JPH0221648Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221648Y2 JPH0221648Y2 JP1984142684U JP14268484U JPH0221648Y2 JP H0221648 Y2 JPH0221648 Y2 JP H0221648Y2 JP 1984142684 U JP1984142684 U JP 1984142684U JP 14268484 U JP14268484 U JP 14268484U JP H0221648 Y2 JPH0221648 Y2 JP H0221648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- ring
- hollow
- jacket
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ガスケツトとして使用される金属中
空Oリングに関する。
空Oリングに関する。
(従来技術)
金属中空Oリングは、リング状の金属コイルス
プリングを金属外被で被覆してなり、この金属外
被には1枚の金属板からなる単一外被と2枚また
はこれ以上の金属板を重ねた多層外被とがある。
単一外被は構造的には簡単であるが、シール面の
なじみを向上させるべき軟質の金属板を用いた場
合、コイルスプリングのターンが外被にくい込
み、コイルピツチ間における応力低下の危惧があ
る。またリング状にコイルスプリングを接続した
とき接続方法によつては接続部の剛性が高まりシ
ール性に悪影響を及ぼすことがある。
プリングを金属外被で被覆してなり、この金属外
被には1枚の金属板からなる単一外被と2枚また
はこれ以上の金属板を重ねた多層外被とがある。
単一外被は構造的には簡単であるが、シール面の
なじみを向上させるべき軟質の金属板を用いた場
合、コイルスプリングのターンが外被にくい込
み、コイルピツチ間における応力低下の危惧があ
る。またリング状にコイルスプリングを接続した
とき接続方法によつては接続部の剛性が高まりシ
ール性に悪影響を及ぼすことがある。
次に、多層外被の金属中空Oリングについて
は、上記単一外被の欠点を補うべく考案されたも
ので、2層外被の内側層を硬質金属板としてコイ
ルスプリングのくい込みを防ぎ、もつてコイルピ
ツチ間の応力低下を抑制し、外側層を軟質金属板
としてシール面のなじみ性を付与している。しか
し、多層外被としたとき各層間において滑りが生
じて各層がづれてシール性に悪影響を及ぼすこと
がある。また多層外被の成形は、煩雑であり高コ
ストになる。
は、上記単一外被の欠点を補うべく考案されたも
ので、2層外被の内側層を硬質金属板としてコイ
ルスプリングのくい込みを防ぎ、もつてコイルピ
ツチ間の応力低下を抑制し、外側層を軟質金属板
としてシール面のなじみ性を付与している。しか
し、多層外被としたとき各層間において滑りが生
じて各層がづれてシール性に悪影響を及ぼすこと
がある。また多層外被の成形は、煩雑であり高コ
ストになる。
多層外被には内側層にめつきを施して外側層と
なすことも考えられるが、たとえ成形できたとし
ても問題点が残る。但し、スプリングを内在しな
い金属中空Oリングにあつては、めつき層を設け
ることがある。しかし、めつき層は25〜50ミクロ
ン位が限度でありこの外側層でもつてシールに必
要な相手面へのなじみ性を付与するには困難であ
る。また、大径の中空Oリングに適用するには、
めつき浴槽の大きさに制約を受ける問題点があ
る。
なすことも考えられるが、たとえ成形できたとし
ても問題点が残る。但し、スプリングを内在しな
い金属中空Oリングにあつては、めつき層を設け
ることがある。しかし、めつき層は25〜50ミクロ
ン位が限度でありこの外側層でもつてシールに必
要な相手面へのなじみ性を付与するには困難であ
る。また、大径の中空Oリングに適用するには、
めつき浴槽の大きさに制約を受ける問題点があ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、金属中空Oリングの外被に金属クラ
ツド板を使用することによつて上記の欠点を解消
することを目的とする。
ツド板を使用することによつて上記の欠点を解消
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、リング状の金属コイルスプリング1
を金属外被2で被覆してなる金属中空Oリングに
おいて、前記金属外被2に金属クラツド材を使用
し、金属外被の表面層3の硬度を内側層4の硬度
より軟質になしたことを特徴とするものである。
を金属外被2で被覆してなる金属中空Oリングに
おいて、前記金属外被2に金属クラツド材を使用
し、金属外被の表面層3の硬度を内側層4の硬度
より軟質になしたことを特徴とするものである。
