JPH02205220A - 金属撚り線の製造方法 - Google Patents
金属撚り線の製造方法Info
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- JPH02205220A JPH02205220A JP8926489A JP2648989A JPH02205220A JP H02205220 A JPH02205220 A JP H02205220A JP 8926489 A JP8926489 A JP 8926489A JP 2648989 A JP2648989 A JP 2648989A JP H02205220 A JPH02205220 A JP H02205220A
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Landscapes
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- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の金属細線を撚り合わせて撚り線化し、
あるいはさらにこの撚り線に合成樹脂を被覆してなり、
例えば釣糸、あるいはゴム、プラスチック等の補強材と
して使用される金属撚り線の製造方法に関する0本発明
は、釣糸に採用される金属撚り線に好適なので、°以下
これを例にとって説明する。
あるいはさらにこの撚り線に合成樹脂を被覆してなり、
例えば釣糸、あるいはゴム、プラスチック等の補強材と
して使用される金属撚り線の製造方法に関する0本発明
は、釣糸に採用される金属撚り線に好適なので、°以下
これを例にとって説明する。
従来から、魚釣り用の釣糸には、ポリアミド。
ポリエステル、ポリフッ化ビニリデン樹脂等からなる合
成樹脂線あるいはピアノ鋼線、ステンレス鋼線、又はタ
ングステン鋼線等からなる金属線が採用されている。こ
のような釣糸においては釣る魚の種類や釣り方によって
それぞれ異なった特性が要求されることから、この要求
される特性に応じて上記各材料を選定している0例えば
、鮎の友釣りをする場合は、流れの速い河川で、合わせ
と略同時に引き抜くという釣り方であることから、水切
り抵抗が小さく、当たりの怒度が良り、シかも衝撃力に
対する引張強力の大きいものが要求される。従って、鮎
釣りの釣糸には、引張強力が合成樹脂線よりも大きい金
属細線を複数本撚り合わせてなる金属撚り線が採用され
る。また、この金属撚り線だけでは水中劣化による錆び
等の問題や、例えば糸同士を結んだときの結節強力に劣
ることから、上記撚り線に合成樹脂を被覆したものが採
用されている。
成樹脂線あるいはピアノ鋼線、ステンレス鋼線、又はタ
ングステン鋼線等からなる金属線が採用されている。こ
のような釣糸においては釣る魚の種類や釣り方によって
それぞれ異なった特性が要求されることから、この要求
される特性に応じて上記各材料を選定している0例えば
、鮎の友釣りをする場合は、流れの速い河川で、合わせ
と略同時に引き抜くという釣り方であることから、水切
り抵抗が小さく、当たりの怒度が良り、シかも衝撃力に
対する引張強力の大きいものが要求される。従って、鮎
釣りの釣糸には、引張強力が合成樹脂線よりも大きい金
属細線を複数本撚り合わせてなる金属撚り線が採用され
る。また、この金属撚り線だけでは水中劣化による錆び
等の問題や、例えば糸同士を結んだときの結節強力に劣
ることから、上記撚り線に合成樹脂を被覆したものが採
用されている。
このような釣糸を製造する場合、従来、冷間伸線加工に
より例えば線径100μ論以下の金属細線を形成し、こ
れを例えば7本撚り合わせて撚り線化した後、この撚り
線に合成樹脂(ポリエステル。
より例えば線径100μ論以下の金属細線を形成し、こ
れを例えば7本撚り合わせて撚り線化した後、この撚り
線に合成樹脂(ポリエステル。
ポリアミド等)を被覆する方法が採用されている。
また、この樹脂の被覆方法としては、合成樹脂のエマル
シロン溶液又はを機溶剤溶解浴に浸漬するデイツプコー
ティング方法、あるいは合成樹脂を熱溶融させてこれを
撚り線に塗布しながらダイス中を通過させる1を線被覆
方法が採用されている。
シロン溶液又はを機溶剤溶解浴に浸漬するデイツプコー
ティング方法、あるいは合成樹脂を熱溶融させてこれを
撚り線に塗布しながらダイス中を通過させる1を線被覆
方法が採用されている。
しかしながら、上記従来の釣糸の製造方法では、以下の
問題点がある。
