JPH02198512A - 背もたれ付椅子 - Google Patents

背もたれ付椅子

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JPH02198512A
JPH02198512A JP22065888A JP22065888A JPH02198512A JP H02198512 A JPH02198512 A JP H02198512A JP 22065888 A JP22065888 A JP 22065888A JP 22065888 A JP22065888 A JP 22065888A JP H02198512 A JPH02198512 A JP H02198512A
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JP
Japan
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backrest
chair
elastic plate
shell
upper side
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Pending
Application number
JP22065888A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Miyashita
宮下 正光
Tsunetaro Ito
恒太郎 伊藤
Miyoshi Katagiri
片桐 美義
Yoichi Suzuki
陽一 鈴木
Kazuo Fujimoto
和男 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takano Corp
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Takano Corp
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、背もたれ付椅子に関し、更に詳しくは背もた
れ部の上部側が下部側に対して後方に傾動する背もたれ
付椅子に関する。
(従来技術) 背もたれ部の上部が下部に対して後方に傾動する背もた
れ付椅子としては、第6図に示す椅子が汎用されている
第6図に示す椅子は、背板部と座部とが背支桿によって
連結されており、背板部のほぼ中央部に位置する背支桿
の先端部を中心として背板部が前後方向に回動するもの
である。
そして、かかる椅子においては、座部に掛る荷重の中心
点である座位基準点(第6図のY)と背もたれ部に掛る
荷重の中心点である背もたれ点(第6図のX)とが存在
している。
尚、かかる座位基準点と背もたれ点とは、JISS−1
011の表1に準拠して求めることができる。
(発明が解決しようとする課題) 第6図に示す椅子において、椅子本来の状態(以下、標
準状態と称する)にあるときの背もたれ点Xは、背板部
を第6図の様に回動させたとき、その位置はX′となり
、背もたれ点と座位基準点との間の直線距離は、標準状
態にある場合の直線距離Aに対して背板部を回動した場
合の直線距離Bが第6図に示す如く拡大する。
ところで、−数的に、背もたれ点は、使用者が椅子に腰
を掛けたとき、使用者のベルトよりも若干上方に位置す
ることが、使用者の疲労感を最も少なくすることができ
るとされている。
しかし、標準状態にある椅子において、背もたれ点が理
想的な位置に調整されていたとしても、使用者が背板部
に背を寄り掛けて背板部を後方に回動したとき、背もた
れ点は使用者との関係において使用者の背の上方に移動
し使用者にとって理想的な位置から外れるため、使用者
に違和感を与える。
しかも、使用者が背板部に背を寄り掛けたり又は背を起
こしたりする動作を繰返すことによって、使用者の着用
しているシャツ等が上方にたくし上げられ、その裾部が
ズボン等からはみ出すことがある。
そこで、本発明者等の4人は、前述の欠点が解消され得
る椅子について検討を行ったところ、背もたれ点と座位
基準点との距離を背もたれ部の状態にかかわらず可及的
に一定に保つことができる椅子によれば、使用者の着用
しているシャツ等が上方にたくし上げられることがない
ことを知った。
