JPH02200322A - 金型の製造方法 - Google Patents

金型の製造方法

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JPH02200322A
JPH02200322A JP1943489A JP1943489A JPH02200322A JP H02200322 A JPH02200322 A JP H02200322A JP 1943489 A JP1943489 A JP 1943489A JP 1943489 A JP1943489 A JP 1943489A JP H02200322 A JPH02200322 A JP H02200322A
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machining
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耕平 久保田
Tsutomu Sato
勉 佐藤
Ryuji Ninomiya
隆二 二宮
Tadataka Kogori
古郡 恭敬
Takuji Yoshida
卓司 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金型および該金型用素材ブロックに関し、詳
しくは一定組成の亜鉛基合金を機械加工してなり、高強
度で、かつ耐摩耗性に優れ、しかも加工性や寸法精度が
良好で、巣の発生の少ない射出成形用金型および該金型
に用いられる素材ブロックに関する。
[従来の技術] プラスチックの射出成形用金型の分野において、数十刃
ショットを超える大規模量産用に鋼製ブロックを機械加
工して製作された金型が使用され、他方、量産前の少量
試作用として亜鉛基合金を砂型鋳造により製作された金
型が使用されている。
一方、近年の多品種少量生産の潮流の中で致方ショット
程度の寿命を持つ簡便な金型が要求されている。
このような要求に対して、鋼製金型は機械加工に長時間
を要するという欠点があるため、機動的なモデルチェン
ジに速やかに対応することができない。
また、アルミニウム合金を機械加工した金型が提案され
ているが、素材ブロックとしてのインゴットに巣が生じ
易いという欠点を有するため、これを圧延することが試
みられている。しかし、この場合には圧延するブロック
寸法に制約が出てくる。更に、加工ミスや設計変更に伴
なって必要とされる補修溶接が難しいとか、また圧延後
も板厚中心部に巣が残存するとか、金型の鏡面仕上が難
しいきいう課題を有する。
さらには、従来より少量試作用として用いられていた鋳
造用亜鉛基合金、−船釣には4.1重量%AJ−3重量
%Cu−0.05重量%M4−Zn(商品名ZAS)は
数千ショットの寿命しかないため、上記要求は満たされ
ない。
更に、特開昭63−135043号公報には、高強度、
高耐摩耗性を示唆する亜鉛基合金を用いた鋳造成形した
金型が提案されている。しかし、この亜鉛基合金を従来
の鋳造金型として用いた場合に、上記したZAS合金(
商品名)と異なり、その表面および表面近傍に巣が生成
し易いという課題がある。
この他、このような鋳造金型は、収縮幅を見込んでも、
得られる金型の0.1〜0.2#程度の寸法誤差は避け
られず、寸法精度に劣るため、嵌合が要求される射出成
形用金型として使用できないことや、鋳造法の特質から
例えばきのこ状等の末広がりな形状の金型が得られず、
得られる形状に制約があるという課題も有する。
【発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてな
されたもので、高強度で、かつ耐摩耗性に優れ、しかも
加工性や寸法精度が良好で、巣の発生の少ない射出成形
用金型および該金型に用いられる素材ブロックを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、一定組成を有する亜鉛基合金ブロ
ックを機械加工することによって達成される。
すなわち本発明の金型は、アルミニウム12.1〜5o
iii%、銅6〜2DTJ量%、マグネシウム0.01
〜0.20m11%、必要に応じてチタン、ジルコニウ
ム、ニッケル、コバルト、マンガン、リチウム、ケイ素
