JPH0220775A - 可撓性排気塔 - Google Patents

可撓性排気塔

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JPH0220775A
JPH0220775A JP16684288A JP16684288A JPH0220775A JP H0220775 A JPH0220775 A JP H0220775A JP 16684288 A JP16684288 A JP 16684288A JP 16684288 A JP16684288 A JP 16684288A JP H0220775 A JPH0220775 A JP H0220775A
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Hiroshi Shimizu
浩 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工場等から排出される煙や汚染空気等を上空
に導く排気塔に関するものである。
(従来の技術) 工場等において発生する排気には、煙のように一酸化炭
素や亜硫酸ガス等を含んだもの・や微量の化学物質を含
んだものがある。そのような排気は、上空高く導いて、
大気中に拡散させることが求められる。そこで、そのよ
うな排気を地表付近から上空に導くために、煙突等の排
気塔が設けられている。
そのような排気塔は、十分な高さを有するものとしなけ
ればならない。したがって、地震や横風に対する対策が
必要となる。
従来は、そのような排気塔は、鉄筋コンクリートや鋼板
等を用いて構築される恒久的な構造物とされていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、排気塔には、高さが地上数十メートルに
も達する巨大なものも多く、そのような排気塔を鉄筋コ
ンクリートや鋼板等によって構築しようとすると、巨額
の費用と長い工期を必要とするばかりでなく、地盤が軟
弱な場合には基礎工事にも多大な労力を必要とするとい
う問題がある。
また、−時的に必要となる排気塔であっても、上述のよ
うに大掛かりな工事によって構築しなければならず、不
要となったときには、それを移転するということができ
ないので、単に破壊する以外に方法がない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、地盤の良否にかかわらず、低コストで
短期間に構築することができ、しかも再利用することの
できる排気塔を得ることである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明では、気体の透過し
にくい可撓性シートによって筒体を形成し、その筒体が
直立姿勢に保持されるようにすることによって、その筒
体を排気塔として使用するようにしている。
可撓性の筒体が直立姿勢に保持されるようにするために
は、その筒体の上端に小径の排気出口を設け、その筒体
の下端から排気を導入するようにすればよい。また、筒
体の上端に気球を連結するようにしてもよい。その場合
には、その気球の形状を、横風によって揚力が生じるよ
うな形状とすることが望ましい。更に、筒体を内筒と外
筒とからなる二重壁構造とし、その内筒と外筒との間に
密閉空間を形成して、その空間内に高圧ガスを封入する
ようにしても、筒体な直立姿勢に保持することができる
(作用) このように、可撓性シートからなる筒体によって排気塔
を構成することにより、その排気塔は極めて軽量なもの
となり、軟弱な地盤上にもそれを立設することができる
ようになる。
そして、筒体の上端に設けられる排気出口をその筒体の
内径よりも小径のものとしておけば、筒体の下端から上
昇する排気がその排気出口から流出するとき、その排気
出口部分で抵抗を受けるので、筒体の内部から上向きの
圧力が加えられることになり、その圧力によって筒体の
重量が支持される。したがって、可撓性の筒体が直立姿
勢となり、その姿勢で保持されることになる。
また、筒体の上端に気球を連結すれば、その気球の浮力
によって筒体が引き上げられ、直立姿勢に保持される。
この場合、気球が横風を受けて揚力を発生する形状に形
成されていると、その浮力のみならず揚力によっても筒
体に上向きの力が加えられるようになるので、横風を受
けて筒体が倒れることが防止されるようになる。
更に、筒体を二重壁構造とし、その二重壁間の空間内に
高圧ガスを封入するようにすれば、その内部圧力によっ