問題点がある。
上記従来方法による金属撚り線では、撚り構造の安定性
に劣り、例えば引張り荷重の大きさによっては撚りが戻
って塑性変形することとなる。このような撚り構造の不
安定なものを釣糸として使用すると、一般に釣糸には衝
撃力が繰り返し加わることから、その都度撚りが戻って
糸が伸び易(、その結果カーリングが発生し易くなる。
に劣り、例えば引張り荷重の大きさによっては撚りが戻
って塑性変形することとなる。このような撚り構造の不
安定なものを釣糸として使用すると、一般に釣糸には衝
撃力が繰り返し加わることから、その都度撚りが戻って
糸が伸び易(、その結果カーリングが発生し易くなる。
このカーリングとは、釣糸の長さ方向に波状のカールが
生しることを云い、このカールが多いと引張強力が低下
することから、このカールをできるだけ少なくすること
が釣糸の寿命を向上させるうえで重要となる。なお、上
記撚り構造の安定性を向上させ、ひいてはカールの発生
を防止する手段として、従来合成樹脂の被覆が採用され
ているが、それほどカーリングの低減効果は得られない
。
生しることを云い、このカールが多いと引張強力が低下
することから、このカールをできるだけ少なくすること
が釣糸の寿命を向上させるうえで重要となる。なお、上
記撚り構造の安定性を向上させ、ひいてはカールの発生
を防止する手段として、従来合成樹脂の被覆が採用され
ているが、それほどカーリングの低減効果は得られない
。
本発明は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、撚り
加工の際に生じる撚りの戻り、残留歪を除去して撚り構
造の安定化を図り、衝撃力に対する伸びを防止でき、ひ
いてはカーリングの発生を低減できる金r!A撚り線の
製造方法を提供することを目的としている。
加工の際に生じる撚りの戻り、残留歪を除去して撚り構
造の安定化を図り、衝撃力に対する伸びを防止でき、ひ
いてはカーリングの発生を低減できる金r!A撚り線の
製造方法を提供することを目的としている。
そこで本発明は、複数の金属細線を撚り合わせてなる撚
り線の製造方法において、耐蝕性金属が被覆された複数
の金属細線を撚り合わせて撚り線を形成した後、該撚り
線に300〜500℃の無酸化雰囲気中に所定時間保持
するスタビライズ処理を施したことを特徴としている。
り線の製造方法において、耐蝕性金属が被覆された複数
の金属細線を撚り合わせて撚り線を形成した後、該撚り
線に300〜500℃の無酸化雰囲気中に所定時間保持
するスタビライズ処理を施したことを特徴としている。
ここで、本発明の金属細線には、ピアノ線、ステンレス
線、タングステン線、あるいはアモルファス線等が採用
できる。
線、タングステン線、あるいはアモルファス線等が採用
できる。
また、耐蝕性金属としては、Ni、Cu、Zn。
AI、Cr、Tt等の一般的な耐蝕性を有する金属、も
しくはAg、Au等の貴金属を採用できる。
しくはAg、Au等の貴金属を採用できる。
これらの被覆方法は、電気めっき、溶融めっき等の湿式
めっき法、スパッタリング等の乾式めっき等の一般的に
用いられている手段が採用できる。
めっき法、スパッタリング等の乾式めっき等の一般的に
用いられている手段が採用できる。
本発明に係る金yI&撚り線の製造方法によれば、金r
!A細線を撚り線化した後スタビライズ処理を行うよう
にしたので、金属細線のねじり加工により生じた残留応
力、加工歪を除去して撚り構造の安定性を向上できる。
!A細線を撚り線化した後スタビライズ処理を行うよう
にしたので、金属細線のねじり加工により生じた残留応
力、加工歪を除去して撚り構造の安定性を向上できる。
そのため該金属撚り線に引っ張り荷重が作用した際の、
撚りの戻りによる伸び量を低減できる。従って、釣糸と
して採用した場合は、衝撃力によるカーリングの発生を
低減でき、それだけ寿命を向上できる。
撚りの戻りによる伸び量を低減できる。従って、釣糸と
して採用した場合は、衝撃力によるカーリングの発生を
低減でき、それだけ寿命を向上できる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による金属撚り
線の製造方法を説明するための図であり、本実施例では
釣糸を製造する場合を例にとって説明する。
線の製造方法を説明するための図であり、本実施例では
釣糸を製造する場合を例にとって説明する。
■ まず、本実施例に採用した金属細線を製造する工程
について説明する。
について説明する。
この金属細線は、!11線材を冷間伸線により強加工し
