JPH02204332A - 六方晶系フェライト磁性粉の製造方法 - Google Patents
六方晶系フェライト磁性粉の製造方法Info
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- JPH02204332A JPH02204332A JP1974889A JP1974889A JPH02204332A JP H02204332 A JPH02204332 A JP H02204332A JP 1974889 A JP1974889 A JP 1974889A JP 1974889 A JP1974889 A JP 1974889A JP H02204332 A JPH02204332 A JP H02204332A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、六方晶系フェライト磁性粉に関し、さらに詳
しくは、平均粒径が微細で、分散性に優れているととも
に磁気特性に優れたSi含有六方晶系フェライトを生産
性よく製造する方法に関する。
しくは、平均粒径が微細で、分散性に優れているととも
に磁気特性に優れたSi含有六方晶系フェライトを生産
性よく製造する方法に関する。
本発明の製造方法により得られた六方晶系フェライト磁
性粉は、磁気記録媒体用磁性粉、あるいは焼結磁石やゴ
ム、プラスチック磁石などの用途に適し、その中でも特
に磁気記録媒体用磁性粉として好適である。
性粉は、磁気記録媒体用磁性粉、あるいは焼結磁石やゴ
ム、プラスチック磁石などの用途に適し、その中でも特
に磁気記録媒体用磁性粉として好適である。
〔従来の技術J
近年、磁気記録に対する高密度化の要求に伴い、磁気記
録媒体の厚み方向に磁界を記録する垂直磁気記録方式が
注目されている。
録媒体の厚み方向に磁界を記録する垂直磁気記録方式が
注目されている。
ところで、バリウムフェライトなどの六方晶系フェライ
トは、−軸磁化異方性を有し、かつ、3価のFeイオン
のいくつかを他の金属イオンで置き換えることなどによ
り保磁力等の磁気特性を制御することができるため、上
記垂直磁気記録方式に適した磁性粉となり得ることが知
られている。
トは、−軸磁化異方性を有し、かつ、3価のFeイオン
のいくつかを他の金属イオンで置き換えることなどによ
り保磁力等の磁気特性を制御することができるため、上
記垂直磁気記録方式に適した磁性粉となり得ることが知
られている。
そして、垂直磁気記録方式に適した六方晶系フェライト
としては、保磁力(Hc)が200〜2000エールス
テツド[Oe]と適当な値を有し、飽和磁化(σS)が
高く、平均粒径が小さ((−般に0.3μm以下、さら
に好ましくは0. 1μm以下であることが望ましい)
かつ均一の粉末で5粒子の凝集、焼結などがなく、分散
性の良い磁性粉であることが望まれている。
としては、保磁力(Hc)が200〜2000エールス
テツド[Oe]と適当な値を有し、飽和磁化(σS)が
高く、平均粒径が小さ((−般に0.3μm以下、さら
に好ましくは0. 1μm以下であることが望ましい)
かつ均一の粉末で5粒子の凝集、焼結などがなく、分散
性の良い磁性粉であることが望まれている。
従来、平均粒径の比較的小さな六方晶系フェライト磁性
粉の製造方法として、沈殿法(共沈法)が、例えば、特
開昭56−60001号公報、特開昭56−60002
号公報、特開昭58−2223号公報、特開昭60−1
15203号公報、特開昭60−11.5204号公報
などに開示されている。
粉の製造方法として、沈殿法(共沈法)が、例えば、特
開昭56−60001号公報、特開昭56−60002
号公報、特開昭58−2223号公報、特開昭60−1
15203号公報、特開昭60−11.5204号公報
などに開示されている。
アルカリ共沈法なと沈澱法によるバリウムフェライトな
どの六方晶系フェライト磁性粉の製造法は、保磁力制御
やその他の目的で少量添加されるチタンやコバルトなど
の各種金属イオンとの均一かつ定量的な共沈が可能であ
るため、均一なフェライトが得られること、沈殿物(共
沈物)が微結晶粉末であるため、比較的低温でフェライ
ト化し得ることなど、多くの長所を有している。
どの六方晶系フェライト磁性粉の製造法は、保磁力制御
やその他の目的で少量添加されるチタンやコバルトなど
の各種金属イオンとの均一かつ定量的な共沈が可能であ
るため、均一なフェライトが得られること、沈殿物(共
沈物)が微結晶粉末であるため、比較的低温でフェライ
ト化し得ることなど、多くの長所を有している。
しかしながら、従来の沈殿法では、得られる磁性粉の平
均粒径が最小でも0.12μmと比較的大きく(例えば
、特開昭61−17411.8号公報、特開昭63−1
59224号公報など参照)、また、焼成工程で粒子の
焼結が進行し易く、そのために磁性粉の分散性が劣るな
どの欠点があり、性能向上についての最近の要求水準か
らは未だ不充分な点を有している。
均粒径が最小でも0.12μmと比較的大きく(例えば
、特開昭61−17411.8号公報、特開昭63−1
59224号公報など参照)、また、焼成工程で粒子の
焼結が進行し易く、そのために磁性粉の分散性が劣るな
どの欠点があり、性能向上についての最近の要求水準か
らは未だ不充分な点を有している。
また、沈殿法による従来の六方晶系フェライト磁性粉の
製造法においては、沈殿物中にアルカリ金属イオン等が
残存すると磁性粉の粉体特性や磁気特性を劣化させる原
因となるため、沈澱法の主要工程の1つである沈澱物の
水洗工程(溶解物質の除去工程)において、アルカリ分
を充分に除去せしめる必要があった(例えば、特開昭6
0−157718号公報、特開昭61−174118号
公報など参照)、このため大量の洗浄水を必要とすると
ともに(例えば、特開昭60−115203号公報、特
開昭60−115204号公報など参照)、水洗に10
00時間以上もの長時間を要する場合がある(例えば、
特開昭58−2223号公報参照)。
製造法においては、沈殿物中にアルカリ金属イオン等が
残存すると磁性粉の粉体特性や磁気特性を劣化させる原
因となるため、沈澱法の主要工程の1つである沈澱物の
水洗工程(溶解物質の除去工程)において、アルカリ分
を充分に除去せしめる必要があった(例えば、特開昭6
0−157718号公報、特開昭61−174118号
公報など参照)、このため大量の洗浄水を必要とすると
ともに(例えば、特開昭60−115203号公報、特
開昭60−115204号公報など参照)、水洗に10
00時間以上もの長時間を要する場合がある(例えば、
特開昭58−2223号公報参照)。
その結果、従来の沈澱法による六方晶系フェライト磁性
粉の製造法は、必然的にバッチ式製造法とならざるを得
