JPH02204905A - 電気絶縁油の製造方法 - Google Patents
電気絶縁油の製造方法Info
- Publication number
- JPH02204905A JPH02204905A JP11505789A JP11505789A JPH02204905A JP H02204905 A JPH02204905 A JP H02204905A JP 11505789 A JP11505789 A JP 11505789A JP 11505789 A JP11505789 A JP 11505789A JP H02204905 A JPH02204905 A JP H02204905A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- alkylated
- catalyst
- electrically insulating
- benzene
- Prior art date
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- Granted
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
を上のり
本発明は、ポリ塩化ビフェニル(PCB)の代替品とし
て有用な電気絶縁油を製造する方法に関する。
て有用な電気絶縁油を製造する方法に関する。
盗圭五肢東
一般に、PCBの代替品としては、ビフェニルのエチル
誘導体が用いられている。このビフェニルのエチル誘導
体の製造方法としてはビフェニルとエチルベンゼン或い
はポリエチルベンゼン等とのトランスアルキル化反応が
採用されている。しかしながら、この方法は、一般に、
アルキルベンゼンを含有する炭化水素油を水素化脱アル
キル化してベンゼンを製造し、このベンゼンの縮合脱水
により得たビフェニルを、又ベンゼンのエチル化により
製造したエチルベンゼン或いはポリエチルベンゼンを原
料としているため工程が多岐にわたり、経済上不利であ
る。
誘導体が用いられている。このビフェニルのエチル誘導
体の製造方法としてはビフェニルとエチルベンゼン或い
はポリエチルベンゼン等とのトランスアルキル化反応が
採用されている。しかしながら、この方法は、一般に、
アルキルベンゼンを含有する炭化水素油を水素化脱アル
キル化してベンゼンを製造し、このベンゼンの縮合脱水
により得たビフェニルを、又ベンゼンのエチル化により
製造したエチルベンゼン或いはポリエチルベンゼンを原
料としているため工程が多岐にわたり、経済上不利であ
る。
が じょうと る
本発明は、上記課題を解決しようとするもので、極めて
簡便な工程により、経済上有利に電気絶縁油を製造する
方法を提供することを目的とするものである。
簡便な工程により、経済上有利に電気絶縁油を製造する
方法を提供することを目的とするものである。
するための
本発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討した結果
、アルキルベンゼンを含有する炭化水素油を水素化脱ア
ルキル化して得られた生成物から、ベンゼン、トルエン
、キシレン等を分に回収した残りの留分を低級オレフィ
ンによりアルキル化したものがPCBの代替物として使
用でき、しかも電気絶縁油として優れていることを見い
出した。
、アルキルベンゼンを含有する炭化水素油を水素化脱ア
ルキル化して得られた生成物から、ベンゼン、トルエン
、キシレン等を分に回収した残りの留分を低級オレフィ
ンによりアルキル化したものがPCBの代替物として使
用でき、しかも電気絶縁油として優れていることを見い
出した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、本発明
の電気絶縁油の製造方法は、アルキルベンゼンを含有す
る炭化水素油を水素化脱アルキル化し、ベンゼン、トル
エン、キシレンを回収分離した残油の一部もしくは全部
をフリーデル−クラフツ触媒もしくは固体酸触媒の存在
下に、低級オレフィンによりアルキル化することから構
成されるものである。
の電気絶縁油の製造方法は、アルキルベンゼンを含有す
る炭化水素油を水素化脱アルキル化し、ベンゼン、トル
エン、キシレンを回収分離した残油の一部もしくは全部
をフリーデル−クラフツ触媒もしくは固体酸触媒の存在
下に、低級オレフィンによりアルキル化することから構
成されるものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
アルキルベンゼンの水素化脱アルキルプロセスにおいて
は、改質油、或いはエチレンプラントから得られる粗ガ
ソリン、その他の分解ガソリン、トルエン、キシレン等
のアルキルベンゼンを含有する炭化水素油が原料として
用いられる。これらの原料は、35〜70kg/cot
・Gの水素加圧下に、Cr−MO系又はクロミア−アル
ミナ系等の触媒を用いて、550〜650℃の温度で接
触的に水素化脱アルキル化するか或いは触媒を用いるこ
となしに、10気圧以上の水素加圧下で、500〜80
0℃の温度により熱的に水素化脱アルキル化する。この
脱アルキル化生成物は、スタビライザーにより、メタン
、エタン等の軽質炭化水素を分離し、必要に応じ白土処
理等を経て精留塔へ導入される。この精留塔で、ベンゼ
ンが製品として回収され、場合によっては、トルエン、
キシレンも回収される。
は、改質油、或いはエチレンプラントから得られる粗ガ
ソリン、その他の分解ガソリン、トルエン、キシレン等
のアルキルベンゼンを含有する炭化水素油が原料として
用いられる。これらの原料は、35〜70kg/cot
・Gの水素加圧下に、Cr−MO系又はクロミア−アル