てなり、該強加工により生じた5〜100人の超微細セ
ルが一方向に繊維状に配列され、かつ該繊維間隔が50
〜1000人である繊維状微細金属を有する線径100
μ−以下、引張強度300〜600瞳fノ鶴軍の低炭素
二相&ll織ti4線であり、この低炭素二相組織は本
件出願人が開発した従来知られていない全く新規な金属
組織である。
てなり、該強加工により生じた5〜100人の超微細セ
ルが一方向に繊維状に配列され、かつ該繊維間隔が50
〜1000人である繊維状微細金属を有する線径100
μ−以下、引張強度300〜600瞳fノ鶴軍の低炭素
二相&ll織ti4線であり、この低炭素二相組織は本
件出願人が開発した従来知られていない全く新規な金属
組織である。
このような金属細線を製造する場合、まず、重量%でC
: 0.01〜0.5%、Si!3.0%以下、Mn:
5.0%以下、残部Fe及び不可避的不純物よりなる線
径3.5鶴以下の線材を700〜1100℃の範囲の温
度に加熱した後、冷却して(この加熱、冷却は複数回に
わたって行ってもよい)、一部残留オーステナイトを含
有してもよいマルテンサイト。
: 0.01〜0.5%、Si!3.0%以下、Mn:
5.0%以下、残部Fe及び不可避的不純物よりなる線
径3.5鶴以下の線材を700〜1100℃の範囲の温
度に加熱した後、冷却して(この加熱、冷却は複数回に
わたって行ってもよい)、一部残留オーステナイトを含
有してもよいマルテンサイト。
ベイナイト又はこれらの混合組織からなる低温変態生成
相がフェライト相中に体積率で15〜75%の範囲にて
均一に分散されてなる複合m織を有する線材を製造する
。なお、かかる製造方法は、特開昭62−20824号
公報に記載されている。
相がフェライト相中に体積率で15〜75%の範囲にて
均一に分散されてなる複合m織を有する線材を製造する
。なお、かかる製造方法は、特開昭62−20824号
公報に記載されている。
次に、このようにして得られた複合組am材を冷間伸線
加工により、加工歪み4以上、好ましくは5以上に強加
工し、上記フェライト相と低温変態生成相とを複合化し
、金属組織として一方向に連続して延びる微細な繊維状
&Il織を形成させる。
加工により、加工歪み4以上、好ましくは5以上に強加
工し、上記フェライト相と低温変態生成相とを複合化し
、金属組織として一方向に連続して延びる微細な繊維状
&Il織を形成させる。
このように加工度を高めることにより、上記繊維状&l
1mはさらに微細化し、繊維間隔は狭くなり、ついには
上述のとおり加工にて生じたセルの大きさ、繊維間隔力
(それぞれ5〜100人、50−1000人である繊維
状微細金属組織となる。これにより、線径100μ−以
下の金属細線を得る(ステップSl)。
1mはさらに微細化し、繊維間隔は狭くなり、ついには
上述のとおり加工にて生じたセルの大きさ、繊維間隔力
(それぞれ5〜100人、50−1000人である繊維
状微細金属組織となる。これにより、線径100μ−以
下の金属細線を得る(ステップSl)。
■ 次に、上記金属細線に電気Niめっきを施しくステ
ップS2)、これを第2図に示すように、各ボビン6に
巻き取る。そして、7本の金属細線5をプーリ7により
撚り加工しくステップ53)、撚り線3を形成する。な
、お、第3図、第4図に示すように、この撚りvA3の
撚りとッチPは該撚り線3の外接円径りの13〜20倍
にするのが好ましい。
ップS2)、これを第2図に示すように、各ボビン6に
巻き取る。そして、7本の金属細線5をプーリ7により
撚り加工しくステップ53)、撚り線3を形成する。な
、お、第3図、第4図に示すように、この撚りvA3の
撚りとッチPは該撚り線3の外接円径りの13〜20倍
にするのが好ましい。
■ 次に、上記撚り線3にスタビライズ処理を施す(ス
テップS4)、このスタビライズ処理は、処理炉9内を
無酸化雰囲気にした状態で300〜500℃の適当な温
度に加熱保持し、上記撚り線3を該処理炉9内を在炉時
間が約10秒となるように通過させることによって行う
、なお、上記雰囲気ガスとしては、A r 、 Nx
、 G O等が採用でき、また真空でもよ(、要はNi
めっきを酸化させないようにすればよい、これにより、
上記撚り加工により生じた残留応力、歪を除去する。
テップS4)、このスタビライズ処理は、処理炉9内を
無酸化雰囲気にした状態で300〜500℃の適当な温
度に加熱保持し、上記撚り線3を該処理炉9内を在炉時
間が約10秒となるように通過させることによって行う
