JPH0221468B2 - - Google Patents
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- JPH0221468B2 JPH0221468B2 JP15643481A JP15643481A JPH0221468B2 JP H0221468 B2 JPH0221468 B2 JP H0221468B2 JP 15643481 A JP15643481 A JP 15643481A JP 15643481 A JP15643481 A JP 15643481A JP H0221468 B2 JPH0221468 B2 JP H0221468B2
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Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
本発明は油圧サーボにより作動されるVベルト
式無段変速機を用いた車両用無段自動変速機の油
圧制御装置内に設けられ、Vベルト式無段変速機
の減速比(トルク比)を制御する減速比制御機構
に関する。 Vベルト式無段変速機は、前進後進切換装置お
よび流体継手と組合せて車両用無段自動変速機と
して使用される。しかるにこの車両用無段自動変
速機では、車両の発進時に無段変速機部が最大減
速比になつていないと十分なトルクが得られずス
ムーズな発進ができない。Vベルト式無段変速機
は一般に停止中における減速比の変更がむずかし
くこのため車両が急停止するときは、急速なダウ
ンシフトが必要となる。このダウンシフトのスピ
ードを決定する主な要因の1つに減速比制御機構
内のバルブ(弁)の作動速度(レスポンス)があ
る。従来の減速比制御機構は、第37図に示す如
く、ダウンシフト時(減速時)に圧油が増給され
アツプシフト時に減給されるがわのVベルト式無
段変速機の油圧サーボへの油圧供給油路2と油圧
源からのライン圧供給油路1との間に設けられ、
該油圧サーボと油圧源または排油口との連絡を司
り、ドレインポート(排油口)813,814を
有する減速比制御弁80と、該減速比制御弁のス
プール812に背設されたスプリング811と、
前記スプールを制御するアツプシフト電磁ソレノ
イド弁84とダウンシフト電磁ソレノイド弁85
からなり、ダウンシフトは、ダウンシフト電磁ソ
レノイド弁85による前記スプールへの印加油圧
の排圧により、スプールが前記スプリング811
を圧縮し移動し、アツプシフト電磁ソレノイド弁
の閉作動により保持されたライン圧が排油口81
3から漸増的に洩れ、スプールに加わる外力の平
衡位置で停止することによりなされる構成であ
り、ダウンシフト時スプールはスプリング811
の荷重に抗して移動していたため急速なレスポン
スが得られなかつた。 本発明の目的は急速なダウンシフトに充分な減
速比制御弁のレスポンスが得られる車両用無段自
動変速機の減速比制御機構の提供にある。 本発明は前記入力プーリの油圧サーポと、油圧
源または排油口との連絡を行う減速比制御弁、該
減速比制御弁のスプールにばね荷重を付与するス
プリング、前記スプールの両方から印加されてい
る油圧を車両走行条件に応じて排圧するアツプシ
フト電磁ソレノイド弁とダウンシフト電磁ソレノ
イド弁からなる減速比制御機構において、 前記スプリングによるばね荷重は、ダウンシフ
ト時にスプールが移動する方向に付与させたこと
を骨子とするものである。 つぎに本発明を図に示す一実施例に基づき説明
する。 第1図は油圧制御装置により制御されるVベル
ト式の車両用無段自動変速機を示す。この車両用
無段自動変速機100は、Vベルト式無段変速機
200と、該変速機200の入力側に連結された
トルクコンバータ、フルードカツプリング等流体
継手300と、本実施例では該変速機200の出
力側に連結されている前進後進切換用遊星歯車変
速機400と、該遊星歯車変速機400の出力側
に連結された減速歯車機構500と、該減速歯車
機構500に連結されたデイフアレンシヤルギア
600により構成される。なお、前進後進切換機
構としては遊星歯車機構以外の他の全ての機構が
用いられる。 101はエンジン出力軸に連結した前記無段自
動変速機100の入力軸、102はVベルト式無
段変速機200の入力軸をなす管状の第1中間軸
であり、入力軸101と第1中間軸102は本実
施例トルクコンバータである流体継手300を介
して連結されている。103は前記無段自動変速
機100の出力軸、104は出力軸103の外側
に同軸状に配され、Vベルト式無段変速機200
の出力軸である管状の第2中間軸であり、該第2
中間軸104と出力軸103とは、前進後進切換
用遊星歯車変速機400、第3中間軸105、減
速歯車機構500、デイフアレンシヤルギア60
0とを介して連結されている。106,107は
それぞれ第1中間軸102と第2中間軸104に
摺動自在に嵌合された可動フランジであり、それ
ぞれ中間軸102,104に添つた管状の軸受部
6A,7Aを有し、該可動フランジ106および
107を側壁としてそれぞれの中間軸102およ
び104に同心状に設けられた第1のシリンダ1
08が一体に溶接され第1のシリンダ109が一
体に形成されている。110および111はそれ
ぞれ第1中間軸102および第2中間軸104と
一体形成された固定フランジであり、可動フラン
ジ106と固定フランジ110および可動フラン
ジ107と固定フランジ111はそれぞれ対応し
てVベルト112を受け入れるV字空間113お
よび114を面成すると共に入力プーリAおよび
出力プーリBを構成している。115および11
6はそれぞれ第1のシリンダ108および109
内に挿設された第1の固定壁であり、シリンダ1
08および109内壁に接するフランジ部15A
および16Aと、該フランジ部15A,16Aに
連続する管状部15Bおよび16Bと、該管状部
15B,16Bに連続し、それぞれの中間軸10
2および104に固定される固定部15Cおよび
16Cとを有する。該第1の固定壁115および
116はシリンダの側壁である可動フランジ10
6および107との間にそれぞれ第1の環状油室
117および118を形成する。119および1
20はそれぞれ第1のシリンダ108,109に
外嵌する第2のシリンダ121および122と一
体に形成された第2の固定壁であり、第1の固定
壁の固定部15Cおよび16Cと接して中間軸1
02および104に固定されている。該第2のシ
リンダ121の先端部(図示右側)は外側半径方
向に折り曲げられフランジ状部21Aを成し、該
フランジ状部21A外周側に歯21Bが形成され
ている。123は自動変速機ケース700の上記
フランジ状部21Aに対応する所定位置に装着さ
れた電磁ピツクアツプである。該電磁ピツクアツ
プ123と上記フランジ状部21Aとで入力プー
リ回転数すなわち第1中間軸102の回転数の検
出装置を構成している。上記第2の固定壁119
および120は、第2の固定壁に一体の第2のシ
リンダ121および122と上記第1の固定壁の
管状部15Bおよび16Bとの間に摺動可能に挿
設された環状板状の受圧板124および125と
の間に第2の環状油室126および127を形成
している。128および129はそれぞれ第1中
間軸102と可動フランジ106および第2中間
軸104と可動フランジ107の摺動面の双方に
設けた軸方向の溝に挿入した球体であり、可動フ
ランジ106,107と中間軸102,104の
相対的回転を阻止する作用をなすものである。 Vベルト式無段変速機200は、Vベルト11
2と、入力プーリAおよび出力プーリBと、プー
リAおよびBの油圧サーボCおよびEにより構成
される。このVベルト式無段変速機200は、上
記入力プーリ回転数検出装置さらに車速、スロツ
トル開度等からの検出情報が入力されて、第1の
油室117および118と第2の油室126およ
び127とを有する油圧サーボCおよびEへ供せ
られる油圧をコントロールすることによつて、可
動フランジ106および107が駆動されてV字
空間113と114の巾が増減され、これに伴な
い入力プーリAおよび出力プーリBと接動するV
ベルト112の回転半径が増減して車両の走行状
態に応じた無段階の変速がなされる。 トルクコンバータである流体継手300は、ポ
ンプインペラ301、タービンランナ302、ス
テータ303、ワンウエイクラツチ304からな
る公知の構成を有する。 前進後進切換用遊星歯車変速機400は、無段
変速機200の出力軸である第2中間軸104と
多板クラツチ401を作動させる油圧サーボ40
2のシリンダ402Aを有するドラム403を介
して連結されたリングギア404と、遊星歯車変
速機400の出力軸である第3中間軸105とス
プライン嵌合で連結されるとともに該ドラム40
3と上記多板クラツチ401を介して連結された
サンギア405と、該サンギア405とリングギ
ア404との間に回転自在に歯合されたプラネタ
リギア406および該プラネタリギア406を回
転自在に支持するとともに多板ブレーキ407を
介して自動変速機ケース700に係合されたプラ
ネタリキヤリヤ408と、多板クラツチ401を
作動させる油圧サーボ402と、多板ブレーキ4
07を作動させる油圧サーボ409により構成さ
れる。この前進後進切換用遊星歯車変速機400
は、多板クラツチ401が係合し、多板ブレーキ
407が解放しているとき減速比1の前進ギアが
得られ、多板クラツチ401が解放し、多板ブレ
ーキ407が係合しているとき減速比0.7の後進
ギアとなる。この後進時の減速比0.7は通常の自
動車用変速機の後進時の減速比に比較し小さい
が、本実施例では、Vベルト式無段変速機におい
て得られる減速比(たとえば2.4)と、減速歯車
機構500において減速を行つているので、全体
として適切な減速比が得られる。 第2図は第1図に示した伝動装置における無段
自動変速装置を制御する油圧制御装置の油圧回路
を示す。 油圧制御装置は、油圧源50、油圧調整装置6
0、誘星歯車変速機400における多板ブレーキ
および多板クラツチの係合のタイミングを制御
し、N−D、N−Rシフト時の衝撃を緩和するシ
フト制御機構70、および本発明にかかる減速比
制御装置80からなる。油圧調整装置60は、そ
れぞれシフトレバー(図示せず)により手動操作
されるマニユアル弁62、エンジンのスロツトル
開度θに応じデイテント圧およびスロツトル圧を
出力するデイテント弁64およびスロツトル弁6
5、出力プーリBの可動フランジ107と連動し
その変位量に応じてデイテント弁64にライン圧
を供給し且つスロツトル弁65に設けた出力油圧
フイードバツク油路9を排圧するトルクレシオ弁
66、および油圧源50から供給された圧油を調
圧しライン圧として油圧調整装置60の各所に供
給するレギユレータ弁61で構成される。 油圧源50は、オイルストレーナ51からエン
ジンにより駆動されるポンプ52で汲み上げた作
動油を、リリーフ弁53が取り付けられた油路1
1を経て、レギユレータ弁61に供給する。 マニユアル弁62は、運動席に設けたシフトレ
バーのシフト位置P、R、N、D、Lに対応して
第3図に示す如くスプール621がP、R、N、
D、Lの各位置に設定され、表に示す如くライ
ン圧が供給される油路1と出力用油路3〜5とを
連絡する。
式無段変速機を用いた車両用無段自動変速機の油
圧制御装置内に設けられ、Vベルト式無段変速機
の減速比(トルク比)を制御する減速比制御機構
に関する。 Vベルト式無段変速機は、前進後進切換装置お
よび流体継手と組合せて車両用無段自動変速機と
して使用される。しかるにこの車両用無段自動変
速機では、車両の発進時に無段変速機部が最大減
速比になつていないと十分なトルクが得られずス
ムーズな発進ができない。Vベルト式無段変速機
は一般に停止中における減速比の変更がむずかし
くこのため車両が急停止するときは、急速なダウ
ンシフトが必要となる。このダウンシフトのスピ
ードを決定する主な要因の1つに減速比制御機構
内のバルブ(弁)の作動速度(レスポンス)があ
る。従来の減速比制御機構は、第37図に示す如
く、ダウンシフト時(減速時)に圧油が増給され
