JPH02199600A - トレンドグラフ表示装置 - Google Patents

トレンドグラフ表示装置

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JPH02199600A
JPH02199600A JP8920089A JP2008989A JPH02199600A JP H02199600 A JPH02199600 A JP H02199600A JP 8920089 A JP8920089 A JP 8920089A JP 2008989 A JP2008989 A JP 2008989A JP H02199600 A JPH02199600 A JP H02199600A
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Kazuo Koyakata
和男 古舘
Seiitsu Nikawara
二川原 誠逸
Masayuki Fukai
雅之 深井
Masa Sugihara
杉原 雅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、対象プラントの各プロセス項目の圧力、温度
、流量といったプロセス値の履歴をトレンドグラフ表示
する表示装置に係り、特に、プラントの運転状況に応じ
て、その時々で監視が必要なプロセス項目を自動的に選
択して該プロセス項目のプロセス値を周期的に収集・記
憶し、該プロセス項目のトレンドグラフを自動的あるい
はオペレータからの指示によって表示するトレンドグラ
フ表示装置に関する。
(従来技術) シロセス値め履歴をトレンドグラフとして表示する従来
技術の表示装置では、例えば特公昭6226469号公
報に記載されるように、後に対象プラントに異常等が発
生した場合にトレンドグラフ表示したいプロセス項目は
、予め固定的に登録されているか、あるいはオペレータ
が手操作入力装置等の適宜の手段を操作することによっ
て前もつて登録されるようになっていた。
このような表示装置においては、対象プラントに異常が
発生すると、前もって登録されていたプロセス項目の中
から、該異常原因の解析のためにトレンドグラフ表示す
るものとして最適なプロセス項目をオペレータが選択し
、該選択されたプロセス項目の現在時刻近傍や過去のプ
ロセス値がトレンドグラフとして表示される。
また、前もって登録されていないプロセス項目のトレン
ドグラフを表示したい場合には、その時点においてトレ
ンドグフ9フ表示したいプロセス項目をオペレータが適
宜の手段で登録すると、その時点からの該プロセス項目
のトレンドグラフ表示が開始される。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来技術では、対象プラントに事故、異常等が
発生した場合には、その原因解析のためにトレンドグラ
フ表示するものとして最適なプロセス項目をオペレータ
が短時間で選択しなければならなかったため、オペレー
タに熟練が要求され、またオペレータの負担が大きいと
いう問題があった。
また、従来技術においては、トレンドグラフ表示の対象
となるプロセス項目が予め登録されてしまっているため
に、オペレータが異常原因解析に最適なプロセス項目を
選択しようとしても、あるいは、その時々の対象プラン
トの運転状況監視に最適なプロセス項目をトレンドグラ
フ表示しようとしても、該プロセス項目がトレンドグラ
フ表示の対象項目として必ず登録されているとは限らず
、その時々で必要なトレンドグラフ表示が得られないと
いう問題があった。
さらには、トレンドグラフ表示の対象となるプロセス項
目をオペレータが前もって登録する場合には、プロセス
項目と共に、そのトレンドグラフを表示する際に必要な
表示更新周期、表示幅、保存周期、表示開始時刻と終了
時刻、表示レンジ等の各種データも、その都度オペレー
タが併せて指定しなければならなかりた。
したがって、トレンドグラフ表示の対象となるプロセス
項目の登録にもオペレータに熟練が要求されるという問
題があった。
本発明の目的は、上記した問題点を解決して、対象プラ
ントに異常が発生した場合、あるいは対象プラントの運
転状況に何等かの変化がありた場合には、その異常状況
、変化状況に応じて、監視が必要なプロセス項目を自動
的に選択すると共に、該プロセス項目のプロセス値を自
動的に収集し、これをトレンドグラフとして表示するこ
とが可能なトレンドグラフ表示装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、本発明は、対象プラ