、なお、上記雰囲気ガスとしては、A r 、 Nx
、 G O等が採用でき、また真空でもよ(、要はNi
めっきを酸化させないようにすればよい、これにより、
上記撚り加工により生じた残留応力、歪を除去する。
■ そして、上記撚り線3を低粘度樹脂浴槽10内を浸
漬通過させる(ステップS5)、この低粘度浴槽10内
には、低粘度樹脂溶液10aが充填されている。この樹
脂溶液10aは、水にポリエステル粉末、及び凝固防止
剤としての分散剤。
漬通過させる(ステップS5)、この低粘度浴槽10内
には、低粘度樹脂溶液10aが充填されている。この樹
脂溶液10aは、水にポリエステル粉末、及び凝固防止
剤としての分散剤。
界面活性剤を添加してなり、低粘度とするために上記ポ
リエステル粉末の添加量を少なくし、かつ該溶液の温度
を高く (例えば50℃程度)設定して構成されている
。従って、上記低粘度浴槽10内を通過した撚り線3は
、内部まで樹脂が浸透し、さらに表面に1μm程度の薄
膜が生じることになる。続いて、200〜250℃の乾
燥炉ll内にて、乾燥、焼き、伸けを行う(ステップS
6)。
リエステル粉末の添加量を少なくし、かつ該溶液の温度
を高く (例えば50℃程度)設定して構成されている
。従って、上記低粘度浴槽10内を通過した撚り線3は
、内部まで樹脂が浸透し、さらに表面に1μm程度の薄
膜が生じることになる。続いて、200〜250℃の乾
燥炉ll内にて、乾燥、焼き、伸けを行う(ステップS
6)。
■ 次に、上記低粘度樹脂が被覆された撚り線8を高粘
度樹脂浴槽12内に浸漬する(ステップS7)、この高
粘度浴槽12内には、上記低粘度浴槽10内のポリエス
テル粉末より添加量を多くし、かつ温度を、例えば常温
程度に低く設定してなる高粘度樹脂溶液12aが充填さ
れている。これにより、この高粘度浴槽12内を通過し
た撚り&II8には所定厚さt (第3rgJに示す)
の樹脂が付着することとなり、さらにこの樹脂厚tを絞
りロール13によって均一にする。なお、上記樹脂厚t
は4μm以上にするのが好ましい、続いて、200〜2
50℃の乾燥炉14内にて、乾燥、焼き付けを行い(ス
テップS8)、しかる後ボビン15で巻き取る。これに
より本実施例の釣糸1が製造される(ステップS9)。
度樹脂浴槽12内に浸漬する(ステップS7)、この高
粘度浴槽12内には、上記低粘度浴槽10内のポリエス
テル粉末より添加量を多くし、かつ温度を、例えば常温
程度に低く設定してなる高粘度樹脂溶液12aが充填さ
れている。これにより、この高粘度浴槽12内を通過し
た撚り&II8には所定厚さt (第3rgJに示す)
の樹脂が付着することとなり、さらにこの樹脂厚tを絞
りロール13によって均一にする。なお、上記樹脂厚t
は4μm以上にするのが好ましい、続いて、200〜2
50℃の乾燥炉14内にて、乾燥、焼き付けを行い(ス
テップS8)、しかる後ボビン15で巻き取る。これに
より本実施例の釣糸1が製造される(ステップS9)。
このように本実施例の釣糸1は、第3図及び第4図に示
すように、Niメツキ2が被覆形成された7本の鋼線3
a〜3gの中心w4線3aを直線状にして外周鋼線3b
〜3gをらせん状に撚り合わせて撚り腺3が形成され、
該撚り線3に合成樹脂4が被覆された構造となっている
。また、撚りピッチPが撚り線径りの13〜20倍で、
樹脂厚tが4μm以上となっている。
すように、Niメツキ2が被覆形成された7本の鋼線3
a〜3gの中心w4線3aを直線状にして外周鋼線3b
〜3gをらせん状に撚り合わせて撚り腺3が形成され、
該撚り線3に合成樹脂4が被覆された構造となっている
。また、撚りピッチPが撚り線径りの13〜20倍で、
樹脂厚tが4μm以上となっている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の釣糸1の製造方法によれば、撚り加工した後
にスタビライズ処理を行ったので、残留応力、及び残留
歪を除去でき、撚り構造の安定性を向上できる。その結
果、従来の合成樹脂で固めて撚り構造を安定化させる場
合に比べ、釣糸1に衝撃荷重が作用した際の撚りの戻り
による伸び量を低減でき、カーリングの発生を低減でき
、それだけ寿命を延長できる。
にスタビライズ処理を行ったので、残留応力、及び残留
歪を除去でき、撚り構造の安定性を向上できる。その結
果、従来の合成樹脂で固めて撚り構造を安定化させる場
合に比べ、釣糸1に衝撃荷重が作用した際の撚りの戻り
による伸び量を低減でき、カーリングの発生を低減でき