ミナ系等の触媒を用いて、550〜650℃の温度で接
触的に水素化脱アルキル化するか或いは触媒を用いるこ
となしに、10気圧以上の水素加圧下で、500〜80
0℃の温度により熱的に水素化脱アルキル化する。この
脱アルキル化生成物は、スタビライザーにより、メタン
、エタン等の軽質炭化水素を分離し、必要に応じ白土処
理等を経て精留塔へ導入される。この精留塔で、ベンゼ
ンが製品として回収され、場合によっては、トルエン、
キシレンも回収される。
一方、このベンゼン等を回収した残りの釜残油は、従来
は原料として再度リサイクルされていた。しかし、本発
明においては、このリサイクルされている釜残油を一部
抜き出すことにより或いはリサイクルさせることなく得
られた釜残油を低級オレフィンによりアルキル化するの
であるが、この釜残油は、さらに、トルエン、キシレン
留分等を分離回収して、沸点が140℃以上の留分とす
ることが好ましい。このベンゼン、トルエン、キシレン
等が回収された残油を全て用いることができるが、所望
により、この残油をさらに蒸留分離してその一部を用い
ることもできる。
は原料として再度リサイクルされていた。しかし、本発
明においては、このリサイクルされている釜残油を一部
抜き出すことにより或いはリサイクルさせることなく得
られた釜残油を低級オレフィンによりアルキル化するの
であるが、この釜残油は、さらに、トルエン、キシレン
留分等を分離回収して、沸点が140℃以上の留分とす
ることが好ましい。このベンゼン、トルエン、キシレン
等が回収された残油を全て用いることができるが、所望
により、この残油をさらに蒸留分離してその一部を用い
ることもできる。
このようにして調製された残油を、フリーデル−クラフ
ツ触媒、例えば無水塩化アルミニウム、フッ化水素、硫
酸等、或いは固体酸触媒、例えば、石油類等の接触分解
に用いられるシリカ−アルミナ触媒、合成ゼオライト触
媒、或いは天然ゼオライト触媒等の存在下に、低級オレ
フィン例えば、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブ
チン等と接触反応させる。この場合の反応条件は、通常
のアルキル化反応と同じである。例えば、無水塩化アル
ミニウムを触媒として用いた場合は、触媒の量は残油に
対して0.1〜5重量%、反応温度は常温〜200℃、
特には75〜170℃、低級オレフィンの量は0.5〜
5モル/残油の条件で、又、固体酸触媒を用いた場合は
、触媒の量を残油に対して0.1〜5重量%、反応温度
を120℃以上、特には140〜300℃、低級オレフ
ィンの量を0.5〜5モル/残油、の条件で行うことが
好ましい。
ツ触媒、例えば無水塩化アルミニウム、フッ化水素、硫
酸等、或いは固体酸触媒、例えば、石油類等の接触分解
に用いられるシリカ−アルミナ触媒、合成ゼオライト触
媒、或いは天然ゼオライト触媒等の存在下に、低級オレ
フィン例えば、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブ
チン等と接触反応させる。この場合の反応条件は、通常
のアルキル化反応と同じである。例えば、無水塩化アル
ミニウムを触媒として用いた場合は、触媒の量は残油に
対して0.1〜5重量%、反応温度は常温〜200℃、
特には75〜170℃、低級オレフィンの量は0.5〜
5モル/残油の条件で、又、固体酸触媒を用いた場合は
、触媒の量を残油に対して0.1〜5重量%、反応温度
を120℃以上、特には140〜300℃、低級オレフ
ィンの量を0.5〜5モル/残油、の条件で行うことが
好ましい。
これらの触媒のうちでも、フリーデル−ゲラフッ触媒は
、装置等の腐食面及び使用後の触媒の処理及び廃棄等に
問題が生じ、さらには製品中にごく微量のハロゲンイオ
ンが残存し、製品の電気抵抗を下げたり、また製品にわ
ずかの着色を生じるため、あまり好ましくないが、反応
条件が固体酸触媒に比べて温和であり、又、反応速度が
速い等の利点を有する。尚、シリカ−アルミナ、合成ゼ
オライト、天然ゼオライト等の固体酸触媒は長期間使用
していると活性が低下するが、400〜850℃の温度
で大気中にて焼成することにより触媒の再生を行なうこ
とができる。また、850℃以上の温度で触媒を再生す
ると触媒の活性が失活する傾向にあり、400℃以下で
はほとんど再生できない。
、装置等の腐食面及び使用後の触媒の処理及び廃棄等に
問題が生じ、さらには製品中にごく微量のハロゲンイオ
ンが残存し、製品の電気抵抗を下げたり、また製品にわ
ずかの着色を生じるため、あまり好ましくないが、反応
条件が固体酸触媒に比べて温和であり、又、反応速度が
速い等の利点を有する。尚、シリカ−アルミナ、合成ゼ
オライト、天然ゼオライト等の固体酸触媒は長期間使用
していると活性が低下するが、400〜850℃の温度
で大気中にて焼成することにより触媒の再生を行なうこ
とができる。また、850℃以上の温度で触媒を再生す
ると触媒の活性が失活する傾向にあり、400℃以下で
はほとんど再生できない。
上記のアルキル化反応における低級オレフィンとの接触
は、当該オレフィンをガス状で、触媒を分散させた液状
の残油に連続的に吹き込む方法により行なうことが好ま
しい。
は、当該オレフィンをガス状で、触媒を分散させた液状
の残油に連続的に吹き込む方法により行なうことが好ま
しい。
このようにして得られたアルキル化された生成油から触
媒を、デカンテーション、遠心分離または濾過分離等の
方法により除き、さらに未反応物とアルキル化油とを分
離する。このアルキル化油を用途に応じて所望の留分に
調製し、電気絶縁油とするのであるが、一般には、沸点
が265〜350℃になるように蒸留分離して、調製す
ることが好ましい。
媒を、デカンテーション、遠心分離または濾過分離等の
