JPH0221325B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221325B2 JPH0221325B2 JP57171870A JP17187082A JPH0221325B2 JP H0221325 B2 JPH0221325 B2 JP H0221325B2 JP 57171870 A JP57171870 A JP 57171870A JP 17187082 A JP17187082 A JP 17187082A JP H0221325 B2 JPH0221325 B2 JP H0221325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- mandrel bar
- mandrel
- speed
- mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/78—Control of tube rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B17/00—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling
- B21B17/02—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel, i.e. the mandrel rod contacts the rolled tube over the rod length
- B21B17/04—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling with mandrel, i.e. the mandrel rod contacts the rolled tube over the rod length in a continuous process
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は管材圧延機であるマンドレルミルの圧
延制御方法に関するものである。
延制御方法に関するものである。
継目無鋼管は、ピアサー等で穿孔された管材
(素管)にマンドレルバーを通したまま一対の溝
付ロールを備えた圧延機複数基により(一般には
8スタンド構成)連続圧延され所定の肉厚、長
さ、真円度に圧延される。このマンドレルバーと
溝付ロールを備えた圧延機群により構成されるマ
ンドレルミルは孔型ロールによる連続圧延機であ
るがマンドレルバーが管材圧延の故に重要な機械
要素としてはいつてくることが他の線材、棒鋼等
の条鋼圧延とは異なつている。このマンドレルバ
ーの圧延中の挙動、操作がマンドレルミルの生産
性及び、圧延後の管材の品質に多大な影響を与え
る。現在、マンドレルミルはこのマンドレルバー
の操作方法により大別して二つの圧延方法があ
る。
(素管)にマンドレルバーを通したまま一対の溝
付ロールを備えた圧延機複数基により(一般には
8スタンド構成)連続圧延され所定の肉厚、長
さ、真円度に圧延される。このマンドレルバーと
溝付ロールを備えた圧延機群により構成されるマ
ンドレルミルは孔型ロールによる連続圧延機であ
るがマンドレルバーが管材圧延の故に重要な機械
要素としてはいつてくることが他の線材、棒鋼等
の条鋼圧延とは異なつている。このマンドレルバ
ーの圧延中の挙動、操作がマンドレルミルの生産
性及び、圧延後の管材の品質に多大な影響を与え
る。現在、マンドレルミルはこのマンドレルバー
の操作方法により大別して二つの圧延方法があ
る。
即ち、そのうちの一つの方法は入側テーブル上
でマンドレルバーを管材に挿入し、圧延中にはマ
ンドレルバーに何ら操作を与えることなく圧延を
終了してしまう、いわゆる、フルフロート方式マ
ンドレルミルであり、他の一つはマンドレルバー
を圧延機入側より拘束して圧延中マンドレルバー
の進行速度を一定にしておく、例ばMPM方式マ
ンドレルミルである。
でマンドレルバーを管材に挿入し、圧延中にはマ
ンドレルバーに何ら操作を与えることなく圧延を
終了してしまう、いわゆる、フルフロート方式マ
ンドレルミルであり、他の一つはマンドレルバー
を圧延機入側より拘束して圧延中マンドレルバー
の進行速度を一定にしておく、例ばMPM方式マ
ンドレルミルである。
第1図にフルフロート方式マンドレルミルの場
合における圧延中の管材速度とマンドレルバー速
度の関係を示す概念図を示す。第1図において、
横軸tは圧延開始後の時間、そして縦軸は速度で
あり、VHは管材先端の速度、VBはマンドレル
バーの速度、VTは管材後端の速度である。なお
#1,#2,#3…はスタンドナンバーである。
#1スタンド噛み込み後、時間t1までは通管時で
あり、各スタンド噛み込み毎にマンドレルバー速
度VBはVB1からVB2まで変化する。このVB2は
最終スタンド噛み込み後のマンドレルバー速度で
あり、しり抜けを開始する時間t2までは一定であ
る。そしてしろ抜け開始後、最終スタンドのみの
圧延になるまでにマンドレルバー速度VBはVB3
まで変化する。
合における圧延中の管材速度とマンドレルバー速
度の関係を示す概念図を示す。第1図において、
横軸tは圧延開始後の時間、そして縦軸は速度で
あり、VHは管材先端の速度、VBはマンドレル
バーの速度、VTは管材後端の速度である。なお
#1,#2,#3…はスタンドナンバーである。
#1スタンド噛み込み後、時間t1までは通管時で
あり、各スタンド噛み込み毎にマンドレルバー速
度VBはVB1からVB2まで変化する。このVB2は
最終スタンド噛み込み後のマンドレルバー速度で
あり、しり抜けを開始する時間t2までは一定であ
る。そしてしろ抜け開始後、最終スタンドのみの
圧延になるまでにマンドレルバー速度VBはVB3
まで変化する。
即ち、フルフロート方式マンドレルミルにおい
て、通管時、及び、しり抜け時の各スタンド圧延
速度とマンドレルバーの相対速度は変化する。
て、通管時、及び、しり抜け時の各スタンド圧延
速度とマンドレルバーの相対速度は変化する。
このように圧延中の管材速度とマンドレルバー
の相対速度が変化することはロールバイト内の中
