JPH0221643B2 - - Google Patents
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- JPH0221643B2 JPH0221643B2 JP57055744A JP5574482A JPH0221643B2 JP H0221643 B2 JPH0221643 B2 JP H0221643B2 JP 57055744 A JP57055744 A JP 57055744A JP 5574482 A JP5574482 A JP 5574482A JP H0221643 B2 JPH0221643 B2 JP H0221643B2
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- magnet
- magnetic
- magnets
- pole
- roll
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/09—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
- G03G15/0921—Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真複写機やフアクシミリ等の画
像形成装置或いは記録装置における、現像装置や
クリーニング装置に用いられるマグネツトロール
に関するものである。
像形成装置或いは記録装置における、現像装置や
クリーニング装置に用いられるマグネツトロール
に関するものである。
従来電子写真装置の現像装置で乾式現像剤を用
いるものは、通常現像剤の搬送及び現像作用その
ものを行なうためのマグネツトの磁力を利用して
いる。第1図は現像装置の従来例を示すもので、
感光体1の表面に形成された静電潜像は、マグネ
ツトローラ2を内包したスリーブ3上の一成分磁
性トナー4によつて現像される。磁性トナー4は
ホツパー5内に収納されており、磁極(N1)に
対向配置された磁性ブレード6によつてスリーブ
3上に塗布され、スリーブ3の矢印方向の回転に
よつて現像位置に搬送される。7はスリーブ3と
感光体1背面の電極8との間に現像バイアスを印
加する電源である。
いるものは、通常現像剤の搬送及び現像作用その
ものを行なうためのマグネツトの磁力を利用して
いる。第1図は現像装置の従来例を示すもので、
感光体1の表面に形成された静電潜像は、マグネ
ツトローラ2を内包したスリーブ3上の一成分磁
性トナー4によつて現像される。磁性トナー4は
ホツパー5内に収納されており、磁極(N1)に
対向配置された磁性ブレード6によつてスリーブ
3上に塗布され、スリーブ3の矢印方向の回転に
よつて現像位置に搬送される。7はスリーブ3と
感光体1背面の電極8との間に現像バイアスを印
加する電源である。
従来このような目的に用いられるマグネツトロ
ール2として、等方性又は異方性のフエライト系
焼結マグネツトが使用されていた。しかし、この
ような焼結マグネツトは製造上特殊な成型装置が
必要であり、また欠け易く、かつ焼結時に寸法が
大きく変化するため、その後、非常に硬いマグネ
ツト表面を研削する必要があつた。また、焼結反
応が高温であるため、エネルギーを多量に消費す
る等の欠点や、重量が大きい等の欠点もあつた。
ール2として、等方性又は異方性のフエライト系
焼結マグネツトが使用されていた。しかし、この
ような焼結マグネツトは製造上特殊な成型装置が
必要であり、また欠け易く、かつ焼結時に寸法が
大きく変化するため、その後、非常に硬いマグネ
ツト表面を研削する必要があつた。また、焼結反
応が高温であるため、エネルギーを多量に消費す
る等の欠点や、重量が大きい等の欠点もあつた。
これらの欠点を改良するため、ゴム又はプラス
チツクマグネツトをロール状に一体成形するか、
或いは複数個をはり合せてマグネツトロールとし
て使用することが提案されているが、得られる磁
力が弱いため、実用化されるには至つていない。
更に強い磁力を有するゴム又はプラスチツクマグ
ネツトを得るため、これらのマグネツトを異方化
することが試みられ、106Gauss・Oe程度の最大
エネルギー積を有するものが得られるようになつ
たが、電子写真等の現像装置のマグネツトロール
として用いるには未だ若干磁力が不足している。
チツクマグネツトをロール状に一体成形するか、
或いは複数個をはり合せてマグネツトロールとし
て使用することが提案されているが、得られる磁
