるアイドリング時との通風系条件の違いに対応
してシュラウド2の形状を自動的に変更制御させるべく
、前記第1実施例と同様に駆動モータ13が車速に基い
て駆動制御されるようになっている。
次に、上記のように構成した送風機の作用について説明
する。
まず、高通風系時であるアイドリング時には、作動リン
グ20が第12図に示すように前寄り位置に配置され、
空気導通部17と開放部16との境目2Cの位置が軸流
ファン4の前縁4aに近接して配置され、開放部16の
テーパ、即ち前開き角θ1が大きくなっている。
このため、開放部16の斜面に沿って軸流ファン4の翼
端から空気導通部17へ流入する空気が少なくなり、空
気導通部17の前縁にて軸流ファン4の翼端に発生する
乱流が除去されて騒音の発生を低減することができる。
又、この状態で空気導通部10の出口2b側に後開き角
θ2が形成され、その出口2b側が後方へ広がった状態
となっているので、空気導通部17の出口2b付近に衝
突するような遠心流が除去されて出口2b側における騒
音の発生を低減することができる。
更に、上記のように空気導通部17における乱流や遠心
流を除去することにより、送風上のロスを低減すること
ができるので、ラジエタ1の冷却効率を向上することが
できる。
一方、車両が走行を開始して低通風系時になると、駆動
モータ13が作動されて作動リング20が第11図に示
す中央寄り位置に切換配置され、空気導通部17と開放
部16との境目2cの位置が軸流ファン4の前縁4aか
ら所定距離したけ隔てて配置され、開放部16のテーパ
、即ち前開き角θ1が比較的小さくなると共に、空気導
通部17の後開き角θ2がO″となる。
このため、開放部16の斜面に沿って斜めに流入して軸
流ファン4を通過する空気の流れが軸流ファン4の求心
方向へ向けら、軸流ファン4の翼端に発生する乱流を小
さくすることができると共に、シュラウド2を通過する
軸流成分の空気流を強くすることができる。この結果、
空気導通部I7からの空気流出が円滑になって騒音の発
生を低減することができると共に、ラジェタ1の冷却効
率を向上することができる。
そして、車両が停止して再びアイドリング状態に戻ると
きには、駆動モータ13が作動されて作動リング20が
第12図に示す前寄り位置に復帰配置されて、開放部1
6のテーバ、即ち前開き角θ1が再び小さくなる。
上記のように前記各実施例の送風機では、車両のアイド
リング時や走行時等の通風系条件に合わせてシュラウド
2の形状を適宜に変更することができる。即ち、アイド
リング時等の高通風系時には、シュラウド2を低騒音対
応タイプの形状に変更することができ、車両走行中の低
通風系時には、シュラウド2を低騒音対応タイプで冷却
効率の良い形状に変更することができる。
従って、前記各実施例の送風機では、形状の固定された
従来例の送風機とは異なり、車両の走行状態にかかわら
ず常に送風機の騒音を低減することができると共にラジ
エタ1の冷却効率を向上することができる。
尚、この発明は前記各実施例に限定されるものではなく
、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適
宜に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記各実施例では、通風系条件に合わせてシュラ
ウド2の形状を変更するために、駆動モータ13を車速
に基いて駆動制御するように構成したが、例えばラジエ
タ1の前側と後側に風圧測定用の圧力センサをそれぞれ
取付け、肉圧カセンサにおける検出値の差に基いて高通
風系時又は低通風系時等の通風系条件を割り出し、その
条件割り出しに基いて駆動モータ13を駆動制御するよ
うに構成してもよい。又、単に運転席に設けた切換スイ
ッチの操作によって駆動モータ13を駆動制御するよう
に構成してもよい。
(2)前記各実施例では、シュラウド2の出口2b側が
後方へ広がるように所定の後開き角θ2を設けるように
構成したが、出口2b側が広がらないように、即ち後開
き角θ2が常にθ″になるように構成してもよい。
(3)前記各実施例では、軸流ファン4を回転させるた
めの駆動源としてモータ3を設けたが、車両エンジンを
駆動源として使用してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、高圧損時又は低
圧損時等の通風系条件の違いに合わせてシュラウドの形
状を適宜に変更することができて騒音低減を実現するこ
とができると共に、冷却効率向上を実現することができ
るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの発明を具体化した第1実施例を
示す図面であって、第1図は低圧1員時に合わせた状態
の送風機を示す側断面図、第2図は高圧損時に合わせた
状態の送風機を示す側断面図、第3図は送風機の正面図
、第4図はシュラウドの原形を示す部分破断側面図、第
5図は作動リングの斜視図、第6図〜第8図は作動リン
グの移動位置とシュラウドの形状との関係を説明する部
分破断側面図、第9図は軸流ファン前縁から空気導通部
前縁までの距離と騒音レベルとの関係を示すグラフ、第
1O図はシュラウドの形状設定を説明する部分破断側面
図、第11図〜第14図はこの発明を具体化した第2実
施例を示す図面であって、第11図は低圧損時に合わせ
た状態の送風機を示す部分破断側面図、第12図は高圧
損時に合わせた状態の送風機を示す部分破断側面図、第
13図は開放部の2重構造を示す部分破断側面図、第1
4図は空気導通部の2重構造を示す部分破断側面図、第
15図は従来例の送風機における低圧損時の作用を説明
する部分破断側面図、第16図はその高圧損時の作用を
説明する部分破断側面図、第17図、は高圧損時に対応
可能な送風機の作用を説明する部分破断側面図である。 図中、2はシュラウド、2Cは境目、3は駆動源として
のモータ、4は軸流ファン、4aは前縁、7.20は作
動部材としての作動リング、10゜17は空気導通部、
11.16は開放部、13は駆動モータ、Lは距離、θ
1は前開き角、θ2は後開き角である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1内部を空気が流れ、筒状形状を有する空気導通部とそ
    の空気導通部から空気流れに対して上流側へ連続してテ
    ーパ状に開放される開放部とからなるシュラウドを備え
    、前記空気導通部に内包されて固定されると共に駆動源
    により回転される軸流ファンを設けた車両用送風機にお
    いて、前記空気導通部と前記開放部との境目を前記シュ
    ラウドの空気流れに対して上流側もしくは下流側の少な
    くとも一方側へ移動させるための作動部材を設け、この
    作動部材によって、前記軸流ファンの上流側抵抗が小さ
    い低圧損時には前記開放部のテーパを比較的小さくする
    ために前記境目位置を前記軸流ファン前縁から下流側へ
    所定距離だけ隔てて配置させると共に、前記軸流ファン
    の上流側抵抗が大きい高圧損時には前記開放部のテーパ
    を比較的大きくするために前記境目位置を前記軸流ファ
    ン前縁に近接して配置させることを特徴とする車両用送
    風機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103089701A (zh) * 2011-10-27 2013-05-08 南通大通宝富风机有限公司 用于600mw循环流化床风机的进风口
JP2016224147A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 キヤノン株式会社 送風機構及び画像形成装置
AT522171B1 (de) * 2019-05-28 2020-09-15 Dipl Ing Thomas Euler Rolle Kühler

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WO2020237273A1 (de) 2019-05-28 2020-12-03 Euler Rolle Thomas Kühler

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