JPH0220341Y2 - - Google Patents

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JPH0220341Y2
JPH0220341Y2 JP1983178105U JP17810583U JPH0220341Y2 JP H0220341 Y2 JPH0220341 Y2 JP H0220341Y2 JP 1983178105 U JP1983178105 U JP 1983178105U JP 17810583 U JP17810583 U JP 17810583U JP H0220341 Y2 JPH0220341 Y2 JP H0220341Y2
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JP
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tile
panel
joint
adhesive
tile panel
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JP1983178105U
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Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、貼着板に複数枚のタイルを接着した
タイルパネルの改良に関する。
【従来の技術】
従来、タイルパネルには、特公昭54−25736号
公報に記載のものがある。このタイルパネル1
は、第7図及び第8図に示す如く、細長い貼着板
2と目地格子3とを一体に形成してなる多数のタ
イル挿入区画4,4……を備え、貼着板2の長手
側一辺部に接合用突起5を設けると共に、同他辺
部に接合用凹部6及び取付片7を設け、貼着板2
の裏面に長手方向に沿う補強突条8,8……を設
け、上記各タイル挿入区画4内に一枚宛て嵌入し
たタイルTの裏面を貼着板2の表面に接着したも
のである。このタイルパネル1の施工は、第8図
に示す如く、躯体9の表面の下方から上方に向つ
てタイルパネル1,1を順次接合且つ固定して行
なう。上下のタイルパネル1,1同志の接合は、
下方のタイルパネルの接合用凹部6に上方のタイ
ルパネル1の接合用突起5を嵌入して行ない、躯
体9に対するタイルパネル1の固定は、取付片7
に複数穿設したビス孔7a,7a……(第7図参
照)を利用しビス止め10,10……して行な
う。 また、別異の従来のタイルパネル11として
は、第9図及び第10図に示す如く、石綿セメン
ト板又は珪酸カルシユウム板等の強度的に弱い無
機質系素板からなる貼着板12の表面に、タイル
T(第10図参照)を接着し、貼着板12の裏面
に軽量型鋼等からなる枠体18をビス止め(図示
は省略)したものがある。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記タイルパネル1,11には、次の
ような問題点があつた。 (a) 前者のタイルパネル1は、第8図に示す如
く、躯体9にビス止め10,10……固定する
ものであるため、強固な躯体9が無いときには
施工できない。また、タイルパネル1は、寸法
的に小型のものが対象となるので、広いタイル
壁面を施工する際に、多数枚のタイルパネル
1,1……を接合し且つ固定する多くの手間を
必要とする。更に、タイルパネル1は、強固な
躯体9の利用を前提とするため、運搬及び施工
に耐える程度の強度しか有さず、躯体9の強度
に頼ることなくタイルパネル自体の強度で自立
できる大型のものを得ることができない。 (b) 後者のタイルパネル11は、第9図及び第1
0図に示す如く、強度的に弱い貼着板12の裏
面の所定箇所に、枠体18をビス止め(図示は
省略)するのに多くの作業手間を必要とする。
更に、タイルパネル11のタイル表面側にハン
ガー等の金具19をビス止め15する際には、
強度的に弱い貼着板12の裏面の対応箇所に木
板等の補強材14を接着して補強する必要があ
るため、多くの手間を必要とする。 本考案は、上記問題点を解決するために、タイ
ルパネル自体の強度で自立できる大型のものであ
つて、生産性及び施工性がよく、更にタイル表面
側に金具を取付けるためのビス止めが簡単にでき
るタイルパネルの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案に係るタイルパネル(以下、「本案タイ
ルパネル」という)の要旨は、貼着板と目地格子
とを一体に形成してなる多数のタイル挿入用ます
目を備え、各ます目内に一枚宛て嵌入したタイル
の裏面を貼着板の表面に接着したタイルパネルに
おいて、貼着板の裏面に、ハニカム区画壁からな
る剛性基盤を繊維強化合成樹脂で一体に形成して
自立できる曲げ剛性を持たせ、このハニカム区画
壁は、貼着板を介して目地格子と向いあう部分を
有し且つこの向いあう部分の根元部の肉厚を目地
格子の格子幅寸法よりも厚くすると共に、全体の
肉厚を根元部からハニカム開口部に向つて薄くし