そして、かかる椅子としては、背もたれ部の上部側が下
部側に対して後方に傾動可能な背もたれ付椅子において
、該背もたれ部上部側の後方への傾動基部付近と座部の
後部とを連結する弾性を有する帯状体が設けられており
、該帯状体の前記背もたれ部への連結部から下方に向け
て所定範囲に亘る部位が前方に浅(突出する湾曲部に形
成され、背もたれ部の上部側を下部側に対して後方に傾
動することによって、前記湾曲部が背もたれ部の下部側
に対して前方に突出するものであることも知った。
この椅子は、背もたれ部の上部側を下部側に対して後方
に傾動する際、帯状体に形成されている湾曲部が前方に
突出することによって、背もたれ部の表層部に形成され
る湾曲部の頂点の位置が背もたれ部の後方への傾動に従
い下方に移動するため、かかる湾曲部が形成される部位
上に背もたれ点が位置しているとき、背もたれ点が形成
される湾曲部の下方に移動し、背もたれ点と座位基準点
との距離を一定に保つことができる。
唯、外観が重厚で且つ高級感を呈し得る椅子、即ち帯状
体上にクッション部材等が厚く積層されている椅子にお
いては、背もたれ部の上部側の後方への傾動の際に、帯
状体上に形成されている湾曲部の前方への突出がクッシ
ョン部材に吸収されてしまうため、背もたれ部の表層部
に形成される湾曲部の頂点が背もたれ部の後方への傾動
に従い下方に移動せず、背もたれ点と座位基準点との距
離が拡大する傾向が認められた。
そこで、本発明の目的は、クッション部材が厚く積層さ
れる椅子においても、背もたれ点と座位基準点との距離
を、背もたれ部の状態にかかわらず可及的に一定に保つ
ことができる椅子を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述のクッション部材を厚く積層されている椅子が有す
る問題点の解消は、下記の構成を有する本発明の背もた
れ付椅子によって可能である。
即ち、本発明は、基盤上にクッション部材が積層されて
いる背もたれ部の上部側が下部側に対して背支桿の先端
部を支点として後方に傾動可能な椅子であって、該背支
桿の先端部近傍から上下方向に延設されている弾性板状
体が前記背支桿の先端部近傍を中心として前後方向に回
動可能に設けられ、且つその回動中心よりも上方側が背
もたれ部上部側に含まれており、該背もたれ部の上部側
が下部側に対して後方に傾動する際、弾性板状体の下方
側が前方に突出して前記弾性板状体の下端部近傍のクッ
ション部材を前方に押圧することを特徴とする背もたれ
付椅子である。
かかる椅子において、背もたれ部の基盤の一部と座部と
を連結する弾性を有する帯状体が設けられており、前記
帯状体の背もたれ部への連絡部から下方に向けて所定範
囲に亘る部位が前方に浅く突出する湾曲部に形成されて
いることが、背もたれ部の後方への傾動によって、帯状
体上の湾曲部の突出と弾性板状体との突出とを合成し、
クッション部材等を大きく前方に突出することができる
また、背もたれ部の基盤が、2枚の弾性を有するシェル
部材が一体的に組付いて成るシェル構造体であることが
、使用者が背もたれ部に深(寄り掛ることによって、使
用者はシェル構造体と弾性板状体とからの適度の反力を
受けつつ背もたれ部の上部側を下部側に対して後方に傾
動でき、外力を取り去った際には背もたれ部は容易に原
位置に復帰できる。
更に、弾性板状体の下端部が、シェル部材に設けられて
いる開口部から直接突出すること、又は弾性板状体の下
端部が、シェル部材に設けられている開口部からシェル
構造体の内部に突出している背もたれ部のクッション部
材の突出部を前方に押圧することによっても、背もたれ
部の上部側を後方に傾動する際に、弾性板状体の下端部
近傍の背もたれ部槽成部材を容易に大きく前方に突出し
、背もたれ部の表層部に大きな湾曲部を形成することが
できる。
(作用) 本発明の背もたれ付椅子によれば、使用者が背もたれ部
に深く寄り掛り背もたれ部の上部側を下部側に対して後
方に傾動する際、弾性板状体の下端部が背もたれ部の後
方への傾動に従い背もたれ部の構成部材を前方に突出す
るため、クッション部材等が厚く積層されていても背も
たれ部の後方への傾動に伴い背もたれ部に形成される湾
曲部の頂点の位置が下方に移動する。
このため、前記湾曲部が形成される部位に背もたれ点が