ントの各部の動作状態に応じて、観察すべきプロセス項
目を選択する手段と、前記選択されたプロセス項目のプ
ロセス値を収集し、そのトレンドグラフを表示する手段
とを具備した点に特徴がある。
(作用) 上記した構成によれば、対象プラントに異常が発生した
場合、あるいは対象プラントの運転状況に何等かの変化
があった場合には、その異常状況、変化状況に応じて、
観察すべきプロセス項目が自動的に選択されると共に、
該プロセス項目のプロセス値が自動的に収集されて、そ
の結果がトレンドグラフ表示される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の基本構成を示したブロック図である。
同図において、プラント1の各部の動作状態を示す信号
S3は選択手段2に順次取り込まれる。
知識ベース3には、前記信号S3に基づいてプラント1
の動作状態を判定するための知識が記憶されており、前
記選択手段2は、前記信号S3および該知識ベース3に
記憶された知識に基づいてプラント1の動作状態をチエ
ツクし、その結果、プラント1のいずれかの部分(プロ
セス項目)の動作状態を監視する必要があると判断した
場合には、そのプロセス項目を選択し、該プロセス項目
を定義する信号S4をデータ収集・記憶手段4に出力す
る。
データ収集・記憶手段4は、前記信号S4で定義された
プロセス項目の動作状態を示す信号S5をプラント1か
ら順次取り込んで記憶し、必要に応じて該信号S5の値
をトレンドグラフ化して表示手段5に表示する。
第2図は本発明の一実施例であるトレンドグラフ表示装
置の主要部の構成を示したブロック図である。
同図において、プラント8内のまたとえばボイラの圧力
、温度といった各プロセス項目の実際のデータ、および
プラント8内の、たとえば開閉弁の開度といった動作部
分の変位状態を示す変位量は、プラントs内のセンサ(
図示せず)によってプロセス値として検知される。
プロセス値入力装置9は、前記センサによって検知され
た各種プロセス値を順次取り込み、一時的に記憶する。
一方、プラント8内に設置され、該プラントの各種動作
を制御する制御用コンピュータ7からは、プラント8を
構成する補機等の装置の動作状態を示す信号、およびプ
ラント8の稼動実績、稼動時間、稼動状態等を示す各種
信号が、動作制御信号S2として出力される。
要因検知手段lOは、後に詳述するように、知識ベース
である要因/項目対応記憶手段16において、プロセス
値S1および動作制御信号S2に関連した仮定条件とし
て登録された要因AI、A2・・・Anを順次スキャン
し、その中から、その時のプロセス値S1あるいは動作
制御信号S2が満足する要因を検知する。
前記仮定条件として登録された要因は、後に詳述するよ
うに、前記プロセス値S1および動作制御信号S2に基
づいて、対象プラントが正常状態ではないと判断すべき
条件、あるいは対象プラントの運転状況に何等かの変化
が発生したと判断すべき条件である。
要因検知手段10は、入力されたプロセス値S1あるい
は動作制御信号$2が、前記要因/項目対応記憶手段1
6に登録されているいずれかの要因を満足している場合
には、対象プラントに異常が発生した、あるいは対象プ
ラントの運転状況に何等かの変化が発生したものと判断
し、該要因に対応付けられたプロセス項目のプロセス値
を、トレンドデータとして収集する必要がある旨をトレ
ンド収集項目選択手段11に知らせる。
ここで、要因検知手段10、要因/項目対応記憶手段1
6、およびトレンド収集項目選択手段11の関係、およ
びそれぞれの動作についてさらに詳細に説明する。
要因/項目対応記憶手段16には、その専門家の過去に
おける経験を通して得られた知識、たとえば、対象プラ
ントのあるプロセス項目のプロセス値が基準値を超えた
場合には、どのプロセス項目を監視すればその原因番追
及することができるかといった知識が、If・・・、t
hen・・・の型式によって多数登録されている。
そして、If以下の仮定条件AI 、A2・・・An(
以下、トレンドデータ収集要因)が満足された場合には
、t hen以下に定義されたプロセス項目Pi、P2
・・・Pn  (以下、トレンドデータ収集項目)のプ
ロセス値をトレンドグラフ表示するようにする。
このトレンドデータ収集要因(If・・・)には以下の
ようなものがあり、ここでは該要因を、それに対応付け
られたトレンドデータ収集項目と共に説明する。
(1)プロセス値が警報制限値を超えた場合すなわち、
ボイラ等の圧力、温度等を示すアナログ的なプロセス値
