JPH02196757A - 2‐クロロベンジルアミンの製造方法 - Google Patents
2‐クロロベンジルアミンの製造方法Info
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- JPH02196757A JPH02196757A JP1278303A JP27830389A JPH02196757A JP H02196757 A JPH02196757 A JP H02196757A JP 1278303 A JP1278303 A JP 1278303A JP 27830389 A JP27830389 A JP 27830389A JP H02196757 A JPH02196757 A JP H02196757A
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- acid
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- chlorobenzyl
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/62—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by cleaving carbon-to-nitrogen, sulfur-to-nitrogen, or phosphorus-to-nitrogen bonds, e.g. hydrolysis of amides, N-dealkylation of amines or quaternary ammonium compounds
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は2−クロロベンジルクロライドからの2−クロ
ロベンジルアミンの製造のための新規方法、及び該製造
に使用される新規な中間体、即ち2−クロロベンジルフ
タルイミドに関する。
ロベンジルアミンの製造のための新規方法、及び該製造
に使用される新規な中間体、即ち2−クロロベンジルフ
タルイミドに関する。
(従来技術)
2−クロロベンジルクロライドは市販品として得られ、
そのための用途が求められている。
そのための用途が求められている。
Braye合衆国特許第4.127.580号(合衆国
特許第4.127.580号の第1表の化合物10参照
)に記載されたように、該化合物を、チクロピジン(t
iclopidine) 、血小板抑制剤を含むチェノ
ピリジン誘導体の製造に有用な2−クロロベンジルアミ
ンに転化することに注意が向けられている。しかしなが
ら、該文献には2−クロロベンジルクロライドの2−ク
ロロベンジルアミンへの転化方法のみが開示され、この
方法は深刻な欠点を存する。
特許第4.127.580号の第1表の化合物10参照
)に記載されたように、該化合物を、チクロピジン(t
iclopidine) 、血小板抑制剤を含むチェノ
ピリジン誘導体の製造に有用な2−クロロベンジルアミ
ンに転化することに注意が向けられている。しかしなが
ら、該文献には2−クロロベンジルクロライドの2−ク
ロロベンジルアミンへの転化方法のみが開示され、この
方法は深刻な欠点を存する。
例えば、Vassilev、G、N、et al、 D
okl、 Bolg、Akad。
okl、 Bolg、Akad。
Nauk、、28. No、 1.pages 931
−933には、2−りo。
−933には、2−りo。
ベンジルクロライドを液体N)+3 と反応させて2−
クロロベンジルアミンを合成することが記載されている
。この反応は、第二アミンの生成を最小限とするための
大過剰量のアンモニア、並びにアンモニアを液体状態に
保持するための冷却を要する。
クロロベンジルアミンを合成することが記載されている
。この反応は、第二アミンの生成を最小限とするための
大過剰量のアンモニア、並びにアンモニアを液体状態に
保持するための冷却を要する。
Graymore、 J、et、 al、 J、Che
m、 Soc’、 (1945)、 pages293
−94及びMorley、 J、 S、、 J、 Ch
em、Soc、 (1961)’。
m、 Soc’、 (1945)、 pages293
−94及びMorley、 J、 S、、 J、 Ch
em、Soc、 (1961)’。
pages 1414−16には、2−クロロベンジル
クロライドをヘキサメチレンと反応させて第4テトラア
ミン誘導体を生成し、その後、これを分解して2−クロ
ロベンジルアミンを生成させることが記載されている。
クロライドをヘキサメチレンと反応させて第4テトラア
ミン誘導体を生成し、その後、これを分解して2−クロ
ロベンジルアミンを生成させることが記載されている。
この反応は、副生成物として発癌性のあるビス(クロロ
メチル)エーテルを製造する可能性があるという欠点を
有する。従って、大過剰の反応体又は冷却能力を要せず
、上記毒性副生成物を生産しない新しい合成経路に対す
る強い要望がある。
メチル)エーテルを製造する可能性があるという欠点を
有する。従って、大過剰の反応体又は冷却能力を要せず
、上記毒性副生成物を生産しない新しい合成経路に対す
る強い要望がある。
(課題を解決するための手段)
本発明において、ガブリエル(Gabriel)合成を
用いて2−クロロベンジルクロライドを2−クロロベン
ジルアミンに転化することにより、即ち、(a)クロラ
イドとアルカリ金属フタルイミドを反応させてアルカリ
金属アニオンでクロライドを置換し、2−クロロベンジ
ルフタルイミドを生成させる工程と、(5)2−クロロ
ベンジルフタルイミドのフタルイミド環を開裂して2−
クロロベンジルアミンを生成させる工程からなる方法を
用いることにより、従来技術の欠点を避けうることが見
出された。
用いて2−クロロベンジルクロライドを2−クロロベン
ジルアミンに転化することにより、即ち、(a)クロラ
イドとアルカリ金属フタルイミドを反応させてアルカリ
金属アニオンでクロライドを置換し、2−クロロベンジ
ルフタルイミドを生成させる工程と、(5)2−クロロ
