JPH0220533Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220533Y2 JPH0220533Y2 JP1984178024U JP17802484U JPH0220533Y2 JP H0220533 Y2 JPH0220533 Y2 JP H0220533Y2 JP 1984178024 U JP1984178024 U JP 1984178024U JP 17802484 U JP17802484 U JP 17802484U JP H0220533 Y2 JPH0220533 Y2 JP H0220533Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- lip
- rod
- close contact
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Actuator (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は例えば油圧シリンダに使用されるスク
レーパに係り、特にシリンダのロツドが偏心した
場合にも効果を有するスクレーパに関するもので
ある。
レーパに係り、特にシリンダのロツドが偏心した
場合にも効果を有するスクレーパに関するもので
ある。
(従来技術)
近年産業用ロボツトの一種として溶接ロボツト
が多用されている。この溶接ロボツトの腕部には
油圧シリンダや空気圧シリンダが使用されている
が、これらのシリンダのロツドには溶接スパツタ
が付着し易いので、第6図に示すようにロツドシ
ール10の外方にスクレーパ12を設けてロツド
14外周面に付着した溶接スパツタがシリンダ内
部に侵入することを防止している。
が多用されている。この溶接ロボツトの腕部には
油圧シリンダや空気圧シリンダが使用されている
が、これらのシリンダのロツドには溶接スパツタ
が付着し易いので、第6図に示すようにロツドシ
ール10の外方にスクレーパ12を設けてロツド
14外周面に付着した溶接スパツタがシリンダ内
部に侵入することを防止している。
また油圧シリンダをブルトーザやパワーシヨベ
ル等の建設機械に使用した場合にも、油圧シリン
ダのロツド14には凍結土砂、接着剤等の所謂ヘ
ビーダストが付着する。
ル等の建設機械に使用した場合にも、油圧シリン
ダのロツド14には凍結土砂、接着剤等の所謂ヘ
ビーダストが付着する。
これらのヘビーダストがシリンダ内部に侵入す
ることを防止するために、スクレーパ12はロツ
ド14の外周に密接する内周リツプ16とハウジ
ング18に密接する外周リツプ20を有し、ロツ
ド14側とハウジング18側をシールしている。
ることを防止するために、スクレーパ12はロツ
ド14の外周に密接する内周リツプ16とハウジ
ング18に密接する外周リツプ20を有し、ロツ
ド14側とハウジング18側をシールしている。
しかしながら斯かる従来のスクレーパでは、万
一ロツド14が偏心した場合に外周リツプ20が
ハウジング18に密接しているので、内周リツプ
16がロツド14の偏心に追従できず、内周リツ
プ16がロツド14から離れてしまうという問題
がある。
一ロツド14が偏心した場合に外周リツプ20が
ハウジング18に密接しているので、内周リツプ
16がロツド14の偏心に追従できず、内周リツ
プ16がロツド14から離れてしまうという問題
がある。
(考案の目的)
本考案はロツドが偏心した場合にもロツド側お
よびハウジング側の両側から塵芥がシリンダ内部
に侵入することを防止できるスクレーパを提供す
ることを目的としている。
よびハウジング側の両側から塵芥がシリンダ内部
に侵入することを防止できるスクレーパを提供す
ることを目的としている。
(考案の構成)
本考案は、軸の外周に密接する内周リツプとハ
ウジングに密接する外周リツプを有する樹脂製の
スクレーパにおいて、外周リツプの厚さを内周リ
ツプより薄く設定し、外周リツプの先端部をハウ
ジングに密接するように形成したことを特徴とす
るスクレーパである。
ウジングに密接する外周リツプを有する樹脂製の
スクレーパにおいて、外周リツプの厚さを内周リ
ツプより薄く設定し、外周リツプの先端部をハウ
ジングに密接するように形成したことを特徴とす
るスクレーパである。
(実施例)
本考案を適用したスクレーパを示す第1図にお
いて、第6図と同一符号を付した部分は同一ある
いは相当部分を示す。
いて、第6図と同一符号を付した部分は同一ある
いは相当部分を示す。
第1図中のスクレーパ30には14の外周面に
密接する内周リツプ32とハウジング18の溝3
4aに密接する外周リツプ36が設けられてい
る。スクレーパ30は比較的硬質で適度の弾性を
備えた合成樹脂、例えばポリアミド、ポリアセタ
ール、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリテト
ラフルオロエチレン、エチレン・テトラフルオロ
エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン・パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレート等の材料を使用して環状をなすように一
体に形成されている。
密接する内周リツプ32とハウジング18の溝3
4aに密接する外周リツプ36が設けられてい
る。スクレーパ30は比較的硬質で適度の弾性を
備えた合成樹脂、例えばポリアミド、ポリアセタ
ール、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリテト
ラフルオロエチレン、エチレン・テトラフルオロ
エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン・パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレート等の材料を使用して環状をなすように一
