JPH02199329A - 動力伝達機構 - Google Patents
動力伝達機構Info
- Publication number
- JPH02199329A JPH02199329A JP1568589A JP1568589A JPH02199329A JP H02199329 A JPH02199329 A JP H02199329A JP 1568589 A JP1568589 A JP 1568589A JP 1568589 A JP1568589 A JP 1568589A JP H02199329 A JPH02199329 A JP H02199329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- retainer
- clutch
- assembled
- integrally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回
転部材間に配設されて、これら両部材間のトルク伝達を
行う動力伝達機構に関する。
転部材間に配設されて、これら両部材間のトルク伝達を
行う動力伝達機構に関する。
(従来技術)
かかる動力伝達機構は、駆動側回転部材と従動側回転部
材間に配設されてこれら両部材の相対回転時これら両部
材を互にトルク伝達可能に連結して、従動側回転部材を
駆動させる連結機構として使用されるものと、駆動側お
よび従動側回転部材間、再駆動側回転部材間または両従
動側回転部□材間に配設されてこれら両部材の相対回転
時これら両部材を互にトルク伝達可能に連結して、これ
ら両部材間の回転差を制限させる差動制限機構として使
用されるもの等に大別される。前者の連結機構は主とし
てリャルタイム式の四輪駆動車における一方の動力伝達
系路に配設され、また後者の差動制限機構は主として車
両における各ディファレンシャルに配設される。
材間に配設されてこれら両部材の相対回転時これら両部
材を互にトルク伝達可能に連結して、従動側回転部材を
駆動させる連結機構として使用されるものと、駆動側お
よび従動側回転部材間、再駆動側回転部材間または両従
動側回転部□材間に配設されてこれら両部材の相対回転
時これら両部材を互にトルク伝達可能に連結して、これ
ら両部材間の回転差を制限させる差動制限機構として使
用されるもの等に大別される。前者の連結機構は主とし
てリャルタイム式の四輪駆動車における一方の動力伝達
系路に配設され、また後者の差動制限機構は主として車
両における各ディファレンシャルに配設される。
しかして、従来の動力伝達機構としては特開昭63−2
40429号公報に示されているように、同軸的かつ相
対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設され、こ
れら両回転部材の相対回転により作動して両回転部材を
トルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させるとと
もに付与される押圧力に応じて前記摩擦係合力を増減さ
せる摩擦クラッチ、および両回転部材の相対回転に応じ
た押圧力を発生させて前記摩擦クラッチに付与する押圧
力発生手段を備え、同押圧力発生手段を、前記両回転部
材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ一方の回転部材に
一体回転可能に組付けられて前記摩擦クラッチに当接す
る作動ピストンと、前記一方の回転部材に一体回転可能
に設けられて前記作動ピストンとの間に軸方向に所定間
隔を有して粘性流体が封入される流体室を形成するリテ
ーナと、半径方向へ延びる1または複数のベーン部を備
え前記流体室にて前記他方の回転部材に一体的に組付け
られたロータとにより構成してなる動力伝達機構がある
。
40429号公報に示されているように、同軸的かつ相
対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設され、こ
れら両回転部材の相対回転により作動して両回転部材を
トルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させるとと
もに付与される押圧力に応じて前記摩擦係合力を増減さ
せる摩擦クラッチ、および両回転部材の相対回転に応じ
た押圧力を発生させて前記摩擦クラッチに付与する押圧
力発生手段を備え、同押圧力発生手段を、前記両回転部
材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ一方の回転部材に
一体回転可能に組付けられて前記摩擦クラッチに当接す
る作動ピストンと、前記一方の回転部材に一体回転可能