ず、連続生産ができないために生産性が低い、また、各
バッチ毎に得られる磁性粉の各特性値が変動し易いため
、同一品質の磁性粉を工業的に大皿生産する場合、バッ
チ間のばらつきを許容範囲内に制御することが困難であ
るという問題点を有している。
粉の製造法は、必然的にバッチ式製造法とならざるを得
ず、連続生産ができないために生産性が低い、また、各
バッチ毎に得られる磁性粉の各特性値が変動し易いため
、同一品質の磁性粉を工業的に大皿生産する場合、バッ
チ間のばらつきを許容範囲内に制御することが困難であ
るという問題点を有している。
本発明の目的は、平均粒径が微細かつ均一で、分散性に
優れているとともに、磁気特性に優れた六方晶系フェラ
イト磁性粉を、生産性よく製造する方法を提供すること
にある。
優れているとともに、磁気特性に優れた六方晶系フェラ
イト磁性粉を、生産性よく製造する方法を提供すること
にある。
本発明者等は、従来の沈澱法における前記問題点を解決
すべ(鋭意研究を重ねた結果、SLを含有する六方晶系
フェライト磁性粉を製造する場合には、従来の沈澱法の
ように沈澱工程で得られた沈澱物を濾過し大量の水によ
って洗浄するという工程にかえて、沈澱物及び溶解物質
を含む混合液から溶解物質を除去するに際して、溶解物
質の相当量を残存せしめることによって、平均粒径が小
さく、かつ、優れた磁気特性を有する磁性粉が再現性よ
く得られることを見出した。従来、沈殿法においては、
アルカリ金属イオンなどの水に溶解する溶解物質を徹底
的に除去しなければならなかったことからみて、このこ
とは驚くべきことである。そして、この方法によれば、
従来行われていた大量の水及び長時間を必要とする洗浄
工程が省略または簡略化でき、連続生産も可能となるた
め、六方晶系フェライト磁性粉の工業的製造法として好
適である。
すべ(鋭意研究を重ねた結果、SLを含有する六方晶系
フェライト磁性粉を製造する場合には、従来の沈澱法の
ように沈澱工程で得られた沈澱物を濾過し大量の水によ
って洗浄するという工程にかえて、沈澱物及び溶解物質
を含む混合液から溶解物質を除去するに際して、溶解物
質の相当量を残存せしめることによって、平均粒径が小
さく、かつ、優れた磁気特性を有する磁性粉が再現性よ
く得られることを見出した。従来、沈殿法においては、
アルカリ金属イオンなどの水に溶解する溶解物質を徹底
的に除去しなければならなかったことからみて、このこ
とは驚くべきことである。そして、この方法によれば、
従来行われていた大量の水及び長時間を必要とする洗浄
工程が省略または簡略化でき、連続生産も可能となるた
め、六方晶系フェライト磁性粉の工業的製造法として好
適である。
本発明は、これらの知見に基づいて完成するに到ったも
のである。
のである。
か(して本発明により、Siを含有する六方晶系フェラ
イト磁性粉を、沈殿法により、該六方晶系フェライトを
構成する各種金属イオンを含む水溶液とアルカリ水溶液
とを混合して沈殿物を生成させる沈澱工程(A)、沈澱
工程で得られる混合液から水に溶解する溶解物質を除去
する工程(B)、沈殿物の乾燥工程(C)及び焼成工程
(D)を経て製造するに際し、溶解物質を除去する工程
(B)において、沈澱工程(A)で得られた沈澱物及び
溶解物質を含む混合液から溶解物質の0.01重量%以
上100重量%未満が沈澱物と共に残存するように溶解
物質を除去せしめ、次いで沈澱物及び残存する溶解物質
を含む混合液を乾燥し、得られた固形物を焼成すること
を特徴とするSi含有六方晶系フェライト磁磁性の製造
方法が提供される。
イト磁性粉を、沈殿法により、該六方晶系フェライトを
構成する各種金属イオンを含む水溶液とアルカリ水溶液
とを混合して沈殿物を生成させる沈澱工程(A)、沈澱
工程で得られる混合液から水に溶解する溶解物質を除去
する工程(B)、沈殿物の乾燥工程(C)及び焼成工程
(D)を経て製造するに際し、溶解物質を除去する工程
(B)において、沈澱工程(A)で得られた沈澱物及び
溶解物質を含む混合液から溶解物質の0.01重量%以
上100重量%未満が沈澱物と共に残存するように溶解
物質を除去せしめ、次いで沈澱物及び残存する溶解物質
を含む混合液を乾燥し、得られた固形物を焼成すること
を特徴とするSi含有六方晶系フェライト磁磁性の製造
方法が提供される。
また、本発明によれば、平均粒径が0.3μm以下、好
ましくは0.1μm以下の微細かつ均一なSi有六方晶
系フェライト磁性粉を得ることができる。
ましくは0.1μm以下の微細かつ均一なSi有六方晶
系フェライト磁性粉を得ることができる。
このように、本発明の製造方法によれば、六方晶系フェ
ライト磁性粉の製造工程が大幅に簡略化される。また、
磁性粉の平均粒径が従来の沈澱法で得られろものより遥
かに微細で、粒径分布が狭く1分散性の良いものが、再
現性良く製造することができる。得られた磁性粉の飽和
磁化等の磁気特性も優れている。
ライト磁性粉の製造工程が大幅に簡略化される。また、
磁性粉の平均粒径が従来の沈澱法で得られろものより遥
かに微細で、粒径分布が狭く1分散性の良いものが、再
現性良く製造することができる。得られた磁性粉の飽和
磁化等の磁気特性も優れている。
本発明の製造方法により得られた六方晶系フェライト磁
性粉を用いて、フロッピーディスク、ビデオ用テープ等
の磁気記録媒体を製造すると、従来法で得られた磁性粉
を用いたものと比較して、入出力特性、周波数特性、S
/N比及びC/N比等が大幅に改善された製品が得られ
る。
性粉を用いて、フロッピーディスク、ビデオ用テープ等
の磁気記録媒体を製造すると、従来法で得られた磁性粉
を用いたものと比較して、入出力特性、周波数特性、S
/N比及びC/N比等が大幅に改善された製品が得られ
る。
以下、本発明について、詳述する。
(金属イオン)
本発明では、Ba、Ca、Sr及びpbから選ばれる1
種以上の金属イオン、Feイオン及びsiイオンを、0
.5〜6.0対8〜14対0゜05〜5.0となるモル
比で含有する水溶液が用いられる。
種以上の金属イオン、Feイオン及びsiイオンを、0
.5〜6.0対8〜14対0゜05〜5.0となるモル
比で含有する水溶液が用いられる。
この他に、保磁力など磁気特性の制御等の目的で各種金
属イオン、例えば、Mg、Sc、Y、V、Ta、Mo、
W、Re、Ru、Os、Rh、Ir%Pd、Pt、Ag
、Hg、Ga%Ge、As%Te、Co%Ni、Mn、
Zn、Ti、In、Nd、Zr、Cr、La、Cu%C
d、A1.TI、Sn、P、Sb、Bi、Ss、Ce、
Pr、Tb、Gd、Yb、Th、Uなどから選ばれる1
種以上の金属イオンを少量添加することができ、その場
合には、これらの各種金属イオンの含有割合は、上記モ
ル比で6以下が望ましい。
属イオン、例えば、Mg、Sc、Y、V、Ta、Mo、