力が弱いため、実用化されるには至つていない。
更に強い磁力を有するゴム又はプラスチツクマグ
ネツトを得るため、これらのマグネツトを異方化
することが試みられ、106Gauss・Oe程度の最大
エネルギー積を有するものが得られるようになつ
たが、電子写真等の現像装置のマグネツトロール
として用いるには未だ若干磁力が不足している。
本発明の目的はゴムマグネツト或いはプラスチ
ツクマグネツトを使用して強い磁力の得られるマ
グネツトロールを作製することにある。
ツクマグネツトを使用して強い磁力の得られるマ
グネツトロールを作製することにある。
本発明は、例えば電子写真の現像装置におい
て、特に強い磁束密度を要する現像磁極の磁束密
度を増大させるために、互いに反発磁力を有する
ようにマグネツトを配置して、これを支持軸に接
着することによりマグネツトローラーを構成する
ものである。特に強めたい磁極に隣接する他の磁
極の磁化容易軸の向きを、隣接面に対しほぼ垂直
になるように配することにより、補極効果を得て
強い磁場を発生させるものである。用いるゴム或
いはプラスチツクマグネツトは等方性のものより
も、異方化したものの方が強い磁力が得られるの
で好ましい。
て、特に強い磁束密度を要する現像磁極の磁束密
度を増大させるために、互いに反発磁力を有する
ようにマグネツトを配置して、これを支持軸に接
着することによりマグネツトローラーを構成する
ものである。特に強めたい磁極に隣接する他の磁
極の磁化容易軸の向きを、隣接面に対しほぼ垂直
になるように配することにより、補極効果を得て
強い磁場を発生させるものである。用いるゴム或
いはプラスチツクマグネツトは等方性のものより
も、異方化したものの方が強い磁力が得られるの
で好ましい。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
プラスチツクマグネツトとしてバリウムフエラ
イト及びストロンチウムフエライトを80〜95重量
部含み、残部として塩化ビニル及び塩素化ポリエ
チレン・エチレン酢酸ビニル共重合体を混合した
組成物をロールミルにより加熱混練した後、粉砕
機にて粉砕してペレツトを得、これを押し出して
長尺物に加工する時に電磁石により磁場を印加し
てマグネツトとしたところ、最大エネルギー積約
1.1×106Gauss・Oeのマグネツトが得られた。ま
た、ニトリルゴムとフエライトを混合して形成し
たゴムマグネツトも用いることができる。
イト及びストロンチウムフエライトを80〜95重量
部含み、残部として塩化ビニル及び塩素化ポリエ
チレン・エチレン酢酸ビニル共重合体を混合した
組成物をロールミルにより加熱混練した後、粉砕
機にて粉砕してペレツトを得、これを押し出して
長尺物に加工する時に電磁石により磁場を印加し
てマグネツトとしたところ、最大エネルギー積約
1.1×106Gauss・Oeのマグネツトが得られた。ま
た、ニトリルゴムとフエライトを混合して形成し
たゴムマグネツトも用いることができる。
このマグネツトを複数個合わせて支持軸9に、
接着剤により接着して第2図に示すような支持軸
の径7mm、ロール外径25mm、長さ300mmのマグネ
ツトローラー2を形成した。
接着剤により接着して第2図に示すような支持軸
の径7mm、ロール外径25mm、長さ300mmのマグネ
ツトローラー2を形成した。
比較例
第3図aはマグネツトロール2の側面図で、上
述のようにして作製したマグネツトをN極・S極
交互に軸9上に4極貼り合せ、マグネツトロール
を得た。第3図aで各マグネツト2a〜2dに示
した矢印はそれぞれマグネツトの磁化容易軸の配
向方向を示している。このように磁化容易軸の配
向方面を選んだマグネツトロールの表面上の磁束
密度を測定したところ、各極共最大1000G(ガウ
ス)と従来の等方性のマグネツトロールよりは大
きいが、まだ電子写真現像装置用のマグネツトロ
ールとして用いるには不十分なものであつた。第
3図bはこの時の磁場の様子を示している。
述のようにして作製したマグネツトをN極・S極
交互に軸9上に4極貼り合せ、マグネツトロール
を得た。第3図aで各マグネツト2a〜2dに示
した矢印はそれぞれマグネツトの磁化容易軸の配
向方向を示している。このように磁化容易軸の配
向方面を選んだマグネツトロールの表面上の磁束
密度を測定したところ、各極共最大1000G(ガウ
ス)と従来の等方性のマグネツトロールよりは大
きいが、まだ電子写真現像装置用のマグネツトロ
ールとして用いるには不十分なものであつた。第
3図bはこの時の磁場の様子を示している。