ベンジルフタルイミドのフタルイミド環を開裂して2−
クロロベンジルアミンを生成させる工程からなる方法を
用いることにより、従来技術の欠点を避けうることが見
出された。
第一の工程(即ち工程(a))は実質的に自己精製であ
り、塩副生成物を除去するための洗浄のみを必要とする
。この第一の工程で反応溶媒としてジメチルホルムアミ
ドを使用すると、容易に回収して再利用することができ
る。即ち、溶媒として再び上記の第一の反応工程の次の
レンディションに使用することができる。第二の工程、
即ち工程(5)が加水分解により行われるとき、副生成
物又は副生成物の誘導体はフタル酸又はこれと2−クロ
ロベンジルフタルアミド酸の混合物であり、これらは各
々フタルイミド及び2−クロロベンジルフタルイミドに
容易に転化される。前者は、上記の第一の工程における
アルカリ金属フタルイミドの現場合成にを用であり、後
者は第二の反応工程のための出発物質であり、そしてフ
タルイミドと共に第一の工程に導入すると、第一の反応
工程の生成物の部分となる。
り、塩副生成物を除去するための洗浄のみを必要とする
。この第一の工程で反応溶媒としてジメチルホルムアミ
ドを使用すると、容易に回収して再利用することができ
る。即ち、溶媒として再び上記の第一の反応工程の次の
レンディションに使用することができる。第二の工程、
即ち工程(5)が加水分解により行われるとき、副生成
物又は副生成物の誘導体はフタル酸又はこれと2−クロ
ロベンジルフタルアミド酸の混合物であり、これらは各
々フタルイミド及び2−クロロベンジルフタルイミドに
容易に転化される。前者は、上記の第一の工程における
アルカリ金属フタルイミドの現場合成にを用であり、後
者は第二の反応工程のための出発物質であり、そしてフ
タルイミドと共に第一の工程に導入すると、第一の反応
工程の生成物の部分となる。
工程(a)、即ち、2−クロロベンジルフタルイミドを
生成させる2−クロロベンジルクロライドとアルカリ金
属フタルイミドとの反応は、溶媒を用いずに、又は非反
応性の溶媒を用いて、約60℃ないし反応混合物の還流
温度の範囲の温度で行われる。反応を溶媒を用いずに行
う場合、制限温度は、大気圧下で約220℃である2−
クロロベンジルクロライドの沸点である。反応は好まし
くは化学量論量の反応体を用いて、又はアルカリ金属フ
タルイミドをわずかに過量に用いて行われる。
生成させる2−クロロベンジルクロライドとアルカリ金
属フタルイミドとの反応は、溶媒を用いずに、又は非反
応性の溶媒を用いて、約60℃ないし反応混合物の還流
温度の範囲の温度で行われる。反応を溶媒を用いずに行
う場合、制限温度は、大気圧下で約220℃である2−
クロロベンジルクロライドの沸点である。反応は好まし
くは化学量論量の反応体を用いて、又はアルカリ金属フ
タルイミドをわずかに過量に用いて行われる。
アルカリ金属フタルイミドは、例えばフタルイミドナト
リウム又はフタルイミドカリウムであることができ、好
ましくはフタルイミドカリウムである。アルカリ金属フ
タルイミドは、好ましくは工程(a)において、フタル
イミドと適当なアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリ
ウム又は炭酸カリウムとの反応により現場合成される。
リウム又はフタルイミドカリウムであることができ、好
ましくはフタルイミドカリウムである。アルカリ金属フ
タルイミドは、好ましくは工程(a)において、フタル
イミドと適当なアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリ
ウム又は炭酸カリウムとの反応により現場合成される。
この現場合成のためには、化学量論量のフタルイミド及
び炭酸塩を用いるか、又は炭酸塩を僅かに過量に用いる
のが好ましい。
び炭酸塩を用いるか、又は炭酸塩を僅かに過量に用いる
のが好ましい。
フタルイミドは市販品として容易に得られるか、又は数
種ある方法のいずれかにより製造しうる。
種ある方法のいずれかにより製造しうる。
例えば、フタル酸又はフタル酸無水物を尿素と反応させ
ることにより製造しうる(Boehme et alU
、S、Patent Na 3,819.648及びC
A 5elects:Optimization of
Organic Reactions、 l5su
e 11987、106:4866e参照)。さらに、
融合したフタル酸無水物を気体状アンモニアと、加熱反
応容器中、250〜280℃で反応させることにより(
CA77 :48070q) 、又はフタル酸無水物と
アンモニア水溶液を反応させることにより製造すること
もできる(Noyes et al、Organic
5yntheses、 Co11゜Vol、I、Ed−
1n−Chief HlGilman、1932.pa
ges 457−58)。好ましくは、本発明における
工程(b)からの副生成物又は本発明における工程(6
)からの副生成物の誘導体であるフタル酸から製造され
る。文献には記載されていないフタル酸をフタルイミド
に転化するための非常に良好な方法は、フタル酸を化学
量論量のアンモニア水溶液、好ましくは濃アンモニア水
溶液と、室温ないし300℃の範囲の温度で、例えば室
温ないし230〜300℃に0.5ないし2.5時間か
けて徐々に加熱することにより反応させることからなり
、これにより、生成物は220〜230℃で昇華し始め
る。この反応を上記フタル酸副生成物又は上記フタル酸
副生成物誘導体に適用すると、上記フタル酸副生成物又
は副生成物誘導体を汚染しうる全ての2−クロロベンジ
ルフタルアミド酸が、工程(a)の生成物の一部トする
2−クロロベンジルフタルイミドに転化される。この工
程(5)からの副生成物誘導体の用途は、さらに詳細に
後述する。
ることにより製造しうる(Boehme et alU
、S、Patent Na 3,819.648及びC
A 5elects:Optimization of
Organic Reactions、 l5su
e 11987、106:4866e参照)。さらに、
融合したフタル酸無水物を気体状アンモニアと、加熱反
応容器中、250〜280℃で反応させることにより(