W、Re、Ru、Os、Rh、Ir%Pd、Pt、Ag
、Hg、Ga%Ge、As%Te、Co%Ni、Mn、
Zn、Ti、In、Nd、Zr、Cr、La、Cu%C
d、A1.TI、Sn、P、Sb、Bi、Ss、Ce、
Pr、Tb、Gd、Yb、Th、Uなどから選ばれる1
種以上の金属イオンを少量添加することができ、その場
合には、これらの各種金属イオンの含有割合は、上記モ
ル比で6以下が望ましい。
これらの金属イオンを含む水溶液の調製には、各種金属
の水に可溶な金属塩、例えば、ハロゲン化物、硝酸塩、
硫酸塩、酸無水物や有機酸の塩、遊離酸や縮合酸の塩等
が賞月される。
の水に可溶な金属塩、例えば、ハロゲン化物、硝酸塩、
硫酸塩、酸無水物や有機酸の塩、遊離酸や縮合酸の塩等
が賞月される。
上記金属イオンの水溶液中での濃度は、通常、10モル
/C以下とすることが好ましい。
/C以下とすることが好ましい。
(アルカリ水溶液)
一方、上記金属イオンを含有する水溶液から金属イオン
を沈殿(共沈)させるためのアルカリ水溶液に用いるア
ルカリ成分としては、水溶性の物であればよく、アルカ
リ金属の水酸化物や炭酸物(炭酸塩、重炭酸塩)、アン
モニア、炭酸アンモニウム及び有機アルカリ等が賞月さ
れる。
を沈殿(共沈)させるためのアルカリ水溶液に用いるア
ルカリ成分としては、水溶性の物であればよく、アルカ
リ金属の水酸化物や炭酸物(炭酸塩、重炭酸塩)、アン
モニア、炭酸アンモニウム及び有機アルカリ等が賞月さ
れる。
本発明で使用するアルカリとしては、例えば、N a
OH、N a z COs N a HCO5KO
H,Kg Co、、K)(COI 、NH40H1(N
H4)m COs等が挙げられ、その中でも特に水酸化
物と炭酸物の併用、例えば、NaOHとN a z C
Osとの併用、が好ましい。
OH、N a z COs N a HCO5KO
H,Kg Co、、K)(COI 、NH40H1(N
H4)m COs等が挙げられ、その中でも特に水酸化
物と炭酸物の併用、例えば、NaOHとN a z C
Osとの併用、が好ましい。
アルカリ水溶液の濃度は、アルカリ金属イオン及び/ま
たはアンモニウムイオンの総量が、通常、25モル/C
以下となる範囲が好ましい。
たはアンモニウムイオンの総量が、通常、25モル/C
以下となる範囲が好ましい。
なお、上記金属イオンの水溶液の製造に際しては、必要
に応じてアルカリ水溶液に金属イオンを溶解せしめても
よい、したがって、本発明の製造方法は、例えば、各種
金属イオンの内の一部をアルカリと共存させて、アルカ
リ水溶液として使用する態様を包含する。具体例として
は、Siイオンをアルカリ水溶液に溶解して使用する態
様がある。
に応じてアルカリ水溶液に金属イオンを溶解せしめても
よい、したがって、本発明の製造方法は、例えば、各種
金属イオンの内の一部をアルカリと共存させて、アルカ
リ水溶液として使用する態様を包含する。具体例として
は、Siイオンをアルカリ水溶液に溶解して使用する態
様がある。
(沈殿法)
火殿二Jl紅
本発明においては、前記金属イオンを含む水溶液とアル
カリ水溶液(一部の金属イオンを含んでいてもよい)と
を混合して、沈澱物(共沈物)を生成させる。この場合
、沈澱物生成後のpHが好ましくは6以上、さらに好ま
しくは9以上となるように、予めアルカリ水溶液を調製
しておくことが望ましい、また、沈澱生成時の液温度は
、0〜100℃の範囲で任意に選択できる。混合方法は
、特に限定されず、両液を単に混合する方法や金属イオ
ンを含む水溶液にアルカリ水溶液を滴下する方法など種
々の方法が採用できる。
カリ水溶液(一部の金属イオンを含んでいてもよい)と
を混合して、沈澱物(共沈物)を生成させる。この場合
、沈澱物生成後のpHが好ましくは6以上、さらに好ま
しくは9以上となるように、予めアルカリ水溶液を調製
しておくことが望ましい、また、沈澱生成時の液温度は
、0〜100℃の範囲で任意に選択できる。混合方法は
、特に限定されず、両液を単に混合する方法や金属イオ
ンを含む水溶液にアルカリ水溶液を滴下する方法など種
々の方法が採用できる。
こうして得られた混合液には、沈澱物(共沈物)、溶媒
として用いた水、および水に溶解する溶解物質(すなわ
ち、水に溶解している物質、水溶性ではあるが沈殿物中
に混在または吸着されている物質)などが存在している
。
として用いた水、および水に溶解する溶解物質(すなわ
ち、水に溶解している物質、水溶性ではあるが沈殿物中
に混在または吸着されている物質)などが存在している
。
9 5、 工 B
本発明では、次の、沈澱工程で得られる混合液から水に
溶解する溶解物質を除去する工程において、溶解物質を
o、oi重量%以上1. O0重量%未満、好ましくは
0.03〜90重量%、さらに好ましくは0.05〜8
0重量%を沈澱物と共に残存せしめ、残余の溶解物質だ
けを除去する。
溶解する溶解物質を除去する工程において、溶解物質を
o、oi重量%以上1. O0重量%未満、好ましくは
0.03〜90重量%、さらに好ましくは0.05〜8
0重量%を沈澱物と共に残存せしめ、残余の溶解物質だ
けを除去する。
溶解物質の割合(重量%)は、沈殿工程で得られた沈殿
物と溶解物質を含む混合液を濾別し、その濾液に、沈殿
物を充分に水洗して得た使用済の洗浄水(ただし、洗浄
水を110℃で乾燥して得られる蒸発残分が実質的に無
くなるまで洗浄して得た洗浄水の合計量)を加え、この
混合水溶液を110℃で乾燥して得られる蒸発残分を溶
解物質100重量%とし、これを基準として算出した値
である。
物と溶解物質を含む混合液を濾別し、その濾液に、沈殿
物を充分に水洗して得た使用済の洗浄水(ただし、洗浄
水を110℃で乾燥して得られる蒸発残分が実質的に無
くなるまで洗浄して得た洗浄水の合計量)を加え、この
混合水溶液を110℃で乾燥して得られる蒸発残分を溶
解物質100重量%とし、これを基準として算出した値
である。
また、溶解物質について、沈殿法における水溶性成分を
各種機器分析により測定したところ、例^ば、原料に使
用した炭酸イオン、金属化合物の陰イオン、アルカリ金
属イオン、及び過剰のアルカリ成分の他に高いpH領域
においても溶解度の比較的大きなバリウムイオンやスト
ロンチウムイオンが認められ、さらにBaとFeとを含
む各種の錯イオンやその他の金属との錯イオンが多数認
められた。
各種機器分析により測定したところ、例^ば、原料に使
用した炭酸イオン、金属化合物の陰イオン、アルカリ金
属イオン、及び過剰のアルカリ成分の他に高いpH領域
においても溶解度の比較的大きなバリウムイオンやスト
ロンチウムイオンが認められ、さらにBaとFeとを含
む各種の錯イオンやその他の金属との錯イオンが多数認
められた。
従来の沈殿法における如く、溶解物質の残存割合が0.
