JPH0219779A - 高抵抗系3端子平行2回線送電線における地絡故障点標定方法 - Google Patents

高抵抗系3端子平行2回線送電線における地絡故障点標定方法

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JPH0219779A
JPH0219779A JP16973988A JP16973988A JPH0219779A JP H0219779 A JPH0219779 A JP H0219779A JP 16973988 A JP16973988 A JP 16973988A JP 16973988 A JP16973988 A JP 16973988A JP H0219779 A JPH0219779 A JP H0219779A
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村田 賢次
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園原 和夫
Susumu Ito
進 伊藤
Tokuo Emura
徳男 江村
Yasuhiro Yamamoto
康弘 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、高抵抗系3端子平行2回線送電線における
地絡故障点標定方法に関する。
〈従来の技術〉 従来から変電所間の送電線は、電力供給の信頼度向上の
ため、一般的に平行2回線方式で行われている。上記送
電線は、建造物内で保守管理されている変電所等と比較
して、外部(M撃による絶縁破壊、或は鳥や樹木の接触
等)に起因する故障が不可避であり、故障の多くは地絡
敵陣であって、故障発生時には、故障点探索作業が伴う
が、特に、山間部における地絡故障点探索は非常に困難
な場合がある。
そこで、故障点を標定する方法が種々提案され、実施さ
れている。
従来からの高抵抗系平行2回線送電線における地絡故障
点標定方法としては、平行2回線のそれぞれの回線の零
相電流lot、1G2を検出して零相電流の分流比10
1/(l O1+ 102)  (但し、1−1または
2)を算出し、この零相電流分流比に基いて送電端から
地絡故障点までの距離を算出する方法がある。
第4図は上記■の方法をさらに詳細に説明するための図
であり、送電側(a)には、高抵抗(b)で中性点が接
地されたY−Y型変圧器(c)を配置すると共に、受電
側(d)に非接地のY−Δ型変圧器(e)を配置してい
る。上記両度圧器(a) (d)は、母線(gl)(g
2)に接続され、これらの母線(gl)(g2)の間に
長さがJの2回線送電線(fl) <r2>を接続して
いる。
上記高抵抗系平行2回線送電線において、送電端から距
離Xの地点で地絡敵陣が発生し、地絡故障点から大地に
地絡電流が流出している場合を想定する。
第5図は、第4図の零相回路を示し、回線(rl)の零
相電流を101、回線(r2)の零相電流をi02、地
絡故障点から流出する電流量をl Of、母線(gl)
の零相電圧を90、地絡故障点の零相電圧を9or1単
位長さ当りの事故インピーダンスを20、回線間の相互
インピーダンスを之■とすれば、母線(gl)から地絡
故障点までの電圧降下は回線(rl)(r2)の各々に
対して次のようになる。
V OQ Of’−x之0i01+x之m102yo 
 −vor−xzOf02+x之wi01+(24X)
之O102−(24−X )  之a+102上記2つ
の式の差により、次式が得られる。
X(之〇−之II> I Ol−(2J −x )(之
0−2m)i02上式とf OL+ 102− lor
なる関係式より下式が成立する。
101−1(24−x)/24)   tOfi02−
(X/2J)−1Of’ 上記二つの式に基いて零相電流比を算出すれば、回線(
「1)の零相電流比は 2 t02/(f01+ 102) −x/ Jとなり
、上記式から送電端から地絡故障点までの距離Xを算出
することができる。尚、回線(r2)の零相電流分流比
は、 2 t01/(t01+ 102)  −21−xとな
る。従って、何れの零相電流分流比からも距1lItx
を算出できる。
即ち、各回線(fl)(r2)ノ零相電流l 01. 
