JPH02208030A - 衝撃吸収部材 - Google Patents
衝撃吸収部材Info
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- JPH02208030A JPH02208030A JP1029448A JP2944889A JPH02208030A JP H02208030 A JPH02208030 A JP H02208030A JP 1029448 A JP1029448 A JP 1029448A JP 2944889 A JP2944889 A JP 2944889A JP H02208030 A JPH02208030 A JP H02208030A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は衝撃エネルギーを吸収するための衝撃吸収部材
に関する。本発明の衝撃吸収部材は自動車の内装材など
に有用である。
に関する。本発明の衝撃吸収部材は自動車の内装材など
に有用である。
[従来の技術]
衝突時などの衝撃エネルギーを吸収する目的で、自動車
などには各種の衝撃吸収部材が用いられている。例えば
バンパーには芯材として硬質ウレタンフオームなどが用
いられている。この硬質ウレタンフオームは、降伏応力
未満の荷重ではほとんど変形せず、降伏応力以上の荷重
が作用した場合に大きく変形する。すなわち応力−歪曲
線の立上がりが速く、降伏点後急速に歪が増大する。そ
して降伏応力以上の荷重が作用したときに硬質ウレタン
フオームが変形することにより、バンパーに作用した衝
撃エネルギーを吸収して車体に衝撃が伝わるのを防止し
ている。
などには各種の衝撃吸収部材が用いられている。例えば
バンパーには芯材として硬質ウレタンフオームなどが用
いられている。この硬質ウレタンフオームは、降伏応力
未満の荷重ではほとんど変形せず、降伏応力以上の荷重
が作用した場合に大きく変形する。すなわち応力−歪曲
線の立上がりが速く、降伏点後急速に歪が増大する。そ
して降伏応力以上の荷重が作用したときに硬質ウレタン
フオームが変形することにより、バンパーに作用した衝
撃エネルギーを吸収して車体に衝撃が伝わるのを防止し
ている。
また、クラッシュパッドなどの自動車の内装材は、軟質
ウレタンフオームなどの表面に表皮材を積層した構成と
されている。このような内装材は、人体などが比較的小
さな荷重で衝突した場合に衝撃エネルギーを吸収して人
体を保護し、荷重が除去されるとほぼ100%復元して
元の形状に戻るように構成されている。
ウレタンフオームなどの表面に表皮材を積層した構成と
されている。このような内装材は、人体などが比較的小
さな荷重で衝突した場合に衝撃エネルギーを吸収して人
体を保護し、荷重が除去されるとほぼ100%復元して
元の形状に戻るように構成されている。
[発明が解決しようとする課題]
軟質ウレタンフオームなどの衝撃吸収部材では、小さな
荷重には効果があるものの、大きな荷重が作用した場合
には限界まで変形した後、軟質ウレタンフオームの下層
にあるインサートなどに荷重が伝わる。したがって大き
な荷重が作用した場合には、衝撃吸収部材としてはほと
んど作用しない。
荷重には効果があるものの、大きな荷重が作用した場合
には限界まで変形した後、軟質ウレタンフオームの下層
にあるインサートなどに荷重が伝わる。したがって大き
な荷重が作用した場合には、衝撃吸収部材としてはほと
んど作用しない。
しかし自動車の内装材としては柔らかな感触をもつこと
が要求され、また荷重が除去されたときには100%近
い復元性が要求される。そのため自動車の内装材として
は、もっばらこの軟質ウレタンフオームが用いられてい
るのが現状である。
が要求され、また荷重が除去されたときには100%近
い復元性が要求される。そのため自動車の内装材として
は、もっばらこの軟質ウレタンフオームが用いられてい
るのが現状である。
一方、硬質ウレタンフオームなどの衝撃吸収部材は、大
きな荷重が作用した場合に速やかに変形して衝撃エネル
ギーを吸収するので衝撃吸収効率が高い。しかし硬質ウ
レタンフオームなどの衝撃吸収部材は、降伏点まではほ
とんど変形しないため、固い感触で人体への反力も大き
く、自動車の内装材としては不向きである。なお、例え
ば特開昭55−89326号公報などに、衝撃吸収効率
を高く維持しつつ復元力を高めた硬質発泡体が種々提案
されているが、感触、コストなどで充分ではなく、自動
車の内装材としては用いられない。
