JPH02196757A - 2‐クロロベンジルアミンの製造方法 - Google Patents

2‐クロロベンジルアミンの製造方法

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JPH02196757A
JPH02196757A JP1278303A JP27830389A JPH02196757A JP H02196757 A JPH02196757 A JP H02196757A JP 1278303 A JP1278303 A JP 1278303A JP 27830389 A JP27830389 A JP 27830389A JP H02196757 A JPH02196757 A JP H02196757A
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JP
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phthalimide
acid
hydrolysis
chlorobenzyl
product
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JP1278303A
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English (en)
Inventor
Neil J O'reilly
ニール ジェイ オライリー
Stanley A Sojka
スタンリー エイ ソイカ
Henry C Lin
ヘンリー シー リン
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Occidental Chemical Corp
Original Assignee
Occidental Chemical Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/62Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by cleaving carbon-to-nitrogen, sulfur-to-nitrogen, or phosphorus-to-nitrogen bonds, e.g. hydrolysis of amides, N-dealkylation of amines or quaternary ammonium compounds

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2−クロロベンジルクロライドからの2−クロ
ロベンジルアミンの製造のための新規方法、及び該製造
に使用される新規な中間体、即ち2−クロロベンジルフ
タルイミドに関する。
(従来技術) 2−クロロベンジルクロライドは市販品として得られ、
そのための用途が求められている。
Braye合衆国特許第4.127.580号(合衆国
特許第4.127.580号の第1表の化合物10参照
)に記載されたように、該化合物を、チクロピジン(t
iclopidine) 、血小板抑制剤を含むチェノ
ピリジン誘導体の製造に有用な2−クロロベンジルアミ
ンに転化することに注意が向けられている。しかしなが
ら、該文献には2−クロロベンジルクロライドの2−ク
ロロベンジルアミンへの転化方法のみが開示され、この
方法は深刻な欠点を存する。
例えば、Vassilev、G、N、et al、 D
okl、 Bolg、Akad。
Nauk、、28. No、 1.pages 931
−933には、2−りo。
ベンジルクロライドを液体N)+3 と反応させて2−
クロロベンジルアミンを合成することが記載されている
。この反応は、第二アミンの生成を最小限とするための
大過剰量のアンモニア、並びにアンモニアを液体状態に
保持するための冷却を要する。
Graymore、 J、et、 al、 J、Che
m、 Soc’、 (1945)、 pages293
−94及びMorley、 J、 S、、 J、 Ch
em、Soc、 (1961)’。
pages 1414−16には、2−クロロベンジル
クロライドをヘキサメチレンと反応させて第4テトラア
ミン誘導体を生成し、その後、これを分解して2−クロ
ロベンジルアミンを生成させることが記載されている。
