JPH0221692B2 - - Google Patents
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- JPH0221692B2 JPH0221692B2 JP57152960A JP15296082A JPH0221692B2 JP H0221692 B2 JPH0221692 B2 JP H0221692B2 JP 57152960 A JP57152960 A JP 57152960A JP 15296082 A JP15296082 A JP 15296082A JP H0221692 B2 JPH0221692 B2 JP H0221692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- circuit
- input terminal
- loop
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J7/00—Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
- H03J7/18—Automatic scanning over a band of frequencies
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は電圧制御局部発振器(VCO)をもち、
同調素子として可変容量ダイオードを有するヘテ
ロダイン受信系において、目的の受信波に同調す
るまでは開ループ動作で受信波をサーチし、ある
同調条件に達した後は閉ループを形成して受信状
態に入る、いわゆるサーチ同調系の選局制御回路
に関する。 従来例の構成とその問題点 この種の選局制御回路は、特別なメモリーが必
要なく、安価に構成できるため、低インチのテレ
ビジヨン受像機などで使用されてきた。しかし、
従来の装置では、開ループから閉ループへの移行
は、放送信号を受信していない状態から放送信号
を受信する状態になり、かつある同調条件を満足
した時に閉ループに移行する一つの過程しかな
い。このため、現在放送を受信中の場合には、一
度、放送信号を受信しない状態に移行する必要が
あるが、これは、上方探局〔サーチアツプ〕指示
スイツチまたは下方探局〔サーチダウン〕指示ス
イツチが一度押されたら、この状態をキヤパシタ
で保持して所定時間後に放送受信中であるか否か
の検出を開始するよう構成されている。しかし、
前記キヤパシタによる状態保持の期間の長さが不
確実であり、所定時間経過後が依然として放送受
信中である場合もあつて、十分なものでもなく、
またIC化にも適さない。 発明の目的 本発明は、確実に開ループから閉ループへ移行
できるようにすることを目的とする。 発明の構成 本発明は、可変容量ダイオードを同調素子とす
る電圧制御局部発振器を有するヘテロダイン受信
系において、探局指示入力端子が接続されたセツ
ト入力端子および記憶状態をリセツトするリセツ
ト入力端子を持つサーチ状態記憶回路と、放送有
無検出回路と、中間周波数信号の検波回路と、前
記検波回路の出力に接続された検波出力比較器
と、前記検波出力比較器の出力、前記放送有無検
出回路の出力および前記探局指示入力端子とに接
続され、探局指示入力端子から入力される探局指
示信号により希望の電波を受信するまでは開ルー
プで探局し、検波出力比較器および放送有無検出
回路の出力信号が所定の同調状態を示す信号であ
るときには閉ループで受信状態に入るよう制御す
るループ開閉制御回路と、開ループ制御用入力端
子、閉ループ制御用入力端子、およびこれらの入
力端子の一方を選択させるループ開閉制御用入力
端子とを持ち、出力が前記ヘテロダイン受信系の
電圧制御局部発振器に接続され、この電圧制御局
部発振器の発振周波数を制御する制御出力信号を
発生する電圧制御回路とを備え、前記電圧制御回
路の開ループ制御用入力端子には前記サーチ状態
記憶回路の出力を接続し、前記電圧制御回路の閉
ループ制御用入力端子には前記検波出力比較器の
出力および前記放送有無検出回路の出力を接続
し、前記電圧制御回路のループ開閉制御用入力端
子および前記サーチ状態記憶回路のリセツト入力
端子には前記ループ開閉制御回路の出力を接続
し、放送有無検出回路の出力の放送信号の有無に