立位置も変化することを意味するものであり、ロ
ールバイト内圧延圧力分布も変化する。従つて、
圧延荷重、圧延トルク、トルクアーム、及び先進
率等も変化する。
の相対速度が変化することはロールバイト内の中
立位置も変化することを意味するものであり、ロ
ールバイト内圧延圧力分布も変化する。従つて、
圧延荷重、圧延トルク、トルクアーム、及び先進
率等も変化する。
このように通管時、及びしり抜け時のマンドレ
ルバー速度変化のみによつても上記圧延諸特性値
が変化し、一定圧延条件が確保出来ない。また、
マンドレルミルによる管材の圧延の場合、圧延後
管材の全長に占める通管時及び、しり抜け時の圧
延諸特性値変化の割合が大きい。従つて圧延後、
全長にわたつて均一な肉厚を得ることは困難であ
る。
ルバー速度変化のみによつても上記圧延諸特性値
が変化し、一定圧延条件が確保出来ない。また、
マンドレルミルによる管材の圧延の場合、圧延後
管材の全長に占める通管時及び、しり抜け時の圧
延諸特性値変化の割合が大きい。従つて圧延後、
全長にわたつて均一な肉厚を得ることは困難であ
る。
また、MPM方式マンドレルミルは、マンドレ
ルバーを拘束し、圧延中マンドレルバーの速度を
一定に保持するものであり、上記フルフロート方
式マンドレルミルで必然的に生ずるマンドレルバ
ー速度変化を無くす効果はある。但しマンドレル
バー拘束による潤滑上の問題、最適マンドレルバ
ー速度の決定方法、及び制御方法等が未解決であ
り、操業の安定性を含めて確立された圧延技術で
はない。従つて現時点においては少なくとも国内
に於けるマンドレルミルはフルフロート方式によ
る操業である。
ルバーを拘束し、圧延中マンドレルバーの速度を
一定に保持するものであり、上記フルフロート方
式マンドレルミルで必然的に生ずるマンドレルバ
ー速度変化を無くす効果はある。但しマンドレル
バー拘束による潤滑上の問題、最適マンドレルバ
ー速度の決定方法、及び制御方法等が未解決であ
り、操業の安定性を含めて確立された圧延技術で
はない。従つて現時点においては少なくとも国内
に於けるマンドレルミルはフルフロート方式によ
る操業である。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので論
理的考察と具体的実験により得られた知見をもと
に、マンドレルミルの管材連続圧延において、通
管時、及びしり抜け時にマンドレルバーの速度制
御を実施することにより圧延後、管材の全長にわ
たつて均一な肉厚を得ることのできるようにした
マンドレルミルの肉厚制御方法を提供するもので
ある。
理的考察と具体的実験により得られた知見をもと
に、マンドレルミルの管材連続圧延において、通
管時、及びしり抜け時にマンドレルバーの速度制
御を実施することにより圧延後、管材の全長にわ
たつて均一な肉厚を得ることのできるようにした
マンドレルミルの肉厚制御方法を提供するもので
ある。
さらに、具体的にはマンドレルミルによる圧延
の特徴を踏まえ、管材の肉厚制御を実施すべく圧
延荷重の制御をマンドレルバー速度制御により実
施するものである。
の特徴を踏まえ、管材の肉厚制御を実施すべく圧
延荷重の制御をマンドレルバー速度制御により実
施するものである。
即ち、本発明は上記目標を達成するため、一対
の溝付ロールを備えた圧延機を複数基有し、管材
をこれら圧延機の溝付ロール間に送りながら該管
材内のマンドレルバーを送ることにより前記マン
ドレルバーと前記溝付ロールにより管材を圧延す
るマンドレルミルにおいて、前記マンドレルバー
の速度制御手段を設けると共に各圧延機の圧延荷
重を検出し、前記管材が前段から次段の圧延機へ
噛み込まれる時に該前段の圧延荷重の変化分を零
に抑えるべく該変化分に応じてそれぞれ前記マン
ドレルバーの送り込み速度を制御するか、または
前記複数基の圧延機のうち前段側または後段側の
隣接する数基の圧延荷重を検出し、これら数基の
うち前段の圧延機から次段の圧延機への管材噛み
込み時に該前段の圧延荷重の変化分を零に抑える
べく該変化分に応じて前記マンドレルバーの送り
込み速度を制御し、且つ他の圧延機では張力制
御、圧下制御を併用するようにすることにより肉
厚一定制御を行うようにする。
の溝付ロールを備えた圧延機を複数基有し、管材
をこれら圧延機の溝付ロール間に送りながら該管
材内のマンドレルバーを送ることにより前記マン
ドレルバーと前記溝付ロールにより管材を圧延す
るマンドレルミルにおいて、前記マンドレルバー
の速度制御手段を設けると共に各圧延機の圧延荷
重を検出し、前記管材が前段から次段の圧延機へ
噛み込まれる時に該前段の圧延荷重の変化分を零
に抑えるべく該変化分に応じてそれぞれ前記マン
ドレルバーの送り込み速度を制御するか、または
前記複数基の圧延機のうち前段側または後段側の
隣接する数基の圧延荷重を検出し、これら数基の
うち前段の圧延機から次段の圧延機への管材噛み
込み時に該前段の圧延荷重の変化分を零に抑える
べく該変化分に応じて前記マンドレルバーの送り
込み速度を制御し、且つ他の圧延機では張力制
御、圧下制御を併用するようにすることにより肉
厚一定制御を行うようにする。
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。先ず、実験により得られた具体
例について述べる。第2図はマンドレルミルに連
続圧延実験で得られた圧延後の管材の先端から後
端までの肉厚(最終スタンド圧下方向)を厚み計
で連続的に実測した例で、この場合、フルフロー
ト方式マンドレルミルで、圧延中管材には張力が
かかるべく各スタンドのロール回転数を設定して
いる。図中←T→はしり抜け開始後の領域
(Tail;テイル部)であり、→C→は全スタンド
にわたつて管材が連続圧延されていた領域
(Center;センター部)であり、←H→は全スタ
ンドへの通管時の領域(Head;ヘツド部)であ
る。縦軸は肉厚hでありhc1,hc2はセンター
部の肉厚を示す。センター部とテイル部、及びヘ
ツド部では明らかに肉厚差がある。
ながら説明する。先ず、実験により得られた具体
例について述べる。第2図はマンドレルミルに連
続圧延実験で得られた圧延後の管材の先端から後
端までの肉厚(最終スタンド圧下方向)を厚み計