て筒体の形状が保持され、直立姿勢に保たれるようにな
る。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
図中、第1図は本発明による可撓性排気塔の第1実施例
を示すものである。
この図から明らかなように、排気を上空に導く筒体1は
、ゴム引き布等のような気体の透過しにくい可撓性シー
トの両端を接着して円筒状に形成し、それを複数個つな
ぎ合わせることによって、所定の高さの円筒体として構
成されている。この筒体1は、その下端1aから上端1
bまでほぼ一定の内径を有するものとされ、その下端1
aは排気発生源2に連結されて固定されている。また、
その上端1bには、排気出口を構成する開口3を備えた
頂板4が取り付けられている。その頂板4も、筒体1と
同様な可撓性シートによって形成されている。図示の例
では頂板4は水平な円板状のものとされているが、上方
あるいは下方に突出する円錐状とされていてもよい。
筒体1の下方には、排気発生源2から発生し上昇する排
気の流れを加速するブロワ5が設けられている。更に、
筒体1の上端1bと地上の基礎6との間には、ワイヤあ
るいはロープのような引張強度の大きい線材7が斜めに
張設されている。
次に、このように構成された排気塔の作用について説明
する。
排気発生源2において発生した排気は、ブロワ5によっ
て筒体1の下端1aからその内部に導入され、その筒体
1の内部を下方から上方へと流れて、上空に導かれる。
そして、筒体1の上端の開口3から大気中に排出される
いま、筒体1の内部断面積を5EN(m2) %開口3
の断面積を5Ex(m2) 、筒体l内部における排気
の流速なり o(m/5ec) 、開口3における排気
の流速をv (m/5ec)とすると、頂板4を境界と
する筒体1の内外の圧力差PAは、kρ(V”−Vo2
) pA=                (1)で与え
られる。ここで、kはSENとSEXとの比によって定
まる定数であり、ρは空気の密度である。
したがって、頂板4には、上方に向けてWA = P 
A(S IN  S tx)        (2)の
力が働くことになり、筒体1はその力W^によって上方
に持ち上げられることになる。
例えば、筒体1が比重1.4、厚さ0.1mmの材料に
よって形成されており、その直径が2m、高さカ月00
mであったとすると、その筒体1の重量は約88kgと
なる。一方、開口3の断面積S■を筒体1の断面積SE
Xの4分の1に設定すると、(1)式における定数にの
値は0.42となり、また、筒体1内の排気の流速V0
をlom/secとすると、開口3における流速Vは4
0m/secとなる。したがって、(1)式より、頂板
4に作用する圧力差PAが40kg/m”と求められ、
これを(2)式に代入すると、力WAの値として94k
gが得られる。
この計算結果から、開口3、すなわち排気出口の断面積
を適切に設定すれば、筒体1内に生ずる圧力によって筒
体lの重量が十分に支持されるようになり、その筒体1
が直立姿勢に保持されることがわかる。
そして、筒体1内の圧力によって、横風を受けたときに
おける筒体1の断面形状の変形が防止され、゛筒体lの
上端1bと基礎6との間に張設された線材7によって、
横風を受けて筒体1が倒れることが防止される。
なお、排気発生源2から排出される排気の流速が十分な
値に達していれば、ブロワ5は必ずしも必要でなく、ま
た、筒体1内の圧力によってその筒体1の剛性が十分に
高く保持されれば、線材7も必ずしも必要でないことは
明らかであろう。ただし、筒体1内の圧力を過度に高く
すると、筒体1の下端1aに大きな引張力が加わるよう
になるので、その圧力は適度に抑えることが望ましい。
第2.3図は、本発明による可撓性排気塔の第2実施例
を示すものである。
第2図から明らかなように、この実施例における筒体1
1は、第1図の実施例における筒体1と同様のものとさ
れ、その下端11aは排気発生源12に連結固定されて
いる。しかしながら、その上端11bは頂板を設けるこ
となく開放され、その上端間口13によって排気出口が
形成されている。
そして、その筒体11の上端11bには、複数本のワイ
ヤ14を介して気球15が連結されている。その気球1
5は、可撓性シートからなる袋体の内部に水素あるいは
ヘリウムを満たしたもので、その断面は全体として翼形
ななす形状どされ、その尾部には、気球15を常に風上
に正対させるための方向安定板16が取り付けられてい
る。また、その翼形をなす気球15には、横風を受けた
とき揚力が生じるように、水平面に対して所定の迎え角