、ランタン系列元素から選ばれる少なくともIN2重量
%以下、不可避不純物を除いて残部が亜鉛である亜鉛基
合金からなり、機械加工により得られるものである。
本願発明の金型に用いられる亜鉛基合金は、上記のよう
な組成を有することが必要で、アルミニウムの含有量が
30重量%を超えると亜鉛基合金が有している良好な溶
接性が失われると共にT相(Cu3ZnAji)を形成
して脆くなる。アルミニウムの含有量が12重量%未満
では添加できる銅の量に限界があり、より高強度゛のも
のが得られない傾向にある。
また、銅の含有量が20重量%を超えると50μm以上
の鋳造欠陥が鋳造品内部に迄生成し易くなるため好まし
くなく、また6重量%未満では亜鉛基合金の凝固時に成
分偏析、すなわちアルミニウムが上に集まる傾向が生じ
て高さ方向に機械的特性が変化し、さらには金型に所定
の機械的強度が付与できない。
マグネシウムは、Zn −AJ系合金の粒界腐食を防止
するために必要であるが、その含有量が0.20ffI
量%を超えると金型が脆くなり、0.01重量%未満で
は含有効果が小さい。
チタン、ジルコニウム、ニッケル、コバルト、マンガン
、リチウム、ケイ素、ランタン系列元素から選ばれる少
なくとも1種は、金型の機械的強度、例えば硬さを改善
するために任意に含有されるが、2.0重量%を超えて
含有してもそれ以上の含有効果は=ない。
本発明の金型は、上記亜鉛基合金からなる素材ブロック
を機械加工することによって得られるが、同一組成の亜
鉛基合金を鋳造して金型を得た場合には、本発明のよう
な良好な金型は得られない。
すなわち、特開昭83−85043号公報に記載されて
いるように鋳造して金型を得た場合には、上述のように
金型の表面および表面近傍に巣が発生し、射出成形品の
品質劣化につながるのみならず、寸法精度に劣り、嵌合
が要求される射出成形用金型として使用できず、しかも
複雑な形状の金型が得られないのである。
本発明の金型の製造方法の好ましい一例は次の通りであ
る。
先ず、上記組成範囲となるように、所定量の各成分を黒
鉛るつぼ等の中に添加し、これを溶解して上記組成範囲
の亜鉛基合金を得る。
次に、この亜鉛基合金を450〜550℃で溶解し、所
定寸法の鋳型に鋳造し、本発明の素材ブロックを得る。
ここに用いられる鋳造方法は、アルミニウムの偏析を避
けるために、上部を加熱して底部を冷却するトップヒー
ト法を採用することが望ましい。また、鋳型材料として
は、鋳物砂を使用することができるが、好ましくは鋳鉄
製材料、更に好ましくはグラファイト等の炭素材料やセ
ラミック中に水冷管を配管して用いることができる。こ
のようにグラファイト等を用いる場合には、得られる金
型の機械的強度は、鋳物砂を用いた場合と比較して引張
強さが2に9 r / m 2  ブリネル硬さ(Hs
 )が5程度向上する。
このようにして得られた本発明の素材ブロック寸法、形
状は任意であるが、−辺100〜11000jの直方体
が一般的である。
次に、この素材ブロックに放電加工等の機械加工を施し
、所望形状の本発明の金型が得られる。
この際に、表面から数ミリ以内が金型の成形面にならな
いように配慮して機械加工を行なう。好ましくは表面の
5ml程度を最初に研削しておくとよい。
この金型の引張強さは32kgf/jIII2以上、ブ
リネル硬さ(Ha)は130以上である。金型に要求さ
れる寿命は、金型形状、射出成形に用いられる熱可塑性
樹脂の種類によって異なるが、ポリアセタール樹脂を使
用し、精密ギヤ形状の金型を例に挙げれば、15000
〜20000シヨツトが要求されるが、この要求は引張
強さ32 kgr/1ttrx2以上、ブリネル硬さ(
Ha )は100以上、好ましくは105以上で達成さ
れる。本発明の金型は、上記機械的強度の数値から、こ
の要求に充分に対応し得るものである。
また、射出成形した樹脂の表面性として許容されるため
の巣の限界は50μm以下のものが100cIi当り 
5個以内である。本発明の素材ブロックも鋳造により得
られるため巣は発生するが、50μm以上のものは表面
およびその近傍に限られ、この素材ブロックを機械加工
して金型としての所定寸法に仕上げることによって、金
型にはほとんど巣の発生は見られず、このためこの金型