CA77 :48070q) 、又はフタル酸無水物と
アンモニア水溶液を反応させることにより製造すること
もできる(Noyes et al、Organic
5yntheses、 Co11゜Vol、I、Ed−
1n−Chief HlGilman、1932.pa
ges 457−58)。好ましくは、本発明における
工程(b)からの副生成物又は本発明における工程(6
)からの副生成物の誘導体であるフタル酸から製造され
る。文献には記載されていないフタル酸をフタルイミド
に転化するための非常に良好な方法は、フタル酸を化学
量論量のアンモニア水溶液、好ましくは濃アンモニア水
溶液と、室温ないし300℃の範囲の温度で、例えば室
温ないし230〜300℃に0.5ないし2.5時間か
けて徐々に加熱することにより反応させることからなり
、これにより、生成物は220〜230℃で昇華し始め
る。この反応を上記フタル酸副生成物又は上記フタル酸
副生成物誘導体に適用すると、上記フタル酸副生成物又
は副生成物誘導体を汚染しうる全ての2−クロロベンジ
ルフタルアミド酸が、工程(a)の生成物の一部トする
2−クロロベンジルフタルイミドに転化される。この工
程(5)からの副生成物誘導体の用途は、さらに詳細に
後述する。
工程(a)は好ましくは非反応性の溶媒、非常に好まし
くはジメチルホルムアミド中で実施する。工程(a)の
反応のために非常に適する他の溶媒は、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、2−クロロトルエン、スルホラン、第
三ブタノール及びトルエンを含む。
くはジメチルホルムアミド中で実施する。工程(a)の
反応のために非常に適する他の溶媒は、例えば、ジメチ
ルスルホキシド、2−クロロトルエン、スルホラン、第
三ブタノール及びトルエンを含む。
非常に好ましくは、工程(a)は、フタルイミド及び炭
酸カリウムからのカリウムフタルイミドの現場合成から
なり、そしてジメチルホルムアミド中に2−クロロベン
ジルクロライド、フタルイミド、及び炭酸カリウムの混
合物を形成し、10口ないし150℃の範囲の温度で1
ないし10時間の時間をかけて反応させることからなる
。
酸カリウムからのカリウムフタルイミドの現場合成から
なり、そしてジメチルホルムアミド中に2−クロロベン
ジルクロライド、フタルイミド、及び炭酸カリウムの混
合物を形成し、10口ないし150℃の範囲の温度で1
ないし10時間の時間をかけて反応させることからなる
。
工程(a)をジメチルホルムアミド中で実施する場合、
得られた反応混合物を濾過して、実質的に本発明の方法
による続いての製造における工程(a)で溶媒として使
用しうるジメチルホルムアミドからなる母液を回収する
ことができる。
得られた反応混合物を濾過して、実質的に本発明の方法
による続いての製造における工程(a)で溶媒として使
用しうるジメチルホルムアミドからなる母液を回収する
ことができる。
ここで、工程(b)、即ちフタルイミド環を開裂して2
−クロロベンジルアミンを生成させる工程(7)説明に
転じる。
−クロロベンジルアミンを生成させる工程(7)説明に
転じる。
工程(5)は、実質的に、例えばヒドラジン分解又は加
水分解からなる。
水分解からなる。
工程(5)が実質的にヒドラジン分解からなる場合、工
程(a)で製造された2−クロロベンジルフタルイミド
中間体を、ヒドラジン又はその水和物と反応させて、2
−クロロベンジルアミン生成物及びフタリルヒドラジド
副生成物を製造する。この反応は、メタノール又は他の
アルコール溶媒(例えばエタノール又はインプロパツー
ル)中、40℃ないし還流温度で、化学量論量の反応体
を用いるか、又はヒドラジンを僅かに適量に用いて容易
に実施しろる。通常、還流温度での反応は1ないし10
時間で完結する。生成物である2−クロロベンジルアミ
ンは、アルコール溶媒を除去し、例えば蒸発させ、その
後、無機酸(例えば塩酸、硫酸又は硝酸)の水溶液を添
加してアミンの溶解性の酸の塩を形成し、不溶のフタリ
ルヒドラジドを濾去し、その後塩基、例えば水酸化す)
IJウムを濾液に添加して、抽出、例えばメチレンク
ロライド又は他の適当な溶媒(例えばジエチルエーテル
、トルエン、2−クロロトルエン又は酢酸エチル)ヲ用
いた抽出により回収することができる遊離のアミンを生
成させることにより、副生成物であるフタリルヒドラジ
ドから容易に分離される。
程(a)で製造された2−クロロベンジルフタルイミド
中間体を、ヒドラジン又はその水和物と反応させて、2
−クロロベンジルアミン生成物及びフタリルヒドラジド
副生成物を製造する。この反応は、メタノール又は他の
アルコール溶媒(例えばエタノール又はインプロパツー
ル)中、40℃ないし還流温度で、化学量論量の反応体
を用いるか、又はヒドラジンを僅かに適量に用いて容易
に実施しろる。通常、還流温度での反応は1ないし10
時間で完結する。生成物である2−クロロベンジルアミ
ンは、アルコール溶媒を除去し、例えば蒸発させ、その
後、無機酸(例えば塩酸、硫酸又は硝酸)の水溶液を添
加してアミンの溶解性の酸の塩を形成し、不溶のフタリ
ルヒドラジドを濾去し、その後塩基、例えば水酸化す)
IJウムを濾液に添加して、抽出、例えばメチレンク
ロライド又は他の適当な溶媒(例えばジエチルエーテル
、トルエン、2−クロロトルエン又は酢酸エチル)ヲ用
いた抽出により回収することができる遊離のアミンを生
成させることにより、副生成物であるフタリルヒドラジ
ドから容易に分離される。
工程(b)が実質的に加水分解からなる場合、加水分解
はl工程の塩基加水分解若しくは1工程の酸加水分解で
、又は2工程の酸/塩基若しくは塩基/酸加水分解で実
施しうる。第一のカルボキシ−窒素結合は塩基加水分解
により容易に開裂するが、酸加水分解によってはそれ程
容易には開裂せず、一方、第二のカルボキシ窒素結合は
酸加水分解によって容易に開裂するが、塩基加水分解に
よってはそれ程容易には開裂しないので、第一の工程が
塩基加水分解であり、第二の工程が酸加水分解である2
工程加水分解が好ましい。従って、第一の加水分解を塩
基で行い、次の加水分解を酸により行う2工程加水分解