位置しているとき、背もたれ部の傾動に従い、湾曲部上
の背もたれ点の位置が下方に移動し、背もたれ点と座位
基準点との距離を背もたれ点の状態にかかわらず可及的
に一定に保つことができる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図及び第2図は、椅子の内部機構が2枚のシェル部
材で構成されるシェル構造体によって被包されている椅
子に本発明を適用した実施例を示す。
図において、1は背もたれ部、2は座部、3.4は椅子
のシェル構造体を構成するシェル部材、5はクッション
部材を夫々示す。
本実施例では、第1〜2図に示す如く、クッション部材
5に接するシェル部材4 (以下、インナーシェル4と
称する)と背もたれ部1の後部を形成するシェル部材3
(以下、アウターシェル3と称する)とで構成されてい
るシェル構造体を有し、この構造体の内部に第2図に示
す内部機構が設けられている。
この内部機構は、脚柱70の上部に設けられる固定板8
1の後端部に背支桿76が軸73を中心として後方に傾
動自在に取付けられているものである。
背支桿76は図示しないスプリングによって支持され、
使用者が背もたれ部1に深く寄り掛かることによってス
プリングの付勢力に抗して後方に傾動する。
尚、前記スプリングは復帰スプリングとしても作用する
シェル構造体は、アウターシェル3とインナーシェル4
とが、その外周辺に沿って配置されている係止具によっ
て一体に組付き、内部機構を実質的に被包しているもの
である。
即ち、シェル構造体は、対応するインナーシェル4の下
面において固定板81の上面にビス80等で固定され、
背もたれ部側のシェル構造体の空間内に背支桿76が中
途部にまで進入している。
一方、固定板81に対応するアウターシェル3の部分は
切り欠かれている。
本実施例における椅子は、背もたれ部1の全体が後方に
傾動すると共に、背もたれ部1の上部側が下部側に対し
て更に後方に傾動できるものである。
即ち、背もたれ部に対応するシェル構造体が全体として
後方に傾動でき、更に前記シェル構造体の上部側が背支
桿76の先端部77の近傍を中心として弾性的に曲折す
ることもできる。
かかるシェル構造体を構成するインナーシェル4とアウ
ターシェル3とは、例えば弾性を有する合成樹脂素材(
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
アミド、ポリエステル等)によりそれぞれ所定の形状に
一体成形される。
インナーシェル4は第2図から明らかなように、側方形
状が略り字状になるように形成され、その外周辺にはア
ウターシェル3方向に突出する嵌合縁6が形成されてい
る。
アウターシェル3はこのインナーシェル4に後方から嵌
入する形状となっており、中央部付近は図示のごとくイ
ンナーシェル4に対して所定の空間が形成されるが、周
縁部はインナーシェル4の嵌合縁6内に嵌合する形状と
なっている。このためにアウターシェル3はその外周部
付近においてインナーシェル4側に湾曲する形状となっ
ている。
尚、インナーシェル4の外周部を湾曲させてもよい。
また、背支桿76の上端部77よりも上方のシェル構造
体部分においては、インナーシェル4とアウターシェル
3との間の空間は小さく設定されており、この部位が後
方に曲折し易くなっている。
かかるシェル構造体において、内部構造体の固定板81
を包む部分のアウターシェル3とインナーシェル4とは
、その外周辺でビス83等によって固定されており、一
方背もたれ部側の両シェルは第3図に示す係止具20.
30. ・・・、60によって一体に組付けられている
この様なシェル構造体を構成するインナーシェル4にお
いて、その背もたれ部の基盤となる部分の一部と座部の
後部に対応する部分とを連結する帯状体71が設けられ
ている。
かかる帯状体71について、第3〜4図を用いて説明す
る。
第3図は、第2図の矢印Eの方向から見た背もたれ部を
構成するシェル構造体の部分正面図であり、第4図は第
2図に示す帯状体71の部分斜視図を夫々示す。第3〜
4図に示す帯状体71は、背もたれ部の基盤となるイン
ナーシェル4の一部を利用して形成されているものであ
って、インナーシェル4の背もたれ部に対応する部分に
おいて、背もたれ部の上下方向の略中央部から下部にか