実施例 1
次に本発明を適用したマグネツトロールを第4
図aに示す。
図aに示す。
第4図aにおいて各マグネツト片2a,2b,
2c,2dはそれぞれN1、S1、N2、S2極を形成
しており、また各マグネツト片2a〜2dの磁化
容易軸の向きを矢印の如くに配向せしめたもので
ある。
2c,2dはそれぞれN1、S1、N2、S2極を形成
しており、また各マグネツト片2a〜2dの磁化
容易軸の向きを矢印の如くに配向せしめたもので
ある。
このようにマグネツト片を配置すると、各マグ
ネツト片は互いに反発するが、この反発力に抗し
てマグネツト片を接着することにより強い磁力を
得ることができる。すなわち、N1極ではN1極の
磁界を主として形成する2aのマグネツト片に対
し、それに隣接する2dのマグネツト片の磁化容
易軸が、双方のマグネツトの隣接面10に対しほ
ぼ直交しているために、マグネツト片2dを通る
磁力線はマグネツト片2a内をも通ることになり
補極の効果が得られる。このように補極効果が各
磁極について得られるため、形成される磁力線は
第4図bの如く、例えばN1極では隣接面10側
に集中し、そのため強い磁場が形成される。この
ようにして各極共最大1150Gを得ることができ
た。
ネツト片は互いに反発するが、この反発力に抗し
てマグネツト片を接着することにより強い磁力を
得ることができる。すなわち、N1極ではN1極の
磁界を主として形成する2aのマグネツト片に対
し、それに隣接する2dのマグネツト片の磁化容
易軸が、双方のマグネツトの隣接面10に対しほ
ぼ直交しているために、マグネツト片2dを通る
磁力線はマグネツト片2a内をも通ることになり
補極の効果が得られる。このように補極効果が各
磁極について得られるため、形成される磁力線は
第4図bの如く、例えばN1極では隣接面10側
に集中し、そのため強い磁場が形成される。この
ようにして各極共最大1150Gを得ることができ
た。
実施例 2
更に上述のような補極効果を高めるため、第5
図aのように各マグネツト片2a,2b,2c,
2dを貼り合せ、それぞれにN1、S1、N2、S2極
を形成させた。各マグネツト片2a〜2dの磁化
容易軸の向きは矢印の如くに配向させるようにし
た。
図aのように各マグネツト片2a,2b,2c,
2dを貼り合せ、それぞれにN1、S1、N2、S2極
を形成させた。各マグネツト片2a〜2dの磁化
容易軸の向きは矢印の如くに配向させるようにし
た。
このようにマグネツト片を配置することによ
り、N1極ではN1極の磁界を主として形成する2
aのマグネツト片に対し、それに隣接する2b,
2dのマグネツト片の磁化容易軸が、夫々のマグ
ネツトの隣接面11,12に対しほぼ直交してい
るために、それぞれ補極効果を有し、磁力線は第
5図bのようにN1極・N2極に集中してN1極及び
N2極の表面磁束密度はそれぞれ最大1250Gを得
ることができた。
り、N1極ではN1極の磁界を主として形成する2
aのマグネツト片に対し、それに隣接する2b,
2dのマグネツト片の磁化容易軸が、夫々のマグ
ネツトの隣接面11,12に対しほぼ直交してい
るために、それぞれ補極効果を有し、磁力線は第
5図bのようにN1極・N2極に集中してN1極及び
N2極の表面磁束密度はそれぞれ最大1250Gを得
ることができた。
また、S1極・S2極は第3図aの比較例の場合に
比べ、表面磁束密度で800Gとかえつて減少する。
しかし、一般に電子写真現像装置用マグネツトロ
ールにおいては現像位置に固定された磁極は比較
的強い磁束密度を必要とするが、他の極は現像磁
極に比べ弱くてもあまり支障がないため、第6図
のようにマグネツトロール2外周に非磁性スリー
ブ3を取りつけ、この非磁性スリーブ3を矢印A
方向(感光体1はB方向)に回転せしめ、N1極
の対向位置で静電潜像の形成された潜像保持体で
ある感光体1の静電潜像の現像を行なわしめたと
ころ、良好な現像画像が得られた。
比べ、表面磁束密度で800Gとかえつて減少する。
しかし、一般に電子写真現像装置用マグネツトロ
ールにおいては現像位置に固定された磁極は比較
的強い磁束密度を必要とするが、他の極は現像磁
極に比べ弱くてもあまり支障がないため、第6図
のようにマグネツトロール2外周に非磁性スリー
ブ3を取りつけ、この非磁性スリーブ3を矢印A
方向(感光体1はB方向)に回転せしめ、N1極
の対向位置で静電潜像の形成された潜像保持体で
ある感光体1の静電潜像の現像を行なわしめたと
ころ、良好な現像画像が得られた。
尚、第6図の各部材中、第1図のものと同一の