に設けられて前記作動ピストンとの間に軸方向に所定間
隔を有して粘性流体が封入される流体室を形成するリテ
ーナと、半径方向へ延びる1または複数のベーン部を備
え前記流体室にて前記他方の回転部材に一体的に組付け
られたロータとにより構成してなる動力伝達機構がある
。
この種形式の動力伝達機構においては、両回転部材間に
相対回転が生じると一方の回転部材に一体回転可能に組
付けた作動ピストンおよびリテーナと、他方の回転部材
に一体的に組付けたロータとの間に相対回転が生じ、流
体室の前記ロータのベーン部にて区画された粘性流体封
入室内の粘性流体が強制的に流動させられ、封入室内で
は流動抵抗等に起因して圧力が発生する。すなわち、押
圧力発生手段に差動回転数に応じた圧力が発生する。こ
の圧力は作動ピストンを軸方向に押圧して摩擦クラッチ
を押圧させ、同窄擦クラッチに両回転部材をトルク伝達
可能に連結する摩擦係合力を発生させる。かかる摩擦係
合力は差動回転数に比例し、両回転部材間では差動回転
数に比例したトルクが一方から他方へ伝達される。従っ
て、当該動力伝達機構は四輪駆動車の一方の動力伝達系
路における駆動側回転部材と従動側回転部材との連結機
構として機能するとともに、駆動側および従動側回転部
材間、再駆動側回転部材間または両従動側回転部材間の
差動制限機構としても機能する。
相対回転が生じると一方の回転部材に一体回転可能に組
付けた作動ピストンおよびリテーナと、他方の回転部材
に一体的に組付けたロータとの間に相対回転が生じ、流
体室の前記ロータのベーン部にて区画された粘性流体封
入室内の粘性流体が強制的に流動させられ、封入室内で
は流動抵抗等に起因して圧力が発生する。すなわち、押
圧力発生手段に差動回転数に応じた圧力が発生する。こ
の圧力は作動ピストンを軸方向に押圧して摩擦クラッチ
を押圧させ、同窄擦クラッチに両回転部材をトルク伝達
可能に連結する摩擦係合力を発生させる。かかる摩擦係
合力は差動回転数に比例し、両回転部材間では差動回転
数に比例したトルクが一方から他方へ伝達される。従っ
て、当該動力伝達機構は四輪駆動車の一方の動力伝達系
路における駆動側回転部材と従動側回転部材との連結機
構として機能するとともに、駆動側および従動側回転部
材間、再駆動側回転部材間または両従動側回転部材間の
差動制限機構としても機能する。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記した形式の動力伝達機構を四輪駆動車の
連結機構として採用する場合には、同機構は車両の低速
コーナリング時のタイトコーナブレーキング現象の発生
を防止するとともにぬかるみ等悪路に陥った時の脱出性
能を向上すべく、低差動回転領域における伝達トルクの
増加率を低くしかつ高差動回転領域における伝達トルク
の増加率を高くする特性を備えていることが望ましい。
連結機構として採用する場合には、同機構は車両の低速
コーナリング時のタイトコーナブレーキング現象の発生
を防止するとともにぬかるみ等悪路に陥った時の脱出性
能を向上すべく、低差動回転領域における伝達トルクの
増加率を低くしかつ高差動回転領域における伝達トルク
の増加率を高くする特性を備えていることが望ましい。
従って、本発明の目的は、かかる形式の動力伝達機構に
おいて、上記した特性を付与することにある。
おいて、上記した特性を付与することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記した摩擦クラッチと押圧力発生手段を備え
た形式の動力伝達機構において、押圧力発生手段を、前
記両回転部材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ一方の
回転部材に一体回転可能に組付けられた第1の作動ピス
トンと、前記一方の回転部材に一体的または一体回転可
能に設けられて前記第1の作動ピストンとの間に軸方向
に所定間隔を有して粘性流体が封入される第1の流体室
を形成する第1のリテーナと、半径方向へ延びる1また
は複数のベーン部を備え前記第1の流体室にて前記他方
の回転部材に一体的に組付けられた第1のロータと、前
記第1の作動ピストンと前記摩擦クラッチ間にて前記両
回転部材間に軸方向へ摺動可能かつ一方の回転部材に一
体回転可能に組付けられて前記第1の作動ピストンおよ
び摩擦クラッチに当接する第2の作動ピストンと、同ピ
ストンと前記第1のリテーナ間に軸方向への移動を規制
して組付けられ前記第2の作動ピストンとの間に軸方向
に所定間隔を有して粘性流体が封入される第2の流体室
を形成する第2のリテーナと、半径方向へ延びる1また
は複数のベーン部を備え前記第2の流体室にて前記他方