を用いた射出成形品にもこれに起因した欠陥は発生しな
い。
[実施例] 以下、実施例等に基づいて本発明を具体的に説明する。
なお、第1表中の数値は特記しない限り重量%基準であ
る。
第1表に示す各成分の所定量を黒鉛るつぼに添加、溶解
して亜鉛基合金を得た。
次に、この亜鉛基合金を鋳鉄製の鋳型内に投入し、30
0am X  300aw X  30Gamの素材ブ
ロックを鋳造した。この鋳造は、鋳型の上部をバー ナ
ーで加熱するトップヒート法を用いた。
この素材ブロックの表面を5履研削した後、フライス加
工、放電加工等によりギヤ状金型を得た。
この際の得られた金型の引張強さ、ブリネル硬さ、アル
ミニウムの偏析の有無、巣の状況の良否および溶接性能
の良否について評価し、試験結果を第1表に示した。ま
た、実施例3においては、機械加工性能として旋盤加工
性能および放電加工性能を評価し、結果を第2表に示し
た。
これら各評価の試験方法は次の通りである。
(試験条件) (1)引張強さ(kgr/m” )  :インストロン
引張り試験機により引張速度law/win、温度60
”Cで測定。
(2)ブリネル硬さ(Ha):ブリネル硬さ試験機によ
り荷重1000 Kg、30秒保持、温度25℃で測定
。
(3)偏析の有無二金型の上部と底部のアルミニウムの
分析を行ない、偏析のあるものを有、ないものを無とし
た。
(4)巣の状況二金型の表面から10mm内部迄研削し
て観察し、100ci当りに観察される50μm以上の
微小巣が5個以下のものを良好とし、6個以上のものを
不良とした。
(5)溶接性能:金型と同一材からなる線材を用いてT
IG溶接によって金型表面に肉盛りし、溶接断面を観察
した。溶接部に割れやブローホールが発生したものを不
良、発生していないものを良好とした。
(8)旋盤加工性能:回転数、送り、切込みの総合評価
とした。
(7)放電加工性能:電圧60v、電流6Aの条件で5
5m X 50JIII x深さ20mg+の穴を仕上
面の面積度28μmで加工するのに必要な時間で計算し
た。
比較例6〜7 実施例3で用いたのと同寸法の市販のアルミニウム合金
ブロック(J I S  A 7075−T 61材)
および鉄鋼545Cブロツクを用い、実施例3と同様に
放電加工によりギヤ状金型を得た。
この際の得られたそれぞれの金型の引張強さ、ブリネル
硬さおよび溶接性能の良否について実施例3と同様に評
価し、試験結果を第1表に示した。
また、比較例6においては金型の表面から中心部迄研削
して観察し、巣の状況の良否を判定して試験結果を第1
表に示した。
さらに、得られたそれぞれの金型の旋盤加工性能および
放電加工性能を実施例3と同様に評価し、結果を第2表
に示した。
比較例8 実施例3と同様の亜鉛基合金から鋳造によって、実施例
3と同様の寸法および形状のギヤ状金型を製造した。
得られた金型は、実施例3の所望の寸法に対して寸法誤
差が0.1#程度生じてしまった。また、金型表面およ
び表面近傍には50μm以上の微小巣が6個以上発生し
、その評価は不良であった。
実施例21 実施例3で用いた亜鉛基合金の素材ブロックの表面を5
1m研削した後、放電加工等によりきのこ状金型を調製
した。
得られた金型は、寸法精度に優れ、また金型表面および
表面近傍には50μm以上の微小巣が5個以下であり、
その評価は良好であった。
比較例9 実施例3と同様の亜鉛基合金から鋳造によって、実施f
!421と同様の寸法および形状のきのこ状金型の製造
を試みたが、形状が末広がりなため製造が困難であった
。
第2 表 第1表に示されるように、アルミニウム、銅およびマグ
ネシウムを一定量含有する亜鉛基合金からなる素材ブロ
ックを放電加工して得られる実施例1〜10の金型は、
本発明で規定する組成範囲を外れた亜鉛基合金からなる
素材ブロックを放電加工して得られた比較例1〜5の金
型に比較して引張強さや硬さが高い水準にあり、引張強
さ32kgf/ m ”以上、ブリネル硬さ(H8)は
130以上であり、金型に要求される特性をいずれも超
えていた。また、アルミニウムの偏析が無く、巣の状況
も良好であり、溶接性能も良好であった。さらには、第
2表に示されるように、旋盤加工性能や放電加工性能も
極めて優れていた。
実施例11〜20は、実施例3で用いられた亜鉛基合金