ものについては同符号を符した。また、磁性ブレ
ード6と磁極S1との協働作用によりスリーブ3上
のトナー層厚を感光体1とスリーブ3との最短間
隔よりも薄く形成して、ジヤンピング現像を行な
わせる場合には、バイアス電源7には特開昭55−
18656〜9号、又は特開昭55−144254〜5号公報
記載の交番電源を用いるのが好ましい。
ものについては同符号を符した。また、磁性ブレ
ード6と磁極S1との協働作用によりスリーブ3上
のトナー層厚を感光体1とスリーブ3との最短間
隔よりも薄く形成して、ジヤンピング現像を行な
わせる場合には、バイアス電源7には特開昭55−
18656〜9号、又は特開昭55−144254〜5号公報
記載の交番電源を用いるのが好ましい。
実施例 3
本発明では更に第7図aの如く、マグネツト片
2a〜2dを配置せしめることにより2aと2
d,2bと2cはその隣接面13,14で互いに
反発する。そしてN1極・S1極の表面磁束密度は
それぞれ主として形成するマグネツト片2aと2
bによる磁力の他に、それらに隣接するマグネツ
ト片2d及び2cの磁化容易軸方向がそれぞれの
隣接面13,14にほぼ直交しているため、第7
図bの如く補極効果が得られる。そこでN1・S1
極共に最大1200Gの表面磁束が得られた。このよ
うに作製したマグネツトロール2を上記第6図に
おいてN1極を現像磁極として、S1極を磁性ブレ
ード6の対向磁極として用い現像を行なつたとこ
ろ、良好な現像画像を得ることができた。
2a〜2dを配置せしめることにより2aと2
d,2bと2cはその隣接面13,14で互いに
反発する。そしてN1極・S1極の表面磁束密度は
それぞれ主として形成するマグネツト片2aと2
bによる磁力の他に、それらに隣接するマグネツ
ト片2d及び2cの磁化容易軸方向がそれぞれの
隣接面13,14にほぼ直交しているため、第7
図bの如く補極効果が得られる。そこでN1・S1
極共に最大1200Gの表面磁束が得られた。このよ
うに作製したマグネツトロール2を上記第6図に
おいてN1極を現像磁極として、S1極を磁性ブレ
ード6の対向磁極として用い現像を行なつたとこ
ろ、良好な現像画像を得ることができた。
参考例
第8図aに示す本発明の実施例ではないが、参
考例によれば、マグネツト片2a〜2dを図のよ
うに配置することにより、隣接面15〜18の部
分において第8図bに示すような強力な磁場を発
生することができる。これはそれぞれのマグネツ
ト片が隣接面15〜18で互いに反発する力に抗
して接合されるためであり、各マグネツト片の磁
化容易軸の配向方向にほぼ沿つて発生する磁力線
がそれぞれ図示のN1・S1・N2・S2極部で強めら
れるからである。このようにして各磁極において
表面磁束密度1200Gを得ることができ、かつマグ
ネツト片の隣接面で磁力が反発しておらず、補極
効果のない第3図の比較例よりも磁束密度パター
ンの半値幅(磁束密度のピーク値の半分の所の
幅)の狭いものが得られた。
考例によれば、マグネツト片2a〜2dを図のよ
うに配置することにより、隣接面15〜18の部
分において第8図bに示すような強力な磁場を発
生することができる。これはそれぞれのマグネツ
ト片が隣接面15〜18で互いに反発する力に抗
して接合されるためであり、各マグネツト片の磁
化容易軸の配向方向にほぼ沿つて発生する磁力線
がそれぞれ図示のN1・S1・N2・S2極部で強めら
れるからである。このようにして各磁極において
表面磁束密度1200Gを得ることができ、かつマグ
ネツト片の隣接面で磁力が反発しておらず、補極
効果のない第3図の比較例よりも磁束密度パター
ンの半値幅(磁束密度のピーク値の半分の所の
幅)の狭いものが得られた。
実施例 5
更に本発明の別の実施例として、マグネツト外
径が20mm以下の小径マグネツトロールの場合につ
いて述べる。このような小径のマグネツトロール
においては、マグネツト軸が大きな体積比を占め
るため、電子写真等に使用可能な磁束密度を有す
る高分子化合物を含むマグネツトロールを設計す
るのは非常に困難となる。この場合、全ての磁極
が強い必要がある場合はむしろまれであるので、
マグネツト片の配置により特定磁極のみを強くす
ることにより実用可能なマグネツトロールとする
ことができる。
径が20mm以下の小径マグネツトロールの場合につ
いて述べる。このような小径のマグネツトロール
においては、マグネツト軸が大きな体積比を占め
るため、電子写真等に使用可能な磁束密度を有す
る高分子化合物を含むマグネツトロールを設計す
