JPH0156306B2 - - Google Patents

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JPH0156306B2
JPH0156306B2 JP55058217A JP5821780A JPH0156306B2 JP H0156306 B2 JPH0156306 B2 JP H0156306B2 JP 55058217 A JP55058217 A JP 55058217A JP 5821780 A JP5821780 A JP 5821780A JP H0156306 B2 JPH0156306 B2 JP H0156306B2
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JP
Japan
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pressure
torque ratio
valve
hydraulic
oil
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JP55058217A
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English (en)
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JPS56153147A (en
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Nobuaki Miki
Shoji Yokoyama
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/256,075 priority patent/US4462277A/en
Priority to GB8113170A priority patent/GB2075620B/en
Priority to DE19813117253 priority patent/DE3117253A1/de
Publication of JPS56153147A publication Critical patent/JPS56153147A/ja
Publication of JPH0156306B2 publication Critical patent/JPH0156306B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16H—GEARING
    • F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/6625—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling shifting exclusively as a function of torque

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、Vベルト式無段変速機の駆動ベルト
の挟持力を発生させる油圧サーボ機構に供給され
る油圧(ライン圧)を調整するVベルト式無段変
速機の油圧調整装置に関する。 [従来の技術] Vベルト式無段変速機は、前進後進切換用の遊
星歯車変速機と組み合わせることにより自動車な
ど車両用の自動変速装置として使用できる。 第35図は、特開昭54−157930号公報に提案さ
れている従来の無段変速機を示している。入力軸
aには固定プーリbと可動プーリcが設けられ、
また出力軸dには固定プーリeと可動プーリfが
設けられ、入力軸aと出力軸dとの間にはベルト
gが張設されており、油路h及び油路iにポンプ
jからの流体を弁k及び弁lを介して供給または
排出させることにより可動プーリc及びfを移動
させるようになつている。弁lのスプールmの一
端には、ピトー管nにより入力軸aの回転数に比
例した流体圧が作用しており、スプールmの他端
には、スロツトルペダルの動きに連動するカムp
の回動による圧力がレバーq、スプリングrを介
して作用している。さらに弁kのスプールsの一
端にもピトー管nにより入力軸aの回転数に比例
した流体圧が作用しており、スプールsの他端に
は入力軸aの可動プーリcと連動して変位される
検出ロツドtの圧力がレバーu、スプリングvを
介して作用している。 上記構成において、油路iに発生するライン圧
はピトー管nによる入力軸aの回転数に応じて発
生する流体圧と検出ロツドtの動きに連動したレ
バーuの回動により変化するスプリングvの荷重
とのバランスによつて制御されて、トルク比の増
加に従つて増加し、入力軸の回転数の減少に従つ
て上昇する油圧となる。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の無段変速機では、ラ
イン圧がこの無段変速機の駆動源であるエンジン
の出力トルクには無関係に設定さているため、常
にエンジンの最高出力トルクを伝達できる比較的
高いライン圧を設定しなければならない。このた
めにVベルトには必要以上の挟持力が作用してV
ベルトの耐久性を損なうと共に、必要以上に高い
ライン圧を発生するためにオイルポンプの駆動ト
ルクが増大して、損失トルクが増加し燃費向上を
損なうという問題があつた。 そこで、本発明は上記問題点を解決するため
に、Vベルト式無段変速機の駆動ベルトの挟持力
を発生させる油圧サーボ機構に供給されるライン
圧を、エンジンの出力トルクとVベルト式無段変
速機のトルク比とに応じて制御するようにしたも
のである。 [問題点を解決するための手段] 本願発明は上記問題点を解決するために、それ
ぞれ入力軸及び出力軸に取り付けられ、実効径が
可変の入力側および出力側プーリと、これらプー
リ間に張設されたVベルトからなり、前記両プー
リの実効径を油圧により調節して入出力軸間のト
ルク比を無段階に制御する車両用Vベルト式無段
変速機の油圧調整装置において、油圧源と、該油
圧源からの油圧を入力し、該油圧を調圧するレギ
ユレータ弁と、該レギユレータ弁からの油圧を入
力し、前記入出力軸間のトルク比に応じたトルク
レシオ圧を出力するトルクレシオ圧制御弁と、該
トルクレシオ圧をスロツトル開度に応じて給排す
るスロツトル弁と、前記トルクレシオ圧を前記レ
ギユレータ弁に供給する第1の油路と、前記トル
クレシオ圧を前記トルクレシオ圧制御弁にフイー
ドバツクする第2の油路とを備え、前記トルクレ
シオ圧は、前記スロツトル弁の作動により調圧さ
れることでスロツトル開度に対応した油圧とさ
れ、前記レギユレータ弁は、前記トルクレシオ圧
を入力することにより、スロツトル開度に対応し
たライン圧を出力する構造を有する。 [作用及び効果] 本発明によれば、ライン圧を、スロツトル開度
(又は入力トルク)及び両プーリ間のトルク比を
パラメータとして変化させることにより、Vベル
ト式無段変速機の駆動ベルトの挟持力を発生させ
る油圧サーボに供給される油圧を、スロツトル開
度の増加に対応して増加させ、両プーリ間のトル