01重量%未満になるまで充分に除去した場合、得られ
る磁性粉の平均粒径が0.3μmを越え、かつ、焼結が
見られるようになり、しかも飽和磁化が40emu/g
以下となってしまい、磁気記録用磁性粉としては不充分
な特性を有するものとなる。つまり、SLを含む六方晶
系フェライト磁性粉を沈殿法によって製造する場合、従
来の沈澱法にしたがって、沈澱物を充分に水洗し、溶解
物質を0.01重量%未満となるまで徹底的に除去する
と、最終的に得られる磁性粉粒子は、焼結が生起すると
同時に粗大化する傾向を示す。
01重量%未満になるまで充分に除去した場合、得られ
る磁性粉の平均粒径が0.3μmを越え、かつ、焼結が
見られるようになり、しかも飽和磁化が40emu/g
以下となってしまい、磁気記録用磁性粉としては不充分
な特性を有するものとなる。つまり、SLを含む六方晶
系フェライト磁性粉を沈殿法によって製造する場合、従
来の沈澱法にしたがって、沈澱物を充分に水洗し、溶解
物質を0.01重量%未満となるまで徹底的に除去する
と、最終的に得られる磁性粉粒子は、焼結が生起すると
同時に粗大化する傾向を示す。
他方、溶解物質をほとんど除去しないで(98重量%残
存させて)Fii性粉を製造した場合であっても、Si
を含む六方晶系フェライト磁性粉では、平均粒径が0.
3μm程度の磁性粉を得ることができる0本発明は、溶
解物質除去工程において、溶解物質をほとんど全量(1
00重量%未満)残存させる場合を包含するが、この場
合、磁性粉の平均粒径ば0.1μmより大きくなる。
存させて)Fii性粉を製造した場合であっても、Si
を含む六方晶系フェライト磁性粉では、平均粒径が0.
3μm程度の磁性粉を得ることができる0本発明は、溶
解物質除去工程において、溶解物質をほとんど全量(1
00重量%未満)残存させる場合を包含するが、この場
合、磁性粉の平均粒径ば0.1μmより大きくなる。
そこで、磁性粉の平均粒径な0.1μm程度あるいはそ
れ以下にするには、溶解物質除去工程において、沈殿物
と共存させる溶解物質の割合(残存割合)を0.03〜
90重量%、さらに好ましくは0.05〜80重量%と
なるようにすればよい。
れ以下にするには、溶解物質除去工程において、沈殿物
と共存させる溶解物質の割合(残存割合)を0.03〜
90重量%、さらに好ましくは0.05〜80重量%と
なるようにすればよい。
この点について、第1図を参照しながら説明する。第1
図は、溶解物質除去工程(B)後に得られる沈澱物及び
残存する溶解物質を含む混合液(スラリー)中に含まれ
る溶解物質の量(残存割合)と得られる磁性粉の平均粒
径との間に相関関係があることを示す図である。第1図
から、溶解物質の残存割合が0.01重量%以上であれ
ば、平均粒径0.3μm以下の磁性粉が得られ、0.0
3〜90重量%、特に0605〜80重量%の範囲では
平均粒径0.1μmまたはそれ以下の微細な磁性粉の得
られることが分かる。そして、上記相関関係は、溶解物
質の残存割合が磁性粉の平均粒径に対して極めて臨界的
な意義を有していることを示している。
図は、溶解物質除去工程(B)後に得られる沈澱物及び
残存する溶解物質を含む混合液(スラリー)中に含まれ
る溶解物質の量(残存割合)と得られる磁性粉の平均粒
径との間に相関関係があることを示す図である。第1図
から、溶解物質の残存割合が0.01重量%以上であれ
ば、平均粒径0.3μm以下の磁性粉が得られ、0.0
3〜90重量%、特に0605〜80重量%の範囲では
平均粒径0.1μmまたはそれ以下の微細な磁性粉の得
られることが分かる。そして、上記相関関係は、溶解物
質の残存割合が磁性粉の平均粒径に対して極めて臨界的
な意義を有していることを示している。
溶解物質の除去方法としては、沈澱物を含む混合液から
自然沈降、濾過、遠心脱水機(連続式、バッチ式)等に
よって溶媒と共に分離する方法。
自然沈降、濾過、遠心脱水機(連続式、バッチ式)等に
よって溶媒と共に分離する方法。
吸着剤を用いて分離する方法、あるいは溶剤を用いて抽
出分離する方法等が例示される。
出分離する方法等が例示される。
二の工程においては混合液の粘度調整、濃度調整等必要
に応じて沈澱物を含む混合液に、前辺て水を添加しても
かまわない。また、溶解物質の除去量が多い場合には、
前記残存割合となる範囲内で適度な水洗を行ってもよい
。さらに、沈澱物を含む混合液のpH制御等の目的で塩
酸、硝酸、酢酸、蓚酸等の酸を添加してもよい。
に応じて沈澱物を含む混合液に、前辺て水を添加しても
かまわない。また、溶解物質の除去量が多い場合には、
前記残存割合となる範囲内で適度な水洗を行ってもよい
。さらに、沈澱物を含む混合液のpH制御等の目的で塩
酸、硝酸、酢酸、蓚酸等の酸を添加してもよい。
叛盪ユ1ユ皿
こうして得られた上記範囲内の溶解物質を含む混合液(
スラリー状沈澱物)は、融剤の存在下あるいは不存在下
のもとで乾燥される。
スラリー状沈澱物)は、融剤の存在下あるいは不存在下
のもとで乾燥される。
融剤の存在下で処理を行う場合、融剤の種類としては、
通常、NaC1,KCI、B a C1x、Nag
S04 Kg SO4、SrC1gBaSO45r
Ci* LiC1、LixSO+から選ばれる1種
以上の化合物が用いられる。融剤の量は最終的に得られ
る磁性粉に対して0.01〜10重量倍、好ましくは0
.05〜3重量倍となるよう添加される。
通常、NaC1,KCI、B a C1x、Nag
S04 Kg SO4、SrC1gBaSO45r
Ci* LiC1、LixSO+から選ばれる1種
