JPH02196646A - 転写シート - Google Patents

転写シート

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JPH02196646A
JPH02196646A JP1564489A JP1564489A JPH02196646A JP H02196646 A JPH02196646 A JP H02196646A JP 1564489 A JP1564489 A JP 1564489A JP 1564489 A JP1564489 A JP 1564489A JP H02196646 A JPH02196646 A JP H02196646A
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JP
Japan
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layer
transfer
release layer
resin
transfer sheet
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Application number
JP1564489A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kobayashi
和久 小林
Takashi Taruya
樽谷 隆至
Yoshiaki Aota
青田 良明
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は転写シートに関する。
〔従来の技術〕
離型性を有する基材に、絵柄層や金属薄膜層等の装飾層
を有する転写層を設けた転写シートは、これらの転写層
を被転写品に転写して絵柄や金属光沢模様を有する製品
を製造する目的で広く用いられている。
この種の転写シートは、通常基材の片面に離型層を設け
、この離型層側に絵柄層、金属薄膜層等の模様層を有す
る転写層設けたものが利用されているが、従来のこの種
の転写シートとしては、離型層を、■ワックス、脂肪酸
アミド、シリコーン等により形成したもの(特開昭63
−22697号公報)、■熱硬化型樹脂を基材に塗布し
て硬化させて形成したもの(特開昭61−53098号
公報、実開昭62−29234号公報)等が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種の転写シートでは基材に離型層を設けることによ
って基材と転写層との剥離が容易となるようにしている
が、基材の剥離性が低過ぎてはならないことは勿論であ
るが、剥離性が高過ぎてもならず、転写層に対して適度
な接着強度と剥離性とを有していなければならない。即
ち、転写後に基材を剥離する以前に基材が容易に剥離す
るような剥離性が高過ぎる(剥離が軽過ぎる)ものや、
例えば転写層に印刷を施す場合や、転写シートを射出成
形型内に装填して樹脂の射出を行った後に基材を剥離す
ることにより射出成形品に転写層を転写する所謂インモ
ールド転写を行う場合等、印刷時の熱や射出成形時の熱
によって基材と転写層との剥離性が低下し、転写後に基
材の剥離が困難となる(剥離が重くなる)ものは好まし
くなく、又、転写紙は転写層を形成後、転写するまで長
期間保存されることもある為、転写層の剥離性は経時的
に、常に一定であることが望ましい。
しかしながら上記■の転写シートは転写層に印刷等を行
った際や、インモールド成型を行った際の熱によって離
型層が溶融して剥離強度が変化してしまう可能性がある
。また■の転写シートでは離型層の形成過程において樹
脂を硬化させる際の加熱により基材が収縮して歪みを生
じ易い。このため硬化過程の加熱を可能な限り抑える(
加熱時間、加熱温度等の抑制をする)必要があるが、加
熱の抑制を行うと、硬化が不充分となって転写層の剥離
が軽くなり過ぎるという問題がある。また硬化時の加熱
を抑制したことにより離型層を構成する樹脂が未硬化状
態であると、転写層へ印刷を行った際の熱や、インモー
ルド成型を行った際の熱によって離型層の硬化反応が促
進される結果、離型層の剥離が著しく重くなったりする
とか、保存中に経時で剥離が重くなったりする等、剥離
強度が変動し易いという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は上記従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結
果、電離放射線硬化性の樹脂を硬化せしめて離型層を形
成することにより上記従来技術の欠点を解消できること
を見出し本発明を完成するに到った。
即ち本発明は、 (1)電離放射線硬化性の樹脂を硬化せしめてなる離型
層を形成した基材の離型層面側に、装飾層を有する転写
層が積層されていることを特徴とする転写シート。
(2)離型層を構成する電離放射線硬化性の樹脂が、電
離放射線硬化型ポリマー、オリゴマー、モノマーの単独
又は混合物よりなることを特徴とする請求項l記載の転
写シート。