ク比の増加に対応して増加するようにできるの
で、VベルトにはVベルトがスリツプしない程度
の必要最小限の挟持力しか作用しないため、Vベ
ルトが必要以上の挟持力を受けて耐久性を損なう
ということが防止できるとともに、Vベルトの必
要最小限の挟持力を得るための油圧以上に高いラ
イン圧の発生を防止できるので、オイルポンプの
損失トルクの増加による燃費低下を防止できると
いう効果を有する。 [実施例] 次に本発明を図に示す実施例に基づき説明す
る。 第1図は、無段変速装置を用いた自動車用伝動
装置の概略図である。 100はエンジン、102はキヤブレタ、20
は該エンジン100と駆動側車軸との間に設けら
れた伝動装置であり、エンジンの出力軸101に
連結されたフルードカツプリング21、該フルー
ドカツプリングの出力軸214に連結されたVベ
ルト式無段変速機30、該Vベルト式無段変速機
30の出力軸26に連結された前進後進切換用遊
星歯車変速機40、該前進後進切換用遊星歯車変
速機の出力軸47に連結された減速歯車機構23
から構成されている。 フルードカツプリング21は、エンジンの出力
軸101に連結されたポンプインペラ211及び
フルードカツプリングの出力軸214に連結され
たタービンランナ212からなる周知のものであ
る。なお、フルードカツプリングの代りに他の流
体式トルクコンバータまたは機械式クラツチが用
いられてもよい。 Vベルト式無段変速機30は、フルードカツプ
リングの出力軸214に連結された入力側プーリ
31と、該入力側プーリ31と平行に配設されV
ベルト式無段変速機の出力軸26に連結された出
力側プーリ32と、該両プーリ間に張設されたV
ベルト33から構成されている。 入力側プーリ31は、出力軸214に連結され
た固定フランジ311と、該固定フランジ311
と対向してV字状空間を形成するように設けられ
た可動フランジ312とを有し、該可動フランジ
312は油圧サーボ313により軸方向に移動可
能に設けられている。 出力側プーリ32は、Vベルト式無段変速機の
出力軸26に連結された固定フランジ321と、
該固定フランジ321と対向してV字状空間を形
成するように設けられた可動フランジ322とを
有し、該可動フランジ322は油圧サーボ323
により軸方向に移動可能に設けられている。 前進後進切換用遊星歯車変速機40は、サンギ
ヤ41、リングギヤ43、サンギヤ41及びリン
グギヤ43に噛合するダブルプラネタリギヤ4
4、該ダブルプラネタリギヤ44を回転自在に支
持するキヤリヤ46から構成され、サンギヤ41
はVベルト式無段変速機の出力軸26に連結さ
れ、キヤリヤ46は前進後進切換用遊星歯車変速
機40の出力軸47に連結される。サンギヤ41
とキヤリヤ46とは多板クラツチ45により着脱
自在に連結されており、リングギヤ43は多板ブ
レーキ42により変速装置のケース400に着脱
自在に連結されている。この前進後進切換用遊星
歯車変速機40は、油圧サーボ49に油圧が供給
されたとき、多板クラツチ45が係合しVベルト
式無段変速機の出力軸26の回転がそのまま前進
後進切換用遊星歯車変速機40の出力軸47に伝
達され、前進走行状態を可能とする。油圧サーボ
48に油圧が供給されたときは、多板ブレーキ4
2が係合しリングギヤ43が固定されるので、前
進後進切換用遊星歯車変速機40の出力軸47は
Vベルト式無段変速機の出力軸26の回転に対し
て逆回転して、後進走行状態を可能とする。 減速歯車機構23は、Vベルト式無段変速機3
0で得られる変速範囲が通常の車両用変速装置に
より達成される変速範囲より低いことを補うため
のものであり、例えば減速比1.45の減速を行い、
トルクの増大を行つている。 減速歯車機構23の出力軸はデイフアレンシヤ
ルギヤ22に連結され、デイフアレンシヤルギヤ
22は図示しない車軸と連結され、例えば減速比
3.727の最終減速を行つている。 第2図は第1図に示した伝動装置における無段
変速装置を制御する油圧制御回路を示す。 油圧制御回路は、油圧源50、シフトレバー
(図示せず)により手動操作されるマニユアル弁
62、遊星歯車変速機40における多板ブレーキ
および多板クラツチの係合のタイミングを制御
し、N−D、N−Rシフト時のシヨツクを緩和す
るシフト制御機構70、入力側プーリ制御装置8
0、および本発明にかかる油圧調整装置60から
なる。 油圧源50は、オイルストレーナ51から、エ
ンジンにより駆動されるオイルポンプ52で汲み
上げた作動油を、リリーフ弁53が取り付けられ
た油路13を経てレギユレータ弁61に供給す
る。 油圧調整装置60は、油圧源50から供給され
た油圧を調整し、ライン圧として油圧回路の各所
に供給するレギユレータ弁61、該レギユレータ
弁61から供給されるライン圧をキヤブレタ10
2のスロツトル開度θの変化に応じて出力するス
ロツトル弁65、該スロツトル弁65から供給さ
れるスロツトル圧(スロツトル弁を介したライン
圧)を出力側プーリの可動フランジ322の変位
量Lに応じて調整しトルクレシオ圧として出力す
るトルクレシオ圧制御弁66からなり、トルクレ
シオ圧制御弁66は、トルク比Tの全域でトルク
レシオ圧(以下第1トルクレシオ圧という)を出
力する第1トルクレシオ圧出力機構66aと、ト
ルク比Tが設定値t3以上のときスロツトル弁を介
して導かれるライン圧(第2トルクレシオ圧)を
出力する第2トルクレシオ圧出力機構66bと、
スロツトル開度θの増大に伴ない順次排圧される
2つの第1トルクレシオ圧フイードバツク油路1
0および11を有する。 マニユアル弁62は、運転席に設けたシフトレ
バー(図示せず)のシフト位置P,R,N,D,
Lに対応してスプール621がP,R,N,D,
Lの各位置に設定され、表1に示す如くライン圧
が供給される油路1およびスロツトル弁を介して
ライン圧が供給される油路3と油圧制御回路の各
所へ該ライン圧を分配する油路4〜6とを連絡す
る。
【表】 表1において○は油路1との連絡状態にあるこ
とを示し、△は油路3との連絡状態にあることを
示し、×はいずれの油路とも連絡せず、各油路が
排圧されていることを示す。 レギユレータ弁61は、スプール611と後記
する第1および第2のトルクレシオ圧を入力して
スプール611を制御するレギユレータ(バル
ブ)プランジヤ612とを備え、スプール611
の変位に伴ない第2出力ポート614と連通する
隙間面積を調整し、出力ポート616からは油路
1にライン圧を出力する。また第2出力ポート6
14から油路13を経てトルクコンバータ、オイ
ルクーラおよび潤滑必要部へ油を供給する。 スロツトル弁65は、一方にスプリング652
が背設されるとともにキヤブレタ102のスロツ
トル開度θに応じスロツトル機構にリンクされて
移動するスプール651を備え、スロツトル開度
θが第1の設定値θ1より小さい(0≦θ<θ1)と
き油路3および9を排油口654に連通し、スロ
ツトル開度θが第1の設定値θ1より大きい(θ1≦
θ)とき油路1と上記マニユアル弁62への連絡
油路3とを連通し、θが第2の設定値θ2(θ1<θ2)
より大きい(θ2≦θ)ときは油路10を排油口6
53に連通させ、またθが第1の設定値θ1より大