ここで金属クラツド材とは地金の表または裏に
被覆金属板を密着させ、高温圧延して成形される
2種以上の金属複合体である。そしてこの金属複
合体の異種金属材料が金属間結合で一体化してい
る。金属クラツド材は、各種金属の複合化ができ
るが、本考案で用いるクラツド材は表面層を軟質
化し、内側層を硬質化したものを選択し、しかも
好ましくは表面層の厚さを0.05〜1.00mmにする。
本考案では表面層には、軟質金属を配置し、相手
金属のシール面に良好ななじみ性を付与し、安定
したシール性を実現し、また内側層には硬質金属
を配置し、コイルスプリングのくい込みを抑制
し、もつてコイルスプリングのピツチ間における
応力低下を防止し、確実にコイルスプリングの反
撥力を表面層に伝えるために、クラツド材から選
択使用する。
被覆金属板を密着させ、高温圧延して成形される
2種以上の金属複合体である。そしてこの金属複
合体の異種金属材料が金属間結合で一体化してい
る。金属クラツド材は、各種金属の複合化ができ
るが、本考案で用いるクラツド材は表面層を軟質
化し、内側層を硬質化したものを選択し、しかも
好ましくは表面層の厚さを0.05〜1.00mmにする。
本考案では表面層には、軟質金属を配置し、相手
金属のシール面に良好ななじみ性を付与し、安定
したシール性を実現し、また内側層には硬質金属
を配置し、コイルスプリングのくい込みを抑制
し、もつてコイルスプリングのピツチ間における
応力低下を防止し、確実にコイルスプリングの反
撥力を表面層に伝えるために、クラツド材から選
択使用する。
本考案の外被の表面層としては、アルミニウ
ム、銅、銀などの比較的軟質の金属材を選択し、
また内側層としては、ステンレス、インコネル、
モネル、ニツケル合金など比較的硬質の金属材を
選択する。
ム、銅、銀などの比較的軟質の金属材を選択し、
また内側層としては、ステンレス、インコネル、
モネル、ニツケル合金など比較的硬質の金属材を
選択する。
本考案における外被は、通常2層のクラツド材
(シングルオーバーレイ)を使用するがこの他に
3層(ダブルオーバーレイ)またはこれ以上の層
で複合していてもよい。しかし、この場合表面層
は、内側層の少なくとも1層より軟質金属である
ことを条件とする。
(シングルオーバーレイ)を使用するがこの他に
3層(ダブルオーバーレイ)またはこれ以上の層
で複合していてもよい。しかし、この場合表面層
は、内側層の少なくとも1層より軟質金属である
ことを条件とする。
尚、パイプ状のクラツド材を用いてこれをリン
グ状に接合して中空Oリングになすことを可能で
ある。
グ状に接合して中空Oリングになすことを可能で
ある。
(効果)
第3図及び第4図について、アルミニウム単一
外被の金属中空Oリングでは、200℃位から漏減
が大きく限界である。(第3図)、またステンレス
単一外被においては耐熱的には300℃が可能であ
るが、(第3図)、相手面(フランジ面)へのなじ
み性が悪く第4図に示すように気密開始点S0及び
気密限界点S1が大きく、シール安定域がせまい。
外被の金属中空Oリングでは、200℃位から漏減
が大きく限界である。(第3図)、またステンレス
単一外被においては耐熱的には300℃が可能であ
るが、(第3図)、相手面(フランジ面)へのなじ
み性が悪く第4図に示すように気密開始点S0及び
気密限界点S1が大きく、シール安定域がせまい。
一方、本考案の外被すなわち、表面層にアルミ
ニウム、内側層にステンレスにしたクラツド材で
あるとき、耐熱的にはステンレス単一外被と同様
に300℃の耐熱性を実現でき(第3図)かつアル
ミニウムの表面層によつてアルミニウム単一外被
と同様のなじみ性を有し、第4図に示すように気
密開始点S0及び気密限界点S1が小さく、シール安
定域が広い特徴がある。
ニウム、内側層にステンレスにしたクラツド材で
あるとき、耐熱的にはステンレス単一外被と同様
に300℃の耐熱性を実現でき(第3図)かつアル
ミニウムの表面層によつてアルミニウム単一外被
と同様のなじみ性を有し、第4図に示すように気
密開始点S0及び気密限界点S1が小さく、シール安
定域が広い特徴がある。
本考案は外被にクラツド材を使用しており、表
面層と外側層とが、金属結合でもつて完全に一体
化しているので多層外被にみられるような各層間
における滑りを生じることなく、安定したシール
を行うことができる。またクラツド材の選定にお
いて、表面層と内側層との金属材の熱膨張差を利
用し、使用温度における熱腕曲より生ずる内部応
力をシール締付応力として利用することができ、
使用温度におけるボルトの伸びなどによるシール
締付面圧の低下を抑制することができる。
面層と外側層とが、金属結合でもつて完全に一体
化しているので多層外被にみられるような各層間
における滑りを生じることなく、安定したシール
を行うことができる。またクラツド材の選定にお
いて、表面層と内側層との金属材の熱膨張差を利
