JPH02207837A - 充填材 - Google Patents

充填材

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JPH02207837A
JPH02207837A JP1027648A JP2764889A JPH02207837A JP H02207837 A JPH02207837 A JP H02207837A JP 1027648 A JP1027648 A JP 1027648A JP 2764889 A JP2764889 A JP 2764889A JP H02207837 A JPH02207837 A JP H02207837A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷却塔、凝縮基、脱臭塔、除塵塔などの如(
、水又は水を溶媒の主体とする溶液と空気との間で熱移
動及び/又は物質移動を行う充填塔に充填される充填材
に関する。
【従来の技術〕
従来、気体と液体との間で熱移動及び/又は物質移動を
行うための充填塔では、充填材としてボール状、棒状、
リング状、鞍形、プレート状などの種々の形状のものが
考えられ、この中からその使途に適した、気液接触面積
を大きくして気液接触効率が良くなるような形状のもの
が選択使用されている。この中、冷却塔などにおいては
、充填材としてプレート状のものが主として使用され、
例えば第4図に示すような波形プレート状充填材1が多
数、等間隔をおいて平行に、かつ水平面に対し垂直に配
備される。そして、この充填材1の上を上方から水流4
が流下し、また充填材1の間を下方あるいは側方がら空
気流5が通過するようになっており、充填材1の表面を
伝わって流下する水7に空気流5が触れて蒸発が生じ、
その際に気化の潜熱が奪われて水7が冷却され下方から
流出するようになっている。そして、このプレート状充
填材1では、気液接触面積を増大させるように充填材の
表面積を増大させるため、また充填材の表面に水が十分
保持されるように充填材表面に保持される場所を形成す
るために、プレート状充填材の表面を第4図のように波
形にするとか、あるいは第5図に示すようにその波形あ
るいは台形2を千鳥に配列するとかのように、その充填
材の表面に凹凸面を設けることが行われている。
また、従来、充填塔に用いる充填材は、石、セラミック
ス、金属、合成樹脂などの種々の材料で構成されてきた
が、例えば水を冷却媒体とする冷却塔用の充填材として
は、安価であり、軽量で、又成形、加工が容易であると
ころから、合成樹脂、特に熱可塑性合成樹脂を基材とす
ることが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術において、第4図に示す波形プレート状充填材
又は第5図に示す波形の模様を千鳥に設けたプレート状
充填材のように、表面に凹凸面を設けたプレート状充填
材では、その凹凸面部を充填材表面上に設けることによ
り、その凹凸面部が向い合う充填材表面間に形成される
空気流通過領域に突出してその通過領域の断面積を減小
させることになり、すなわち空気流前面に対しては充填
材の投影面積が第6図のようになり、圧力損失が太き(
なって、効率のよい熱移動及び/又は物質移動を行うこ
とができなかった。
また、従来充填材の材料として通常使用されている熱可
塑性合成樹脂は、一般に疎水性であり、このため該樹脂
を基材とする充填材は、表面で水をはじき、その表面の
全体にわたって十分な水膜を形成することができず、部
分的に乾いた面が生ずるため、熱移動及び/又は物質移
動面のムラを生じ、熱交換性能などが十分とならない場
合がある、という問題点があった。
つまり、第4図において充填材の基材が熱可塑性樹脂で
作られている場合には、その表面は水をはじき易く、部
分的に濡れずに乾いている部分が生じ、水膜8が平均に
全体に形成されずにムラを生じ、従って十分な蒸発作用
が行われず、冷却効果が損なわれる、という問題点を有
するものであった。
本発明は、従来技術の上記問題点を解決し、圧力損失を
低減させ、空気流の混合を促進して伝熱性能を向上させ
ると共に、充填材のほぼ全表面に水膜が形成されて熱交
換性能などが向上し、効率のよい熱移動及び/又は物質
移動が行われる充填塔用の充填材を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
発明者らは、上記の課題を解決するために実験、研究を
重ね、その折に得た知見に基づき本発明がなされたので
ある。
本発明は、上記の課題を解決する手段として、充填塔の
中に充填され、水又は水を溶媒の主体とする溶液と空気
との間の熱移動及び/又は物質移動に与る充填材におい
て、凹凸面を有するプレート式充填材の凸面部の空気流
側前面に開口部を設けたことを特徴とする充填材を提供
せんとするものである。
また、本発明は、その解決手段として、充填塔の中に充
填され、水又は水を溶媒の主体とする溶液と空気との間
熱移動及び/又は物質移動に与る充填材において、非吸
水性樹脂と吸水性樹脂を混合して成型した基材にて構成
したことを特徴とする充填材を提供せんとするものであ
