JPH02212026A - 放電加工方法及び装置 - Google Patents

放電加工方法及び装置

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JPH02212026A
JPH02212026A JP2760789A JP2760789A JPH02212026A JP H02212026 A JPH02212026 A JP H02212026A JP 2760789 A JP2760789 A JP 2760789A JP 2760789 A JP2760789 A JP 2760789A JP H02212026 A JPH02212026 A JP H02212026A
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清 金田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、種々の電極形状を有した加工電極を用いる放
電加工方法と装置の改良に関し、特に、電極送り動作方
向に対して垂直な座標平面内で、加工電極中心を揺動動
作させることによって、放電加工による加工域を所望の
加工形状、寸法まで漸次に進捗、増加させる電極揺動型
の放電加工におき、放電加工終了時に被加工物のあらゆ
る被加工位置で、同時に、上記所望の加工形状、寸法に
対して精度の高い許容公差内で加工を終了し得るように
した高精度の放電加工方法と装置とに関する。
〔従来の技術〕
被加工形状に従う種々の電極形状を有した放電加工電極
と被加工物との間で放電現象を利用することにより、被
加工物から加工屑を排除して当該被加工物内に所望の加
工形状、寸法を有した凹形又は凸形の加工部を形成する
放電加工方法は、周知である。また、この放電加工方法
には、加工電極を被加工物の内部に向かう送り方向にの
み漸次に送り動作させて、加工電極の形状に合同な加工
屑除去部分を被加工物内に形成するように放電加工を進
捗させ方法き、加工電極に上記の送り方向と共に当該送
り方向に対して垂直な座標平面内にふいても動作(揺動
動作)を付与し、漸次に放電加工を進捗させる揺動型の
放電加工方法とが従来より行われている。
後者の揺動型放電加工方法と、その実施装置の周知例は
、例えば、特公昭55−16773号公報に開示されて
いる。即ち、この特公昭55−16773号公報に開示
の揺動型放電加工方法と装置とは、加工電極を被加工物
に対して接近する送り方向に対して垂直な座標平面内で
同加工電極に更に揺動遅動を与えて放電加工を進捗させ
、被加工物の被加工輪郭と加工電極との間の加工間隙を
勘案して揺動運動自体の速度の増減を図るもので、揺動
型放電加工方法の原理的技術を示しているに過ぎない。
他方、上記特公昭55−16773号公報に開示の揺動
型放電加工方法を発展させた近時の放電加工方法では、
加工電極の電極中心が揺動軌跡に沿って変位する速度を
一定の速度にする方式か、加工電極による単位時間当た
りの加工量(加工屑除去量)を一定にするように例えば
、放電電流値を監視して放電電流レベルを一定にするよ
うに揺動させる方式等が採用されている。
このような、周知の揺動型放電加工方法の原理を更に簡
単図示例により説明すると、第5(A)図に図示のごと
く、被加工物2の加工領域穴(加工電極4を被加工物2
内に送り動作させて形成した穴または予めフライス加工
法等で加工した穴)内で一例として長方形の形状を有し
た加工電極4を、第5(B)図に示す様な座標平面内に
おける軌跡Cに沿って揺動動作をさせると、被加工物2
の放電加工領域は漸次に進捗、増加し、被加工物2の内
部に矩形状の凹形被加工領域3が形成される。この場合
に、第5(A)図の紙面に関し、その紙面に垂直な方向
に被加工物2及び加工電極4は共に厚み寸法を有してい
るから、加工電極4と被加工物2の上記凹形被加工領域
3は面対面で対向している。つまり、加工電極4の長辺
側の大面積の電極面4 a s 4 cと短辺側の小面
積の電極面4b、4dとに対し、凹形被加工領域3の長
辺側の大きな被加工面3a、3cと短辺側の小さな被加
工面3b、3dが対向して放電加工され、放、電加工電
源から加工電極4と被加工物2との放電間隙を介してパ
ルス電圧が印加されることにより、放電加工が進捗する
ものである。
然るに、このように、加工電極4の電極形状に大きな面
積を有した長辺側電極面4as4cと小さな面積を有し
た短辺側電極面4b、4dとがあるき、このような加工
電極4を揺動軌跡Cに沿って1周回させると、上述のよ