きい(θ1<θ)とき油路1とトルクレシオ圧制御
弁66の第2トルクレシオ圧出力機構66bへの
連絡油路9とを連通する。第2表にスロツトル開
度θと油路3,9,10,11の給排状態を示
す。
【表】 ○は油路1との連絡状態、−は油路10,11
の遮断状態、×は排圧状態を示す。 トルクレシオ圧制御弁は66は、Vベルト式無
段変速機の出力側プーリ32の可動フランジ32
2とリンク機構で連結され、第2トルクレシオ圧
出力機構66bを構成する第2のスプール662
と、該スプール662とスプリング663を介し
て直列的に配設され、第1トルクレシオ圧出力機
構66aを構成する第1のスプール661とを有
する。第1トルクレシオ圧出力機構66aは、油
路3、マニユアル弁62および油路6を介してス
ロツトル弁を介したライン圧または直接ライン圧
が供給されるポート664と、レギユレータ弁6
1への出力油路8に連絡する出力ポート665を
備え、スプール661は直径が漸減するランド6
61a,661b,661cを有し、これらそれ
ぞれのランドへはそれぞれオリフイス666,6
67,668を介して油路10,11,13から
出力油圧のフイードバツクがなされている。フイ
ードバツク油路10および11は、上述の如くス
ロツトル弁65を介して順次排圧されるようにな
つている。これにより第1トルクレシオ圧は第3
図に示す如く、トルク比の減少に伴ない、漸減す
るとともにスロツトル開度θの増大に伴ない段階
的にレベルアツプする特性を有する。第2トルク
レシオ圧出力機構66bは、スロツトル開度θが
θ1≦θのとき油路9から供給されるスロツトル圧
(本実施例ではライン圧と同等)を、第2図の下
半に示す如くトルク比Tが、t3≦Tのとき油路7
からレギユレータ弁61へ、第2トルクレシオ圧
として出力する。 レギユレータ弁61は上記第1および第2トル
クレシオ圧を、直径の異なる2つのランド613
および615を備えたレギユレータプランジヤ6
12のそれぞれのランドに印加されることで第7
〜9図に示すライン圧を出力する。 第4図および第6図は必要最小のラインを示
す。 シフト制御機構70は、一方にスプリング71
1が背設され他端に設けられた油室713からラ
イン圧を受けるスプール712を備えたシフト制
御弁71、油室713へライン圧を供給する油路
1に設けられたオリフイス72、該オリフイス7
2と油室713との間に取り付けられたプレツシ
ヤーリミツテイング弁73、および後記する電気
制御回路により制御され油室713の油圧を調整
するソレノイド弁74からなる。ソレノイド弁7
4が作動してドレインポート741を開き油室7
13を排圧しているときは、シフト制御弁71の
スプール712はスプリング711の作用で図示
左方に移動され、遊星歯車変速機40の多板クラ
ツチ45を作動させる油圧サーボ49に連絡する
油路14と多板ブレーキ42を作動させる油圧サ
ーボ48に連絡する油路15とをそれぞれドレイ
ンポート714と715とに連絡して排圧させ、
多板クラツチ45または多板ブレーキ42を解放
させる。ソレノイド弁74が作動していないとき
はドレインポート741は閉ざされ、スプール7
12は油室713に供給されるライン圧で図示右
方に位置し、それぞれ油路4および油路5を上記
油路14および油路15に連絡し、多板ブレーキ
42または多板ブレーキ42または多板クラツチ
45を係合させる。本実施例においてはシフト制
御弁71に油路14および油路15の出力油圧を
フイードバツクする油室717および油室716
を設け、出力油圧の立上りを緩和し第1図に示す
多板クラツチ45および多板ブレーキ42の係合
時のシヨツクを防止している。 トルク比制御装置80は、トルクレシオ制御弁
81、オリフイス82と83、ダウンシフト用ソ
レノイド84、およびアツプシフト用ソレノイド
85からなる。トルクレシオ制御弁81は、一方
にスプリング811が背設されたスプール81
2、それぞれオリフイス82および83を介して
油路1からライン圧が供給された両端の油室81
5および816、ライン圧が供給される油路1と
連絡するとともに、スプール812の移動に応じ
て開口面積が増減する入力ポート817およびV
ベルト式無段変速機30の入力側プーリ31の油
圧サーボ313に油路2を介して連絡する出力ポ
ート818が設けられた油室819、スプール8
12の移動に応じて油室819を排圧するドレイ
ンポート814およびスプール812の移動に応
じて油室815を排圧するドレインポート813
を備える。ダウンシフト用ソレノイド84とアツ
プシフト用ソレノイド85とは、それぞれトルク
レシオ制御弁81の油室815と油室816とに
取り付けられ、双方とも後記する電気制御回路の
出力で作動されそれぞれ油室815と油室816
とを排圧する。 第5図は第2図に示した油圧制御回路における
シフト制御機構70のソレノイド弁74、入力側
プーリを制御するトルク比制御機構80のダウン
シフト用ソレノイド弁84よびアツプシフト用ソ
レノイド85を制御する電気制御回路の構成を示
す。 901はシフトレバーがP,R,N,D,Lの
どの位置にシフトされているかを検知するシフト
レバースイツチ、902は入力側プーリ31の回
転速度を検出する回転速度センサ、903は車速
セレサ、904はキヤブレタのスロツトル開度を
検出するスロツトルセンサ、905は回転速度セ
ンサ902の出力を電圧に変換するスピード検出
処理回路、906は車速センサ903の出力を電
圧に変換する車速検出回路、907はスロツトル
センサ904の出力を電圧に変換するスロツトル
開度検出処理回路、908〜911は各センサの
入力インタフエース、912は中央処理装置
(CPU)、913はソレノイド弁74,84,8
5を制御するプログラムおよび制御に必要なデー
タを格納してあるリードオンメモリ(ROM)、
914は入力データおよび制御に必要なパラメー
タを一時的に格納するランダムアクセスメモリ
(RAM)、915はクロツク、916は出力イン
タフエース、917はソレノイド出力ドライバで
あり、出力インタフエース916の出力をアツプ
シフトソレノイド85、ダウンシフトソレノイド
84およびシフトコントロールソレノイド74の
作動出力に変える。入力インタフエース908〜
911とCPU912,ROM913,RAM91
4、出力インタフエース916との間はデータパ
ス918とアドレスパス919とで連絡されてい
る。 つぎにトルクレシオ圧制御弁66、スロツトル
弁65、マニユアル弁62およびレギユレータ弁
61からなる本実施例の油圧調整装置60の作用
を説明する。 油圧制御回路に供給される作動油は、エンジン
で駆動されるポンプ52を供給源としており、ラ
イン圧が高ければそれに応じてポンプ52により
動力の消耗が増大する。よつて車両を低燃費で走
行させるためには油圧制御回路に供給するライン
圧を必要最小限に近づけることが必要となり、無
段変速装置において該ライン圧は入力側プーリ3
1および出力側プーリ32の各油圧サーボがVベ
ルト33の滑りを生ずることなくトルクの伝達を
行なえる油圧で規定される。入出力軸間のトルク
比Tの変化に対する必要最小限のライン圧をスロ