(3)離型層を構成する電離放射線硬化性の樹脂が、電
離放射線硬化型ポリマー、オリゴマー、モノマーの少な
くとも1種と、電離放射線非硬化型樹脂との混合物より
なることを特徴とする請求項1記載の転写シート。
(4)離型層の転写層と接する側の面に凹凸模様が形成
されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の転写シート。
を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図において1は本発明の転写シートを示し、該転写
シート1は離型層2を設けた基材3の離型層2面側に、
離型層2と接する側に剥離層4を有する転写層5を積層
して構成されている。
尚、此処で離型層とは、転写後も基材側に残留し、転写
層との剥離を容易ならしめる層を、又、剥離層とは転写
後は被転写品側へ転写層の一部として転移し、転写層の
表面保護層となる層であり、剥離は離型層と剥離層の間
で行われる。
上記基材3は、通常の転写シートの基材として利用され
ているものであればよいが、平板状の被転写品表面に寸
法精度の高い転写層を転写する目的ではポリエチレンテ
レフタレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ボリア
リレート、ポリエーテルエーテルケトン、酢酸セルロー
ス等の熱や応力で寸法変化し難い樹脂フィルムよりなる
ものが好ましい。またインモールド転写のように被転写
品の表面が一般に平板状でない場合には、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド(例えば、6−ナイロン、6.6−ナイ
ロン等)、ビニロン、ポリエチレンやポリプロピレン等
のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート/イソ
フタレート共重合体等の低結晶性ポリエステル等、可撓
性を有する熱可塑性樹脂フィルムあるいは、これらの積
層体が好ましい。これらの基材3の表面には離型層2の
接着性を向上する目的で、通常コロナ放電処理や、不飽
和ポリエステルやウレタン樹脂系塗料の塗布処理の如き
易接着性処理が施される。基材3の厚みは通常5〜20
0μmであり、好ましくは12〜50μmである。
本発明転写シート1は離型N2が電離放射線硬化性の樹
脂より構成される。電離放射線硬化性の樹脂としては、
電離放射線硬化型ポリマー、オリゴマー、モノマー単独
又はこれらの混合物、或いはこれらの電離放射線硬化型
ポリマー、オリゴマ、七ツマ−の少なくとも1種と、電
離放射線非硬化型樹脂との混合物を用いることができる
。
電離放射線硬化型ポリマー、オリゴマーとしては不飽和
ポリエステル類、ポリエステルアクリレート、エポキシ
アクリレート、ウレタンアクリレート、ポリオールアク
リレート、メラミンアクリレート等の各種アクリレート
類、ポリエステルメタクリレート、エポキシメタクリレ
ート、ウレタンメタクリレート、ポリオールメタクリレ
ート、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類等
を用いることができる。また電離放射線硬化型モノマー
としてはヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、
ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピル
メタクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、4
−ヒドロキシシクロへキシルアクリレート、5−ヒドロ
キシシクロオクチルアクリレート、5−ヒドロキシシク
ロオクチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルオキシプロピルアクリレート、フェノキシエチルア
クリレート等の重合性不飽和基1個を有する(メタ)ア
クリル酸エステル化合物をはじめ、アクリル酸メチル、
アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸メトキシ
エチル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル
、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸フェニル等の
アクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル等のメタクリル酸エ
ステル類;アクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽
和カルボン酸アミド類ニアクリルM−2−(N、N−ジ
ベンジルアミノ)エチル、メタクリル酸(N、N−ジメ
チルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N、N−ジエ
チルアミノ)プロピル等の不飽和酸の置換アミノアルコ