応じて開ループから閉ループへの移行を2つの異
なる状態遷移にて行い、また閉ループ後の受信状
態に応じて自動的に開ループに遷移するように構
成したことを特徴とするものである。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。 第1図はサーチ同調系の構成を示す。1は制御
回路で、サーチアツプ指示信号2とサーチダウン
指示信号3と放送信号有無検出回路4からの放送
検出信号5と、検波出力比較器6からの比較結果
信号7およびVCO8への入力電圧9との五つの
入力により、スイツチ10を制御する。スイツチ
10は、充電源11に接続されている場合と、放
電源12に接続されている場合と、ハイ・インピ
ーダンスの場合の三状態をもつ。これらの状態は
各々、キヤパシタ13の電位を、上昇、下降、保
持させることに対応する。この電位をもとに希望
の受信バンド等に応じて変換回路14を介して
VCO8用の入力電圧9を発生する。なお、15
はスイツチ10が中点に切換えられているときに
キヤパシタ13の電荷の流出を押さえつつその保
持電圧を検出し出力するための高入力インピーダ
ンスのFET等の素子である。16は混合器で、
VCO8の出力の周波数Lの局部発振信号と周波
数Rの受信波とを混合して中間周波数Iの信号に
変換する。検波回路17は混合器16の出力信号
を検波する検波回路で、前記検波出力比較器6は
基準電圧と検波回路17の出力電圧VAFCとを比
較して2値の比較結果信号7を出力する。 これを第2図を用いて説明する。中間周波数I
と検波出力VAFCの関係が、特性Aのようになつ
ているとする。基準中間周波数IO付近では中間
周波数Iと検波出力VAFCの関係は直線的でIがIO
より大きいときは、VAFCがIOのときのVAFCOより
も低下し、IがIOより小さいときはVAFCがVAFCO
よりも上昇する。IとVAFCの関係が十分に直線的
な部分に、VAFCOを中心としてVa,Vbをとる。比
較結果信号7の2値を、x,yとする。xは
VAFCがVbより大きいときに論理レベル“H”に
反転し、小さいときには“L”となる。Yは
VAFCがVaより小さいときに“H”に反転し、大
きくときに“L”とする。 次に、選局の動作を第3図を用いて説明する。
破線内は制御回路1の内部ブロツク図である。ル
ープ開閉制御回路18が本発明の中心となる回路
である。制御回路1には、検波出力比較器6によ
つて得られる比較結果7の2値x,yと、信号有
無検出回路4からの放送検出信号5〔ここでは放
送信号ありのとき論理レベル“H”、なしのとき
“L”とする。〕と、VCO8への入力電圧9と、
サーチアツプ指示信号2と、サーチダウン指示信
号3とが前述のように印加されており、出力はス
イツチ10を制御する充放電制御出力信号19と
なる。 まず、各々のブロツクの動作を説明する。 サーチ状態記憶回路20は、サーチアツプ指示
信号2により出力UPが、サーチダウン指示信号
3により出力DNが、それぞれ論理レベル“H”
にセツトされる。そして、ループ開閉制御回路1
8の出力信号21により出力UPとDNは共に
“L”にリセツトされる。なお、同時入力があつ
たときの不安定をさけるため、入力に優先順位を
つける。サーチアツプ指示信号2とサーチダウン
指示信号3とは、人間の手動操作で入力する信号
なので、出力21よりも優先させる。また、サー
チアツプ指示信号をサーチダウン信号3よりも優
先する。又、出力UPとDNとは少なくとも一方
は“L”となるように構成されている。ループ開
閉制御回路18は、ループを閉じた状態(同調状
態)と、ループを開いた状態(離調状態)との相
互の状態移行を制御する回路で、状態制御は、す
べて出力信号21にて行なう。出力信号21が論
理レベル“L”ときは離調状態であり、ループは
開く。また“H”のときは同調状態でループを閉
じる。充放電制御回路22は、サーチ状態記憶回
路20の出力UP,DNと、ループ開閉制御回路
18の出力信号21と、AFCのSカーブの状態
を示す2値信号x,yと、放送信号を受信してい
るかどうかを示す放送検出信号5〔以下、zと称
す〕とから、充放電制御出力信号19を合成す
る。オート・リターン回路23は、充放電制御出
力信号19により制御されてVCO8に加えられ
る入力電圧9を検出し、その大きさに応じて制御
回路1内部でサーチ状態記憶回路20にその出力
