JPH02210064A - 消臭性アクリル系合成繊維 - Google Patents

消臭性アクリル系合成繊維

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JPH02210064A
JPH02210064A JP597689A JP597689A JPH02210064A JP H02210064 A JPH02210064 A JP H02210064A JP 597689 A JP597689 A JP 597689A JP 597689 A JP597689 A JP 597689A JP H02210064 A JPH02210064 A JP H02210064A
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JP
Japan
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phase
fiber
transition metal
functional group
deodorizing
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Application number
JP597689A
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English (en)
Inventor
Shunji Tatsumi
俊二 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐湿熱寸法安定性に優れた消臭性アクリル系
合成繊維に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、居住環境の快適性が求められる中で、悪臭が問題
になることが多い。
かかる現状に鑑み、本出願人は、先に、各種の悪臭に対
し優れた消臭性能を有する消臭用高分子を開発した。例
えば特開昭63−214261号公報には、その構造体
の1例として、アクリロニトリルをアクリル酸と共重合
したポリマーに、2価の銅イオンを結合させた消臭性能
を有する繊維を挙げている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような均一相からなる繊維は、熱水中や、
蒸気下において、寸法安定性が悪く、セットやボイル染
色に適さないという問題があった。
本発明の目的は、かかる技術的問題を解消し、耐湿熱寸
法安定性が大幅に向上した消臭性アクリル系合成繊維を
提供するにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、陰イオン性官能基と結合した遷移金属塩を存
する高分子(A)相(以下、人相という)と、繊維形成
性アクリル系重合体(B)相(以下、B相という)の2
相よりなる繊維であり、少な(ともA相の一部が外側に
位置するような断面構造を有しており、かつ、遷移金属
が2重量%以上含有することを特徴とする消臭・性アク
リル系合成繊維である。
本発明において、A相が有する陰イオン性官能基は、 
C00X(X: H+ L1+ Na、 L NH4)
で示されるカルボキシル基、−5OsY(Y: H,L
i、 Na、 K、 NHa)で示されるスルホン酸基
である。これらは、共存していても、また単独でも良い
が、容易に多量に導入し易い点から、カルボキシル基が
好ましい。
その導入の方法は、カルボキシル基を有する単量体また
は、スルホン酸基を有する単量体と、アクリロニトリル
との共重合体を用いる方法や、アクリロニトリル系合成
繊維を、表相部のみ加水分解し、この部分にカルボキシ
ル基を導入する方法がある。なお、カルボキシル基を有
する単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、フマール酸、マレイン酸等を挙げることができ
る。
一方、スルホン酸基を有する単量体としては、アリルス
ルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスルホン酸等
が挙げられる。
遷移金属は、銅、鉄、ニッケル、コバルト、クロム、ロ
ジウム、パラジウム、の中から1つ、もしくは、複数を
選んで用いることができる。また、上記陰イオン性官能
基と、該遷移金属を結合させるためには、陽イオン性遷
移金属化合物を用いることが好ましい。その例として、
銅化合物(CuSOa。
Cu(NOx)z+ CuCJz等)、鉄化合物(Fe
SO4+ Few(SO4)s。
p6(NO3)z、 re(NO3)s+ f’ecJ
z+  F8Cj3等)、ニッケル化合物(NiSOa
、Ni (NO3) t、 N1(j 2等)、コバル
ト化合物(CO3O41CO(NO3)g、Co(OC
OCHs)z等)、クロム化合物(CrSO4,Cr(