この反応は、副生成物として発癌性のあるビス(クロロ
メチル)エーテルを製造する可能性があるという欠点を
有する。従って、大過剰の反応体又は冷却能力を要せず
、上記毒性副生成物を生産しない新しい合成経路に対す
る強い要望がある。
(課題を解決するための手段) 本発明において、ガブリエル(Gabriel)合成を
用いて2−クロロベンジルクロライドを2−クロロベン
ジルアミンに転化することにより、即ち、(a)クロラ
イドとアルカリ金属フタルイミドを反応させてアルカリ
金属アニオンでクロライドを置換し、2−クロロベンジ
ルフタルイミドを生成させる工程と、(5)2−クロロ
ベンジルフタルイミドのフタルイミド環を開裂して2−
クロロベンジルアミンを生成させる工程からなる方法を
用いることにより、従来技術の欠点を避けうることが見
出された。
第一の工程(即ち工程(a))は実質的に自己精製であ
り、塩副生成物を除去するための洗浄のみを必要とする
。この第一の工程で反応溶媒としてジメチルホルムアミ
ドを使用すると、容易に回収して再利用することができ
る。即ち、溶媒として再び上記の第一の反応工程の次の
レンディションに使用することができる。第二の工程、
即ち工程(5)が加水分解により行われるとき、副生成
物又は副生成物の誘導体はフタル酸又はこれと2−クロ
ロベンジルフタルアミド酸の混合物であり、これらは各
々フタルイミド及び2−クロロベンジルフタルイミドに
容易に転化される。前者は、上記の第一の工程における
アルカリ金属フタルイミドの現場合成にを用であり、後
者は第二の反応工程のための出発物質であり、そしてフ
タルイミドと共に第一の工程に導入すると、第一の反応
工程の生成物の部分となる。
工程(a)、即ち、2−クロロベンジルフタルイミドを
生成させる2−クロロベンジルクロライドとアルカリ金
属フタルイミドとの反応は、溶媒を用いずに、又は非反
応性の溶媒を用いて、約60℃ないし反応混合物の還流
温度の範囲の温度で行われる。反応を溶媒を用いずに行
う場合、制限温度は、大気圧下で約220℃である2−
クロロベンジルクロライドの沸点である。反応は好まし
くは化学量論量の反応体を用いて、又はアルカリ金属フ
タルイミドをわずかに過量に用いて行われる。
アルカリ金属フタルイミドは、例えばフタルイミドナト
リウム又はフタルイミドカリウムであることができ、好
ましくはフタルイミドカリウムである。アルカリ金属フ
タルイミドは、好ましくは工程(a)において、フタル
イミドと適当なアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリ
ウム又は炭酸カリウムとの反応により現場合成される。
この現場合成のためには、化学量論量のフタルイミド及
び炭酸塩を用いるか、又は炭酸塩を僅かに過量に用いる
のが好ましい。
フタルイミドは市販品として容易に得られるか、又は数
種ある方法のいずれかにより製造しうる。
例えば、フタル酸又はフタル酸無水物を尿素と反応させ
ることにより製造しうる(Boehme et alU
、S、Patent Na 3,819.648及びC
A 5elects:Optimization of
 Organic Reactions、  l5su
e 11987、106:4866e参照)。さらに、
融合したフタル酸無水物を気体状アンモニアと、加熱反
応容器中、250〜280℃で反応させることにより(
CA77 :48070q) 、又はフタル酸無水物と
アンモニア水溶液を反応させることにより製造すること
もできる(Noyes et al、Organic 
5yntheses、 Co11゜Vol、I、Ed−
1n−Chief HlGilman、1932.pa
ges 457−58)。好ましくは、本発明における
工程(b)からの副生成物又は本発明における工程(6
)からの副生成物の誘導体であるフタル酸から製造され
る。文献には記載されていないフタル酸をフタルイミド
に転化するための非常に良好な方法は、フタル酸を化学
量論量のアンモニア水溶液、好ましくは濃アンモニア水
溶液と、室温ないし300℃の範囲の温度で、例えば室
温ないし230〜300℃に0.5ないし2.5時間か
けて徐々に加熱することにより反応させることからなり
、これにより、生成物は220〜230℃で昇華し始め
る。この反応を上記フタル酸副生成物又は上記フタル酸
副生成物誘導体に適用すると、上記フタル酸副生成物又
