JPH0220910A - 弾性表面波ディバイス - Google Patents

弾性表面波ディバイス

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JPH0220910A
JPH0220910A JP63216391A JP21639188A JPH0220910A JP H0220910 A JPH0220910 A JP H0220910A JP 63216391 A JP63216391 A JP 63216391A JP 21639188 A JP21639188 A JP 21639188A JP H0220910 A JPH0220910 A JP H0220910A
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JP
Japan
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thin film
saw
film
thickness
aluminum nitride
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JP63216391A
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Inventor
Shinichi Yamamoto
真一 山本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 圧電薄膜を用いた弾性表面波ディバイスに関し、1GH
z〜20GHzのマイクロ波領域にて使用されるタイミ
ング抽出用フィルタやバンドパスフィルタを実現するた
めの高安定且つ製造容易な弾性表面波ディバイスを提供
することを目的とし、第1発明にあっては、単結晶半導
体基板上に形成したダイヤモンド結晶体薄膜上に窒化ア
ルミニウム薄膜を形成して3層複合構造とし、窒化アル
ミニウム薄膜上にインターディジタル・トランスデュー
サ電極を形成し、ダイヤモンド結晶体薄膜の膜厚りと窒
化アルミニウム薄膜の膜厚Hとの関係をD≧4Hとし、
窒化アルミニウム薄膜の膜厚Hを3.5≦kH≦5.0
(kは波数)の範囲内とすることにより、3次レイリー
波を実質的にダイヤモンド単結晶薄膜と窒化アルミニウ
ム薄膜との2層膜内に閉じ込めると共にスプリアスとな
る1次レイリー波の結合度を抑圧する構成とする。
また、第2発明にあっては、ダイヤモンド結晶体と該ダ
イヤモンド結晶体上に形成した二酸化シリコン薄膜と該
二酸化シリコン薄膜上に形成した窒化アルミニウム圧電
薄膜とからなる3層構造内に高次レイリー波モードの弾
性表面波を伝播させる構成とし、且つ、二酸化シリコン
薄膜の膜厚りが窒化アルミニウム圧電薄膜の膜厚Hに対
し、0.01H≦D≦0. I H の範囲内となるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は圧電薄膜を用いた弾性表面波ディバイス(以下
、SAWディバイスという)に関し、更に詳しくは、数
GHz〜20GH2のマイクロ波領域にて使用されるタ
イミング抽出用フィルタやバンドパスフィルタを実現す
るための高安定且つ製造容易なSAWディバイスの構造
に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕光通信
の普及に伴い、伝送情報量が増々増加する傾向にあり、
それに伴って伝送信号の周波数はマイクロ波領域へと拡
大しつつある。現在では数GHz〜20GHzという超
大容量光伝送方式の開発が進められているが、数G11
z〜20GHz用の光中継器には数GHz〜20 GH
z用タイミング抽出フィルタやバンドパスフィルタが必
要であることから、数GHz〜20GH2帯の高安定な
タイミング抽出用フィルタやバンドパスフィルタをSA
Wディバイスにより実現することが課題となっている。
一般に、SAWディバイスに用いられるインターディジ
クル・トランスデユーサ電極(IDT電極)の電極指幅
dと伝播されるSAWの波長λとはd−λ/4の関係に
あるから、伝播されるSAWの位相速度Vpと周波数f
とIDT電極の電極指幅dとはf=Vp/4dの関係に
ある。
遠紫外線を光源としたフォトリングラフィ法や電子ビー
ム法を利用してIDT電極を形成する場合、IDT電極
の電極指幅dを小さくすることには限度があるため、周
波数fが数GH2〜2Q GHzのSAWディバイスを
実現するためにはSAWの位相速度Vpを高める必要が
生じる。
近年、G11z帯SAWフイルタを実現すべく多くの研
究が進められており、多くの提案がなされているが、実
用化に至っているのは弾性表面波(SAW)の位相速度
(伝播速度)Vpが約5000m/sの1.3 GHz
帯SAWフィルタぐらいである。この従来の1.3Gl
(z帯SAWフィルタにおいては、EDT電極の電極指
幅d(d=λ/4)を約0.7μmとすることができる
ので、遠紫外線を光源としたフォトリソグラフィ技術を
用いて電極パターンを形成することができる。
しかし、従来のSAWフィルタの構造で例えば7GHz
用SAWフイルタを実現しようとすると、IDT電極の
