JPH0220359B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220359B2 JPH0220359B2 JP60179709A JP17970985A JPH0220359B2 JP H0220359 B2 JPH0220359 B2 JP H0220359B2 JP 60179709 A JP60179709 A JP 60179709A JP 17970985 A JP17970985 A JP 17970985A JP H0220359 B2 JPH0220359 B2 JP H0220359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- atmosphere
- filler metal
- brazing material
- effect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ceramic Products (AREA)
Description
産業上の利用分野:
本発明は、特に真空および雰囲気中での使用に
適しているが、フラツクスを用いた大気ろう付に
も使用するろう材に関する。 ここで雰囲気中というのは、空気以外の雰囲
気、特に、N2,Ar,H2などの雰囲気を意味す
る。 従来技術: 従来技術: ろう付法は、フラツクスを使用する大気ろう付
法、雰囲気ろう付法、真空ろう付法に大別され
る。大気ろう付法は、ろう付作業中にフラツクス
およびろう材に含有されている有害な元素の蒸発
のため人体に害を及ぼし、またフラツクスの塗布
およびろう付後のフラツクス残渣の除去にかなり
の手数を要することから、真空または雰囲気ろう
付法へ移行しつつある。 雰囲気ろう付に使用可能なろう材の条件は、少
なくとも蒸気圧の高い元素、例えばZn,Cd、を
含有しないことである。 解決しようとする問題点: 現在、真空または雰囲気ろう付に使用されてい
るろう材中、銀ろう(BAg―8,BAg―8a)、金
ろう、パラジウムろうは、高価なために汎用性が
なく、リン銅ろうは、純銅および銅合金のろう付
に有効で、鉄合金のろう付では、接合面に脆弱な
化合物(主としてFe3P、場合によりFe2P)が生
成し、実用に耐えない。ニツケルろうは、ろう付
作業温度が高いばかりでなく、材料が硬いために
ろう材の形状が限定され、ろう付後の接合部の加
工が困難という欠点がある。また銅ろうは作業温
度が高く接合強度が低い。 問題を解決するための手段: 本発明者は、前記従来のろう材の欠点を改良す
るため、鋭意研究の結果、Mn10〜25%(重量基
準、以下同じ)、Ni0.5〜15%、Ag0.3〜5%を含
む銅合金を発明した。Co0.3〜5%を加えること
によりさらに性能が向上する。 作用: 本発明のろう材は、廉価で、蒸気圧の高い元素
(Zn,Cdなど)を含有せず、ろう付作業を約1000
℃以下で行えるので、母材の機械的性質を損うこ
とが少なく、耐食性が大で、母材に対し良好なぬ
れ性を示し、要求される形状に塑性加工ができる
利点を持つている。 次に成分限定の理由を述べる。 (a) Mn Mnはろう材の融点を低下させ、接
合部に高いろう付強度を与える作用があるが、
その含有量が10%未満の場合、その作用が充分
現われず、また25%を超えると、材料が脆化
し、加工性が悪くなるばかりでなく、酸化し易
くなるので、ろう付条件が厳しくなる。 (b) Ni Niはろう材の流動性を向上させ、接
合部に高いろう付強度を与え、耐食性を良好に
する作用があるが、その含有量が0.5%未満で
は、その効果が充分発揮されず、15%を超えて
も、前記効果は、ほとんど上昇せず、融点が高
くなるデメリツトが現われる。 (c) Ag Agは接合部の性能向上と融点を低く
する作用があるが、その含有量が0.3%未満の
場合、その効果は不充分で、5%を超えると、
その効果の増加は少なくなり、その価格を考慮
に入れると不経済になる。 前記、Mn,Ni,Agを含む銅含金は良好なろ
う材を提供するが、銅の1部をCo0.3〜5%と等
重量交換したものは、さらに優れた性能を持つ。 Coはろう材に対して、その耐食性および接合
部のろう付強度をさらに向上させる作用を持つ
が、その含有量が0.3%未満では、所望の効果が
得れず、5%を超えると融点が高くなる。 実施例: 第1表に示すような化学成分をもつろう材を製
造した。この実施例に使用したろう材の製造方
法、ろう付方法、剪断強度試験法、耐食試験法は
次のとおりである。 (イ) ろう材製造法 成分金属をるつぼ炉で混合溶融し、溶湯を充
分撹拌して鋳型に鋳造してインゴツトとし、押
し出し機で熱間押し出し後、伸線機でφ2mmの