るのは非常に困難となる。この場合、全ての磁極
が強い必要がある場合はむしろまれであるので、
マグネツト片の配置により特定磁極のみを強くす
ることにより実用可能なマグネツトロールとする
ことができる。
第9図aの如く径6mmの軸9に対しマグネツト
ロールの外径が18mmとなるようにマグネツト片2
a〜2dを図のように配置接着した。各マグネツ
ト片中の磁性体の磁気容易軸は第9図aに図示の
如くに配向せしめた。隣接面19,20ではマグ
ネツト片2bに対しマグネツト片2a,2cがそ
れぞれ反発力に抗して接着されており、かつこの
隣接面19,20に対し磁気容易軸がほぼ直交し
ているため、マグネツト片2a,2c内を通る磁
力線はマグネツト片2bを通るので、第9図bに
示すようにN1極に対する補極効果が得られる。
本発明では、更にマグネツト片2dをN1極と異
極(S2極)にも、隣接面33に対してN2極の磁
気容易軸を直交させることにより、N1極・S2極
間の磁力線が生じるため、N1極を更に強くする
ことができた。
ロールの外径が18mmとなるようにマグネツト片2
a〜2dを図のように配置接着した。各マグネツ
ト片中の磁性体の磁気容易軸は第9図aに図示の
如くに配向せしめた。隣接面19,20ではマグ
ネツト片2bに対しマグネツト片2a,2cがそ
れぞれ反発力に抗して接着されており、かつこの
隣接面19,20に対し磁気容易軸がほぼ直交し
ているため、マグネツト片2a,2c内を通る磁
力線はマグネツト片2bを通るので、第9図bに
示すようにN1極に対する補極効果が得られる。
本発明では、更にマグネツト片2dをN1極と異
極(S2極)にも、隣接面33に対してN2極の磁
気容易軸を直交させることにより、N1極・S2極
間の磁力線が生じるため、N1極を更に強くする
ことができた。
このようにしてマグネツトロールの直径が小さ
いにも拘らず、N1極の表面磁束密度1200Gを得
ることができ、電子写真の現像用マグネツトロー
ルの現像磁極として十分使用することができるよ
うになつた。本実施例は小径のマグネツトロール
の1つの極(N1極)のみを強くした例であるが、
前述の他の実施例の場合でも必要とする磁束密度
の強さによつては外径20mm以下の場合でも十分実
用とすることができるものである。
いにも拘らず、N1極の表面磁束密度1200Gを得
ることができ、電子写真の現像用マグネツトロー
ルの現像磁極として十分使用することができるよ
うになつた。本実施例は小径のマグネツトロール
の1つの極(N1極)のみを強くした例であるが、
前述の他の実施例の場合でも必要とする磁束密度
の強さによつては外径20mm以下の場合でも十分実
用とすることができるものである。
以上のように各マグネツトの隣接面においてマ
グネツトが互いに反発するように構成した場合、
反発部において磁力線の集中が起こり、強い磁場
を発生できる。更に補極のマグネツト片の着磁方
向を主極との隣接面に対してほぼ直交するように
することにより、主極の磁束密度を15〜25%程度
高めることができる。また更に上記マグネツト片
を異方化マグネツトとし、マグネツト片の磁化容
易軸を隣接面に対しほぼ直交するようにした構成
では、最大エネルギー積が従来の焼結マグネツト
に比べ小さいゴムマグネツト又はプラスチツクマ
グネツトにおいても、十分電子写真用マグネツト
ロールとして実用に値するものが得られるように
なつた。
グネツトが互いに反発するように構成した場合、
反発部において磁力線の集中が起こり、強い磁場
を発生できる。更に補極のマグネツト片の着磁方
向を主極との隣接面に対してほぼ直交するように
することにより、主極の磁束密度を15〜25%程度
高めることができる。また更に上記マグネツト片
を異方化マグネツトとし、マグネツト片の磁化容
易軸を隣接面に対しほぼ直交するようにした構成
では、最大エネルギー積が従来の焼結マグネツト
に比べ小さいゴムマグネツト又はプラスチツクマ
グネツトにおいても、十分電子写真用マグネツト
ロールとして実用に値するものが得られるように
なつた。
尚、本発明では各マグネツト片が互いに反発す
るように支持軸に接合させるため、用いる接着剤
として、エポキシ系又はゴム系ボンド或いは瞬間
接着剤と称せられるような強力な接着剤を用い
る。また、接着後のマグネツト片2a〜2dがそ
の反発力によつて離散しないようにローラー2の
表面を合成樹脂等で覆うことが好ましく、このよ
うな被覆材の最も適したものとしてポリエステ
ル・ポリエチレン・ポリプロピレン等の熱可塑性