 i 021:のみ基いて地絡故障点を標定することが
できる。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記の零相電流分流比による地絡故障点算出方法は、送
電端においてそれぞれの回線から検出される零相電流の
分流比のみに基いて送電端から地絡故障点までの距離を
算出しているので、簡易であるという特徴を有するが、
送電線を分岐して負荷を接続する方式、即ち3端子系統
における一線地絡故障点の標定には適用することができ
ないという問題がある。即ち、3端子系統においては1
、送電線を複数に分岐し、負荷を接続していることから
、上述の零相電流分流比による方法をそのまま適用して
故障点の算出を行うことができないという問題がある。
この発明は、上記の問題に鑑み、高抵抗系3端子平行2
回線送電線においても、零相電流分流比法により一線地
絡故障点を標定することを可能にする高抵抗系3端子平
行2回線送電線における地絡故障点標定方法を提供する
ことを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための、この発明の高抵抗系3端子
平行2回線送電線における地絡故障点標定方法は、高抵
抗系3端子平行2回線送電線の送電線路長に基いて送電
端から地絡点までの距離、或は2回線分岐点から地絡故
障点までの距離を算出するための補正係数を予め算出し
ておき、高抵抗系3端子平行2回線の送電端の各回線か
ら検出される零相電流と、上記補正係数とを要素として
、送電端から地絡故障点までの距離、或は2回線分岐点
から地絡故障点までの距離を算出する方法である。
く作用〉 以上のこの発明によれば、送電線路長に基いて送電端か
ら地絡故障点までの距離、或は2回線分岐点から地絡故
障点までの距離を算出するための予め計算された補正係
数と、送電端の零相電流とを要素として後述する所定の
演算を行い、送電端から地絡故障点までの距離、或は2
回線分岐点から地絡故障点までの距離を算出することに
より、高抵抗系3端子平行2回線送電線においても一線
地絡故障点の標定を行うことができる。
さらに詳細に説明すれば、送電端から地絡故障点までの
距離、或は2回線分岐点から地絡故障点までの距離を算
出するための補正係数は、高抵抗系3端子平行2回線の
回路を解析し、零相差電流に基いた簡易な等価回路(以
下差電流等価回路と略称する)に置き換えることにより
導き出される。
上記補正係数は、以下に示すようにして算出することが
できる。
一般に、高抵抗系3端子平行2回線は負荷線に対して分
岐される単回線を有することが多くこの単回線中の何れ
の箇所で一線地絡故障が発生しても、零相電流の流出地
点は当該単回線と2回線との接続点であると見なせる。
従って、高抵抗系3端子平行2回線送電線で一線地絡故
障を議論する場合は、単回線を省略した純粋な3端子平
行2回線として扱うことができる(第2図C参照)。
さらに、3端子平行2回線の零相回路(第2図C参照)
を、それぞれの回線の零相電流の差に基いて得られる差
電流等価回路(第2図C参照)に置き換える。
そして、送電端から分岐点までの距離をJa。
分岐点から2つの受電端までの距離をそれぞれjb、j
c、送電端から2回線分岐点に流れ込む差電流をA10
、各受電端から分岐点に流れ込む差電流をそれぞれΔt
O′、ΔIO′、地絡故障点から流出する差電流をΔI
o「とし、送電端と分岐点との間に地絡敵陣が発生した
場合には、差電流等価回路(第2図C参照)に基いて解
析すれば、下記 JaΔio ibΔ1o’ = (Ja−x)△1of 1b△tO’−Jc△10’−0 ΔlO+△10′ 十△IO′−△iorなる三つの式
が得られ、また、地絡故障点から流出する零相電流!o
rは、各回線の送電端側における各回線の零相電流10
1,102の単純和であるからl Of−101+ i
 02となる。        1・)・(但し、ja
、Jb、 jcは送電線路の長さであるから既知の値で
あり、また、零相差電流△10も送電端側における零相
電流の差であるから既知の値である) 上記四つの式を解くことにより、未知数X。
△io′、△IO′を求めることができる。
この場合において、零相電流分流比を用いれば、送電端
から地絡故障点までの距離Xをさらに簡単に算出するこ
とができる。即ち、零相電流分流比は上記四つの式に基
いて 2I02/(101+102) = (Jb +Jc )x/ ()a Jb +Jb 