が、予め設定された警報制限値を超えてしまい、警報が
発せられるような場合であり、このようなときには、そ
れによる事故を未然に防止するために、該プロセス値が
警報制限値を超えた原因と思われるプロセス項目がトレ
ンドデータ収集項目となる。
具体的には、“ボイラAの圧力が10atm以上である
ならば、開閉弁Aの開度をトレンドブタ収集項目とせよ
“といった知識であり、′ボイラAの圧力がlQatm
以上“がトレンドデータ収集要因であり、“開閉弁Aの
開度″が前記要因に対応付けられたトレンドデータ収集
項目となる。
(2)プロセス値が警報制限値に接近傾向にある場合 (3)プロセス値の変化率あるいは変化量が大きい場合 (4)警報発生 すなわち、アナログ的な動作をしない、たとえば開閉器
の接点状態等が予定の状態に無く、それを知らせるため
の異常警報が発生したような場合であり、このようなと
きには、それによる事故を未然に防止するために、該開
閉器の接点を予定外の状態にした原因であると思われる
プロセス項目がトレンドデータ収集項目となる。
具体的には、“接点Xが閉成状態であるならば、主蒸気
温度をトレンドデータ収集項目とせよ”といった知識で
あり、“接点Xが閉成状態”がトレンドデータ収集要因
であり、“主蒸気温度”がトレンドデータ収集項目とな
る。
(5)プラントの主要機器の状態が変化した場合のちに
第6図に関して詳述するように、開閉弁の開度が変化し
たり、主要機の動作が停止して補機が動作を開始したよ
うな場合であり、このようなときには、その動作状況を
チエツクするために、該開閉弁の開度、あるいは補機の
動作によって影響を受けるプロセス項目がトレンドデー
タ収集項目となる。
(6)自動化にしたがって各部が動作を開始した場合 すなわち、予め定められたプログラムに従って、プラン
ト内の装置が自動的に動作を開始したような場合であり
、このようなときには、その動作状況をチエツクするた
めに必要なプロセス項目がトレンドデータ収集項目とな
る。
(7)定例保安テストの実施あるいは実施予定時刻に到
達した場合 のちに第7図に関して詳述するように、予め定められた
プログラムに従っ・て定例保安テストが実施されたよう
な場合であり、このようなときには、該定例保安テスト
が実施されることを示す2確信号がプラント内の一制御
用コンピュータ7から出力され、そのテスト結果となる
プロセス項目がトレンドデータ収集項目となる。
(8)指定時刻に到達した場合 毎日法められた時刻に稼動する装置の′動作状態をチエ
ツクするような場合であり、このようなときには、その
動作状況をチエツクするために必要なプロセス項目がト
レンドデータ収集項目となる。
(9)プラントの主要機器の状態変化後、一定時間が経
過した場合 前記(5)に関して説明したものとほぼ同様であるが、
その状態が変化した後においても直ぐには状態変化と判
断せず、その状態変化が予定の時間以上継続した場合の
み主要機器の状態が変化したと判断する場合であり、こ
のようなときには、それによって影響を受けるプロセス
項目がトレンドデータ収集項目となる。
要因検知手段10は、前記プロセス値入力装置9に記憶
されているプロセス値S1および前記制御用コンビニ・
−夕7から出力されている動作制御信号S2の中から、
要因/項目対応記憶手段16に登録された前記要因(1
)〜(9)を満足しているものを検知し、検知された要
因があれば、その旨をトレンド収集項目選択手段11に
知らせる。
たとえば、前記ボイラAの圧力をプロセス値入力装置9
から呼び出したならば、その値が正常な・値であるか否
かを前記知識に基づいて判定する。
すなわち、ボイラAの圧力が10atm以上であるか否
かを判定し、lQatm以上であった場合には、ボイラ
Aの圧力が許容範囲を超えている旨をトレンド収集項目
選択手段11に知らせる。
トレンド収集項目選択手段11は、前記ボイラAの圧力
に関する情報に基づいて、トレンドデータとして収集す
べき項目を要因/項目対応記憶手段16から呼び出し、
その項目をトレンドデータ収集項目記憶手段17に記憶
させる。すなわち、“開閉弁Aの開度”をトレンドデー
タ収集項目Piとして記憶させる。
なお、記憶手段17に記憶されるトレンドデータ収集項
目は1つとは限らず、要因/項目対応記憶手段16に登
録された要因を満足する信号が、前記要因検知手段10
によって他にも検知されれば、該要因に対応して前記要
因/項目対応記憶手段16に記憶されているプロセス項
目が、トレンドデータ収集項目Pj・・・Pkとして同
様にトレンドデータ収集項目記憶手段17に記憶される