、それだけ寿命を延長できる。
また、撚り線3を低粘度樹脂溶液10aに浸漬した後、
高粘度樹脂溶液1.2 aに浸漬したので、上記撚り線
と樹脂との密着性及び真円度の双方を同時に向上でき、
水切り抵抗を小さくできる。
高粘度樹脂溶液1.2 aに浸漬したので、上記撚り線
と樹脂との密着性及び真円度の双方を同時に向上でき、
水切り抵抗を小さくできる。
即ち、低粘度樹脂コート処理により、樹脂が上記撚り縞
の内部にまで浸透し、かつ該撚り線の表面に究めて薄い
樹脂膜が形成され、これにより密着性を向上できる。続
いて、高粘度樹脂コート処理により、樹脂股上に所定厚
の樹脂膜が形成され、これにより真円度を確保できる。
の内部にまで浸透し、かつ該撚り線の表面に究めて薄い
樹脂膜が形成され、これにより密着性を向上できる。続
いて、高粘度樹脂コート処理により、樹脂股上に所定厚
の樹脂膜が形成され、これにより真円度を確保できる。
従って、釣糸においては、水切り抵抗を小さくできると
ともに、水中での音の発生を防止できる。
ともに、水中での音の発生を防止できる。
ちなみに、従来の合成樹脂の被覆方法、例えばデイツプ
コーティングの場合は、樹脂粘度を低くすれば樹脂の密
着性は良いものの真円度が得られ難く、釣糸においては
水中での水切り抵抗が大きくなる。一方、樹脂溶剤の粘
度を高くすると真円度は得られ易くなるが、逆に密着性
が低下することから高粘度化には限度がある。さらに、
上記樹脂液を塗布する方法の場合は、真円度は得られ易
いものの樹脂の密着性に劣り、樹脂が剥離し易く、水中
で音が発生し易くなる。
コーティングの場合は、樹脂粘度を低くすれば樹脂の密
着性は良いものの真円度が得られ難く、釣糸においては
水中での水切り抵抗が大きくなる。一方、樹脂溶剤の粘
度を高くすると真円度は得られ易くなるが、逆に密着性
が低下することから高粘度化には限度がある。さらに、
上記樹脂液を塗布する方法の場合は、真円度は得られ易
いものの樹脂の密着性に劣り、樹脂が剥離し易く、水中
で音が発生し易くなる。
さらに本実施例では、金属細線として、5〜100人の
加工セルが繊維状に配列され、かつ該繊維間隔が50〜
1000人の超微細金属組織を形成する線径100μm
以下、引張強度300〜600 kgf/m’の低炭素
二相組織鋼を採用したので、従来のピアノ線、ステンレ
ス線等に比べ、極細化を実現できるとともに、より高強
度化を実現できる。また、上記撚り線ピッチPを線径り
の13〜20倍とし、樹脂厚tを4μ窮以上とすること
によって、釣糸としてのカーリング特性、結節強力をさ
らに向上できる効果が得られる。
加工セルが繊維状に配列され、かつ該繊維間隔が50〜
1000人の超微細金属組織を形成する線径100μm
以下、引張強度300〜600 kgf/m’の低炭素
二相組織鋼を採用したので、従来のピアノ線、ステンレ
ス線等に比べ、極細化を実現できるとともに、より高強
度化を実現できる。また、上記撚り線ピッチPを線径り
の13〜20倍とし、樹脂厚tを4μ窮以上とすること
によって、釣糸としてのカーリング特性、結節強力をさ
らに向上できる効果が得られる。
なお、上記実施例では釣糸に適用した場合を例にとって
説明したが、本発明の金属撚り線は、これに限られるも
のではない6例えば、自動車用タイヤの補強材、また計
測機、複写機、印字プリンタ等におけるミニローブ、さ
らにメガネフレームにレンズを保持する際に採用される
鋼線等に採用でき、これらの場合も上記実施例と同様の
効果が得られる。
説明したが、本発明の金属撚り線は、これに限られるも
のではない6例えば、自動車用タイヤの補強材、また計
測機、複写機、印字プリンタ等におけるミニローブ、さ
らにメガネフレームにレンズを保持する際に採用される
鋼線等に採用でき、これらの場合も上記実施例と同様の
効果が得られる。
また、上記実施例では金属細線として、低炭素二相組織
鋼を採用した場合を例にとったが、本発明は勿論、ピア
ノ線、ステンレス線、タングステン線、あるいはアモル
ファス線にも適用できる。
鋼を採用した場合を例にとったが、本発明は勿論、ピア
ノ線、ステンレス線、タングステン線、あるいはアモル
ファス線にも適用できる。
第5図は本実施例の効果を確認するために行った実験結
果を説明するための特性図である。
果を説明するための特性図である。
この実験は、本実施例の製造方法により、線径75μの
撚り線に厚さ6μ−の合成樹脂を被覆して金属撚り線を
作成し、これに引張力を加えて該撚り線の弾性特性を調
べた。また、比較するためにスタビライズ処理を施して