用し、使用温度における熱腕曲より生ずる内部応
力をシール締付応力として利用することができ、
使用温度におけるボルトの伸びなどによるシール
締付面圧の低下を抑制することができる。
また、外被にめつき材を使用する場合、めつき
層は25〜50ミクロンの肉厚が限界であり、これで
はシールを安定化させるなじみ性が得られない
が、本考案の外被はクラツド材を使用するもので
あるから表面層の肉厚を自由に大きくできると共
にめつき処理の不可能な金属材の組み合せもで
き、かつ大径のOリングではめつき浴槽の大きさ
に制約を受けるが、本考案ではこのようなことが
ない。
層は25〜50ミクロンの肉厚が限界であり、これで
はシールを安定化させるなじみ性が得られない
が、本考案の外被はクラツド材を使用するもので
あるから表面層の肉厚を自由に大きくできると共
にめつき処理の不可能な金属材の組み合せもで
き、かつ大径のOリングではめつき浴槽の大きさ
に制約を受けるが、本考案ではこのようなことが
ない。
さらに、金属板を重ねた多層外被の中空Oリン
グでは、その成形の作業工程が煩雑であるが、本
考案は、単一外被の金属中空Oリングの成形と同
様に円環板状のクラツド材を外径側に腕曲して中
空状になし、内部にコイルスプリングを入れて成
形されるものであるから従来の多層外被に比較し
て簡単容易である。
グでは、その成形の作業工程が煩雑であるが、本
考案は、単一外被の金属中空Oリングの成形と同
様に円環板状のクラツド材を外径側に腕曲して中
空状になし、内部にコイルスプリングを入れて成
形されるものであるから従来の多層外被に比較し
て簡単容易である。
第1図は本考案の金属中空Oリングの1部断面
を示す側面図、第2図は本考案の要部拡大断面
図、第3図は、本考案と従来の金属中空Oリング
との温度一漏洩量関係を示すグラフ、第4図は本
考案と従来の金属中空Oリングとの歪量一荷重関
係を示すグラフ。 符号、1……金属コイルスプリング、2……金
属外被、3……金属外被の表面層、4……金属外
被の内側層。
を示す側面図、第2図は本考案の要部拡大断面
図、第3図は、本考案と従来の金属中空Oリング
との温度一漏洩量関係を示すグラフ、第4図は本
考案と従来の金属中空Oリングとの歪量一荷重関
係を示すグラフ。 符号、1……金属コイルスプリング、2……金
属外被、3……金属外被の表面層、4……金属外
被の内側層。
Claims (1)
- リング状の金属コイルスプリング1を金属外被
2で被覆してなる金属中空Oリングにおいて、前
記金属外被2に金属クラツド材を使用し、金属外
被の表面層3の硬度を内側層4の硬度より軟質に
なしたことを特徴とする金属中空Oリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984142684U JPH0221648Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984142684U JPH0221648Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6157267U JPS6157267U (ja) | 1986-04-17 |
| JPH0221648Y2 true JPH0221648Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=30700998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984142684U Expired JPH0221648Y2 (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0221648Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0640367Y2 (ja) * | 1987-03-23 | 1994-10-19 | 日本バルカー工業株式会社 | ガスケットリング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5829330U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-02-25 | 石橋刷子製造株式会社 | ブラシ |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP1984142684U patent/JPH0221648Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6157267U (ja) | 1986-04-17 |
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