Jc +JaノC) で与えられる。
従って、式中の ()b+ノc )/ (Ja Jb −+−Jb ja
 +Ja Je)を補正係数とし、送電端側の各回線か
ら零相電流を検出して零相電流分流比と補正係数と乗算
することにより、送電端から地絡故障点までの距離Xを
求めることができる。
また、分岐点と受電端との間に地絡敵陣が発生した場合
においても、上記同様に回路解析を行うことにより、他
の補正係数を用いて2回線分岐点から地絡故障点までの
距離を算出することができる。
〈実施例〉 以下、この発明の高抵抗系3端子平行2回線送電線おけ
る地絡故障点標定方法の実施例を添付図面に基いて詳細
に説明する。
第1図は一般的な高抵抗系3端子平行2回線送電線、お
よびこの発明に係る地絡故障点標定方法に適用される地
絡故障点算出装置を示す図であり、高抵抗系3端子平行
2回線送電線(以下3端子系と略称する)は、送電側に
配置される高抵抗(1)により接地された変圧器■と、
変圧器(2)と負荷(3a)(3b)との間に接続され
、2回線分岐点(4)から2方向に分岐された平行2回
線(5a) (5b)と、平行2回線(5a) (5b
)の所定の位置から分岐される単回線0(6)と、単回
線(6)に接続される負荷(7)とを有する。
上記負荷(3a)(lb)(7)と送電線とは、既に示
した第4図の変圧器(d)と同様なY−Δ型変圧器を介
在させて接続されているが、第1図では省略する。
尚、送電側の2回線端子をA1負荷(3a)の2回線端
子をB1負荷(3b)の2回線端子をCとしている。
そして、地絡故障点算出装置は、3端子系2回線のそれ
ぞれの回線(5a) (5b)のA端子側に介在させら
れ、それぞれの回線(5a) (5b)の零相電流を検
出する零相検出回路(8a) (8b)と、零相検出回
路(8a) (8b)により検出される零相電流を所定
の変流比の電流信号に変換するトランス(9)と、トラ
ンス(9)からのアナログデータをディジタルデータに
変換するA/D変換器(lO)と、A/D変換部00)
により変換されたディジタル信号を格納するデータメモ
リ(11)と、零相電流の大きさに基いて地絡故障を検
出して地絡故障点算出指令信号を出力する地絡検出部(
12)と、2回線端子Aと2回線分岐点(4)間の一線
地絡故障点を算出するための補正係数γ112回線分岐
点(4)と2回線端子B間の地絡故障点を算出するため
の補正係数72、および2回線分岐点(4)と2回線端
子C間の地絡故障点を算出するための補正係数73を格
納しているメモリ(13)と、地絡故障点算出指令信号
に応じて予めメモリ(13)に格納している補正係数γ
1.γ2.γ3と零相電流とを要素として所定の演算を
行って送電端から地絡故障点、或は2回線分岐点(4)
から地絡故障点までの距離を算出するC P U (1
4)と、CPU(14)により算出された送電端から地
絡故障点までの距離等の情報を表示する表示部(15)
とを有する。
さらに詳細に説明すれば、零相検出回路(8a)(二つ
の零相検出回路(8a) (8b)は同じ構成でなので
、零相検出回路(8a)のみの構成を説明する)は、3
端子系2回線の回線(5a)のA端子側に介在させられ
、各相のの電流を検出するC T (81)(82)(
83)を有し、それぞれのCT (81)(82)(8
3)により検出した電流をベクトル加算して回線(5a
)の零相電流を検出し、トランス(9]に出力するもの
である。尚、零相電流の検出方法は上述のほか、公知の
零相変流器による方法を使用することが可能である。
A/D変換部00)は、トランス(9)により所定の変
流比にされた電流アナログデータを所定のサンプリング
周期でディジタルデータに変換してデータメモリ(11
)に供給している。
データメモリ(11)は各回線(5a) (5b)の零
相電流に関するデータが常時供給され、このデータを格
納するものである。メモリとしては、例えば、般の、半
導体メモリ等が使用される。
地絡検出部(12)は、零相電流の大きさと所定の閾値
とを比較し零相電流が所定の閾値を越えた場合に地絡故
障と判定し、CP U (14)に地絡故障発生の旨の
信号を出力するものである。尚、母線に接続されるPT
により零相電圧90を検出し、これを地絡故障発生の旨
の信号とすることも可能である。
上記CP U (14)は、補正係数71と、零相電流
101.102から得られる零相電流分流比101/(