きな荷重が作用した場合に速やかに変形して衝撃エネル
ギーを吸収するので衝撃吸収効率が高い。しかし硬質ウ
レタンフオームなどの衝撃吸収部材は、降伏点まではほ
とんど変形しないため、固い感触で人体への反力も大き
く、自動車の内装材としては不向きである。なお、例え
ば特開昭55−89326号公報などに、衝撃吸収効率
を高く維持しつつ復元力を高めた硬質発泡体が種々提案
されているが、感触、コストなどで充分ではなく、自動
車の内装材としては用いられない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
高い衝撃吸収効率と軟らかい感触という背反事象を満足
した衝撃吸収部材を提供するものである。
高い衝撃吸収効率と軟らかい感触という背反事象を満足
した衝撃吸収部材を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明の衝撃吸収部材は、所定値未満の荷重ではほとん
ど変形せず所定値以上の荷重が作用した場合に大きく変
形する硬質発泡体層と、硬質発泡体層に積層され所定値
未満の範囲で荷重が増大するにつれて変形量が増大する
軟質発泡体層と、よりなり、 衝撃の荷重は軟質発泡体層を介して硬質発泡体層に作用
し、所定値未満の範囲の荷重が作用したときには軟質発
泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸収し、所定値以上
の荷重が作用したときに硬質発泡体層が変形して衝撃エ
ネルギーを吸収するように構成されたことを特徴とする
。
ど変形せず所定値以上の荷重が作用した場合に大きく変
形する硬質発泡体層と、硬質発泡体層に積層され所定値
未満の範囲で荷重が増大するにつれて変形量が増大する
軟質発泡体層と、よりなり、 衝撃の荷重は軟質発泡体層を介して硬質発泡体層に作用
し、所定値未満の範囲の荷重が作用したときには軟質発
泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸収し、所定値以上
の荷重が作用したときに硬質発泡体層が変形して衝撃エ
ネルギーを吸収するように構成されたことを特徴とする
。
硬質発泡体層を構成する硬質発泡体とは、所定値未満の
荷重ではほとんど変形せず、所定自以上の荷重が作用し
た場合に大きく変形する発泡体をいう。ここで、所定値
とは一般に降伏応力のことを意味する。硬質発泡体層の
なかでも、立ち上がりが鋭く、降伏点を過ぎてからは平
坦に伸びるような応力−歪曲線をもつものが望ましい。
荷重ではほとんど変形せず、所定自以上の荷重が作用し
た場合に大きく変形する発泡体をいう。ここで、所定値
とは一般に降伏応力のことを意味する。硬質発泡体層の
なかでも、立ち上がりが鋭く、降伏点を過ぎてからは平
坦に伸びるような応力−歪曲線をもつものが望ましい。
衝撃エネルギーを短い変位で吸収でき後述のエネルギー
吸収率が高く、衝撃吸収部材の厚さを薄くすることがで
きるからである。その材質は特に制限されず、ポリウレ
タン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS樹脂、尿素樹脂、ケイ素樹脂などの樹脂、場合に
よってはセラミックス、金属などを用いることもできる
。
吸収率が高く、衝撃吸収部材の厚さを薄くすることがで
きるからである。その材質は特に制限されず、ポリウレ
タン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS樹脂、尿素樹脂、ケイ素樹脂などの樹脂、場合に
よってはセラミックス、金属などを用いることもできる
。
硬質発泡体層の降伏応力は、吸収しようとする衝撃エネ
ルギーの荷重の設定値により種々選択することができる
。また硬質発泡体層の厚さが厚くなるほど、吸収できる
衝撃エネルギーが大きくなる。なお、硬質発泡体層は、
50%圧縮時に60%以上のエネルギー吸収率をもつこ
とが望ましい。
ルギーの荷重の設定値により種々選択することができる
。また硬質発泡体層の厚さが厚くなるほど、吸収できる
衝撃エネルギーが大きくなる。なお、硬質発泡体層は、
50%圧縮時に60%以上のエネルギー吸収率をもつこ
とが望ましい。
ここでエネルギー吸収率とは、第6図に示すような応力
−歪曲線において、50%歪むまでの応力の積分値(面
積b)の全エネルギー(面積a十b)に対する比率をい
う。このエネルギー吸収率が60%より小さくなると、
衝撃エネルギーを吸収する作用が小さくなり、衝撃吸収
部材として好ましくない。
−歪曲線において、50%歪むまでの応力の積分値(面