うに放電加工電源からのパルス加工電圧の印加により、
加工電極4の小面積の電極面4b、4dが小面積の被加
工面3b、3dを加工するときには、加工電極40大面
積の電極面4a、4cが大面積の被加工面3a。
3cを加工するときに比べて単位面積当たりの放電エネ
ルギーレベルが高く、従って、加工屑除去量が多くなり
、電極中心から見て深く放電加工が進捗してしまう。こ
のような放電加工過程を継続していると、必然的に、被
加工物2の大面積の被加工面3a、3cが所要の最終形
状、寸法に到達する以前に同加工物2の小面積の被加工
面3b。
3dでは所望の最終寸法に到達してしまう現象が発生す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の様な現象が発生すると、最終寸法に到達するのが
遅れた大面積の被加工面3 a % 3 cを所望の最
終形状、寸法値に到達させるために加工電極4の揺動動
作を継続させて放電加工の進捗を続ける間に、速く最終
の形状、寸法に到達した小面積の被加工面3b、3dで
も、加工電極4からの放電が持続して放電加工が進捗し
てしまい一1結局、余分に放電加工が行われてしまう問
題がある。つまり、小面積の被加工面3b、3dは所望
の最終寸法をオーバーした寸法値となり、許容公差を逸
脱したり、許容公差の限界値にまで達してしまう等の精
度低下を来たす問題が生ずる。
また、このような、精度低下を防止すべく、作業者が介
在して加工電極4の揺動軌跡を修正する等を行うと、放
電加工能率の低下を来し、更に、放電加工装置の自動機
能に制限が生ずる問題も発生する。
以上の具体例は、加工電極の形状が電極中心に関して放
電加工作用面積に極端な差異がある、言わば、異形形状
であることに起因して被加工物の夫々の被加工面で異な
る時点に最終寸法に到達するものであるが、その他に、
加工電極の電極中心が被加工物の放電加工領域の中心部
からずれた位置より放電加工が開始されることにより、
加工電極の各部分により加工される加工代にバラツキが
あると同様の問題が発生する。
また、放電間隙において短絡等の異常が検出された時は
、揺動経路を所定の揺動軌跡から中心方向に適宜変更し
て、異常状態から回復させるように制御するものにおい
ても、同じように、被加工面の各面で最終寸法値に達す
る時間に差異が生ずる結果が発生し、上述と同様な問題
点が生ずる。
依って、本発明の目的は、上述の問題に鑑みて揺動型放
電加工法における上述の問題点を解決することを主たる
目的とするものである。
また、本発明の他の目的は、加工電極の形状、電極中心
と被加工物の放電加工部の中心との心ずれ、放電間隙に
おける放電々正異常等に基づくサーボ動作等に左右され
ること無く、被加工物のあらゆる放電加工位置で所望の
形状、寸法に同時に、しかも高い精度の許容寸法公差内
で放電加工が終了し得るようにする高精度の放電加工方
法と、その方法を実施可能な放電加工装置とを提供せん
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、被加工物と加工電極との間で所定の揺動軌跡
に沿って相対的な揺動運動を行って、被加工物の凹部ま
たは穴の壁面や底面を含めた内側面を所望の放電加工形
状、寸法に放電加工するに当たり、放電間隙において短
絡等の異常が検出された時は、揺動経路を所定の揺動軌
跡から中心方向に一時的に変位させるものにおいて、上
記内側面のあらゆる位置で当該所望の放電加工形状、寸
法に加工が完了する理想的な最終揺動運動経路を定め、
現在の揺動経路における刻々の加工電極の現在位置と、
その刻々の加工電極の位置に対応した上記最終揺動運動
経路の位置との間で、経路をよぎる方向に見た差を残余
の加工代(以下、単に残加工代と言う。)として捉え、
該残加工代をパラメータにして現在の位置における揺動
運動速度を残加工代の均一化が得られるように増減制御
してあらゆる加工面において最終の1周回の揺動経路を
通過後に残加工代が無くなるようにするものである。
即ち、本発明によれば、加工電極と被加工物とを相対的
に揺動させながら凹部又は穴の内側面を加工する放電加
工方法に右いて、前記加工電極の刻々の位置と最終加工
時に通るべき理想位置との差から求まる残加工代を演算
し、鎖側々の残加工代を記憶して行き、現在の揺動運動
の周回経路に対する直前1周回の揺動運動の周回経路に
おける残加工代の大小の分布状態を求め、前記刻々求ま
る現在の残加工代が前記直前1周回の揺動運動の経路に
おける残加工代の大小の分布状態における大きな残加工