電極指幅dを遠紫外線露光フォトリソグラフィ法によっ
て形成可能な最小値0.35μmよりも小さくする必要
があるため、遠紫外線露光フォトリソグラフィ法では実
現不可能となる。
したがって、本発明は、数GHz〜20GHzのマイク
ロ波領域にて使用されるタイミング抽出用フィルタやバ
ンドパスフィルタを実現するための高安定且つ製造容易
なSAWディバイスを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1発明にあっては、単結
晶半導体基板上に形成したダイヤモンド結晶体薄膜上に
窒化アルミニウム薄膜を形成して3層複合構造とし、窒
化アルミニウム薄膜上にインターディジタル・トランス
デューサ電極を形成し、ダイヤモンド結晶体薄膜の膜厚
りと窒化アルミニウム薄膜の膜厚Hとの関係をD≧4H
とし、窒化アルミニウム薄膜の膜厚Hを3.5≦kH≦
5.0(kは波数)の範囲内とすることにより、3次レ
イリー波モードのSAWを実質的にダイヤモンド結晶体
薄膜と窒化アルミニウム薄膜との2層膜内に閉じ込める
と共にスプリアスとなる1次レイリー波モードのSAW
の結合度を抑圧する構成とする。
また、上記目的を達成するために、第2発明にあっては
、ダイヤモンド結晶体と該ダイヤモンド結晶体上に形成
した二酸化シリコン薄膜と該二酸化シリコン薄膜上に形
成した窒化アルミニウム圧電薄膜とからなる3層構造内
で高次レイリー波モードのSAWを伝播させる圧電薄膜
SAWディバイスであって、二酸化シリコン薄膜の膜厚
りが窒化アルミニウム圧電薄膜の膜厚Hに対し、0.0
1H≦D≦0. I H の範囲内となるように構成する。
〔作 用〕
第1発明に係るSAWディバイスにおいては、EDT電
極をAIN薄膜上に設けてダイヤモンド結晶体薄膜の膜
厚りとAIN薄膜の膜厚Hとの関係をD≧4Hとし且つ
AIN薄膜の膜厚Hを3.5≦kH≦5.0の範囲内と
するので、3次レイリー波を実質的にダイヤモンド結晶
体薄膜とAIN薄膜との2層膜内のみに閉じ込めて約1
0000m/s以上の位相速度で伝播させることが可能
となる。
したがって、数GHz〜10GHz用のSAWフィルタ
とする場合に遠紫外線露光フォトリソグラフィ法によっ
てIDT電極を容易に形成することができ、また、10
 GHz〜20 GHz用のSAWフィルタとする場合
に電子ビーム法によってIDT電極を容易に形成するこ
とができる。
更に、上記構成により、実効的電気機械結合係数に2o
ffをSTカット水晶の実効的電気機械結合係数と同等
の0.15%以上とすることができるので、数GHz〜
20GHz用狭帯域SAWフィルタとして必要な負荷Q
L= 1000の条件を満たすことができる。
更に、上記構成により、スプリアスとなるレイリー波基
本モードの励振を抑圧することができるので、高安定な
数Gl(z〜20GHz帯タイミング抽出用狭帯域SA
Wフィルタやバンドパスフィルタを実現できることとな
る。
更に、上記構成のSAWディバイスは単結晶半導体基板
を有しているので、周辺のLSIとの一体化が可能であ
り、LSIとの電気的接続のためのボンディング工程を
なくすることができる。したがって、回路の小型化及び
製造プロセスの簡素化を達成することができる。
一方、第2発明に係るSAWディバイスにおいては、ダ
イヤモンド結晶体と該ダイヤモンド結晶体上に形成した
二酸化シリコン薄膜と該二酸化シリコン薄膜上に形成し
た窒化アルミニウム圧電薄膜とからなる3層構造内で高
次レイリー波モードのSAWを伝播させる構成とされ、
且つ、二酸化シリコン薄膜の膜厚りが窒化アルミニウム
圧電薄膜の膜厚Hに対し、0.01H≦D≦0.1Hの
範囲内となるように構成されるので、3層構造内でSA
Wを約10000m/s以上の位相速度で伝播させるこ
とが可能となる。したがって、数GHz〜1QGHz用
のSAWフィルタとする場合に遠紫外線露光フォトリソ
グラフィ法によってIDT電極を容易に形成することが
でき、また、10GHz〜20GHz用のSAWフィル
タとする場合に電子ビーム法によってIDT電極を容易
に形成することができる。
更に、上記構成により、実効的電気機械結合係数に2゜
、f−を0.1%以上とすることができるので、数G1
1z〜20GHz用狭帯域SAWフィルタとじて必要な
負荷Q、#1000の条件を満たすことができる。
更に、上記構成により、アモルファス膜であるSin、
薄膜上にAIN薄膜をPVD法(物理蒸着法)やCVD
法(化学気相成長法)によって容易にC軸配向成長をさ
せることができるので、良好なC軸配向のAIN薄膜の
形成が容易になり、高安定なSAWディバイスの製造が
容易になる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
玉上光皿卓災隻開 以下に、第1発明を7GIlz帯用SAWディバイスに
適用した場合の一実施例を説明する。
現在の遠紫外線露光フォトリソグラフィ法で実現可能な
IDT電極の最小電極指幅dは約0.35μmであるか
ら、遠紫外線露光フォトリソグラフィ法を用いてIDT
電極を形成することができる7GHz用SAWフイルタ
を実現するためには、SAWの伝播速度(位相速度)V