積b)の全エネルギー(面積a十b)に対する比率をい
う。このエネルギー吸収率が60%より小さくなると、
衝撃エネルギーを吸収する作用が小さくなり、衝撃吸収
部材として好ましくない。
軟質発泡体層を構成する軟質発泡体とは、荷重が増大す
るにつれて変形量が増大し、荷重を除去するとほぼ元の
形状に復元可能なものをいう。その材質としては、ポリ
ウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレンなとの樹脂、
あるいは各種ゴムなどを利用することができる。この軟
質発泡体層の50%圧縮時のエネルギー吸収率は、80
%以下とするのが好ましい。80%を超えると形状復元
性に劣るようになり、自動車の内装材などとしては好ま
しくない。
るにつれて変形量が増大し、荷重を除去するとほぼ元の
形状に復元可能なものをいう。その材質としては、ポリ
ウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレンなとの樹脂、
あるいは各種ゴムなどを利用することができる。この軟
質発泡体層の50%圧縮時のエネルギー吸収率は、80
%以下とするのが好ましい。80%を超えると形状復元
性に劣るようになり、自動車の内装材などとしては好ま
しくない。
本発明の最大の特徴は、上記した硬質発泡体層表面に上
記した軟質発泡体層を積層したところにある。これによ
り、小さい荷重の範囲では軟質発泡体が変形して衝撃エ
ネルギーを吸収し、荷重が除去されると軟質発泡体層は
復元して元の形状となる。すなわち人体が軽く衝突した
場合などの衝撃エネルギーを吸収し、人体に対する反力
を軽減する。また、荷重が硬質発泡体層の降伏応力を超
えると、硬質発泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸収
する。
記した軟質発泡体層を積層したところにある。これによ
り、小さい荷重の範囲では軟質発泡体が変形して衝撃エ
ネルギーを吸収し、荷重が除去されると軟質発泡体層は
復元して元の形状となる。すなわち人体が軽く衝突した
場合などの衝撃エネルギーを吸収し、人体に対する反力
を軽減する。また、荷重が硬質発泡体層の降伏応力を超
えると、硬質発泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸収
する。
ここで軟質発泡体層は、応力−歪曲線において、歪量が
50%以上となるときの荷重が硬質発泡体層の降伏応力
とほぼ等しくなるような応力−歪曲線をもつことが望ま
しい。歪量が50%に満たない状態で硬質発泡体層の降
伏応力と等しくなるような場合には、軟質発泡体層の衝
撃エネルギー吸収作用が充分働かないうちに硬質発泡体
層が変形するため、軟質発泡体層の厚みが必要以上に厚
くなり好ましくない。なお通常の内装用ウレタンフオー
ムを用いる場合は、歪量が60〜80%で硬質発泡体層
の降伏応力と等しくなるようにすることが、表面感触と
初期のエネルギー吸収および厚みの有効利用の点で最も
好ましい。
50%以上となるときの荷重が硬質発泡体層の降伏応力
とほぼ等しくなるような応力−歪曲線をもつことが望ま
しい。歪量が50%に満たない状態で硬質発泡体層の降
伏応力と等しくなるような場合には、軟質発泡体層の衝
撃エネルギー吸収作用が充分働かないうちに硬質発泡体
層が変形するため、軟質発泡体層の厚みが必要以上に厚
くなり好ましくない。なお通常の内装用ウレタンフオー
ムを用いる場合は、歪量が60〜80%で硬質発泡体層
の降伏応力と等しくなるようにすることが、表面感触と
初期のエネルギー吸収および厚みの有効利用の点で最も
好ましい。
硬質発泡体層と軟質発泡体層とは、接合されていなくて
もよいし、接着剤、熱融着などの方法で接合することも
できる。また両者を一体的に発泡成形することもできる
。そして2層に限らず、軟質発泡体層を複数の層から構
成したり、硬質発泡体層を複数の層から構成したりする
ことも可能である。なお、自動車の内装材などとして利
用される場合は、軟質発泡体層表面には、通常、皮革、
塩化ビニル樹脂などから形成された表皮材が被覆される
。また、硬質発泡体層の軟質発泡体層と反対側の表面ま
たはその内部には、通常、インサートが配置される。
もよいし、接着剤、熱融着などの方法で接合することも
できる。また両者を一体的に発泡成形することもできる
。そして2層に限らず、軟質発泡体層を複数の層から構
成したり、硬質発泡体層を複数の層から構成したりする
ことも可能である。なお、自動車の内装材などとして利