線材とした。 (ロ) ろう付法 母材として炭素鋼(SS41)を使用し、高周波
加熱のN2雰囲気中で行つた。 (ハ) 剪断強度試験 JIS Z3192によつた。 (ニ) 耐食試験 20℃に保つた15%硫酸溶液中に、各材料を浸
漬して静置し、90日後の重量減少から算出し
た。 実施例1〜11、および、比較のための、純銅
(比較列1)、Mn30%を含むCu(Cu―30%Mn)
(比較例2)、銀ろう(BAg―8使用)(比較例
3)について、その化学成分、ろう付作業温度、
剪断強度および腐食試験の結果を一括して第1表
に示した。 第1表から明らかなように、本発明のろう材
は、作業温度約1000℃以下で、きわめて大きい剪
断強度を持ち、かつ、銀ろう(BAg8)以上の耐
食性を示し、公知ろう材に比べて優れたものであ
る。 なお、本発明のろう材は、フラツクスを用いた
大気ろう付に利用しても、その性能が優れている
ことを確認している。 発明の効果: 本発明のろう材は、従来品と比べて、価格、性
能、耐食性のいずれの点においても優れており、
真空または雰囲気中のろう付材、さらには、フラ
ツクスを用いる大気ろう付材として広く利用され
るべきものである。
適しているが、フラツクスを用いた大気ろう付に
も使用するろう材に関する。 ここで雰囲気中というのは、空気以外の雰囲
気、特に、N2,Ar,H2などの雰囲気を意味す
る。 従来技術: 従来技術: ろう付法は、フラツクスを使用する大気ろう付
法、雰囲気ろう付法、真空ろう付法に大別され
る。大気ろう付法は、ろう付作業中にフラツクス
およびろう材に含有されている有害な元素の蒸発
のため人体に害を及ぼし、またフラツクスの塗布
およびろう付後のフラツクス残渣の除去にかなり
の手数を要することから、真空または雰囲気ろう
付法へ移行しつつある。 雰囲気ろう付に使用可能なろう材の条件は、少
なくとも蒸気圧の高い元素、例えばZn,Cd、を
含有しないことである。 解決しようとする問題点: 現在、真空または雰囲気ろう付に使用されてい
るろう材中、銀ろう(BAg―8,BAg―8a)、金
ろう、パラジウムろうは、高価なために汎用性が
なく、リン銅ろうは、純銅および銅合金のろう付
に有効で、鉄合金のろう付では、接合面に脆弱な
化合物(主としてFe3P、場合によりFe2P)が生
成し、実用に耐えない。ニツケルろうは、ろう付
作業温度が高いばかりでなく、材料が硬いために
ろう材の形状が限定され、ろう付後の接合部の加
工が困難という欠点がある。また銅ろうは作業温
度が高く接合強度が低い。 問題を解決するための手段: 本発明者は、前記従来のろう材の欠点を改良す
るため、鋭意研究の結果、Mn10〜25%(重量基
準、以下同じ)、Ni0.5〜15%、Ag0.3〜5%を含
む銅合金を発明した。Co0.3〜5%を加えること
によりさらに性能が向上する。 作用: 本発明のろう材は、廉価で、蒸気圧の高い元素
(Zn,Cdなど)を含有せず、ろう付作業を約1000
℃以下で行えるので、母材の機械的性質を損うこ
とが少なく、耐食性が大で、母材に対し良好なぬ
れ性を示し、要求される形状に塑性加工ができる
利点を持つている。 次に成分限定の理由を述べる。 (a) Mn Mnはろう材の融点を低下させ、接
合部に高いろう付強度を与える作用があるが、
その含有量が10%未満の場合、その作用が充分
現われず、また25%を超えると、材料が脆化
し、加工性が悪くなるばかりでなく、酸化し易
くなるので、ろう付条件が厳しくなる。 (b) Ni Niはろう材の流動性を向上させ、接
合部に高いろう付強度を与え、耐食性を良好に
する作用があるが、その含有量が0.5%未満で
は、その効果が充分発揮されず、15%を超えて
も、前記効果は、ほとんど上昇せず、融点が高
くなるデメリツトが現われる。 (c) Ag Agは接合部の性能向上と融点を低く
する作用があるが、その含有量が0.3%未満の
場合、その効果は不充分で、5%を超えると、
その効果の増加は少なくなり、その価格を考慮
に入れると不経済になる。 前記、Mn,Ni,Agを含む銅含金は良好なろ
う材を提供するが、銅の1部をCo0.3〜5%と等
重量交換したものは、さらに優れた性能を持つ。 Coはろう材に対して、その耐食性および接合
部のろう付強度をさらに向上させる作用を持つ
が、その含有量が0.3%未満では、所望の効果が
得れず、5%を超えると融点が高くなる。 実施例: 第1表に示すような化学成分をもつろう材を製
造した。この実施例に使用したろう材の製造方
法、ろう付方法、剪断強度試験法、耐食試験法は
次のとおりである。 (イ) ろう材製造法 成分金属をるつぼ炉で混合溶融し、溶湯を充
分撹拌して鋳型に鋳造してインゴツトとし、押
し出し機で熱間押し出し後、伸線機でφ2mmの