る。
本発明の、凹凸面を有するプレート式充填材の凸面部の
空気流側前面に開口部を設けた充填材について、以下図
面により詳細に説明する。
第1図は、従来技術における第5図に示す波形を千鳥に
配置した形状のプレート状充填材に本発明を適用したも
のであって、このプレート状充填材lの右側から斜め前
方に空気流5が流れている。
本発明において、プレート状充填材lの凸面部2の空気
流側前面3とは、この凸面部2の側面の中、前記空気流
が来る方向に向かっていて空気流5が当る面をいうもの
であって、この面は丁度空気流に対する抵抗面となるの
で、空気流の圧力損失を大きくするが、本発明ではこの
面3に開口部6を設けるものである。第1図ではこの面
3を斜線部分で示す。
この開口部は、通常あまり大きくないものとするのが好
ましく、径が数ミリ程度あればよく、その形状も丸、四
角、三角などの形とすることができ、いわゆる孔を空け
た程度のものでよい。開口部は、凸面部の空気流側前面
の全部に設ける必要なく、その設置間隔は、かなり間を
置いて設けるだけで十分である。例えば、第1図のプレ
ート状充填材において上面の幅が8閣で、高さが5II
IIであるほぼ台形の凸面部を千鳥に配置した場合、径
が3〜4mの孔を一つおきの凸面部の空気流側前面に設
けるようにすればよい。
充填材の凸面部の空気流側前面にこの開口部を設けるこ
とにより、空気流側前面に衝突した空気流はその一部が
開口部を通って裏面へ抜ける。このため、空気流の圧力
損失が低下し、またこの開口部を通った空気流は、凸面
部の裏面に形成された凹面部へ入り、この凹面部は従来
の充填材では空気流が入りにくかったのが改善され、凹
面部でも空気流と水又は溶液との接触が良く行われる。
また、それにより空気流の混合が行れ、空気流の流れが
均一になる。
また、本発明が充填材を非吸水性樹脂と吸水性樹脂を混
合して成型した基材にて構成するさいには、非吸水性樹
脂としては特にポリプロピレン、高密度ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル等が好ましく用いられる。これらは、従
来から充填材を構成するのに用いられている熱可塑性樹
脂の代表的なものである。また、この非吸水性樹脂と混
合する吸水性樹脂としは、ポリエチレンオキサイド、ポ
リエチレンオキサイドの変成物、ポリアクリル酸(塩)
架橋物、イソブチレン−無水マイレン酸共重合体の塩等
が好ましい。
この非吸水性樹脂と吸水性樹脂との混合割合は、充填材
の使途、形状、使用条件などの条件により種々異なるが
、吸水性樹脂の含有量は、少なくとも成型した充填材が
長期にわたって親水性を有するような量とする。吸水性
樹脂として例えばポリエチレンオキサイドを用いた場合
その含有割合は1〜10%とする。
非吸水性樹脂と吸水性樹脂を混合して成型した基材で構
成した充填材は、表面が親水性となり、充填材表面全面
の広い面積に水膜を保持形成し、効果的な気液接触を行
わしめて熱移動及び/又は物質移動を行うことができる
例えば、非吸水性樹脂と吸水性樹脂とを粉末状で均一に
混合し、型に入れて加熱加圧下で成型すると、非吸水性
樹脂などが部分的に熱融解して両樹脂が全面的に融着し
、一体となった充填材を得ることができる。そして、そ
の充填材は、波形板の場合である第2図に示すように、
表面が非吸水性樹脂部分と吸水性樹脂部分とが細かい粒
状で均一に分散している状態になるため、全体として吸
水性、すなわち親水性になるため、その上に全面にわた
って水膜が形成され条ようになる。
この、表面全面にわたって水膜が形成されるようにした
本発明の充填材は、冷却塔用に適用できる他に、保持さ
れた水膜により気体を冷却して凝縮を行う凝縮塔、保持
された水膜により濡れ装作用にて除塵又は脱臭を行う除
塵塔、脱臭塔などの充填塔用の充填材にも適用できる。
この、非吸水性樹脂と吸水性樹脂を混合して成型した基
材で構成した本発明の充填材は、その形状として、前記
したプレート式の形態の外に、ハニカム形、あるいはリ
ング状、鞍形などの種々の形状にすることができるが、
冷却塔などの用途についてはプレート式、あるいはハニ
カム形の形状とするのが良い。プレート式の形状とする
場合、第2図に示した波形の外、第1図に示す波形のよ
うな凸面部を千鳥に配置した形状などの種々の形状とす
ることができる。
0作 用〕 本発明の開口部を設けた充填材では、その凸面部の空気
流側前面に開口部を有することにより、この空気流側前
面に衝突した空気流の一部が開口部を通って裏面へ抜け
るため、空気流側前面による砥抗が減少し、それにより
圧力損失が低下する。
また、この開口部を通った空気流は、凸面部の裏面に形
成された凹面部に入ることになり、それにより開口部が
なかった場合に凹面部に空気流が入りにくかったのが改
善され、凹面部でも空気流と水又は溶液との接触が良く
行われる。そして、空気流の混合もよく行われる。この
ため、全体として空気流と水又は溶液との接触効率が向
上する。
また、本発明の非吸水性樹脂と吸水性樹脂を混合して成
型した基材で構成した充填材では、その表面に微小な非
吸水性樹脂部分と微小な吸水性樹脂部分とが均一に分散