の回転部材に一体的に組付けられた第2のロータと、前
記第1の作動ピストンを前記第2の作動ピストンから離
間する方向に付勢するスプリングとにより構成したこと
を特徴とする。
た形式の動力伝達機構において、押圧力発生手段を、前
記両回転部材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ一方の
回転部材に一体回転可能に組付けられた第1の作動ピス
トンと、前記一方の回転部材に一体的または一体回転可
能に設けられて前記第1の作動ピストンとの間に軸方向
に所定間隔を有して粘性流体が封入される第1の流体室
を形成する第1のリテーナと、半径方向へ延びる1また
は複数のベーン部を備え前記第1の流体室にて前記他方
の回転部材に一体的に組付けられた第1のロータと、前
記第1の作動ピストンと前記摩擦クラッチ間にて前記両
回転部材間に軸方向へ摺動可能かつ一方の回転部材に一
体回転可能に組付けられて前記第1の作動ピストンおよ
び摩擦クラッチに当接する第2の作動ピストンと、同ピ
ストンと前記第1のリテーナ間に軸方向への移動を規制
して組付けられ前記第2の作動ピストンとの間に軸方向
に所定間隔を有して粘性流体が封入される第2の流体室
を形成する第2のリテーナと、半径方向へ延びる1また
は複数のベーン部を備え前記第2の流体室にて前記他方
の回転部材に一体的に組付けられた第2のロータと、前
記第1の作動ピストンを前記第2の作動ピストンから離
間する方向に付勢するスプリングとにより構成したこと
を特徴とする。
(発明の作用・効果)
かかる構成によれば、両回転部材間に相対回転が生じる
と各流体室に差動回転数に応じた圧力が発生し、第2の
流体室にて発生した圧力が第2の作動ピストンを軸方向
に押圧して摩擦クラッチを押圧させ、かつ第1の流体室
にて発生した圧力が第1の作動ピストンを押圧し、スプ
リングの付勢力に抗して第2の作動ピストンを押圧して
第2の作動ピストンの押圧力を助勢する9この場合、第
1の作動ピストンの押圧力がスプリングの付勢力に打勝
つまでは同作動ピストンは第2の作動ピストンの押圧力
を助勢することがないため、第1の作動ピストンによる
助勢の有無を境にして差動回転数に対する伝達トルク曲
線が2段折れとなり、差動回転数の小さい領域での伝達
トルクの増加率は小さくかつ差動回転数の大きい領域で
の伝達トルクの増加率は大きくなる。
と各流体室に差動回転数に応じた圧力が発生し、第2の
流体室にて発生した圧力が第2の作動ピストンを軸方向
に押圧して摩擦クラッチを押圧させ、かつ第1の流体室
にて発生した圧力が第1の作動ピストンを押圧し、スプ
リングの付勢力に抗して第2の作動ピストンを押圧して
第2の作動ピストンの押圧力を助勢する9この場合、第
1の作動ピストンの押圧力がスプリングの付勢力に打勝
つまでは同作動ピストンは第2の作動ピストンの押圧力
を助勢することがないため、第1の作動ピストンによる
助勢の有無を境にして差動回転数に対する伝達トルク曲
線が2段折れとなり、差動回転数の小さい領域での伝達
トルクの増加率は小さくかつ差動回転数の大きい領域で
の伝達トルクの増加率は大きくなる。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、第1
図には本発明にかかる動力伝達機構の一実施例が示され
ている。当該動力伝達機構10は第5図に示すように、
リャルタイム式の四輪駆動車の後輪側動力伝達系路に配
設される。
図には本発明にかかる動力伝達機構の一実施例が示され
ている。当該動力伝達機構10は第5図に示すように、
リャルタイム式の四輪駆動車の後輪側動力伝達系路に配
設される。
当該車両は前輪側が常時駆動するとともに後輪側が必要
時駆動するもので、エンジン21の一側に組付けたトラ
ンスアクスル22はトランスミッションおよびトランス
ファを備え、エンジン21からの動力をアクスルシャフ
ト23に出力して前輪24を駆動させるとともに、第1
プロペラシヤフト25に出力する。第110へラシャフ
ト25は動力伝達機構10を介して第2プロペラシヤフ
ト26に連結していて、これら両シャフト25.26が
動力伝達可能な場合動力がリヤディファレンシャル27
を介してアクスルシャフト28に出力され、後輪29が
駆動する。
時駆動するもので、エンジン21の一側に組付けたトラ
ンスアクスル22はトランスミッションおよびトランス
ファを備え、エンジン21からの動力をアクスルシャフ
ト23に出力して前輪24を駆動させるとともに、第1
プロペラシヤフト25に出力する。第110へラシャフ
ト25は動力伝達機構10を介して第2プロペラシヤフ
ト26に連結していて、これら両シャフト25.26が
動力伝達可能な場合動力がリヤディファレンシャル27