pを約10000ta/s  CVp=7GHzx4d
≧9800m/s #10000m/s)にする必要が
ある。
また、7GHz帯のタイミング抽出用フィルタとして用
いるための狭帯域SAWフィルタ(負荷QL# l O
OO)を実現するためには、SAWの実効的電気機械結
合係数K”affを0.1%以上にする必要があり、水
晶SAWフィルタで用いられているSTカット水晶の実
効的電気機械結合係数と同程度、すなわち0.15%以
上(K”。1.≧0.15%)にすることが好ましい。
一方、LSIの基板として(100)面又は(110)
面Si単結晶や(100)面GaAs単結晶等が用いら
れていることを考慮すると、SAWディバイスを周辺の
LSIと一体に形成できるようにするためには、SAW
ディバイスも直接Si単結晶やGaAs単結晶等からな
る単結晶半導体基板上に実現する必要がある。
しかしながら、Si単結晶は非圧電性の立方晶系結晶で
ありGaAs単結晶は弱圧電性の立方晶系結晶であるた
め、Si単結晶やGaAs単結晶からなる単結晶半導体
基板上に直接IDT電極を設けてもSAWは励起されな
いか或いは励起の度合いが弱い。それ故、少なくともS
i単結晶やGaAs単結晶からなる単結晶半導体基板と
圧電薄膜とを有する複合基板構造のSAWディバイスを
実現する必要がある。
以上の目標をまとめると、SAWディバイスに要求され
る特性は、 ■ Vp#10000m/sであること。
■ K”a f f≧0.15%であること。
■ 少なくとも単結晶半導体基板と圧電薄膜とを有する
複合基板構造であること。
等となる。
圧電薄膜材料としては、ZnO薄膜やA7!N薄膜等が
考えられる。ZnO薄膜は早くから研究されてきた膜で
ある。そこで、ZnO薄膜とSi単結晶との2層構造を
考えることとする。
第4図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造及び座標
軸を示しており、第8図は第4図の構造におけるSAW
の分散特性の解析結果を示したものである。第8図から
、5AW(レイリー波及びセザワ波)の波数にとZnO
薄膜の膜厚Hとの積kHに対する5AW(レイリー波及
びセザワ波)の伝搬速度(位相速度)Vpの依存性が判
る。
ZnO薄膜をスパッタリングによりC軸配向させるため
には、実際にはZnO薄膜と5i02薄膜とSi単結晶
との3層構成にする必要があるが、S i 02薄膜は
十分薄くするため、SAW特性に大きな影響を及ぼさな
い。したがって、ZnO薄膜とSi単結晶との2層構造
におけるSAWの分散特性を解析しても本質からは外れ
ない。
第8図から判るように、レイリー波及びセザワ波のどち
らを用いても、位相速度Vpは2700III/s≦V
p≦5500rn/sの範囲内となるので、第1発明の
目標であるvp#10000IIl八を達成できない。
これは、ZnOのみの膜厚すべり波の位相速度が約27
00m/sと遅いことに起因している。それ故、ZnO
薄膜を利用することは望ましくない。
一方、A6N薄膜は圧電性の点ではZnO薄膜に劣るが
、それ自体のSAWの位相速度Vpが約5600m/s
、バルク膜厚すベリ波の位相速度Vpが約6000m/
sと高速性を有しており、有望である。
そこで、AIN薄膜とSi単結晶との2層構造を考える
こととする。第9図はAIN薄膜とSi単結晶との2層
構造におけるSAWの分散特性を示したものである。A
IN薄膜とSi単結晶との2層構造と座標軸との関係は
第4図と同様である。
第9図から、AIN薄膜とSi単結晶との2層構造にお
ける位相速度Vpは4900III/s<Vp< 56
00n八となり、やはり目標の実現は不可能であること
が判る。これは、基板として用いられているSi単結晶
の膜厚すべり波の位相速度Vpが約5840m/s(レ
イリー波ではvp=4910s/s)と遅く、且つ、A
IN薄膜自体のレイリー波の位相速度Vpも小さいため
である。
同様の問題が、立方晶系に属するGaAs単結晶を用い
た場合にも生じる。第10図はAIN薄膜とGaAs単
結晶との2層構造におけるSAWの分散特性を示したも
のである。第1O図から判るように、位相速度Vpは2
700s/s<Vp<3100s/sの範囲内であり、
それ以上の速度(約3086s/s)ではSAWがGa
As単結晶のバルク波と結合し、漏洩表面波となってし
まう。
以上の解析結果からSi単結晶やGaAs単結晶は弾性
体としては不適当であることが判る。それ故、SAWを
Si単結晶やGaAs単結晶中に浸透させないことが望
ましい。
そこで、第5図に示す3層構造のSAWディバイスを考
え、上層(1)と中間層(II)の2層内にのみSAW
を閉じ込めることとする。上層(1)はC軸配向のAI
N薄膜とする。C軸配向のAIN薄膜はマグネトロンス
パッタリング等のPVD法又はCVD法により形成する
ことができる。上層(I)のレイリー波及びバルクすベ
リ波の位相速度をそれぞれV、、、V、、とし、中間層
(II)のレイリー波及びバルク膜厚すベリ波の位相速
度をそれぞれV□、voとすれば、V III<V+i
V□<VZSの関係が成立するとき、1次レイリー波に
加えて、1次レイリー波よりも音速の速い3次レイリー
波も励起されることに着目する。