UPまたはPNをセツトする出力を与える。この
オート・リターン回路23は離調時のみに意味を
持つ回路である。たとえば、サーチアツプ指示信
号2が与えられて充放電制御出力信号19が充放
電出力になり、入力電圧9が上昇し、VCO8の
上限にまで達したときに、オート・リターン回路
23が動作して充放電制御出力信号19が放電出
力になるようにサーチ状態記憶回路20に信号を
入力する。又、逆に、サーチダウン指示信号3が
与えられて、充放電制御出力信号19が放電出力
になり入力電圧9が減少し、VCO8の下限に達
したときに、オート・リターン回路23が動作し
て充放電制御出力信号19が充電出力になるよう
サーチ状態記憶回路20に信号を入力する。初期
設定回路24は、電源オン時の選局制御回路1の
初期条件の設定を行なうもので、電源投入時に
は、VCO8への入力電圧9はゼロボルトで、ま
た離調状態にあるので、この回路が制御回路1内
部でサーチアツプするようにサーチ状態記憶回路
20に信号を与えて出力UPをセツトする。 次に、制御回路1の全体の動作を詳細に説明す
る。まず、サーチアツプ指示信号2を外部から入
力したとする。このとき、サーチ状態記憶回路2
0の出力UPが“H”にセツトされると同時に、
オアゲート32により、ループ開閉制御回路18
にサーチアツプ指示信号2が加えられる。このサ
ーチアツプ指示信号2によつてループ開閉制御回
路18の初期状態が設定され、出力信号21が
“L”となる。なお、サーチアツプ指示信号2の
パルスは、出力信号21が“L”になるまでの
間、“H”でなければ出力UPはセツトされない
が、サーチアツプ指示信号2が入力されて出力信
号21が“L”になるまでの間は十分に短かいの
で、サーチアツプ指示信号2が入力されれば、出
力UPはセツトされる。さて、出力信号21が
“L”のとき、充放電制御回路22は、2値x,
yならびにzとは無関係になり、出力UP又は
DNからの入力のみを受け付ける。出力UPから
の入力に対しては、充電制御出力信号19は充電
出力となり、又、出力DNからの入力に対しては
放電出力となる。すなわち、この状態は、開ルー
プの状態である。開ループから閉ループへの移行
は、ループ開閉制路18で、次のようにして行な
われる。 まず、ゲート25を通じて、初期条件設定のパ
ルス入力があつたとき、z=“L”、つまり、その
時点では放送を受信していなかつたときは、次の
z=“H”かつx=y=“L”、つまり、放送信号
があつて検波出力VAFCがVaからVbの間にあつた
時点で、出力信号21を“H”に反転させ、それ
によりサーチ状態記憶回路20の出力はリセツト
され、充放電制御回路22は、2値x,yならび
にzによつて充電制御出力信号19を決定する。
すなわち、第1図をみると、検波出力比較器6と
制御回路1の間が、比較結果信号7の2値x,y
を通じて結合されたわけで、閉ループ状態に移行
したことになる。次に、オアゲート32を通じて
初期条件設定のパルス入力があつたとき、z=
“H”つまり、その時点で放送を受信していた場
合は、充電制御出力信号19は充電出力のまま、
一度z=“L”の状態、つまり、放送信号なしの
状態にアツプサーチする。この間、出力信号21
は“L”のままである。後は、初期条件設定パル
ス入力時にz=“L”であつた場合と同様の過程
で、閉ループ状態への移行する。 次に、閉ループ状態時の動作を説明する。この
時、出力信号21が“H”であつて、サーチ状態
記憶回路20の出力UP,DNは共にリセツトさ
れており、充電制御出力信号19には関与しな
い。すなわち、2値x,yならびにzの状態によ
つ充電制御出力信号19が決まる。下記第1表に
これらの関係を示す。
同調素子として可変容量ダイオードを有するヘテ
ロダイン受信系において、目的の受信波に同調す
るまでは開ループ動作で受信波をサーチし、ある
同調条件に達した後は閉ループを形成して受信状
態に入る、いわゆるサーチ同調系の選局制御回路
に関する。 従来例の構成とその問題点 この種の選局制御回路は、特別なメモリーが必
要なく、安価に構成できるため、低インチのテレ
ビジヨン受像機などで使用されてきた。しかし、
従来の装置では、開ループから閉ループへの移行
は、放送信号を受信していない状態から放送信号
を受信する状態になり、かつある同調条件を満足
した時に閉ループに移行する一つの過程しかな