以上の化合物が用いられる。融剤の量は最終的に得られ
る磁性粉に対して0.01〜10重量倍、好ましくは0
.05〜3重量倍となるよう添加される。
融剤の添加方法は、沈澱物を含む混合液に前記融剤物質
を添加、混合する手段が一般的であるが、沈澱物を含む
混合液に塩酸や硫酸等の無機酸を添加しアルカリ性金属
と反応せしめて融剤となる化合物を生成させる手法もあ
る。
を添加、混合する手段が一般的であるが、沈澱物を含む
混合液に塩酸や硫酸等の無機酸を添加しアルカリ性金属
と反応せしめて融剤となる化合物を生成させる手法もあ
る。
乾燥工程では、特定量の溶解物質を含む混合液(スラリ
ー状沈澱物)から、水分が除去される。
ー状沈澱物)から、水分が除去される。
水分の除去方法としては、例えば、真空乾燥、加熱乾燥
等が常用され、溶解物質が除去されない方法であれば特
に制限されない。
等が常用され、溶解物質が除去されない方法であれば特
に制限されない。
1或ユIA皿
こうして乾燥された沈澱物および溶解物質を含む固形物
は2次いで焼成工程で500〜1200℃に焼成され、
ここで目的とする六方晶系フェライト磁性粉が生成する
。
は2次いで焼成工程で500〜1200℃に焼成され、
ここで目的とする六方晶系フェライト磁性粉が生成する
。
焼成装置としては、例えば、トンネル炉、回転炉、流動
焼成炉などが例示される。
焼成炉などが例示される。
焼成時間は、通常、0.2時間以上であればよいが、好
ましくは0.5〜10時間である。
ましくは0.5〜10時間である。
また、焼成雰囲気は、窒素雰囲気下でも酸素雰囲気下で
もよいが、通常は空気雰囲気下で行なうことが好ましい
。
もよいが、通常は空気雰囲気下で行なうことが好ましい
。
焼成物は、必要に応じて洗浄される。洗浄方法は、焼成
物に残留している不純物を除去できる方法であれば、任
意の方法が採用できる。洗浄液としては、水、炭素数1
〜8の有機酸、硝酸、塩酸及び硫酸から選ばれる1種以
上の酸水溶液を用いることができる。
物に残留している不純物を除去できる方法であれば、任
意の方法が採用できる。洗浄液としては、水、炭素数1
〜8の有機酸、硝酸、塩酸及び硫酸から選ばれる1種以
上の酸水溶液を用いることができる。
洗浄された焼成物は乾燥されるが、乾燥方法としては、
特に制限されず、真空乾燥や加熱乾燥等任意の方法が採
用できる。
特に制限されず、真空乾燥や加熱乾燥等任意の方法が採
用できる。
か(して、目的とする六方晶系フェライト磁性粉が得ら
れる。
れる。
〔作用]
本発明においては、Siを含有する六方晶系フェライト
磁性粉を対象とし、沈澱法で製造するに際して、溶解物
質のo、oi重量%以上io。
磁性粉を対象とし、沈澱法で製造するに際して、溶解物
質のo、oi重量%以上io。
重量%未満、好ましくは0.03〜90重量%、さらに
好ましくは0.05〜80重量%を沈澱物と共に残存せ
しめることにより、非常に優れた特性を有する磁性粉が
得られる。Siを含有しない六方晶系フェライト磁性粉
では、溶解物質を0.01重量%以上残存させた場合、
各種特性が劣った磁性粉しか得ることができない。
好ましくは0.05〜80重量%を沈澱物と共に残存せ
しめることにより、非常に優れた特性を有する磁性粉が
得られる。Siを含有しない六方晶系フェライト磁性粉
では、溶解物質を0.01重量%以上残存させた場合、
各種特性が劣った磁性粉しか得ることができない。
本発明の製造方法によって得られる磁性粉が顕著に優れ
た特性を示す理由は、未だ明確でないが、溶解物質を特
定の割合で残存させることにより、SLイオンと残存す
る溶解物質とが乾燥工程において複雑な化合物を形成し
て沈澱物粒子に適度に混合され、焼成工程番こおいて沈
澱粒子の焼結や粒子の成長による粗大化を防ぎ、かつ、
高性能な磁気特性を具現化しているものと推察される。
た特性を示す理由は、未だ明確でないが、溶解物質を特
定の割合で残存させることにより、SLイオンと残存す
る溶解物質とが乾燥工程において複雑な化合物を形成し
て沈澱物粒子に適度に混合され、焼成工程番こおいて沈
澱粒子の焼結や粒子の成長による粗大化を防ぎ、かつ、
高性能な磁気特性を具現化しているものと推察される。
(以下余白)
〔実施例]
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が1本発明は、これら実施例のみに限定されるものでは
ない。
が1本発明は、これら実施例のみに限定されるものでは
ない。
く物性等の測定方法〉
実施例における各種物性等の測定方法は次のとおりであ
る。
る。
び 磁 :VSM(振動磁気測定装
置)を用い、最大印加磁場10KOe、測定温度28℃
で測定した。
で測定した。
i立皿11:透過型電子顕微鏡で得られた写真から40
0個の粒子の最大直径を測定し、算術平均によって算出
した。
0個の粒子の最大直径を測定し、算術平均によって算出
した。
LUt : 400個の個々の粒子の最大直径と最大厚
みを測定し、算術平均により算出した。
みを測定し、算術平均により算出した。
CN(7)l’:磁性粉60重量部に、導電性カーボン
ブラック3重量部、シクロへキサノン10重量部、メチ
ルエチルケトン(MEK)50重量部、トルエン30重
量部を加えてよく混合し、さらに磁気テープバインダー
(日本ゼオン@製、商品名 MR−110)を6部添加
して、さらに混合し磁気塗料とし、これをロールコータ
−にてポリエステルフィルムに塗布し、カレンダーロー
ルにて平滑化を行い磁気記録媒体とし、この磁気記録媒
体を4MHzキャリヤー、テープスピード4 m /