更に、中間層(II)としてはダイヤモンド単結晶薄膜
或いはダイヤモンド多結晶薄膜に着目する。
ダイヤモンド単結晶或いはダイヤモンド多結晶薄膜はメ
タンガスと水素ガス(CH,+1(2)を用いたCVD
法やイオンビームスパッタリング等によるPVD法によ
り単結晶半導体基板上やガラス基板上に人工的に形成す
ることができる。これらダイヤモンド結晶体薄膜のレイ
リー波の位相速度Vpは約11500mへ、バルク膜厚
すベリ波の位相速度Vpは約12800m/sと超高速
性を有する。
よって、第1発明では、Si単結晶やGaAs単結晶等
の単結晶半導体基板とダイヤモンド結晶体薄膜とAIN
薄膜との3層構造を用いることとする。
第6図は(St又はGaAs)単結晶とダイヤモンド結
晶体薄膜とAIN薄膜との3層構造及び座標軸を示した
ものである。この3層複合構造において、ダイヤモンド
結晶体薄膜の膜厚をDとし、AIN薄膜の膜厚をHとす
ると、第7図(a)に示すように、ダイヤモンド結晶体
薄膜の膜厚りがAIN膜の膜厚Hに比べてDHとなれば
、SAWはSi又はGaAsの結晶内まで浸透してGa
As又はSiのバルク波と強く結合することとなるので
、目標値である■p#1ooooIll/sを実現する
ことができない。
一方、第7図(blに示すように、DHとすれば、SA
Wがダイヤモンド結晶体薄膜とAIN薄膜との2層膜内
のみに閉じ込められることとなるので、10000s/
s以上の位相速度を有する超音速SAWを実現すること
ができる。
そこで、先ず、ダイヤモンド結晶体薄膜は十分膜厚が厚
い(D  H)として、ダイヤモンド結晶体薄膜とAI
N薄膜との2層構造を伝播するSAWを解析することと
する。
SAWは基板面に平行に、すなわち(100)方向へ伝
播するとする。解析は、場の方程式に各境界面における
境界条件を適用して、大型計算機を用いて求めることが
できる。
第11図はダイヤモンド結晶体薄膜とAlNi膜との2
層構造におけるAIN薄膜の膜厚HとSAWの波数にと
の積kHに対するSAWの分散特性の解析結果を示した
ものである。
第11図において、曲線すはレイリー波の基本波モード
を示す。この波はAIN薄膜内で対称ラム波の如く振る
舞う。一方、曲線aは3次レイリー波モードであり、k
H≧1.7で励振される。
kH≦6の範囲内では、レイリー波の5次以上のモード
及びセザワ波の高次モードは全てダイヤモンド結晶体薄
膜内でバルク波と結合し、漏洩表面波となる。
第11図から、Vp#lo000m八を満たす条件は、
1次レイリー波を用いた場合0≦kH≦0.4となり、
3次レイリー波を用いた場合1.7〈kH≦5.0とな
る。
そこで、まず、レイリー波を用いる場合を考えることと
し、負荷QL= 1000の条件を満たすための実効的
電気機械結合係数K”effの目標値(K”aff≧0
.15)の実現可能性について考察する。
レイリー波における実効的電気機械結合係数に2゜11
のkH依存性を考察する場合、電極の配置形態としては
4通りを考えることができる。すなわち、第1の形態は
ダイヤモンド結晶体薄膜とAIN薄膜との境界面上にI
DT電極を設けた構成であり、第2の配置形態はIDT
電極をAI!N薄膜上に形成した構成であり、第3の形
態はダイヤモンド結晶体薄膜とAjl’Ni膜との境界
面上にIDT電極を設は且つAIN薄膜上に接地電極を
設けた構成であり、第4の配置形態はAIN薄膜上にI
DT電極を設けてダイヤモンド結晶体薄膜とAIN薄膜
との境界面上に接地電極を設けた構成である。
第12図及び第13図は上述した4通りの電極配置形態
を採用した場合のレイリー波における実効的電気機械結
合係数K”affのkH依存性の解析結果を示したもの
である。実効的電気機械結合係数K”effは圧電的に
SAWを励振できる強さに関するバロメータとなる。
狭帯域SAWフィルタとするための負荷QL#。
1000の一条件を満たすためには実効的電気機械結合
係数に2mtf≧0.15%とする必要があるため、上
述した0≦kH≦0.4の条件を満たすためには、第1
3図に示すIDT電極配置形態の場合、kHは0.3〜
0.4のごく限られた範囲内となり、この範囲内に膜厚
を制御することは困難である。
更に、第14図はレイリー波の変位の相対振幅の深さ(
Z軸方向)依存性を解析した結果を示したものである。
第14図において、横軸は、ダイヤモンド結晶体薄膜と
AIN薄膜との境界面からのZ軸方向の距離をAIN薄
膜の膜厚Hで除した値Z/Hを示しており、縦軸はレイ
リー波の変位の相対振幅値を示している。第14図にお
いて、実線の曲線はX軸成分についての相対振幅値Uz
であり、破線の曲線はX軸成分の相対振幅値Uxである
第14図から判るように、kH≦0.4とした場合、レ
イリー波はダイヤモンド結晶体薄膜内の深くまで浸透す
るので、レイリー波をダイヤモンド結晶体薄膜とAIN
薄膜との2層内のみに閉じ込めるためにはダイヤモンド
結晶体薄膜の膜厚りはAAN薄膜の膜厚Hに対し6倍よ
り溝かに大きく(D  6H)する必要がある。これは
、製造上難しく、また、製造工程並びにコストの点から
好ましくない。それ故、レイリー波を用いてVpζ10
000m/s及びK”mff≧0.15%の目標を実現