が与えられている。
このように構成された排気塔においては、気球15の浮
力によって筒体1が引き上げられる。例えば気球15の
内部に水素あるいはヘリウムを充填した場合には、気球
15の体積1m’につき約1kgの浮力を得ることがで
きる。したがって、気球15の体積をVB、自重をm8
とすると、その気球15によって支持することのできる
重量Wp(kg)は、 WF = I X VB  me         (
3)となる。
ここで、ms ”V19/2と仮定すると、88kgの
筒体11を支持するために必要な気球15の体積v6は
、176m3という実現性の高い値どなる。すなわち、
比較的小形の気球15によって、高さ100mもの筒体
11を直立状態に保持することができる。
横風を受けたときには、気球15は方向安定板16の作
用によって常に風上に正対し、揚力を発生する。いま、
第3図に示されているように、風速Vw  (m /s
ec )の横風を受けたとすると、その横風によって気
球15に生じる揚力F LIS (kg)は、気球15
の投影面積をSB(m2)、空気抵抗係数なCd a 
、揚抗比をγとするとき、 ρSB  Cd B γV w FL8=                     
 (4)ど表される。また、気球15の抗力FDPl(
kg)は、 ρSB  CdI、Vw” FD3=                     
(5)で与えらねる。
一方、横風によって筒体11に加えられる抗力Fw(k
g)は、筒体11の空気抵抗係数をCds、側面積をS
W(m2)とすると、03w Cds Vy”、 si
n o、  (6)■?w: で!j、λられる。ここで、θ、は、横風によって傾斜
した筒体11と水平面とのなす角である。
筒体11には、これらの力F+、a、FoB、Fwが外
力として第3図のように作用することになる。したがっ
て、筒体11の下端11aのまわりの力のつり合いから
、 が求められる。
この(7)式において、θ5を45°  Cd sを0
.5、CdBを0.3とすると、 S、、(γ−1)の値は117m”となる。したがって
、S、が例えば20m2であれば、γ二6.85となり
、実現性の高い値を得ることができる。
すなわち、横風を受けたときには、筒体】1に気球15
の浮力と揚力とが作用するようになるので、筒体11の
傾きが抑制され、直立姿勢に保持される。
第4図は、本発明による可撓性排気塔の第3実施例を示
すものである。
この実施例においては、筒体21は、内筒2 ]、 c
と外筒21dとからなる二重壁構造とされている。それ
ら内筒21c及び外筒21dは、いずれも可撓性シート
によって形成されている。また、内筒21c及び外筒2
1dの下端21a及び上端21bは同様な可撓性シート
によって密閉されており、その間に密封空間24が形成
されている。そしで、その空間24内には、バルブ25
を介して高圧ガスが充填され封入されている。内筒21
cの下端開口は排気発生源22に連結され、上端開口2
3が排気出口とされている。
このように構成された排気塔においては、筒体21の形
状は二重壁間の空間24内の圧力によって保持される。
いま、筒体21の直径、高さ、材質を前記第1及び第2
実施例のものと同じとすると、その筒体21の重量は、
二重壁構造のために約2倍の176kgとなる。ところ
で、1気圧の圧力差は1 cm2につき約1kgの力を
及ぼすので、筒体21の空間24内の圧力と大気圧との
差(ゲージ圧)をPP  (気圧)とし、内筒IC及び
外筒1dの断面積をそれぞれSl(cm2)、S、 (
cm2)とすると、その圧力差P。
によって支えることのできる重量Wp (kg)は、W
p =Pp  (So  Sl )       (8
)となる。
したがって、この(8)式においてPpを0.1気圧と
すると、176kgの筒体21を支えるために必要な外
筒1dと内筒1cとの断面積差SoS+は1760cm
2となり、内筒1cと外筒ldとの間隔はわずか2.8
cmでよいことになる。
すなわち、内筒ICと外筒1dとの間の空間24内の圧
力がその空間24の上端と下端とに作用することにより
、筒体21が直立姿勢に保持され、その空間24内の圧
力によって、筒体21の断面形状の横風による変形が防
止される。
なお、この実施例において、空間24内に封入するガス
として水素あるいはヘリウムを用いるようにすれば、筒
体21の直立保持力を更に増大させることができる。
以上、三つの実施例についてそれぞれ説明したが、実際
には、それらの複数が併用される。