で連続的に実測した例で、この場合、フルフロー
ト方式マンドレルミルで、圧延中管材には張力が
かかるべく各スタンドのロール回転数を設定して
いる。図中←T→はしり抜け開始後の領域
(Tail;テイル部)であり、→C→は全スタンド
にわたつて管材が連続圧延されていた領域
(Center;センター部)であり、←H→は全スタ
ンドへの通管時の領域(Head;ヘツド部)であ
る。縦軸は肉厚hでありhc1,hc2はセンター
部の肉厚を示す。センター部とテイル部、及びヘ
ツド部では明らかに肉厚差がある。
第3図はマンドレルバーを拘束し圧延開始から
圧延終了までこのマンドレルバーの速度を一定に
保持した場合の例であり、各スタンドのロール回
転数は前記第2図のフルフロート方式マンドレル
ミルの実験と同様である。この場合もセンター部
とテイル部、及びヘツド部で肉厚に差が出ること
に変わりはない。
圧延終了までこのマンドレルバーの速度を一定に
保持した場合の例であり、各スタンドのロール回
転数は前記第2図のフルフロート方式マンドレル
ミルの実験と同様である。この場合もセンター部
とテイル部、及びヘツド部で肉厚に差が出ること
に変わりはない。
この理由は、マンドレルミルの各スタンドへの
噛み込み時、及び全スタンドにわたつての連続圧
延時及び全スタンドにわたつての連続圧延時、及
び#1スタンドから漸次最終スタンドを抜けてし
まうしり抜け時の圧延状態が異なるためである。
また第2図のフルフロート方式マンドレルミルの
場合と第3図のマンドレルバーを拘束し、且つ、
一定速度に保持した場合に両者の各スタンドのロ
ール間隙、マンドレルバー径、圧延前管材の寸
法、形状、潤滑方法、そして各スタンドのロール
回転速度は全く同等の場合でも両者の圧延後の肉
厚に差があり、且つ、肉厚偏差(圧延後のヘツド
部、及び、テイル部とセンター部の肉厚差)にも
差が生じる。即ち、前者のセンター部肉厚をhc
1、そして最大肉厚部のhc1に対する差を△h
1、後者のセンター部肉厚をhc2、最大肉厚部
のhc2に対する差を△h2とすると hc1≠hc2,△h1≠△h2 ……(1) となる。
噛み込み時、及び全スタンドにわたつての連続圧
延時及び全スタンドにわたつての連続圧延時、及
び#1スタンドから漸次最終スタンドを抜けてし
まうしり抜け時の圧延状態が異なるためである。
また第2図のフルフロート方式マンドレルミルの
場合と第3図のマンドレルバーを拘束し、且つ、
一定速度に保持した場合に両者の各スタンドのロ
ール間隙、マンドレルバー径、圧延前管材の寸
法、形状、潤滑方法、そして各スタンドのロール
回転速度は全く同等の場合でも両者の圧延後の肉
厚に差があり、且つ、肉厚偏差(圧延後のヘツド
部、及び、テイル部とセンター部の肉厚差)にも
差が生じる。即ち、前者のセンター部肉厚をhc
1、そして最大肉厚部のhc1に対する差を△h
1、後者のセンター部肉厚をhc2、最大肉厚部
のhc2に対する差を△h2とすると hc1≠hc2,△h1≠△h2 ……(1) となる。
フルフロート方式マンドレルミルの場合、第1
図に示した如く、通管時、及びしり抜け時にマン
ドレルバーの速度が変化し、ロール回転速度との
相対速度も変化する。マンドレルバーを拘束し一
定速度に保持する場合は、マンドレルバー速度と
各スタンドのロール回転速度の相対速度は一定で
あるが、やはり、第3図に示した如くヘツド部、
センター部、テイル部で肉厚に差が生じてくるも
ので、そのときの前記両者の関係は上記(1)式に示
した如くである。これは前述もしたが、主として
次の理由による。
図に示した如く、通管時、及びしり抜け時にマン
ドレルバーの速度が変化し、ロール回転速度との
相対速度も変化する。マンドレルバーを拘束し一
定速度に保持する場合は、マンドレルバー速度と
各スタンドのロール回転速度の相対速度は一定で
あるが、やはり、第3図に示した如くヘツド部、
センター部、テイル部で肉厚に差が生じてくるも
ので、そのときの前記両者の関係は上記(1)式に示
した如くである。これは前述もしたが、主として
次の理由による。
(1) マンドレルバー速度とロール回転速度(又は
圧延中管材速度)の相対値の変化。この相対値
変化による圧延荷重、圧延トルク、先進率等圧
延諸特性値の変化。
圧延中管材速度)の相対値の変化。この相対値
変化による圧延荷重、圧延トルク、先進率等圧
延諸特性値の変化。
(2) マンドレルバー速度を一定にしたことにより
ロール回転速度との相対値が変り、これによつ
て通管時の管材に前方張力または圧縮力が発生
すること、及び、しり抜け時の管材の後方張
力、または圧縮力の変化。
ロール回転速度との相対値が変り、これによつ
て通管時の管材に前方張力または圧縮力が発生
すること、及び、しり抜け時の管材の後方張
力、または圧縮力の変化。
前記したマンドレルミルの圧延に於ける圧延後
管材の肉厚とマンドレルバーの速度制御を積極的
に実施した結果を第4図に示す。
管材の肉厚とマンドレルバーの速度制御を積極的
に実施した結果を第4図に示す。
第4図において、横軸VBは、マンドレルバー
の速度であり、JB=0の位置はマンドレルバー
を完全に拘束して管材の圧延中マンドレルバーは
動くことなく完全に固定される。VB>0の場合
にマンドレルバーは管材の進行方向に速度制御さ
れ、VB<0の場合にマンドレルバーは管材の進
行方向とは逆方向に速度制御される。縦軸hmは
管材の圧延後の平均肉厚であり、図中にはセンタ
ー部(第4図中のA)とテイル部(第4図中の
B)の測定例を記入している。第4図の結果例
は、連続圧延を実施した結果であり、ロール孔
型、潤滑、各スタンドのロール回転数、各スタン
ドのロール間隙マンドルバー寸法は各々一定にし
て圧延中のマンドレルバー速度のみを制御した場
合の結果である。センター部とテイル部で肉厚に
差があるのは第2図、及び第3図に示した場合と
同様であるが圧延後の管材肉厚がマンドレルバー
速度により変化することは明らかである。
の速度であり、JB=0の位置はマンドレルバー
を完全に拘束して管材の圧延中マンドレルバーは
動くことなく完全に固定される。VB>0の場合
にマンドレルバーは管材の進行方向に速度制御さ
れ、VB<0の場合にマンドレルバーは管材の進