することは不可能と考えられる。
したがって、第1発明においては広範囲に膜厚の制御が
可能な3次レイリー波を用いることとする。第15図及
び第16図は4通りの電極配置形態で3次レイリー波を
用いる場合の実効的電気機械結合係数に”offのkH
依存性を解析した結果を示したものである。
第15図において、曲線CはAIN薄膜上にIDT電極
を配置した場合の実効的電気機械結合係数K”affの
kH依存性を示しており、曲線dはダイヤモンド結晶体
薄膜とA77Ni膜との境界面上にIDT電極を配置し
た場合の実効的電気機械結合係数K”mffのkH依存
性を示している。
また、第16図において、曲線eはAfN薄膜上にID
T電極を配置し且つダイヤモンド結晶体薄膜とAIN薄
膜との境界面上に接地電極を配置した場合の実効的電気
機械結合係数K”affのkH依存性を示しており、曲
線fはダイヤモンド結晶体薄膜とAIN薄膜との境界面
上にIDT電極を配置し且つ、IN薄膜上に接地電極を
配置した場合の実効的電気機械結合係数K”affのk
H依存性を示している。
前述したように、3次レイリー波を用いてVp#100
00m/sの条件を満たすためには少なくともAIN薄
膜の膜厚Hを1.7 < k H≦5.0の範囲内とす
る必要がある(第11図参照)。したがって、第15図
及び第16図から、IDT電極をAI!N薄膜上に形成
する場合(図の曲線c、eの場合)に3次レイリー波を
用いてV p# 10000m/s及びに2*ff≧0
.15%の条件を満たすためには、/IN薄膜の膜厚H
を3.5≦kH≦5.0の範囲内に制御する必要がある
一方、IDT電極をAt’Ni膜とダイヤモンド結晶体
薄膜との境界面上に配置した場合(図の曲線d、fの場
合)、3次レイリー波を用いてVp′−10000m+
/s及びK”mff ≧0.15%の条件を満たすため
には、AIVN薄膜の膜厚Hを4.3≦kH≦5.0の
狭い範囲内に制御する必要がある。このように、IDT
電極をAffiN薄膜上に設ける場合に比べると、AI
N薄膜の膜厚を制御できる範囲が狭まいので、AIN薄
膜の膜厚制御が困難である。
一方、3次レイリー波を利用したSAWディバイスにお
いては、他モードも同時に励振されてレイリー波の基本
波モード(1次レイリー波)がスプリアスとなる。この
1次レイリー波を完全に抑圧することは不可能であるが
、できる限りその励振強度を小さくし、スプリアスレベ
ルを小さくすることが望ましい。
そこで、再び第12図及び第13図を参照すると、Af
fN薄膜とダイヤモンド結晶体薄膜との境界面上にID
T電極を形成した場合には、4.3≦kH≦5.0の範
囲内において1次レイリー波の実効的電気機械結合係数
K”affは0.8%≦K”aff≦1.0%となり、
3次レイリー波の実効的電気機械結合係数に2affの
4〜5倍強となる。一方、IDT電極をA I N3膜
上に形成した場合には、3.5≦kH≦5.0の範囲内
において1次レイリー波の実効的電気機械結合係数K”
offが0.05%≦K”*ff≦0.15%となり、
3次レイリー波と同程度になる。したがって、スプリア
スとしての1次レイリー波の結合度を抑圧するためには
IDT電極をAJN薄膜上に形成する必要がある。
よって、Si単結晶又はGaAs単結晶とダイヤモンド
結晶体薄膜とAfN薄膜との3層構造において、スプリ
アスとしての1次レイリー波の励振を抑圧しつつ3次レ
イリー波の位相速度Vpの目標値(Vp#10000m
/s)及び実効的電気機械結合係数K”effの目標値
(K”aff≧0.15%)を容易に実現するためには
、IDT電極をAIN薄膜上に形成し、且つ、AIN薄
膜の膜厚Hが3.5≦kH≦5.0という条件を満足す
るように、マグネトロンスパンタリング法等によりC軸
配向のAIN薄膜をダイヤモンド結晶体薄膜上に形成す
ればよいことが判る。
次に、3次レイリー波を実質的にダイヤモンド結晶体薄
膜とAIN薄膜との2層膜内に閉じ込めるために必要な
ダイヤモンド結晶体薄膜の膜厚りについて考える。
第17図ないし第19図は、kHを3.0,4.0及び
6.0としたときのSAWの相対変位振幅の深さ(Z方
向)依存性についての解析結果を示したものである。ま
た、第20図は、kHを1.8゜3、0及び6.0とし
たときのSAWの相対電位の深さ(Z方向)依存性につ
いての解析結果を示したものである。
第17図ないし第20図に示す解析結果から、3次レイ
リー波をダイヤモンド結晶体薄膜とAIN薄膜の2層膜
内に閉じ込めるために必要なダイヤモンド結晶体薄膜の
膜厚りとAIN薄膜の膜厚Hとの関係は、D≧4Hとす
れば十分であることが判る。
以上の解析結果から、基板構成をSi単結晶、GaAs
単結晶等の単結晶半導体基板とダイヤモンド結晶体薄膜
とAIN薄膜との3層構造とし、IDT電極をAIN″
iR膜上に設け、ダイヤモンド結晶体薄膜の膜厚り及び
/IN薄膜の膜W、HがD≧4H及び3.5≦kH≦5
.0となるように構成することにより、10000#l
/S≦Vp≦11000Il/s及び0.15%≦に2
aff≦0.3%の条件を満たす7G)lz用狭帯域S
AWフィルタを実現できることが判る。しかも、IDT
電極をAIN薄膜上に設けてAIN薄膜の膜厚Hを3.