樹脂で作つたシユリンカブルチユーブ(第9図a
の21)が挙げられる。
るように支持軸に接合させるため、用いる接着剤
として、エポキシ系又はゴム系ボンド或いは瞬間
接着剤と称せられるような強力な接着剤を用い
る。また、接着後のマグネツト片2a〜2dがそ
の反発力によつて離散しないようにローラー2の
表面を合成樹脂等で覆うことが好ましく、このよ
うな被覆材の最も適したものとしてポリエステ
ル・ポリエチレン・ポリプロピレン等の熱可塑性
樹脂で作つたシユリンカブルチユーブ(第9図a
の21)が挙げられる。
本発明によるマグネツトローラーは現像装置ば
かりでなく、クリーニング装置や他の画像形成装
置や記録装置のマグネツトローラーとしても使用
できる。
かりでなく、クリーニング装置や他の画像形成装
置や記録装置のマグネツトローラーとしても使用
できる。
尚、実施例の説明に当つては断面形状が円形の
支持軸にマグネツト片を接着して全体が断面円形
のマグネツトローラーを作る例を示したが、軸及
びマグネツトローラー共に円形に限られず多角形
形状をしていてもよいものである。
支持軸にマグネツト片を接着して全体が断面円形
のマグネツトローラーを作る例を示したが、軸及
びマグネツトローラー共に円形に限られず多角形
形状をしていてもよいものである。
以上詳細に述べたように、本発明によれば、小
型にして強い磁力を持つマグネツトロールを得ら
れるものである。
型にして強い磁力を持つマグネツトロールを得ら
れるものである。
第1図は従来の現像装置の断面図、第2図はマ
グネツトロールの斜視図、第3図a及びbは比較
例のマグネツトロールの側面図及び磁力線の説明
図、第4図a及びbは本発明によるマグネツトロ
ールの側面図及び磁力線の説明図、第5図a,
b、第7図a,b、第9図a,bはそれぞれ本発
明の他の実施例を示すマグネツトロールの側面図
及び磁力線の説明図、第6図は本発明のマグネツ
トロールを適用した現像装置の断面図である。第
8図a,bは参考例の説明図である。 図において、1……感光体、2……マグネツト
ローラ、2a〜2d……マグネツト片、3……ス
リーブ、4……磁性トナー、9……支持軸、10
〜20……隣接面、を表わす。
グネツトロールの斜視図、第3図a及びbは比較
例のマグネツトロールの側面図及び磁力線の説明
図、第4図a及びbは本発明によるマグネツトロ
ールの側面図及び磁力線の説明図、第5図a,
b、第7図a,b、第9図a,bはそれぞれ本発
明の他の実施例を示すマグネツトロールの側面図
及び磁力線の説明図、第6図は本発明のマグネツ
トロールを適用した現像装置の断面図である。第
8図a,bは参考例の説明図である。 図において、1……感光体、2……マグネツト
ローラ、2a〜2d……マグネツト片、3……ス
リーブ、4……磁性トナー、9……支持軸、10
〜20……隣接面、を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数個のマグネツトを支持軸に固定して形成
したマグネツトロールにおいて、各々のマグネツ
トは磁気異方性を有しており、各々のマグネツト
の内の少なくとも一組の隣接するマグネツトは
夫々マグネツトロール表面に磁極を持つように着
磁されており、かつこの少なくとも一組の隣接す
るマグネツトは、互いに隣接する面において夫々
のマグネツトによる磁力が互いに反発するよう
に、一方のマグネツトの磁化容易軸の方向が、両
マグネツトの隣接面に対してほぼ垂直であるよう
に配置されて接着されていることを特徴とするマ
グネツトロール。 2 上記マグネツトはゴムマグネツト或いはプラ
スチツクマグネツトであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のマグネツトロール。 3 上記マグネツトロールをシユリンカブルチユ
ーブで覆うことを特徴とする特許請求の範囲第1
項又は第2項に記載のマグネツトロール。 4 複数個のマグネツトを支持軸に固定して形成
したマグネツトロールであつて、各々のマグネツ
トは磁気異方性を有しており、各々のマグネツト
の内の少なくとも一組の隣接するマグネツトは
夫々マグネツトロール表面に磁極を持つように着
磁されており、かつこの少なくとも一組の隣接す
るマグネツトは、互いに隣接する面において夫々
のマグネツトによる磁力が互いに反発するよう
に、一方のマグネツトの磁化容易軸の方向が、両
マグネツトの隣接面に対してほぼ垂直であるよう
に配置されて接着されているマグネツトロール
と、 このマグネツトロールを囲んで回転し、現像剤