ツトル開度θをパラメータとして第6図の実線で
示す。車両の発進時には両プーリによつて実現可
能なトルク比の範囲ではエンジンを最良燃費で作
動させることが不可能であるので、点線で示す如
く上記実線で示した最良燃費の特性曲線より20%
程度大きな破線で示すライン圧とすることが望ま
しく、またエンジンブレーキ時にはスロツトル開
度θ=0においても一点鎖線で示す如くより高い
ライン圧特性とすることが望ましい。 本実施例においては、油圧調整装置60により
マニユアル弁のシフト位置L,D,N,R,Pお
よびVベルト式無段変速機の入出力軸間のトルク
比Tの変化によりつぎのように調整される。 〈運転者がD位置を選択したとき〉 マニユアル弁62において油路4が油路1と連
絡し油路6が油路3と連絡し、油路5が排圧され
ている。このときはシフト制御機構70におい
て、シフト制御ソレノイド74がOFF状態で油
室713にライン圧が供給されている場合には、
スプール712が図示右方に位置することによ
り、油路4と油路14が連絡され、油路4に供給
されたライン圧が油路14を通して前進用の多板
クラツチ45の油圧サーボ49に作用し、車両は
前進走行可能な状態となつている。 スロツトル開度θが0≦θ≦θ1のとき 表2に示す如く、スロツトル弁65は油室1か
ら供給されたライン圧を油路3および9のいずれ
からも出力していない。トルクレシオ圧制御弁6
6は油路6および9のいずれからも油圧の供給が
ないので、トルクレシオ圧を生ぜず、レギユレー
タ弁61の出力するライン圧は第7図のグラフに
おいてに示す如くトルク比または出力側プーリ
の可動フランジ変位量Lの変化に対し一定とな
る。 スロツトル開度θがθ1≦θ≦θ2のとき 表2に示す如く、スロツトル弁65は油路1と
油路3および油路9とを連絡するとともに油路1
0および油路11のフイードバツク油圧を保持す
る。これによりトルクレシオ圧制御弁66へは油
路6および9からスロツトル圧(本実施例ではラ
イン圧と同等)が供給される。第1のトルクレシ
オ圧制御機構66aは、フイードバツク油路1
3,11,10の全てから第1トルクレシオ圧の
フイードバツクが作用し、またトルク比Tが設定
値t3以上のとき油路7から第2トルクレシオ圧を
出力する。これら第1および第2トルクレシオ圧
の入力によりレギユレータ弁61の出力するライ
ン圧は第7図に示す如く調整される。 スロツトル開度θがθ2≦θ≦θ3のとき 表2に示す如く、θ1≦θ≦θ2の状態からフイー
ドバツク油路10が排圧され、これにより第1ト
ルクレシオ圧のレベルが上がるので、レギユレー
タ弁61の出力するライン圧は第7図に示す如
くなる。 スロツトル開度θがθ3≦θ≦100%のとき 表2に示す如く、θ2≦θ≦θ3の状態からフイー
ドバツク油路11が排圧されるので第1トルクレ
シオ圧はさらにレベルアツプし、レギユレータ弁
61の出力するライン圧も該第1トルクレシオ圧
の増大に伴ない第7図に示す如くレベルアツプ
する。 第8図はトルク比Tが、t1,t3,t4のときのス
ロツトル開度θに対するライン圧の変化を示すグ
ラフである。 〈運転者がL位置を選択したとき〉 マニユアル弁62において油路1と油路4およ
び油路6とが連通され、油路5が排圧される。 この場合は油路6へはスロツトル弁65を介さ
ず、油路1から直接ライン圧が供給されているの
で、スロツトル開度θが、0≦θ≦θ2において第
1トルクレシオ圧は第3図に示す特性を有し、
この第1トルクレシオ圧を入力するレギユレータ
弁61は1≦θ≦θ2において第7図に示す値と
なる。θ2≦θのときはD位置と同じであり、トル
ク比Tをパラメータ(t1,t2,t3)としたときの
スロツトル開度θに対するライン圧は第9図の如
くである。 〈運転者がR位置を選択したとき〉 表1に示す如くマニユアル弁62において油路
5および油路6が油路1と連通し、油路4は排圧
されている。このときシフト制御機構70におい
て、シフト制御ソレノイド74がOFF状態で油
室713にライン圧が供給されている場合には、
スプール712が右方に位置することにより、油
路5と油路15とが連通され、油路5に供給され
たライン圧が油路15を通して後進用多板ブレー
キ42の油圧サーボ18に供給され、車両は後進
走行可能となる。また油路6にライン圧が導かれ
ているため、ライン圧はL位置のときと同一の特
性となる。R位置ではVベルト式無段変速機30
におけるトルク比Tを最大のT=t4として使用す
る。このため遊星歯車変速機40内で変速(減
速)を行なう必要はないが、本実施例によればR
位置においてトルク比Tを変化させた場合でも、
L位置の場合と同様にライン圧の制御が可能であ
る。 〈運転者がP位置またはN位置を選択したとき〉 表1に示す如くマニユアル弁62において油路
4および油路5が排圧され、油路6が油路3に連
絡されているため、レギユレータ弁61の出力で
あるライン圧はD位置と同じとなる。 このライン圧調整においてマニユアル弁62を
D,N,Pの各シフト位置にシフトしている場
合、トルク比Tがt3≦T≦t4の範囲にあるときの
ライン圧を第8図のグラフの如くスロツトル開度
θ1%以下で低く設定したのは、アイドリングなど
スロツトル開度θが小さく且つポンプの吐出量が
少ない運転状態においてライン圧を高く設定して
おくと、高油温で油圧回路の各所からの油洩れが
大きいときなどはライン圧の保持が困難となり、
さらにはオイルクーラへ供給される油量の減少に
より油温がさらに上昇してトラブルの原因となり
やすいためである。マニユアル弁62がL,Rの
各シフト位置にシフトしている場合、第9図のグ
ラフに示す如くトルク比Tがt3≦T≦t4の範囲で
且つスロツトル開度θがθ1%以下の運転条件にお
いてライン圧を高く設定したのは、エンジンブレ
ーキ時においては低スロツトル開度のときも比較
的高い油圧が要求されることによる。このように
第7図に示す如くライン圧を第6図に示す必要最
小限の油圧に近づけることにより、ポンプ52に
よる動力損失を小さくできるので燃費および燃料
消費率が向上できる。 つぎに電気制御回路90と、電気制御回路90
により制御されるシフト制御機構70およびトル
ク比制御装置80の作動を第10図〜第23図に
示すフローチヤートに基づき説明する。 第16図に全体のフローチヤートを示す。 スロツトルセンサ904によりスロツトル開度
θの読み込み921を行つた後、シフトレバース
イツチ901によりシフトレバー位置の判別92
2を行う。判別の結果、シフトレバーがP位置ま
たはN位置の場合には、第17図に示すP位置お
よびN位置処理サブルーチン930を行い、その
後リターンする。 P位置およびN位置処理サブルーチン930は
第17図に示すように、ソレノイド弁84および
85の双方をOFFとし931、PまたはN状態
をRAM914に記憶せしめる932。判別92
2において、シフトレバーがR位置の場合にはN
−Rシフトに伴なうシフトシヨツクを緩和するた
めにシフトシヨツクコントロール処理940を行
い、その後リターンする。 判別922において、シフトレバーがD位置ま
たはL位置の場合にはN−Dシフトに伴なうシフ
トシヨツクを緩和するためにシフトシヨツクコン