5≦kH≦5.0とすることにより、スプリアスとして
の1次レイリー波の結合度を抑圧することができるので
、高安定なIGHz用狭帯域SAWフィルタを提供する
ことができる。
このSAWディバイスを7GHz用とした場合に、ID
T電極の電極指幅dを0.357μm≦d≦0、393
μmとすることができるので、遠紫外線露光器を用いた
フォトリソグラフィ法によって容易に電極パターンを形
成することができる。
第1図及び第2図はAIN薄膜上にIDT電極を設けた
SAWディバイスの断面構造を模式的に示したものであ
る。第3図はAIN薄膜上にIDT電極を設は且つダイ
ヤモンド結晶体薄膜とAfNl膜との境界面上に接地電
極を設けたSAWディバイスの断面構造を模式的に示し
たものである。
これらの図において、1はSi単結晶、GaAs単結晶
等からなる単結晶半導体基板、2はダイヤモンド結晶体
薄膜、3はC軸配向のA!!N薄膜、4は正規形IDT
電極である。第3図に示すSAWディバイスにおいては
、ダイヤモンド結晶体薄膜とA I N薄膜との境界面
上に接地電極5が形成されている。これらの実施例にお
いて、ダイヤモンド結晶体薄膜2の膜厚り及びAIN薄
膜3の膜厚Hは、3.5≦kH≦5.0.D≧4Hの条
件を満たすように設定される。
第1図ないし第3図から判るように、SAWディバイス
はSi単結晶、GaAs単結晶等からなる単結晶半導体
基板1を有しているので、単結晶半導体基板1を共通基
板として周辺のLSI(図示せず)と一体に形成するこ
とが可能であり、また、LSIとの電気的接続はA l
 % A u等の導体薄膜6によって容易に行なうこと
ができる。
策主主凱■実施■ 上述した第1発明の構造によれば、遠紫外線を光源とし
たフォトリソグラフィを用いた場合に7〜10GHzの
SAWフィルタを実現することができ、また、電子ビー
ムを用いた場合に10〜20GHzのSAWフィルタを
実現することができるが、人工ダイヤモンド多結晶薄膜
又は人工ダイヤモンド単結晶上にAIN薄膜をPVD法
又はCVD法により蒸着させる際に、C軸配向した特性
が良好なAIN薄膜を人工ダイヤモンド上に成長させる
ことが難しいという製造上の欠点を有している。
そこで、第2発明においては、アモルファスの基板に対
しては基板に垂直な方向にC軸が配向するというブラベ
(Bravais)の経験則を利用する。
例えば、パイレックスガラスや溶融石英上には酸化亜鉛
(Z n O)やAIN圧電薄膜を容易にC軸配向させ
ることができる。
そこで、ダイヤモンド単結晶上にアモルファス膜として
のSiO□薄膜をPVD法やCVD法等により蒸着させ
、この5102薄膜上にAβN薄膜をC軸配向させるこ
とにより、AlNi膜の形成を容易化する。
しかし、5tozFil膜内を伝搬するバルク波の音速
はAIN薄膜内を伝搬するバルク波の音速の約1/2と
極めて低速である。一般に、3層構造を有するSAWに
おいては、第21図のように、上から第1層I、第2層
■及び第3層■内の膜厚すべり波の伝搬速度vI * 
 vZ +  ”’lがv、<V2<vlの関係にある
ときにはレイリー波の基本波モード及びその高次波モー
ドのSAWが伝搬するが、第22図のように、第1層I
、第2層■及び第3層■内の膜厚すべり波の伝搬速度v
l r  vZ +V、がvt V、<V3の関係にあ
るときにはレイリー波基本波モードのSAWのみが第1
NI及び第2層■内にのみ伝搬する。
そこで、第2層である5in2薄膜の膜厚りを第1層で
ある/IN薄膜の膜厚Hに対して所定の範囲内に制御し
得るならば、音速10000 pals以上の超高速な
3次レイリー波モードのSAWが伝搬可能と考えること
ができる。このような視点に立って、製造可能な膜厚で
あり且つ3次レイリー波モードを3層内に閉じ込めて伝
搬させることができる適切なSiO□薄膜の膜厚を検討
することとする。
第23図は第2発明によるSAWディバイスの基本構造
を模式的に示したものであり、SAWディバイスは上か
らAIN薄膜11(膜厚H)と5int薄膜12(膜厚
D=ξH)と人工ダイヤモンド多結晶体又は人工ダイヤ
モンド単結晶体からなるダイヤモンド結晶体薄膜13と
を有している。座標軸は図のようにX軸、Z軸をとり、
Y軸は紙面に垂直な方向とする。ここで、ダイヤモンド
結晶体13のカット面を(001)面とし、/IN薄膜
11はX軸方向にC軸配向した膜すなわち(0001)
面とし、SAWをX軸方向に伝搬させることとした。
第24図は第23図に示す構造における3次レイリー波
モードのSAWの速度分散特性、すなわち、AIN薄膜
の膜厚HとSAWの波数にとの積kHに対する位相速度
(s+/s)の依存性を示したものである。また、第2
5図はSin!薄膜のパラメータξに対する位相速度V
pの変化率を示したものである。ここではξ=0におけ
る位相速度(音速)を基準としている。第24図及び第
25図から、次のことが判明する。
(11ξ=o、ooot〜0.001では3次レイリー
波の位相速度は殆ど不変である。
(21k H= 3.5の位置に位相速度Vpの変化率
ΔVp/Vpの極大点があり、ξが大きくなるに従って
kHが小さくなる方向すなわち波長λがλHとなる方向
にシフトする。
(3)  k H# 3.5とした場合にξ#0.01
で位相速度Vpの変化率ΔVp/Vp(減少率)は−0
,2%、ξ=0.05で−1,0%、ξ=0.1で=2
.5%、ξ=0.2で−7,7%となる。