アツプシフト時に減給されるがわのVベルト式無
段変速機の油圧サーボへの油圧供給油路2と油圧
源からのライン圧供給油路1との間に設けられ、
該油圧サーボと油圧源または排油口との連絡を司
り、ドレインポート(排油口)813,814を
有する減速比制御弁80と、該減速比制御弁のス
プール812に背設されたスプリング811と、
前記スプールを制御するアツプシフト電磁ソレノ
イド弁84とダウンシフト電磁ソレノイド弁85
からなり、ダウンシフトは、ダウンシフト電磁ソ
レノイド弁85による前記スプールへの印加油圧
の排圧により、スプールが前記スプリング811
を圧縮し移動し、アツプシフト電磁ソレノイド弁
の閉作動により保持されたライン圧が排油口81
3から漸増的に洩れ、スプールに加わる外力の平
衡位置で停止することによりなされる構成であ
り、ダウンシフト時スプールはスプリング811
の荷重に抗して移動していたため急速なレスポン
スが得られなかつた。 本発明の目的は急速なダウンシフトに充分な減
速比制御弁のレスポンスが得られる車両用無段自
動変速機の減速比制御機構の提供にある。 本発明は前記入力プーリの油圧サーポと、油圧
源または排油口との連絡を行う減速比制御弁、該
減速比制御弁のスプールにばね荷重を付与するス
プリング、前記スプールの両方から印加されてい
る油圧を車両走行条件に応じて排圧するアツプシ
フト電磁ソレノイド弁とダウンシフト電磁ソレノ
イド弁からなる減速比制御機構において、 前記スプリングによるばね荷重は、ダウンシフ
ト時にスプールが移動する方向に付与させたこと
を骨子とするものである。 つぎに本発明を図に示す一実施例に基づき説明
する。 第1図は油圧制御装置により制御されるVベル
ト式の車両用無段自動変速機を示す。この車両用
無段自動変速機100は、Vベルト式無段変速機
200と、該変速機200の入力側に連結された
トルクコンバータ、フルードカツプリング等流体
継手300と、本実施例では該変速機200の出
力側に連結されている前進後進切換用遊星歯車変
速機400と、該遊星歯車変速機400の出力側
に連結された減速歯車機構500と、該減速歯車
機構500に連結されたデイフアレンシヤルギア
600により構成される。なお、前進後進切換機
構としては遊星歯車機構以外の他の全ての機構が
用いられる。 101はエンジン出力軸に連結した前記無段自
動変速機100の入力軸、102はVベルト式無
段変速機200の入力軸をなす管状の第1中間軸
であり、入力軸101と第1中間軸102は本実
施例トルクコンバータである流体継手300を介
して連結されている。103は前記無段自動変速
機100の出力軸、104は出力軸103の外側
に同軸状に配され、Vベルト式無段変速機200
の出力軸である管状の第2中間軸であり、該第2
中間軸104と出力軸103とは、前進後進切換
用遊星歯車変速機400、第3中間軸105、減
速歯車機構500、デイフアレンシヤルギア60
0とを介して連結されている。106,107は
それぞれ第1中間軸102と第2中間軸104に
摺動自在に嵌合された可動フランジであり、それ
ぞれ中間軸102,104に添つた管状の軸受部
6A,7Aを有し、該可動フランジ106および
107を側壁としてそれぞれの中間軸102およ
び104に同心状に設けられた第1のシリンダ1
08が一体に溶接され第1のシリンダ109が一
体に形成されている。110および111はそれ
ぞれ第1中間軸102および第2中間軸104と
一体形成された固定フランジであり、可動フラン
ジ106と固定フランジ110および可動フラン
ジ107と固定フランジ111はそれぞれ対応し
てVベルト112を受け入れるV字空間113お
よび114を面成すると共に入力プーリAおよび
出力プーリBを構成している。115および11
6はそれぞれ第1のシリンダ108および109
内に挿設された第1の固定壁であり、シリンダ1
08および109内壁に接するフランジ部15A
および16Aと、該フランジ部15A,16Aに
連続する管状部15Bおよび16Bと、該管状部
15B,16Bに連続し、それぞれの中間軸10
2および104に固定される固定部15Cおよび
16Cとを有する。該第1の固定壁115および
116はシリンダの側壁である可動フランジ10
6および107との間にそれぞれ第1の環状油室
117および118を形成する。119および1
20はそれぞれ第1のシリンダ108,109に
外嵌する第2のシリンダ121および122と一
体に形成された第2の固定壁であり、第1の固定
壁の固定部15Cおよび16Cと接して中間軸1
02および104に固定されている。該第2のシ
リンダ121の先端部(図示右側)は外側半径方
向に折り曲げられフランジ状部21Aを成し、該
フランジ状部21A外周側に歯21Bが形成され
ている。123は自動変速機ケース700の上記
フランジ状部21Aに対応する所定位置に装着さ
れた電磁ピツクアツプである。該電磁ピツクアツ
プ123と上記フランジ状部21Aとで入力プー
リ回転数すなわち第1中間軸102の回転数の検
出装置を構成している。上記第2の固定壁119
および120は、第2の固定壁に一体の第2のシ
リンダ121および122と上記第1の固定壁の
管状部15Bおよび16Bとの間に摺動可能に挿
設された環状板状の受圧板124および125と
の間に第2の環状油室126および127を形成
している。128および129はそれぞれ第1中
間軸102と可動フランジ106および第2中間
軸104と可動フランジ107の摺動面の双方に
設けた軸方向の溝に挿入した球体であり、可動フ
ランジ106,107と中間軸102,104の
相対的回転を阻止する作用をなすものである。 Vベルト式無段変速機200は、Vベルト11
2と、入力プーリAおよび出力プーリBと、プー
リAおよびBの油圧サーボCおよびEにより構成
される。このVベルト式無段変速機200は、上
記入力プーリ回転数検出装置さらに車速、スロツ
トル開度等からの検出情報が入力されて、第1の
油室117および118と第2の油室126およ
び127とを有する油圧サーボCおよびEへ供せ
られる油圧をコントロールすることによつて、可
動フランジ106および107が駆動されてV字
空間113と114の巾が増減され、これに伴な
い入力プーリAおよび出力プーリBと接動するV
ベルト112の回転半径が増減して車両の走行状
態に応じた無段階の変速がなされる。 トルクコンバータである流体継手300は、ポ
ンプインペラ301、タービンランナ302、ス
テータ303、ワンウエイクラツチ304からな
る公知の構成を有する。 前進後進切換用遊星歯車変速機400は、無段
変速機200の出力軸である第2中間軸104と
多板クラツチ401を作動させる油圧サーボ40
2のシリンダ402Aを有するドラム403を介
して連結されたリングギア404と、遊星歯車変
速機400の出力軸である第3中間軸105とス
プライン嵌合で連結されるとともに該ドラム40
3と上記多板クラツチ401を介して連結された
サンギア405と、該サンギア405とリングギ
ア404との間に回転自在に歯合されたプラネタ
リギア406および該プラネタリギア406を回
転自在に支持するとともに多板ブレーキ407を
介して自動変速機ケース700に係合されたプラ
ネタリキヤリヤ408と、多板クラツチ401を
作動させる油圧サーボ402と、多板ブレーキ4
07を作動させる油圧サーボ409により構成さ
れる。この前進後進切換用遊星歯車変速機400
は、多板クラツチ401が係合し、多板ブレーキ
407が解放しているとき減速比1の前進ギアが
得られ、多板クラツチ401が解放し、多板ブレ
ーキ407が係合しているとき減速比0.7の後進
ギアとなる。この後進時の減速比0.7は通常の自
動車用変速機の後進時の減速比に比較し小さい
が、本実施例では、Vベルト式無段変速機におい
て得られる減速比(たとえば2.4)と、減速歯車
機構500において減速を行つているので、全体
として適切な減速比が得られる。 第2図は第1図に示した伝動装置における無段
自動変速装置を制御する油圧制御装置の油圧回路
を示す。 油圧制御装置は、油圧源50、油圧調整装置6
0、誘星歯車変速機400における多板ブレーキ
および多板クラツチの係合のタイミングを制御
し、N−D、N−Rシフト時の衝撃を緩和するシ
フト制御機構70、および本発明にかかる減速比
制御装置80からなる。油圧調整装置60は、そ
れぞれシフトレバー(図示せず)により手動操作
されるマニユアル弁62、エンジンのスロツトル
開度θに応じデイテント圧およびスロツトル圧を
出力するデイテント弁64およびスロツトル弁6
5、出力プーリBの可動フランジ107と連動し
その変位量に応じてデイテント弁64にライン圧
を供給し且つスロツトル弁65に設けた出力油圧
フイードバツク油路9を排圧するトルクレシオ弁
66、および油圧源50から供給された圧油を調
圧しライン圧として油圧調整装置60の各所に供
給するレギユレータ弁61で構成される。 油圧源50は、オイルストレーナ51からエン
ジンにより駆動されるポンプ52で汲み上げた作
動油を、リリーフ弁53が取り付けられた油路1
1を経て、レギユレータ弁61に供給する。 マニユアル弁62は、運動席に設けたシフトレ
バーのシフト位置P、R、N、D、Lに対応して
第3図に示す如くスプール621がP、R、N、
D、Lの各位置に設定され、表に示す如くライ
ン圧が供給される油路1と出力用油路3〜5とを
連絡する。
【表】
表において〇は油路1との連絡状態を示し、
×は油路3〜5が排圧状態にあることを示す。 レギユレータ弁61は、スプール611と、デ
イテント圧およびスロツトル圧を入力してスプー
ル611を制御するレギユレータバルブプランジ
ヤ612とを備え、スプール611の変位に伴な
い第2出力ポート614と連通する隙間面積を調
整し、出力ポート616から油路1にライン圧を
出力する。ポート614からは油路12を経てフ
ルードカツプリング、オイルクーラおよび潤滑必
要部へ油を供給する。 デイテント弁64はエンジンのスロツトル開度
θにリンクして連動し第4図に示す如く移動する
スプール641を備え、0≦θ≦θ1においては第
4図Aに示す如く油路5とレギユレータ弁61に
設けられた入力ポート616に連絡するデイテン
ト圧出力用油路7とを連通し、θ<θ≦100%の
ときは第4図Bに示す如く油路7とデイテント弁
64をトルクレシオ弁66に連絡する油路6とを
連通する。 スロツトル弁65は、デイテント弁のスプール
641にスプリング645を介して直列されると
共に他方にスプリング652が背設されたスプー
ル651を備え、スプール641およびスプリン
グ645を介して伝達されるスロツトル開度θの
変動に応じて動く上記スプール651の作用によ
り、油路1と連絡するポート653の開口面積を
調整し、レギユレータ弁61に設けられた入力ポ
ート618に連絡するスロツトル圧出力用油路8
へスロツトル圧を出力する。スプール651は、
それぞれ油路8から分枝すると共にオリフイス6
54および655が設けられた出力油圧のフイー
ドバツク用油路9および10を介してランド65
6と該ランド656より受圧面積の大きいランド
657に出力油圧のフイードバツクを受けてい
る。 トルクレシオ弁66は、出力プーリBの可動フ
ランジ322に連結ロツドを介してリンクされた
スプール662を備え、可動フランジ322の移
動量Lがl3≦L≦l4(トルク比Tがt2≧T≧t1)の
ときは第5図Aに示す如くスプール662が図示
左側部に位置し、スロツトル弁65に設けられた
出力油圧のフイードバツク用油路9と連絡した入
力ポート664を閉じると共に、デイテント弁6
4への出力用油路6をドレインポート665に連
通して排圧する。可動フランジ322の移動量L
がl2≦L≦l3(t3≧T>t2)のときは、第5図Bに
示す如くスプール662が中間部に位置し、油路
9と連絡するポート664とドレインポート66
6とが連通し油路9は排圧される。移動量Lが0
≦L≦l2(t4≧T>3)のときは、第5図Cに示す
如くスプール662が図示右側部に位置し、油路
1に連結したポート663と油路6とが連通し該
油路6にライン圧が供給される。 またスプール662は回転状態にある出力プー