体に形成されている。
内周リツプ32の肉厚は先端において厚さT1
に設定されており、内周リツプ32は全長にわた
つて略均一な厚さか、リツプ先端に向かつて薄く
なつている。外周リツプ36は厚さT1の約60パ
ーセント程度の厚さT2に設定されており、外周
リツプ36も全長にわたつて略均一な厚さであ
る。内周リツプ32、外周リツプ36は自然状態
では微小量δ1,δ2だけロツド14の外周面や
溝34aから外方に突出するように形成されてい
る。
に設定されており、内周リツプ32は全長にわた
つて略均一な厚さか、リツプ先端に向かつて薄く
なつている。外周リツプ36は厚さT1の約60パ
ーセント程度の厚さT2に設定されており、外周
リツプ36も全長にわたつて略均一な厚さであ
る。内周リツプ32、外周リツプ36は自然状態
では微小量δ1,δ2だけロツド14の外周面や
溝34aから外方に突出するように形成されてい
る。
次に作用を説明する。ロツド14がなんらかの
原因で偏心した場合に、内周リツプ32と比較し
て薄い外周リツプ36は先端部を溝34aに圧接
した状態のままで容易に変形するので、外周リツ
プ36はロツド14の外周面に外周リツプ36の
先端部を圧接させたままの状態で偏心したロツド
14に追随し、ロツド14の外周面と内周リツプ
32の先端部の間に従来のように隙間が発生する
恐れはない。
原因で偏心した場合に、内周リツプ32と比較し
て薄い外周リツプ36は先端部を溝34aに圧接
した状態のままで容易に変形するので、外周リツ
プ36はロツド14の外周面に外周リツプ36の
先端部を圧接させたままの状態で偏心したロツド
14に追随し、ロツド14の外周面と内周リツプ
32の先端部の間に従来のように隙間が発生する
恐れはない。
また、スクレーパ30を装着する場合にはロツ
ド14の外周にスクレーパ30を嵌合してハウジ
ング18内にスクレーパ30全体を押し込むだけ
で、外周リツプ36はハウジング18の凸周壁3
4bを乗越えるように変形して溝34aに密接す
る。
ド14の外周にスクレーパ30を嵌合してハウジ
ング18内にスクレーパ30全体を押し込むだけ
で、外周リツプ36はハウジング18の凸周壁3
4bを乗越えるように変形して溝34aに密接す
る。
本件考案者らは次のような実験を行なつた。す
なわち第2図に示すように、基台40上にゴムシ
ート42を介してスクレーパ固定治具44を配置
し、スクレーパ固定治具44とロツド14の間に
テストピースとして例えばスクレーパ30を介装
し、押え治具46を介してプレス48でロツド1
4を押圧して偏心量zだけ偏心させ、ロツド14
にダスト50を塗布してR方向にロツド14を摺
動させるという実験である。この実験において、
ロツド14の直径は36mmであり、ダスト50は
JIS Z 8901 7種に規定されているダストを使
用し、偏心量zを0.3mmに設定してある。
なわち第2図に示すように、基台40上にゴムシ
ート42を介してスクレーパ固定治具44を配置
し、スクレーパ固定治具44とロツド14の間に
テストピースとして例えばスクレーパ30を介装
し、押え治具46を介してプレス48でロツド1
4を押圧して偏心量zだけ偏心させ、ロツド14
にダスト50を塗布してR方向にロツド14を摺
動させるという実験である。この実験において、
ロツド14の直径は36mmであり、ダスト50は
JIS Z 8901 7種に規定されているダストを使
用し、偏心量zを0.3mmに設定してある。
以上の実験結果では第3図に示すように、スク
レーパ30の外周リツプ36は溝34aに密接し
た状態を維持し、また内周リツプ32はロツド1
4の外周面に密接した状態で維持しており、スク
レーパ30はロツド14側あるいはハウジング1
8側の両側においてダスト50をシールし、シリ
ンダの内部にダスト50が侵入することを防止し
ている。
レーパ30の外周リツプ36は溝34aに密接し
た状態を維持し、また内周リツプ32はロツド1
4の外周面に密接した状態で維持しており、スク
レーパ30はロツド14側あるいはハウジング1
8側の両側においてダスト50をシールし、シリ
ンダの内部にダスト50が侵入することを防止し
ている。
ところが同様の実験を第4図に示す従来のスク
レーパ12について実施した結果では、外周リツ
プ20の厚さT3は内周リツプ16の厚さT4と
等しく設定されているので、偏心量zによつてロ
ツド14と内周リツプ16の間に隙間Lが発生し
ている。
レーパ12について実施した結果では、外周リツ
プ20の厚さT3は内周リツプ16の厚さT4と
等しく設定されているので、偏心量zによつてロ
ツド14と内周リツプ16の間に隙間Lが発生し
ている。
(考案の効果)
以上説明したように本考案のスクレーパは、軸
の外周に密接する内周リツプ32とハウジング1
8に密接する外周リツプ36を有する樹脂製のス
クレーパにおいて、外周リツプ36の厚さT2を
内周リツプ32より薄く設定し、外周リツプ36
の先端部をハウジングに密接するように形成した
ので、万一ロツド14が偏心した場合にも内周リ
ツプ32より薄い外周リツプ36は溝34aに密
接した状態のままで、内周リツプ32はロツド1
4の偏心に追随して変形し、スクレーパ30はロ
ツド側およびハウジング18側の両側で密封面を
形成することができ、シリンダ内にダストが侵入
することを防止できる。
の外周に密接する内周リツプ32とハウジング1
8に密接する外周リツプ36を有する樹脂製のス
クレーパにおいて、外周リツプ36の厚さT2を
内周リツプ32より薄く設定し、外周リツプ36
の先端部をハウジングに密接するように形成した
ので、万一ロツド14が偏心した場合にも内周リ
ツプ32より薄い外周リツプ36は溝34aに密
接した状態のままで、内周リツプ32はロツド1
4の偏心に追随して変形し、スクレーパ30はロ
ツド側およびハウジング18側の両側で密封面を
形成することができ、シリンダ内にダストが侵入
することを防止できる。
しかもスクレーパ30を装着する場合には、ス