代に該・当している加工位置では前記揺動速度を遅く、
小さな残加工代に該当している加工位置では前記揺動速
度を速くするように制御し、最終加工時の周回経路に沿
う揺動運動により、残加工代を一斉に解消するようにし
た放電加工方法が提供される。
又、本発明によれば、放電加工の揺動経路における刻々
の加工電極の位置を取出す位置取出手段と、該位置取出
手段で取出した前記加工電極の現在位置と最終加工時に
前記加工電極が通るべき揺動経路上の位置との差を演算
して各位置における残加工代を求める残加工代演算手段
と、該残加工代演算手段で求めた最新の残加工代を分子
側に、また前記残加工代演算手段で求めた直前の1周回
の揺動運動経路に右ける最大残加工代と最小残加工代と
の差を分母側にした所定の割算演算を実行する割算手段
と、該割算手段で求めた商に応じて前記揺動速度を制御
する速度制御手段とを具備した放電加工装置が提供され
る。
〔作用〕
上述の本発明による放電加工方法と装置によれば、被加
工物の凹形部ないし穴部の内側面を放電加工する加工電
極は、両者の相対揺動運動の過程で、該揺動運動の経路
上を進む時々刻々の間に、最終加工時に電極中心が通過
する揺動運動の経路と現在の電極中心位置との差として
定めた残加工代が大きい地点ではゆっくりした加工速度
で進み、残加工代が小さい地点では、速い加工速度で進
むから、被加工物の被加工内側面における残加工代1大
あらゆる位置でムラ無く、漸次に放電加工が進み、従っ
て、最終の揺動経路の周回が終了するとき、あらゆる位
置で、所望の厳しい許容公差内に収まる形状、寸法によ
り放電加工を終了させることができ、故に、高い加工精
度による放電加工を達成できるのである。以下、本発明
を実施例に基づいて、更に、詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明による放電加工方法の遂行時における
基本的な作用手段の作用と加工々程の推移とを示したフ
ローチャート、第21!Iは被加工物と放電加工電極と
の間における電極送り方、向に対して垂直な座標平面内
における相対的な揺動運動の進捗過程における両者の位
置的関係を代表例により説明する平面図、第3図は、本
発明による放電加工方法を直接実施する放電加工装置の
要部構成の1例を示すブロックダイヤグラム、第4図は
本発明による放電加工方法において実施される残加工代
をパラメータとした加工電極の揺動運動速度の増減制御
方法を説明するグラフ図である。
さて、先ず、第2図を参照すると、同図は、前述した第
5図に示した従来の放電加工方法における被加工物と加
工電極との位置的相対関係を示した平面図2同様に、本
発明による放電加工方法における被加工物と加工電極と
の相対的揺動運動の遂行過程を解説する平面図である。
同図において、被加工物10は、その凹形部又は穴v&
12の内側面を加工電極14により放電加工するもので
、ここでは、加工電極14は1例として、矩形形状を有
し、従って、この加工電極14により放電加工される被
加工物10の上記内側面(加工電極14の電極表面に対
向した壁面、底面を含んだ内側向きの面を指す。)も矩
形形状に加工されることを示している。
本発明の前提として、被加工物10と加工電極14とは
、第2図の紙面に平行な座標平面内におき、放電間隙を
介して両者間で相対的な揺動運動を行うことによって、
漸次的に放電加工領域を所望の形状、寸法へ増大させて
行く方法をとるから、上記相対的揺動運動は、例えば、
電動サーボモータ等の適宜の駆動源を加工電極14のア
クチュエータにして上記座標平面内で、該加工電極14
の中心(加工電極の座標面内における動作中心を言う。
)を、揺動中心Gを中心として被加工物10に対して揺
動経路または軌跡に沿い揺動運動をさせるか、又は、座
標平面内で静止状態の加工電極14の電極中心に対して
被加工物10を揺動中心Gに関して同座標平面内の直交
2軸方向に送り作用を与え、その合成動作結果として揺
動運動を行わせるか何れかの構成が取られる。
更に、第2図の図示例では、上記相対的な揺動運動にお
いて、加工電極14の中心が、現在通過している揺動経
路または揺動軌跡16aと、同じく加工電極14の中心
が、被加工物10の所望の最終形状、寸法を有する被加
工面10e(−点破線で図示。)を加工、形成するため
に最終的に通過する理想的な揺動経路16eが図示され
ており、揺動経路16aから揺動経路16eに放電加工
が進捗すると、上記被加工物10の所望の最終形状、寸
法を有する被加工面10eの放電加工が終了するもので