101+102)  (但し、1−1または2)とを乗
算等して、送電端から地絡故障点までの距離を算出する
。そして、算出した距離が2回線分岐点(4)以遠であ
れば、さらに算出した距離に補正係数72.γ3を乗算
などして2回線2回線分岐点(4)から地絡故障点まで
の距離を算出するものである。
上記補正係数γ1.γ2.γ3、および送電端から地絡
故障点までの距離の算出を第2図の等価回路に基いて説
明する。
上記3端子系において、単回線(6)の何れの点で一線
地絡故障が発生しても、2回線端子(A、  BC)に
おける零相電流の分流比は同じである。従って、送電端
から見た場合における地絡故障による零相電流の発生点
は、当該単回線と2回線との接続点で発生したものと見
なすことができる。故に、上記高抵抗系3端子系は単回
線(6)を省略することができる(第2図A参照)。尚
、単回線(6)は単回線分岐点から負荷(7)までの回
線を調べることにより、地絡故障点を比較的簡単に探索
することができる。
第2図Aは送電線路の距離関係を説明するための図であ
り、第2図Bは、零相回路の零相インピーダンス、零相
電流、および零相電圧の関係を説明するための図であり
、第2図Cは第2図A、  Bを差電流に基いてさらに
簡略化した等価回路である。
即ち、第2図Aにおいて2回線端子A(送電端)と2回
線分岐点(4)との距離をJa、2回線分岐点(4)と
2回線端子B(受電端)との距離をJb、2回線分岐点
(4)と2回線端子C(受電端)との距離をJcとする
。そして、2回線端子Aと2回線分岐点(4)との間の
回線(5a)に−線地絡故障が発生し、端子Aと地絡故
障点との距離をXとする。尚、上記1a、Jb、Jcは
既知であり、Xは未知数である。
また、第2図Bにおいて、各線路の単位長当りの零相イ
ンピーダンスを20.2回線間の零相相互インピーダン
スを之■、2回線端子Aから回線(5a)側に流れる零
相電流を10f2回線端子Aから回線(5b)側に流れ
る零相電流をi02.2回線端子Bから回線(5a)に
流れる電流をill’  2回線端子Bから回線(5b
)に流れる電流をi02’  2回線端子Cから回線(
5a)に流れ込む電流を!01′2回線端子Cから回線
(5b)に流れ込む電流を102’、地絡故障点から流
出する零相電流をi 0f。
2回線端子Aと大地間の電位差を90.2回線端子Bと
大地間の電位差を90′  2回線端子Cと大地間の電
位差を90′としている。また、回線(5b)に地絡故
障点と対象に仮想地絡故障点を設定し、この点から流出
する零相電流を1吋′としている。
上記等価回路を電圧降下剤(キルヒホッフ第2法則)、
電流連続則(キルヒホッフ第1法則)に基いて解析する
■2回線端子Aと2回線端子Bとの間の電位差を算出す
れば、 1)回線(5a)側では、 QO−QO’ sex (之0101十之mt02)+
(ja −x)  czo  (101−1ff)+2
ff1(t02− iff” ) ] −jb  (之
0i01’ −之m102’)となる。
2)回線(5b)側では、 QO−vO’ −x (之1Ii01+之0102)+
(Ja −x)  [Zm  (101−10f) 十
zo  (t02−10f′ ) コ − lb   
(プしIIl  l  01’   −in   l 
 02’  )となる。
上記回線(5a)側と回線(5b)側の電圧降下式同士
を減算すれば、 0−X(之〇−之ra )  (fol−102) +
(Ja−x)(之0 2m )  [(IOL−to2
)(10f−iff” ) ] −Jb  (之0−i
m )(iol’ −102’ ) となる。そして、之〇−之■を消去し、101−1o2
−ΔjO、i 01’ −i02’ −Δi0 ’t 
Of’ −i 01” −Δi of’となる差電流で
上記減算式を示すと、 0−xΔto + (Ja−x)[△lO−Δiof”
]JbΔ10′ と変形できる。従って、 JaΔ1O−jbΔlO′ −CJa−x)Δior          ・・・(
1)を導き出せる。
■2回線端子Bと2回線端子Cとの間の電位差を電圧降
下剤に基いて算出すれば、 JbΔ10’−jcΔlo’−0−・・■を導き出せる
■電流連続則に基いて各回線(5a) (5b)から流
出する零相電流を求めれば、 i01+ill’  + iol’  −iff’tO
z+ io2’ + lo2′−ior′となる。そし
て、両式の差をとり、 Δi0 +ΔlO’ +Δi0 ’ −Δtol’  