用される場合は、軟質発泡体層表面には、通常、皮革、
塩化ビニル樹脂などから形成された表皮材が被覆される
。また、硬質発泡体層の軟質発泡体層と反対側の表面ま
たはその内部には、通常、インサートが配置される。
[発明の作用および効果]
本発明の衝撃吸収部材では、硬質発泡体層表面に軟質発
泡体層が積層されている。そして衝撃の荷重は軟質発泡
体層を介して硬質発泡体層に作用するように構成されて
いる。ここで荷重が硬質発泡体層の降伏応力より小さい
場合には、軟質発泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸
収する。その範囲の荷重では、荷重を除去すると軟質発
泡体層はほぼ100%復元して元の形状に戻る。
泡体層が積層されている。そして衝撃の荷重は軟質発泡
体層を介して硬質発泡体層に作用するように構成されて
いる。ここで荷重が硬質発泡体層の降伏応力より小さい
場合には、軟質発泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸
収する。その範囲の荷重では、荷重を除去すると軟質発
泡体層はほぼ100%復元して元の形状に戻る。
硬質発泡体層の降伏応力より大きな荷重が作用した場合
は、軟質発泡体層が変形した後に硬質発泡体層がつぶれ
るように変形して衝撃エネルギーを吸収する。
は、軟質発泡体層が変形した後に硬質発泡体層がつぶれ
るように変形して衝撃エネルギーを吸収する。
したがって本発明の衝撃吸収部材によれば、表側には軟
質発泡体層が位置しているので、感触に優れている。ま
た、大きな荷重が作用した場合には、硬質発泡体層によ
り衝撃エネルギーが吸収される。
質発泡体層が位置しているので、感触に優れている。ま
た、大きな荷重が作用した場合には、硬質発泡体層によ
り衝撃エネルギーが吸収される。
さらに本発明の衝撃吸収部材では、軟質発泡体層の厚さ
および硬さを調整することにより、感触および小さな荷
重の吸収特性を任意に調整でき、硬質発泡体層の硬さを
調整することにより大きな荷重の吸収特性を調整できる
。すなわち、2つの発泡体層を任意に組合わせることに
より、vtI9!lエネルギーの吸収特性を任意に調整
することができ、衝撃吸収部材として極めて有用である
。
および硬さを調整することにより、感触および小さな荷
重の吸収特性を任意に調整でき、硬質発泡体層の硬さを
調整することにより大きな荷重の吸収特性を調整できる
。すなわち、2つの発泡体層を任意に組合わせることに
より、vtI9!lエネルギーの吸収特性を任意に調整
することができ、衝撃吸収部材として極めて有用である
。
したがって、本発明の衝撃吸収部材はソフトな感触でし
かも衝撃エネルギーの吸収特性に優れているので、自動
車の内装材として極めて有用である。
かも衝撃エネルギーの吸収特性に優れているので、自動
車の内装材として極めて有用である。
[実施例]
以下、実施例により具体的に説明する。なお、本実施例
は自動車のクラッシュパッド用のウレタンフオームに本
発明の衝撃吸収部材を適用したものである。
は自動車のクラッシュパッド用のウレタンフオームに本
発明の衝撃吸収部材を適用したものである。
(実施例1)
本実施例のウレタンフオームは、第1図に示すように、
厚ざ1200101の硬質発泡体層1と、硬質発泡体層
1表面に接着剤を介して一体的に接合された厚さ30市
の軟質発泡体層2とから構成されている。このウレタン
フオームをクラッシュパッドとするには、軟質発泡体層
2の表面にファプリツタなどの表皮層を形成し、硬質発
泡体層1の表面にインサートを配置する。そしてクラッ
シュパッドは表皮層が車室内に表出するように取付けら
れる。
厚ざ1200101の硬質発泡体層1と、硬質発泡体層
1表面に接着剤を介して一体的に接合された厚さ30市
の軟質発泡体層2とから構成されている。このウレタン
フオームをクラッシュパッドとするには、軟質発泡体層
2の表面にファプリツタなどの表皮層を形成し、硬質発
泡体層1の表面にインサートを配置する。そしてクラッ
シュパッドは表皮層が車室内に表出するように取付けら
れる。
硬質発泡体層1は、密度0.05g/Cmlの硬質ウレ
タンフオームから形成されている。その単独の応力−歪
曲線を第2図に示す。なお、以下の第2図〜第5図に示
す応力−歪曲線は、全て圧縮速度5011m/l1li
nの条件で測定されたものである。この硬質発泡体層1
は、荷重が1.2kgf/cm2になるまでは歪は3m
m以下であり、はとんど変形しない。そして荷重が1.