を介してアクスルシャフト28に出力され、後輪29が
駆動する。
しかして、動力伝達機構10はアウタケース11および
インナシャフト12からなる環状の作動室内に第1押圧
力発生手段10a、第2押圧力発生手段10bおよび摩
擦クラッチ10cを備えている。
インナシャフト12からなる環状の作動室内に第1押圧
力発生手段10a、第2押圧力発生手段10bおよび摩
擦クラッチ10cを備えている。
アウタケース11は所定長さの筒部11aの一端に内向
フランジ部11bを備えてなり、筒部11aの他端が開
口していて他端側内周にネジ部11cが形成されている
。インナシャフト12は所定長さの段付きの筒部12a
の中間部外周に外向フランジ部12b−を備えてなり、
フランジ部12bの外周には軸方向へ延びる外スプライ
ン部12Cが形成され、かつ筒部12aの一端側内周に
は軸方向へ延びる内スプライン部12dが形成されてい
る。かかるインナシャフト12においては、その筒部1
2aの一端がアウタケース11の内向フランジ部11b
の内孔内に液密的かつ回転可能に嵌合されていて、筒部
12aの他端側外周に組付けた後述の第1押圧力発生手
段10aの構成部材を介してアウタケース11に回転可
能に支持されている。インナシャフト12はその内スプ
ライン12dにて第2プロペラシヤフト26の先端部の
スプライン26aに嵌合して固定され、かつアウタケー
ス11は第1プロペラシヤフト25の後端に固定されて
いる。
フランジ部11bを備えてなり、筒部11aの他端が開
口していて他端側内周にネジ部11cが形成されている
。インナシャフト12は所定長さの段付きの筒部12a
の中間部外周に外向フランジ部12b−を備えてなり、
フランジ部12bの外周には軸方向へ延びる外スプライ
ン部12Cが形成され、かつ筒部12aの一端側内周に
は軸方向へ延びる内スプライン部12dが形成されてい
る。かかるインナシャフト12においては、その筒部1
2aの一端がアウタケース11の内向フランジ部11b
の内孔内に液密的かつ回転可能に嵌合されていて、筒部
12aの他端側外周に組付けた後述の第1押圧力発生手
段10aの構成部材を介してアウタケース11に回転可
能に支持されている。インナシャフト12はその内スプ
ライン12dにて第2プロペラシヤフト26の先端部の
スプライン26aに嵌合して固定され、かつアウタケー
ス11は第1プロペラシヤフト25の後端に固定されて
いる。
第1押圧力発生手段10aは第1作動ピストン13、第
10−タ14および第1リテーナ15からなるとともに
、第2揮圧力発生手段10bは第2作動ピストン16、
第20−タ17および第2リテーナ18からなり、かつ
摩擦クラッチ1. Ocは湿式多板クラッチ式のもので
、多数のクラッチプレート19aおよびクラッチディス
ク19bからなる。各クラッチプレート19aはその外
周のスプライン部をアウタケース11の内周に設けたス
プライン部lidに嵌合されて、同ケース11に一体回
転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられている。各ク
ラッチディスク19bはその内周のスプライン部をイン
ナシャフト12の外スプライン部12cに嵌合されて各
クラッチプレート19a間に位置し、同シャフト12に
一体回転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられている
。これらのクラッチプレート19aおよびクラッチディ
スク19bを収容するクラッチ室R1にはクラッチ用オ
イルと気体とが所定量封入されている。
10−タ14および第1リテーナ15からなるとともに
、第2揮圧力発生手段10bは第2作動ピストン16、
第20−タ17および第2リテーナ18からなり、かつ
摩擦クラッチ1. Ocは湿式多板クラッチ式のもので
、多数のクラッチプレート19aおよびクラッチディス
ク19bからなる。各クラッチプレート19aはその外
周のスプライン部をアウタケース11の内周に設けたス
プライン部lidに嵌合されて、同ケース11に一体回
転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられている。各ク
ラッチディスク19bはその内周のスプライン部をイン
ナシャフト12の外スプライン部12cに嵌合されて各
クラッチプレート19a間に位置し、同シャフト12に
一体回転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられている
。これらのクラッチプレート19aおよびクラッチディ
スク19bを収容するクラッチ室R1にはクラッチ用オ
イルと気体とが所定量封入されている。