行方向とは逆方向に速度制御される。縦軸hmは
管材の圧延後の平均肉厚であり、図中にはセンタ
ー部(第4図中のA)とテイル部(第4図中の
B)の測定例を記入している。第4図の結果例
は、連続圧延を実施した結果であり、ロール孔
型、潤滑、各スタンドのロール回転数、各スタン
ドのロール間隙マンドルバー寸法は各々一定にし
て圧延中のマンドレルバー速度のみを制御した場
合の結果である。センター部とテイル部で肉厚に
差があるのは第2図、及び第3図に示した場合と
同様であるが圧延後の管材肉厚がマンドレルバー
速度により変化することは明らかである。
第5図の結果例及び第6図の結果例はマンドレ
ルバー速度VBと圧延荷重Pの関係を示すもので
ある。第5図の場合は、シングル圧延を実施した
例であり、圧延中の管材の前後方張力または圧縮
力の存在しない圧延であり、また第6図の場合は
連続圧延中であり、圧延中の管材には前方、及び
後方になにがしかの張力、または圧縮力が存在し
ている。なお第5図及び第6図の結果は第4図の
例と圧延条件(ロール孔型、潤滑、ロール間隙な
ど)は同等である。
ルバー速度VBと圧延荷重Pの関係を示すもので
ある。第5図の場合は、シングル圧延を実施した
例であり、圧延中の管材の前後方張力または圧縮
力の存在しない圧延であり、また第6図の場合は
連続圧延中であり、圧延中の管材には前方、及び
後方になにがしかの張力、または圧縮力が存在し
ている。なお第5図及び第6図の結果は第4図の
例と圧延条件(ロール孔型、潤滑、ロール間隙な
ど)は同等である。
即ち、マンドレルミルにおいてはマンドレルバ
ーの速度制御のみによつて圧延荷重を変化させ得
る。
ーの速度制御のみによつて圧延荷重を変化させ得
る。
以上述べた如く、マンドレルミルにおいてはマ
ンドレルバーの速度制御によつて圧延後、管材の
肉厚、及び圧延中の圧延荷重を変化させることが
可能である。
ンドレルバーの速度制御によつて圧延後、管材の
肉厚、及び圧延中の圧延荷重を変化させることが
可能である。
一般に、圧延材の厚さと圧延荷重の間には次の
関係式が成り立つことは周知の事実である。
関係式が成り立つことは周知の事実である。
h=ho+P/M ……(2)
第2式に於て、hは圧延後の厚さ、hoはロー
ル設定間隙、Pは圧延荷重、そしてMはミル定数
である。以上のことによりマンドレルミルの場合
にはマンドレルバーの速度制御のみによつて肉厚
及び圧延荷重を制御し得る特徴があることを示し
た。
ル設定間隙、Pは圧延荷重、そしてMはミル定数
である。以上のことによりマンドレルミルの場合
にはマンドレルバーの速度制御のみによつて肉厚
及び圧延荷重を制御し得る特徴があることを示し
た。
第7図に本発明を実施するためのマンドレルミ
ルの概略図を示す。第7図において1,1′は対
向する一対の溝付ロールであり、この溝付ロール
1,1′は便宜上図に示した如く描いてあるが、
実際には各スタンドのロール軸は隣接スタンドで
互いに90゜の交差角をもつて配列されているもの
である。2は被圧延材である管材であり、3はマ
ンドレルバーであつて、この管材2は溝付ロール
1,1′とマンドレルバー3の間で肉厚を減少さ
せられる。4は溝付ロールの駆動用電動機であ
り、この電動機の回転速度は速度検出器5により
検出される。6は電動機4の回転速度を制御する
速度制御装置であり、演算装置7により制御すべ
き量が与えられている。各スタンドの圧延荷重は
荷重検出器8により検出され、この検出値は記憶
装置9に記憶され演算装置7で所定の演算が実施
される。10はマンドレルバー3の駆動機構であ
り、マンドレルバー3の速度制御はこのマンドレ
ルバー駆動機構10を駆動するためのマンドレル
バー駆動電動機11をマンドレルバー速度制御装
置により速度制御することによりなされる。13
はマンドレルバー駆動電動機11の回転速度検出
器である。尚、第7図において圧延スタンド
#1,#2,…#8の如く、8スタンド構成とし
て示している。
ルの概略図を示す。第7図において1,1′は対
向する一対の溝付ロールであり、この溝付ロール
1,1′は便宜上図に示した如く描いてあるが、
実際には各スタンドのロール軸は隣接スタンドで
互いに90゜の交差角をもつて配列されているもの
である。2は被圧延材である管材であり、3はマ
ンドレルバーであつて、この管材2は溝付ロール
1,1′とマンドレルバー3の間で肉厚を減少さ
せられる。4は溝付ロールの駆動用電動機であ
り、この電動機の回転速度は速度検出器5により
検出される。6は電動機4の回転速度を制御する
速度制御装置であり、演算装置7により制御すべ
き量が与えられている。各スタンドの圧延荷重は
荷重検出器8により検出され、この検出値は記憶
装置9に記憶され演算装置7で所定の演算が実施
される。10はマンドレルバー3の駆動機構であ
り、マンドレルバー3の速度制御はこのマンドレ
ルバー駆動機構10を駆動するためのマンドレル
バー駆動電動機11をマンドレルバー速度制御装
置により速度制御することによりなされる。13
はマンドレルバー駆動電動機11の回転速度検出
器である。尚、第7図において圧延スタンド
#1,#2,…#8の如く、8スタンド構成とし
て示している。
以下、第2図〜第6図に示した事実を基本にし
て、マンドレルミルの肉厚制御を実施する具体例
について述べる。
て、マンドレルミルの肉厚制御を実施する具体例
について述べる。
第8図a,bはロールバイトの側及び正面断面
図を示し、管材2は溝付ロール1,1′とマンド
レルバー3の間隙で肉厚を減少させられる。図中
h1はロールバイト出側の肉厚であり、S1は圧延中
のロール間隙、DBはマンドレルバー3の直径、
Pは圧延荷重である。第2式にならつてマンドレ
ルミルの場合は次式となる。
図を示し、管材2は溝付ロール1,1′とマンド
レルバー3の間隙で肉厚を減少させられる。図中
h1はロールバイト出側の肉厚であり、S1は圧延中
のロール間隙、DBはマンドレルバー3の直径、
Pは圧延荷重である。第2式にならつてマンドレ
ルミルの場合は次式となる。
S1=So+P/M ……(3)
第(3)式において、Soは圧延前のロール設定間
隙、Mはミル定数である。S1,h1,DBの関係は
次式である。