2kgf/cm2を超えると、応力−歪曲線は平坦にな
り、硬質発泡体層1は崩壊変形してエネルギーを吸収す
る。変形量が50%を超えると、歪の増大とともに応力
も増大する。
タンフオームから形成されている。その単独の応力−歪
曲線を第2図に示す。なお、以下の第2図〜第5図に示
す応力−歪曲線は、全て圧縮速度5011m/l1li
nの条件で測定されたものである。この硬質発泡体層1
は、荷重が1.2kgf/cm2になるまでは歪は3m
m以下であり、はとんど変形しない。そして荷重が1.
2kgf/cm2を超えると、応力−歪曲線は平坦にな
り、硬質発泡体層1は崩壊変形してエネルギーを吸収す
る。変形量が50%を超えると、歪の増大とともに応力
も増大する。
ちなみに硬質発泡体層1の降伏応力は1.2kgf/c
m2であり、50%圧縮時のエネルギー吸収率は83.
8%である。
m2であり、50%圧縮時のエネルギー吸収率は83.
8%である。
軟質発泡体層2は、密度0.15a/cmlの従来のク
ラッシュパッドに一般に用いられている軟質ウレタンフ
オームから形成されている。その単独の応力−歪曲線を
第3図に示す。この軟質発泡体層では、応力の増大とと
もに歪も増大し、25%圧縮応力は0.50kof/c
m2.50%圧縮応力は0、73kgf/cm2.75
%圧縮応力は1.40kgf/cm2である。ちなみに
、50%圧縮時のエネルギー吸収率は65.5%であり
、50%圧縮後の変形回復率は98%である。
ラッシュパッドに一般に用いられている軟質ウレタンフ
オームから形成されている。その単独の応力−歪曲線を
第3図に示す。この軟質発泡体層では、応力の増大とと
もに歪も増大し、25%圧縮応力は0.50kof/c
m2.50%圧縮応力は0、73kgf/cm2.75
%圧縮応力は1.40kgf/cm2である。ちなみに
、50%圧縮時のエネルギー吸収率は65.5%であり
、50%圧縮後の変形回復率は98%である。
本実施例のウレタンフオームでは、軟質発泡体層2の7
5%圧縮応力が硬質発泡体層1の降伏応力とほぼ同値と
なるように、軟質発泡体層2の厚さと硬さ、および硬質
発泡体層1の硬さが選択されている。
5%圧縮応力が硬質発泡体層1の降伏応力とほぼ同値と
なるように、軟質発泡体層2の厚さと硬さ、および硬質
発泡体層1の硬さが選択されている。
第4図に本実施例のウレタンフオームの応力−歪曲線を
示す。このウレタンフオームでは、歪が約22111m
(軟質発泡体層2の75%圧縮に相当)になるまでは、
はぼ軟質発泡体層2の応力−歪曲線に沿い、それ以後は
ほぼ硬質発泡体層1の応力−歪曲線の平坦部分に沿って
いる。
示す。このウレタンフオームでは、歪が約22111m
(軟質発泡体層2の75%圧縮に相当)になるまでは、
はぼ軟質発泡体層2の応力−歪曲線に沿い、それ以後は
ほぼ硬質発泡体層1の応力−歪曲線の平坦部分に沿って
いる。
本実施例のウレタンフオームによれば、約1kgf/c
m ’より小さな荷重の場合には、軟質発泡体層2が変
形して衝撃エネルギーを吸収する。したがって、例えば
人が自動車内で動いてクラッシュパッドに軽く当たった
ような場合には、軟質発泡体2の変形のみで衝撃エネル
ギーが吸収され、感触がよく人体への反力も小さい。ま
た、荷重が除去されると、軟質発泡体層2はほぼ元通り
の形状に復元する。
m ’より小さな荷重の場合には、軟質発泡体層2が変
形して衝撃エネルギーを吸収する。したがって、例えば
人が自動車内で動いてクラッシュパッドに軽く当たった
ような場合には、軟質発泡体2の変形のみで衝撃エネル
ギーが吸収され、感触がよく人体への反力も小さい。ま
た、荷重が除去されると、軟質発泡体層2はほぼ元通り
の形状に復元する。
そして自動車が衝突して人体がクラッシュパッドに衝突
したような場合には、1.5kgf/cm’よりかなり
高い荷重が作用するが、その衝撃エネルギーはまず軟質
発泡体層2で吸収された俊、硬質発泡体層1の変形によ
り速やかに吸収される。これにより人体への衝撃を和ら
げることができる。
したような場合には、1.5kgf/cm’よりかなり