NOs) !+ Cr(j 2等)、ロジウム化合物(
Rh (NO+) z等)、パラジウム化合物(Pd(
NOs)t、 PdSO4,Pd(OCOCHs)z等
)等を挙げることができる。中でも、価格、性能の面で
銅を主成分とすることが好ましい。
本発明において、該陰イオン性官能基を有する繊維(以
下、繊維Aという、)に、遷移金属を導入するには、繊
維Aを一旦、アルカリ、例えば、苛性ソーダ、アンモニ
ア等を用いて中和し、陰イオン性官能基を、ナトリウム
塩やアンモニウム塩の形にした後、前記、遷移金属化合
物と反応させることによって、容易に導入することがで
きる。
陰イオン性官能基を有する繊維を得る際、アルカリによ
る加水分解を行った場合は、加水分解反応終了時に、R
−COOZ(Z:Na、 Li、 K、 NHa)の塩
型をしているため、直接遷移金属化合物と反応させるこ
とができる。
本発明でいう、消臭性アクリル系合成繊維は、A相が、
B相によって完全に包囲されてはならず、少な(とも人
相の一部が外側に露出した断面形状を有するものである
。繊維の断面形状としては、第1図に示す如く、鞘芯型
、第2図に示す如(、バイメタル型、第3図に示す如く
、海島型、第4図に示す如く、多層型の何れであっても
良い。また、繊維の寸法安定性のためには、B相が少な
くとも繊維長さ方向に連続していることが必要である。
また、その割合は30重量%以上が好ましい。
一方、A相は繊維長さ方向に連続している必要はなく、
断続的であっても良い。一方、有効な消臭機能を発揮す
るには20重景%以上含有していることが好ましい。た
だし、この消臭機能に関しては、繊維に含まれる遷移金
属量に負うところが大で、A相の割合を特に限定するも
のではない。すなわち、A相に含まれる遷移金属量が多
い場合は、より少ないA相であっても良く、逆に、A相
に含まれる遷移金属量が少ない場合は、より多くのA相
が必要となる。いずれにしても、有効な消臭機能を発揮
するには繊維に2重量%以上の遷移金属を有しているこ
とが必要である。
本発明における多相構造をもつ繊維を得るには、2種の
紡糸原液をA相を外側にし、B相を内側にして、鞘芯紡
口から紡糸する方法、あるいは、バイメタル型紡口から
紡糸する方法、さらには2種の紡糸原液を不均一混合し
、通常の紡口から紡糸する方法等、2種の紡糸原液を用
いる方法と、1種の紡糸原液を紡糸して得られたアクリ
ル系合成繊維を、酸またはアルカリにより、任意の程度
に加水分解することにより表相部だけを加水分解して、
カルボキシル基を導入する方法によって得ることができ
る。
2種の紡糸原液を用いる場合は、A相に、陰イオン性官
能基を有するアクリル系高分子を用い、B相に一般のア
クリル系重合体からなる高分子、もしくは、他の重合体
を用いることができる。または、アクリロニトリル系重
合体をA相とし、加水分解し難い重合体をB相に用いた
複合繊維を加水分解する方法によっても得ることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により、更に詳細に説明する。な
お、実施例に示す耐湿熱寸法安定性、消臭効果の評価は
下記の方法によるものである。
耐湿熱寸法安定性; 各実施例及び各比較例から得た繊維について、各々沸騰
水中で10分間浸漬処理し、処理前後の繊維長を調べ収
縮率を下式により求めた。その結果は第1表に示す。
消臭効果; 各実施例及び各比較例から得た繊維について、各繊維1
gを下記、所定濃度の悪臭ガスの入った5fテトラバツ
クの中に入れ、1時間経過後のガス濃度で比較評価した
ものである。第2表に、その結果を示す。
NH,・・・初期濃度 1600ppH+H!S −・
・初期濃度 200pptm実施例1 アクリロニトリル80重量%(以下、%は特に示さない
限り重量%を示す。)、アクリル酸20%からなる共重
合体を鞘部(A相)とし、アクリロニトリル100%か
らなる重合体を芯部(B相)とし、公知の鞘芯紡口より
、各々、l:1の割合で紡糸し% A相と、B相の割合
が1:1である、円形をした単糸デニール5dの繊維(
a−1)を得た。次に、この繊維(a−1)をNaC1
を5%含有した2%NaOH水溶液に常温で1分間浸漬
処理した後、脱水し、これを5%CLISO4水溶液中
に常温で2分間浸漬した。その後、水洗、乾燥を行ない
本発明の繊維(b−1)を得た。
と記、繊維を蛍光X線を用い銅含有量を測定した結果4
,0%であった。
実施例2 実施例1と全く同じ2種の重合体を、A相を30%、B
相を70%の割合で、鞘芯紡口より紡糸し、A相とB相
の割合が3ニアである、円形をした5デニールの繊維(
a−2)を得た。次に、この繊維(a−2)を実施例1
と全く同様の処理をして、本発明の繊維(b−2)を得
た。銅含有量は2.4%であった。
比較例1 実施例1と全く同じ2種の共重合体を実施例工と同様に
し、A相を10%、B相を90%の割合で鞘芯紡口より