は、塩基のみ、又は酸のみを、両方の開裂に使用する場
合に比べて、より低い濃度での塩基及び酸の使用、及び
/又はより短い時間を用いることを可能にする。
はl工程の塩基加水分解若しくは1工程の酸加水分解で
、又は2工程の酸/塩基若しくは塩基/酸加水分解で実
施しうる。第一のカルボキシ−窒素結合は塩基加水分解
により容易に開裂するが、酸加水分解によってはそれ程
容易には開裂せず、一方、第二のカルボキシ窒素結合は
酸加水分解によって容易に開裂するが、塩基加水分解に
よってはそれ程容易には開裂しないので、第一の工程が
塩基加水分解であり、第二の工程が酸加水分解である2
工程加水分解が好ましい。従って、第一の加水分解を塩
基で行い、次の加水分解を酸により行う2工程加水分解
は、塩基のみ、又は酸のみを、両方の開裂に使用する場
合に比べて、より低い濃度での塩基及び酸の使用、及び
/又はより短い時間を用いることを可能にする。
工程(b)における加水分解は、第一のカルボキシ窒素
結合の開裂が生じ、得られた2−クロロベンジルフタル
アミド酸の少なくとも大部分において残った窒素カルボ
キシ結合の開裂が生じるように、60℃ないし還流温度
で、化学量論量又は僅かに過量の塩基及び/又は酸を用
いて、5%ないし飽和量の酸濃度で、モして15ないし
100時間の時間で実施するのが適当である。副生成物
であるフタル酸及び2−クロロベンジルフタルアミド酸
は酸溶液に不溶であり、反応混合物から濾過により容易
に除去される。2−クロロベンジルアミン生成物は塩基
性とした濾液から、メチレンクロライド又は他の適当な
溶媒(例えば、ジエチルエーテル、トルエン、2−クロ
ロトルエン又は酢酸エチル)を用いた抽出により回収す
ることができる。
結合の開裂が生じ、得られた2−クロロベンジルフタル
アミド酸の少なくとも大部分において残った窒素カルボ
キシ結合の開裂が生じるように、60℃ないし還流温度
で、化学量論量又は僅かに過量の塩基及び/又は酸を用
いて、5%ないし飽和量の酸濃度で、モして15ないし
100時間の時間で実施するのが適当である。副生成物
であるフタル酸及び2−クロロベンジルフタルアミド酸
は酸溶液に不溶であり、反応混合物から濾過により容易
に除去される。2−クロロベンジルアミン生成物は塩基
性とした濾液から、メチレンクロライド又は他の適当な
溶媒(例えば、ジエチルエーテル、トルエン、2−クロ
ロトルエン又は酢酸エチル)を用いた抽出により回収す
ることができる。
好ましい2工程加水分解においては、第一の工程が、K
OH若しくはNaOH(非常に好ましくは10〜30%
KOH水溶液)を用い、第一の窒素カルボキシ結合を開
裂して2−クロロベンジルフタルアミド酸の塩を形成す
る条件下での塩基加水分解であり、第二の工程が塩基加
水分解工程から得られる反応混合物に水及び濃塩酸の0
.5:1ないし2=1の容量比範囲の混合物を、鉄塩の
大部分において残りの窒素カルボキシ結合が開裂し、そ
して、濾過して生成物である2−クロロベンジルアミン
をその塩酸塩として含有する濾液を残すことができる2
−クロロベンジルフタルアミド酸との混合物としての7
タル酸からなる不溶の副生成物の生成を引き起こす条件
下で添加することからなる。
OH若しくはNaOH(非常に好ましくは10〜30%
KOH水溶液)を用い、第一の窒素カルボキシ結合を開
裂して2−クロロベンジルフタルアミド酸の塩を形成す
る条件下での塩基加水分解であり、第二の工程が塩基加
水分解工程から得られる反応混合物に水及び濃塩酸の0
.5:1ないし2=1の容量比範囲の混合物を、鉄塩の
大部分において残りの窒素カルボキシ結合が開裂し、そ
して、濾過して生成物である2−クロロベンジルアミン
をその塩酸塩として含有する濾液を残すことができる2
−クロロベンジルフタルアミド酸との混合物としての7
タル酸からなる不溶の副生成物の生成を引き起こす条件
下で添加することからなる。
工程(5)のための−工程塩基加水分解のための好まし
い条件は、40〜60%のに口H水溶液を還流温度で、
最初の窒素カルボキシ結合及び第二のものの少なくとも
多数が開裂するのに充分な時間使用することからなる。
い条件は、40〜60%のに口H水溶液を還流温度で、
最初の窒素カルボキシ結合及び第二のものの少なくとも
多数が開裂するのに充分な時間使用することからなる。
l工程塩基加水分解により、副生成物としてフタル酸の
塩(例えばフタル酸カリウム)又は該化合物と2−クロ
ロベンジルフタルアミド酸塩(例えば2−クロロベンジ
ルフタルアミド酸カリウム)との混合物が製造される。
塩(例えばフタル酸カリウム)又は該化合物と2−クロ
ロベンジルフタルアミド酸塩(例えば2−クロロベンジ
ルフタルアミド酸カリウム)との混合物が製造される。
不溶の遊離酸がこれらから、即ち、副生成物誘導体とし
て、酸性化、例えば濃塩酸による酸性化により得られ、
2−クロロベンジルアミン生成物を抽出又は分離した後
、反応混合物から容易に濾過される。
て、酸性化、例えば濃塩酸による酸性化により得られ、
2−クロロベンジルアミン生成物を抽出又は分離した後
、反応混合物から容易に濾過される。
工程(b)が1工程塩基加水分解からなる場合、好まし
い条件は、40〜60%の硫酸を用いること、還流温度
、最初の窒素カルボキシ結合及び第二のものの少なくと
も大部分を開裂するのに充分な時間からなる。
い条件は、40〜60%の硫酸を用いること、還流温度
、最初の窒素カルボキシ結合及び第二のものの少なくと
も大部分を開裂するのに充分な時間からなる。
1工程酸加水分解により、2−クロロベンジルアミンの
酸塩が製造される。1工程酸加水分解は、不溶性副生成
物として、反応混合物から濾過により容易に除去しうる
フタル酸又はフタル酸と2−クロロベンジルフタルアミ
ド酸との混合物を製造する。濾液中の2−クロロベンジ
ルアミン酸塩は、塩基、例えばNa0)1を添加するこ
とにより、遊離のアミンに容易に転化される。
酸塩が製造される。1工程酸加水分解は、不溶性副生成
物として、反応混合物から濾過により容易に除去しうる
フタル酸又はフタル酸と2−クロロベンジルフタルアミ
ド酸との混合物を製造する。濾液中の2−クロロベンジ