筒体1,11,2.1としては、円筒に限らず、角筒等
とすることもできる。また、以上の実施例においては、
筒体1,11.21全体を可撓性シートによって形成す
るものとしているが、部分的に剛性材を用いることも可
能である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、排気
塔の本体を、軽量で安価な可撓性シートからなる筒体と
して形成し、その筒体を、その内部を流れる排気の圧力
、その上端に連結される気球の浮力、あるいはその壁面
内に封入される気体の圧力によって直立姿勢に保持する
ようにしているので、構造が簡単で容易に大形の排気塔
を形成することができるばかりでなく、設置地盤の質に
制約を受けることがなくなり、しかも、低コスト、短時
間で排気塔を構築することが可能となる。
更に、この排気塔は、不要となったときには容易に撤去
することができ、しかも、撤去した排気塔は折り畳んで
運搬、保管することができるので、これを他所で再利用
することもできる。したがって、この排気塔は、−時的
な目的のために使用するものとして、特に好適となる。
また、上述の実施例のように、排気塔を吊り上げる気球
を横風によって揚力が生じる形状としたり、排気塔の上
端部近傍と地表との間に引張線材を斜めに張設したりす
ることにより、強風に対する安全性も確実なものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による可撓性排気塔の第1実施例を示
す縦断面図、 第2図は、本発明による排気塔の第2実施例を示す縦断
面図、 第3図は、その第2実施例において、横風によって生じ
る力の状態を示す説明図、 第4図は、本発明による排気塔の第3実施例を示す縦断
面図である。 1・・・筒体   1a・・・下端   1b・・・上
端2・・・排気発生源 3・・・開口(排気出口) 6・・・基礎(地表)    7・・・線材1・・・筒
体  11a・・・下端  11b・・・上端2・・・
排気発生源 3・・・開口(排気出口)    15・・・気球6・
・・方向安定板 1・・・筒体  21a・・・下端  21b・・・上
端IC・・・内筒  21d・・・外筒 2・・・排気発生源 3・・・開口(排気出口)    24・・・空間特許
出願人  国立公害研究所長 江上信雄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気体の透過しにくい可撓性シートによって形成さ
    れた筒体の上端に、その筒体の内径より小径の排気出口
    を設けるとともに、 その筒体の下端を排気発生源に連結してな る、 可撓性排気塔。
  2. (2)気体の透過しにくい可撓性シートによって形成さ
    れた筒体の上端に気球を連結するとともに、 その筒体の下端を排気発生源に連結してな る、 可撓性排気塔。
  3. (3)前記気球が、横風を受けて揚力を発生する形状と
    されている、 請求項2記載の可撓性排気塔。
  4. (4)気体の透過しにくい可撓性シートによって、内筒
    及び外筒からなる二重壁構造の筒体を形成し、 それら内筒と外筒との間に形成される空間の上下端をそ
    れぞれ密閉するとともに、 その空間内に高圧ガスを封入し、 前記内筒の下端を排気発生源に連結してな る、 可撓性排気塔。
  5. (5)前記筒体の上端部近傍と地表との間に、引張強度
    の大きい線材を斜めに張設してなる、 請求項1ないし4のいずれか記載の排気塔。
JP16684288A 1988-07-06 1988-07-06 可撓性排気塔 Granted JPH0220775A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108712932A (zh) * 2015-10-09 2018-10-26 维斯塔斯风力系统有限公司 风轮机叶片表面处理设备及方法

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JPS6441563U (ja) * 1987-09-03 1989-03-13

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CN108712932B (zh) * 2015-10-09 2021-08-13 维斯塔斯风力系统有限公司 风轮机叶片表面处理设备及方法

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