JPH0221487Y2 - - Google Patents

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JPH0221487Y2
JPH0221487Y2 JP1984079073U JP7907384U JPH0221487Y2 JP H0221487 Y2 JPH0221487 Y2 JP H0221487Y2 JP 1984079073 U JP1984079073 U JP 1984079073U JP 7907384 U JP7907384 U JP 7907384U JP H0221487 Y2 JPH0221487 Y2 JP H0221487Y2
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、中出し式結束用紐玉に関する。
周知のように、農業機械のバインダー、ノツタ
ー等またはその他の結束機に使用される紐玉は、
第1図に示す如く、紐1を螺旋状に軸方向へ往復
周回して円筒状に巻き取り、その外周面を熱収縮
性フイルム2で被覆し且つ該フイルム2を加熱収
縮させて包装し(以下、この包装を「熱収縮フイ
ルム包装」という)、紐玉3の中心部より紐1を
繰り出して使用されるものである。
上記紐玉3は、第2図に示す如く、その最外周
層まで又はその近傍まで使用するに至ると、その
層を支えるものがないため紐1自身の重さの為、
及び結束機械の振動、並びに繰出される紐1の引
張り力の変動等により、紐層が崩れ、第3図に示
す如く紐1がもつれてしまい、最後まで使用する
ことができないという欠点を有していた。
上記欠点を解消するための先行技術として、実
公昭46−11727号公報及び実公昭49−12840号公報
に記載されたものが周知である。前者は、最外層
の全面または部分的に粘着剤を塗布した紐玉に熱
収縮性フイルムを被覆したものである。
この従来技術によれば、最外層の全面に粘着剤
を塗布すれば、粘着剤が多量に必要となりコスト
高となると共に、結束機において、紐に付着した
粘着剤が「かす」となつて機械に付着し、機械を
汚染するという問題があつた。また粘着剤の塗布
のし方によつては、相隣接する紐が強固に接着さ
れ、数巻きが一度に飛び出すおそれがあつた。ま
た部分的に粘着剤を塗布する場合は、上述した如
く、粘着剤が塗布された部分が一度に飛び出すお
それがある。しかも、綾巻き紐玉にあつては、第
2図に示す如く、同一巻層において紐が円周上を
横切らない空間部4が形成されるため、塗布位置
を適正にしないと最外層の次の層には粘着剤が塗
布されないことがある。このような場合、最外層
近傍の層の崩れを有効に防止することができない
という欠点を有していた。
また後者の従来技術にあつては、紐玉の端部を
粘着剤で固め紐の崩れを防止するものであるが、
これによると、使用開始からその後半までは崩れ
を有効に防止できるが、最外周層近傍まで使用す
るに至ると、紐を支える力が弱くなるため端部が
一度に飛び出るという欠点を有していた。
そこで本願出願人は、前述した問題点を解消す
べく、すでに実願昭58−53911号出願において、
接着剤の使用を少量とし、かつ接着剤は紐に付着
して繰り出されることがなく、しかも最外層近傍
の層までも有効にその崩れを防止することができ
る結束用紐玉を提案した。
この新規な結束用紐玉は、第4図及び第5図に
示す如く、紐1を螺旋状に往復周回して円筒状に
巻き取り、その外周面に、裏面に接着剤層6を有
するラベル5を貼着し、更にその外周を熱収縮フ
イルム包装して成るものである。
この新規な結束用紐玉3によれば、紐玉の最外
層は、ラベル5の接着剤層6により保持されるの
で、第3図のように崩れることなく、紐を最後ま
で使用することができるものである。
しかし、上記ラベル5が薄い場合、外層の紐の
保持力が弱く、第6図に示す如く、ラベル5自体
が形崩れし、以後、紐の繰り出しが出来なくなる
ものであつた。
また、紐1の材質が麻等の天然繊維や、その他
の吸水性のものである場合、又は、紐の表面が毛
羽立つている場合、ラベル5の裏面の接着剤層6
が紐1にしみ込み、その接着力が強力になり、第
6図のようにラベル5が崩れるおそれがあつた。
そこで、本考案は、ラベルが薄い場合、又は、
紐が毛羽立つている場合などであつても、最後ま
で形崩れすることがない中出し式結束用紐玉を提
供することを目的とする。
従つて、その特徴とする処は、紐を円筒状に綾
巻きして形成される紐玉の同一巻層において紐が
円周上を横切らない空間部が周方向所定間隔をお
いて複数個形成され、かつ円筒状紐玉の中心部よ
り紐を繰り出す中出し式結束用紐玉において、 前記紐玉の最外周層において形成される前記空
間部の周方向ピツチよりも大きな幅を有し、かつ
裏面に接着剤層を有するラベルが、最外周層の外
周面に円筒母線に沿つてその略全長にわたり、か
つ該最外層の空間部から次の層の紐にも接触して
貼着されると共に、 前記ラベルを貼着した紐玉外周面は、熱収縮フ
イルム包装され、かつ、該フイルムと前記ラベル
が接着されている点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