方法により除き、さらに未反応物とアルキル化油とを分
離する。このアルキル化油を用途に応じて所望の留分に
調製し、電気絶縁油とするのであるが、一般には、沸点
が265〜350℃になるように蒸留分離して、調製す
ることが好ましい。
以下に実施例、比較例を用いて本発明の方法の効果につ
いて具体的に述べる。
いて具体的に述べる。
尖五皿
(アルキル化油の調IM)
沸点80〜150℃の改質油を50kg/cポ・Gの水
素圧力下、600℃の温度で、クロミア−アルミナ系触
媒を用いて水素化脱アルキルされた留分を蒸留により分
離して、140℃以上の沸点を有する脱アルキル化油を
得た。この脱アルキル化油から蒸留によって低沸点留分
を除去した。
素圧力下、600℃の温度で、クロミア−アルミナ系触
媒を用いて水素化脱アルキルされた留分を蒸留により分
離して、140℃以上の沸点を有する脱アルキル化油を
得た。この脱アルキル化油から蒸留によって低沸点留分
を除去した。
次に、この低沸点留分を除去した残油を第1表上欄の触
媒及び反応条件の下に、フラスコ中で、撹拌しながらオ
レフィンガスを連続的に吹き込み、 示す。
媒及び反応条件の下に、フラスコ中で、撹拌しながらオ
レフィンガスを連続的に吹き込み、 示す。
反応させた。
この結果を第1表上欄に
以下余白
(電気絶縁油の評価)
実験例3で得られたアルキル化油を分留し、沸点が26
5〜320℃のものを電気絶縁油として第2表の評価試
験を行なった。試験法はJIS C2320−78Rr
電気絶縁油」第4頁「5.試験方法」に規定された方法
によった。この結果を実施例として、同上JIS第3頁
「表20品質」の4種1号(アルキルナフタレン)及び
5種(アルキルジフェニルエタン)の規定値と併せて第
2表に記載した。この結果より明らかなようにアルキル
ナフタレン或いはアルキルジフェニルエタン等を対象と
した電気絶縁油の規格値を全て満足しており、特に、絶
縁破壊電圧については規格値を大巾に上回っている。
5〜320℃のものを電気絶縁油として第2表の評価試
験を行なった。試験法はJIS C2320−78Rr
電気絶縁油」第4頁「5.試験方法」に規定された方法
によった。この結果を実施例として、同上JIS第3頁
「表20品質」の4種1号(アルキルナフタレン)及び
5種(アルキルジフェニルエタン)の規定値と併せて第
2表に記載した。この結果より明らかなようにアルキル
ナフタレン或いはアルキルジフェニルエタン等を対象と
した電気絶縁油の規格値を全て満足しており、特に、絶
縁破壊電圧については規格値を大巾に上回っている。
以下余白
第
表
このように本発明は、極めて簡便な方法により、経済上
有利に品質の優れた電気絶縁油を製造できるという格別
の効果を有するものである。
有利に品質の優れた電気絶縁油を製造できるという格別
の効果を有するものである。
Claims (1)
- アルキルベンゼンを含有する炭化水素油を水素化脱ア
ルキル化し、ベンゼン、トルエン、キシレンを回収分離
した残油の一部もしくは全部をフリーデル−クラフツ触
媒もしくは固体酸触媒の存在下に、低級オレフィンによ
りアルキル化することを特徴とする電気絶縁油の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11505789A JPH02204905A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 電気絶縁油の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11505789A JPH02204905A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 電気絶縁油の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11407580A Division JPS5738878A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Preparation of electrical insulating oil, solvent for pressure-sensitive paper and heat medium oil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02204905A true JPH02204905A (ja) | 1990-08-14 |
| JPH0444362B2 JPH0444362B2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=14653108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11505789A Granted JPH02204905A (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 電気絶縁油の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02204905A (ja) |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP11505789A patent/JPH02204905A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0444362B2 (ja) | 1992-07-21 |
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