このようにしてトレンドデータ収集項目が記憶手段17
に記憶されると、トレンドデータ収集手段12は、該記
憶手段17に記憶されたトレンドデータ収集項目のプロ
セス値を前記プロセス値入力装置9から呼び出し、その
プロセス値をトレンドデータとして周期的に収集し記憶
する。
トレンドグラフ表示手段13は、予定の表示フォーマッ
トに従って前記トレンドデータを画面情報化し、その画
面情報をリアルタイムで表示装置20に出力する。
このとき、トレンドデータを画面情報化する際に必要な
各プロセス値の表示更新周期、表示幅等に関するデータ
は、前記要因/項目対応記憶手段16においてそれぞれ
の要因およびそれに対応付けられたプロセス項目と共に
記憶されており、プロセス項目がトレンドデータ収集項
目記憶手段17、トレンドデータ収集手段12等に伝達
される場合には、これに付随して伝達される。
したがって、前記トレンドデータの表示更新周期、表示
幅等は、トレンドデータ収集項目が決定すれば自動的に
決定される。
なお、上記した実施例においては、プロセス値81等が
トレンドデータ収集要因のいずれかを満足すると、その
旨を示す信号が、要因検知手段10からトレンド収集項
目選択手段11に対して出力されるものとして説明した
が、本発明はこれのみに限定されるものではなく、要因
検知手段10によっである要因が検知されると、該要因
に対応付けられたプロセス項目が自動的にトレンド収集
項目選択手段11に出力されるようにしても良い。
さらには、トレンド収集項目選択手段11を具備せず、
要因検知手段10で検知され要因に対応付けられたトレ
ンドデータ収集項目が、トレンドデータ収集項目記憶手
段17に直接伝達されるようにしても良い。
また、上記した説明においては、トレンドデータ収集項
目を選択、記憶する方法についてのみ説明したが、上記
のようにしてトレンドデータが記憶、表示された後に、
対象プラントの状況が、やはり要因/項目対応記憶手段
16に同様に記憶されている以下のような要因を満足し
、それが前記要因検知手段10によって検知されれば、
該要因を満足したプロセス項目は、トレンドデータ収集
項目としての登録を末梢される。
すなわち、対象プラントの状況が以下め要因を満足した
時点でトレンドデータの表示も消去される。
(10)プロセス値が警報制限値内に復帰した場合(1
1)プロセス値の警報制限値への接近傾向が解消した場
合 (12)プロセス値の変化率あるいは変化量が小さくな
った場合 (18)警報が回復した場合 (14)プラントの主要機器の状態変化が復帰した場合 (15)自動化にしたがった各部が動作が終了した場合 (16)定例保安テストが終了した場合(17)指定時
刻に到達後、予定の処理が終了した場合 (18)プラントの主要機器の状態変化後一定時間が経
過し、その後、予定の処理が終了した場合(19)デー
タ収集開始後、一定時間が経過した場合上記したように
、本発明によれば、対象プラントに異常が発生した場合
、あるいは対象プラントの運転状況に何等かの変化があ
った場合には、その異常状況、変化状況に応じて、監視
が必要なプロセス項目が自動的に選択される共に、該プ
ロセス項目のプロセス値が自動的に収集され、これが自
動的にトレンドグラフ表示されるので、オペレータの手
を煩わすことなく、プラントの運転状況を確認すること
ができるようになる。
第3図は本発明の他の実施例のブロック図であり、第2
図と同一の符号は同一または同等部分を表している。
本実施例では、要因/項目対応記憶手段16に要因/項
目変更手段14を接続し、またトレンドデータ収集項目
記憶手段17には項目変更手段15を接続することによ
って、記憶手段16.17の記憶内容をオペレータが自
由に変更できるようにした点に特徴がある。
同図において、要因/唄口対応記憶手段16に記憶され
たIf・・・、then・・・の形式からなる知識を変
更、削除あるいは追加する場合は、オペレータが手操作
入力装置21を操作すると、要因/項目変更手段14が
該操作にしたがって記憶手段16の記憶内容を変更する
たとえば、ボイラAの圧力に関して、当初“ボイラAの
圧力が10atm以上であるならば、開閉弁Aの開度を
トレンドデータ収集項目とせよ”という知識が登録され
ていたが、その後の経験から、ボイラAの圧力が高くな
った場合には、開閉弁AおよびBの開度をチエツクした
方が、より正確な状況把握が可能になることが判明した
ような場合には、前記知識を“ボイラAの圧力がlQa
tm以上であるならば、開閉弁AおよびBの開度をトレ
ンドデータ収集項目とせよ”というように変更する。