 =i3)を導き出せる。従って、上記(1)、 (2
)、 (3)式に基いてさらに簡略化した差電流等価回
路で示すことができる(第2図C参照)。
■次に、第2図Cの等価回路に基いて、送電端Aから2
回線分岐点(4)までの間に地絡故障が発生した場合に
おける送電端から地絡故障点までの距離x1および補正
係数γlを求める。
(1)、 (2)、 (3)式から Δto = [1−((jb +Jc ) x/ (J
a Jb+jb jc +ja jc ) ) ]Δi
ofが得られる。また、地絡故障点から流出する零相電
流10fは、各回線(5a) (5b)の零相電流の和
(101+ 102)であることを考慮すれば、零相電
流分流比は下式(4) (4) ’ に示すことができ
る。
2 I02/ (101+ 102) −(Jb  +Jc  )  x/  (4a  、i
’b−+Jb  Jc  +、ia )c)     
                =、(4)2101
/(101+102) −2−((Jb +Jc ) x/ ia Jb +J
bJc十1aノc))         ・・・(4)
′ここで、(4) (4) ’式の中の (JaJb+ JbJc+JaJc)/(Jb十Jc) は固定値であるから、これを補正係数71とする。
そして、零相電流1o1.fo2を検出して、xi  
=271  を旧/(101十102)((但し、i−
1または2である。)なる式に基いて送電端から地絡故
障点までの距離Xを算出すれば、xi =2f Ja 
+Jb ic /(Jb +jc)l −xx2調X 成る解が得られる。上記X1およびX2の内、小さい値
(距離)は、この場合はX2であり、2回線分岐点(4
)までの距離をJaよりも小さく、送電端Aから地絡故
障点までの距離を与えることが分る。尚、地絡回線はx
lの大きな°値を与える1回線側である。
従って、零相電流の大きさ、或は零相電流分流比の大き
さを比較し、小さい値を示す回線(5a)に地絡故障が
発生していることがわかると共に、Xlまたはx2の内
の小さい値(距離)から地路地点側が分る。
■次いで、第2図りの等価回路に基いて、2回線分岐点
(4)から受電端までの間に一線地絡故障が発生した場
合における2回線分岐点(4)から地絡故障点までの距
111tX’ 、および補正係数72.γ3を求める。
上記■と同様にして ja△1O−Jb△l Ot = −x/△) of 
 −(5)Ja△fO−1c△i0’−0−(6)△1
0+△lO′ +△i0’−△f of    −(7
)が導かれ、上式(5)、 (6)、 (7)により△
1n−(jc(〕b −x’ )/ (Ja)b+Jb
 Jc +Ja jc )l△1ofが求められる。さ
らに、i 01’−i01+ i02であるから、零相
電流分流比は、下式(11)(11’)で表される。
2102/ (101+f02) −tJa  (Jb +Jc )+Jc x’ l /
ia Jb 十Jb Jc +1a jc )    
 ・(8)2101/ (101+102) −2−(Ja  (Jb +Jc ) lJe x’ 
l /(Ja Jb +Jb Jc +Ja Jc) 
   −(8)’上記(8) (8) ’式から先に説
明した補正係数71を用いて、 xi −2rL t01/ (fOt+ f02)−J
a +Jc(2Jb −x’ )/ (Jb +Jc 
)X2−2γ1i02/(101+102)−Ja+ノ
e x’ / (Jb +Jc )が得られるが、これ
らの値の内の小さい値は、この場合はx2であり、2回
線分岐点までの距離jaよりも大きい。そして、 (Jb +Jc )/Jcを補正係数72とし、(Jb
+je)/Jbを補正係数73とすることにより、 (x2 −ja  )  γ2           
    ・・・(9)(x2 −Ja  )  γ3 
              ・・・(9)′なる計算
式(9) (9) ’を考えてみると、計算式(9)′
 により、2回線分岐点(4)から地絡故障点までの距
離が得られる。即ち、上記計算式(9)は2回線分岐点
(4)と2回線端子Bとの間に地絡故障が発生した場合
における2回線分岐点(4)から地絡故障点までの距離
を与え、一方、上記計算式(9)′ は2回線分岐点(
4)と2回線端子Cとの間に一線地絡故障が発生した場
合における2回線分岐点(4)から地絡故障点までの距
離を与えることになる。即ち、2回線端子B側および2