は副生成物誘導体を汚染しうる全ての2−クロロベンジ
ルフタルアミド酸が、工程(a)の生成物の一部トする
2−クロロベンジルフタルイミドに転化される。この工
程(5)からの副生成物誘導体の用途は、さらに詳細に
後述する。
工程(a)は好ましくは非反応性の溶媒、非常に好まし
くはジメチルホルムアミド中で実施する。工程(a)の
反応のために非常に適する他の溶媒は、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、2−クロロトルエン、スルホラン、第
三ブタノール及びトルエンを含む。
非常に好ましくは、工程(a)は、フタルイミド及び炭
酸カリウムからのカリウムフタルイミドの現場合成から
なり、そしてジメチルホルムアミド中に2−クロロベン
ジルクロライド、フタルイミド、及び炭酸カリウムの混
合物を形成し、10口ないし150℃の範囲の温度で1
ないし10時間の時間をかけて反応させることからなる
工程(a)をジメチルホルムアミド中で実施する場合、
得られた反応混合物を濾過して、実質的に本発明の方法
による続いての製造における工程(a)で溶媒として使
用しうるジメチルホルムアミドからなる母液を回収する
ことができる。
ここで、工程(b)、即ちフタルイミド環を開裂して2
−クロロベンジルアミンを生成させる工程(7)説明に
転じる。
工程(5)は、実質的に、例えばヒドラジン分解又は加
水分解からなる。
工程(5)が実質的にヒドラジン分解からなる場合、工
程(a)で製造された2−クロロベンジルフタルイミド
中間体を、ヒドラジン又はその水和物と反応させて、2
−クロロベンジルアミン生成物及びフタリルヒドラジド
副生成物を製造する。この反応は、メタノール又は他の
アルコール溶媒(例えばエタノール又はインプロパツー
ル)中、40℃ないし還流温度で、化学量論量の反応体
を用いるか、又はヒドラジンを僅かに適量に用いて容易
に実施しろる。通常、還流温度での反応は1ないし10
時間で完結する。生成物である2−クロロベンジルアミ
ンは、アルコール溶媒を除去し、例えば蒸発させ、その
後、無機酸(例えば塩酸、硫酸又は硝酸)の水溶液を添
加してアミンの溶解性の酸の塩を形成し、不溶のフタリ
ルヒドラジドを濾去し、その後塩基、例えば水酸化す)
 IJウムを濾液に添加して、抽出、例えばメチレンク
ロライド又は他の適当な溶媒(例えばジエチルエーテル
、トルエン、2−クロロトルエン又は酢酸エチル)ヲ用
いた抽出により回収することができる遊離のアミンを生
成させることにより、副生成物であるフタリルヒドラジ
ドから容易に分離される。
工程(b)が実質的に加水分解からなる場合、加水分解
はl工程の塩基加水分解若しくは1工程の酸加水分解で
、又は2工程の酸/塩基若しくは塩基/酸加水分解で実
施しうる。第一のカルボキシ−窒素結合は塩基加水分解
により容易に開裂するが、酸加水分解によってはそれ程
容易には開裂せず、一方、第二のカルボキシ窒素結合は
酸加水分解によって容易に開裂するが、塩基加水分解に
よってはそれ程容易には開裂しないので、第一の工程が
塩基加水分解であり、第二の工程が酸加水分解である2
工程加水分解が好ましい。従って、第一の加水分解を塩
基で行い、次の加水分解を酸により行う2工程加水分解
は、塩基のみ、又は酸のみを、両方の開裂に使用する場
合に比べて、より低い濃度での塩基及び酸の使用、及び
/又はより短い時間を用いることを可能にする。
工程(b)における加水分解は、第一のカルボキシ窒素
結合の開裂が生じ、得られた2−クロロベンジルフタル
アミド酸の少なくとも大部分において残った窒素カルボ
キシ結合の開裂が生じるように、60℃ないし還流温度
で、化学量論量又は僅かに過量の塩基及び/又は酸を用
いて、5%ないし飽和量の酸濃度で、モして15ないし
100時間の時間で実施するのが適当である。副生成物
であるフタル酸及び2−クロロベンジルフタルアミド酸
は酸溶液に不溶であり、反応混合物から濾過により容易
に除去される。2−クロロベンジルアミン生成物は塩基
性とした濾液から、メチレンクロライド又は他の適当な
溶媒(例えば、ジエチルエーテル、トルエン、2−クロ
ロトルエン又は酢酸エチル)を用いた抽出により回収す
ることができる。
好ましい2工程加水分解においては、第一の工程が、K
OH若しくはNaOH(非常に好ましくは10〜30%
KOH水溶液)を用い、第一の窒素カルボキシ結合を開