このようにすれば、要因/項目対応記憶手段16には、
簡単な操作によって常に最新の知識が記憶されるように
なるので、さらに正確な判断が行われるようになる。
また、トレンドデータ収集項目記憶手段17眸記憶され
たトレンドデータ収集項目を変更する場合も、オペレー
タが手操作入力装置21を操作すると、項目変更手段1
5がその操作内容を解析して、記憶手段17の記憶内容
を変更する。
このようにすれば、要因/項目対応記憶手段16によっ
て検知されたか否かに拘らず、任意のプロセス項目の変
化状態をトレンドデータとして記憶・表示することがで
きるようになるので、単にプラントの運転状況を把握し
たいような場合にも、それに関連したプロセス項目のト
レンドグラフを表示することができ、該表示装置の利用
範囲が広がる。
なお、トレンドデータ収集項目記憶手段17に記憶され
たトレンドデータ収集項目の変更・削除・追加は、以下
に示す方法によっても行うことができる。
一般的に、プラント監視装置に組み込まれたトレンドグ
ラフ表示装置においては、対象プラントが正常に稼動し
ている場合、表示装置26上にはプラントの系統図、警
報メツセージ、またはフォールト・トリー等が表示され
ている。
本実施例では、このような場合であっても、表示装置2
6にタッチパネル機構を付加し、オペレータが行ったタ
ッチパネルの操作を、前記項目変更手段15が解析でき
るようにすれば、任意のプロセス項目をトレンドデータ
収集項目として記憶手段17に登録することができる。
なお、それぞれの画面表示におけるトレンドデータ収集
項目のピック方法には以下のようなものがある。
(a)系統グラフィック画面上の数値表示部分をピック (b)系統グラフィック画面上の特定のシンボルをピッ
ク (C)警報メツセージ画面上の警報メツセージをピック (d)フォールト・トリー表示画面上の事象名称をピッ
ク このような構成によれば、任意のプロセス項目のトレン
ドグラフを、さらに簡単に表示させることができるよう
になる。
なお、前記手操作人力装置21およびタッチパネル22
は、すでに画面上に表示されているトレンドグラフを消
去するためにも用いることができる。
すなわち、上記した実施例においては、すでに画面上に
表示されているトレンドグラフは、該トレンドグラフを
表示する原因となったプロセス項目が前記要因(lO)
〜(19)のいずれかを満足した場合に自動的に消去さ
れるものとして説明したが、前記手操作入力装置21お
よびタッチパネル22を用いて、任意のプロセス項目の
トレンドグラフを任意のタイミングで消去するようにし
ても良い。
第4図は前記要因(2)、すなわち、あるプロセス項目
のプロセス値が警報制限値に接近傾向にあると判定され
たことによってトレンドグラフ表示が開始され、その後
、前記要因(11)、すなわち前記プロセス値の警報制
限値への接近傾向が解消したとして、そのトレンドグラ
フ表示が終了する場合のトレンドグラフ表示方法を説明
するための図であり、横軸は時刻t1縦軸はプロセス値
Pxを表している。
以下では、説明を簡略化するために、ボイラAの入口圧
力をプロセス値Pxとして説明する。
同図(a)は、前記プロセス値入力装置9に入力された
ボイラAの入口圧力Pxと時間tとの関係を示した図で
あり、入口圧力PXが徐々に上昇を続け、警報制限値P
I(に接近し、さらには制限値PHを超えた後に再び制
限値PH以下になる様子を示している。
ボイラAの入口圧力Pxがこのように変化すると、入口
圧力PXが時刻taにおいて(制限値PH−α)を超え
た時に、前記要因検知手段10は要因/項目対応配憶手
段16に記憶された、たとえば”ボイラAの入口圧力が
制限値PI(に接近傾向にあるならば、ボイラAの出口
温度をトレンドデータ収集項目とせよ”という知識にし
たがって“ボイラAの入口圧力”が前記要因を満足した
と判断し、“ボイラAの出口温度”がトレンドデータ収
集項目として前記トレンドデータ収集項目記憶手段17
に記憶される。
トレンドデータ収集手段12は、プロセス値入力装置9
からボイラAの出口温度PSを取り込み、その後は第2
図または第3図に説明したようにして表示装置26に出
口温度P≦が逐一表示され、同図(b)に示されるよう
なトレンドグラフが得られる。
また、前記入口圧力PXがその後降下を続け、時刻tb
において(制限値PH−β)・以下になると、前記要因
検知手段10は要因/項目対応記憶手段16に記憶され
た、たとえば”ボイラAの入口圧力の制限値PHへの接
近傾向が解消したならば、ボイラAの出口温度をトレン
ドデータ収集項目から末梢せよ”という知識にしたがっ