クレーパ30をロツド14に嵌合してスクレーパ
30全体をハウジング18内に押し込むだけで、
外周リツプ36は凸周壁34bを乗越えるように
変形し、外周リツプ36は溝34aに密接するの
で、スクレーパ30の装着は容易である。
クレーパ30をロツド14に嵌合してスクレーパ
30全体をハウジング18内に押し込むだけで、
外周リツプ36は凸周壁34bを乗越えるように
変形し、外周リツプ36は溝34aに密接するの
で、スクレーパ30の装着は容易である。
(別の実施例)
(1) 本考案は第1図に示すようなハウジング18
の溝34aに外周リツプ36が密接する構造の
スクレーパに限らず、例えば第5図に示すよう
にハウジング18と外周リツプ36の間に金属
リング60を介装した構造のスクレーパにも適
用できる。第5図に示す場合には、外周リツプ
36の外周に金属リング60を嵌合した状態の
ままで金属リング60をハウジング18に押し
込んで装着する。
の溝34aに外周リツプ36が密接する構造の
スクレーパに限らず、例えば第5図に示すよう
にハウジング18と外周リツプ36の間に金属
リング60を介装した構造のスクレーパにも適
用できる。第5図に示す場合には、外周リツプ
36の外周に金属リング60を嵌合した状態の
ままで金属リング60をハウジング18に押し
込んで装着する。
(2) 外周リツプ36、内周リツプ32は全長にわ
たつて略均一な厚さに形成された実施例のよう
な場合に限らず、全長の途中で厚さが変化して
いる場合にも本考案を適用できる。
たつて略均一な厚さに形成された実施例のよう
な場合に限らず、全長の途中で厚さが変化して
いる場合にも本考案を適用できる。
第1図は本考案によるスクレーパを示す縦断面
部分図、第2図は本件考案者らが使用した実験装
置を示す構造略図、第3図はロツドが偏心した状
態のスクレーパを示す縦断面図、第5図は別の実
施例を示す縦断面部分図、第4図、第6図は夫々
従来のスクレーパを示す縦断面図である。14…
…ロツド、18……ハウジング、30……スクレ
ーパ、32……内周リツプ、34a……溝、34
b……凸周壁、36……外周リツプ。
部分図、第2図は本件考案者らが使用した実験装
置を示す構造略図、第3図はロツドが偏心した状
態のスクレーパを示す縦断面図、第5図は別の実
施例を示す縦断面部分図、第4図、第6図は夫々
従来のスクレーパを示す縦断面図である。14…
…ロツド、18……ハウジング、30……スクレ
ーパ、32……内周リツプ、34a……溝、34
b……凸周壁、36……外周リツプ。
Claims (1)
- 軸の外周に密接する内周リツプとハウジングに
密接する外周リツプを有する樹脂製のスクレーパ
において、外周リツプの厚さを内周リツプより薄
く設定し、外周リツプの先端部をハウジングに密
接するように形成したことを特徴とするスクレー
パ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984178024U JPH0220533Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984178024U JPH0220533Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6193604U JPS6193604U (ja) | 1986-06-17 |
| JPH0220533Y2 true JPH0220533Y2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=30735593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984178024U Expired JPH0220533Y2 (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220533Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103635727A (zh) * | 2011-10-28 | 2014-03-12 | 萱场工业株式会社 | 密封装置以及具备该密封装置的悬架装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101052832B (zh) * | 2004-11-02 | 2011-12-07 | 株式会社小松制作所 | 轴承密封件 |
| WO2010113006A1 (en) * | 2009-03-30 | 2010-10-07 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Seal ring for exhaust gas recirculation system |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP1984178024U patent/JPH0220533Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103635727A (zh) * | 2011-10-28 | 2014-03-12 | 萱场工业株式会社 | 密封装置以及具备该密封装置的悬架装置 |
| US9239091B2 (en) | 2011-10-28 | 2016-01-19 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Sealing device and suspension device with the sealing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6193604U (ja) | 1986-06-17 |
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