トロール処理950を行う。 つぎにシフトシヨツクコントロール処理94
0、950およびこの処理によるシフト制御機構
70の作動について説明する。 シフト制御機構70は電気制御回路90の出力
により制御されるソレノイド弁74の作用で、遊
星歯車変速装置40の油圧サーボ48および49
への油圧の給排タイミングを調整し、シフト時の
衝撃を防止するとともに、プレツシヤリミツテイ
ング弁73の作用で油圧サーボ48および49へ
供給される油圧の上限を設定値以下に保つ作用を
有し、クラツチ45およびブレーキ42の係合力
を制限している。 本実施例において、第24図に示す如く、シフ
ト制御弁71のスプール712に設けたランドの
受圧面積を図示左側から順にS1,S1,S1,S2,ス
プリング711の弾性力をFs1、油室713にソ
レノイド弁74の作動によつて発生するソレノイ
ド圧をPsとすると、前進時に係合される多板ク
ラツチ45の油圧サーボ49への供給油圧Pcお
よび後進時に係合される多板ブレーキ42の油圧
サーボ48への供給油圧Pbは、それぞれシフト
制御弁71の油圧平衡式である第(1)式および第(2)
式から次のように与えられる。 前進時 Ps×S1=Pc×S2+Fs1 (1) Pc=S1/S2Ps−Fs1/S2 後進時 Ps×S1= Pb×(S1−S2)+Fs1 (2) Pb=S1/S1−S2Ps−Fs1/S1−S2 またプレツシヤリミツテイング弁73内に挿設
された弁体731の受圧面積をS3、該弁体731
に背設されたスプリング732の弾性力をFs2と
すると、プレツシヤリミツテイング弁73は油圧
平衡式第(3)式によりPsの最高圧Plinitで作動する。 Plinit×S3=Fs2 (3) Plinit=Fs2/S3 この時Pc,Pbは第(4)式および第(5)式に従つて
最高圧Pclinit,Pblinitが制限される。 前進時 Pclinit=S1/S2Plinit−Fs1/S2 (4) 後進時 Pblinit=S1/S1−S2Plinit−Fs1/S1−S2 (5) 本実施例において、プレツシヤリミツテイング
弁73の弁体731の受圧面積S3、スプリング7
32の弾性力Fs2は、プレツシヤリミツテイング
弁73が作動するPlinitにより規定されるPclinit,
Pblinitが供給されるクラツチ45およびブレーキ
42の最大トルク容量が、Vベルト式無段変速機
30の伝達トルク容量より小さくなるように設定
され、過大な入力トルクが作用したときにプーリ
31,32とVベルト33との間に滑りが生ずる
以前にクラツチ45またはブレーキ42を滑らせ
てVベルト33の損傷を防止している。 ソレノイド弁74は次式で与えられるデユーテ
イ(%)によつてソレノイド圧Psを油室713
に生じる。 デユーテイ= 1周期におけるソレノイドON時間/ソレノイド作動周期
×100(%) 第26図に示すソレノイド圧は、シフト制御弁
71により増巾され、第27図に示す油圧サーボ
48または49への供給油圧PbまたはPcが得ら
れる。 N−DシフトおよびN−Rシフト時における係
合シヨツクを和らげる場合、油圧サーボ48また
は油圧サーボ49へ供給油圧PbまたはPcの立上
りを第25図に示す油圧特性曲線の如くコントロ
ールし、図中AC間で多板クラツチ45または多
板ブレーキ42の係合を完了せしめるのが好まし
い。このように油圧サーボ48または49への供
給油圧をコントロールするためにソレノイド弁7
4を制御するシフトシヨツクコントロール処理9
40,950のプログラムフローチヤートを第2
0図に示す。 まずFLUGがONか否かの判別941を行い、
FLUGがONのときはシフトシヨツクコントロー
ル処理中であり、946に進む。FLUGがONで
無いときはシフトシヨツクコントロール処理の開
始のためにRAM914に記憶されているシフト
レバー位置と現在のシフトレバー位置とを比較す
ることによつてシフトレバーのP位置またはN位
置からR位置への変化の有無の判別942および
N位置からD位置への変化の有無の判別943を
行い、P位置またはN位置からR位置への変化が
生じていたときには944に進み、N位置からD
位置への変化が生じていたときには945に進ん
でそれぞれに対応するパラメータK*,L*,M*の
各パラメータを設定するとともにパラメータKを
0に設定し、RAM914にシフトレバー位置を
記憶する。次にシフトシヨツクコントロール処理
を行う状態であることを示すFLUGをON状態に
し955、その後946に進む。942,943
においていずれの変化生じていない場合にはリタ
ーンし、シフトシヨツクコントロールはなされな
い。946では一周期K*の終了を判別するパラ
メータKが0より大きいか否かの判別を行ない、
Kが0より大きくないときにはKをK*−1、L
をL*,L*をL*−M*に設定し947、Lが0以
下か否かの判別948をし、Lが0以下ではない
なら951に進み、Lが0以下なら全てのシフト
シヨツクコントロール処理を終了したことを示し
ているのでFLUGをOFFし949リターンする。
判別946においてKが0より大きいときには、
KをK−1とし950、判別948においてLが
0以下ではない場合とともに、一周期K*におけ
るソレノイド弁74のONの終了を判別するパラ
メータLが0か否かの判別951を行なう。Lが
0でないときにはソレノイド弁74のON指令9
53を発し、LをL−1に設定し954リターン
する。判別951においてLが0の時にはソレノ
イド弁74のOFF指令952を発してリターン
する。 N−DシフトおよびN−Rシフトが行なわれて
からシフトシヨツクコントロール処理が終了する
までの間、第20図に示すシフトシヨツクコント
ロール処理が繰り返し実行されることによつて、
第18図に示す如く1周期K*におけるパルス巾
がL*−nM*(n=0・1・2・3…)で表わさ
れ、次第に巾が小さくなつていくパルスが第19
図に示すシフト制御機構のシフト制御ソレノイド
弁74に加えられる(以下これをデユーテイコン
トロールという)。このようにシフト制御ソレノ
イド弁74をデユーテイコントロールすることに
より、シフト制御弁71の油室713にデユーテ
イに対応して調圧された油圧Psが生じ、第25
図に示した油圧特性曲線の如く油圧サーボ48ま
たは油圧サーボ49への供給油圧PbまたはPcの
立上りがコントロールされる。同様のシフトシヨ
ツクコントロール処理は第5図に示すプログラマ
ブルタイマ920を用いても行なうことが可能で
ある。 シフトシヨツクコントロール処理950の次に
は入力側プーリの回転速度センサ902により実
際の入力側プーリ回転数Nの読み込み923を行
う。つぎに921で読み込んだスロツトル開度θ
が0か否かの判別924を行い、θが0でないと
きには入力側プーリ目標回転数N*を最良燃費入
力側プーリ回転数にセツトするサブルーチン96
0を実行し、スロツトル開度θ=0(スロツトル
全開)の時には、エンジンブレーキの必要性を判
断するためシフトレバーがD位置に設定されてい
るか否かの判別926を行い、シフトレバーがD
位置に設定されているときにはD位置のエンジン
ブレーキ処理サブルーチン970を行い、シフト