裂して2−クロロベンジルフタルアミド酸の塩を形成す
る条件下での塩基加水分解であり、第二の工程が塩基加
水分解工程から得られる反応混合物に水及び濃塩酸の0
.5:1ないし2=1の容量比範囲の混合物を、鉄塩の
大部分において残りの窒素カルボキシ結合が開裂し、そ
して、濾過して生成物である2−クロロベンジルアミン
をその塩酸塩として含有する濾液を残すことができる2
−クロロベンジルフタルアミド酸との混合物としての7
タル酸からなる不溶の副生成物の生成を引き起こす条件
下で添加することからなる。
工程(5)のための−工程塩基加水分解のための好まし
い条件は、40〜60%のに口H水溶液を還流温度で、
最初の窒素カルボキシ結合及び第二のものの少なくとも
多数が開裂するのに充分な時間使用することからなる。
l工程塩基加水分解により、副生成物としてフタル酸の
塩(例えばフタル酸カリウム)又は該化合物と2−クロ
ロベンジルフタルアミド酸塩(例えば2−クロロベンジ
ルフタルアミド酸カリウム)との混合物が製造される。
不溶の遊離酸がこれらから、即ち、副生成物誘導体とし
て、酸性化、例えば濃塩酸による酸性化により得られ、
2−クロロベンジルアミン生成物を抽出又は分離した後
、反応混合物から容易に濾過される。
工程(b)が1工程塩基加水分解からなる場合、好まし
い条件は、40〜60%の硫酸を用いること、還流温度
、最初の窒素カルボキシ結合及び第二のものの少なくと
も大部分を開裂するのに充分な時間からなる。
1工程酸加水分解により、2−クロロベンジルアミンの
酸塩が製造される。1工程酸加水分解は、不溶性副生成
物として、反応混合物から濾過により容易に除去しうる
フタル酸又はフタル酸と2−クロロベンジルフタルアミ
ド酸との混合物を製造する。濾液中の2−クロロベンジ
ルアミン酸塩は、塩基、例えばNa0)1を添加するこ
とにより、遊離のアミンに容易に転化される。
実質的に加水分解からなる工程(b)は、実質的にヒド
ラジン分解からなる工程(b)より、安全性の理由だけ
でなく、フタル酸又はフタル酸と2−クロロベンジルフ
タルアミド酸との混合物が、ヒドラジン分解の副生成物
であるフタリルヒドラジドと1)違って、上記のように
水酸化アンモニウム水溶液との反応により、フタルイミ
ド反応体源として本発明による工程(a)に導入しろる
フタルイミド及びフタルイミドと2−クロロベンジルフ
タルイミドとの混合物に、各々容易に転化される副生成
物又は副生成物誘導体として回収することができるとい
う理由においても好ましい。フタルイミドとの混合物と
して工程(a)に導入されうるいずれの2−クロロベン
ジルフタルイミドも工程(a)の生成物の部分となる。
本発明の方法にまいて、中間体である工程(a)の生成
物、即ち2−クロロベンジルフタルイミドは新規化合物
である。これは融点187〜191℃の白色固体である
本発明を下記の実施例により説明する。
実施例1 フタルイミド160.0g及び炭酸カリウム85、6 
gを一緒に磨砕し、そして、2Ilの三ロフラスコに入
れた機械的に攪拌した2−クロロベンジルクロライド1
62.8 gとジメチルホルムアミド800rnI!、
の混合物に添加した。その後、反応混合物を120℃に
加熱し、該温度で4.5時間攪拌した。加熱が始まると
二酸化炭素の発生が認められた。フラスコを攪拌しなが
ら50℃に冷却させ、その後、氷/水浴中に置き、10
〜15℃に冷却した。フラスコの中身をコースガラスフ
リット(coarse glass frit)を通し
て濾過し、母液を再生利用のために貯めた。集められた
固体を300−の水で3回洗浄し、吸引して乾燥し、そ
の後−晩真空炉中で乾燥した。融点の測定により無機塩
の存在が示された。従って、得られた生成物を水ll中
でスラリーとし、15分間攪拌し、その後濾過し、50
0mfの水で2回洗浄した。白色の固体である生成物を
ポンプで乾燥し、その後真空炉内で一晩乾燥した。白色
固体であり、融点189〜191tである2−クロロベ
ンジルフタルイミドが230.4gの収量で得られた。
GC(、ガスクロマトグラフィー)分析(DB5キャピ
ラリー)は非常に高い純度(≧99%)を示した。
実施例1において、等モル量の炭酸ナトリウムで炭酸カ
リウムを置換するか、又は等モル量のカリウムフタルイ
ミド若しくはナトリウムフタルイミドでフタルイミド及
び炭酸カリウムを置換しても、良好な収量の2−クロロ