ルアミン酸塩は、塩基、例えばNa0)1を添加するこ
とにより、遊離のアミンに容易に転化される。
実質的に加水分解からなる工程(b)は、実質的にヒド
ラジン分解からなる工程(b)より、安全性の理由だけ
でなく、フタル酸又はフタル酸と2−クロロベンジルフ
タルアミド酸との混合物が、ヒドラジン分解の副生成物
であるフタリルヒドラジドと1)違って、上記のように
水酸化アンモニウム水溶液との反応により、フタルイミ
ド反応体源として本発明による工程(a)に導入しろる
フタルイミド及びフタルイミドと2−クロロベンジルフ
タルイミドとの混合物に、各々容易に転化される副生成
物又は副生成物誘導体として回収することができるとい
う理由においても好ましい。フタルイミドとの混合物と
して工程(a)に導入されうるいずれの2−クロロベン
ジルフタルイミドも工程(a)の生成物の部分となる。
ラジン分解からなる工程(b)より、安全性の理由だけ
でなく、フタル酸又はフタル酸と2−クロロベンジルフ
タルアミド酸との混合物が、ヒドラジン分解の副生成物
であるフタリルヒドラジドと1)違って、上記のように
水酸化アンモニウム水溶液との反応により、フタルイミ
ド反応体源として本発明による工程(a)に導入しろる
フタルイミド及びフタルイミドと2−クロロベンジルフ
タルイミドとの混合物に、各々容易に転化される副生成
物又は副生成物誘導体として回収することができるとい
う理由においても好ましい。フタルイミドとの混合物と
して工程(a)に導入されうるいずれの2−クロロベン
ジルフタルイミドも工程(a)の生成物の部分となる。
本発明の方法にまいて、中間体である工程(a)の生成
物、即ち2−クロロベンジルフタルイミドは新規化合物
である。これは融点187〜191℃の白色固体である
。
物、即ち2−クロロベンジルフタルイミドは新規化合物
である。これは融点187〜191℃の白色固体である
。
本発明を下記の実施例により説明する。
実施例1
フタルイミド160.0g及び炭酸カリウム85、6
gを一緒に磨砕し、そして、2Ilの三ロフラスコに入
れた機械的に攪拌した2−クロロベンジルクロライド1
62.8 gとジメチルホルムアミド800rnI!、
の混合物に添加した。その後、反応混合物を120℃に
加熱し、該温度で4.5時間攪拌した。加熱が始まると
二酸化炭素の発生が認められた。フラスコを攪拌しなが
ら50℃に冷却させ、その後、氷/水浴中に置き、10
〜15℃に冷却した。フラスコの中身をコースガラスフ
リット(coarse glass frit)を通し
て濾過し、母液を再生利用のために貯めた。集められた
固体を300−の水で3回洗浄し、吸引して乾燥し、そ
の後−晩真空炉中で乾燥した。融点の測定により無機塩
の存在が示された。従って、得られた生成物を水ll中
でスラリーとし、15分間攪拌し、その後濾過し、50
0mfの水で2回洗浄した。白色の固体である生成物を
ポンプで乾燥し、その後真空炉内で一晩乾燥した。白色
固体であり、融点189〜191tである2−クロロベ
ンジルフタルイミドが230.4gの収量で得られた。
gを一緒に磨砕し、そして、2Ilの三ロフラスコに入
れた機械的に攪拌した2−クロロベンジルクロライド1
62.8 gとジメチルホルムアミド800rnI!、
の混合物に添加した。その後、反応混合物を120℃に
加熱し、該温度で4.5時間攪拌した。加熱が始まると
二酸化炭素の発生が認められた。フラスコを攪拌しなが
ら50℃に冷却させ、その後、氷/水浴中に置き、10
〜15℃に冷却した。フラスコの中身をコースガラスフ
リット(coarse glass frit)を通し
て濾過し、母液を再生利用のために貯めた。集められた
固体を300−の水で3回洗浄し、吸引して乾燥し、そ
の後−晩真空炉中で乾燥した。融点の測定により無機塩
の存在が示された。従って、得られた生成物を水ll中
でスラリーとし、15分間攪拌し、その後濾過し、50
0mfの水で2回洗浄した。白色の固体である生成物を
ポンプで乾燥し、その後真空炉内で一晩乾燥した。白色
固体であり、融点189〜191tである2−クロロベ
ンジルフタルイミドが230.4gの収量で得られた。
GC(、ガスクロマトグラフィー)分析(DB5キャピ
ラリー)は非常に高い純度(≧99%)を示した。
ラリー)は非常に高い純度(≧99%)を示した。
実施例1において、等モル量の炭酸ナトリウムで炭酸カ
リウムを置換するか、又は等モル量のカリウムフタルイ
ミド若しくはナトリウムフタルイミドでフタルイミド及
び炭酸カリウムを置換しても、良好な収量の2−クロロ
ベンジルフタルイミドが得られる。
リウムを置換するか、又は等モル量のカリウムフタルイ
ミド若しくはナトリウムフタルイミドでフタルイミド及
び炭酸カリウムを置換しても、良好な収量の2−クロロ
ベンジルフタルイミドが得られる。
実施例2
IJの三ロフラスコに実施例1からの母液391g及び
2−クロロベンジルクロライド81.4 gを入れた。
2−クロロベンジルクロライド81.4 gを入れた。
フタルイミド80.0 g及び炭酸カリウムA 2.8
gを一緒に磨砕し、その後攪拌した反応混合物に添加
した。攪拌を続け、フラスコを120℃に5時間加熱し
た。加熱が始まると、再び二酸化炭素の発生が見られた
。反応混合物を一晩冷却させ、その後lO〜15℃に冷
却し、濾過した。
gを一緒に磨砕し、その後攪拌した反応混合物に添加
した。攪拌を続け、フラスコを120℃に5時間加熱し
た。加熱が始まると、再び二酸化炭素の発生が見られた
。反応混合物を一晩冷却させ、その後lO〜15℃に冷
却し、濾過した。
母液を再生利用のために貯めた。集められた固体を水5
00−でスラリーとし、濾過し、その抜水300−で3
回洗浄した。白色の固体をポンプで乾燥し、その後、真
空炉内で、130℃、25′で2時間乾燥した。白色固
体であり、融点187〜190℃である2−クロロベン
ジルフタルイミドが121.2g(87%)の収量で得
られた。
00−でスラリーとし、濾過し、その抜水300−で3
回洗浄した。白色の固体をポンプで乾燥し、その後、真
空炉内で、130℃、25′で2時間乾燥した。白色固
体であり、融点187〜190℃である2−クロロベン