まず最初に、綾巻き紐玉に本考案を採用した場
合を説明する。
第7図に示すものは、綾巻きの説明図であり、
紐1をかなり大きなリードで螺旋状に軸方向へ往
復周回して円筒状に巻き取ると綾巻きされる。
第8図は4往復したときの外観図であり、第9
図は完全に一層が巻き取られた状態を示す。この
第9図から明らかな如く、綾巻きにおいては、同
一層において紐1が円周上を横切らない空間部4
が周方向及び母線方向に所定間隔をおいて形成さ
れる。第10図は多層に巻き取つた状態を示し、
前記空間4から次の層が露呈している。
例えば、最終巻層の外径が約15cm、母線長さが
約25cmの円筒状紐玉を形成するのに、線径が約2
mmの紐を用いて約21/4回転で一端から他端に達 するリードで往復周回すると、同一巻層において
前記空間4は周方向に4ケ所、母線方向に4ケ所
形成される。
次に、紐玉3から紐1を繰り出す場合を説明す
れば、第10図に示す紐玉3を、その中心部より
紐1を繰り出して使用してゆき、最外層の次の層
まで使用するに至ると、第10図の仮想円で示す
部分から下層の紐は巻き戻され、最外層の空間部
4が順次開口してくる。そして、最外層の次の層
が完全に巻き戻されると第9図に示す如く、最外
層の空間部4が完全に開口し、残るは最外層のみ
となる。しかして第8図に示す如くその最外層も
順次巻き戻される。
本考案では前記紐1の繰り出しに際し、特にそ
の最外層及びその次の層が巻き戻されるとき、そ
の層が崩れないように、第11図及び第12図に
示す如く、ラベル5が最外層の外面に貼着されて
いる。
このラベル5の巾寸法Lは、第8図に示す如く
最外層に形成される空間部4の周方向ピツチlよ
りも少なくとも大きな寸法である。このラベル5
は母線に沿つてその全長にわたつて貼着されてい
る。ラベル5の裏面には、第13図に示す如く、
接着剤層6が設けられている。
このラベル5の周方向両端縁は外方に折り曲げ
られて折曲部7を形成している。この折曲部7に
おいては接着剤層6が表面に面している。
そして、ラベル5貼着後、その外周を熱収縮性
フイルム2により被覆し、該フイルム2を加熱収
縮させている。
前記ラベル5は第13図に示す如く、最外層の
空間部4から次の層の紐1に接着剤層6が接触す
るよう、その外側から押圧されて貼着される。
又、熱収縮フイルム包装するに当り、フイルム
2を強く収縮させることにより、該フイルム2で
ラベル5表面を押圧し、その裏面の接着剤層6
が、確実に紐玉3表面に接触するよう構成されて
いる。
上記熱収縮フイルム包装に際し、ラベル5の折
曲部7の接着剤層6は、熱収縮されたフイルム2
に接着される。
前記接着剤は、ラベル5裏面に接着された紐1
を、極くわずかな力で剥離できる程度のものであ
ればよい。
また、熱収縮されたフイルム2とラベル5との
接着力は、少なくともラベル5裏面と紐1巻き分
の接着力より大きなものであればよい。
上記本考案の実施例によれば、紐玉3の最外層
及びその次の層の紐1は、ラベル5裏面の接着剤
層6により、ラベル5裏面に接着される。特に、
ラベル5の巾寸法Lが、最外層の空間部4ピツチ
lよりも大きいので、ラベル5を円周上任意の位
置に貼着しても、必ずこのラベル5は空間部4を
塞ぐことになり、従つて、最外層の次の層の紐1
を確実に接着することができる。
従つて、ラベル5を機械により貼着する場合で
あつても、ラベル5を貼着する位置決めを行なる
必要がなくなり、ラベル貼りを自動化することが
できる。
このように、最外層及びその次の層の紐1が、
紐玉を1回転する間、少なくとも1ケ所でラベル
5により接着されることとなるので、紐1を繰り
出す際にそれらの層の紐1は崩れることがない。
更に、最外層及びその次の層が崩れないこと
は、外層近傍の層も崩れ難くなることを意味す
る。即ち、外層近傍の層は、外層によつて保持さ
れているからである。
またラベル5裏面の接着剤層6は、紐1を接着
するだけであり、ラベル5から剥がされた紐1表
面には接着剤は微小量付着するだけであり、接着
剤を塗布するものに比べ、その付着量は皆無とい
つてよく、従つて、接着剤による機械の汚染は生
じない。
更に紐1は、接着剤層6を介してラベル5に接
着されているので、ラベル5から剥離する場合、
隣接する巻紐に影響を与えることがなくなる為、
順次剥離され、一度に多量の紐1が繰り出される
おそれがなくなる。
更に、上記本考案の実施例では、ラベル5とフ
イルム2とが接着されているので、ラベル5の厚
さが薄い場合であつても、ラベル5が形崩れする
ことない。また、毛羽立つた紐の場合でも、ラベ
ル5が形崩れすることがなく、紐を最後まで使用
することができる。
第14図に示すものは、ラベル5の長手方向両
端を折り曲げたものであり、上記実施例とその効
果は同じである。
第15図に示すものは、ラベル5を折り曲げる
ことなく、その表面に接着剤を適宜塗布したもの
である。
要は、本考案は、ラベル5とフイルムを所定接
着力(ラベルの裏面の紐1本を剥がすより強い
力)で接着し、ラベル5がフイルム2から離反す
ることを防止できればよいのである。
従つて、本考案で言うところの、「接着」とは、
接着剤を介して接着することのみを意味するもの
ではなく、溶着、融着、接合等、広い意味を有す