第1押圧力発生手段1.0 aを構成する第1作動ピス
トン13は、アウタケース11の筒部iLaの他端側内
周に一体回転可能かつ液密的に組付けた第1リテーナ1
5の段付環状凹所の大径凹所15a内に液密的かつ軸方
向へ摺動可能に、またインナシャフト12に対してはそ
の外周に液密的に回転可能かつ軸方向へ摺動可能にそれ
ぞれ組付けられている。なお、第1リテーナ15はイン
ナシャフト12の筒部12aの外周に液密的かつ回転可
能に組付けられていて、第1作動ピストン13とにより
小径凹所15bを流体室に形成している。
トン13は、アウタケース11の筒部iLaの他端側内
周に一体回転可能かつ液密的に組付けた第1リテーナ1
5の段付環状凹所の大径凹所15a内に液密的かつ軸方
向へ摺動可能に、またインナシャフト12に対してはそ
の外周に液密的に回転可能かつ軸方向へ摺動可能にそれ
ぞれ組付けられている。なお、第1リテーナ15はイン
ナシャフト12の筒部12aの外周に液密的かつ回転可
能に組付けられていて、第1作動ピストン13とにより
小径凹所15bを流体室に形成している。
第10−タ14は第1図および第2図に示すように、環
状ボス部14aの外周の互に180°離れた部位にて半
径方向へ延びる2枚のベーン部14bを備えてなり、環
状ボス部14aにてインナシャフト12の筒部12a外
周に嵌合させてインナシャフト12に一体的に組付けら
れて、第1リテーナ15の小径凹所15b内に嵌合して
いる。この小径凹所15bが形成する流体室内にはシリ
コンオイル等高粘性流体が所定量封入されており、また
第10−タ14はそのベーン部14bの外周を小径凹所
15bの内周に液密的に接触させ、かつベーン部14b
の両側面と小径凹所15bの一側面および第1作動ピス
トン13の他側面間に微小間隙を形成して、流体室内を
2つの滞留室R2に区画している。
状ボス部14aの外周の互に180°離れた部位にて半
径方向へ延びる2枚のベーン部14bを備えてなり、環
状ボス部14aにてインナシャフト12の筒部12a外
周に嵌合させてインナシャフト12に一体的に組付けら
れて、第1リテーナ15の小径凹所15b内に嵌合して
いる。この小径凹所15bが形成する流体室内にはシリ
コンオイル等高粘性流体が所定量封入されており、また
第10−タ14はそのベーン部14bの外周を小径凹所
15bの内周に液密的に接触させ、かつベーン部14b
の両側面と小径凹所15bの一側面および第1作動ピス
トン13の他側面間に微小間隙を形成して、流体室内を
2つの滞留室R2に区画している。
第2押圧力発生手段10bを構成する第2作動ピストン
16はアウタケース11に一体回転可能かつ軸方向へ移
動可能に、またインナシャフト12に液密的に回転可能
かつ軸方向へ移動可能に組付けられていて、その−側に
て最他端のクラッチプレート19aに当接し、かつその
他側にてスペーサ19cを介して第1作動ピストン13
に当接している。このスペーサ19cとアウタケース1
1間には圧縮スプリング19dが介装されていて、同ス
プリング19dはスペーサ19cを介して第1作動ピス
トン13を摩擦クラッチ10cとは反対側へ付勢する。
16はアウタケース11に一体回転可能かつ軸方向へ移
動可能に、またインナシャフト12に液密的に回転可能
かつ軸方向へ移動可能に組付けられていて、その−側に
て最他端のクラッチプレート19aに当接し、かつその
他側にてスペーサ19cを介して第1作動ピストン13
に当接している。このスペーサ19cとアウタケース1
1間には圧縮スプリング19dが介装されていて、同ス
プリング19dはスペーサ19cを介して第1作動ピス
トン13を摩擦クラッチ10cとは反対側へ付勢する。
第2作動ピストン16の他側には段付環状凹所が形成さ
れていて、この大径凹所16a内に第2リテーナ18が
液密的に嵌合され、かつ゛小径凹所16b内に第20−
タ17が嵌合されている。小径凹所16bは第2作動ピ
ストン16とにより第2流体室を形成し、インナシャフ
ト12に一体回転可能に組付けた第20−タ17は流体
室内を2つの滞留室R3に区画している。なお、第20
−タ17は小径である点を除き第10−タ14と同様の
ものである。第2リテーナ18はインナシャフト12の
筒部12aの外周に液密的かつ回転可能に組付けられて
おり、かつ他端外周に突設した複数の係合突起部18a
が第1図および第3図に示すように第1作動ピストン1
3の一端に設けた各係合m 13 aを通って外周へ延
び、第1リテーナ15の一端に当接している。これによ
り、第1リテーナ15、第1作動ピストン13、第2リ
テーナ18および第2作動ピストン16はアウタケース
11と一体回転可能であるとともに、第1、第2両ロー