隙、Mはミル定数である。S1,h1,DBの関係は
次式である。
S1=2h1+DB ……(4)
第(3)式と第(4)式から、マンドレルミルにおいて
ロールバイト出側肉厚h1とロール設定間隙S0、マ
ンドレルバー直径DBの関係式は次式である。
ロールバイト出側肉厚h1とロール設定間隙S0、マ
ンドレルバー直径DBの関係式は次式である。
h1=1/2(S0−DB+P/M) ……(5)
ここでミル定数Mは圧延機固有の値であり、ロ
ール設定間隙S0を一定にして、出側肉厚h1を制御
するためには圧延荷重Pとマンドレルバー速度
VBを制御すれば良い。
ール設定間隙S0を一定にして、出側肉厚h1を制御
するためには圧延荷重Pとマンドレルバー速度
VBを制御すれば良い。
第9図は、管材2が#1スタンドに噛み込ま
れ、まだ#2スタンドに達していない状態であ
る。このときの#1スタンドの圧延荷重P10は
#1スタンドの荷重検出器8で検出され、#1ス
タンドの記憶装置9に記憶される。このとき、マ
ンドレルバー3の速度VB0はマンドレルバー駆動
用電動機11の回転速度を速度制御装置12によ
り制御することにより保持される。第10図は、
管材2が#2スタンドに噛み込み後、まだ#3ス
タンドに達していない状態である。この時、#1
及び#2各スタンドの圧延荷重は、それぞれP1,
P2であるとすると、第9図の状態から第10図
の状態になつたことで#1スタンドの圧延荷重は
P10からP1と変化したことになる。この第9図の
状態と第10図の状態との間における#1スタン
ドの圧延荷重の差分△P1は次の通りである。
れ、まだ#2スタンドに達していない状態であ
る。このときの#1スタンドの圧延荷重P10は
#1スタンドの荷重検出器8で検出され、#1ス
タンドの記憶装置9に記憶される。このとき、マ
ンドレルバー3の速度VB0はマンドレルバー駆動
用電動機11の回転速度を速度制御装置12によ
り制御することにより保持される。第10図は、
管材2が#2スタンドに噛み込み後、まだ#3ス
タンドに達していない状態である。この時、#1
及び#2各スタンドの圧延荷重は、それぞれP1,
P2であるとすると、第9図の状態から第10図
の状態になつたことで#1スタンドの圧延荷重は
P10からP1と変化したことになる。この第9図の
状態と第10図の状態との間における#1スタン
ドの圧延荷重の差分△P1は次の通りである。
△P1=P10−P1 ……(6)
#1スタンドにおいて第(6)式の差分△P1が発
生するのは#1スタンドと#2スタンドのロール
回転速度の不整によるスタンド間張力、または圧
縮力の発生及び被圧延材である管材2の寸法の不
整及び管材2に温度変化が存在するためである。
第6式の#1スタンドの圧延荷重の差分△P1は
演算装置7により計算されこの差が零となるよう
にマンドレルバー速度制御装置12によりマンド
レルバー3の速度制御を実施する。この速度制御
により、第11図に示した如く、マンドレルバー
3の速度はVB1となり、#1スタンドの圧延荷重
はP10となる。このときの#2スタンドの圧延荷
重P20が記憶装置9に記憶される。
生するのは#1スタンドと#2スタンドのロール
回転速度の不整によるスタンド間張力、または圧
縮力の発生及び被圧延材である管材2の寸法の不
整及び管材2に温度変化が存在するためである。
第6式の#1スタンドの圧延荷重の差分△P1は
演算装置7により計算されこの差が零となるよう
にマンドレルバー速度制御装置12によりマンド
レルバー3の速度制御を実施する。この速度制御
により、第11図に示した如く、マンドレルバー
3の速度はVB1となり、#1スタンドの圧延荷重
はP10となる。このときの#2スタンドの圧延荷
重P20が記憶装置9に記憶される。
次に第12図に示すように管材2が#3スタン
ドに噛み込むが、このときの#3スタンドの圧延
荷重がP3であるとして、これにより#2スタン
ドの圧延荷重がP2′となるとすれば#2スタンド
における管材2の#3スタンド噛み込み前の圧延
荷重P20と現在の圧延荷重P2′との差分△P2は次の
通りとなる。
ドに噛み込むが、このときの#3スタンドの圧延
荷重がP3であるとして、これにより#2スタン
ドの圧延荷重がP2′となるとすれば#2スタンド
における管材2の#3スタンド噛み込み前の圧延
荷重P20と現在の圧延荷重P2′との差分△P2は次の
通りとなる。
△P2=P20−P2′ ……(7)
そこでこの第(7)式で示される#2スタンドの圧
延荷重の差分△P2が零となるようにマンドレル
バー速度制御装置12によりマンドレルバー3の
速度VB1の制御を行う。以下、同様にして最終ス
タンド噛み込み終了までマンドレルバー3の速度
制御を行う。
延荷重の差分△P2が零となるようにマンドレル
バー速度制御装置12によりマンドレルバー3の
速度VB1の制御を行う。以下、同様にして最終ス
タンド噛み込み終了までマンドレルバー3の速度
制御を行う。
このように、管材2を噛み込む最も下流の圧延
スタンドより一つ上流側の圧延スタンドについ
て、圧延荷重変動がないようにマンドレルバー3
の速度制御を実施する。これは当該圧延スタンド
が他の圧延スタンドに比べ、圧延荷重変動が最も
大きいためである。
スタンドより一つ上流側の圧延スタンドについ
て、圧延荷重変動がないようにマンドレルバー3
の速度制御を実施する。これは当該圧延スタンド
が他の圧延スタンドに比べ、圧延荷重変動が最も
大きいためである。
第13図は#8スタンド噛み込み後にマンドレ
ルバー3の速度制御を終了した状態を示す。マン
ドレルバー3のこの時点の速度はVB7であり、
#7と#8の圧延荷重P70及びP80が各々のスタン
ドの記憶装置9に記憶される。
ルバー3の速度制御を終了した状態を示す。マン
ドレルバー3のこの時点の速度はVB7であり、
#7と#8の圧延荷重P70及びP80が各々のスタン
ドの記憶装置9に記憶される。
以上、第9図〜第13図に関し述べたことは、
マンドレルミルにおいて管材の各スタンドに対す
る噛み込みが終るまでの過程におけるマンドレル
バーの速度制御方法である。
マンドレルミルにおいて管材の各スタンドに対す
る噛み込みが終るまでの過程におけるマンドレル
バーの速度制御方法である。