て“ボイラAの入口圧力”が前記要因を満足したと判断
し、“ボイラAの出口温度”は前記トレンドデータ収集
項目記憶手段17から末梢される。
したがって、時刻tbにおいてボイラAの出口温度に関
するトレンドグラフは表示画面から消去される。
なお上記した実施例においては、トレンドデータ収集項
目を選択するためのプロセス項目、すなわち、前記(1
)〜(9)の要因を満足するプロセス項目と、トレンド
グラフ表示されるプロセス項目とが別物であるとして説
明したが、要因/項目対応記憶手段16に記憶された知
識によっては、第5図に示されるように、両者が同じで
ある場合も有り得る。
なお、第5図に示した内容は、第4図に関する説明から
容易に理解できるものであるから、その説明は省略する
このような構成によれば、あるプロセス項目が異常徴候
を示すと、直ちに該プロセス項目のプロセス値、あるい
は該プロセス項目に対応付けられたプロセス項目のプロ
セス値のトレンドグラフが自動的に表示されるので、オ
ペレータはその状況を直ちに監視することができるよう
になる。
また、トレンドグラフが表示された後に、該トレンドグ
ラブを表示する原因となったプロセス項目が前記(to
)〜(19)のいずれかの要因を満足した場合には、自
動的に該トレンドグラフ表示を消去するようにしたので
、オペレータの負担がさらに低減する。
第6図(a)は前記要因(5)、すなわちプラントの主
要機器の状態に変化が発生したことによってトレンド表
示を開始する例を示したものであり、横軸は時間、縦軸
はプロセス値である復水器真空度を表している。
また同図(b)は、要因/項目対応記憶手段16に記憶
され、本実施例で満足されるトレンドデータ収集開始要
因および収集終了要因の内容、該要因に対応付けられた
トレンドデータ収集項目、ならびにこのときトレンドデ
ータ収集項目記憶手段17に記憶されるプロセス項目(
トレンドデータ収集項目)の内容を模擬的に示している
火力発電プラント等の起動過程においては、復水器の真
空上昇を行う時に、真空度が正常に上昇しているかどう
かを監視する必要がある。そこで、真空破壊弁の接点状
態を適宜の手段で監視し、そのプロセス値がプロセス値
入力装置9に入力されるようにする。
真空破壊弁が全開以外から全開に変化したならば、すな
わち、同図(b)に示した開始要因が満足されたならば
、プロセス項目“復水器真空度“かトレンドデータ収集
項目としてトレンドデータ収集項目記憶手段17に記憶
され、その後、復水器真空度のトレンドグラフ表示が開
始される。
その後、真空度が上昇して真空上昇が完了すると、以降
、真空度低下の異常徴候が現れない限り真空度の監視は
不要である。そこで、真空上昇マスク(真空度を予定の
値まで上昇させるための一連の動作)完了後、一定の時
間(TD)が経過したならば、すなわち、同図(b)に
示した終了要因が満足されたならば、“復水器真空度”
のトレンドデータ収集項目としての登録が末梢され、復
水器真空度のトレンドグラフ表示が消去される。
この結果、オペレータは、真空上昇開始から真空上昇完
了までの真空度の挙動を自動的に監視できるようになる
第7図(a)は、前記要因(7)、すなわち定例保安テ
ストの一つである主弁の開閉テストを行ったときの主弁
開度のトレンドグラフ表示を示したものである。また、
同図(b)は、要因/項目対応記憶手段16に記憶され
、本実施例で満足されるトレンドデータ収集開始要因お
よび収集終了要因の内容、該要因に対応付けられたトレ
ンドデータ収集項目、ならびにこのときトレンドデータ
収集項目記憶手段17に記憶されるプロセス項目の内容
を模擬的に示している。
主弁の開閉テストを行なう場合には、単に主弁が開閉す
ることのみならず、主弁がスムーズに開閉するか否かも
監視する必要がある。
そこで、本実施例では、主弁の開閉テストが実施される
ならば、その一定時間tl前から主弁の開度をトレンド
データ収集項目として登録する旨の知識を、要因/項目
対応記憶手段16に予め記憶させておく。
このようにすれば、制御用コンピュータ7から要因検知
手段10に対して、主弁の開閉を行う旨の動作制御信号
S2がテストの開始時刻の一定時間tl前に出力され、
それと同時に主弁開度のトレンドグラフ表示が開始され
、その後、時刻tsにおいて弁テストが開始されると、
時刻teにおいて弁テストが終了しても、その表示は同
図<a)に示す如く、テストの終了時刻teの一定時間
t2後まで継続される。
この結果、オペレータは弁テスト実施時の主弁開度の挙
動を自動的に監視することができるようになると共に、
主弁の動作が正常か否かの判定をするためのデータを自