ールエステル類;エチレングリコールジアクリレート、
プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
アクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、
トリエチレングリコールジアクリレート、ジプロピレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、
ジエチレングリコールジメタクリレート等の多官能性化
合物;スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系モ
ノマー及び/又は分子中に2個以上のチオール基を有す
るポリチオール化合物、例えばトリメチロールプロパン
トリチオグリコレート、トリメチロールプロパンリチオ
プロピオネート、ペンタエリスリトールテトラチオグリ
コレート等が挙げられる。これらの中でも電離線照射に
よる硬化し易さ、硬化後の離型層と転写層との剥離性の
熱安定性、離型層の耐溶剤性等の点からアクリレート系
モノマーが好ましい。転写シートを撓性が要求される用
途に使用する場合には(例えばインサート成型に用いる
場合等)、1官能又は2官能アクリレート系モノマーを
用いて比較的架橋密度の低い構造とし、耐熱性や耐溶剤
性、寸法安定性等を要求される用途に使用する場合には
3官能以上のアクリレート系モノマーを用い高架橋構造
とすることが好ましい。また被転写体の目的形状に応じ
、又、必要な剥離性に応じて架橋密度を適度に調整する
目的で1官能アクリレート系モノマーや2官能アクリレ
ート系七ツマ−と、多官能アクリレート系モノマーを混
合して用いることもできる。1官能アクリレート系モノ
マーとしては、2−ヒドロキシアクリレート、2−へキ
シルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート等が
挙げられるが、低粘度で優れたコーティング適性を有す
るフェノキシエチルアクリレートが好ましい。また、2
官能アクリレート系モノマーとしてはエチレングリコー
ルジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリ
レート等が、多官能アクリレート系モノマーとしてはト
リメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリス
リトールへキサアクリレート、ジペンタエリスリトール
へキサアクリレート等が挙げられる。また離型層2の可
撓性及び離型層2と剥離層4との間の剥離性を調節する
ために上記電離硬化型ポリマー、オリゴマー、モノマー
の少なくとも1種に対し、以下のような電離放射線非硬
化型樹脂を1〜70重量%、好ましくは5〜50重量%
混合して用いることもできる。電離放射線非硬化型樹脂
としては例えば、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、セル
ロース樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の熱可
塑性樹脂を用いることができ、特に可撓性の点からセル
ロース樹脂、ブチラール樹脂、ウレタン樹脂が好ましい
。
これらの電離放射線非硬化型樹脂は所望する剥離性、寸
法安定性、耐溶剤性、可撓性の程度に応じて適宜混合さ
れる。
離型層3は上記の樹脂よりなるインキを塗布した後、電
離放射線を照射して樹脂を硬化せしめることにより形成
することができる。電離放射線としては電磁波又は荷電
粒子線のうち分子を重合、架橋し得るエネルギー量子を
有するものであり、通常、紫外線、電子線が用いられる
。電子線としてはコックロフトワルトン型、バンプグラ
フ型、共振変換器型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイ
ナミドロン型、高周波型等の各種電子線加速器から放出
された100〜300Keν、好ましくは150〜20
0KeVの範囲のエネルギーを持つ電子線を用い、2〜
10Mradの照射量の照射を行うことが好ましい。ま
た紫外線照射の場合には超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低
圧水銀灯、カーボンアーク、キセノンアーク、メタルハ
ライドランプ灯の光源を用いた紫外線源から発する紫外
線を用いる。
上記離型層3の表面(剥離層4と接する面)には必要に
応じて凹凸模16を設けることができ、このような凹凸
模様6を離型層3の表面に設けると、転写後の転写層表
面に離型層3表面の凹凸模様6に対応した凹凸模様を形
成できる。凹凸模様6はランダムな模様であっても、単
なる艶消し表面絵柄図形模様であっても、あるいはそれ
らを組合わせたり、パターン状に部分的に設けたもので
も良い。凹凸模様6の形成方法としては、離型層3を構
成する樹脂を塗布した後、その表面に凹凸模様を有する
フィルムを重ね合わせて離型層形成用樹脂を硬化せしめ
、しかる後に凹凸模様を有するフィルムを剥離する方法