次に管材2のしり抜け開始直前まで、及び管材
2が#1スタンドをしり抜け開始し、順次#2ス
タンド、#3スタンドとしり抜けを経て圧延を終
了するまでの間について説明する。この間につい
ては第13図に示した最終スタンドである#8ス
タンドの圧延荷重P80、または、#7スタンドの
圧延荷重P70の差分を零とすべくマンドレルバー
3の速度制御を実施してP80またはP70を常に一定
値に制御する。
2が#1スタンドをしり抜け開始し、順次#2ス
タンド、#3スタンドとしり抜けを経て圧延を終
了するまでの間について説明する。この間につい
ては第13図に示した最終スタンドである#8ス
タンドの圧延荷重P80、または、#7スタンドの
圧延荷重P70の差分を零とすべくマンドレルバー
3の速度制御を実施してP80またはP70を常に一定
値に制御する。
このようにマンドレルバー3の速度制御により
圧延荷重を制御すれば、第(5)式により管材2の圧
延後の肉厚を制御することが出来る。上述におい
て管材2が#1スタンドのしり抜けを開始した
後、圧延終了までの間の圧延荷重の一定制御を
#8、または#7のスタンドの圧延荷重P80また
はP70に対して行うようにしたのは、マンドレル
ミルにおいて一般に、最終スタンドは肉厚の圧下
よりむしろ真円度を出すための成形用スタンドと
しての働きが大きいからであり、この場合には、
マンドレルバー3の速度制御による最終スタンド
の圧延荷重制御はあまり効果的でない。このよう
な場合には、第13図に於て#7スタンドのP70
を一定に制御すべくマンドレルバー3の速度制御
を行う。
圧延荷重を制御すれば、第(5)式により管材2の圧
延後の肉厚を制御することが出来る。上述におい
て管材2が#1スタンドのしり抜けを開始した
後、圧延終了までの間の圧延荷重の一定制御を
#8、または#7のスタンドの圧延荷重P80また
はP70に対して行うようにしたのは、マンドレル
ミルにおいて一般に、最終スタンドは肉厚の圧下
よりむしろ真円度を出すための成形用スタンドと
しての働きが大きいからであり、この場合には、
マンドレルバー3の速度制御による最終スタンド
の圧延荷重制御はあまり効果的でない。このよう
な場合には、第13図に於て#7スタンドのP70
を一定に制御すべくマンドレルバー3の速度制御
を行う。
尚、以上の説明において、圧延スタンドに対す
る管材2の関係により、どの状態のときに、どの
圧延スタンドに対して圧延荷重が変動しないよう
にマンドレルバー3の速度制御を行うかを例示し
たが、この場合、マンドレルバー3の速度制御に
より圧延荷重変動がないようにする対象の圧延ス
タンドAの前段の圧延スタンドB(例えば、圧延
スタンドAが#3スタンドであるとすれば、圧延
スタンドBは#2スタンド)ではこの制御によつ
て当然、圧延荷重は変動する。
る管材2の関係により、どの状態のときに、どの
圧延スタンドに対して圧延荷重が変動しないよう
にマンドレルバー3の速度制御を行うかを例示し
たが、この場合、マンドレルバー3の速度制御に
より圧延荷重変動がないようにする対象の圧延ス
タンドAの前段の圧延スタンドB(例えば、圧延
スタンドAが#3スタンドであるとすれば、圧延
スタンドBは#2スタンド)ではこの制御によつ
て当然、圧延荷重は変動する。
この圧延荷重変動は小さいが、しかし、この変
動に対しては肉厚変動に繋がるので、圧延スタン
ドBでは張力制御や圧下制御を行う。
動に対しては肉厚変動に繋がるので、圧延スタン
ドBでは張力制御や圧下制御を行う。
すなわち、圧延荷重変動がないようにする対象
の圧延スタンドは圧延荷重変動が最も大きいもの
を対象とする。この圧延荷重変動が最も大きいも
のは、噛み込み開始したスタンドの前段のスタン
ドであり、これが圧延スタンドAである。
の圧延スタンドは圧延荷重変動が最も大きいもの
を対象とする。この圧延荷重変動が最も大きいも
のは、噛み込み開始したスタンドの前段のスタン
ドであり、これが圧延スタンドAである。
従つて、本実施例ではマンドレルバーの速度制
御による肉厚一定制御を主たる制御とする場合
に、圧延荷重変動がないようにする対象の圧延ス
タンドは圧延スタンドAとしている。
御による肉厚一定制御を主たる制御とする場合
に、圧延荷重変動がないようにする対象の圧延ス
タンドは圧延スタンドAとしている。
圧延スタンドBは圧延スタンドAに比べて圧延
荷重変動が小さいので、これによる肉厚変動の抑
制制御は、従来からの一般的な圧延制御技術であ
る張力制御や圧下制御により行う。
荷重変動が小さいので、これによる肉厚変動の抑
制制御は、従来からの一般的な圧延制御技術であ
る張力制御や圧下制御により行う。
すなわち、マンドレルバー3の速度制御により
圧延荷重変動がないようにする対象の圧延スタン
ドより上流側の圧延スタンドについては、張力制
御や圧下制御を行うことによつて、その圧延スタ
ンドでの管材の肉圧変動を抑制する。
圧延荷重変動がないようにする対象の圧延スタン
ドより上流側の圧延スタンドについては、張力制
御や圧下制御を行うことによつて、その圧延スタ
ンドでの管材の肉圧変動を抑制する。
上記した本発明の実施例は、管材2の圧延開始
から圧延終了まで全スタンドの圧延荷重制御を、
マンドレルバー3の速度制御を主体とする制御に
よつてを実施した例を示したが、本発明は、マン
ドレルミルを構成する圧延機群の一部、例えば、
圧延機群の前段スタンド1基以上に限つてのみ、
または、後段スタンド1基以上に限つてのみ圧延
荷重を制御すべくマンドレルバー3の速度制御を
実施するようにしても肉厚一定とすることができ
る。
から圧延終了まで全スタンドの圧延荷重制御を、
マンドレルバー3の速度制御を主体とする制御に
よつてを実施した例を示したが、本発明は、マン
ドレルミルを構成する圧延機群の一部、例えば、
圧延機群の前段スタンド1基以上に限つてのみ、
または、後段スタンド1基以上に限つてのみ圧延
荷重を制御すべくマンドレルバー3の速度制御を
実施するようにしても肉厚一定とすることができ
る。
例えば、第14図は前段の3スタンド(#13
#2,#3スタンド)の圧延荷重P1,P2,P3を
マンドレルバー3の速度制御により制御する例と
して示したものでであり、制御の方法は前述した
場合と同じである。