ベンジルフタルイミドが得られる。
実施例2 IJの三ロフラスコに実施例1からの母液391g及び
2−クロロベンジルクロライド81.4 gを入れた。
フタルイミド80.0 g及び炭酸カリウムA 2.8
 gを一緒に磨砕し、その後攪拌した反応混合物に添加
した。攪拌を続け、フラスコを120℃に5時間加熱し
た。加熱が始まると、再び二酸化炭素の発生が見られた
。反応混合物を一晩冷却させ、その後lO〜15℃に冷
却し、濾過した。
母液を再生利用のために貯めた。集められた固体を水5
00−でスラリーとし、濾過し、その抜水300−で3
回洗浄した。白色の固体をポンプで乾燥し、その後、真
空炉内で、130℃、25′で2時間乾燥した。白色固
体であり、融点187〜190℃である2−クロロベン
ジルフタルイミドが121.2g(87%)の収量で得
られた。
GC分析(DBSキャピラリー)は非常に高い純度(≧
99.4%)を示した。
実施例2で使用されるフタルイミドは下記の方法により
容易に製造することができる。パレットトラップ(Ba
rrett trap)及びコンデンサーを備えた25
rnlの丸底の一ロフラスコに、フタル酸3.0g及び
濃アンモニア水溶液2.7ml’を入れた。その後、反
応混合物を1.5時間かけて徐々に280℃まで加熱し
た。アンモニアを添加すると最初の発熱が見られ、その
後、水が100℃以上でトラップに集められた。最後に
、220〜230℃で生成物が昇華した。固体生成物を
フラスコの側面から集め、GC及びIRにより分析した
。定量的な量のフタルイミドが得られた。
実施例3 21の三ロフラスコにメタノール1112−クロロベン
ジルフタルイミド121g及び85%のヒドラジン水和
物40−を入れた。反応混合物を機械的に攪拌し、還流
下(65℃)で3時間加熱した。フラスコを僅かに冷却
させ、その後200−の水を添加した。フラスコを蒸発
にかけ、メタノール800m1!を留去した。その後、
50容量%の塩酸水溶液400mj!を滴下した。反応
混合物を還流下(85℃)で2時間攪拌しながら加熱し
、その後−晩冷却させた。反応混合物を濾過し、集めら
れた固体を200mfの水で5回洗浄した。集められた
固体がフタリルヒドラジドであることをJRスペクトル
により#1認した。攪拌し、冷却した溶液に水酸化ナト
リウムのベレットを添加することにより、水溶液を塩基
性(pH10〜11)にした。溶液から出てくる油状の
液体をメチレンクロライド200m1で5回抽出し、併
せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナト
リウムを濾去し、メチレンクロライド50dで3回洗浄
した。洗浄溶液を併せた抽出物に添加した。その後、溶
媒をロータリーエバポレーターを用いて除去し、残渣を
真空ジャケットビグレアカラム(a vacuum j
acketed Vigreaux column)に
より蒸留した。
純粋な(299,8%、DBSキャピラリー〇Cによる
)2−クロロベンジルアミンの収量は56.17g(8
8%)であり、沸点は84℃(6mm)であった。高磁
場’HNMRスペクトルはいずれの不純物の存在も示さ
なかった。
実施例4 250m1の丸底の三ロフラスコに20%の水酸化カリ
ウム水溶液82.5 g及び2−クロロベンジルフタル
イミド20 g (73,6mmol)を入れた。
反応混合物を攪拌しながら18.3時間還流させ(浴温
130℃)、その後室温に冷却させた。その後、水50
m1及び濃塩酸50rnI!を含有する混合物を滴下し
、反応混合物をさらに2265時間還流下で加熱した。
その後、反応混合物を冷却し、冷却された反応混合物を
濾過し、そして集められた固体を水10−で5回洗浄し
、真空炉内で乾燥した。NMR,IR及びGC分析によ
り、これらが主に2−クロロベンジルフタルアミド酸で
汚染されたフタル酸(11,2g、92%)であること
が示された。濾液を水酸化カリウムペレットの添加によ
り塩基性(p)I 10 )とし、その後、メチレンク
ロライド100m1’で4回抽出した。溶媒留去の後、
2−クロロベンジルアミン(10,23g);6<収率
98%で得られた(GCによる純度99%)。
実施例5 100rnlの丸底の一ロフラスコに、2−クロロベン
ジルフタルイミド20.0 g (73,6mmol)
及び20%のに0日水溶液(水66m1!中にou 1