たことである。
【作用】
本案タイルパネルは、貼着板と目地格子と剛性
基盤を繊維強化合成樹脂で一体に形成して自立で
きる曲げ剛性を持たせてあるので、施工躯体の強
度に頼ることなくタイルパネル自体の強度で自立
できる大型のものを得ることができ、少数枚の本
案タイルパネルで大面積のタイル壁面を簡易迅速
に施工することができる。更に、本案タイルパネ
ルは、貼着板を介して目地格子と向いあうハニカ
ム区画壁部分の根元部の肉厚を目地格子の肉厚よ
りも厚くしてあるため、タイル表面側から目地格
子に捩込んだ金具取付けビスを厚肉の根元部で強
固に螺着することができる。
【実施例】
以下、本案タイルパネルを図面に示す実施例に
基づいて説明する。 (第1実施例) 第1図乃至第3図は、第1実施例の本案タイル
パネル21を示すものである。 本案タイルパネル21は、貼着板22と目地格
子23と剛性基盤25とを繊維強化合成樹脂で一
体に成形して自立できる曲げ剛性を持たせた大型
のものであつて、貼着板22の表面22aにタイ
ルTの複数枚を整列した状態で接着してある。こ
の一体成形は、ポリエステル樹脂又はウレタン樹
脂等の熱硬化性樹脂に硬化剤、ガラス繊維及び増
量剤を混合したものを予めシート状にプリプレグ
し、これを成形型へ投入し加熱下で所定時間加
圧・硬化させるか、又はこれら混合したものを成
形型に注入し一定時間加熱・硬化させて行なう。 貼着板22は、長手寸法L1、短手寸法W1(例え
ば、L1=1.8m,W1=1.0m)で厚さM1を薄く
(例えば、0.5mm程度)してあり、その表面22a
に目地格子23で劃成したタイル挿入用ます目2
4の複数を形成してある。各タイル挿入用ます目
24内には、一枚宛て嵌入したタイルTの裏面
を、エポキシ系、ポリエステル系のタイル張り用
接着剤26でます目底面24aに接着してある。
タイル挿入用ます目24の寸法は、嵌入するタイ
ルTの平面寸法よりやや大きい内寸法L2×W2
且つタイルTの厚みより浅い深さH2寸法となる
ようにしてある。例えば、タイルTが97.75mm角
で厚み5.0mmのときには、タイル挿入用ます目2
4の内寸法L2及びW2を98.25mmとすると共に深さ
H2寸法を2.0mmとし、更に目地格子23の格子幅
寸法W3を1.75mmとする。なお、タイル挿入用ま
す目24の底面24aには、十字型の凹溝27
(第1図参照)を設け、前記タイル張り用接着剤
26をこの凹溝27内へ侵入させて物理的に接着
強度を向上させることも可能である。更に、目地
格子23は、後述する無機質のセメント系目地材
の接着が良好となるように、その表面23aに対
してサンダーがけ等による粗面加工を施すことが
好ましい。 上記剛性基盤25は、ハニカム区画壁28でハ
ニカム空間部29が多数形成され、長手寸法L1
短手寸法W1、高さH1(例えば、L1=1.8m,W1
1.0m,H1=20mm)としてある。このハニカム区
画壁28は、前記貼着板22及び目地格子23と
の三者組合せにより本案タイルパネル21の曲げ
剛性を決定するものであり、本案タイルパネル2
1の横持ち時及び建込み時の撓みや衝撃によるタ
イルTの割れを防止し且つ本案タイルパネル21
が自立できる曲げ剛性を有するように、厚みM3
及び対向する壁面スパンL3を適宜決定(例えば、
M3=3.0〜1.5mm、L3=48mm)する。ハニカム区画
壁28は、前記貼着板22を介して目地格子23
と向いあう部分28aを有し且つこの向いあう部
分28aの根元部28bの肉厚M3−1を目地格子23
の格子幅寸法W3よりも厚くすると共に、全体の
肉厚M3を根元部28bからハニカム空間29の
開口部29aに向つて薄くしてある。ハニカム区
画壁28の根元部28bの肉厚M3−1を目地格
子23の格子幅寸法W3よりも厚くするのは、タ
イル挿入ます目24の底面縁部24bの剛性を大
きくして、タイル挿入ます目24内でのタイルT
の保持安定性を向上させると共に、タイル表面側
から目地格子23に捩込んだ金具取付けビス30
(第2図参照)を肉厚の根元部28bで強固に螺
着するためである。更に、ハニカム区画壁28全
体の肉厚M3を根元部28bからハニカム空間2
9の開口部29aに向つて薄くするのは、成形時
における成形型からの脱型を容易にするためであ
る。 本案タイルパネル21の製造は、先ず貼着板2
2と目地格子23と剛性基盤25とを繊維強化合
成樹脂で一体に成形し、次に各タイル挿入ます目
24の底面24aにタイル貼り用接着剤26を点
付けした後、各タイル挿入ます目24内にタイル
Tを挿入押圧し該接着剤26の硬化を待ち、最後
に隣接するタイルT,T間の目地部へ通常のセメ
ント系目地材(図示は省略)を充填して完成す
る。なお、タイルTを接着するまでの工程はタイ
ルパネル製造工場で行ない、セメント系目地材の
充填は施工現場で行なうのが一般的である。 本案パネル21の施工は、施工現場に搬入され
た本案パネル21を起立させ、移動且つ転倒しな
いように、剛性基盤25の下端部をアンカーに接
合固定すると共に剛性基盤25の上端部を躯体又
は部屋構成フレームに適宜接合金具を用いて接合