リBの可動フランジ322と摺動状態にて連動す
るのであるが、第5図に示すようにスプール66
2のバルブ軸方向への移動にはスプリング、油圧
等の防げになるものはない構造をもつているた
め、可動フランジの移動を防げないとともに、大
きな相対速度を持つ摺動部の摩耗等を防止するこ
とができる。 シフト制御機構70は、一方にスプリング71
1が背設され他端に設けられた油室713からラ
イン圧を受けるスプール712を備えたシフト制
御弁71、油室713へライン圧を供給する油路
1に設けられたオリフイス72、該オリフイス7
2と油室713との間に取り付けられたプレツシ
ヤリミツテング弁73、および後記する電気制御
回路により制御され油室713の油圧を調整する
電磁ソレノイド弁74からなる。電磁ソレノイド
弁74が作動してドレインポート741を開き油
室713を排圧しているときは、シフト制御弁7
1のスプール712はスプリング711の作用で
図示右方に移動され、遊星歯車変速機400の多
板クラツチ401を作動させる油圧サーボ402
に連絡する油路13と多板ブレーキ407を作動
させる油圧サーボ409に連絡する油路14とを
それぞれドレインポート714と715とに連絡
して排圧させ、多板クラツチ401または多板ブ
レーキ407を解放させる。電磁ソレノイド弁7
4が作動しないときはドレインポート741は閉
ざされ、スプール712は油室713に供給され
るライン圧で図示左方に位置し、それぞれ油路3
および油路4を上記油路13および油路14に連
絡し、多板ブレーキ407または多板クラツチ4
01を係合させる。本実施例においてはシフト制
御弁71に油路13および油路14の出力油圧を
フイードバツクする油室717と油室716を設
け、出力油圧の立ち上りを緩和し多板クラツチ4
01および多板ブレーキ407の係合時のシヨツ
クを防止している。 本発明の減速比制御機構80は、減速比制御弁
81、オリフイス82と83、アツプシフト用電
磁ソレノイド弁84、及びダウンシフト用電磁ソ
レノイド弁85からなる。減速比制御弁81はラ
ンド812Aと812Bを有し一方のランド81
2Bにスプリング811が背設されたスプール8
12、それぞれオリフイス82及び83を介して
油路1からライン圧が供給された両端の油室81
5及び816、ライン圧が供給される油路1と連
絡すると共に、スプール812の移動に応じて開
口面積が増減する入力ポート817およびVベル
ト式無段変速機200の入力プーリAの油圧サー
ボCに油路2を介して連絡する出力ポート818
が設けられた油室819、スプール812の移動
に応じて油室819を排圧するドレインポート8
14、及びスプール812の移動に応じて油室8
15を排圧するドレインポート813を備えるア
ツプシフト用電磁ソレノイド弁84とダウンシフ
ト用電磁ソレノイド弁85とは、それぞれ減速比
制御弁81の油室815と油室816とに取り付
けられ、双方とも後記する電気制御回路の出力で
作動されそれぞれ油室815と油室816とを排
圧する。 第6図は第2図に示した油圧制御装置における
シフト制御機構70の電磁ソレノイド弁74、減
速比制御機構80のアツプシフト用電磁ソレノイ
ド弁84およびダウンシフト用電磁ソレノイド弁
85を制御する電気制御回路の構成を示す。 901はシフトレバーがP、R、N、D、Lの
どの位置にシフトされているかを検出するシフト
レバースイツチ、902は入力プーリAの回転速
度を検出する回転速度センサ、903は車速セン
サ、904はエンジンのスロツトル開度を検出す
るスロツトルセンサ、905は回転速度センサ9
02の出力を電圧に変換するスピード検出処理回
路、906は車速センサ903の出力を電圧に変
換する車速検出回路、907はスロツトルセンサ
904の出力を電圧に変換するスロツトル開度検
出処理回路、908〜911は各センサの入力イ
ンターフエイス、912は中央処理装置
(CPU)、913は電磁ソレノイド弁74,84,
85を制御するプログラムおよび制御に必要なデ
ータを格納してあるリードオンメモリ(ROM)、
914は入力データおよび制御に必要なパラメー
タを一時的に格納するランダムアクセスメモリ
(RAM)、915はクロツク、916は出力イン
ターフエイス、917はソレノイド出力ドライバ
であり出力インターフエイス916の出力をダウ
ンシフト電磁ソレノイド弁85、アツプシフト電
磁ソレノイド弁84およびシフトコントロールソ
レノイド74の作動出力に変える。入力インター
フエイス908〜911とCPU912、ROM9
13、RAM914、出力インターフエイス91
6との間はデータバス918とアドレスバス91
9とで連絡されている。 つぎにトルクレシオ弁66、デイテント弁6
4、スロツトル弁65、マニユアル弁62および
レギユレータ弁61で構成される本実施例の油圧
調整装置60の作用を説明する。 油圧制御回路に供給される作動油は、エンジン
で駆動されるポンプ52を供給源としており、ラ
イン圧が高ければそれに応じてポンプ52により
動力の消耗が増大する。よつて車両を低燃費で走
行させるためには油圧制御回路に供給するライン
圧を必要最小限に近づけることが必要となり、無
段変速装置において該ライン圧は入力プーリAお
よび出力プーリBの各油圧サーボがVベルト11
2の滑りを生ずることなくトルクの伝達を行える
油圧で規定される。エンジンを最良燃費となる状
態で作動させた場合入出力軸間のトルク比Tの変
化に対する必要最小限のライン圧をスロツトル開
度θをパラメータとして第7図の実線で示す。車
両の発進時には両プーリによつて実現可能なトル
ク比の範囲では、エンジンを最良燃費の状態で作
動させることが不可能であるから点線で示す如く
上記実線で示した最良燃費の特性曲線より20%程
度大きな破線で示すライン圧とすることが望まし
く、またエンジンブレーキ時にはスロツトル開度
θ=0においても一点鎖線で示すより高いライン
圧特性とすることが望ましい。 本実施例においては、レギユレータ弁61の出
力であるライン圧は、油圧調整装置60により、
マニユアル弁62のシフト位置(L、D、N、
R、P)、スロツトル開度θおよび両プーリのト
ルク比(入出力軸間のトルク比)の変化により以
下の如く調整される。 D位置 マニユアル弁62において油路3のみが油路1
と連通しており油路4および油路5は排圧されて
いる。このときはシフト制御機構70において、
シフト制御電磁ソレノイド弁74がOFF状態で
油室713にライン圧が供給されている場合に
は、スプール712が右方に位置することによ
り、油路3と油路13とが連絡され、油路3に供
給されたライン圧が油路13を通して前進用の多
板クラツチ401の油圧サーボ402に作用し、
車両は前進可能な状態となる。 (1) トルク比Tがt1≦T≦t2のとき。 第5図Aに示す如くトルクレシオ弁66は、
油路1に連絡したポート663を閉じ、油路6
をドレインポート665と連通して排圧してい
る。これによりスロツトル開度θの何如にかか
わらず油路7にデイテント圧(ライン圧と等し
い)は生じない。またスロツトル弁65は、油
路9と連絡したトルクレシオ弁のポート664
が閉ざされており、スプール651がランド6
56の他にランド657にもフイードバツク圧
を受けるので、スロツトル開度θに対し第8図
ハに示す特性のスロツトル圧を油路8を経て調
整弁61のレギユレータバルブプランジヤー6
13に出力する。これにより調整弁61の出力
するライン圧は第9図のヘ域および第10図の
ホに示す如くなる。 (2) トルク比Tがt2<T≦t3のとき。 第5図Bに示す如くトルクレシオ弁66はポ
ート663を閉じており、油路9とドレインポ
ート666とを連通させる。また油路6はポー
ト665を通して排圧される。よつてデイテン
ト圧は発生せず、スロツトル圧は油路9が排圧
されスプール651のランド657にフイード
バツク圧が印加されなくなつた分だけ増大し、
第8図のニに示す特性曲線で表わされる。この
ときのライン圧は第9図のル域および第10図
のトで示す特性を有する。 (3) トルク比Tがt3<T≦t4のとき。 第5図Cに示す如く油路9はドレインポート
666から排圧され、よつてスロツトル圧は上
記2と同様第8図のニで表わされる。しかるに
ポート663が開口し油路1と油路6とが連通
するので、スロツトル開度θが0≦θ≦θ1%の
範囲内にあり、デイテント弁64のスプール6
41が第4図Aに示す如く図示左側部にある間
は、該スプール641により油路6は閉じられ
且つ油路7は油路5を介してマニユアル弁62
から排圧されているが、スロツトル開度θがθ1
%<θ≦100%のときは第4図Bに示す如くス
プール641が動き油路6と油路7とが連通
し、油路7にデイテント圧が生じる。これによ
りライン圧は第9図のヲ域および第10図のリ
に示す如く、θ=θ1%でステツプ状に変化する
特性となる。 L位置 マニユアル弁62において油路5が油路1と連
通する。油路3と油路4はD位置と同じ。 (1) トルク比Tがt1≦T≦t2のとき。 スロツトル開度θが0≦θ≦θ1%のとき、デ
イテント弁64において油路5と油路7とが連
通し、デイテント圧が発生してスロツトルプラ
ンジヤーを押し上げ、高いライン圧を生ずる。
θ1%<θ≦100%のとき、油路7は油路6およ
び第4図Aに示す様にトルクレシオ弁のドレイ
ンポート665を経て排圧されてデイテント圧
は発生せず、またスロツトル圧はD位置の場合
と同じである。よつてライン圧は第11図のル
に示す特性となる。 (2) トルク比Tがt2<T≦t3のとき。 上記(1)との相違は、トルクレシオ弁66にお
いて油路9がドレインポート666と連通して
排圧され、スロツトル弁65が油路8を介して
調整弁61に出力するスロツトル圧が増大する
ことにあり、これによりライン圧は第11図の
チに示す如き特性曲線で表わされる。 (3) トルク比Tがt3<T≦t4のとき。 トルクレシオ弁66によつて油路6と油路1
とが連通され、油路9はドレインポート666
から排圧されている。油路6と油路5の両方に
ライン圧が供給されているので、デイテント弁
64はスロツトル開度に関係なくデイテント圧
を出力し、該デイテント圧および上記(2)と同じ
スロツトル圧を入力する調整弁61は第11図
ヌに示すライン圧を出力する。 R位置 表に示す如くマニユアル弁62において油路
4および油路5が油路1と連通し、油路3は排圧
されている。このときシフト制御機構70におい
て、シフト制御電磁ソレノイド弁74がOFF状
態で油室713にライン圧が供給されている場合
には、スプール712が左方に位置することによ
り、油路4と油路14とが連絡され、油路4に供
給されたライン圧が油路14を通して後進用多板
ブレーキ407の油圧サーボ409に供給され、
車両は後進状態となる。また油路5にライン圧が
導かれているため、ライン圧はL位置のときと同
一の特性となる。R位置ではVベルト式無段変速
機200におけるトルク比Tを最大のT=t4とし
て使用する。このため遊星歯車変速機400内で
変速(減速)を行う必要はないが、本実施例によ
れば、R位置においてトルク比Tを変化させた場
合でも、L位置の場合と同様のライン圧の制御が
可能である。 P位置おびN位置 マニユアル弁62において油路3,4および5
がともに排圧されており、油路5が排圧されてい
るためレギユレータ弁61の出力であるライン圧
はD位置と同じとなる。 このライン圧調整においてマニユアル弁62を
D、N、Pの各シフト位置にシフトしている場
合、トルク比Tがt3<T≦t4の範囲にあるときの
ライン圧を第10図の特性曲線リの如くスロツト
ル開度θ1%以下で低く設定したのは、アイドリン
グなど、スロツトル開度θが小さく且つポンプの
吐出量が少ない運転状態においてライン圧を高く
設定しておくと、高油温で油圧回路の各所からの
油洩れが大きいときなどはライン圧の保持が困難
となり、さらにはオイルクーラーへ供給される油
量の減少により油温がさらに上昇してトラブルの
原因となりやすいためである。マニユアル弁62
がL、Rの各シフト位置にシフトしている場合、
第11図の特性曲線チ、ルに示す如くトルク比T