線材とした。 (ロ) ろう付法 母材として炭素鋼(SS41)を使用し、高周波
加熱のN2雰囲気中で行つた。 (ハ) 剪断強度試験 JIS Z3192によつた。 (ニ) 耐食試験 20℃に保つた15%硫酸溶液中に、各材料を浸
漬して静置し、90日後の重量減少から算出し
た。 実施例1〜11、および、比較のための、純銅
(比較列1)、Mn30%を含むCu(Cu―30%Mn)
(比較例2)、銀ろう(BAg―8使用)(比較例
3)について、その化学成分、ろう付作業温度、
剪断強度および腐食試験の結果を一括して第1表
に示した。 第1表から明らかなように、本発明のろう材
は、作業温度約1000℃以下で、きわめて大きい剪
断強度を持ち、かつ、銀ろう(BAg8)以上の耐
食性を示し、公知ろう材に比べて優れたものであ
る。 なお、本発明のろう材は、フラツクスを用いた
大気ろう付に利用しても、その性能が優れている
ことを確認している。 発明の効果: 本発明のろう材は、従来品と比べて、価格、性
能、耐食性のいずれの点においても優れており、
真空または雰囲気中のろう付材、さらには、フラ
ツクスを用いる大気ろう付材として広く利用され
るべきものである。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量基準で、Mn10〜25%、Ni0.5〜15%、
Ag0.3〜5%を含むCuを主成分とするろう材。 2 ろう材が真空および雰囲気用ろう材である特
許請求の範囲第1項に記載のろう材。 3 重量基準で、Mn10〜25%、Ni0.5〜15%、
Ag0.3〜5%、Co0.3〜5%を含むCuを主成分と
するろう材。 4 ろう材が真空および雰囲気用ろう材である特
許請求の範囲第3項に記載のろう材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17970985A JPS6238797A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | ろう材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17970985A JPS6238797A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | ろう材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6238797A JPS6238797A (ja) | 1987-02-19 |
| JPH0220359B2 true JPH0220359B2 (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=16070501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17970985A Granted JPS6238797A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | ろう材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6238797A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105397333A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-03-16 | 郑州机械研究所 | 一种真空环境下使用的铜基钎料 |
| WO2023276905A1 (ja) * | 2021-06-28 | 2023-01-05 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材ならびにそれを用いた抵抗器用抵抗材料および抵抗器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5658941A (en) * | 1979-10-18 | 1981-05-22 | Honda Motor Co Ltd | Solder alloy for sintered alloy |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17970985A patent/JPS6238797A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6238797A (ja) | 1987-02-19 |
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