けて設けられている2本のスリット状開孔部72によっ
て形成されている。
この帯状体71には、帯状体71とインナーシェル4と
の連結部から下方に向けて所定範囲の部位に前方に浅く
突出する湾曲部75が形成されている。
この様な湾曲部75を有する帯状体71は、帯状体71
を形成する材料として相撲って弾性を有するため、背支
桿76の先端部77を支点として背もたれ部に対応する
シェル構造体の上部側が下部側に対して曲折するとぎ、
湾曲部75は背もたれ部の下部側に対して前方に突出す
る。
かかる湾曲部75は、後述する様に帯状体71とインナ
ーシェル4との連結部(以下、上部連結部と称すること
がある)を支点として前方に突出するため、湾曲部75
の全体を帯状体71の他の部位よりも厚くする等の手段
によって、湾曲部75の剛性を帯状体71の他の部位よ
りも大とすること、上部連結部付近にリブ78を取付け
ること、及び/又は上部連結付近が帯状体の他の部位よ
りも特に厚くすることによって補強されていることが好
ましい。
また、帯状体71の湾曲部75と座部への連絡部との間
において、帯状体がその長手方向に蛇腹状に屈曲されて
いる部位[以下、蛇腹部(第3〜4図の79に相当)と
称する〕を設けることによって、背もたれ部の上部側を
下部側に対して後方に傾動するとき、湾曲部75が容易
に前方に突出することができる。
更に、この様な帯状体71がインナーシェル4と一体的
に成形されているものであることが椅子を製作する際に
都合がよい。
かかる構造の第1〜2図に示す本実施例の椅子において
、背支桿76の上端部77の近傍から上下方向に延設さ
れている弾性板状体9が前記背支桿76の上端部77の
近傍を中心として前後方向に回動可能に取付けられてい
る。第2図の7が弾性板状体9の回動中心である。
この弾性板状体9は、回動中心7よりも上方側がインナ
ーシェル4の内面に接して背もたれ部の上部側に含まれ
ており、その下端部は帯状体71に形成されている湾曲
部75の下端に接している。
かかる弾性板状体9において、その回動中心7から下方
側の長さを回動中心7から上方側の長さよりも長くする
こと、及び/又は回動中心7から下側をリブ等で補強す
ることによって、回動中心7から下方側の変形を可及的
に少なくすることができるため、弾性板状体9の下端部
による帯状体71の前方への押圧を大きくすることがで
きる。
かかる弾性板状体9の回動中心7よりも上方側がインナ
ーシェル4の内面に接して背もたれ部の上部側に含まれ
ているため、使用者が背もたれ部に深く寄り掛んて背も
たれ部上部側を後方に傾動せんとする際に、使用者はシ
ェル構造体と弾性板状体9とから適宜な反力を受けつつ
背もたれ部上部側を後方に傾動することができ、外力を
除いたときには標準状態に容易に復帰する。
この様な弾性板状体9は、弾性を有するものであればよ
く、特にバネ鋼から成るものが板状体9を薄くでき且つ
耐久性に優れている。
続いて動作を説明する。
本実施例の椅子は、前述した様に背もたれ部の全体が一
様に後方に傾動すると共に、背もたれ部の上部側が下部
側に対して更に後方に傾動することができるものであっ
て、かかる背もたれ部の動作の際に、弾性板状体9の回
動中心7から上方側がインナーシェル4と共に後方に曲
折するにつれて、弾性板状体9の下端部が前方に突出し
て帯状体71を前方に押圧する。同時に、帯状体71の
湾曲部75自身も前方に突出する。かかる帯状体71の
前方への突出は、クッション部材を押圧して背もたれ部
の表層部に湾曲部を形成する。
そして、かかる湾曲部の頂点の位置が背もたれ部の後方
への傾動に伴い下方に移動する。
このため湾曲部上に背もたれ点が位置しているとき、背
もたれ部の上部側が下部側に対して後方に傾動するに従
い背もたれ点は前記湾曲部上を下部側に移動可能となる
のである。
これに対し、弾性板状体9が設けられておらず、帯状体
71の湾曲部75自身の前方への突出によって、背もた
れ点を移動せんとする場合は、弾性板状体9の下端部の
突出による帯状体71の前方への押圧と比較して、帯状
体71の湾曲部75自身の前方への突出の程度が小さい
ため、クッション部材等がインナーシェル4の外面に厚
く積層されているときには、前記湾曲部75自身の突出
はクッション部材に吸収されてしまうため、背もたれ部