がt1≦T≦t2の範囲で且つスロツトル開度θがθ1
%以下の運転条件においてライン圧を高く設定し
たのは、エンジンブレーキ時においては低スロツ
トル開度のときも比較的高い油圧が要求されるこ
とによる。そのときの必要油圧は第7図に一点鎖
線で示されている。このように第9図に示す如く
ライン圧を第7図に示す必要最小限の油圧に近づ
けることにより、ポンプ52による動力損失を小
さくできるので燃費および燃料消費率が向上でき
る。 つぎに電気制御回路90と、該電気制御回路9
0により制御されるシフト制御機構70および本
発明の減速比制御機構80の作動を第18図〜第
26図に示すプログラムフローチヤート等と共に
説明する。 本実施例では電気制御回路90により、各スロ
ツトル開度θにおいて最良燃費となるよう入力側
プーリ回転数Nを制御する例が示されている。 一般に、エンジンを最良燃費の状態で作動させ
る場合、第12図のグラフに示す破線の最良燃費
動力線に従つて運転する。この第12図で横軸は
エンジン回転数(nm)、縦軸はエンジン出力軸
のトルク(Kg・m)を示し、最良燃費動力線は次
の様にして得られる。第12図で実線で示すエン
ジンの等燃料消費率曲線(単位はg/ps・h)
と、二点鎖線で示す等馬力曲線(単位はps)とか
ら、図中のA点における燃料消費率Q(g/ps・
h)、馬力をP(ps)とすると、A点では毎時 S=Q×P(g/h) の燃料を消費することになる。各等馬力曲線上の
全ての点において1時間当りの燃料消費量Sを求
めることにより各等馬力線上でSが最小となる点
が決定でき、これらの点を結ぶことにより各馬力
に対し最良燃費となるエンジン運転状態を示す最
良燃費動力線が得られる。しかるに本実施例の如
く、エンジンと流体継手であるフルードカツプリ
ング21とを組合わせた場合には同様の方法に
て、第13図に示す各スロツトル開度θにおける
エンジン出力性能曲線と、第14図に示すフルー
ドカツプリング性能曲線と第15図に示すエンジ
ン等燃費率曲線から第16図に示すようにフルー
ドカツプリング出力性能曲線上に最良燃費フルー
ドカツプリング出力線を求めることができる。第
17図は第16図に示す最良燃費フルードカツプ
リング出力線をスロツトル開度とフルードカツプ
リング出力回転数の関係におきかえたものであ
る。このフルードカツプリング出力回転数は、本
実施例の無段変速装置ではそのまま入力プーリ回
転数となる。 本実施例の無段変速装置では以上の様にして得
られた最良燃費入力プーリ回転数と検出した実際
の入力プーリ回転数により、入力プーリAおよび
出力プーリB間の変速比(減速比)を制御する。 減速比制御機構80の制御は、第17図で求め
た最良燃費入力プーリ回転数と、実際の入力プー
リ回転数とを比較することにより、入出力プーリ
間の変速比の増減を減速比制御機構80に設けた
2個の電磁ソレノイド弁84および85の作用に
より行い、実際の入力プーリ回転数を最良燃費入
力プーリ回転数に一致させるようになされる。第
18図は入力プーリ回転数制御の全体のフローチ
ヤートを示す。 スロツトルセンサ904によりスロツトル開度
θの読み込み921を行つた後、シフトレバース
イツチ901によりシフトレバー位置の判別92
2を行う。判別の結果、シフトレバーがP位置ま
たはN位置の場合には、第19図に示すP位置お
よびN位置処理930サブルーチーにより電磁ソ
レノイド弁84および85の双方をOFFし(9
31)、PまたはN状態をRAM914に記憶せ
しめる。(932)これにより入力プーリAのニ
ユートラル状態が得られる。シフトレバーがP位
置またはN位置からR位置に変化した場合、およ
びN位置からD位置に変化した場合には、それぞ
れN−RシフトおよびN−Dシフトに伴なうシフ
トシヨツクを緩和するためにシフトシヨツクコン
トロール処理940および950を行う。シフト
シヨツクコントロールは第20図に示す如く1周
期K*におけるパルス巾がL*−nM*(n=1・
2・3…)で表わされ、しだいに巾が小さくなつ
ていくパルスを第21図に示すシフト制御機構7
0のシフト制御電磁ソレノイド弁74に加えるこ
とによりなされる。(以下これをデユーテイーコ
ントロールという)このようにシフト制御電磁ソ
レノイド弁74をデユーテイーコントロールする
ことにより、シフト制御弁71の油室713にデ
ユーテイーに対応して調整された油圧psが生じ
る。 シフト制御機構70は、電気制御回路90の出
力により制御される電磁ソレノイド弁74の作用
で、遊星歯車変速装置400の油圧サーボ402
および409への油圧の給排タイミングを調整し
シフト時の衝撃を防止すると共に、プレツシヤリ
ミツテイング弁73の作用で油圧サーボ402お
よび409へ供給される油圧の上限を設定値以下
に保つ作用を有し、クラツチおよびプレーキの係
合圧を制限している。 本実施例において、第28図に示す如く、シフ
ト制御弁71のスプール712に設けたランドの
受圧面積を、図示左側から順にS1,S1,S1,S2、
スプリング711の弾性力をFs1、油圧713の
油圧をpsとすると、前進時に係合される多板クラ
ツチ401の油圧サーボ402および後進時に係
合される多板ブレーキ407の油圧サーボ409
への供給油圧PcおよびPbは、それぞれシフト制
御弁71の油圧平衡式である第(1)式および第(2)式
から次のように与えられる。 前進時 Ps×S1=Pc×S2+Fs1 (1) Pc=S1/S2Ps−Fs1/S2 後進時 Ps×S1=Pb×(S1−S2+Fs1)+Fs1 (2) Pb=S1/S1−S2Ps−Fs1/S1−S2 またプレツシヤミツテング弁73内に挿設され
た弁体731の受圧面積をS3、該弁体731に背
設されたスプリング732の弾性力をFs2とする
と、プレツシヤリミツテング弁73は油圧平衡式
第(3)式によりPsの最高圧Plimitで作動する。 Plimit×S3=Fs2 (3) Plimit=Fs2/S3 この時Pc、Pbは第(4)式および第(5)式に従つて
最高圧Pclimit、Pblimitが制限される。 前進時 Pclimit=S1/S2Plimit−sFs1/S2(4) 後進時 Pblimit=S1/S1−S2Plimit−Fs1/S1−S2(5
) 第22図は第10図で示した波形図の各パラメ
ータK*、L*、M*により制御を行なう場合のプロ
グラムフローチヤートを示す。シヨツクコントロ
ール処理中であるか否かのFLUGの判別941を
し、処理中であればその処理を継続し、処理中で
なければ、シフトレバースイツチ901において
P位置またはN位置からR位置への変化の有無の
判別942およびN位置からD位置への変化の有
無の判別943を行ない、いずれかの変化が生じ
ている場合はそれに対応するK*、L*、M*の各パ
ラメータの設定944または945をし、シフト
シヨツクコントロール処理を行なう状態であるこ
とを示すFLUGをON状態にする(955)。い
ずれの変化も生じていない場合にはリターンし、
シフトシヨツクコントロール処理はなされない。
シヨツクコントロールは一周期K*の終了を判別
するパラメータKが正の値か否かの判別946
を、Kが正の値でないときはKを*、L*をL*−
M*、LをL*と設定し(947)、Lが0以下か
否かの判別948をし、Lが0以下なら
FLUGOFF949をしてリターンする。この場
合、LがL≦0であり、FLUGをOFFするとい
うことは、全てのシフトシヨツクコントロール処
理が終了したことを示している。判別946にお
いて一周期K*の終了を判別するパラメータKが
正の値のときは、K−1をKと設定し(950)、
判別948においてL≦0でない場合と共に、一
周期KにおけるON時間の終了を判別するパラメ
ータLがL=0か否かの判別951を行なう。L
=0のときはソレノイド弁74のOFF指令95
2を発し、Lが0以外のときはソレノイド弁74
のON指令953を発した後L−1をLと設定し
(954)、リターンする。また同様のシフトシヨ
ツクコントロール処理は第6図920に示すプロ
グラマブルタイマを用いても行なうことが可能で
ある。 N−Dシフトシヨツクコントロール処理950
のつぎには、入力プーリの回転速度センサ902
により実際の入力プーリ回転数Nの読み込み92
3を行う。つぎにスロツトル開度θが0か否かの
判別924をし、θ≠0のときは、第23図に示
すサブルーチンに従いあらかじめデータとして
ROM913に格納してある第17図のスロツト
ル開度θに対応する最良燃費入力プーリ回転数
N*の設定960をするためスロツトル開度に対
応した入力プーリ回転数N*データの格能アドレ
スのセツト961をし、セツトしたアドレスから
N*のデータを読み出し(962)読み出したN*
のデータをデータ格納用RAM914に一時格納
する(963)。 つぎに実際の入力プーリ回転数Nと最良燃費入
力プーリ回転数N*との比較927を行う。N<
N*のときはアツプシフト電磁ソレノイド弁84
の作動指令928を発し、N>N*のときはダウ
ンシフト電磁ソレノイド弁85の作動指令929
を発し、N=N*のときは両電磁ソレノイド弁8
4および85のOFF指令920を発する。θ=
0でスロツトル全閉時には、エンジンブレーキの
必要性を判断するためシフトレバーがD位置に設
点されているか又はL位置に設定されているかの
判別926を行い、必要に応じてエンジンブレー
キ制御970または980を行う。D位置のエン
ジンブレーキ処理970は、第24図に示す如
く、車速センサ903により車速Vの読み込み9
71をし、その時点での加速度αを算出し(97
2)、つぎに該加速度αが車速に対して適当な加
速度Aであるか否かの判別973をする。α>A
のときはDOWNSHIFTのコントロール974を
行うためN*にNより大きい値を設定したのち、
リターンし、α≦AのときはN*にスロツトル開
度0に対応する最良燃費入力プーリ回転数N*の
設定975を行なつた後リターンする。車速と適
当な加速度Aとの関係は、各車両について実験ま
たは計算により求められるものであり、第25図
のグラフに示す。 L位置のエンジンブレーキ処理980では、第
26図に示す様に、車速Vの読み込み981をし
た後車速Vと入力プーリ回転数Nからトルク比T
を次式から算出する演算を行う。(982) T=N/V×k kはトランスミツシヨン内部の減速歯車機構5
00の減速比、車両の最終減速比およびタイヤ半
径等とから決定される定数である。つぎに現在の
トルク比Tがその車速Vに対して安全かつ適正な
エンジンブレーキが得られるトルク比T*より大
きいか否かの判別983を行い、T<T*のとき
はDOWNSHIFTがなされるようN*にNより大
きい値の設定984を行い、T≧T*のときはN*
にNと等しい値の設定985を行つてリターンす
る。各車速に対して安全かつ適正なエンジンブレ
ーキが得られるトルク比T*は、各車両について
実験または計算により求められるものであり、第
27図のグラフに示す。 シフト制御機構70は、電気制御回路90の出
力により制御される電磁ソレノイド弁74の作用
で、遊星歯車変速装置400の油圧サーボ402
及び409への油圧の給排タイミングを調整しシ
フト時の衝撃を防止すると共に、プレツシヤリミ
ツテイング弁73の作用で油圧サーボ402およ
び409へ供給される油圧の上限を設定値以下に
保つ作用を有し、クラツチおよびブレーキの係合
圧を制限している。 N−DシフトおよびN−Rシフト時における係
合シヨツクを緩らげる場合、油圧サーボ402ま
たは油圧サーボ409へ供給油圧PcまたはPbの
立ち上りを第29図に示す油圧特性曲線の如くコ
ントロールし、図中AC間で多板クラツチ401
または多板ブレーキ407の係合を完了せしめ
る。このように油圧サーボ402または409へ
の供給油圧をコントロールするための電磁ソレノ
イド弁74のデユーテイ(%)と該電磁ソレノイ
ド弁74の作動で油室713に生ずるソレノイド
圧Psとの関係を第27図に示す。デユーテイ
(%)は次式で与えられる。 デユーテイ=
1周期におけるソレノイドON時間/ソレノイド作動周期 ×100(%) 第30図に示すソレノイド圧は、シフト制御弁7