ジルフタルイミドが121.2g(87%)の収量で得
られた。
GC分析(DBSキャピラリー)は非常に高い純度(≧
99.4%)を示した。
99.4%)を示した。
実施例2で使用されるフタルイミドは下記の方法により
容易に製造することができる。パレットトラップ(Ba
rrett trap)及びコンデンサーを備えた25
rnlの丸底の一ロフラスコに、フタル酸3.0g及び
濃アンモニア水溶液2.7ml’を入れた。その後、反
応混合物を1.5時間かけて徐々に280℃まで加熱し
た。アンモニアを添加すると最初の発熱が見られ、その
後、水が100℃以上でトラップに集められた。最後に
、220〜230℃で生成物が昇華した。固体生成物を
フラスコの側面から集め、GC及びIRにより分析した
。定量的な量のフタルイミドが得られた。
容易に製造することができる。パレットトラップ(Ba
rrett trap)及びコンデンサーを備えた25
rnlの丸底の一ロフラスコに、フタル酸3.0g及び
濃アンモニア水溶液2.7ml’を入れた。その後、反
応混合物を1.5時間かけて徐々に280℃まで加熱し
た。アンモニアを添加すると最初の発熱が見られ、その
後、水が100℃以上でトラップに集められた。最後に
、220〜230℃で生成物が昇華した。固体生成物を
フラスコの側面から集め、GC及びIRにより分析した
。定量的な量のフタルイミドが得られた。
実施例3
21の三ロフラスコにメタノール1112−クロロベン
ジルフタルイミド121g及び85%のヒドラジン水和
物40−を入れた。反応混合物を機械的に攪拌し、還流
下(65℃)で3時間加熱した。フラスコを僅かに冷却
させ、その後200−の水を添加した。フラスコを蒸発
にかけ、メタノール800m1!を留去した。その後、
50容量%の塩酸水溶液400mj!を滴下した。反応
混合物を還流下(85℃)で2時間攪拌しながら加熱し
、その後−晩冷却させた。反応混合物を濾過し、集めら
れた固体を200mfの水で5回洗浄した。集められた
固体がフタリルヒドラジドであることをJRスペクトル
により#1認した。攪拌し、冷却した溶液に水酸化ナト
リウムのベレットを添加することにより、水溶液を塩基
性(pH10〜11)にした。溶液から出てくる油状の
液体をメチレンクロライド200m1で5回抽出し、併
せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナト
リウムを濾去し、メチレンクロライド50dで3回洗浄
した。洗浄溶液を併せた抽出物に添加した。その後、溶
媒をロータリーエバポレーターを用いて除去し、残渣を
真空ジャケットビグレアカラム(a vacuum j
acketed Vigreaux column)に
より蒸留した。
ジルフタルイミド121g及び85%のヒドラジン水和
物40−を入れた。反応混合物を機械的に攪拌し、還流
下(65℃)で3時間加熱した。フラスコを僅かに冷却
させ、その後200−の水を添加した。フラスコを蒸発
にかけ、メタノール800m1!を留去した。その後、
50容量%の塩酸水溶液400mj!を滴下した。反応
混合物を還流下(85℃)で2時間攪拌しながら加熱し
、その後−晩冷却させた。反応混合物を濾過し、集めら
れた固体を200mfの水で5回洗浄した。集められた
固体がフタリルヒドラジドであることをJRスペクトル
により#1認した。攪拌し、冷却した溶液に水酸化ナト
リウムのベレットを添加することにより、水溶液を塩基
性(pH10〜11)にした。溶液から出てくる油状の
液体をメチレンクロライド200m1で5回抽出し、併
せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナト
リウムを濾去し、メチレンクロライド50dで3回洗浄
した。洗浄溶液を併せた抽出物に添加した。その後、溶
媒をロータリーエバポレーターを用いて除去し、残渣を
真空ジャケットビグレアカラム(a vacuum j
acketed Vigreaux column)に
より蒸留した。
純粋な(299,8%、DBSキャピラリー〇Cによる
)2−クロロベンジルアミンの収量は56.17g(8
8%)であり、沸点は84℃(6mm)であった。高磁
場’HNMRスペクトルはいずれの不純物の存在も示さ
なかった。
)2−クロロベンジルアミンの収量は56.17g(8
8%)であり、沸点は84℃(6mm)であった。高磁
場’HNMRスペクトルはいずれの不純物の存在も示さ
なかった。
実施例4
250m1の丸底の三ロフラスコに20%の水酸化カリ
ウム水溶液82.5 g及び2−クロロベンジルフタル
イミド20 g (73,6mmol)を入れた。
ウム水溶液82.5 g及び2−クロロベンジルフタル
イミド20 g (73,6mmol)を入れた。
反応混合物を攪拌しながら18.3時間還流させ(浴温
130℃)、その後室温に冷却させた。その後、水50
m1及び濃塩酸50rnI!を含有する混合物を滴下し
、反応混合物をさらに2265時間還流下で加熱した。
130℃)、その後室温に冷却させた。その後、水50
m1及び濃塩酸50rnI!を含有する混合物を滴下し
、反応混合物をさらに2265時間還流下で加熱した。
その後、反応混合物を冷却し、冷却された反応混合物を
濾過し、そして集められた固体を水10−で5回洗浄し
、真空炉内で乾燥した。NMR,IR及びGC分析によ
り、これらが主に2−クロロベンジルフタルアミド酸で
汚染されたフタル酸(11,2g、92%)であること
が示された。濾液を水酸化カリウムペレットの添加によ
り塩基性(p)I 10 )とし、その後、メチレンク
ロライド100m1’で4回抽出した。溶媒留去の後、
2−クロロベンジルアミン(10,23g);6<収率
98%で得られた(GCによる純度99%)。
濾過し、そして集められた固体を水10−で5回洗浄し
、真空炉内で乾燥した。NMR,IR及びGC分析によ
り、これらが主に2−クロロベンジルフタルアミド酸で
汚染されたフタル酸(11,2g、92%)であること
が示された。濾液を水酸化カリウムペレットの添加によ
り塩基性(p)I 10 )とし、その後、メチレンク