6.5g)82、5 gを入れた。反応混合物を還流下
で48時間(浴温130℃)攪拌しながら加熱し、その
後、分液漏斗に移した。生成物を冷却させ、メチレンク
ロライド60m1で、続いてジエチルエーテル50rn
lで2回抽出した。抽出物を併せ、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、濾過し、その後溶媒をロータリーエバポレー
ターで留去した。粗生成物としての2−クロロベンジル
アミンの収量は8.0g(77%)であった。生成物は
僅かに黄色であった。減圧下での蒸留により、実質的に
純粋な無色の液体としての、沸点67〜70℃(5mm
Hg)である2−クロロベンジルアミン(7,7g、7
4%)が得られた。水層を塩酸でpH約1に酸性化する
と、フタル酸と2−クロロベンジルフタルアミド酸との
混合物(4,95g)であると確認される厚い白色の沈
澱が形成された。
濾過により得られる固体の副生成物(4,63g)は、
フタル酸及び2−クロロベンジルフタルアミド酸を7:
3の重量比で含有していた。この混合物を、パレットト
ラップ及びコンデンサーを備えた25−の丸底の一ロフ
ラスコに入れ、その後、濃アンモニア水溶液3.71 
gを入れた。反応混合物を1.5時間かけて300℃ま
で徐々に加熱した。
アンモニアを入れた時、最初の発熱が見られた。
水を100℃でトラップに集め、そして最後にフタルイ
ミド(72重量%)及び2−クロロベンジルフタルイミ
ド(28重量%)からなる最終生成物が昇華し始める。
固体生成物をフラスコの側面から集め、実施例1と同様
のモル比率及び条件を用いた2−クロロベンジルフタル
イミドの製造のフタルイミド源として使用する。2−ク
ロロベンジルフタルイミドを本実施例の上記と同様のモ
ル比率及び条件を用いて2−クロロベンジルアミンに加
水分解し、実質的に純粋な2−クロロベンジルアミンを
回収する。
実施例6 2βの丸底三ロフラスコに、50%の水酸化カリウム水
溶液830g及び2−クロロベンジルフタルイミド33
3gを入れる。その後、反応混合物を還流下(ポット温
度125〜128℃)で攪拌しながら21時間加熱した
。その後、氷水中で冷却し、分液漏斗中に移した。下方
の水層を流出させ、水21で希釈し、濃塩酸676gで
酸性化(冷却しなが(b) した。これにより、白色の
沈澱が形成され、これを濾過により集め、真空炉内で一
晩乾燥して、フタル酸199.9g(98%)を得た。
有機層は実質的に純粋な(GCにより99.9%) 2
−クロロベンジルアミン(163,4g、 1.15m
ol 、93.5%)であった。
実施例7 100mj!の丸底の一ロフラスコに2−クロロベンジ
ルフタルイミド0.90g及び50%の硫酸20m1!
を入れた。反応混合物を25時間還流し、その後、冷却
し、濾過し、そして集めた固体を25−の水で洗浄した
。この集めた固体はフタル酸と2−クロロベンジルフタ
ルアミド酸の混合物であった。濾液を、NaOHペレッ
トを添加することにより塩基性とし、その後メチレンク
ロライド30m1!で3回抽出した。抽出物を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして溶媒を留去して、
2−クロロベンジルアミンを60%の収率(0,28g
)で得た。GC及びNMRによる純度は99.9%であ
った。
比較実施例1 2−クロロベンジルフタルイミドを還流下で濃塩酸と水
の1:1の混合物と共に3時間加熱したと′ころ、出発
物質が94%の収率で回収された。
比較実施例2 2−クロロベンジルフタルイミドを、濃塩酸、酢酸及び
水のl:l:lの混合物と共に還流下で24.5時間加
熱したところ、出発物質が97%の収率で回収された。
変法は当該技術分野の技術者に明らかである。
従って、本発明の範囲はクレームにより定められること
が意図されている。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)2−クロロベンジルクロライドをアルカリ
    金属フタルイミドと約60℃ないし還流 温度の範囲の温度で反応させて2−クロロ ベンジルフタルイミドを生成させる工程と、(b)2−
    クロロベンジルフタルイミドのフタルイミド環を開裂さ
    せて2−クロロベンジ ルアミンを生成させる工程 を含む2−クロロベンジルアミンの製造方法。
  2. (2)工程(a)を非反応性溶媒中で行い、フタルイミ