レバーがD位置に設定されていないとき、すなわ
ちL位置に設定されているときにはL位置のエン
ジンブレーキ処理サブルーチン980を行い、入
力側プーリ目標回転数N*をそれぞれに適した値
に設定する。 ここで入力側プーリ目標回転数N*を最良燃費
入力側プーリ回転数にセツトするサブルーチン9
60、D位置のエンジンブレーキ処理サブルーチ
ン970およびL位置のエンジンブレーキ処理サ
ブルーチン980について説明する。 まず各スロツトル開度θにおいて最良燃費とな
るように入力側プーリ目標回転数N*を最良燃費
入力側プーリ回転数にセツトするサブルーチン9
60について説明する。 一般に、エンジンを最良燃費の状態で作動させ
るには、第10図に破線で示す最良燃費動力線に
従つて運転するのが好ましい。この第10図で横
軸はエンジン回転数(rpm)、縦軸はエンジン出
力軸のトルク(Kg・m)を示し、最良燃費動力線
は次のようにして得られる。第10図で実線で示
すエンジンの等燃料消費曲線(単位はg/ps・
h)と、二点鎖線で示す等馬力曲線(単位はps)
とから、図中のA点における燃料消費率Q(g/
ps・h)、馬力をP(ps)とすると、 A点では毎時 S=Q×P(g/h) の燃料を消費することになる。各等馬力曲線上の
全ての点において1時間当りの燃料消費量Sを求
めることにより各馬力力線上でSが最小となる点
が決定でき、これらの点を結ぶことにより各馬力
に対して最良燃費となるエンジン運転状態を示す
最良燃費動力線が得られる。しかるに本実施例の
如く、エンジン100と流体伝達機構であるフル
ードカツプリング21とを組み合せた場合には同
様の方法にて、第11図に示す各スロツトル開度
θにおけるエンジン出力性能曲線と、第12図に
示すフルードカツプリング性能曲線と第13図に
示すエンジン等燃費率曲線から第14図に示すよ
うにフルードカツプリング出力性能曲線上に最良
燃費フルードカツプリング出力線を求めることが
できる。第15図は第14図に示す最良燃費フル
ードカツプリング出力線をスロツトル開度とフル
ードカツプリング出力回転数の関係におきかえた
ものである。このフルードカツプリング出力回転
数は、本実施例の無段変速装置ではそのまま入力
側プーリ回転数となる。 このために第21図に示す入力側プーリ目標回
転数N*を最良燃費入力側プーリ回転数にセツト
するサブルーチン960では、スロツトル開度θ
からあらかじめデータとしてROM913に格納
してある第15図のスロツトル開度に対応した最
良の燃費入力側プーリ回転数データの格納アドレ
スのセツト961をし、セツトしたアドレスから
最良燃費入力側プーリ回転数を読み出し962、
読み出したスロツトル開度θに対する最良燃費入
力側プーリ回転数のデータを入力側プーリ目標回
転数N*にセツトする963。 次にエンジンブレーキ処理サブルーチン97
0、980について説明する。 D位置のエンジンブレーキ処理サブルーチン9
70は第22図に示すように、車速センサ903
により車速Vの読み込み971をし、その時点で
の加速度αを算出し972、つぎに該加速度αが
車速に対して適当な加速度Aであるか否かの判別
973をする。α>Aのときはダウンシフトさせ
るために入力側プーリ目標回転数N*を現在の入
力側プーリ回転数Nより大きい値に設定し97
4、リターンする。α≦Aのときには入力側プー
リ目標回転数N*をスロツトル開度θに対応する
最良燃費入力側プーリ回転数に設定し975、リ
ターンする。車速と適当な加速度Aとの関係は、
第22図2に示すように各車両について実験また
は計算により予め求められたものである。 L位置のエンジンブレーキ処理サブルーチン9
80は第23図に示すように、車速センサ903
により車速Vの読み込み981をし、その後車速
Vと入力側プーリ回転数Nから現在のトルク比T
を次式から算出する982。 T=N/V×k kはトランスミツシヨン内部の減速歯車機構2
3の減速比、車両の最終減速比およびタイヤ半径
等から決定される定数である。つぎに現在のトル
ク比Tがその車速Vに対して安全かつ適正なエン
ジンブレーキが得られるトルク比T*より大きい
か否かの判別983を行い、T<T*のときはダ
ウンシフトが行われるように入力側プーリ目標回
転数N*を現在の入力側プーリ回転数Nより大き
い値に設定し984、リターンする。T≧T*の
ときには入力側プーリ目標回転数N*を現在の入
力側プーリ回転数Nに設定し985、リターンす
る。車速に対して安全かつ適正なエンジンブレー
キが得られるトルク比T*は、第23図2に示す
ように各車両について実験または計算により予め
求められたものである。 入力側プーリ目標回転数N*を最良燃費入力側
プーリ回転数をセツトするサブルーチン960、
D位置のエンジンブレーキ処理サブルーチン97
0およびL位置のエンジンブレーキ処理サブルー
チン980のいずれかが実行された次には923
で読み込んだ入力側プーリ回転数Nと960,9
70および980の何れかのサブルーチンによつ
て設定された入力側プーリ目標回転数N*との比
較927を行う。N<N*のときはダウンシフト
ソレノイド弁84をONとするダウンシフト指令
928を発し、N>N*のときはアツプシフトソ
レノイド弁85をONとするアツプシフト指令を
発し、N=N*のときは両ソレノイド弁84およ
び85をOFFとする定トルク比走行指令920
を発する。 つぎにソレノイド弁84および85に発せられ
る上記指令に伴なうトルク比制御装置80の作用
を第28図とともに説明する。 〈定トルク比走行指令が発せられた時〉 電気制御回路90の出力により制御されるソレ
ノイド弁84および85は定トルク比走行指令に
より第28図Aに示す如くOFFされる。これに
より油室816の油圧P1はライン圧となり、油
室815の油圧P2もスプール812が図示右側
にあるときにはライン圧となつている。スプール
812にはスプリング811による押圧力P3が
作用しているので図示左方に動かされる。スプー
ル812が図示左方に移動され油圧815とドレ
インポート813とが連通すると油室815の油
圧P2は排圧されるので、スプール812は油室
816の油圧P1により図示右方に移動され、ド
レインポート813は閉ざされる。よつてスプー
ル812は第28図Aに示す如く中間位置の平衡
点に保持されて油路2を油路1およびドレインポ
ート814から遮断する。本実施例においてはド
レインポート813とスプール812とのランド
エツジにフラツトな平面812bを設けることに
より、より安定した状態でスプール812を第2
8図Aの如く中間位置の平衡点に保持することが
可能になる。これによつて入力側プーリ31の油
圧サーボ312の油圧は維持され、定トルク比走
行が行われる。このとき実際上は油路2から入力
側プーリ31の油圧サーボ312に至る経路にお
いて油漏れが生じるために、入力側プーリ31の
油圧サーボ312の油圧は徐々に減圧され、これ
によつて入力側プーリ31は徐々に広げられてト
ルク比Tが増加する方向に変化することになる。
本実施例ではこれを防ぐために第28図Aに示す
ようにスプール812が平衡する位置において