動的に得ることができるようになる。
なお、上記した実施例においては、前記要因(2) 、
(5) 、(7)に関してのみ説明したが、その他の要
因の場合に関しても容品に理解されるであろうから、そ
の説明は省略する。
ところで、上記した実施例においては、いずれの場合も
トレンドデータ収集手段12に記憶されたトレンドデー
タはすべて、該トレンドデータの収集と同時に表示開始
され、その後はリアルタイムでプロセス値のトレンドデ
ータ表示が進行するものとして説明したが、本発明はこ
れのみに限定されるものではなく、あるプロセス項目が
トレンドデータ収集項目としてトレンドデータ収集項目
記憶手段17に登録されても、直ぐにはトレンドグラフ
表示を開始せずに、トレンドデータ収集手段12におけ
るデータ収集および記憶だけを実行し、前記第3図に関
して説明した手操作入力装置21あるいはタッチパネル
22をオペレータが任意のタイミングで操作することに
よって、前記のようにしてすでにトレンドデータ収集手
段12に記憶されているトレンドデータを一度に表示装
置上に表示するようにしても良い。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果が達成される。
(1)対象プラントに異常が発生した場合、あるいは対
象プラントの運転状況に何等かの変化があった場合には
、その異常状況、変化状況に応じて、監視が必要なプロ
セス項目が自動的に選択される共に、該プロセス項目の
プロセス値が自動的に収集され、これが自動的にトレン
ドグラフ表示されるので、オペレータの手を煩わすこと
なく、プラントの運転状況を確認することができるよう
になる。
(2)要因/項目対応記憶手段の記憶内容を、オペレー
タが自由かつ容易に変更できるようにしたので、簡単な
操作によって常に最新の知識が記憶されるようになって
、プラントの運転状況監視がより正確に行われるように
なる。
(8)トレンドデータ収集項目記憶手段の記憶内容を、
オペレータが自由かつ容易に変更できるようにしたので
、任意のプロセス項目の変化状態をトレンドデータとし
て記憶・表示することができるようになる。したがって
、単にプラントの運転状況を把握したいような場合にも
、それに関連したプロセス項目のトレンドグラフを表示
することができ、装置の利用範囲が広がる。
(4)トレンドデータを画面情報化する際に必要な各プ
ロセス値の表示更新周期、表示幅等に関するデータは、
トレンドデータ収集項目が決定すれば自動的に決定され
るので、オペレータの負担が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示したブロック図である。 第2図は本発明の一実施例であるトレンドグラフ表示装
置の主要部の構成を示したブロック図である。 第3図は本発明の他の実施例のブロック図である。 第4.5.6.7図はトレンドグラフ表示方法を説明す
るための図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象プラントの各部の動作状態に応じて、観察す
    べきプロセス項目を選択する手段と、 前記選択されたプロセス項目のプロセス値を収集し、そ
    のトレンドグラフを表示する手段とを具備したことを特
    徴とするトレンドグラフ表示装置。
  2. (2)対象プラントの動作状態を判断し、該判断結果に
    応じて観察すべきプロセス項目が記憶された知識ベース
    をさらに具備し、 前記プロセス項目の選択は、該知識ベースに記憶された
    知識に基づいて行われることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のトレンドグラフ表示装置。
  3. (3)対象プラントの各プロセス項目のプロセス値を入
    力し、これを一時的に記憶するプロセス値入力装置と、 対象プラントの各部の動作状態を示す信号のそれぞれに
    関するトレンドデータ収集要因、および該要因が満足さ
    れた場合に観察すべきプロセス項目であるトレンドデー
    タ収集項目を一対の知識とし、該一対の知識が複数登録
    された知識ベースと、前記知識ベースに登録されたいず
    れかのトレンドデータ収集要因の中から、前記プロセス
    値入力装置に入力されたプロセス値、および対象プラン
    トから出力され、該対象プラントの動作を制御する動作
    制御信号のいずれかが満足する要因を検知する要因検知
    手段と、 前記検知されたトレンドデータ収集要因と対になったト