ロライド100m1’で4回抽出した。溶媒留去の後、
2−クロロベンジルアミン(10,23g);6<収率
98%で得られた(GCによる純度99%)。
実施例5
100rnlの丸底の一ロフラスコに、2−クロロベン
ジルフタルイミド20.0 g (73,6mmol)
及び20%のに0日水溶液(水66m1!中にou 1
6.5g)82、5 gを入れた。反応混合物を還流下
で48時間(浴温130℃)攪拌しながら加熱し、その
後、分液漏斗に移した。生成物を冷却させ、メチレンク
ロライド60m1で、続いてジエチルエーテル50rn
lで2回抽出した。抽出物を併せ、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、濾過し、その後溶媒をロータリーエバポレー
ターで留去した。粗生成物としての2−クロロベンジル
アミンの収量は8.0g(77%)であった。生成物は
僅かに黄色であった。減圧下での蒸留により、実質的に
純粋な無色の液体としての、沸点67〜70℃(5mm
Hg)である2−クロロベンジルアミン(7,7g、7
4%)が得られた。水層を塩酸でpH約1に酸性化する
と、フタル酸と2−クロロベンジルフタルアミド酸との
混合物(4,95g)であると確認される厚い白色の沈
澱が形成された。
ジルフタルイミド20.0 g (73,6mmol)
及び20%のに0日水溶液(水66m1!中にou 1
6.5g)82、5 gを入れた。反応混合物を還流下
で48時間(浴温130℃)攪拌しながら加熱し、その
後、分液漏斗に移した。生成物を冷却させ、メチレンク
ロライド60m1で、続いてジエチルエーテル50rn
lで2回抽出した。抽出物を併せ、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、濾過し、その後溶媒をロータリーエバポレー
ターで留去した。粗生成物としての2−クロロベンジル
アミンの収量は8.0g(77%)であった。生成物は
僅かに黄色であった。減圧下での蒸留により、実質的に
純粋な無色の液体としての、沸点67〜70℃(5mm
Hg)である2−クロロベンジルアミン(7,7g、7
4%)が得られた。水層を塩酸でpH約1に酸性化する
と、フタル酸と2−クロロベンジルフタルアミド酸との
混合物(4,95g)であると確認される厚い白色の沈
澱が形成された。
濾過により得られる固体の副生成物(4,63g)は、
フタル酸及び2−クロロベンジルフタルアミド酸を7:
3の重量比で含有していた。この混合物を、パレットト
ラップ及びコンデンサーを備えた25−の丸底の一ロフ
ラスコに入れ、その後、濃アンモニア水溶液3.71
gを入れた。反応混合物を1.5時間かけて300℃ま
で徐々に加熱した。
フタル酸及び2−クロロベンジルフタルアミド酸を7:
3の重量比で含有していた。この混合物を、パレットト
ラップ及びコンデンサーを備えた25−の丸底の一ロフ
ラスコに入れ、その後、濃アンモニア水溶液3.71
gを入れた。反応混合物を1.5時間かけて300℃ま
で徐々に加熱した。
アンモニアを入れた時、最初の発熱が見られた。
水を100℃でトラップに集め、そして最後にフタルイ
ミド(72重量%)及び2−クロロベンジルフタルイミ
ド(28重量%)からなる最終生成物が昇華し始める。
ミド(72重量%)及び2−クロロベンジルフタルイミ
ド(28重量%)からなる最終生成物が昇華し始める。
固体生成物をフラスコの側面から集め、実施例1と同様
のモル比率及び条件を用いた2−クロロベンジルフタル
イミドの製造のフタルイミド源として使用する。2−ク
ロロベンジルフタルイミドを本実施例の上記と同様のモ
ル比率及び条件を用いて2−クロロベンジルアミンに加
水分解し、実質的に純粋な2−クロロベンジルアミンを
回収する。
のモル比率及び条件を用いた2−クロロベンジルフタル
イミドの製造のフタルイミド源として使用する。2−ク
ロロベンジルフタルイミドを本実施例の上記と同様のモ
ル比率及び条件を用いて2−クロロベンジルアミンに加
水分解し、実質的に純粋な2−クロロベンジルアミンを
回収する。
実施例6
2βの丸底三ロフラスコに、50%の水酸化カリウム水
溶液830g及び2−クロロベンジルフタルイミド33
3gを入れる。その後、反応混合物を還流下(ポット温
度125〜128℃)で攪拌しながら21時間加熱した
。その後、氷水中で冷却し、分液漏斗中に移した。下方
の水層を流出させ、水21で希釈し、濃塩酸676gで
酸性化(冷却しなが(b) した。これにより、白色の
沈澱が形成され、これを濾過により集め、真空炉内で一
晩乾燥して、フタル酸199.9g(98%)を得た。
溶液830g及び2−クロロベンジルフタルイミド33
3gを入れる。その後、反応混合物を還流下(ポット温
度125〜128℃)で攪拌しながら21時間加熱した
。その後、氷水中で冷却し、分液漏斗中に移した。下方
の水層を流出させ、水21で希釈し、濃塩酸676gで
酸性化(冷却しなが(b) した。これにより、白色の
沈澱が形成され、これを濾過により集め、真空炉内で一
晩乾燥して、フタル酸199.9g(98%)を得た。
有機層は実質的に純粋な(GCにより99.9%) 2
−クロロベンジルアミン(163,4g、 1.15m
ol 、93.5%)であった。
−クロロベンジルアミン(163,4g、 1.15m
ol 、93.5%)であった。
実施例7
100mj!の丸底の一ロフラスコに2−クロロベンジ
ルフタルイミド0.90g及び50%の硫酸20m1!
を入れた。反応混合物を25時間還流し、その後、冷却
し、濾過し、そして集めた固体を25−の水で洗浄した
。この集めた固体はフタル酸と2−クロロベンジルフタ
ルアミド酸の混合物であった。濾液を、NaOHペレッ
トを添加することにより塩基性とし、その後メチレンク
ロライド30m1!で3回抽出した。抽出物を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして溶媒を留去して、
2−クロロベンジルアミンを60%の収率(0,28g
)で得た。GC及びNMRによる純度は99.9%であ
った。
ルフタルイミド0.90g及び50%の硫酸20m1!