高い荷重が作用するが、その衝撃エネルギーはまず軟質
発泡体層2で吸収された俊、硬質発泡体層1の変形によ
り速やかに吸収される。これにより人体への衝撃を和ら
げることができる。
したがって本実施例のウレタンフオームによれば、従来
のウレタンフオームと同様に感触が良く、かつ衝撃エネ
ルギーの吸収率に優れている。
のウレタンフオームと同様に感触が良く、かつ衝撃エネ
ルギーの吸収率に優れている。
(実施例2)
本実施例は、軟質発泡体層2および硬質発泡体層1の硬
さを、それぞれ実施例1より硬く調節し、厚さ37.5
11mの硬質発泡体層1と厚さ30mmの軟質発泡体層
2とを積層したものである。すなわち、硬質発泡体層1
は、密度0.06g/cm)の硬質ウレタンフオームか
ら形成されている。この硬質発泡体層1は、降伏応力が
2 、05 kof/cmtであり、50%圧縮時のエ
ネルギー吸収率は81゜5%である。
さを、それぞれ実施例1より硬く調節し、厚さ37.5
11mの硬質発泡体層1と厚さ30mmの軟質発泡体層
2とを積層したものである。すなわち、硬質発泡体層1
は、密度0.06g/cm)の硬質ウレタンフオームか
ら形成されている。この硬質発泡体層1は、降伏応力が
2 、05 kof/cmtであり、50%圧縮時のエ
ネルギー吸収率は81゜5%である。
軟質発泡体層2は、密度0.15a/cm1であり、5
0%圧縮応力は1 、19kgf/cm2.75%圧縮
応力は2.20kof/cm” テある。ちなミニ、5
0%圧縮時のエネルギー吸収率は52%であり、50%
圧縮後の変形回復率は97%である。
0%圧縮応力は1 、19kgf/cm2.75%圧縮
応力は2.20kof/cm” テある。ちなミニ、5
0%圧縮時のエネルギー吸収率は52%であり、50%
圧縮後の変形回復率は97%である。
本実施例のウレタンフオームでは、軟質発泡体層2の7
0%圧縮応力が硬質発泡体層1の降伏応力とほぼ同値と
なるように、軟質発泡体層2の厚さと硬さ、および硬質
発泡体層1の硬さが選択されている。
0%圧縮応力が硬質発泡体層1の降伏応力とほぼ同値と
なるように、軟質発泡体層2の厚さと硬さ、および硬質
発泡体層1の硬さが選択されている。
本実施例のウレタンフオームでは、第5図に示すように
、歪が約20mm(軟質発泡体層2の70%圧縮に相当
)になるまでは、はぼ軟質発泡体層2の応力−歪曲線に
沿い、それ以後はほぼ硬質発泡体層1の応力−歪曲線の
平坦部分に沿っている。
、歪が約20mm(軟質発泡体層2の70%圧縮に相当
)になるまでは、はぼ軟質発泡体層2の応力−歪曲線に
沿い、それ以後はほぼ硬質発泡体層1の応力−歪曲線の
平坦部分に沿っている。
本実施例のウレタンフオームでは、約2 kgf/cm
2より小さい荷重の場合には、衝撃エネルギーは軟質発
泡体層2で吸収され、それより大きな荷重が作用した場
合には硬質発泡体層1が変形して衝撃エネルギーを吸収
する。すなわち、本実施例のウレタンフオームは、実施
例1に比べて大きな荷重の場合に有用である。
2より小さい荷重の場合には、衝撃エネルギーは軟質発
泡体層2で吸収され、それより大きな荷重が作用した場
合には硬質発泡体層1が変形して衝撃エネルギーを吸収
する。すなわち、本実施例のウレタンフオームは、実施
例1に比べて大きな荷重の場合に有用である。
このように、本発明の衝撃吸収部材を用いれば、軟質発
泡体2の厚さおよび硬さを調整し、また硬質発泡体層1
の硬さおよび厚さを調整するだけで、任意の応力−歪曲
線をもつウレタンフオームと、することができる。
泡体2の厚さおよび硬さを調整し、また硬質発泡体層1
の硬さおよび厚さを調整するだけで、任意の応力−歪曲
線をもつウレタンフオームと、することができる。
第1図は本発明の一実施例のクラッシュパッド用ウレタ
ンフオームの断面図である。第2図は第1の実施例に用
いた硬質発泡体層の応力−歪曲線を示すグラフ、第3図
は第1の実施例に用いた軟質発泡体層の応力−歪曲線を
示すグラフ、第4図は第1の実施例のウレタンフオーム
の応力−歪曲線を示すグラフ、第5図は第2の実施例の