、離型114を形成するための樹脂中に艶消フィラーを
添加しておく方法、樹脂が硬化して離型層が形成された
後、離型層の表面をサンディング、ヘアライン等の研磨
加工80〜180°Cの熱と、50〜250kg/cd
の圧力によりエンボス加工する方法等によって加工して
凹凸模様6を形成する方法等が挙げられる。尚、熱圧に
よりエンボス加工する場合は、エンボス適性を持たせる
為に必要に応じて離型層の電離放射線硬化型樹脂の架橋
密度を低めに設定したり、電離放射線非硬化型の樹脂の
含有量を多めに設定することができる。凹凸模様として
は平行な直線又は曲線を形成する凹凸ないし溝の群とそ
れを囲む閉じた境界線とからなるパターンの集合体であ
って、境界線を共有して隣合うパターンの平行な直線又
は曲線の群の方向が異なり、線の深さ及び間隔が0.1
〜100μmであって、境界線を介して隣接する線群の
方向差は5°以上である凹凸模様が特に好ましい。この
ようなパターンを設けると、視差によって各閉鎖領域の
光沢が変わる変化のある模様が得られるが、隣接する線
群の方向が全て異なるようにするには、方向差の種類が
4種類以上あるようにすることが必要である。
転写N5における剥離層4は、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレ
ート等のアクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリウレタン、エボキシ樹脂、セルロース系樹脂
等の単独又はこれらの混合物により形成することができ
るが、特にアクリル系樹脂が透明性、耐擦傷性、耐摩耗
性、加工性を有しており、インモールド転写後の成形品
の表面物性が優れているため好ましい。剥離層4は上記
樹脂をグラビアコート、ロールコート等のコーティング
法やスクリーン印刷、グラビア印刷等の印刷法により塗
布することにより形成される。
また剥離層4中には必要に応じてワックス、マット剤等
を含有させることもできる。剥離層4は転写層5の剥離
性に優れ、転写後の転写層表面に充分な平滑性が得られ
る場合には必ずしも設けなくとも良い。
転写層5には絵柄層や蒸着等によって形成した金属薄膜
層等の装飾層を有する。上記第1図に示す例では剥離層
の上面側に絵柄層7を設け、その上面側に蒸着安定層8
を介して金属薄膜層としての部分蒸着719を設けたも
のである。装飾層は絵柄層7、金属薄膜層(部分蒸着層
9)の両方を同時に設ける場合に限らず、いずれか一方
のみを設けたものでも良い。
絵柄層7は通常の印刷インキ、好ましくは剥離層4と同
等の樹脂をベヒクルとするインキを用いて所望のパター
ンに印刷して形成することができる。印刷方法としては
グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷
等が採用される。
蒸着安定層8は蒸着のインモールド成形時の鏡面性、成
形性を安定化させるために設けるものであり、例えば−
波型又は二液型ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド
、ポリエステル、メラミン等により形成される。
部分蒸着層9はアルミニウム、クロム、ニッケル、銅、
亜鉛等の金属により形成することができる0部分蒸着層
9は蒸着不要部分にポリビニルアルコール、セルロース
系樹脂、デンプン等の水溶性樹脂からなる除去層を設け
た後、この上全面に金属蒸着を施し、次いで水洗して水
溶性樹脂とともに、この水溶性樹脂の上面側の蒸着層を
除去するか、或いは全面に蒸着を施した後に部分蒸着層
として残す必要がある部分の上面に保護層を設け、次い
で酸、アルカリ等により蒸着不要部分を溶解除去する等
の方法により形成することができる。
また部分蒸着層9のかわりに全面蒸着層を設けても良い
、尚、上記方法において蒸着によらず金属箔を積層する
方法を採用しても良い。
転写層5の最上面側(被転写体と接する面)には接着層
lOが設けられる。接着層10はアクリル樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ゴム系樹脂、オレフィン系
樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂等の単独又はこ
れらの混合樹脂、或いはこれらの共重合体樹脂等の熱可
塑性樹脂よりなる熱融着型のものを用いることができる
。接着層10は上記の樹脂をグラビアコート、ロールコ
ート等のコート法により塗布するか、グラビア印刷、シ
ルクスクリーン印刷等により印刷することにより形成す
るか、或いはハケ塗り、スプレー塗装、フローコート等
により塗布して形成することができる。尚、この接着層
10は転写層5の接着力が実用上充分な時(例えば転写
層の表面側が上記接着層を構成する樹脂と同様の樹脂を
用いて形成した絵柄層の場合等)には必ずしも設けなく
とも良い。
本発明の転写シートは被転写品表面に接着層lOが接す
るように重ね合わせて基材3上面より加熱した後、基材
を剥離して被転写品に転写層を転写するホットスタンプ
法の他に、転写シートを転写層が注入樹脂側へ来るよう