    レンドデータ収集項目を記憶するトレンドデータ収集項
    目記憶手段と、 前記記憶されたトレンドデータ収集項目のプロセス値を
    前記プロセス値入力装置から予定の周期で収集して記憶
    するトレンドデータ収集手段と、前記トレンドデータ収
    集手段に記憶されたトレンドデータをトレンドグラフ表
    示する手段とを具備したことを特徴とするトレンドグラ
    フ表示装置。
  4. (4)前記検知されたトレンドデータ収集要因と対にな
    ったトレンドデータ収集項目を、前記知識ベースの中か
    ら選択するトレンド収集項目選択手段をさらに具備し、
    前記トレンドデータ収集項目記憶手段は、該選択された
    トレンドデータ収集項目を記憶することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載のトレンドグラフ表示装置。
  5. (5)前記一対の知識は、トレンドデータ収集要因、該
    要因に対応付けられたトレンドデータ収集項目、および
    該トレンドデータ収集を終了すべき要因によって構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第3項または
    第4項記載のトレンドグラフ表示装置。
  6. (6)前記一対の知識には、前記トレンドデータ収集項
    目のプロセス値をトレンドグラフ表示する際の表示更新
    周期、表示幅、保存周期、表示開始時刻と終了時刻、表
    示レンジを示すデータの少なくとも1つが共に記憶され
    、該データは、トレンドデータ収集項目と共に伝達され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項ないし第5項
    のいずれかに記載のトレンドグラフ表示装置。
  7. (7)前記知識ベースに登録されたトレンドデータ収集
    要因は、以下に示すもののうちの少なくとも1つである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項ないし第6項の
    いずれかに記載のトレンドグラフ表示装置。 (a)対象プラントのプロセス値が警報制限値を超えた
    か否か。 (b)対象プラントのプロセス値が警報制限値に接近傾
    向にあるか否か。 (c)対象プラントのプロセス値の変化率、変化量が大
    きいか否か。 (d)異常警報が発生しているか否か。 (e)対象プラントの主要機器の状態が変化したか否か
    。 (f)自動化が進行しているか否か。 (g)定例保安テストを実施しているか否か、もしくは
    定例保安テストを実施する予定時刻 に到達しているか否か。 (h)あらかじめ指定された時刻に到達したか否か。 (i)対象プラントの主要機器の状態変化後、一定時間
    が経過したか否か。
  8. (8)前記知識ベースに記憶された要因およびプロセス
    項目に対して、変更・追加・削除の少なくともいずれか
    の処理を実行する要因/項目変更手段をさらに具備した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項ないし第7項の
    いずれかに記載のトレンドグラフ表示装置。
  9. (9)トレンドデータ収集項目記憶手段に記憶されたト
    レンドデータ収集項目に対して、変更・追加・削除の少
    なくともいずれかの処理を実行する項目変更手段をさら
    に具備したことを特徴とする特許請求の範囲第3項ない
    し第8項のいずれかに記載のトレンドグラフ表示装置。
  10. (10)前記トレンドデータ収集手段に記憶されたトレ
    ンドデータは、該トレンドデータの収集と同時に表示さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第3項ないし第9
    項のいずれかに記載のトレンドグラフ表示装置。
  11. (11)前記トレンドデータ収集手段に記憶されたトレ
    ンドデータの、表示装置への表示タイミングを入力する
    手段をさらに具備し、前記トレンドデータは、該表示タ
    イミングで表示されることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項ないし第10項のいずれかに記載のトレンドグラ
    フ表示装置。
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