い。このため、現在放送を受信中の場合には、一
度、放送信号を受信しない状態に移行する必要が
あるが、これは、上方探局〔サーチアツプ〕指示
スイツチまたは下方探局〔サーチダウン〕指示ス
イツチが一度押されたら、この状態をキヤパシタ
で保持して所定時間後に放送受信中であるか否か
の検出を開始するよう構成されている。しかし、
前記キヤパシタによる状態保持の期間の長さが不
確実であり、所定時間経過後が依然として放送受
信中である場合もあつて、十分なものでもなく、
またIC化にも適さない。 発明の目的 本発明は、確実に開ループから閉ループへ移行
できるようにすることを目的とする。 発明の構成 本発明は、可変容量ダイオードを同調素子とす
る電圧制御局部発振器を有するヘテロダイン受信
系において、探局指示入力端子が接続されたセツ
ト入力端子および記憶状態をリセツトするリセツ
ト入力端子を持つサーチ状態記憶回路と、放送有
無検出回路と、中間周波数信号の検波回路と、前
記検波回路の出力に接続された検波出力比較器
と、前記検波出力比較器の出力、前記放送有無検
出回路の出力および前記探局指示入力端子とに接
続され、探局指示入力端子から入力される探局指
示信号により希望の電波を受信するまでは開ルー
プで探局し、検波出力比較器および放送有無検出
回路の出力信号が所定の同調状態を示す信号であ
るときには閉ループで受信状態に入るよう制御す
るループ開閉制御回路と、開ループ制御用入力端
子、閉ループ制御用入力端子、およびこれらの入
力端子の一方を選択させるループ開閉制御用入力
端子とを持ち、出力が前記ヘテロダイン受信系の
電圧制御局部発振器に接続され、この電圧制御局
部発振器の発振周波数を制御する制御出力信号を
発生する電圧制御回路とを備え、前記電圧制御回
路の開ループ制御用入力端子には前記サーチ状態
記憶回路の出力を接続し、前記電圧制御回路の閉
ループ制御用入力端子には前記検波出力比較器の
出力および前記放送有無検出回路の出力を接続
し、前記電圧制御回路のループ開閉制御用入力端
子および前記サーチ状態記憶回路のリセツト入力
端子には前記ループ開閉制御回路の出力を接続
し、放送有無検出回路の出力の放送信号の有無に
応じて開ループから閉ループへの移行を2つの異
なる状態遷移にて行い、また閉ループ後の受信状
態に応じて自動的に開ループに遷移するように構
成したことを特徴とするものである。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。 第1図はサーチ同調系の構成を示す。1は制御
回路で、サーチアツプ指示信号2とサーチダウン
指示信号3と放送信号有無検出回路4からの放送
検出信号5と、検波出力比較器6からの比較結果
信号7およびVCO8への入力電圧9との五つの
入力により、スイツチ10を制御する。スイツチ
10は、充電源11に接続されている場合と、放
電源12に接続されている場合と、ハイ・インピ
ーダンスの場合の三状態をもつ。これらの状態は
各々、キヤパシタ13の電位を、上昇、下降、保
持させることに対応する。この電位をもとに希望
の受信バンド等に応じて変換回路14を介して
VCO8用の入力電圧9を発生する。なお、15
はスイツチ10が中点に切換えられているときに
キヤパシタ13の電荷の流出を押さえつつその保
持電圧を検出し出力するための高入力インピーダ
ンスのFET等の素子である。16は混合器で、
VCO8の出力の周波数Lの局部発振信号と周波
数Rの受信波とを混合して中間周波数Iの信号に
変換する。検波回路17は混合器16の出力信号
を検波する検波回路で、前記検波出力比較器6は
基準電圧と検波回路17の出力電圧VAFCとを比
較して2値の比較結果信号7を出力する。 これを第2図を用いて説明する。中間周波数I
と検波出力VAFCの関係が、特性Aのようになつ
ているとする。基準中間周波数IO付近では中間
周波数Iと検波出力VAFCの関係は直線的でIがIO
より大きいときは、VAFCがIOのときのVAFCOより
も低下し、IがIOより小さいときはVAFCがVAFCO
よりも上昇する。IとVAFCの関係が十分に直線的
な部分に、VAFCOを中心としてVa,Vbをとる。比
較結果信号7の2値を、x,yとする。xは
VAFCがVbより大きいときに論理レベル“H”に
反転し、小さいときには“L”となる。Yは