    ド及びアルカリ金属炭酸塩からアルカリ金属フタルイミ
    ドをその場で生成させ、工程(b)が実質的にヒドラジ
    ン分解又は加水分解からなる請求項1記載の方法。
  3. (3)工程(a)がフタルイミドと炭酸カリウムからの
    フタルイミドカリウムの現場合成からなり、該工程が1
    00℃ないし150℃の範囲の温度で、ジメチルホルム
    アミド中で、1ないし10時間かけて行われ、そして工
    程(b)が実質的に加水分解からなる請求項2記載の方
    法。
  4. (4)工程(b)が、第1の加水分解工程がKOH又は
    NaOHによる塩基加水分解からなり、第二の加水分解
    工程が塩酸、硫酸及び硝酸からなる群より選ばれる酸に
    よる酸加水分解からなる2工程加水分解からなる請求項
    3記載の方法。
  5. (5)塩基加水分解が10〜30%のKOH水溶液で行
    われ、酸加水分解が、塩基加水分解により生じた反応混
    合物に、0.5:1ないし2:1の容量比の水と濃塩酸
    の混合物を添加することからなり、2−クロロベンジル
    フタルアミド酸と混合されたフタル酸を含む副生成物を
    分離する請求項4記載の方法。
  6. (6)上記の分離された副生成物混合物を水酸化アンモ
    ニウムと、室温ないし300℃の範囲の温度で反応させ
    て、工程(a)でアルカリ金属フタルイミド反応体の現
    場合成のために使用されるフタルイミドと2−クロロベ
    ンジルフタルイミドの混合物を生成させる請求項5記載
    の方法。
  7. (7)実質的にジメチルホルムアミドからなる母液が工
    程(a)から濾過により回収され、2−クロロベンジル
    フタルイミドを生成させるための2−クロロベンジルク
    ロライドとアルカリ金属フタルイミドとの反応のための
    溶媒として使用される請求項6記載の方法。
  8. (8)工程(b)が5%ないし飽和状態の濃度の水酸化
    ナトリウム若しくは水酸化カリウム水溶液を用いて、6
    0℃ないし還流温度の範囲の温度で行われる1工程塩基
    加水分解からなる請求項3記載の方法。
  9. (9)1工程塩基加水分解が、40〜60%のKOH水
    溶液を用いて、還流温度で実施される請求項8記載の方
    法。
  10. (10)工程(b)が、40〜60%の硫酸を用いた、
    還流温度での1工程酸加水分解からなる請求項3記載の
    方法。
  11. (11)工程(b)が実質的にヒドラジン分解からなり
    、2−クロロベンジルフタルイミドとヒドラジド若しく
    はそれらの水和物とを反応させて2−クロロベンジルア
    ミン及びフタリルヒドラジドを合成することからなり、
    そして、2−クロロベンジルアミンを、酸と反応させて
    溶解性アミン塩を生成させ、フタリルヒドラジドを濾去
    し、そして該アミン塩を塩基と反応させて遊離のアミン
    に転化することにより分離することからなる請求項2記
    載の方法。
  12. (12)工程(b)が、実質的に加水分解からなり、副
    生成物又は副生成物誘導体がフタル酸又はフタル酸と2
    −クロロベンジルフタルアミド酸との混合物であり、そ
    して該副生成物又は副生成物誘導体を水酸化アンモニウ
    ムと室温ないし300℃の範囲の温度で反応させて各々
    フタルイミド又はフタルイミドと2−クロロベンジルフ
    タルイミドとの混合物を生成させる請求項2記載の方法
  13. (13)得られたフタルイミド又はフタルイミドと2−
    クロロベンジルフタルイミドとの混合物を、上記のアル
    カリ金属フタルイミドの現場合成のためのフタルイミド
    源として使用する請求項12記載の方法。
  14. (14)実質的にジメチルホルムアミドからなる母液を
    工程(a)から濾過により回収し、2−クロロベンジル
    フタルイミドを生成させるための2−クロロベンジルク
    ロライドとアルカリ金属フタルイミドとの反応のための
    溶媒として使用する請求項3記載の方法。
  15. (15)2−クロロベンジルフタルイミド。
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