ある。
このとき、本発明では、加工電極14の中心の現在位置
、例えば揺動経路16a上の一点14aと上記最終的に
通過する理想的な揺動経路16eにおける加工電極14
の中心が通過すべき理想的な通過点14eとの両点を結
び、かつ、両揺動軌跡16a、16eを過る方面に見た
寸法、つまり、現時点以降に放電加工すべき加工代を残
加工代Eと言う概念を導入、定義し、この残加工代Eを
制御パラメータにして後述する放電加工作用の制御を行
なうのである。ここで、加工電極14が現在通過してい
る揺動経路16aは加工作用の進捗に応じて最終の揺動
経路16e側へ漸次に移行せしめられるから、当然に、
上記残加工代Eは一定不変の量では無く、また、加工電
極14の電極中心位置が、同じ揺動経路16aの種々の
位置を順次に辿るとき各点毎に、その点における残加工
代Eが定義され、他の点における残加工代Eとの間では
同一量の一定値として一致するものでない。但し、第2
図に図示の如く、揺動経路16a、16eを過る線上で
見た加工電極14の中心の現在位置と最終位置との差に
よる残加工代Eの値と、被加工物10の所望の最終被加
工面LDeと現在まで放電加工された被加工面10aと
の差の値である残存加工代の値とは当然に等しい。
さて、上述した残加工代Eを制御パラメータとした本発
明による揺動運動型の放電加工方法と装置とを以下に第
1図から第4図に基づいて、説明する。
さて、上述した第2図と共に第1図を参照すると、本発
明に係る放電加工方法を実施するための機能手段として
、上述した残加工代Eを放電加工過程で刻々に演算する
ために、残加工代演算手段20、被加工物10に所望の
加工形状、寸法の凹部又は穴12を放電加工するための
加工プログラムに基づき、所定の形状を有した加工電極
14が辿るべき揺動経路のプログラムを予め記憶すると
共に上記残加工代演算手段20に最終的に辿る揺動軌跡
16eの情報を供給する揺動プログラム記憶手段22、
放電加工の過程における加工電極14の電極中心が現在
時点で通過している揺動経路16a上の位置を揺動プロ
グラムの実行手段又は電極駆動用アクチュエータに具備
された検出器、被加工物送り機構の検出器等から取出す
現在電橋位置取出手段24、上記残加工代演算手段20
が演算した最終的揺動経路16eにおけ4理想的通過点
の位置14eと現在時点の電極揺動経路16a上の現在
時点の電極位置14aとの差を現在時点の残加工代E 
(14e−14a=E)として逐次記憶すると共に加工
電極14の揺動運動が現在の揺動経路16aから次の周
回の揺動経路(図示略)に進んだときに、現在の電極位
置を直前の周回の揺動経路を通過中における残加工代E
の値としてデータ供給可能な残加工代記憶手段26、上
記残加工代演算手段20で演算した残加工代Eと、上記
残加工代記憶手段26に記憶された直前の周回の揺動経
路上における残加工代Eの記憶値とから下記の割算演算
、即ち、 ((現在の残加工代E)−(直前周回中の最小残加工代
E″□ヨ))+((直前の周回中の最終被加工面E′□
、)−(直前の周回中の最終被加工面E’ mtm )
 )を行う割算手段28、該割算手段28の演算結果に
基づいて、加工電極!4の現在の揺動経路における通過
速度を増減制御して、放電加工による加工屑除去量を適
正レベルに調節せしめるようにする揺動速度制御手段3
0の諸手段を具備している。即ち、上記諸機能手段20
〜3Dを具備することにより、本発明の放電加工装置が
構成されるのである。 ここで、上記割算手段28が行
う割算の商の技術的意義は、現在の残加工代Eが、直前
の周回の揺動経路を加工電極14が通過した時に各電極
位置毎に演算された残加工代E°の大小の分布状態(上
記の演算の分母部分の意@)に対して現在の電極位置に
おける残加工代Eはどの程度の大きさであるかの傾向を
知り、比較的大きな残加工代値であれば、加工代を減少
させるべく加工電極14をゆっくり揺動経路16a上を
通過させるようにし、以て放電間隙を介して進捗する放
電加工作用を促進し、逆に、比較的小さな残加工代値で
あれば、加工代の減少を抑制すべく比較的早い速度で加
工電極14を通過させるようにし、放電加工作用の進捗
を抑制するようにする判断のためのパラメータDを演算
している意義を有するのである。
そして、このようにして割算演算により得られた判断パ
ラメータに基づき、各位置における残加工代が等しくな
る傾向に向けて加工電極14による放電加工作用を制御
させれば、最終的な揺動経路16eを加工電極14が通
過することにより、被加工物10の最終被加工面10e