s e cの条件にて測定した。なお、OdBの凪は市
販のメタルテープの測定値である。
ブラック3重量部、シクロへキサノン10重量部、メチ
ルエチルケトン(MEK)50重量部、トルエン30重
量部を加えてよく混合し、さらに磁気テープバインダー
(日本ゼオン@製、商品名 MR−110)を6部添加
して、さらに混合し磁気塗料とし、これをロールコータ
−にてポリエステルフィルムに塗布し、カレンダーロー
ルにて平滑化を行い磁気記録媒体とし、この磁気記録媒
体を4MHzキャリヤー、テープスピード4 m /
s e cの条件にて測定した。なお、OdBの凪は市
販のメタルテープの測定値である。
の の ・ :沈殿工程で得られた沈殿物と溶解物
質を含む混合液を濾別し、その濾液に、沈殿物を充分に
水洗して得た使用済の洗浄水(ただし、洗浄水を110
℃で乾燥して得られる蒸発残分が実質的に無くなるまで
洗浄して得た洗浄水の合計量)を加え、この混合水溶液
を110℃で乾燥して得られる蒸発残分を溶解物質10
0重量%とし、これを基準として算出した。
質を含む混合液を濾別し、その濾液に、沈殿物を充分に
水洗して得た使用済の洗浄水(ただし、洗浄水を110
℃で乾燥して得られる蒸発残分が実質的に無くなるまで
洗浄して得た洗浄水の合計量)を加え、この混合水溶液
を110℃で乾燥して得られる蒸発残分を溶解物質10
0重量%とし、これを基準として算出した。
なお、実施例中に示す磁性粉の実験式は、原料調製時の
金属の原子比を用い、六方晶系フェライト成分中の酸素
の表示は簡略化のため省略した。
金属の原子比を用い、六方晶系フェライト成分中の酸素
の表示は簡略化のため省略した。
[実施例1]
塩化バリウム2水和物0.28モル、4塩化チタン0.
191モル、塩化コバルト6水和物0.191モル及び
塩化第2鉄6水和物2.67モルを純水2,52に溶解
しこれをA液とした。
191モル、塩化コバルト6水和物0.191モル及び
塩化第2鉄6水和物2.67モルを純水2,52に溶解
しこれをA液とした。
水酸化ナトリウム12.50モル、炭酸ナトリウム3.
77モル及びメタケイ酸ナトリウム9水和物0.25モ
ルを純水2.512に溶解しこれをB液とした。
77モル及びメタケイ酸ナトリウム9水和物0.25モ
ルを純水2.512に溶解しこれをB液とした。
A液及びB液とも40℃に保ちながら、両液を混合し、
沈澱物及び溶解物質を含む混合液を得た。該混合液を遠
心脱水装置で、濾液を分離し、沈澱物及び50重量%の
溶解物質を含むスラリー(混合液)を得た。
沈澱物及び溶解物質を含む混合液を得た。該混合液を遠
心脱水装置で、濾液を分離し、沈澱物及び50重量%の
溶解物質を含むスラリー(混合液)を得た。
このスラリーを110℃で乾燥し、次いで900℃の電
気炉で3時間焼成した。
気炉で3時間焼成した。
得られた焼成物を5%硝酸水溶液を用いて可溶物がなく
なるまで洗浄した後、濾別、乾燥し、BaF810.5
C00,75T’ 0.75S’ 1.0で示1.1 されるSi含有バリウムフェライト磁性粉275gを得
た。
なるまで洗浄した後、濾別、乾燥し、BaF810.5
C00,75T’ 0.75S’ 1.0で示1.1 されるSi含有バリウムフェライト磁性粉275gを得
た。
こうして得られた磁性粉末は、平均粒径が0.050μ
m、板状比が4.06で、粒子が1つ1つばらばらであ
り、粒径は均一できれいな六角板状であった。Mi磁気
特性測定したところ、保磁力は555 (Oe)、飽和
磁化は56.8(e m u / g )であり、C/
N比は+4dBであった。
m、板状比が4.06で、粒子が1つ1つばらばらであ
り、粒径は均一できれいな六角板状であった。Mi磁気
特性測定したところ、保磁力は555 (Oe)、飽和
磁化は56.8(e m u / g )であり、C/
N比は+4dBであった。
同様の操作を5回繰り返し行なったが、実質的に同一の
特性を有する磁性粉が再現性よく得られた。
特性を有する磁性粉が再現性よく得られた。
〔比較例1]
(させない A)
実施例1において、得られた沈澱物を濾過し。
さらに沈澱物を充分に水洗し、濾過した。溶解物質の残
存割合は、0.0005重量%未満であり、洗浄後の沈
殿物中には実質的に残存していなかった。
存割合は、0.0005重量%未満であり、洗浄後の沈
殿物中には実質的に残存していなかった。
得られた沈澱物を110℃で乾燥した後、実施例1と全
く同じ方法で焼成、水洗し磁性粉を得た。
く同じ方法で焼成、水洗し磁性粉を得た。
こうして得られた磁性粉は、平均粒径0.54μm、板
状比6.04であり、粒子の多くは凝集しているばかり
か、各粒子の粒径は1.38μmから0.01μm以下
のものまで含まれ非常に不均一であった。磁気特性を測
定したところ、保磁力は340 (Oe)、飽和磁化は
36.8(e m u / g )であった。また、C
/N比は一2dBであった。
状比6.04であり、粒子の多くは凝集しているばかり
か、各粒子の粒径は1.38μmから0.01μm以下
のものまで含まれ非常に不均一であった。磁気特性を測
定したところ、保磁力は340 (Oe)、飽和磁化は
36.8(e m u / g )であった。また、C
/N比は一2dBであった。
同様の操作を5回くり返し行ったが、得られた磁性粉の
特性値は、各々で異なり、また、いずれも前記同様悪い
値であった。
特性値は、各々で異なり、また、いずれも前記同様悪い
値であった。
[比較例2J
(Si させない A)
実施例1において、メタケイ酸ナトリウム9水和物0.