固定する。隣接する本案パネル21,21の接合
は、剛性基盤25の側面に予め埋設したパネル接
合具(図示は省略)を用いて接合するか、隣接す
る剛性基盤25,25同志をボルト・ナツトで接
合する。最後に隣接するタイルT,T間の目地部
へ必要に応じて通常のセメント系目地材(図示は
省略)を充填して終了する。 (その他の実施例) 前記剛性基盤25を構成するハニカム区画壁2
8は、第4図に示す如く、高さH1の中間と根元
部28bとの間でテーパー状28cに拡がるもの
であつてもよい。 窓や換気口を必要とする箇所では、第5図に示
す如く、目地格子23を基準とした開口部30を
設けることも可能である。 また、傾斜状のタイル壁面を形成するときに
は、第6図に示す如く、剛性基盤の高さH1を変
えることも可能である。 更に、断熱性を向上させるために、図示は省略
したが、剛性基盤25のハニカム空間29内に発
泡樹脂等の断熱材を充填することも可能である。 更にまた、タイルTを貫通させて金具取付けビ
ス(図示は省略)を固定したいときには、貼着板
22の対応する箇所の肉厚M1を予め厚く形成し、
金具取付けビスが完全に螺着できるようにするこ
とも勿論可能である。
【考案の効果】
以上詳述の如く、本案タイルパネルは次の如く
実用的効果を有する。 本案タイルパネルは、貼着板と目地格子と剛
性基盤を繊維強化合成樹脂で一体に形成して自
立できる曲げ剛性を持たせてあるので、躯体の
強度に頼ることなくタイルパネル自体の強度で
自立できる大型のものを得ることができる。そ
の結果、本案タイルパネルは、躯体の有無又は
その形状等に影響されることなく、タイル壁面
を得ることができる。 本案タイルパネルは、自立できる曲げ剛性を
有するので大型のものを得ることができ、少数
枚の本案タイルパネルで大面積のタイル壁面を
簡易迅速に施工することができる。その結果、
本案タイルパネルは、施工コストの低減が図れ
る。 本案タイルパネルは、貼着板を介して目地格
子と向いあうハニカム区画壁部分の根元部の肉
厚を目地格子の肉厚よりも厚くしてあるため、
タイル表面側から目地格子に捩込んだ金具取付
けビスを肉厚の根元部で強固に螺着することが
できる。その結果、本案タイルパネルは、ハン
ガー等の金具を簡単に取付けることができる。 本案タイルパネルは、ハニカム区画壁の根元
部の肉厚を目地格子の格子幅寸法よりも厚して
あるので、タイル挿入ます目の底面縁部の剛性
が大きくなり、タイル挿入ます目内でのタイル
の保持安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案タイルパネルの第1実
施例を示すものであつて、第1図は一部切欠き斜
視図、第2図は第1図の−線における中間省
略した拡大断面図、第3図は剛性基盤を示す部分
背面図、第4図乃至第6図は本案タイルパネルの
夫々別態様の実施例を示すものであつて、第4図
は要部を拡大した断面図、第5図はタイルを接着
する前の状態の貼着板を示す部分正面図、第6図
は側断面図、第7図は従来のタイルパネルを構成
する基盤の中間省略した斜視図、第8図は従来の
タイルパネルを施工した状態の側断面図、第9図
は従来の別態様のタイルパネルを施工した状態の
斜視図、第10図は従来の上記タイルパネルに金
具を取付けた状態の側断面図である。 21……本案タイルパネル、22……貼着板、
23……目地格子、24……タイル挿入ます目、
25……剛性基盤、28……ハニカム区画壁、2
9……ハニカム空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貼着板と目地格子とを一体に形成してなる多数
    のタイル挿入用ます目を備え、各ます目内に一枚
    宛て嵌入したタイルの裏面を貼着板の表面に接着
    したタイルパネルにおいて、貼着板の裏面に、ハ
    ニカム区画壁からなる剛性基盤を繊維強化合成樹
    脂で一体に形成して自立できる曲げ剛性を持た
    せ、このハニカム区画壁は、貼着板を介して目地
    格子と向いあう部分を有し且つこの向いあう部分
    の根元部の肉厚を目地格子の格子幅寸法よりも厚
    くすると共に、全体の肉厚を根元部からハニカム
    開口部に向つて薄くしたことを特徴とするタイル
    パネル。
JP17810583U 1983-11-16 1983-11-16 タイルパネル Granted JPS6084633U (ja)

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JP17810583U JPS6084633U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 タイルパネル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824224U (ja) * 1971-07-28 1973-03-20

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