紡糸し、A相と4、B相の割合が189である、円形を
した5デニールの繊維(c−1)を得た。この繊維(c
−1)を実施例1と全(同様にして処理し、銅を0.8
%含有した繊維(d−1)を得た。
比較例2 アクリロニトリル80%、アクリル酸20%の共重合体
を常法の湿式紡糸により紡糸して得られた5デニールの
繊維(c−2)を実施例1と全く同様にして、処理して
、銅を8%含有した繊維(d−2)を得た。
実施例3 アクリロニトリル92%、アクリルアミド8%からなる
共重合体を常法の湿式紡糸して得られた5デニールの繊
維を5%NaOH,70°Cで30分間処理し、加水分
解を行った後、脱水し、5%CuSO4水溶液中に2分
間浸漬した。その後、水洗乾燥を行ない銅を3.6%含
有した本発明の繊維(b−3)を得た。
実施例1〜3、比較例工〜2で得られた繊維の特性を第
1°衷、第2表に示す。
第1表 *2 断面写真より推定 第1表に示すように、2相よりなる本発明の繊維(実施
例1〜3)及び比較例1は、■相のものに比べ、はるか
に温熱寸法安定性に優れていることがわかる。
第2表 〔発明の効果〕 本発明は、従来、均一相からなっていた消臭性アクリル
系合成繊維を、消臭成分を有する部分と、他の寸法安定
性の良い成分からなる2相構造とすることにより、耐湿
熱寸法安定性が大幅に向上し、ボイル染色や、セットを
可能にし、衣料やインテリア分野等、種々の分野での幅
広い展開を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係る合成繊維の繊維軸方向に
垂直な断面構造の模式図であり、第1図は鞘芯型構造、
第2図はバイメタル型構造、第3図は海島型構造、第4
図は多層型構造を示す。 A:陰イオン性官能基と結合した遷移金属塩を有する高
分子相。 B:繊維形成性アクリル系重合体相。 第2表に示すように、銅含有量が2%未満のものは、そ
の消臭効果が小さく、実用性がないことがわかる。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 (a) (b) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陰イオン性官能基と結合した遷移金属塩を有する高分子
    (A)相と、繊維形成性アクリル系重合体(B)相の2
    相よりなる繊維であり、少なくともA相の一部が外側に
    位置するような断面構造を有しており、かつ、遷移金属
    を2重量%以上含有することを特徴とする消臭性アクリ
    ル系合成繊維
JP597689A 1989-01-17 1989-01-17 消臭性アクリル系合成繊維 Pending JPH02210064A (ja)

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JP597689A JPH02210064A (ja) 1989-01-17 1989-01-17 消臭性アクリル系合成繊維

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JP597689A JPH02210064A (ja) 1989-01-17 1989-01-17 消臭性アクリル系合成繊維

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JPH02210064A true JPH02210064A (ja) 1990-08-21

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JP597689A Pending JPH02210064A (ja) 1989-01-17 1989-01-17 消臭性アクリル系合成繊維

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JP (1) JPH02210064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260131A (en) * 1991-01-21 1993-11-09 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Water-repellent hygroscopic fiber

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260131A (en) * 1991-01-21 1993-11-09 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Water-repellent hygroscopic fiber

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