を担持して静電潜像を現像する現像位置に搬送す
る現像剤担持部材と、 この現像剤担持部材に現像剤を供給する現像剤
収容手段と、 を備えた現像装置。 5 上記マグネツトはゴムマグネツト或いはプラ
スチツクマグネツトであることを特徴とする特許
請求の範囲第4項記載のマグネツトロール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5574482A JPS58171804A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | マグネットロールとそれを用いた現像装置 |
| US06/477,077 US4557582A (en) | 1982-04-02 | 1983-03-21 | Magnet roll |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5574482A JPS58171804A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | マグネットロールとそれを用いた現像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58171804A JPS58171804A (ja) | 1983-10-08 |
| JPH0221643B2 true JPH0221643B2 (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=13007362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5574482A Granted JPS58171804A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | マグネットロールとそれを用いた現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58171804A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182210A (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-25 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 磁気回路装置 |
| JPS58184810U (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-08 | 鐘淵化学工業株式会社 | 磁気回路装置 |
| JPS62135862A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-18 | Canon Inc | 現像装置 |
| JP2003086421A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-20 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | マグネットローラ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4898147U (ja) * | 1972-02-21 | 1973-11-20 | ||
| JPS5813009B2 (ja) * | 1977-08-01 | 1983-03-11 | 松下電器産業株式会社 | マグネット装置 |
| JPS5755744Y2 (ja) * | 1977-11-16 | 1982-12-01 | ||
| US4227796A (en) * | 1979-05-29 | 1980-10-14 | Eastman Kodak Company | Electrographic apparatus having improved developer metering construction |
-
1982
- 1982-04-02 JP JP5574482A patent/JPS58171804A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58171804A (ja) | 1983-10-08 |
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