以上のことから、ξ〉0.1では位相速度が著しく減少
し、且つ、位相速度10000m/s以上の領域がkH
≦3.7の限られた範囲内となるため、利用上好ましく
ないことが判る。現在、遠紫外線フォトリソグラフィ法
により実現可能なIDT電極の電極指幅dはd≧0.3
μmであり、また、IDT電極の電極指幅dとSAWの
位相速度■とはd=A・■/νの関係を有するから、S
AWの位相速度は遠紫外線フォトリソグラフィ法を用い
て1〜10GHz帯のSAWディバイスを実現できるか
どうかに関係しているが、SAWディバイスとして第2
発明による素子を適用する場合には、更に、圧電性の強
さを示す実効的電気機械結合係数K”offのSi0g
薄膜による影響も検討する必要がある。
第23図の3層構造に対するIDT電極の配置場所の態
様としては2種類が考えられる。第26図はアルミニウ
ム(AI)のIDT電極PをA I N3膜ll上に蒸
着形成した第2発明の一実施例を示しており、第27図
はAAのIDT電極Pを、672N薄膜11とSiO□
薄膜12との境界に設けた第2発明の他の実施例を示し
ている。
第28図は第26図の配置構成の場合の実効的電気機械
結合係数K”affのkH依存性を示したものであり、
第29図は第27図の配置構成の場合の実効的電気機械
結合係数に2゜、fのk H依存性を示したものである
。第28図から、ξ≦0.001ではK”affはξ−
0の場合と殆ど変わらないが、少なくとも3.2≦kH
≦4.7の範囲内ではξの増大に従ってに!llffは
増大し、ξ=0.05を境にしてその後急速に減少する
ことが判る。したがって、SiO□薄膜12の膜厚を限
られた範囲内で制御すればK”affが増大するため、
AIN薄膜11と人工ダイヤモンド結晶体薄膜13との
間にSin。
薄膜12を中間層として介在させることが有利であるこ
とが判る。但し、ξ〉0.1ではK”affが急速に減
少するため、ξ〉0.1の範囲内での制御は好ましくな
い。
一方、第29図からも、3.7≦kH≦4.7の範囲内
においてはξの増大に伴ってに2゜ffが増大すること
が判る。したがって、AIN薄膜11と人エダイヤモン
ド結晶体薄膜13との間に5in2薄膜12を中間層と
して介在させることが有利であることが判る。但し、ξ
〉0.1ではK”*ffが減少するため、ξ〉0.1の
範囲内での制御は好ましくない。
以上の如く、SAWの位相速度の分散性及び実効的電気
機械結合係数の2点について検討を進めた結果、次の条
件を満たせばVp≧10000m/s % K”mtt
 ≧0.1%の特性を有するSAWディバイスを実現し
得ることが判明した。
(11SiO□薄膜の膜厚りをAIN薄膜の膜厚Hの1
/100〜1/10内で制御する。(0,01≦ξ≦0
.1) (21/l!N薄膜上にIDT電極を設ける場合には、
3.2≦kH≦4.7となるようAIN薄膜の膜厚Hを
制御する。
+31AIN薄膜とS i O2薄膜との間にIDT電
極を設ける場合には、3.7≦kH≦4.7となるよう
/’t’N薄膜の膜厚Hを制御する。
例えば、第26図の構成による1QGllzのSAWデ
ィバイスは下記第1表に例示する2種類の数値設定によ
って容易に実現することができる。
第1表 また、第26図の構成による5GHzのSAWディバイ
スは下記第2表に例示する2種類の数値設定によって容
易に実現することができる。
第2表 なお、第2発明に係るSAWディバイスを構築するに際
しては、第26−及び第27図に概略的に示すように、
第1発明の実施例と同様にSt、GaAs等の半導体基
板14上にダイヤモンド結晶体薄膜13、Sin、薄膜
12及びAIN薄膜11の3層構造を形成することが好
ましい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、第1発明及び第2発明
の構成によれば、数GHz〜20GHzのマイクロ波領
域にて使用されるタイミング抽出用フィルタやバンドパ
スフィルタを実現するための高安定且つ製造容易なSA
Wディバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の一実施例を示すSAWディバイスの
概略縦断面図、 第2図は第1図に示すSAWディバイスの正規形IDT
電極を横切る方向の断面図、 第3図は第1発明の他の実施例を示すSAWディバイス
の縦断面図、 第4図はZnO薄膜とSt単結晶との2層構造及び座標
軸を示す図、 第5図はSt又はGaAs単結晶と2つの薄膜層との3
層構造及び座標軸を示す図、 第6図はSi又はGaAs単結晶とダイヤモンド単結晶
薄膜とAIN薄膜との3層構造及び座標軸を示す図、 第7図はAlN3膜に対するダイヤモンド結晶体薄膜の
膜厚とSAWの浸透深さとの関係を示す図、 第8図はZnO薄膜とSi単結晶との2層構造における
SAWの位相速度のkH依存性を示す図、第9図は(0
001)面AIN薄膜と(OOl)面(100)方向S
i単結晶との2層構造におけるSAWの位相速度のkH
依存性を示す図、第1O図は(OO01)面/IN薄膜
と(001)面(100)方向QaAs単結晶との2層
構造におけるSAWの位相速度のkH依存性を示す図、 第11図は(OO01)面AIN薄膜と(001)面(
100)方向ダイヤモンド結晶体薄膜との2層構造にお
けるSAWの位相速度のkH依存性を示す図、 第12図及び第13図はそれぞれ(0001)面A7!