タ15.17はインナシャフト12と一体回転可能であ
り、かつ第1作動ピストン13は圧縮スプリング1.9
dにより第1リテーナ15側へ所定の力で付勢されて
いる。なお、第2流体室にも高粘性流体が所定量封入さ
れている。
れていて、この大径凹所16a内に第2リテーナ18が
液密的に嵌合され、かつ゛小径凹所16b内に第20−
タ17が嵌合されている。小径凹所16bは第2作動ピ
ストン16とにより第2流体室を形成し、インナシャフ
ト12に一体回転可能に組付けた第20−タ17は流体
室内を2つの滞留室R3に区画している。なお、第20
−タ17は小径である点を除き第10−タ14と同様の
ものである。第2リテーナ18はインナシャフト12の
筒部12aの外周に液密的かつ回転可能に組付けられて
おり、かつ他端外周に突設した複数の係合突起部18a
が第1図および第3図に示すように第1作動ピストン1
3の一端に設けた各係合m 13 aを通って外周へ延
び、第1リテーナ15の一端に当接している。これによ
り、第1リテーナ15、第1作動ピストン13、第2リ
テーナ18および第2作動ピストン16はアウタケース
11と一体回転可能であるとともに、第1、第2両ロー
タ15.17はインナシャフト12と一体回転可能であ
り、かつ第1作動ピストン13は圧縮スプリング1.9
dにより第1リテーナ15側へ所定の力で付勢されて
いる。なお、第2流体室にも高粘性流体が所定量封入さ
れている。
かかる構成の動力伝達機構10においては、第1、第2
両プロペラシャフト25.26間に相対回転が生じてい
ない場合にはこれら両シャフト25.26間のトルク伝
達はないが、両シャフト25.26間に相対回転が生じ
るとトルク伝達がなされる。すなわち、これら両シャフ
ト25.26間に相対回転が生じると、第1プロペラシ
ヤフト25に一体回転可能に組付けられているアウタケ
ース11、両作動ピストン13.16および両リテーナ
15.18と、第2プロペラシヤフト26に一体回転可
能に組付けられているインナシャフト12および両ロー
タ14.17との間に相対回転が生じる。従って、両押
圧力発生手段10a、10bの流体室内においては、滞
留室R2、R3内の粘性流体が相対回転数に比例した速
度にて強制的に流動させられ、周方向に順次相対移行す
る滞留室R2、R3内では流動抵抗に起因してベーン部
の下流側端から次のベーン部の上流側端に向って漸次増
圧される圧力分布が発生する。この圧力分布の増圧部分
は差動回転数に比例して増大するもので、両作動ピスト
ン13.16を軸方向へ押圧する。しかして、第2作動
ピストン17は摩擦クラッチ10cを直接押圧して摩擦
クラッチ1Oeを構成する各クラッチプレート19aと
クラッチディスク19bをクラッチ用オイルを介して摩
擦係合させる。一方、第1作動ピストン13は圧縮スプ
リング19dに抗して押圧されるなめ、同スプリング1
9dの付勢力に打勝つまでは第2作動ピストン16の押
圧力を助勢することはないが、上記付勢力に打勝つと差
動回転数に応じて第2作動ピストン16の押圧力を助勢
し、クラッチプレート19aとクラッチディスク19b
の摩擦係合力を一層強める。第4図には差動回転数に対
する伝達トルクの関係が示されており、1点鎖線および
2点鎖線のグラフは各押圧力発生手段10a、10bが
単独に作動する場合、実線のグラフは両者10a、10
bが協働した場合の伝達トルクを示している。かかるグ
ラフから明らかなように、第2作動ピストンに対する押
圧力の助勢の有無を境として伝達トルクの曲線は2段折
れとなり、差動回転数の小さい領域での伝達トルクの増
加率は小さくかつ差動回転数の大きい領域での伝達トル
クの増加率は大きくなる。この結果、車両の低速コーナ
リング時のタイトコーナブレーキング現象の発生が防止
され、かつぬかるみ等悪路に陥った時の脱出性能が向上
する。
両プロペラシャフト25.26間に相対回転が生じてい
ない場合にはこれら両シャフト25.26間のトルク伝
達はないが、両シャフト25.26間に相対回転が生じ
るとトルク伝達がなされる。すなわち、これら両シャフ
ト25.26間に相対回転が生じると、第1プロペラシ
ヤフト25に一体回転可能に組付けられているアウタケ
ース11、両作動ピストン13.16および両リテーナ
15.18と、第2プロペラシヤフト26に一体回転可
能に組付けられているインナシャフト12および両ロー
タ14.17との間に相対回転が生じる。従って、両押
圧力発生手段10a、10bの流体室内においては、滞
留室R2、R3内の粘性流体が相対回転数に比例した速
度にて強制的に流動させられ、周方向に順次相対移行す
る滞留室R2、R3内では流動抵抗に起因してベーン部
の下流側端から次のベーン部の上流側端に向って漸次増