に射出成形金型内に装填して射出成形し、しかる後に基
材を剥離することにより射出成形品に転写層を転写する
インモールド転写法等に利用する場合に好適である。
以下具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する
。
実施例1 易接着性ポリエチレンテレフタレートフィルム(奇人製
: HP−7,50μm)を基材として用い、この表面
に下記組成の離型層形成用樹脂よりなるインキを、グラ
ビアリバースロールにて塗布量が1.5g/rrlとな
るように塗布した後、180KeV、3Mr a dの
電子線を基材側より照射して樹脂を硬化せしめて離型層
を形成し、次いでこの離型層表面に剥離層形成用樹脂(
昭和インク工業所製:ハクリニス35T)をグラビアロ
ールにて塗布量が3g/rdとなるように塗布して剥離
層を形成し、この剥離層の上にグラビア印刷により絵柄
層を印刷形成した。
ノヒ ・ジペンタエリスリトールヘキサア クリレート(6官能モノマー)   1!量部・フェノ
キシエチルアクリ レート(1官能モノマー)    1重量部・非硬化型
熱可塑性樹脂(セル口 −スアセテートブチレート)   1重量部更に、絵柄
層表面に接着層形成用樹脂(昭和インク工業所製: H
3ES−3)をグラビアロールにて塗布量が3g/rr
fとなるように塗布して接着剤層を形成し、転写シート
とした。この転写シートを射出成型用型内に装填した後
に射出成型し、冷却後、成型品を型から取り出して転写
シートの基材を剥離したところ、基材の剥離性は良好で
絵柄が確実に成型品に転写され、表面美麗な転写絵柄を
有する成型品が得られた。またこの転写シートの熱履歴
による剥離強度の変化及び熱履歴による転写シートの形
状変化を試験した。結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1と同様の基材に同様の離型層形成用樹脂を塗布
した後、塗布面にヘアライン加工したポリエチレンテレ
フタレートフィルムを貼合わせ、次いで実施例1と同様
に電子線を照射して樹脂を硬化させた後、ヘアライン加
工したフィルムを剥離して表面にヘアライン調の凹凸を
有する離型層を形成し、更にこの離型層表面に実施例1
と同様にして剥離層、絵柄層、接着層を形成して転写シ
ートを得た。この転写シートを用いて実施例1と同様イ
ンモールド転写を行った。成型後の基材の剥離性は良好
で絵柄が確実に成型品に転写され、ヘアライン調の凹凸
模様を有する美麗な転写絵柄を有する成型品が得られた
。またこの転写シートの熱履歴試験を実施例1と同様に
して行った。結果を第1表に示す。
実施例3 基材として易接着性ポリエチレンテレフタレートフィル
ムのかわりに未処理ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(厚み50μm)を用いて実施例1と同様にして転写
シートを得た。得られたシートを用いて実施例1と同様
のインモール転写を行ったところ、成型後の基材の剥離
性は良好で絵柄が確実に成型品に転写され、表面美麗な
転写絵柄を有する成型品が得られた。
実施例4 離型層形成用樹脂として下記組成の樹脂を用いた他は実
施例1と同様にして転写シートを得た。
ノ憂ヒ ・ジペンタエリスリ トールヘキサアクリレート   1重量部・メチルエチ
ルケトン       4重量部得られた転写シートの
接着層側がポリスチレン樹脂板表面と接するように転写
シートをポリスチレン樹脂板に重ね合わせ、表面温度2
10 ”C1直径70m+aのゴムローラーを用いて転
写圧10kg/d、ラインスピード4m/win、の条
件でホットスタンプ転写を行った。しかる後、基材を剥
離したが転写層の離型層への焼き付きがなく基材の剥離
性は良好であった。また転写された絵柄が歪んだり、シ
ワが生じたりすることもなく、美麗な外観を有する転写
製品が得られた。この転写シートの熱履歴試験を実施例
1と同様にして行った。結果を第1表にあわせて示す。
実施例5 実施例1に従い、電子線照射による離型層形成用樹脂の
硬化を、■剥離層形成用樹脂塗布後、■絵柄層印刷後、
■接着層形成後、■インモールド成型後の基材剥離直前
の4時点で行い、電子線照射時期の違いによる剥離強度
への影響を調べた。
結果を第2表に示す。
比較例1 下記組成の熱硬化型樹脂を乾燥時の塗布厚が2μmとな
るように塗布した後、170°Cで20秒間加熱して樹
脂を硬化せしめて離型層を形成した他は実施例1と同様
にして転写シートを得た。
ノヒ ・アクリル樹脂(AT400 :デュポン製)4重量部
・メラミン樹脂(サイメル370 二大日精化工業製) 1重量部 得られた転写シートを用いて実施例1同様のインモール
ド転写を行ったところ、基材の剥離性が重く、転写層の
一部が剥離せずに基材に残留した。
また成型時の熱により絵柄の一部にシワや歪みが生じた
。このシートの熱履歴試験を実施例1と同様にして行っ
た結果を第1表に示す。
比較例2 離型層形成用樹脂として下記組成の熱硬化型樹脂を用い
た他は比較例1と同様の条件で転写シートを得た。