1により増巾され、第31図に示す油圧サーボ4
02または409への供給油圧PcまたはPbが得
られる。 本発明にかかる減速比制御機構80の作用を第
32図と共に説明する。 定速走行時 第32図Aに示す如く電気制御回路90の出力
により制御される電磁ソレノイド弁84および8
5はOFFされている。これにより油室816の
油圧P1はライン圧となり、油室815の油圧P2
もスプール812が図示右側にあるときはライン
圧となつている。スプール812はスプリング8
11のばね荷重による押圧力P3があるので図示
左方に動かされる。スプール812が左方に移動
され油室815とドレインポート813と連通
し、P2は排圧されるので、スプール812は油
室816の油圧P1により図示右方に動かされる。
スプール812が右方に移動されるとドレインポ
ート813は閉ざされる。よつてスプール812
はこの場合、スプール812のランド812Bの
ドレインポート813がわエツジにフラツトな平
面(テーパー面)812bを設けることにより、
より安定した状態でスプール812を第32図A
の如く中間位置の平衡点に保持することが可能と
なる。 第32図Aの如く中間位置の平衡点に保持され
た状態においては油路2は閉じられており、入力
プーリAの油圧サーボCの油圧は、出力プーリB
の油圧サーボEによりVベルト112を介して圧
縮される状態になり、結果的に油圧サーボEの油
圧と平衡する。実際上は油路2においても油洩れ
があるため、入力プーリAは徐々に拡げられてト
ルク比Tが増加する方向に変化して行く。従つて
第32図Aに示すようにスプール812が平衡す
る位置においては、ドレインポート814を閉
じ、油圧1はやや開いた状態となるようスプール
812のランド812Bのポート817がわエツ
ジにフラツトな面(テーパー面)812aを設
け、油路2における油洩れを補うようにしてい
る。さらにランド812Aのドレインポート81
4がわエツジにフラツトな面(テーパー面)81
2Cを設けることで油路2の油圧変化の立ち上り
など変移をスムーズにできる。また第34図に示
すようにテーパー面812aの代りに油路1と油
路2の間をオリフイス821を有する油路822
で連絡しても同様な機能をはたすことは明らかで
ある。 UP−SHIFT時 第32図Cに示す如く電気制御回路90の出力
によりアツプシフト電磁ソレノイド弁84がON
される。これにより油室815が排圧されるた
め、スプール812は図示右方に動かされ、スプ
リング811は圧縮されてスプール812は図示
右端に設定される。 この状態では油路1のライン圧がポート818
を介して油路2に供給されるため油圧サーボ31
3の油圧は上昇し、入力プーリAは閉じられる方
向に作動してトルク比Tは減少する。従つてソレ
ノイド弁84のON時間を必要に応じて制御する
ことによつて所望のトルク比だけ減少させアツプ
シフトを行う。 DOWN−SHIFT時 第32図Bに示す如く電気制御回路90の出力
によりソレノイド弁85がONされ、油室816
が排圧される。スプール812はスプリング81
1によるばね荷重と油室815のライン圧とによ
り急速に図示左方に動かされ、油路2はドレイン
ポート813と連通して排圧され、入力プーリA
は迅速に拡がる方向に作動してトルク比Tは増大
する。このようにソレノイド弁85のON時間を
制御することによりトルク比を増大させダウンシ
フトさせる。 このように入力(ドライブ側)プーリAの油圧
サーボCは、減速比制御弁81の出力油圧が供給
され、出力(ドリブン側)プーリBの油圧サーボ
Eにはライン圧が導かれており、入力プーリAの
油圧サーボCの油圧をPi、出力プーリBの油圧サ
ーボEの油圧PoとするとPo/Piはトルク比Tに
対して第33図のグラフに示す如き特性を有し、
たとえばスロツトル開度θ=50%、トルク比T=
1.5(図中a点)で走行している状態からアクセル
をゆるめてθ=30%とした場合Po/Piがそのま
ま維持されるときはトルク比T=0.87の図中b点
に示す運転状態に移行し、逆にトルク比T=1.5
の状態を保つ場合には入力プーリを制御する減速
比制御機構80の出力によりPo/Piの値を増大
させ図中C点の値に変更する。このようにPo/
Piの値を必要に応じて制御することによりあらゆ
る負荷状態に対応して任意のトルク比に設定でき
る。 第35図は本発明にかかる車両用無段自動変速
機の減速比制御機構のさらに他の実施例を示す。
本実施例では減速比制御弁81のポート817、
ドレインポート813およびドレインポート81
4にV字状の817a、813a、および814
aを形成し前記実施例でスプール812のランド
エツジに弁812b,812a,812cの機能
を果させて前記実施例と同様の効果を得ている。 第36図は本発明にかかる車両用無段自動変速
機の減速比制御機構のさらに他の実施例を示す。 この実施例では減速比制御弁81のスプール8
12に3つのランド812A,812B,812
Cを設け、スプリング811をランド812Cに
背設されると共にランド812Bと812Cとの
間にオリフイス82を介して油路1と且つスプー
ルの移動に伴ないドレインポート813と連絡す
る油室810を設け、前記スプリング811が装
着されると共にアツプシフト電磁ソレノイド弁8
4が設けられた油室815と前記油室810を油
路1Aで連絡した構成を有する。 本実施例では車両用無段自動変速機の減速比制
御機構でアツプシフト時、およびダウンシフト時
にライン圧が洩れる箇所が共に電磁ソレノイド弁
のみであり、これによりライン圧を高く維持でき
るので、車両の急停止時など最大トルク比の点ま
で急速にダウンシフトを完了したい場合、出力プ
ーリの油圧サーボにより高いライン圧を供給で
き、ダウンシフトの速度が早くできる利点があ
る。 さらに本実施例の如く、スプールの両端ランド
812Aと812Cとがその両端側エツジでポー
トと交差することがないので、該ランドのエツジ
とポートのエツジとの干渉は防止でき、スプール
の扁心によるバルブスチツクの発生が少ない。 以上の如く本発明の車両用無段自動変速機の減
速比制御機構は入力プーリの油圧サーボと、油圧
源または排油口との連絡を行う減速比制御弁、該
減速比制御弁のスプールにばね荷重を付与するス
プリング、前記スプールの両方から印加されてい
る油圧を車両走行条件に応じて排圧するアツプシ
フト電磁ソレノイド弁とダウンシフト電磁ソレノ
イド弁からなる減速比制御機構において、 前記スプリングによるばね荷重は、ダウンシフ
ト時にスプールが移動する方向に付与されるので
急速なダウンシフトに充分な減速比制御弁のレス
ポンスが得られる。
×は油路3〜5が排圧状態にあることを示す。 レギユレータ弁61は、スプール611と、デ
イテント圧およびスロツトル圧を入力してスプー
ル611を制御するレギユレータバルブプランジ
ヤ612とを備え、スプール611の変位に伴な
い第2出力ポート614と連通する隙間面積を調
整し、出力ポート616から油路1にライン圧を
出力する。ポート614からは油路12を経てフ
ルードカツプリング、オイルクーラおよび潤滑必
要部へ油を供給する。 デイテント弁64はエンジンのスロツトル開度
θにリンクして連動し第4図に示す如く移動する
スプール641を備え、0≦θ≦θ1においては第
4図Aに示す如く油路5とレギユレータ弁61に
設けられた入力ポート616に連絡するデイテン
ト圧出力用油路7とを連通し、θ<θ≦100%の
ときは第4図Bに示す如く油路7とデイテント弁
64をトルクレシオ弁66に連絡する油路6とを
連通する。 スロツトル弁65は、デイテント弁のスプール
641にスプリング645を介して直列されると
共に他方にスプリング652が背設されたスプー
ル651を備え、スプール641およびスプリン
グ645を介して伝達されるスロツトル開度θの
変動に応じて動く上記スプール651の作用によ
り、油路1と連絡するポート653の開口面積を
調整し、レギユレータ弁61に設けられた入力ポ
ート618に連絡するスロツトル圧出力用油路8
へスロツトル圧を出力する。スプール651は、
それぞれ油路8から分枝すると共にオリフイス6
54および655が設けられた出力油圧のフイー
ドバツク用油路9および10を介してランド65
6と該ランド656より受圧面積の大きいランド
657に出力油圧のフイードバツクを受けてい
る。 トルクレシオ弁66は、出力プーリBの可動フ
ランジ322に連結ロツドを介してリンクされた
スプール662を備え、可動フランジ322の移
動量Lがl3≦L≦l4(トルク比Tがt2≧T≧t1)の
ときは第5図Aに示す如くスプール662が図示
左側部に位置し、スロツトル弁65に設けられた
出力油圧のフイードバツク用油路9と連絡した入
力ポート664を閉じると共に、デイテント弁6
4への出力用油路6をドレインポート665に連
通して排圧する。可動フランジ322の移動量L
がl2≦L≦l3(t3≧T>t2)のときは、第5図Bに
示す如くスプール662が中間部に位置し、油路
9と連絡するポート664とドレインポート66
6とが連通し油路9は排圧される。移動量Lが0
≦L≦l2(t4≧T>3)のときは、第5図Cに示す
如くスプール662が図示右側部に位置し、油路
1に連結したポート663と油路6とが連通し該
油路6にライン圧が供給される。 またスプール662は回転状態にある出力プー
リBの可動フランジ322と摺動状態にて連動す
るのであるが、第5図に示すようにスプール66
2のバルブ軸方向への移動にはスプリング、油圧
等の防げになるものはない構造をもつているた
め、可動フランジの移動を防げないとともに、大
きな相対速度を持つ摺動部の摩耗等を防止するこ
とができる。 シフト制御機構70は、一方にスプリング71
1が背設され他端に設けられた油室713からラ
イン圧を受けるスプール712を備えたシフト制
御弁71、油室713へライン圧を供給する油路
1に設けられたオリフイス72、該オリフイス7
2と油室713との間に取り付けられたプレツシ
ヤリミツテング弁73、および後記する電気制御
回路により制御され油室713の油圧を調整する
電磁ソレノイド弁74からなる。電磁ソレノイド
弁74が作動してドレインポート741を開き油
室713を排圧しているときは、シフト制御弁7
1のスプール712はスプリング711の作用で
図示右方に移動され、遊星歯車変速機400の多
板クラツチ401を作動させる油圧サーボ402
に連絡する油路13と多板ブレーキ407を作動
させる油圧サーボ409に連絡する油路14とを
それぞれドレインポート714と715とに連絡
して排圧させ、多板クラツチ401または多板ブ
レーキ407を解放させる。電磁ソレノイド弁7
4が作動しないときはドレインポート741は閉
ざされ、スプール712は油室713に供給され
るライン圧で図示左方に位置し、それぞれ油路3
および油路4を上記油路13および油路14に連
絡し、多板ブレーキ407または多板クラツチ4
01を係合させる。本実施例においてはシフト制
御弁71に油路13および油路14の出力油圧を
フイードバツクする油室717と油室716を設
け、出力油圧の立ち上りを緩和し多板クラツチ4
01および多板ブレーキ407の係合時のシヨツ
クを防止している。 本発明の減速比制御機構80は、減速比制御弁
81、オリフイス82と83、アツプシフト用電
磁ソレノイド弁84、及びダウンシフト用電磁ソ
レノイド弁85からなる。減速比制御弁81はラ
ンド812Aと812Bを有し一方のランド81
2Bにスプリング811が背設されたスプール8
12、それぞれオリフイス82及び83を介して
油路1からライン圧が供給された両端の油室81
5及び816、ライン圧が供給される油路1と連
絡すると共に、スプール812の移動に応じて開
口面積が増減する入力ポート817およびVベル
ト式無段変速機200の入力プーリAの油圧サー
ボCに油路2を介して連絡する出力ポート818
が設けられた油室819、スプール812の移動
に応じて油室819を排圧するドレインポート8
14、及びスプール812の移動に応じて油室8
15を排圧するドレインポート813を備えるア
ツプシフト用電磁ソレノイド弁84とダウンシフ
ト用電磁ソレノイド弁85とは、それぞれ減速比