した状態が形成され、それにより表面全面が親水性とな
り、表面全面に水膜が広く保持され、更にその上に、流
下する水膜を形成し易くする。このため充填材上で空気
流と水又は溶液との接触が良く行われてその接触効率が
向上する。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1゜ 高密度ポリエチレン(ハイゼックス、5000S、MI
=0.8.三井石油化学■製)でつくった厚さ0.5m
のシートをプレスして、上面が8題四方で、高さが51
111の台形をした凸面部を千鳥に、かつそれが両側に
あるように形成し、それらの凸面部の一つ置きに、空気
流側前面に径が411I11の孔を設けたプレート状充
填材を製造した。この充填材を冷却塔内に竪方向に平行
に間隔を置いて配列した。この冷却塔を運転して伝熱性
能を測定した。
比較のため、前記の孔(開口部)を設けていない同様の
形状のプレート状充填材を冷却塔内に配列して伝熱性能
を測定した。
その測定結果を第3図の図表に示す。なお、Kaはエン
タルピ基準総容積熱伝導係数である。
実施例2゜ 常法により、オープンロールを用い高密度ポリエチレン
(ハイゼックス、50005.MI=08、三井石油化
学■製)100部に対し、ポリエチレンオキサイド変成
物(スミカゲルR−3OR1吸水率30 g/g、住人
化学■製)5部添加し、充分に混合した後、プレス成形
により厚み01mのプレスシートを作成した。
このシートを20℃の水道水に24時間浸漬した後、取
り出し、表面の濡れ状態を観察した。このシートの全表
面は完全に濡れており、その吸水率は2.5%であった
実施例3゜ 実施例2と同様にして、ポリプロピレン(住人ノーブレ
ンFSIO12,MI=1.0.住人化学■製)100
部に対し、イソブチレン−無水マイレン酸共重合体の塩
(Klゲル201F、吸水率200 g/g、クラレ■
製)7部を用いてプレス成形によりプレスシートを作成
した。
水浸漬テストの結果、プレスシートの全表面は完全に濡
れており、その吸水率は1. 6%であった。
比較例1゜ スミカゲルR−3ORを添加しない他は、実施例2と同
様にしてプレスシートを作成した。水浸漬テストの結果
、プレスシート表面の濡れが悪く、部分的に乾いた面が
生じ、その吸水率はO,1%であった。
比較例2゜ イソブチレン−無水マレイン酸共重合体の塩を添加しな
い他は、実施例3と同様にしてプレスシートを作成した
。水浸漬テストの結果、プレスシート表面の濡れが悪く
、部分的に乾いた面が生じ、その吸水率は0.2%であ
った。
〔発明の効果〕
本発明では、凸面部の空気流側前面に開口部を設けるこ
とにより、圧力損失を低減させ、空気流の混合を行うこ
とができ、凹面部でも空気流と水又は溶液との接触が良
く行われ、また充填材を非吸水性樹脂と吸水性樹脂を混
合して成型した基材で構成した場合には、7充填材の表
面全面にわたって均一な水膜を形成せしめ、空気流と広
い面積にわたって長時間接触することを可能とし、十分
な蒸発作用を生じ極めて大なる冷却効果を生ずるなど、
空気流と水又は溶液との接触が良く行われ、これにより
、伝熱効果が向上し、熱移動及び/又は物質移動が高効
率で行われる。さらに後者の充基材は、吸水性樹脂を少
量使用してもその表面を親水性とすることができ充填材
全体を吸水性樹脂で構成する場合に比して非常に経済的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、両側面に波形の凸面部を千鳥に配置し、それ
らの凸面部の空気流側前面に開口部を設けてなる本発明
のプレート状充填材を示し、第2図は、非吸水性樹脂及
び吸水性樹脂を混合して成型した基材で構成した本発明
の波形のプレート状充填材を示し、第3図は、第1図に
示す千鳥状に配置された凸面部の空気流側前面に開口部
を設けたプレート状充填材とその開口部を設けていない
プレート状充填材とを用いて行った冷却塔の伝熱性能の
測定結果を示す図表であり、第4図は、従来の波形のプ
レート状充填材を示し、第5図は、波形の凸杖部を千鳥
に配置した従来のプレート状充填材を示し、第6図は、
第5図のプレート状充填材の空気流側からの側面図を示
す。 l ・・・ 充填材    2 ・・・ 凸面部3 ・
・・ 空気流側前面 4 ・・・ 水第 図 空気流 開口部 第 図 運転lII!)間 (h) 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)充填塔の中に充填され、水又は水を溶媒の主体と
    する溶液と空気との間の熱移動及び/又は物質移動に与
    る充填材において、凹凸面を有するプレート式充填材の
    凸面部の空気流側前面に開口部を設けたことを特徴とす
    る充填材。
  2. (2)充填塔の中に充填され、水又は水を溶媒の主体と
    する溶液と空気との間の熱移動及び/又は物質移動に与
    る充填材において、非吸水性樹脂と吸水性樹脂を混合し
    て成型した基材にて構成したことを特徴とする充填材。
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