#2,#3スタンド)の圧延荷重P1,P2,P3を
マンドレルバー3の速度制御により制御する例と
して示したものでであり、制御の方法は前述した
場合と同じである。
この前段3スタンドの制御により管材2の母材
(圧延前の材料)としての寸法の不整、温度分布、
その他外乱の影響を小さくして、#4スタンド以
後で従来の張力制御方法、圧下制御方法を併用す
る場合に、より品質的にすぐれたマンドレルミル
圧延製品を得ることができる。
(圧延前の材料)としての寸法の不整、温度分布、
その他外乱の影響を小さくして、#4スタンド以
後で従来の張力制御方法、圧下制御方法を併用す
る場合に、より品質的にすぐれたマンドレルミル
圧延製品を得ることができる。
また、第15図に示した例は、マンドレルミル
出側の管材の肉厚を測定する肉厚測定器14を設
置した例であり、肉厚測定器14の測定値を肉厚
記憶装置15に記憶させる。そして時間経過によ
り、肉厚記憶装置15に記憶された肉厚または肉
厚記憶装置15に設定された所定肉厚からの差分
が生じた場合にこの差分を零とするようにマンド
レルバー3の速度制御を実施するようにするもの
である。
出側の管材の肉厚を測定する肉厚測定器14を設
置した例であり、肉厚測定器14の測定値を肉厚
記憶装置15に記憶させる。そして時間経過によ
り、肉厚記憶装置15に記憶された肉厚または肉
厚記憶装置15に設定された所定肉厚からの差分
が生じた場合にこの差分を零とするようにマンド
レルバー3の速度制御を実施するようにするもの
である。
また、第16図にマンドレルバーの速度制御を
実施した場合と、従来のフルフロート方式マンド
レルミルにおいてマンドレルバーの速度制御を実
施しなかつた場合の圧延後の肉厚を全長にわたつ
て測定した結果例を示した。図中16がマンドレ
ルバーの速度制御無しの場合であり、17が制御
を実施した結果であるが、図から明らかなように
両者を比較してみると、マンドレルバー速度制御
の肉厚制御に対する効果は歴然としていることが
わかる。
実施した場合と、従来のフルフロート方式マンド
レルミルにおいてマンドレルバーの速度制御を実
施しなかつた場合の圧延後の肉厚を全長にわたつ
て測定した結果例を示した。図中16がマンドレ
ルバーの速度制御無しの場合であり、17が制御
を実施した結果であるが、図から明らかなように
両者を比較してみると、マンドレルバー速度制御
の肉厚制御に対する効果は歴然としていることが
わかる。
以上述べた如く、本発明によれば、従来マンド
レルミルにおいて、マンドレルバーが重要な機械
要素として存在するにもかかわらず、このマンド
レルバーの存在故にマンドレルミルの圧延制御は
難かしいものとされていたが、このマンドレルバ
ーを圧延中に積極的に速度制御することにより被
圧延材である管材の先端から後端まで精度良い肉
厚制御が出来ることとなる。
レルミルにおいて、マンドレルバーが重要な機械
要素として存在するにもかかわらず、このマンド
レルバーの存在故にマンドレルミルの圧延制御は
難かしいものとされていたが、このマンドレルバ
ーを圧延中に積極的に速度制御することにより被
圧延材である管材の先端から後端まで精度良い肉
厚制御が出来ることとなる。
以上詳述したように本発明はマンドレルバーの
速度制御により加圧荷重の制御が可能な点に着目
したもので、一対の溝付ロールを備えた圧延機を
複数基有し、管材をこれら圧延機の溝付ロール間
に送りながら該管材内のマンドレルバーを送るこ
とにより管材を圧延するマンドレルミルにおい
て、前記マンドレルバーの速度制御手段を設ける
と共に各圧延機の圧延荷重を検出し、前記管材が
前段から次段の圧延機へ噛み込まれる時に該前段
の圧延荷重の変化分を零に抑えるべく該変化分に
応じてそれぞれ前記マンドレルバーの送り込み速
度を制御するか、または前記複数基の圧延機のう
ち前段側の隣接する数基の圧延荷重を検出し、こ
れら数基のうち前段の圧延機から次段の圧延機へ
の管材噛み込み時に該前段の圧延荷重の変化分を
零に抑えるべく該変化分に応じて前記マンドレル
バーの送り込み速度を制御し、且つ他の圧延機で
は張力制御、圧下制御を併用するようにして肉厚
が一定となるように制御できるようにしたので、
マンドレルバーを上述のように圧延中に積極的に
速度制御することにより被圧延材である管材の先
端から後端まで精度良い肉厚制御ができるように
なるなどの特徴を有するマンドレルミルの圧延制
御方法を提供することができる。
速度制御により加圧荷重の制御が可能な点に着目
したもので、一対の溝付ロールを備えた圧延機を
複数基有し、管材をこれら圧延機の溝付ロール間
に送りながら該管材内のマンドレルバーを送るこ
とにより管材を圧延するマンドレルミルにおい
て、前記マンドレルバーの速度制御手段を設ける
と共に各圧延機の圧延荷重を検出し、前記管材が
前段から次段の圧延機へ噛み込まれる時に該前段
の圧延荷重の変化分を零に抑えるべく該変化分に
応じてそれぞれ前記マンドレルバーの送り込み速
度を制御するか、または前記複数基の圧延機のう
ち前段側の隣接する数基の圧延荷重を検出し、こ
れら数基のうち前段の圧延機から次段の圧延機へ
の管材噛み込み時に該前段の圧延荷重の変化分を
零に抑えるべく該変化分に応じて前記マンドレル
バーの送り込み速度を制御し、且つ他の圧延機で
は張力制御、圧下制御を併用するようにして肉厚
が一定となるように制御できるようにしたので、
マンドレルバーを上述のように圧延中に積極的に
速度制御することにより被圧延材である管材の先
端から後端まで精度良い肉厚制御ができるように
なるなどの特徴を有するマンドレルミルの圧延制
御方法を提供することができる。
第1図は従来のフルフロート方式マンドレルミ
ルにおける管材とマンドレルバーの速度関係を示
す図、第2図はフルフロート方式マンドレルミル
による圧延後管材の長手方向肉厚分布を示す図、
第3図はマンドレルバー速度を圧延中一定値に保
持した場合の圧延後管材の長手方向肉厚分布を示
す図、第4図はマンドレルバー速度と肉厚の関係
を示す図、第5図と第6図はマンドレルバー速度
と圧延荷重の関係を示す図、第7図は本発明を実
施するためのマンドレルミルの簡略ブロツク図、
第8図はマンドレルミルのロールバイト内断面図