制御弁81の油室815と油室816とに取り付
けられ、双方とも後記する電気制御回路の出力で
作動されそれぞれ油室815と油室816とを排
圧する。 第6図は第2図に示した油圧制御装置における
シフト制御機構70の電磁ソレノイド弁74、減
速比制御機構80のアツプシフト用電磁ソレノイ
ド弁84およびダウンシフト用電磁ソレノイド弁
85を制御する電気制御回路の構成を示す。 901はシフトレバーがP、R、N、D、Lの
どの位置にシフトされているかを検出するシフト
レバースイツチ、902は入力プーリAの回転速
度を検出する回転速度センサ、903は車速セン
サ、904はエンジンのスロツトル開度を検出す
るスロツトルセンサ、905は回転速度センサ9
02の出力を電圧に変換するスピード検出処理回
路、906は車速センサ903の出力を電圧に変
換する車速検出回路、907はスロツトルセンサ
904の出力を電圧に変換するスロツトル開度検
出処理回路、908〜911は各センサの入力イ
ンターフエイス、912は中央処理装置
(CPU)、913は電磁ソレノイド弁74,84,
85を制御するプログラムおよび制御に必要なデ
ータを格納してあるリードオンメモリ(ROM)、
914は入力データおよび制御に必要なパラメー
タを一時的に格納するランダムアクセスメモリ
(RAM)、915はクロツク、916は出力イン
ターフエイス、917はソレノイド出力ドライバ
であり出力インターフエイス916の出力をダウ
ンシフト電磁ソレノイド弁85、アツプシフト電
磁ソレノイド弁84およびシフトコントロールソ
レノイド74の作動出力に変える。入力インター
フエイス908〜911とCPU912、ROM9
13、RAM914、出力インターフエイス91
6との間はデータバス918とアドレスバス91
9とで連絡されている。 つぎにトルクレシオ弁66、デイテント弁6
4、スロツトル弁65、マニユアル弁62および
レギユレータ弁61で構成される本実施例の油圧
調整装置60の作用を説明する。 油圧制御回路に供給される作動油は、エンジン
で駆動されるポンプ52を供給源としており、ラ
イン圧が高ければそれに応じてポンプ52により
動力の消耗が増大する。よつて車両を低燃費で走
行させるためには油圧制御回路に供給するライン
圧を必要最小限に近づけることが必要となり、無
段変速装置において該ライン圧は入力プーリAお
よび出力プーリBの各油圧サーボがVベルト11
2の滑りを生ずることなくトルクの伝達を行える
油圧で規定される。エンジンを最良燃費となる状
態で作動させた場合入出力軸間のトルク比Tの変
化に対する必要最小限のライン圧をスロツトル開
度θをパラメータとして第7図の実線で示す。車
両の発進時には両プーリによつて実現可能なトル
ク比の範囲では、エンジンを最良燃費の状態で作
動させることが不可能であるから点線で示す如く
上記実線で示した最良燃費の特性曲線より20%程
度大きな破線で示すライン圧とすることが望まし
く、またエンジンブレーキ時にはスロツトル開度
θ=0においても一点鎖線で示すより高いライン
圧特性とすることが望ましい。 本実施例においては、レギユレータ弁61の出
力であるライン圧は、油圧調整装置60により、
マニユアル弁62のシフト位置(L、D、N、
R、P)、スロツトル開度θおよび両プーリのト
ルク比(入出力軸間のトルク比)の変化により以
下の如く調整される。 D位置 マニユアル弁62において油路3のみが油路1
と連通しており油路4および油路5は排圧されて
いる。このときはシフト制御機構70において、
シフト制御電磁ソレノイド弁74がOFF状態で
油室713にライン圧が供給されている場合に
は、スプール712が右方に位置することによ
り、油路3と油路13とが連絡され、油路3に供
給されたライン圧が油路13を通して前進用の多
板クラツチ401の油圧サーボ402に作用し、
車両は前進可能な状態となる。 (1) トルク比Tがt1≦T≦t2のとき。 第5図Aに示す如くトルクレシオ弁66は、
油路1に連絡したポート663を閉じ、油路6
をドレインポート665と連通して排圧してい
る。これによりスロツトル開度θの何如にかか
わらず油路7にデイテント圧(ライン圧と等し
い)は生じない。またスロツトル弁65は、油
路9と連絡したトルクレシオ弁のポート664
が閉ざされており、スプール651がランド6
56の他にランド657にもフイードバツク圧
を受けるので、スロツトル開度θに対し第8図
ハに示す特性のスロツトル圧を油路8を経て調
整弁61のレギユレータバルブプランジヤー6
13に出力する。これにより調整弁61の出力
するライン圧は第9図のヘ域および第10図の
ホに示す如くなる。 (2) トルク比Tがt2<T≦t3のとき。 第5図Bに示す如くトルクレシオ弁66はポ
ート663を閉じており、油路9とドレインポ
ート666とを連通させる。また油路6はポー
ト665を通して排圧される。よつてデイテン
ト圧は発生せず、スロツトル圧は油路9が排圧
されスプール651のランド657にフイード
バツク圧が印加されなくなつた分だけ増大し、
第8図のニに示す特性曲線で表わされる。この
ときのライン圧は第9図のル域および第10図
のトで示す特性を有する。 (3) トルク比Tがt3<T≦t4のとき。 第5図Cに示す如く油路9はドレインポート
666から排圧され、よつてスロツトル圧は上
記2と同様第8図のニで表わされる。しかるに
ポート663が開口し油路1と油路6とが連通
するので、スロツトル開度θが0≦θ≦θ1%の
範囲内にあり、デイテント弁64のスプール6
41が第4図Aに示す如く図示左側部にある間
は、該スプール641により油路6は閉じられ
且つ油路7は油路5を介してマニユアル弁62
から排圧されているが、スロツトル開度θがθ1
%<θ≦100%のときは第4図Bに示す如くス
プール641が動き油路6と油路7とが連通
し、油路7にデイテント圧が生じる。これによ
りライン圧は第9図のヲ域および第10図のリ
に示す如く、θ=θ1%でステツプ状に変化する
特性となる。 L位置 マニユアル弁62において油路5が油路1と連
通する。油路3と油路4はD位置と同じ。 (1) トルク比Tがt1≦T≦t2のとき。 スロツトル開度θが0≦θ≦θ1%のとき、デ
イテント弁64において油路5と油路7とが連
通し、デイテント圧が発生してスロツトルプラ
ンジヤーを押し上げ、高いライン圧を生ずる。
θ1%<θ≦100%のとき、油路7は油路6およ
び第4図Aに示す様にトルクレシオ弁のドレイ
ンポート665を経て排圧されてデイテント圧
は発生せず、またスロツトル圧はD位置の場合
と同じである。よつてライン圧は第11図のル
に示す特性となる。 (2) トルク比Tがt2<T≦t3のとき。 上記(1)との相違は、トルクレシオ弁66にお
いて油路9がドレインポート666と連通して
排圧され、スロツトル弁65が油路8を介して
調整弁61に出力するスロツトル圧が増大する
ことにあり、これによりライン圧は第11図の
チに示す如き特性曲線で表わされる。 (3) トルク比Tがt3<T≦t4のとき。 トルクレシオ弁66によつて油路6と油路1
とが連通され、油路9はドレインポート666
から排圧されている。油路6と油路5の両方に
ライン圧が供給されているので、デイテント弁
64はスロツトル開度に関係なくデイテント圧
を出力し、該デイテント圧および上記(2)と同じ
スロツトル圧を入力する調整弁61は第11図
ヌに示すライン圧を出力する。 R位置 表に示す如くマニユアル弁62において油路
4および油路5が油路1と連通し、油路3は排圧
されている。このときシフト制御機構70におい
て、シフト制御電磁ソレノイド弁74がOFF状
態で油室713にライン圧が供給されている場合
には、スプール712が左方に位置することによ
り、油路4と油路14とが連絡され、油路4に供
給されたライン圧が油路14を通して後進用多板
ブレーキ407の油圧サーボ409に供給され、
車両は後進状態となる。また油路5にライン圧が
導かれているため、ライン圧はL位置のときと同
一の特性となる。R位置ではVベルト式無段変速
機200におけるトルク比Tを最大のT=t4とし
て使用する。このため遊星歯車変速機400内で
変速(減速)を行う必要はないが、本実施例によ
れば、R位置においてトルク比Tを変化させた場
合でも、L位置の場合と同様のライン圧の制御が
可能である。 P位置おびN位置 マニユアル弁62において油路3,4および5
がともに排圧されており、油路5が排圧されてい
るためレギユレータ弁61の出力であるライン圧
はD位置と同じとなる。 このライン圧調整においてマニユアル弁62を
D、N、Pの各シフト位置にシフトしている場
合、トルク比Tがt3<T≦t4の範囲にあるときの
ライン圧を第10図の特性曲線リの如くスロツト
ル開度θ1%以下で低く設定したのは、アイドリン
グなど、スロツトル開度θが小さく且つポンプの
吐出量が少ない運転状態においてライン圧を高く
設定しておくと、高油温で油圧回路の各所からの
油洩れが大きいときなどはライン圧の保持が困難
となり、さらにはオイルクーラーへ供給される油
量の減少により油温がさらに上昇してトラブルの
原因となりやすいためである。マニユアル弁62
がL、Rの各シフト位置にシフトしている場合、
第11図の特性曲線チ、ルに示す如くトルク比T
がt1≦T≦t2の範囲で且つスロツトル開度θがθ1
%以下の運転条件においてライン圧を高く設定し
たのは、エンジンブレーキ時においては低スロツ
トル開度のときも比較的高い油圧が要求されるこ
とによる。そのときの必要油圧は第7図に一点鎖
線で示されている。このように第9図に示す如く
ライン圧を第7図に示す必要最小限の油圧に近づ
けることにより、ポンプ52による動力損失を小
さくできるので燃費および燃料消費率が向上でき
る。 つぎに電気制御回路90と、該電気制御回路9
0により制御されるシフト制御機構70および本
発明の減速比制御機構80の作動を第18図〜第
26図に示すプログラムフローチヤート等と共に
説明する。 本実施例では電気制御回路90により、各スロ
ツトル開度θにおいて最良燃費となるよう入力側
プーリ回転数Nを制御する例が示されている。 一般に、エンジンを最良燃費の状態で作動させ
る場合、第12図のグラフに示す破線の最良燃費
動力線に従つて運転する。この第12図で横軸は
エンジン回転数(nm)、縦軸はエンジン出力軸
のトルク(Kg・m)を示し、最良燃費動力線は次
の様にして得られる。第12図で実線で示すエン
ジンの等燃料消費率曲線(単位はg/ps・h)
と、二点鎖線で示す等馬力曲線(単位はps)とか
ら、図中のA点における燃料消費率Q(g/ps・
h)、馬力をP(ps)とすると、A点では毎時 S=Q×P(g/h) の燃料を消費することになる。各等馬力曲線上の
全ての点において1時間当りの燃料消費量Sを求
めることにより各等馬力線上でSが最小となる点
が決定でき、これらの点を結ぶことにより各馬力
に対し最良燃費となるエンジン運転状態を示す最
良燃費動力線が得られる。しかるに本実施例の如
く、エンジンと流体継手であるフルードカツプリ
ング21とを組合わせた場合には同様の方法に
て、第13図に示す各スロツトル開度θにおける
エンジン出力性能曲線と、第14図に示すフルー
ドカツプリング性能曲線と第15図に示すエンジ
ン等燃費率曲線から第16図に示すようにフルー
ドカツプリング出力性能曲線上に最良燃費フルー
ドカツプリング出力線を求めることができる。第
17図は第16図に示す最良燃費フルードカツプ
リング出力線をスロツトル開度とフルードカツプ
リング出力回転数の関係におきかえたものであ
る。このフルードカツプリング出力回転数は、本
実施例の無段変速装置ではそのまま入力プーリ回
転数となる。 本実施例の無段変速装置では以上の様にして得
られた最良燃費入力プーリ回転数と検出した実際
の入力プーリ回転数により、入力プーリAおよび
出力プーリB間の変速比(減速比)を制御する。 減速比制御機構80の制御は、第17図で求め
た最良燃費入力プーリ回転数と、実際の入力プー
リ回転数とを比較することにより、入出力プーリ
間の変速比の増減を減速比制御機構80に設けた
2個の電磁ソレノイド弁84および85の作用に