N薄膜と(100)面(100)方向ダイヤモンド結晶
体薄膜との2層構造におけるレイリー波の実効的電気機
械結合係数K”offのkH依存性を示す図、 第14図は(0001)面AIN薄膜と(100)面(
100)方向ダイヤモンド結晶体薄膜との2層構造にお
けるレイリー波の変位の相対振幅の深さ依存性を示す図
、 第15図及び第16図はそれぞれ(0001)面AIN
薄膜と(100)面(100)方向ダイヤモンド結晶体
薄膜との2層構造における3次レイリー波の実効的電気
機械結合係数に’sffのkH依存性を示す図、 第17図から第19図までは(0001)面、IN薄膜
と(001)面(100)方向ダイヤモンド結晶体薄膜
との2層構造におけるkHを3.0.4.0及び6.0
としたときの3次レイリー波の変位の相対振幅の深さ依
存性を示す図、第20図は(0001)面AfN薄膜と
(001)面(100)方向ダイヤモンド結晶体薄膜と
の2層構造における3次レイリー波の相対電位の深さ依
存性を示す図、 第21図及び第22図はそれぞれ3層構造における膜厚
すベリ波の速度関係を示す図、第23図は第2発明に係
るSAWディバイスの基本構成を示す図、 第24図は3次レイリー波の速度分散特性を示す図、 第25図はSin、薄膜の膜厚パラメータξに対する3
次レイリー波の位相速度の変化率を示す図、 第26図は第2発明の一実施例を示すSAWディバイス
の要部断面図、 第27図は第2発明の他の実施例を示すSAWディバイ
スの要部断面図、 第28図は第26図の3層構造における3次レイリー波
の実効的電気機械結合係数K”effのkH依存性を示
す図、 第29図は第27図の3層構造における3次レイリー波
の実効的電気機械結合係数K”offのkH依存性を示
す図である。 図において、1.14は単結晶半導体基板、2.13は
ダイヤモンド結晶体薄膜、3.11はAIN薄膜、4.
PはIDT電極、5は接地電極、6は導体薄膜、12は
Sin、薄膜をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.単結晶半導体基板(1)上に形成したダイヤモンド
    結晶体薄膜(2)上に窒化アルミニウム薄膜(3)を形
    成して3層複合構造とし、 窒化アルミニウム薄膜(3)上にインターディジタル・
    トランスデューサ電極(4)を形成し、ダイヤモンド結
    晶体薄膜(2)の膜厚Dと窒化アルミニウム薄膜(3)
    の膜厚Hとの関係をD≧4Hとし、且つ、窒化アルミニ
    ウム薄膜(3)の膜厚Hを3.5≦kH≦5.0(kは
    波数)の範囲内としたことを特徴とする弾性表面波ディ
    バイス。 2.ダイヤモンド結晶体(13)と該ダイヤモンド結晶
    体上に形成した二酸化シリコン薄膜(12)と該二酸化
    シリコン薄膜上に形成した窒化アルミニウム圧電薄膜(
    11)とからなる3層構造内で高次レイリー波モードの
    弾性表面波を伝播させる弾性表面波ディバイスであって
    、 二酸化シリコン薄膜(12)の膜厚Dを窒化アルミニウ
    ム圧電薄膜(11)の膜厚Hに対し、 0.01H≦D≦0.1H としたことを特徴とする弾性表面波ディバイス。 3.窒化アルミニウム圧電薄膜(11)上にインターデ
    ィジタル・トランスデューサ電極(P)を形成し、窒化
    アルミニウム圧電薄膜(11)の膜厚Hを、3.2≦k
    H≦4.7 (kは波数) としたことを特徴とする請求項2記載の弾性表面波ディ
    バイス。 4.窒化アルミニウム圧電薄膜(11)と二酸化シリコ
    ン薄膜(12)との境界面にインターディジタル・トラ
    ンスデューサ電極(P)を形成し、窒化アルミニウム圧
    電薄膜(11)の膜厚Hを、 3.7≦kH≦4.7 (kは波数) としたことを特徴とする請求項2記載の弾性表面波ディ
    バイス。 5.ダイヤモンド結晶体(13)を単結晶半導体基板(
    14)上に形成した請求項2記載の弾性表面波ディバイ
    ス。
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