いない従来の金属撚り線も採用し、同一条件にて実験を
行った0図中、Aは本実施例の金属撚り線の特性を、B
は従来のスタビライズ処理を行っていない金属撚り線の
特性を示す。
撚り線に厚さ6μ−の合成樹脂を被覆して金属撚り線を
作成し、これに引張力を加えて該撚り線の弾性特性を調
べた。また、比較するためにスタビライズ処理を施して
いない従来の金属撚り線も採用し、同一条件にて実験を
行った0図中、Aは本実施例の金属撚り線の特性を、B
は従来のスタビライズ処理を行っていない金属撚り線の
特性を示す。
同図からも明らかなように、両者A、Bとも約1.25
kgfで破断したが、従来の金属撚り線Bは約0.6k
if(破断荷重の48%)で塑性変形が始まり、該撚り
線が伸びて元に戻らなくなっている。これに対して本実
施例の金属撚り線Aは約1.0 kgf(破断荷重の8
0%)で塑性変形が始まっており、弾性特性が大幅に向
上していることがわかる。
kgfで破断したが、従来の金属撚り線Bは約0.6k
if(破断荷重の48%)で塑性変形が始まり、該撚り
線が伸びて元に戻らなくなっている。これに対して本実
施例の金属撚り線Aは約1.0 kgf(破断荷重の8
0%)で塑性変形が始まっており、弾性特性が大幅に向
上していることがわかる。
ちなみに撚り加工する前の素線では、破断荷重の85%
付近から塑性変形が始まっており、本実施例の撚り線は
この素線と略同等の弾性特性を示していることから、撚
り戻りはほとんど生じていないものと考えられる。これ
に対して従来の撚り線では0.6〜1.0 kgfにお
いて、撚り戻りが生じているものと考えられ、それだけ
カールが発生し易い。
付近から塑性変形が始まっており、本実施例の撚り線は
この素線と略同等の弾性特性を示していることから、撚
り戻りはほとんど生じていないものと考えられる。これ
に対して従来の撚り線では0.6〜1.0 kgfにお
いて、撚り戻りが生じているものと考えられ、それだけ
カールが発生し易い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る金属撚り線によれば、複数の
金属細線を撚り合わせて撚り線を形成した後、300〜
500℃の無酸化雰囲気中に所定時間保持するスタビラ
イズ処理を施したので、金属撚り線の撚り構造の安定性
、ひいては弾性特性を向上できる効果がある。
金属細線を撚り合わせて撚り線を形成した後、300〜
500℃の無酸化雰囲気中に所定時間保持するスタビラ
イズ処理を施したので、金属撚り線の撚り構造の安定性
、ひいては弾性特性を向上できる効果がある。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による金属撚り
線の製造方法を釣糸に適用した場合を説明するための図
であり、第1図はその製造工程を示す工程図、第2図は
その概略構成図、第3図はその製造された釣糸の断面図
、第4図はその模式側面図、第5図は本実施例の実験結
果を示す特性図である。 図において、1は釣糸(金属撚り線)、2はN1めっき
(耐蝕性金属めっき)、33〜3g、5は金属細線、3
.8は撚り線、9はスタビライズ処理炉である。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所代理人 弁
理士 下布 努 [う=7=+シS9 第4
線の製造方法を釣糸に適用した場合を説明するための図
であり、第1図はその製造工程を示す工程図、第2図は
その概略構成図、第3図はその製造された釣糸の断面図
、第4図はその模式側面図、第5図は本実施例の実験結
果を示す特性図である。 図において、1は釣糸(金属撚り線)、2はN1めっき
(耐蝕性金属めっき)、33〜3g、5は金属細線、3
.8は撚り線、9はスタビライズ処理炉である。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所代理人 弁
理士 下布 努 [う=7=+シS9 第4
Claims (1)
- (1)複数の金属細線を撚り合わせてなる撚り線の製造
方法において、耐蝕性金属が被覆された複数の金属細線
を撚り合わせて撚り線を形成した後、該撚り線に300
〜500℃の無酸化雰囲気中に所定時間保持するスタビ