より行い、実際の入力プーリ回転数を最良燃費入
力プーリ回転数に一致させるようになされる。第
18図は入力プーリ回転数制御の全体のフローチ
ヤートを示す。 スロツトルセンサ904によりスロツトル開度
θの読み込み921を行つた後、シフトレバース
イツチ901によりシフトレバー位置の判別92
2を行う。判別の結果、シフトレバーがP位置ま
たはN位置の場合には、第19図に示すP位置お
よびN位置処理930サブルーチーにより電磁ソ
レノイド弁84および85の双方をOFFし(9
31)、PまたはN状態をRAM914に記憶せ
しめる。(932)これにより入力プーリAのニ
ユートラル状態が得られる。シフトレバーがP位
置またはN位置からR位置に変化した場合、およ
びN位置からD位置に変化した場合には、それぞ
れN−RシフトおよびN−Dシフトに伴なうシフ
トシヨツクを緩和するためにシフトシヨツクコン
トロール処理940および950を行う。シフト
シヨツクコントロールは第20図に示す如く1周
期K*におけるパルス巾がL*−nM*(n=1・
2・3…)で表わされ、しだいに巾が小さくなつ
ていくパルスを第21図に示すシフト制御機構7
0のシフト制御電磁ソレノイド弁74に加えるこ
とによりなされる。(以下これをデユーテイーコ
ントロールという)このようにシフト制御電磁ソ
レノイド弁74をデユーテイーコントロールする
ことにより、シフト制御弁71の油室713にデ
ユーテイーに対応して調整された油圧psが生じ
る。 シフト制御機構70は、電気制御回路90の出
力により制御される電磁ソレノイド弁74の作用
で、遊星歯車変速装置400の油圧サーボ402
および409への油圧の給排タイミングを調整し
シフト時の衝撃を防止すると共に、プレツシヤリ
ミツテイング弁73の作用で油圧サーボ402お
よび409へ供給される油圧の上限を設定値以下
に保つ作用を有し、クラツチおよびプレーキの係
合圧を制限している。 本実施例において、第28図に示す如く、シフ
ト制御弁71のスプール712に設けたランドの
受圧面積を、図示左側から順にS1,S1,S1,S2、
スプリング711の弾性力をFs1、油圧713の
油圧をpsとすると、前進時に係合される多板クラ
ツチ401の油圧サーボ402および後進時に係
合される多板ブレーキ407の油圧サーボ409
への供給油圧PcおよびPbは、それぞれシフト制
御弁71の油圧平衡式である第(1)式および第(2)式
から次のように与えられる。 前進時 Ps×S1=Pc×S2+Fs1 (1) Pc=S1/S2Ps−Fs1/S2 後進時 Ps×S1=Pb×(S1−S2+Fs1)+Fs1 (2) Pb=S1/S1−S2Ps−Fs1/S1−S2 またプレツシヤミツテング弁73内に挿設され
た弁体731の受圧面積をS3、該弁体731に背
設されたスプリング732の弾性力をFs2とする
と、プレツシヤリミツテング弁73は油圧平衡式
第(3)式によりPsの最高圧Plimitで作動する。 Plimit×S3=Fs2 (3) Plimit=Fs2/S3 この時Pc、Pbは第(4)式および第(5)式に従つて
最高圧Pclimit、Pblimitが制限される。 前進時 Pclimit=S1/S2Plimit−sFs1/S2(4) 後進時 Pblimit=S1/S1−S2Plimit−Fs1/S1−S2(5
) 第22図は第10図で示した波形図の各パラメ
ータK*、L*、M*により制御を行なう場合のプロ
グラムフローチヤートを示す。シヨツクコントロ
ール処理中であるか否かのFLUGの判別941を
し、処理中であればその処理を継続し、処理中で
なければ、シフトレバースイツチ901において
P位置またはN位置からR位置への変化の有無の
判別942およびN位置からD位置への変化の有
無の判別943を行ない、いずれかの変化が生じ
ている場合はそれに対応するK*、L*、M*の各パ
ラメータの設定944または945をし、シフト
シヨツクコントロール処理を行なう状態であるこ
とを示すFLUGをON状態にする(955)。い
ずれの変化も生じていない場合にはリターンし、
シフトシヨツクコントロール処理はなされない。
シヨツクコントロールは一周期K*の終了を判別
するパラメータKが正の値か否かの判別946
を、Kが正の値でないときはKを*、L*をL*−
M*、LをL*と設定し(947)、Lが0以下か
否かの判別948をし、Lが0以下なら
FLUGOFF949をしてリターンする。この場
合、LがL≦0であり、FLUGをOFFするとい
うことは、全てのシフトシヨツクコントロール処
理が終了したことを示している。判別946にお
いて一周期K*の終了を判別するパラメータKが
正の値のときは、K−1をKと設定し(950)、
判別948においてL≦0でない場合と共に、一
周期KにおけるON時間の終了を判別するパラメ
ータLがL=0か否かの判別951を行なう。L
=0のときはソレノイド弁74のOFF指令95
2を発し、Lが0以外のときはソレノイド弁74
のON指令953を発した後L−1をLと設定し
(954)、リターンする。また同様のシフトシヨ
ツクコントロール処理は第6図920に示すプロ
グラマブルタイマを用いても行なうことが可能で
ある。 N−Dシフトシヨツクコントロール処理950
のつぎには、入力プーリの回転速度センサ902
により実際の入力プーリ回転数Nの読み込み92
3を行う。つぎにスロツトル開度θが0か否かの
判別924をし、θ≠0のときは、第23図に示
すサブルーチンに従いあらかじめデータとして
ROM913に格納してある第17図のスロツト
ル開度θに対応する最良燃費入力プーリ回転数
N*の設定960をするためスロツトル開度に対
応した入力プーリ回転数N*データの格能アドレ
スのセツト961をし、セツトしたアドレスから
N*のデータを読み出し(962)読み出したN*
のデータをデータ格納用RAM914に一時格納
する(963)。 つぎに実際の入力プーリ回転数Nと最良燃費入
力プーリ回転数N*との比較927を行う。N<
N*のときはアツプシフト電磁ソレノイド弁84
の作動指令928を発し、N>N*のときはダウ
ンシフト電磁ソレノイド弁85の作動指令929
を発し、N=N*のときは両電磁ソレノイド弁8
4および85のOFF指令920を発する。θ=
0でスロツトル全閉時には、エンジンブレーキの
必要性を判断するためシフトレバーがD位置に設
点されているか又はL位置に設定されているかの
判別926を行い、必要に応じてエンジンブレー
キ制御970または980を行う。D位置のエン
ジンブレーキ処理970は、第24図に示す如
く、車速センサ903により車速Vの読み込み9
71をし、その時点での加速度αを算出し(97
2)、つぎに該加速度αが車速に対して適当な加
速度Aであるか否かの判別973をする。α>A
のときはDOWNSHIFTのコントロール974を
行うためN*にNより大きい値を設定したのち、
リターンし、α≦AのときはN*にスロツトル開
度0に対応する最良燃費入力プーリ回転数N*の
設定975を行なつた後リターンする。車速と適
当な加速度Aとの関係は、各車両について実験ま
たは計算により求められるものであり、第25図
のグラフに示す。 L位置のエンジンブレーキ処理980では、第
26図に示す様に、車速Vの読み込み981をし
た後車速Vと入力プーリ回転数Nからトルク比T
を次式から算出する演算を行う。(982) T=N/V×k kはトランスミツシヨン内部の減速歯車機構5
00の減速比、車両の最終減速比およびタイヤ半
径等とから決定される定数である。つぎに現在の
トルク比Tがその車速Vに対して安全かつ適正な
エンジンブレーキが得られるトルク比T*より大
きいか否かの判別983を行い、T<T*のとき
はDOWNSHIFTがなされるようN*にNより大
きい値の設定984を行い、T≧T*のときはN*
にNと等しい値の設定985を行つてリターンす
る。各車速に対して安全かつ適正なエンジンブレ
ーキが得られるトルク比T*は、各車両について
実験または計算により求められるものであり、第
27図のグラフに示す。 シフト制御機構70は、電気制御回路90の出
力により制御される電磁ソレノイド弁74の作用
で、遊星歯車変速装置400の油圧サーボ402
及び409への油圧の給排タイミングを調整しシ
フト時の衝撃を防止すると共に、プレツシヤリミ
ツテイング弁73の作用で油圧サーボ402およ
び409へ供給される油圧の上限を設定値以下に
保つ作用を有し、クラツチおよびブレーキの係合
圧を制限している。 N−DシフトおよびN−Rシフト時における係
合シヨツクを緩らげる場合、油圧サーボ402ま
たは油圧サーボ409へ供給油圧PcまたはPbの
立ち上りを第29図に示す油圧特性曲線の如くコ
ントロールし、図中AC間で多板クラツチ401
または多板ブレーキ407の係合を完了せしめ
る。このように油圧サーボ402または409へ
の供給油圧をコントロールするための電磁ソレノ
イド弁74のデユーテイ(%)と該電磁ソレノイ
ド弁74の作動で油室713に生ずるソレノイド
圧Psとの関係を第27図に示す。デユーテイ
(%)は次式で与えられる。 デユーテイ=
1周期におけるソレノイドON時間/ソレノイド作動周期 ×100(%) 第30図に示すソレノイド圧は、シフト制御弁7
1により増巾され、第31図に示す油圧サーボ4
02または409への供給油圧PcまたはPbが得
られる。 本発明にかかる減速比制御機構80の作用を第
32図と共に説明する。 定速走行時 第32図Aに示す如く電気制御回路90の出力
により制御される電磁ソレノイド弁84および8
5はOFFされている。これにより油室816の
油圧P1はライン圧となり、油室815の油圧P2
もスプール812が図示右側にあるときはライン
圧となつている。スプール812はスプリング8
11のばね荷重による押圧力P3があるので図示
左方に動かされる。スプール812が左方に移動
され油室815とドレインポート813と連通
し、P2は排圧されるので、スプール812は油
室816の油圧P1により図示右方に動かされる。
スプール812が右方に移動されるとドレインポ
ート813は閉ざされる。よつてスプール812
はこの場合、スプール812のランド812Bの
ドレインポート813がわエツジにフラツトな平
面(テーパー面)812bを設けることにより、
より安定した状態でスプール812を第32図A
の如く中間位置の平衡点に保持することが可能と
なる。 第32図Aの如く中間位置の平衡点に保持され
た状態においては油路2は閉じられており、入力
プーリAの油圧サーボCの油圧は、出力プーリB
の油圧サーボEによりVベルト112を介して圧
縮される状態になり、結果的に油圧サーボEの油
圧と平衡する。実際上は油路2においても油洩れ
があるため、入力プーリAは徐々に拡げられてト
ルク比Tが増加する方向に変化して行く。従つて
第32図Aに示すようにスプール812が平衡す
る位置においては、ドレインポート814を閉
じ、油圧1はやや開いた状態となるようスプール
812のランド812Bのポート817がわエツ
ジにフラツトな面(テーパー面)812aを設
け、油路2における油洩れを補うようにしてい
る。さらにランド812Aのドレインポート81
4がわエツジにフラツトな面(テーパー面)81
2Cを設けることで油路2の油圧変化の立ち上り
など変移をスムーズにできる。また第34図に示
すようにテーパー面812aの代りに油路1と油
路2の間をオリフイス821を有する油路822
で連絡しても同様な機能をはたすことは明らかで
ある。 UP−SHIFT時 第32図Cに示す如く電気制御回路90の出力
によりアツプシフト電磁ソレノイド弁84がON
される。これにより油室815が排圧されるた
め、スプール812は図示右方に動かされ、スプ
リング811は圧縮されてスプール812は図示
右端に設定される。 この状態では油路1のライン圧がポート818
を介して油路2に供給されるため油圧サーボ31
3の油圧は上昇し、入力プーリAは閉じられる方
向に作動してトルク比Tは減少する。従つてソレ
ノイド弁84のON時間を必要に応じて制御する
ことによつて所望のトルク比だけ減少させアツプ