を入れた。反応混合物を25時間還流し、その後、冷却
し、濾過し、そして集めた固体を25−の水で洗浄した
。この集めた固体はフタル酸と2−クロロベンジルフタ
ルアミド酸の混合物であった。濾液を、NaOHペレッ
トを添加することにより塩基性とし、その後メチレンク
ロライド30m1!で3回抽出した。抽出物を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして溶媒を留去して、
2−クロロベンジルアミンを60%の収率(0,28g
)で得た。GC及びNMRによる純度は99.9%であ
った。
比較実施例1
2−クロロベンジルフタルイミドを還流下で濃塩酸と水
の1:1の混合物と共に3時間加熱したと′ころ、出発
物質が94%の収率で回収された。
の1:1の混合物と共に3時間加熱したと′ころ、出発
物質が94%の収率で回収された。
比較実施例2
2−クロロベンジルフタルイミドを、濃塩酸、酢酸及び
水のl:l:lの混合物と共に還流下で24.5時間加
熱したところ、出発物質が97%の収率で回収された。
水のl:l:lの混合物と共に還流下で24.5時間加
熱したところ、出発物質が97%の収率で回収された。
変法は当該技術分野の技術者に明らかである。
従って、本発明の範囲はクレームにより定められること
が意図されている。
が意図されている。
Claims (15)
- (1)(a)2−クロロベンジルクロライドをアルカリ
金属フタルイミドと約60℃ないし還流 温度の範囲の温度で反応させて2−クロロ ベンジルフタルイミドを生成させる工程と、(b)2−
クロロベンジルフタルイミドのフタルイミド環を開裂さ
せて2−クロロベンジ ルアミンを生成させる工程 を含む2−クロロベンジルアミンの製造方法。 - (2)工程(a)を非反応性溶媒中で行い、フタルイミ
ド及びアルカリ金属炭酸塩からアルカリ金属フタルイミ
ドをその場で生成させ、工程(b)が実質的にヒドラジ
ン分解又は加水分解からなる請求項1記載の方法。 - (3)工程(a)がフタルイミドと炭酸カリウムからの
フタルイミドカリウムの現場合成からなり、該工程が1
00℃ないし150℃の範囲の温度で、ジメチルホルム
アミド中で、1ないし10時間かけて行われ、そして工
程(b)が実質的に加水分解からなる請求項2記載の方
法。 - (4)工程(b)が、第1の加水分解工程がKOH又は
NaOHによる塩基加水分解からなり、第二の加水分解
工程が塩酸、硫酸及び硝酸からなる群より選ばれる酸に
よる酸加水分解からなる2工程加水分解からなる請求項
3記載の方法。 - (5)塩基加水分解が10〜30%のKOH水溶液で行
われ、酸加水分解が、塩基加水分解により生じた反応混
合物に、0.5:1ないし2:1の容量比の水と濃塩酸
の混合物を添加することからなり、2−クロロベンジル
フタルアミド酸と混合されたフタル酸を含む副生成物を
分離する請求項4記載の方法。 - (6)上記の分離された副生成物混合物を水酸化アンモ
ニウムと、室温ないし300℃の範囲の温度で反応させ
て、工程(a)でアルカリ金属フタルイミド反応体の現
場合成のために使用されるフタルイミドと2−クロロベ
ンジルフタルイミドの混合物を生成させる請求項5記載
の方法。 - (7)実質的にジメチルホルムアミドからなる母液が工
程(a)から濾過により回収され、2−クロロベンジル
フタルイミドを生成させるための2−クロロベンジルク
ロライドとアルカリ金属フタルイミドとの反応のための
溶媒として使用される請求項6記載の方法。 - (8)工程(b)が5%ないし飽和状態の濃度の水酸化
ナトリウム若しくは水酸化カリウム水溶液を用いて、6
0℃ないし還流温度の範囲の温度で行われる1工程塩基
加水分解からなる請求項3記載の方法。 - (9)1工程塩基加水分解が、40〜60%のKOH水
溶液を用いて、還流温度で実施される請求項8記載の方
法。 - (10)工程(b)が、40〜60%の硫酸を用いた、
還流温度での1工程酸加水分解からなる請求項3記載の
方法。 - (11)工程(b)が実質的にヒドラジン分解からなり
、2−クロロベンジルフタルイミドとヒドラジド若しく
はそれらの水和物とを反応させて2−クロロベンジルア
ミン及びフタリルヒドラジドを合成することからなり、
そして、2−クロロベンジルアミンを、酸と反応させて
溶解性アミン塩を生成させ、フタリルヒドラジドを濾去
し、そして該アミン塩を塩基と反応させて遊離のアミン
に転化することにより分離することからなる請求項2記
載の方法。 - (12)工程(b)が、実質的に加水分解からなり、副
生成物又は副生成物誘導体がフタル酸又はフタル酸と2
−クロロベンジルフタルアミド酸との混合物であり、そ
して該副生成物又は副生成物誘導体を水酸化アンモニウ
ムと室温ないし300℃の範囲の温度で反応させて各々
フタルイミド又はフタルイミドと2−クロロベンジルフ
タルイミドとの混合物を生成させる請求項2記載の方法
。 - (13)得られたフタルイミド又はフタルイミドと2−
クロロベンジルフタルイミドとの混合物を、上記のアル
カリ金属フタルイミドの現場合成のためのフタルイミド
源として使用する請求項12記載の方法。 - (14)実質的にジメチルホルムアミドからなる母液を
工程(a)から濾過により回収し、2−クロロベンジル
フタルイミドを生成させるための2−クロロベンジルク
ロライドとアルカリ金属フタルイミドとの反応のための
溶媒として使用する請求項3記載の方法。 - (15)2−クロロベンジルフタルイミド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/265,979 US4960938A (en) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | Preparing 2-chlorobenzylamine from 2-chlorobenzylchloride via 2-chlorobenzylphthalimide |
| US265979 | 1988-11-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02196757A true JPH02196757A (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=23012672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1278303A Pending JPH02196757A (ja) | 1988-11-02 | 1989-10-25 | 2‐クロロベンジルアミンの製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4960938A (ja) |
| EP (1) | EP0367232A3 (ja) |
| JP (1) | JPH02196757A (ja) |
| FI (1) | FI895195A7 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007246400A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Air Water Inc | フルオレン骨格含有フタルイミド類及びそれから誘導されるジアミン類 |
| JP2009185047A (ja) * | 2002-09-25 | 2009-08-20 | Daiso Co Ltd | グリシジルフタルイミドの製造法 |
| JP2011527693A (ja) * | 2008-07-11 | 2011-11-04 | ミレクシス, インコーポレイテッド | 細胞傷害性薬剤としての薬学的化合物およびそれの使用 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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