ライズ処理を施したことを特徴とする金属撚り線の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026489A JP2530707B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 合成樹脂と金属との複合線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026489A JP2530707B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 合成樹脂と金属との複合線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02205220A true JPH02205220A (ja) | 1990-08-15 |
| JP2530707B2 JP2530707B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=12194915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1026489A Expired - Lifetime JP2530707B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 合成樹脂と金属との複合線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530707B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011041488A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Patentstra Co Ltd | 釣糸、釣糸とスピニングリールと釣竿との組立体、釣糸と天上糸とハナカン回り糸と釣竿との組立体、釣糸ハリスと道糸とリールと中通し竿との組立体、及び釣糸の製造方法 |
| FR3160047A1 (fr) | 2024-03-07 | 2025-09-12 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Câble compact à résistance mécanique élevée comprenant des fils fins |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60154829A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 異形素線の撚線方法 |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1026489A patent/JP2530707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60154829A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 異形素線の撚線方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011041488A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Patentstra Co Ltd | 釣糸、釣糸とスピニングリールと釣竿との組立体、釣糸と天上糸とハナカン回り糸と釣竿との組立体、釣糸ハリスと道糸とリールと中通し竿との組立体、及び釣糸の製造方法 |
| FR3160047A1 (fr) | 2024-03-07 | 2025-09-12 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Câble compact à résistance mécanique élevée comprenant des fils fins |
| WO2025185955A1 (fr) | 2024-03-07 | 2025-09-12 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Câble compact à résistance mécanique élevée comprenant des fils fins |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2530707B2 (ja) | 1996-09-04 |
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