・アクリル樹脂(AT400:デュポン製)4重量部・
メラミン樹脂(サイメル303 二大日精化工業製) 1重量部 得られた転写シートを用いて実施例1同様のインモール
ド転写を行ったところ、基材の剥離性が重く、転写層の
一部が剥離せずに基材に残留した。
また成型時の熱により絵柄の一部にシワや歪みが生じた
。このシートの熱履歴試験を実施例1と同様にして行っ
た結果を第1表に示す。
第2表 xl: 剥離重さは以下の通りである。1インチ巾ニチ
バンセロテープを転写箔の接着層側に密着し長さ10c
mにカットする。このサンプルを引張試験機(■オリエ
ンチック製:テンシロン)を用いて剥離試験し、基材と
の剥離角度90°をもって測定した。
※2: 熱履歴は剥離層形成後に150’CX30秒、
160°C×30秒、190 ”CX 30秒の加熱条
件にて付与した。
来3:  170’CX30秒の熱遍歴を経たシートの
外観を目視して評価した。
※4: 剥離性は剥離難易の程度により、O・・基材の
剥離が軽く容易 ×・・基材の剥離が非常に重い として判定した。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の転写シートは離型層を電離
放射線硬化性の樹脂を硬化せしめて形成したことにより
、熱硬化型樹脂により離型層を形成する従来の転写シー
トのように、加熱によって離型層を構成する樹脂を硬化
させる必要がないため、転写シート製造工程において基
材が変形したり収縮したりする虞れがなく、また常に略
一定の剥離性を示し、転写層形成後に印刷を行った際の
熱や、転写時の熱等によって剥離性が著しく重くなった
りする虞れがない、また電離放射線硬化性樹脂として電
離放射線硬化型ポリマー、オリゴマ、モノマーの少なく
とも1種と、電離放射線非硬化型樹脂との混合物を用い
ると形成される離型層が適度な可撓性を有するため、転
写時の熱、応力等による絵柄層の伸縮歪みが抑えられ、
シワや歪みのない絵柄を転写することができる。更に離
型層表面に凹凸模様を形成しておくと、転写後の転写層
表面に離型層の凹凸模様に対応した美麗な凹凸模様を形
成することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明転写シ
ートの一例を示す縦断面図である。 1・・・転写シート 2・・・離型層 3・・・基材5
・・・転写層 6・・・凹凸模様 7・・・絵柄層9・
・・部分蒸着層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電離放射線硬化性の樹脂を硬化せしめてなる離型
    層を形成した基材の離型層面側に、装飾層を有する転写
    層が積層されていることを特徴とする転写シート。
  2. (2)離型層を構成する電離放射線硬化性の樹脂が、電
    離放射線硬化型ポリマー、オリゴマー、モノマーの単独
    又は混合物よりなることを特徴とする請求項1記載の転
    写シート。
  3. (3)離型層を構成する電離放射線硬化性の樹脂が、電
    離放射線硬化型ポリマー、オリゴマー、モノマーの少な
    くとも1種と、電離放射線非硬化型樹脂との混合物より
    なることを特徴とする請求項1記載の転写シート。
  4. (4)離型層の転写層と接する側の面に凹凸模様が形成
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の転写シート。
JP1564489A 1989-01-25 1989-01-25 転写シート Pending JPH02196646A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052353A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Nissha Printing Co Ltd ヘアライン意匠を有する転写シートと転写成形品の製造方法
JP2011088421A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Dainippon Printing Co Ltd 転写加飾フィルム及びその製造方法並びにそれを用いた加飾成形品及びその製造方法
JP2012106398A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Dainippon Printing Co Ltd 加飾シート、およびそれを用いた加飾成形品の製造方法
JP2017047593A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 大日本印刷株式会社 加飾シート、加飾成形品、および加飾成形品の製造方法
JP2018012207A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 信越ポリマー株式会社 加飾部材の製造方法

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