25モルを添加しなかった以外は実施例1と全く同じ方
法で磁性粉を得た。
25モルを添加しなかった以外は実施例1と全く同じ方
法で磁性粉を得た。
こうして得られた磁性粉は、平均粒径0.73μm、板
状比8.25であり、粒子の多くは凝集しているばかり
か、各粒子の粒径は2.45μmから0.01μm以下
の物まで含まれ非常に不均一であった0Mi気特性を測
定したところ保磁力は238 (Oe) 、飽和磁化は
4Q、4 (emu/g)であった、C/N比は一2d
Bであった。
状比8.25であり、粒子の多くは凝集しているばかり
か、各粒子の粒径は2.45μmから0.01μm以下
の物まで含まれ非常に不均一であった0Mi気特性を測
定したところ保磁力は238 (Oe) 、飽和磁化は
4Q、4 (emu/g)であった、C/N比は一2d
Bであった。
[実施例2]
実施例1において、得られた沈澱物を含む混合液に80
Cの純水を添加し、その後、遠心脱水装置を用いて、濾
液を分離し、沈澱物及び3重量%の溶解物質を含むスラ
リーとした以外は実施例1と同じ方法で磁性粉な得た。
Cの純水を添加し、その後、遠心脱水装置を用いて、濾
液を分離し、沈澱物及び3重量%の溶解物質を含むスラ
リーとした以外は実施例1と同じ方法で磁性粉な得た。
こうして得られた磁性粉末は、平均粒径0.063μm
、板状比4.24で、粒子が1つ1つばらばらであり、
粒径は均一できれいな六角板状であった。磁気特性を測
定したところ、保磁力は524 (Oe)、飽和磁化は
55.7 (emu/g)であった。
、板状比4.24で、粒子が1つ1つばらばらであり、
粒径は均一できれいな六角板状であった。磁気特性を測
定したところ、保磁力は524 (Oe)、飽和磁化は
55.7 (emu/g)であった。
[実施例3]
実施例1において、得られた沈澱物を含む混合液に、p
H調整のため12規定の塩酸0.25氾を添加し、その
後、遠心脱水装置を用いた以外は実施例1と同じ方法で
磁性粉を得た。
H調整のため12規定の塩酸0.25氾を添加し、その
後、遠心脱水装置を用いた以外は実施例1と同じ方法で
磁性粉を得た。
こうして得られた磁性粉末は、平均粒径0.058μm
、板状比4.11で、各粒子が1つ1つばらばらであり
、粒径は均一できれいな六角板状であった。磁気特性を
測定したところ、保磁力は496 (Oe) 、飽和磁
化は55.3 (emu/g)であった。
、板状比4.11で、各粒子が1つ1つばらばらであり
、粒径は均一できれいな六角板状であった。磁気特性を
測定したところ、保磁力は496 (Oe) 、飽和磁
化は55.3 (emu/g)であった。
〔実施例4〜7〕
実施例1において、得られた沈澱物及び50重量%の溶
解物質を含むスラリーに、第1表に掲げる′物質を融剤
として添加し、充分に混合した以外は実施例1と全く同
様の操作で磁性粉を得た。こうして得られた磁性粉の平
均粒径、板状比、保磁力及び飽和磁化を一括して第1表
に示す。なお、得られた磁性粉は何れも粒子が1つ1つ
ばらばらであり、粒径は均一できれいな六角板状であっ
た。
解物質を含むスラリーに、第1表に掲げる′物質を融剤
として添加し、充分に混合した以外は実施例1と全く同
様の操作で磁性粉を得た。こうして得られた磁性粉の平
均粒径、板状比、保磁力及び飽和磁化を一括して第1表
に示す。なお、得られた磁性粉は何れも粒子が1つ1つ
ばらばらであり、粒径は均一できれいな六角板状であっ
た。
(以下余白)
〔実施例8〕
実施例1において、沈殿工程で得られた沈澱物を含む混
合液から遠心脱水装置を用いて溶解物質の残存割合を0
.01重量%、0.04重量%。
合液から遠心脱水装置を用いて溶解物質の残存割合を0
.01重量%、0.04重量%。
1.5重量%、20重量%、70重量%、90重量%及
び98重量%に調製した以外は、実施例1と全く同じ方
法で磁性粉を製造した。
び98重量%に調製した以外は、実施例1と全く同じ方
法で磁性粉を製造した。
なお、溶解物質の残存割合が0.01重量%、0.04
重量%及び1.5重量%の磁性粉は、沈澱物に水を添加
し遠心分離するという操作を加えて調製した。
重量%及び1.5重量%の磁性粉は、沈澱物に水を添加
し遠心分離するという操作を加えて調製した。
こうして得られた磁性粉の平均粒径を第1図に示す。な
お、得られた磁性粉は何れも粒子が1つ1つばらばらで
あり、粒径は均一できれいな六角板状であった。
お、得られた磁性粉は何れも粒子が1つ1つばらばらで
あり、粒径は均一できれいな六角板状であった。
[比較例3]
(の が の A)
実施例1において、沈澱物を含む混合液に水を添加し、
遠心脱水装置を用いて溶解物質の残存割合を0.000
5重量%とじた以外は、全く同じ方法で磁性粉を製造し
た。こうして得られた磁性粉の平均粒径を第1図に併せ
て示す、なお、粒子の多(は凝集しているばかりか粒径
は1μm以上あるものから0.050μm以下のものま
でばらばらであった。
遠心脱水装置を用いて溶解物質の残存割合を0.000
5重量%とじた以外は、全く同じ方法で磁性粉を製造し
た。こうして得られた磁性粉の平均粒径を第1図に併せ
て示す、なお、粒子の多(は凝集しているばかりか粒径
は1μm以上あるものから0.050μm以下のものま
でばらばらであった。
[比較例41
(゛、6 た A)
比較例1で得られた溶解物質を実質的に含まないスラリ
ー状沈澱物に、実施例1で得られた溶解物質50重量%
を含むスラリーの各元素成分の組成と同一になる様にB
aイオン、Feイオン、COイオン、Tiイオン、Si
イオン、Naイオン及びClイオンを添加した。
ー状沈澱物に、実施例1で得られた溶解物質50重量%
を含むスラリーの各元素成分の組成と同一になる様にB
aイオン、Feイオン、COイオン、Tiイオン、Si
イオン、Naイオン及びClイオンを添加した。
こうして得られたスラリー状沈澱物を、実施例1と全く
同じ方法で製造し、磁性粉を得た。
同じ方法で製造し、磁性粉を得た。
得られた磁性粉は、平均粒径0.63μm、板状比8,
3、保磁力598 (Oe)及び飽和磁化22.6 (
emu/g)であった。
3、保磁力598 (Oe)及び飽和磁化22.6 (
emu/g)であった。
この結果から、本発明の如き効果は、単に溶解物質に含
まれている個々の元素イオンに依るものではなく、乾燥
工程において生成する複雑な化合物によるものと推察さ
れる。
まれている個々の元素イオンに依るものではなく、乾燥
工程において生成する複雑な化合物によるものと推察さ
れる。
[実施例9]
実施例1において使用した塩化バリウム2水和物の替わ
りに塩化ストロンチウム6水和物を使用した以外は実施
例1と全く同じ方法でSr1.1 F810.5C00
,75T’ 0.75S11.0で示される磁性粉を得
た。
りに塩化ストロンチウム6水和物を使用した以外は実施