は、ドレインポート814を閉じ、油路1はやや
開いた状態となるようスプール812のランドエ
ツジにフラツトな面812aを設け、油路2にお
ける油漏れを補うようにしている。また第30図
に示すように面812aの代りに油路1と油路2
の間をオリフイス821を有する油路822で連
絡しても同様な機能が得られる。 〈アツプシフト指令が発せられた時〉 第28図Bに示す如く電気制御回路90の出力
によりソレノイド弁85がONされる。これによ
り油室816が排圧されるため、スプール812
は図示左方に動かされ、スプール812の移動に
伴ない油室815もドレインポート813から排
圧されるが、スプリング811の作用でスプール
812は図示左端に設定される。 この状態では油路1のライン圧がポート818
を介して油路2に供給されるため油圧サーボ31
3の油圧は上昇し、入力側プーリ31は閉じられ
る方向に作動してトルク比Tは減少する。したが
つてソレノイド弁85のON時間を必要に応じて
制御することによつて所望のトルク比だけ減少さ
せアツプシフトを行うことができる。 〈ダウンシフト指令が発せられた時〉 第28図Cに示す如く電気制御回路90の出力
によりソレノイド弁84がONされる。これによ
り油室815が排圧され、油室816のライン圧
によりスプール812は図示左方に設定される。
この状態では油路2がドレインポート814と連
通して排圧され、入力側プーリ31は広がる方向
に作動してトルク比Tは増大する。したがつてソ
レノイド弁84のON時間を必要に応じて制御す
ることによつて所望のトルク比だけ増大させダウ
ンシフトを行うことができる。 このように入力側(ドライブ側)プーリ31の
油圧サーボ313にはトルクレシオ制御弁81の
出力油圧が供給され、出力側(ドリブン側)プー
リ32の油圧サーボ323にはライン圧が導かれ
ており、入力側油圧サーボ313の油圧をPi、出
力側油圧サーボ323の油圧をPoとすると、
Po/Piはトルク比Tに対して第29図のグラフ
に示す如き特性を有し、たとえばスロツトル開度
θ=50%、トルク比T=1.5(図中a点)で走行し
ている状態からアクセルをゆるめてθ=30%とし
た場合Po/Piがそのまま維持されるときにはト
ルク比T=0.87の図中b点に示す運転状態に移行
し、逆にトルク比T=1.5の状態を保つ場合には
入力側プーリを制御するトルク比制御機構80の
出力によりPo/Piの値を増加させ図中C点の値
に変更する。このようにPo/Piの値に応じて制
御することにより、あらゆる負荷状態に対応して
任意のトルク比に設定できる。 第31図は油圧調整装置の他の実施例を示す。
上記実施例の油圧調整装置60において、高スロ
ツトル(例えばθ3≦θ≦100%)で入出力軸間の
トルク比Tが最大値付近(例えばt3≦T≦t4)の
とき、ある運転条件においてライン圧がVベルト
式無段変速機の油圧サーボで必要とされる油圧よ
り相当高くなることがある。 本実施例ではスロツトル弁65とトルクレシオ
圧制御弁66の第2トルクレシオ圧出力機構66
bとを連絡する油路9に、一方から第1トルクレ
シオ圧が供給される(本実施例では油路13を介
して供給される)三方チエツク弁91を取り付
け、且つスロツトル開度θがθ3≦θ≦100%のと
きスロツトル弁65においてスプール651が油
路9に連絡するポート653を閉じるよう構成
し、θ3≦θ≦100%では第2トルクレシオ圧出力
機構66bへは油路13から第1トルクレシオ圧
が供給されるようにしている。これにより第2ト
ルクレシオ圧出力機構66bはスロツトル開度θ
がθ3≦θ≦100%のときには、スロツトル弁65
から供給されるスロツトル圧(ライン圧と同等)
より低い第1トルクレシオ圧が油路9から供給さ
れる。これに伴ないトルク比Tがt3≦T≦t4のと
き油路7からレギユレータ弁61へ出力される第
2トルクレシオ圧が低下し、レギユレータ弁61
の出力するライン圧は第32図に示す如くなり、
前記第1実施例の場合(図中一点鎖線で表示)に
比較して、θ3≦θ≦100%、t3≦T≦t4において低
くできる。尚、スロツトル弁65から油路9にス
ロツトル圧が供給されているときは、スロツトル
圧が第1トルクレシオ圧より高いのでトルクレシ
オ圧制御弁へはスロツトル圧が供給される。トル
ク比Tをパラメータとしたときのスロツトル開度
θに対するライン圧特性を第33図(シフトレバ
ーがP,NまたはD位置のとき)および第34図
(シフトレバーがLまたはR位置のとき)に示す。
一点鎖線は第8図および第9図で示した第1実施
例のライン圧である。 本実施例の如く高スロツトル開度で且つ高トル
ク比のときトルクレシオ制御弁の第2トルクレシ
オ圧出力機構に第1トルクレシオ圧が供給される
ようにすることで、ライン圧を一層必要最小限の
ライン圧に近づけることができる。 なお本発明においては、トルクレシオ圧制御弁
66にフイードバツク油圧を複数設けることによ
り、第1トルクレシオ圧が所望な段数に切りかえ
ることができ、ライン圧をより必要最小限の値に
近づけることが可能である。 以上の如く本発明にかかる油圧調整装置は、ト
ルクレシオ圧制御弁、スロツトル弁、レギユレー
タ弁、およびマニユアル弁によりライン圧を必要
最小限に近づけているので、オイルポンプによる
エンジン出力の損失を少なくでき、燃費および動
力性能の向上が可能となるとともにつぎの効果を
有する。 (1) 各スロツトル開度に対して、エンジンを予め
設定された状態で運転する場合に必要な油圧
は、スロツトル開度(又は入力トルク)の増加
に対応して増加し、両プーリ間のトルク比(入
出力軸間のトルク比)の増加に対応して増加す
る特性を有する為、油圧調整装置により制御さ
れるライン圧をスロツトル開度(又は入力トル
ク)又は両プーリ間のトルク比をパラメータと
して段階的に変化させることにより、Vベルト
式無段変速機の油圧サーボが必要とする最小限
の油圧にライン圧を近づけることができる。 (2) 発進時等において、大きな駆動力を伝達する
必要から、油圧サーボ機構が必要とする最小限
の油圧は、効果(1)で述べた場合よりも大きくな
り、従つてこのような場合には効果(1)で述べた
ライン圧より大きなライン圧を発生させること
ができる。 (3) 効果(2)で述べた状態の検出は、Vベルト式無
段変速機の両プーリ間のトルク比(入出力軸間
のトルク比)によつて検出し、そのトルク比が
予め設定された値よりも大きくなつた場合に、
効果(2)で述べた状態とすることができる。 (4) 効果(3)で述べた状態においても、スロツトル
開度が小さく、エンジン回転数が低い場合(例
えばアイドル時)には、効果(2)で述べたように
大きなライン圧を発生させると、オイルポンプ
吐出量が少ない為、高油温時に油路各部の漏れ
が大きい場合に、ライン圧の低下、クーラ圧の
低下による温度上昇、潤滑圧低下等の問題を生
ずる為、スロツトル開度が一定値以下において
は、たとえトルク比の大きな状態でも、ライン
圧を上昇させないことが可能である。 (5) Lレンジにおいて強いエンジンブレーキを得
る場合には、スロツトル開度が低い場合におい
てもエンジン側から駆動する場合に比較して大
きな油圧を油圧サーボ機構に供給する必要が生