は加工代のバラツキを残すことなく、所定の許容公差内
の寸法に一度で加工が終了するのである。
第3図は、上述した諸機能手段20〜30を具備した本
発明に係る放電加工装置の具体的な実施例の構成を示し
たブロック図である。
同図に示す実施例は、被加工物の加工プログラムを周知
の数値制御装置(NC装置)から自動供給して実施する
例であり、NC装置40は、被加工物lOの所望の形状
、寸法に応じたNCプログラムを数値制御データとして
記憶したプログラム部41、該プログラム°部41のN
Cプログラムに従ってNG制御を実行するNC加工プロ
グラムを作成、送出するNC実行部42、同NG実行部
42からのNG加工プログラムによりNC加工を実行す
る際のサーボ動作に↓ける補間機能プログラムを作成、
送出する加工サーボ補間部43とを有して構成されてい
る。
放電加工装置は、上記NC装置40から供給される加工
プログラムに基づいて加工電極14(第2図)に揺動運
動を付与して放電加工を制御するための構成を有し、従
フて、上記NG実行部42から揺動プログラムを取出し
て揺動経路を作成、送出する揺動補間部51、該揺動補
間部51と上記NC装置40の加工サーボ補間部43と
の出力に従って加工電極14を3次元方向に駆動する各
軸の駆動モータ(本例は加工電極14が揺動運動する例
でX軸、Y軸、Z軸方向に夫々の駆動モータで加工電極
14が動作するものとする。)に供給する揺動駆動用の
駆動パルスの合成を行うパルス合成部52、同パルス合
成部52の駆動パルスを逐次に送出する出力パルス部5
3、上記パルス合成部52の駆動パルスから加工電極1
4の現在位置を取出す電極現在位置取出部54、上述し
た残加工代演算手段20と割算手段28の演算機能を実
行する演算857と、上記揺動速度制御手段300機能
を実行し、演算結果の商から揺動速度の増減調節速度を
演算する揺動速度演算部58とを備えたCPU55、該
CPU55が行う演算結果としての残加工代Eや割算の
商を記憶する周知のRAM手段から成る記憶部56とを
備えている。
なお、既述の第1の構成における揺動プログラム記憶手
段22は、本例ではNC装置40に具備されており、現
在電極位置取出手段24はパルス合成部52により作成
される駆動パルスより定まる揺動経路から現在電極位置
を取出す手段として電極現在位置取出手段54が設けら
れている。
以上の構成から成る本発明の放電加工方法と装置におい
ては、加工電極14の揺動経路における通過速度を残加
工代Eを制御パラメータにして演算された判断パラメー
タD(既述の割算の商)に従って増減調節制御すること
により、放電加工作用の進捗を制御するが、実際には、
例えば、第4図に示すように、上記判断パラメータDの
値に対応して揺動速度をVIAIとV wtxとの間で
段階的に変化させても、最終加工経路を通過後における
加工代のバラツキ解消効果は著しく、実験例では、第2
図に示すような矩形凹部12の放電加工に当たり、長辺
側と短辺側との最終加工寸法で従来では両者間で10ミ
クロンから15ミクロンのバラツキ差として存在したが
、本発明の放電加工方法によれば、それが、2ミクロン
ないし3ミクロンに低減された結果が得られた。
〔発明の効果〕
以上の説明から理解できるように、本発明による揺動運
動型の放電加工方法及び装置によれば、残加工代という
放電加工作用上の演算値を採り入れ、この残加工代をパ
ラメータにして制御用の判断パラメータを演算し、その
判断パラメータに従って揺動経路ないし軌跡を移行する
加工電極の中心の移動速度を制御して放電加工作用の進
捗を加減制御するようにし、残加工代が加工プログラム
に従う最終の揺動経路を通過して加工終了点に達したと
き、被加工物の被加工面のあらゆる位置における寸法が
所定の許容公差内にあって加工を終了することになるか
ら最終加工面の寸法が加工超過に成ったり、加工不足に
成ったりして寸法のバラツキを発生することが無く、故
に、極めて高い加工精度の放電加工結果が得られるとい
う効果を得ることができるのである。
また、本発明は、放電加工開始時に加工電極の電極中心
が加工領域の中心に設定されていない心ずれ状態から開
始され、従って、残加工代が揺動経路上の各点で大きく
バラツキが有る状態であっても、最終加工時点では、所
望の寸法、形状にバラツキ無く、しかも同時期に加工を
終了するという効果も得ることができる。
同様に加工電極の形状が実施例の如く、矩形形状を有す
ることにより、被加工面と対向する加工面積に大きなバ
ラツキが有る形状の場合にも被加工物の被加工面はあら