シフトを行う。 DOWN−SHIFT時 第32図Bに示す如く電気制御回路90の出力
によりソレノイド弁85がONされ、油室816
が排圧される。スプール812はスプリング81
1によるばね荷重と油室815のライン圧とによ
り急速に図示左方に動かされ、油路2はドレイン
ポート813と連通して排圧され、入力プーリA
は迅速に拡がる方向に作動してトルク比Tは増大
する。このようにソレノイド弁85のON時間を
制御することによりトルク比を増大させダウンシ
フトさせる。 このように入力(ドライブ側)プーリAの油圧
サーボCは、減速比制御弁81の出力油圧が供給
され、出力(ドリブン側)プーリBの油圧サーボ
Eにはライン圧が導かれており、入力プーリAの
油圧サーボCの油圧をPi、出力プーリBの油圧サ
ーボEの油圧PoとするとPo/Piはトルク比Tに
対して第33図のグラフに示す如き特性を有し、
たとえばスロツトル開度θ=50%、トルク比T=
1.5(図中a点)で走行している状態からアクセル
をゆるめてθ=30%とした場合Po/Piがそのま
ま維持されるときはトルク比T=0.87の図中b点
に示す運転状態に移行し、逆にトルク比T=1.5
の状態を保つ場合には入力プーリを制御する減速
比制御機構80の出力によりPo/Piの値を増大
させ図中C点の値に変更する。このようにPo/
Piの値を必要に応じて制御することによりあらゆ
る負荷状態に対応して任意のトルク比に設定でき
る。 第35図は本発明にかかる車両用無段自動変速
機の減速比制御機構のさらに他の実施例を示す。
本実施例では減速比制御弁81のポート817、
ドレインポート813およびドレインポート81
4にV字状の817a、813a、および814
aを形成し前記実施例でスプール812のランド
エツジに弁812b,812a,812cの機能
を果させて前記実施例と同様の効果を得ている。 第36図は本発明にかかる車両用無段自動変速
機の減速比制御機構のさらに他の実施例を示す。 この実施例では減速比制御弁81のスプール8
12に3つのランド812A,812B,812
Cを設け、スプリング811をランド812Cに
背設されると共にランド812Bと812Cとの
間にオリフイス82を介して油路1と且つスプー
ルの移動に伴ないドレインポート813と連絡す
る油室810を設け、前記スプリング811が装
着されると共にアツプシフト電磁ソレノイド弁8
4が設けられた油室815と前記油室810を油
路1Aで連絡した構成を有する。 本実施例では車両用無段自動変速機の減速比制
御機構でアツプシフト時、およびダウンシフト時
にライン圧が洩れる箇所が共に電磁ソレノイド弁
のみであり、これによりライン圧を高く維持でき
るので、車両の急停止時など最大トルク比の点ま
で急速にダウンシフトを完了したい場合、出力プ
ーリの油圧サーボにより高いライン圧を供給で
き、ダウンシフトの速度が早くできる利点があ
る。 さらに本実施例の如く、スプールの両端ランド
812Aと812Cとがその両端側エツジでポー
トと交差することがないので、該ランドのエツジ
とポートのエツジとの干渉は防止でき、スプール
の扁心によるバルブスチツクの発生が少ない。 以上の如く本発明の車両用無段自動変速機の減
速比制御機構は入力プーリの油圧サーボと、油圧
源または排油口との連絡を行う減速比制御弁、該
減速比制御弁のスプールにばね荷重を付与するス
プリング、前記スプールの両方から印加されてい
る油圧を車両走行条件に応じて排圧するアツプシ
フト電磁ソレノイド弁とダウンシフト電磁ソレノ
イド弁からなる減速比制御機構において、 前記スプリングによるばね荷重は、ダウンシフ
ト時にスプールが移動する方向に付与されるので
急速なダウンシフトに充分な減速比制御弁のレス
ポンスが得られる。
第1図は車両用無段自動変速装置の断面図、第
2図は該無段自動変速装置の油圧制御装置の油圧
回路図、第3図はマニユアル弁の作動状態説明
図、第4図はデイテント弁およびスロツトル弁の
作動状態説明図、第5図はトルクレシオ弁の作動
状態説明図、第6図は電気制御回路の構成図、第
7図は油圧制御装置の必要ライン圧特性を示すグ
ラフ、第8図はスロツトル圧の特性を示すグラ
フ、第9図、第10図、第11図は油圧調整装置
により得られるライン圧特性を示すグラフ、第1
2図はエンジンの最良燃費動力線を示すグラフ、
第13図はエンジンの出力性能の特性を示すグラ
フ、第14図は流体伝達機構性能曲線、第15図
はエンジンの等燃費率曲線、第16図は最良燃費
フルードカツプリング出力曲線を示すグラフ、第
17図は最良燃費フルードカツプリング出力回転
数の特性を示すグラフ、第18図、第19図、第
22図〜第24図、第26図は電気制御回路のプ
ログラムフローチヤート図、第20図はデユーテ
イ比の説明のための波形図、第21図はシフト制
御電磁ソレノイド弁の作動説明図、第25図は設
定加速度を示すグラフ、第27図は設定トルク比
を示すグラフ、第25図はシフト制御電磁ソレノ
イド弁の作動図、第28図はシフト制御機構の作
動説明図、第29図は入力プーリの油圧サーボと
出力プーリの油圧サーボの供給油圧の特性を示す
グラフ、第30図はソレノイド圧Psの特性を示
すグラフ、第31図はシフト制御弁の出力油圧の
特性を示すグラフ、第32図は本発明の減速比制
御機構の作動状態図、第33図はVベルト式無段
変速機の入出力軸間のトリク比Tと入出力側油圧
サーボ間の圧力比との関係を示すグラフ、第34
図は本発明の減速比制御機構の他の実施例を示す
構成図、第35図は本発明のさらに他の実施例の
構成図、第36図は本発明のさらに他の実施例の
構成図、第37図は従来の減速比制御機構の構成
図である。 図中、200……Vベルト式無段自動変速機、
A……入力プーリ、B……出力プーリ、112…
…Vベルト、C……入力側油圧サーボ、E……出
力側油圧サーボ、400……前進後進切り換え用
遊星歯車変速機、60……油圧制御回路、50…
…油圧源、52……ポンプ、61……レギユレー
タ弁、613……レギユレータバルブプランジヤ
ー、62……マニユアル弁、64……デイテント
弁、65……スロツトル弁、66……トルクレシ
オ弁、70……シフト制御機構、71……シフト
制御弁、72……オリフイス、73……プレツシ
ヤリミツテイング弁、74……シフト電磁制御ソ
レノイド弁、80……減速比制御装置、81……
減速比制御弁、82,83……オリフイス、84
……アツプシフト用電磁ソレノイド弁、85……
ダウンシフト用電磁ソレノイド弁。
2図は該無段自動変速装置の油圧制御装置の油圧
回路図、第3図はマニユアル弁の作動状態説明
図、第4図はデイテント弁およびスロツトル弁の
作動状態説明図、第5図はトルクレシオ弁の作動
状態説明図、第6図は電気制御回路の構成図、第
7図は油圧制御装置の必要ライン圧特性を示すグ
ラフ、第8図はスロツトル圧の特性を示すグラ
フ、第9図、第10図、第11図は油圧調整装置
により得られるライン圧特性を示すグラフ、第1
2図はエンジンの最良燃費動力線を示すグラフ、
第13図はエンジンの出力性能の特性を示すグラ
フ、第14図は流体伝達機構性能曲線、第15図
はエンジンの等燃費率曲線、第16図は最良燃費
フルードカツプリング出力曲線を示すグラフ、第
17図は最良燃費フルードカツプリング出力回転
数の特性を示すグラフ、第18図、第19図、第
22図〜第24図、第26図は電気制御回路のプ
ログラムフローチヤート図、第20図はデユーテ
イ比の説明のための波形図、第21図はシフト制
御電磁ソレノイド弁の作動説明図、第25図は設
定加速度を示すグラフ、第27図は設定トルク比
を示すグラフ、第25図はシフト制御電磁ソレノ
イド弁の作動図、第28図はシフト制御機構の作
動説明図、第29図は入力プーリの油圧サーボと
出力プーリの油圧サーボの供給油圧の特性を示す
グラフ、第30図はソレノイド圧Psの特性を示
すグラフ、第31図はシフト制御弁の出力油圧の
特性を示すグラフ、第32図は本発明の減速比制
御機構の作動状態図、第33図はVベルト式無段
変速機の入出力軸間のトリク比Tと入出力側油圧
サーボ間の圧力比との関係を示すグラフ、第34
図は本発明の減速比制御機構の他の実施例を示す
構成図、第35図は本発明のさらに他の実施例の
構成図、第36図は本発明のさらに他の実施例の
構成図、第37図は従来の減速比制御機構の構成
図である。 図中、200……Vベルト式無段自動変速機、
A……入力プーリ、B……出力プーリ、112…
…Vベルト、C……入力側油圧サーボ、E……出
力側油圧サーボ、400……前進後進切り換え用
遊星歯車変速機、60……油圧制御回路、50…
…油圧源、52……ポンプ、61……レギユレー
タ弁、613……レギユレータバルブプランジヤ
ー、62……マニユアル弁、64……デイテント
弁、65……スロツトル弁、66……トルクレシ
オ弁、70……シフト制御機構、71……シフト
制御弁、72……オリフイス、73……プレツシ
ヤリミツテイング弁、74……シフト電磁制御ソ
レノイド弁、80……減速比制御装置、81……
減速比制御弁、82,83……オリフイス、84
……アツプシフト用電磁ソレノイド弁、85……
ダウンシフト用電磁ソレノイド弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれ油圧サーボにより実効径が可変とさ
れる入力プーリおよび出力プーリと、これらプー
リ間を伝動するVベルトとからなる無段変速機を
有する車両用無段自動変速機の油圧制御装置内に
設けられ、前記入力プーリの油圧サーボへの作動
油の給排を行い前記無段自動変速機の減速比を制
御する減速比制御機構であり、且つ前記入力ブー
リの油圧サーボと、油圧源または排油口との連絡
を行う減速比制御弁、該減速比制御弁のスプール
にばね荷重を付与するスプリング、前記スプール
の両方から印加されている油圧を車両走行条件に
応じて排圧するアツプシフト電磁ソレノイド弁と
ダウンシフト電磁ソレノイド弁からなる減速比制
御機構において、 前記スプリングによるばね荷重は、ダウンシフ
ト時にスプールが移動する方向に付与されること
を特徴とする車両用無段自動変速機の減速比制御
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15643481A JPS5857552A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 車両用無段自動変速機の減速比制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15643481A JPS5857552A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 車両用無段自動変速機の減速比制御機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5857552A JPS5857552A (ja) | 1983-04-05 |
| JPH0221468B2 true JPH0221468B2 (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=15627659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15643481A Granted JPS5857552A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 車両用無段自動変速機の減速比制御機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5857552A (ja) |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15643481A patent/JPS5857552A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5857552A (ja) | 1983-04-05 |
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