圧される圧力分布が発生する。この圧力分布の増圧部分
は差動回転数に比例して増大するもので、両作動ピスト
ン13.16を軸方向へ押圧する。しかして、第2作動
ピストン17は摩擦クラッチ10cを直接押圧して摩擦
クラッチ1Oeを構成する各クラッチプレート19aと
クラッチディスク19bをクラッチ用オイルを介して摩
擦係合させる。一方、第1作動ピストン13は圧縮スプ
リング19dに抗して押圧されるなめ、同スプリング1
9dの付勢力に打勝つまでは第2作動ピストン16の押
圧力を助勢することはないが、上記付勢力に打勝つと差
動回転数に応じて第2作動ピストン16の押圧力を助勢
し、クラッチプレート19aとクラッチディスク19b
の摩擦係合力を一層強める。第4図には差動回転数に対
する伝達トルクの関係が示されており、1点鎖線および
2点鎖線のグラフは各押圧力発生手段10a、10bが
単独に作動する場合、実線のグラフは両者10a、10
bが協働した場合の伝達トルクを示している。かかるグ
ラフから明らかなように、第2作動ピストンに対する押
圧力の助勢の有無を境として伝達トルクの曲線は2段折
れとなり、差動回転数の小さい領域での伝達トルクの増
加率は小さくかつ差動回転数の大きい領域での伝達トル
クの増加率は大きくなる。この結果、車両の低速コーナ
リング時のタイトコーナブレーキング現象の発生が防止
され、かつぬかるみ等悪路に陥った時の脱出性能が向上
する。
第1図は本発明の一実施例に係る動力伝達機構の断面図
、第2図は第1図の矢印■−■線方向の断面図、第3図
は第1図の矢印■−■線方向の断面図、第4図は差動回
転数に対する伝達トルクを示すグラフ、第5図は同機構
を採用した車両の概略図である。 符号の説明 10・・・動力伝達機構、10a、10b・押圧力発生
手段、10c・・・摩擦クラッチ、11・・・アウタケ
ース、12・・・インナシャフト、13.16・・・作
動ピストン、14.17・ロータ、14b・・・ベーン
部、15.18・・・リテーナ、19a・・・クラッチ
プレート、19b・・・クラッチディスク、19d・・
圧縮スプリング、25.26・・・プロペラシャフト、
R2,R3・・・滞留室。 第4図 第 ご 第 区 12 ・ インナシャフト 作動ピストン 26 ・ プロペラシャフト ・ロータ 4b べ一 15、 18 リテーナ
、第2図は第1図の矢印■−■線方向の断面図、第3図
は第1図の矢印■−■線方向の断面図、第4図は差動回
転数に対する伝達トルクを示すグラフ、第5図は同機構
を採用した車両の概略図である。 符号の説明 10・・・動力伝達機構、10a、10b・押圧力発生
手段、10c・・・摩擦クラッチ、11・・・アウタケ
ース、12・・・インナシャフト、13.16・・・作
動ピストン、14.17・ロータ、14b・・・ベーン
部、15.18・・・リテーナ、19a・・・クラッチ
プレート、19b・・・クラッチディスク、19d・・
圧縮スプリング、25.26・・・プロペラシャフト、
R2,R3・・・滞留室。 第4図 第 ご 第 区 12 ・ インナシャフト 作動ピストン 26 ・ プロペラシャフト ・ロータ 4b べ一 15、 18 リテーナ
Claims (1)
- 同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間
に配設され、これら両回転部材の相対回転により作動し
て両回転部材をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を
発生させるとともに付与される押圧力に応じて前記摩擦
係合力を増減させる摩擦クラッチ、および両回転部材の
相対回転に応じた押圧力を発生させて前記摩擦クラッチ
に付与する押圧力発生手段を備え、同押圧力発生手段を
、前記両回転部材間に液密的に軸方向へ摺動可能かつ一
方の回転部材に一体回転可能に組付けられた第1の作動
ピストンと、前記一方の回転部材に一体的または一体回
転可能に設けられて前記第1の作動ピストンとの間に軸
方向に所定間隔を有して粘性流体が封入される第1の流
体室を形成する第1のリテーナと、半径方向へ延びる1
または複数のベーン部を備え前記第1の流体室にて前記
他方の回転部材に一体的に組付けられた第1のロータと
、前記第1の作動ピストンと前記摩擦クラッチ間にて前
記両回転部材間に軸方向へ摺動可能かつ一方の回転部材
に一体回転可能に組付けられて前記第1の作動ピストン
および摩擦クラッチに当接する第2の作動ピストンと、
同ピストンと前記第1のリテーナ間に軸方向への移動を
規制して組付けられ前記第2の作動ピストンとの間に軸
方向に所定間隔を有して粘性流体が封入される第2の流
体室を形成する第2のリテーナと、半径方向へ延びる1