回線端子C側の何れの側で地絡しているのか分からない
が、2回線分岐点(4)から地絡故障点までの距離は分
るのであるから、容易に地絡故障点を見出だすことがで
きる。
上記のようにして送電端から地絡故障点までの距離を算
出する為の補正係数γl、γ2.γ3を予め算出し、こ
れをメモリ(13)に格納しておく。
第3図はCP U (14)により地絡故障点を標定す
るためのフローチャートを示し、ステップ■において、
地絡検出部(12)からの地絡故障点算出指令信号によ
り処理フローをスタートする。
ステップ■において、零相電流分流比と補正係数とを乗
算する。即ち、下式の計算を実行する。
Xl  −271tel/  (t01+102)(但
し、iは1または2であり、回線(5a) (5b)の
添字を示す) ステップ■において、乗算値x1とx2の内から小さい
方の乗算値x m1nlを取り出す。
ステップ■において、乗算値x talnJが、送電端
から分岐点(4)までの距離jaよりも大きいか否かを
判別し、乗算値x m1ntが距離Jaよりも小さいと
判別した場合には、ステップ■において、乗算値x I
Qintを送電端から地絡故障点までの距離を算出する
と共に、乗算値x m1ntを与えない回線側に地絡故
障が発生していると標定する。
逆に、上記ステップ■において、乗算値X lniが距
離jaよりも大きいと判別した場合、即ち分岐点から受
電端間での間に地絡故障が発生している判別した場合に
は、ステップ■において、乗算値x ll1ntを与え
ない回線側に地絡故障が発生し、ていると標定すると共
に、 x’ −(xmlnl−Ja ) 72式に基いて2回
線分岐点(4)と2回線端子Bとの間に発生している場
合における2回線分岐点(4)から地絡故障点間での距
離を算出し、ステップ■において、乗算値x ff1i
n!を与えない回線側に地絡故障が発生していると標定
すると共に、x’ = (xmlni−Ja ) 73
式に基いて2回線端子Cとの間に発生している場合にお
ける2回線分岐点(4)から地絡故障点までの距離を算
出する。
尚、上記ステップ■をステップ■よりも、先に行わせる
ことも可能である。
〈発明の効果〉 以上のこの発明によれば、零相電流分流比に基いて、高
抵抗系3端子平行2回線送電における送電端から地絡故
障点までの距離、或は2回線分岐点から地絡故障点まで
の距離を算出するための補正係数を算出しているので、
補正係数と零相電流とを要素として所定の演算を行い、
送電端から地絡故障点までの距離、或は2回線分岐点か
ら地絡故障点までの距離を算出することができる。
従って、高抵抗系3端子平行2回線送電線においても零
相電流の検出値に基いて地絡故障点の検出を行うことが
できるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は高抵抗系3端子平行2回線送電線、およびこの
発明に係る地絡故障点標定方法に適用される地絡故障点
算出装置を示す図、 第2図は高抵抗系3端子平行2回線送電線の等価回路を
示す図、 第3図は地絡故障点を標定するためのフローチャート、 第4図は零相電流分流比による地絡故障点算出方法を説
明するための図、 第5図は第4図に示す平行2回線の零相回路図。 第3図 (8a) (8b)・・・零相検出回路、(12)・・
・地絡検出部、(13)・・・メモリ、(14)・・・
CPU(A) (C) 第 図 (B) (D)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高抵抗系3端子平行2回線送電線の送電線路長に基
    いて送電端から地絡点までの距離、或は2回線分岐点か
    ら地絡故障点までの距離を算出するための補正係数を予
    め算出しておき、 高抵抗系3端子平行2回線の送電端の各回線から検出さ
    れる零相電流と、上記補正係数とを要素として、送電端
    から地絡故障点までの距離、或は2回線分岐点から地絡
    故障点までの距離を算出することを特徴とする高抵抗系
    3端子平行2回線送電線における地絡故障点標定方法。
JP63169739A 1988-07-07 1988-07-07 高抵抗系3端子平行2回線送電線における地絡故障点標定方法 Expired - Lifetime JPH07122651B2 (ja)

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