の上部側の後方への傾動によって背もたれ部の表層部形
成される湾曲部の頂点は背もたれ部の傾動に伴い下方に
移動せずほぼ一定の位置にある。
このため、背もたれ点が湾曲部75上に位置していても
、実質的に背もたれ点が移動しないのである。
この点、本実施例の椅子においては、帯状体71の湾曲
部75自身の突出と弾性板状体9の下端部による帯状体
71の突出とが相撲って、クッション部材を大きく前方
に押圧することができるため、クッション部材が厚く積
層されていても帯状体71の前方への突出はクッション
部材等に吸収しつくされず、背もたれ部上部側の後方へ
の傾動に伴い湾曲部の頂点の位置が下方に移動し同時に
背もたれ点も下方に移動する。
ここで、本実施例の椅子において、帯状体71の湾曲部
75自身の前方への突出について若干説明する。
背もたれ部に深く寄り掛ると、その荷重はアウターシェ
ル4に対しては伸長方向に、インナーシェル3に対して
は圧縮方向に作用する。
このため、インナーシェル4とアウターシェル3との変
形は第2図から明らかな様に、インナーシェル4は図の
矢印Gの方向に、アウターシェル4は図の矢印Hの方向
に夫々伸長、圧縮される。
かかるインナーシェル4の変形に対して、帯状体71の
両側は、第3〜4図に示す如く、インナーシェル4から
切離されているため、帯状体71の上部連結部を支点と
して湾曲部75の下方はど前方に突出させようとする力
が作用する。
一方、帯状体71とインナーシェル4の座部の後部に対
応する部位との連結部(下部連結部)からは湾曲部75
を下方に引張る力が作用する。
そして、これらの力が合成されて湾曲部75の下方の一
部が前方に突出される。
この様な本実施例の椅子が、背もたれ部の上部側が下部
側に対して後方に傾動する際、背もたれ点が下方に移動
することを第5図によって説明する。
第5図において、Xは標準状態にある背もたれ部の表面
上にある背もたれ点の位置をインナーシェル4上の位置
として示したものである。
この際の座位基準点を示すYも同様であり、かかる背も
たれ点Xと座位基準点Yとの間の距離をAとする。
次に、インナーシェル4の背もたれ部に相当する部分の
上部側を、湾曲部75の近傍に位置する背支桿76の上
端部77を支点として実線4°まで後方に傾動する。
このとき、湾曲部75自身の突出と弾性板状体9の下端
部の突出による帯状体71の押圧とが合成され、帯状体
71は矢印C方向に突出する。その結果、湾曲部75の
頂点は下方に移動し背ちたれ点XもXoの位置まで下方
に移動する。
尚、Xoは背もたれ点Xが下方に移動しなかった場合の
位置である。
この様に、背もたれ点Xは、インナーシェル4の背もた
れ部の上部側の曲折によって、帯状体71下方、つまり
Xoの位置に移動し、その結果座位基準点Yと背もたれ
点X゛との距離Bは、標準状態時の距離Aとほぼ等くす
ることができる。
かかる背もたれ点の移動は、帯状体71に形成される大
きな湾曲部がインナーシェル4上に積層されているクッ
ション部材を押圧して背もたれ部の表層部にも形成され
る場合に奏される。
ここで、弾性板状体9が設けられていない場合は、イン
ナーシェル4の上部を49に傾動せしめても、帯状体7
1は第5図の点線の位置にまで突出するに過ぎず、イン
ナーシェル4上に厚くクッション部材が積層されている
ときには、かかる帯状体71の突出はクッション部材に
吸収され、背もたれ部の表層部に形成される湾曲部は極
めて小さなものである。
この様に背もたれ部の表層部に帯状体71の動作が実質
的に伝達されない場合には、背もたれ点の移動が実質的
になされないのである。
尚、帯状体71の湾曲部75の下方に設けられている蛇
腹部79は前述の湾曲部75の前方への突出量を調整す
ることができる。
即ち、インナーシェル4の背もたれ部が後方に大きく傾
動したとき、蛇腹部79も伸長しつつ湾曲部75の下部
を適宜な力で引張ることによって、湾曲部75の前方へ
の突出量を調整しているのである。
また、第2図に示す椅子では、背支桿76がシェル構造
体の内部に設けられているが、背支桿76はシェル構造
体の外部、例えばアウターシェル3の外側に設けられて
いてもよい。
以上、述べてきた実施例は弾性板状体9の下端部の突出
を帯状体71を介してクッション部材等に伝達している
が、弾性板状体9の突出が帯状体71の湾曲部75の突