ウレタンフオームの応力−歪曲線を示すグラフである。 第6図はエネルギー吸収率を説明する説明図である。 1・・・硬質発泡体層
ンフオームの断面図である。第2図は第1の実施例に用
いた硬質発泡体層の応力−歪曲線を示すグラフ、第3図
は第1の実施例に用いた軟質発泡体層の応力−歪曲線を
示すグラフ、第4図は第1の実施例のウレタンフオーム
の応力−歪曲線を示すグラフ、第5図は第2の実施例の
ウレタンフオームの応力−歪曲線を示すグラフである。 第6図はエネルギー吸収率を説明する説明図である。 1・・・硬質発泡体層
Claims (1)
- (1)所定値未満の荷重ではほとんど変形せず該所定値
以上の荷重が作用した場合に大きく変形する硬質発泡体
層と、該硬質発泡体層に積層され該所定値未満の範囲で
荷重が増大するにつれて変形量が増大する軟質発泡体層
と、よりなり、 衝撃の荷重は前記軟質発泡体層を介して前記硬質発泡体
層に作用し、前記所定値未満の範囲の荷重が作用したと
きには前記軟質発泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸
収し、前記所定値以上の荷重が作用したときに前記硬質
発泡体層が変形して衝撃エネルギーを吸収するように構
成されたことを特徴とする衝撃吸収部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1029448A JPH02208030A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | 衝撃吸収部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1029448A JPH02208030A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | 衝撃吸収部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02208030A true JPH02208030A (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=12276396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1029448A Pending JPH02208030A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | 衝撃吸収部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02208030A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6071246A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-04-23 | アストロターフ インダストリーズ,インコーポレーテッド | 一体性、衝撃吸収性ポリマ− パツド |
| JPH0238544B2 (ja) * | 1985-07-23 | 1990-08-30 | Kogyo Gijutsuin |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP1029448A patent/JPH02208030A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6071246A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-04-23 | アストロターフ インダストリーズ,インコーポレーテッド | 一体性、衝撃吸収性ポリマ− パツド |
| JPH0238544B2 (ja) * | 1985-07-23 | 1990-08-30 | Kogyo Gijutsuin |
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