例1と全く同じ方法でSr1.1 F810.5C00
,75T’ 0.75S11.0で示される磁性粉を得
た。
こうして得られた磁性粉は、平均径0.061μm、板
状比4.49で、粒子が1つ1つばらばらであり、粒径
はきれいな六角板状であった。
状比4.49で、粒子が1つ1つばらばらであり、粒径
はきれいな六角板状であった。
磁気特性を測定したところ、保磁力は637(Os)、
飽和磁化は55.9であった。
飽和磁化は55.9であった。
(以下余白)
〔発明の効果〕
従来の沈澱法では、沈澱物の水洗に大量の水と長時間を
必要とし、そのため六方晶系フェライト磁性粉の製造は
バッチ式とならざるをえず、大量生産には不適当であり
、また、品質の安定化が困難であった。しかるに、本発
明により水洗工程が大幅に簡略化可能となったため、六
方晶系フェライト磁性粉の連続生産が可能となり、生産
コストの大幅な低下が期待でき、かつ、磁性粉の品質安
定化に著しい効果がある。
必要とし、そのため六方晶系フェライト磁性粉の製造は
バッチ式とならざるをえず、大量生産には不適当であり
、また、品質の安定化が困難であった。しかるに、本発
明により水洗工程が大幅に簡略化可能となったため、六
方晶系フェライト磁性粉の連続生産が可能となり、生産
コストの大幅な低下が期待でき、かつ、磁性粉の品質安
定化に著しい効果がある。
しかも本発明によって得られた六方晶系フェライト磁性
粉は、分散性がよく、磁気特性が優れており、さらに粒
径が微細かつ均一で再現性が良好である。
粉は、分散性がよく、磁気特性が優れており、さらに粒
径が微細かつ均一で再現性が良好である。
本発明の製造方法により得られた磁性粉は、例えば、フ
ロッピーディスク、オーディオテープあるいはビデオ用
テープ等の磁気記録媒体用の磁性粉として使用すると、
従来の方法で得られた磁性粉を用いたものと比較して、
入出力特性、周波数特性、S/N比及びC/N比等が大
幅に改善される。
ロッピーディスク、オーディオテープあるいはビデオ用
テープ等の磁気記録媒体用の磁性粉として使用すると、
従来の方法で得られた磁性粉を用いたものと比較して、
入出力特性、周波数特性、S/N比及びC/N比等が大
幅に改善される。
また、本発明の製造方法で得られたSi有六方晶系フェ
ライト磁磁性は、焼結磁石やゴム、プラスチック磁石な
どの用途にも適している。
ライト磁磁性は、焼結磁石やゴム、プラスチック磁石な
どの用途にも適している。
第1図は、溶解物質の残存割合と得られるSi有バリウ
ムフェライト磁性粉の平均粒径との関係を示す図である
。
ムフェライト磁性粉の平均粒径との関係を示す図である
。
Claims (5)
- (1)Siを含有する六方晶系フェライト磁性粉を、沈
殿法により、該六方晶系フェライトを構成する各種金属
イオンを含む水溶液とアルカリ水溶液とを混合して沈殿
物を生成させる沈澱工程(A)、沈澱工程で得られる混
合液から水に溶解する溶解物質を除去する工程(B)、
沈殿物の乾燥工程(C)及び焼成工程(D)を経て製造
するに際し、溶解物質を除去する工程(B)において、
沈澱工程(A)で得られた沈澱物及び溶解物質を含む混
合液から溶解物質の0.01重量%以上100重量%未
満が沈澱物と共に残存するように溶解物質を除去せしめ
、次いで沈澱物及び残存する溶解物質を含む混合液を乾
燥し、得られた固形物を焼成することを特徴とするSi
含有六方晶系フェライト磁性粉の製造方法。 - (2)前記Si含有六方晶系フェライトがSiを含むバ
リウムフェライト及び/またはストロンチウムフェライ
トである請求項1記載の方法。 - (3)沈澱物と共に残存させる溶解物質の割合が沈澱工
程(A)で存在する溶解物質の0.05〜80重量%で
ある請求項1または2記載の方法。 - (4)請求項1記載の方法によって得られるSi含有六
方晶系フェライト磁性粉。 - (5)平均粒径が0.1μm以下である請求項4記載の
Si含有六方晶系フェライト磁性粉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974889A JPH02204332A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 六方晶系フェライト磁性粉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974889A JPH02204332A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 六方晶系フェライト磁性粉の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02204332A true JPH02204332A (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=12007964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974889A Pending JPH02204332A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 六方晶系フェライト磁性粉の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02204332A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010092587A (ja) * | 2010-01-27 | 2010-04-22 | Dowa Holdings Co Ltd | 強磁性金属粉末及びそれを用いた磁気記録媒体 |
| JP2011162882A (ja) * | 2011-03-11 | 2011-08-25 | Dowa Holdings Co Ltd | 強磁性金属粉末及びそれを用いた磁気記録媒体 |
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1989
- 1989-01-31 JP JP1974889A patent/JPH02204332A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010092587A (ja) * | 2010-01-27 | 2010-04-22 | Dowa Holdings Co Ltd | 強磁性金属粉末及びそれを用いた磁気記録媒体 |
| JP2011162882A (ja) * | 2011-03-11 | 2011-08-25 | Dowa Holdings Co Ltd | 強磁性金属粉末及びそれを用いた磁気記録媒体 |
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