ゆる位置で、高い加工精度により、放電加工を達成でき
る効果を有しているのである。
更に、従来の定速揺動式の放電加工では、加工途中に作
業者が介入して加工精度をチエツクし、加工条件を調整
する等の人的作用の介入を回避出来なかったが、本発明
では、斯かる人的作用の介入を廃することが可能となり
、故に、放電加工の自動化率を益々向上させることがで
きる。
また、従来、被加工物の被加工凹部の隅部等では残加工
代が最後まで残り、他の部分の加工終了後にも隅部の加
工のみをなお、遂行しなければ成らないため、加工電極
は無駄な揺動運動を追加的に行う必要があったが、本発
明は、揺動運動経路が漸次に移行する過程で徐々にあら
ゆる加工面位置での残加工代を解消させる傾向に向けて
放電作用を制御するから、隅部だけに残加工代が最後ま
で残ると言う不利が無くなり、加工電極の無駄な揺動作
用は解消されるから、結果的に加工精度の向上と同時に
加工能率の向上も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による放電加工方法の遂行時における
基本的な作用手段の作用と加工々程の推移とを示したフ
ローチャート、第2図は被加工物と放電加工電極との間
にふける電極送り方向に対して垂直な座標平面内におけ
る相対的な揺動運動の進捗過程における両者の位置的関
係を代表例により説明する平面図、第3図は、本発明に
よる放電加工方法を直接実施する放電加工装置の要部構
成の1例を示すブロックダイヤグラム、第4図は本発明
による放電加工方法において実施される残加工代をパラ
メータとした加工電極の揺動運動速度の増減制御方法を
説明するグラフ図、第5(^)図、第5(B)図は従来
の放電加工作用を説明する平面図。 10・・・被加工物、12・・・凹部または穴部、14
・・・加工電極、16a・・・現在の揺動経路、16a
・・・最終の理想的揺動経路、20・・・残加工代演算
手段、22・・・揺動プログラム記憶手段、24・・・
現在電極位置取出手段、26・・・残加工代記憶手段、
28・・・割算手段、30・・・揺動速度制御手段、4
0・・・NG装置、55・・・CPU、56・・・記憶
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加工電極と被加工物とを相対的に揺動させながら凹
    部又は穴の内側面を加工する放電加工方法において、前
    記加工電極の刻々の位置と最終加工時に通るべき理想位
    置との差から求まる残加工代を演算し、該刻々の残加工
    代を記憶して行き、現在の揺動運動の周回経路に対する
    直前1周回の揺動運動の周回経路における残加工代の大
    小の分布状態を求め、前記刻々求まる現在の残加工代が
    前記直前1周回の揺動運動の経路における残加工代の大
    小の分布状態における大きな残加工代に該当している加
    工位置では前記揺動速度を遅く、小さな残加工代に該当
    している加工位置では前記揺動速度を速くするように制
    御し、 最終加工時の周回経路に沿う揺動運動により、残加工代
    を一斉に解消するようにしたことを特徴とした放電加工
    方法。 2、放電加工の揺動経路における刻々の加工電極の位置
    を取出す位置取出手段と、 該位置取出手段で取出した前記加工電極の現在位置と最
    終加工時に前記加工電極が通るべき揺動経路上の位置と
    の差を演算して各位置における残加工代を求める残加工
    代演算手段と、 該残加工代演算手段で求めた最新の残加工代を分子側に
    、また前記残加工代演算手段で求めた直前の1周回の揺
    動運動経路における最大残加工代と最小残加工代との差
    を分母側にした所定の割算演算を実行する割算手段と、 該割算手段で求めた商に応じて前記揺動速度を制御する
    揺動速度制御手段とを 具備した放電加工装置。 3、前記位置取出手段は、前記被加工物の加工プログラ
    ムと前記加工電極の揺動運動プログラムとから定まる前
    記加工電極の揺動経路から現在時点の該加工電極の位置
    を取出す手段である請求項2に記載の放電加工装置。 4、前記位置取出手段は、前記加工電極を前記揺動経路
    に沿って運動させる動作アクチュエータの位置検出手段
    が検出した現在時点における前記加工電極の位置を読み
    取る読取手段である請求項2に記載の放電加工装置。
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