中にチタン等の成分を少量含有させたものであるが、第
1表に示されるように硬さ等の特性がさらに向上する。
比較例6は、アルミニウム合金ブロックを放電加工等し
て金型としたものであり、第1表に示されるように引張
強さや硬さは高水準にあるものの、特に内部に巣の残存
がみられ、巣の状況は不良であった。また、溶接部には
微細な割れが多数観察され、溶接性能は不良であった。
さらに、第2表に記載されるように、加工性は実施例3
に比べて劣ったものであった。
比較例7は、鉄鋼ブロックを放電加工等して金型とした
ものであり、第1表に示されるように引張強さや硬さは
高水準であるものの、第2表°に記載されるように、加
工性は実施例3に比べて著しく劣り、放電加工性能では
、実施例3の12倍も長時間を要した。
比較例8は、実施例3と同一組成の亜鉛基合金をそのま
ま鋳造して金型としたものであるが、寸法精度が悪く、
また巣の発生がみられ、巣の状況も不良であった。
実施例21および比較例9は、末広がりな形状であるき
のこ状の金型の製造を試みたものであるが、実施例3と
同一組成の亜鉛基合金からなる素材ブロックを放電加工
した実施例21では、寸法精度が良好で、しかも巣の状
況も良好であるきのこ状の金型が得られたが、実施PJ
3と同一組成の亜鉛基合金をそのまま鋳造した比較例9
は、末広がりな形状であるきのこ状の金型は得られなか
った。
[発明の効果] 以上説明したように、一定組成の亜鉛基合金を機械加工
してなる本発明によって、2万ショット以上の射出成形
に耐える強度および耐摩耗性を有し、しかも加工性や寸
法精度が良好で、巣の発生の少ない金型および該金型に
用いられる素材ブロックが得られる。
このことは、本発明の金型が従来の鋼製ブロックを機械
加工して得られる金中に対し、極めて高い加工性を示し
、機動的なモデルチェンジに対応できることとなる。
また、本発明の金型は、従来提案されているアルミニウ
ム合金ブロックを機械加工して得られる金型に対し、高
い機械加工性を示すのみならず、巣の残存も少なく、ま
た寸法上の制約がなく、かつ補修溶接性等に優れるとい
う利点を有する。
さらに、本発明の金型は、従来試作用として用いられて
いる低強度の亜鉛基合金を鋳造して製造した金型に対し
、高い強度や耐摩耗性を有し、また特開昭63−65(
143号公報に記載されているような高強度の亜鉛基合
金を鋳造して製造した金型に対し、巣の生成が許容限度
内であり、かつ寸法精度がよいため、嵌合可能な部材の
製作ができ、また末広がりな形状の金型が製造できると
いう利点を有する。
従って、本発明の金型は、現在要求されている種々の形
状が必要とされる致方ショットの射出成形用金型として
好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルミニウム12.1〜30重量%、銅6〜20重
    量%、マグネシウム0.01〜0.20重量%、不可避
    不純物を除いて残部が亜鉛である亜鉛基合金からなり、
    機械加工してなる金型。 2、アルミニウム12.1〜30重量%、銅6〜20重
    量%、マグネシウム0.01〜0.20重量%、不可避
    不純物を除いて残部が亜鉛である亜鉛基合金からなり、
    機械加工してなる金型用素材ブロック。 3、アルミニウム12.1〜30重量%、銅6〜20重
    量%、マグネシウム0.01〜0.20重量%、チタン
    、ジルコニウム、ニッケル、コバルト、マンガン、リチ
    ウム、ケイ素、ランタン系列元素から選ばれる少なくと
    も1種2重量%以下、不可避不純物を除いて残部が亜鉛
    である亜鉛基合金からなり、機械加工してなる金型。 4、アルミニウム12.1〜30重量%、銅6〜20重
    量%、マグネシウム0.01〜0.20重量%、チタン
    、ジルコニウム、ニッケル、コバルト、マンガン、リチ
    ウム、ケイ素、ランタン系列元素から選ばれる少なくと
    も1種2重量%以下、不可避不純物を除いて残部が亜鉛
    である亜鉛基合金からなり、機械加工してなる金型用素
    材ブロック。
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