ずる為、この場合にはスロツトル開度が一定値
以下においてもライン圧を上昇させることがで
きる。 (6) Rレンジにおいても、安全性の面から強いエ
ンジンブレーキが得られることが望ましく、こ
の場合にはライン圧特性はLレンジの場合と同
一とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はVベルト式無段変速機を用いた車両用
無段変速装置の概略図、第2図は本発明の油圧調
整装置を含む無段変速装置の油圧制御回路図、第
3図はトルクレシオ圧制御弁の出力特性を示すグ
ラフ、第4図はトルク比をパラメータとした油圧
制御回路の必要ライン圧特性を示すグラフ、第5
図は電気制御回路の構成図、第6図はスロツトル
開度をパラメータとした油圧制御回路の必要ライ
ン圧特性を示すグラフ、第7図は本発明の油圧調
整装置による出力ライン圧の特性をスロツトル開
度θをパラメータとして表わしたグラフ、第8
図、第9図は本発明の油圧調整装置により得られ
るライン圧特性をトルク比Tをパラメータとして
表わしたグラフ、第10図はエンジンの最良燃費
動力線を示すグラフ、第11図はエンジンの出力
性能の特性を示すグラフ、第12図は流体伝達機
構性能曲線を示すグラフ、第13図はエンジンの
等燃費率曲線、第14図は最良燃費フルードカツ
プリング出力曲線を示すグラフ、第15図は最良
燃費フルードカツプリング出力回転数の特性を示
すグラフ、第16図、第17図、第20図〜第2
3図は電気制御回路のプログラムフローチヤート
図、第18図はデユーテイコントロールの波形
図、第19図はシフト制御装置の部分拡大図、第
22図の2は設定加速度を示すグラフ、第23図
の2は設定トルク比を示すグラフ、第24図はシ
フト制御機構の作動説明図、第25図は入力側プ
ーリの油圧サーボと出力側プーリの油圧サーボの
供給油圧の特性を示すグラフ、第26図はソレノ
イド弁Psの特性を示すグラフ、第27図はシフ
ト制御弁の出力油圧の特性を示すグラフ、第28
図はトルク比制御装置の作動状態図、第29図は
Vベルト式無段変速機の入出力軸間のトルク比T
と入出力側油圧サーボ間の圧力比との関係を示す
グラフ、第30図はトルク比制御装置の他の実施
例を示す構成図、第31図は本発明の他の実施例
にかかる油圧調整装置を含む油圧制御回路図、第
32図、第33図、第34図は該実施例にかかる
油圧調整装置の出力するライン圧特性を示すグラ
フ、第35図は従来の無段変速装置の油圧制御回
路図である。 図中、30……Vベルト式無段変速機、31…
…入力側プーリ、32……出力側プーリ、33…
…Vベルト、313……入力側油圧サーボ、32
3……出力側油圧サーボ、40……前進後進切り
換え用遊星歯車機、42……多板ブレーキ、45
……多板クラツチ、48,49……油圧サーボ、
50……油圧源、52……ポンプ、60……油圧
調整装置、61……レギユレータ弁、612……
レギユレータバルブフランジヤ、62……マニユ
アル弁、65……スロツトル弁、66……トルク
レシオ圧制御弁、70……シフト制御機構、71
……シフト制御弁、72……オリフイス、73…
…プレツシヤリミツテイング弁、74……シフト
制御ソレノイド、80……トルク比制御装置、8
1……シフトレシオ制御弁、82,83……オリ
フイス、84……ダウンシフト用ソレノイド弁、
85……アツプシフト用ソレノイド弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ入力軸及び出力軸に取り付けられ、
    実効径が可変の入力側および出力側プーリと、こ
    れらプーリ間に張設されたVベルトからなり、前
    記両プーリの実効径を油圧により調節して入出力
    軸間のトルク比を無段階に制御する車両用Vベル
    ト式無段変速機の油圧調整装置において、 油圧源と、該油圧源からの油圧を入力し、該油
    圧を調圧するレギユレータ弁と、該レギユレータ
    弁からの油圧を入力し、前記入出力軸間のトルク
    比に応じたトルクレシオ圧を出力するトルクレシ
    オ圧制御弁と、該トルクレシオ圧をスロツトル開
    度に応じて給排するスロツトル弁と、前記トルク
    レシオ圧を前記レギユレータ弁に供給する第1の
    油路と、前記トルクレシオ圧を前記トルクレシオ
    圧制御弁にフイードバツクする第2の油路とを備
    え、 前記トルクレシオ圧は、前記スロツトル弁の作
    動により調圧されることでスロツトル開度に対応
    した油圧とされ、前記レギユレータ弁は、前記ト
    ルクレシオ圧を入力することにより、スロツトル
    開度に対応したライン圧を出力することを特徴と
    する車両用Vベルト式無段変速機の油圧調整装
    置。 2 前記第2の油路は、複数の油路からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用
    Vベルト式無段変速機の油圧調整装置。 3 前記第2の油路のうち、少なくとも1本の油
    路にはオリフイスが配設されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の車両用Vベルト
    式無段変速機の油圧調整装置。 4 前記入出力軸間のトルク比が一定値以上のと
    き、トルクレシオ弁を介してライン圧をレギユレ
    ータ弁に作用させ、ライン圧を増加させたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用V
    ベルト式無段変速機の油圧調整装置。 5 トルク比が一定値以上でトルクレシオ弁を介
    して導かれるライン圧を、スロツトル開度に応じ
    て作動するスロツトル弁を介してスロツトル開度
    が一定値以上のときのみレギユレータ弁に導くよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第4項記載の車両用Vベルト式無段変速機
    の油圧調整装置。 6 マニユアル弁がP,NまたはD位置にシフト
    されているとき、トルクレシオ圧制御弁へのライ
    ン圧の供給をスロツトル弁を介して行なうことに
    より、スロツトル開度が一定値以下のとき、トル
    クレシオ制御弁へのライン圧の供給を停止しトル
    クレシオ圧の発生を止め、低ライン圧が得られる
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の車両用Vベルト式無段変速
    機の油圧調整装置。 7 高スロツトル開度のときのみトルクレシオ圧
    制御弁にトルクレシオ圧が供給されるように構成
    し、トルク比が一定値以上のときのライン圧の増
    加割合を高スロツトル開度時に低下せしめたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項または第5項
    記載の車両用Vベルト式無段変速機の油圧調整装
    置。
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