る。従つて、ラベルとフイルム間に両面接着テー
プを介在させた場合、又は、ラベルとフイルム包
装体を熱溶着した場合等も含むものである。
また、紐玉の巻き取り方式は綾巻きに限定され
るものではない。
本考案によれば、フイルムに接着されたラベル
を介して紐玉の最外層が保持されるため、紐繰り
出しに際し、ラベルの形崩れ及び外層部近傍が崩
れることがなくなり、最後まで紐を有効に使用す
ることができる。しかも紐自体には接着剤が付着
しないので、機械等を汚染することがなくなる。
またラベルは商品名、取扱い注意等を表記するた
めに必ず必要なものであり、紐玉外周に必ず添付
されるのを通常としており、かかるラベルを使用
することにより紐玉の崩れを防止しているので、
従来と同じ設備及び生産コストで実施することが
できる。また、ラベルの幅を空間部のピツチより
大きくしているので、ラベルを円周上任意の位置
に貼着しても、必ずラベルは空間部を塞ぐことに
なり、最外層の次の層の紐を確実に接着すること
ができる。従つて、ラベルを機械で貼着する場
合、ラベルの貼着位置決めが不要となり、ラベル
貼りを自動化できる等、実用に供して多大の効果
を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は綾巻結束用紐玉を示す斜視図、第2図
は第1図の紐玉を最終巻層まで使用したときの斜
視図、第3図は紐玉が崩れた状態を示す説明図、
第4図は比較例を示す紐玉の斜視図、第5図は同
断面図、第6図は同使用説明図、第7図は綾巻の
説明図、第8図は綾巻紐玉の一層の一部を巻いた
ときの正面図、第9図は完全に一層巻いたときの
正面図、第10図は多層巻いたときの正面図、第
11図は本考案の実施例の説明図、第12図は同
斜視図、第13図は同断面図、第14図及び第1
5図はその他の実施例を示す斜視図である。 1……紐、3……紐玉、5……ラベル、6……
接着剤層、7……折曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 紐を円筒状に綾巻きして形成される紐玉の同一
    巻層において紐が円周上を横切らない空間部が周
    方向所定間隔をおいて複数個形成され、かつ円筒
    状紐玉の中心部より紐を繰り出す中出し式結束用
    紐玉において、 前記紐玉の最外周層において形成される前記空
    間部の周方向ピツチよりも大きな幅を有し、かつ
    裏面に接着剤層を有するラベルが、最外周層の外
    周面に円筒母線に沿つてその略全長にわたり、か
    つ該最外層の空間部から次の層の紐にも接触して
    貼着されると共に、 前記ラベルを貼着した紐玉外周面は、熱収縮フ
    イルム包装され、かつ、該フイルムと前記ラベル
    が接着されていることを特徴とする中出し式結束
    用紐玉。
JP7907384U 1984-05-28 1984-05-28 中出し式結束用紐玉 Granted JPS60190681U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7907384U JPS60190681U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 中出し式結束用紐玉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7907384U JPS60190681U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 中出し式結束用紐玉

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Publication Number Publication Date
JPS60190681U JPS60190681U (ja) 1985-12-17
JPH0221487Y2 true JPH0221487Y2 (ja) 1990-06-11

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ID=30623643

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JP7907384U Granted JPS60190681U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 中出し式結束用紐玉

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JP (1) JPS60190681U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154963U (ja) * 1980-04-16 1981-11-19

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JPS60190681U (ja) 1985-12-17

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