出よりも大きいため、第7図の如く、クッション部材等
に弾性板状体9の下端部の動きを直接伝達しても、背も
たれ部の表層部に形成される湾曲部の頂点の位置が背も
たれ部上部側の後方への傾動に伴い下方に移動する。
第7図(a)は、インナーシェル4の開口部から弾性板
状体9の下端部が直接突出してクッション部材5を押圧
する例であり、第7図(b)は、インナーシェル4の開
口部からシェル構造体の内部に突出しているクッション
部材5の突出部を弾性板状体9の下端部が押圧する例で
ある。
かかる椅子においても、背もたれ部の上部側の後方への
傾動に従い、弾性板状体9は回動中心7の上方側が背も
たれ部の上部側と共に後方に傾動しつつ回動中心7の下
方側が前方に傾動し、弾性板状体9の下端部がクッショ
ン部材7を前方に押圧するこによって、背もたれ部の表
層部に大きな湾曲部を形成しつつその頂点が下方に移動
するため、背もたれ点が下方に移動することができる。
尚、これまで述べてきた本発明の椅子は、脚柱70を有
するものについて説明してきたが、脚柱70を有しない
椅子においても適用できる。
(発明の効果) 本発明の椅子によれば、クッション部材等が厚く積層さ
れている椅子において、その背もたれ部の上部側を下部
側に対して後方に傾動しても、標準状態の椅子において
使用者にとって理想的な位置に調整した背もたれ点の位
、置を維持することができ、且つ使用者が着用している
シャツ等もたくし上げられることも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る椅子の側面図及び部分断面図、第
2図は第1図に示す椅子の断面図、′銅3本発明の作用
・効果を説明する説明図、第6図は従来の椅子の背もた
れ点の位置を説明する説明図、第7図は本発明の椅子の
他の例を示す断面図を夫々示す。 図において、 X・・・背もたれ支持点、 9・・・弾性板状体、 7・・・弾性板状体9の回動中心、 76・・・背支桿、 77・・・背支桿76の先端部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基盤上にクッション部材が積層されている背もたれ
    部の上部側が下部側に対して背支桿の先端部を支点とし
    て後方に傾動可能な椅子であって、該背支桿の先端部近
    傍から上下方向に延設されている弾性板状体が前記背支
    桿の先端部近傍を中心として前後方向に回動可能に設け
    られ、且つその回動中心よりも上方側が背もたれ部上部
    側に含まれており、該背もたれ部の上部側が下部側に対
    して後方に傾動する際、弾性板状体の下方側が前方に突
    出して前記弾性板状体の下端部近傍のクッション部材を
    前方に押圧することを特徴とする背もたれ付椅子。 2、背もたれ部の基盤上の一部と座部とを連結する弾性
    を有する帯状体が設けられており、前記帯状体の背もた
    れ部への連絡部から下方に向けて所定範囲に亘る部位が
    前方に浅く突出する湾曲部に形成されている請求項第1
    項記載の背もたれ付椅子。 3、背もたれ部の基盤が、2枚の弾性を有するシェル部
    材が一体的に組付いて成るシェル構造体である請求項第
    1項又は第2項記載の背もたれ付椅子。 4、弾性板状体の下端部が、シェル部材に設けられてい
    る開口部から直接突出する請求項第1項又は第3項記載
    の背もたれ付椅子。 5、弾性板状体の下端部が、シェル部材に設けられてい
    る開口部からシェル構造体の内部に突出している背もた
    れ部のクッション部材の突出部を前方に押圧する請求項
    第1項又は第3項記載の背もたれ付椅子。
JP22065888A 1988-09-02 1988-09-02 背もたれ付椅子 Pending JPH02198512A (ja)

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JP22065888A JPH02198512A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 背もたれ付椅子

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