で、ロール間隙と肉厚の概念図、第9図〜第13
図は本発明によるマンドレルバー速度により圧延
荷重を制御し肉厚制御を実施するための説明図、
第14図はマンドレルバーの速度制御を前段スタ
ンドを対象に適用する場合の変形例を示す図、第
15図は肉厚測定器を用いてマンドレルバー速度
を制御する変形例を説明するための図、第16図
は本発明による肉厚制御の効果を比較して説明す
るための図である。 1,1′…溝付ロール、3…マンドレルバー、
4…溝付ロール駆動電動機、6…速度制御装置、
7…演算装置、8…圧延荷重記憶装置、9…圧延
荷重記憶装置、10…マンドレルバー駆動機構、
11…マンドレルバー駆動電動機、12…マンド
レルバー速度制御装置、14…肉厚測定器、15
…肉厚記憶装置。
ルにおける管材とマンドレルバーの速度関係を示
す図、第2図はフルフロート方式マンドレルミル
による圧延後管材の長手方向肉厚分布を示す図、
第3図はマンドレルバー速度を圧延中一定値に保
持した場合の圧延後管材の長手方向肉厚分布を示
す図、第4図はマンドレルバー速度と肉厚の関係
を示す図、第5図と第6図はマンドレルバー速度
と圧延荷重の関係を示す図、第7図は本発明を実
施するためのマンドレルミルの簡略ブロツク図、
第8図はマンドレルミルのロールバイト内断面図
で、ロール間隙と肉厚の概念図、第9図〜第13
図は本発明によるマンドレルバー速度により圧延
荷重を制御し肉厚制御を実施するための説明図、
第14図はマンドレルバーの速度制御を前段スタ
ンドを対象に適用する場合の変形例を示す図、第
15図は肉厚測定器を用いてマンドレルバー速度
を制御する変形例を説明するための図、第16図
は本発明による肉厚制御の効果を比較して説明す
るための図である。 1,1′…溝付ロール、3…マンドレルバー、
4…溝付ロール駆動電動機、6…速度制御装置、
7…演算装置、8…圧延荷重記憶装置、9…圧延
荷重記憶装置、10…マンドレルバー駆動機構、
11…マンドレルバー駆動電動機、12…マンド
レルバー速度制御装置、14…肉厚測定器、15
…肉厚記憶装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一対の溝付ロールを備えた圧延機を複数基有
し、管材内にマンドレルバーを通すと共にこのマ
ンドレルバーを送りつつ該管材をこれら圧延機の
溝付ロール間に送り込むことにより前記マンドレ
ルバーと前記溝付ロールにより管材を圧延するマ
ンドレルミルにおいて、前記マンドレルバーの速
度制御手段を設けると共に各圧延機の圧延荷重を
検出し、前記管材が前段から次段の圧延機へ噛み
込まれる時に該前段の圧延荷重の変化分を零に抑
えるべく該変化分に応じてそれぞれ前記マンドレ
ルバーの送り込み速度を制御することを特徴とす
るマンドレルミルの圧延制御方法。 2 一対の溝付ロールを備えた圧延機を複数基有
し、管材内にマンドレルバーを通すと共にこのマ
ンドレルバーを送りつつ該管材をこれら圧延機の
溝付ロール間に送り込むことにより前記マンドレ
ルバーと前記溝付ロールにより管材を圧延するマ
ンドレルミルにおいて、前記マンドレルバーの速
度制御手段を設けると共に前記複数基の圧延機の
うち前段側または後段側の隣接する数基の圧延荷
重を検出し、これら数基のうち前段の圧延機から
次段の圧延機への管材噛み込み時に該前段の圧延
荷重の変化分を零に抑えるべく該変化分に応じて
前記マンドレルバーの送り込み速度を制御し、且
つ他の圧延機では張力制御、圧下制御を併用する
ことを特徴とするマンドレルミルの圧延制御方
法。 3 管材の後端が最前段の圧延機を通過した後は
圧延終了までの間、最後段またはその前段の圧延
機の加圧荷重が一定となるようマンドレルバーの
送り込み速度を制御することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のマンドレルミルの圧延制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57171870A JPS5961513A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | マンドレルミルの圧延制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57171870A JPS5961513A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | マンドレルミルの圧延制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5961513A JPS5961513A (ja) | 1984-04-07 |
| JPH0221325B2 true JPH0221325B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=15931312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57171870A Granted JPS5961513A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | マンドレルミルの圧延制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5961513A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6114010A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | マンドレルミルの圧延制御方法 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP57171870A patent/JPS5961513A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5961513A (ja) | 1984-04-07 |
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