または複数のベーン部を備え前記第2の流体室にて前記
他方の回転部材に一体的に組付けられた第2のロータと
、前記第1の作動ピストンを前記第2の作動ピストンか
ら離間する方向に付勢するスプリングとにより構成して
なる動力伝達機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1568589A JPH02199329A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1568589A JPH02199329A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 動力伝達機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02199329A true JPH02199329A (ja) | 1990-08-07 |
Family
ID=11895611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1568589A Pending JPH02199329A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 動力伝達機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02199329A (ja) |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1568589A patent/JPH02199329A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH02209629A (ja) | 動力伝達機構 | |
| JPH02199329A (ja) | 動力伝達機構 | |
| JP3175259B2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0730997Y2 (ja) | 動力伝達機構 | |
| JPH0717858Y2 (ja) | 動力伝達機構 | |
| JP2507671Y2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JP2661217B2 (ja) | 動力伝達機構 | |
| JP2507116B2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JP2508957Y2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JP3070206B2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JP2831089B2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JP2522848B2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0730998Y2 (ja) | 動力伝達機構 | |
| JPH0560154A (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JP3192031B2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH081300Y2 (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0519675U (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0328530A (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH03140636A (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0519677U (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0575529U (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH0519678U (ja) | 駆動力伝達装置 | |
| JPH02199328A (ja) | 動力伝達機構 | |
| JPH02199330A (ja) | 動力伝達機構 | |
| JPH05202962A (ja) | 駆動力伝達装置 |