VAFCがVaより小さいときに“H”に反転し、大
きくときに“L”とする。 次に、選局の動作を第3図を用いて説明する。
破線内は制御回路1の内部ブロツク図である。ル
ープ開閉制御回路18が本発明の中心となる回路
である。制御回路1には、検波出力比較器6によ
つて得られる比較結果7の2値x,yと、信号有
無検出回路4からの放送検出信号5〔ここでは放
送信号ありのとき論理レベル“H”、なしのとき
“L”とする。〕と、VCO8への入力電圧9と、
サーチアツプ指示信号2と、サーチダウン指示信
号3とが前述のように印加されており、出力はス
イツチ10を制御する充放電制御出力信号19と
なる。 まず、各々のブロツクの動作を説明する。 サーチ状態記憶回路20は、サーチアツプ指示
信号2により出力UPが、サーチダウン指示信号
3により出力DNが、それぞれ論理レベル“H”
にセツトされる。そして、ループ開閉制御回路1
8の出力信号21により出力UPとDNは共に
“L”にリセツトされる。なお、同時入力があつ
たときの不安定をさけるため、入力に優先順位を
つける。サーチアツプ指示信号2とサーチダウン
指示信号3とは、人間の手動操作で入力する信号
なので、出力21よりも優先させる。また、サー
チアツプ指示信号をサーチダウン信号3よりも優
先する。又、出力UPとDNとは少なくとも一方
は“L”となるように構成されている。ループ開
閉制御回路18は、ループを閉じた状態(同調状
態)と、ループを開いた状態(離調状態)との相
互の状態移行を制御する回路で、状態制御は、す
べて出力信号21にて行なう。出力信号21が論
理レベル“L”ときは離調状態であり、ループは
開く。また“H”のときは同調状態でループを閉
じる。充放電制御回路22は、サーチ状態記憶回
路20の出力UP,DNと、ループ開閉制御回路
18の出力信号21と、AFCのSカーブの状態
を示す2値信号x,yと、放送信号を受信してい
るかどうかを示す放送検出信号5〔以下、zと称
す〕とから、充放電制御出力信号19を合成す
る。オート・リターン回路23は、充放電制御出
力信号19により制御されてVCO8に加えられ
る入力電圧9を検出し、その大きさに応じて制御
回路1内部でサーチ状態記憶回路20にその出力
UPまたはPNをセツトする出力を与える。この
オート・リターン回路23は離調時のみに意味を
持つ回路である。たとえば、サーチアツプ指示信
号2が与えられて充放電制御出力信号19が充放
電出力になり、入力電圧9が上昇し、VCO8の
上限にまで達したときに、オート・リターン回路
23が動作して充放電制御出力信号19が放電出
力になるようにサーチ状態記憶回路20に信号を
入力する。又、逆に、サーチダウン指示信号3が
与えられて、充放電制御出力信号19が放電出力
になり入力電圧9が減少し、VCO8の下限に達
したときに、オート・リターン回路23が動作し
て充放電制御出力信号19が充電出力になるよう
サーチ状態記憶回路20に信号を入力する。初期
設定回路24は、電源オン時の選局制御回路1の
初期条件の設定を行なうもので、電源投入時に
は、VCO8への入力電圧9はゼロボルトで、ま
た離調状態にあるので、この回路が制御回路1内
部でサーチアツプするようにサーチ状態記憶回路
20に信号を与えて出力UPをセツトする。 次に、制御回路1の全体の動作を詳細に説明す
る。まず、サーチアツプ指示信号2を外部から入
力したとする。このとき、サーチ状態記憶回路2
0の出力UPが“H”にセツトされると同時に、
オアゲート32により、ループ開閉制御回路18
にサーチアツプ指示信号2が加えられる。このサ
ーチアツプ指示信号2によつてループ開閉制御回
路18の初期状態が設定され、出力信号21が
“L”となる。なお、サーチアツプ指示信号2の
パルスは、出力信号21が“L”になるまでの
間、“H”でなければ出力UPはセツトされない
が、サーチアツプ指示信号2が入力されて出力信
号21が“L”になるまでの間は十分に短かいの
で、サーチアツプ指示信号2が入力されれば、出
力UPはセツトされる。さて、出力信号21が
“L”のとき、充放電制御回路22は、2値x,
yならびにzとは無関係になり、出力UP又は
DNからの入力のみを受け付ける。出力UPから
の入力に対しては、充電制御出力信号19は充電
出力となり、又、出力DNからの入力に対しては
放電出力となる。すなわち、この状態は、開ルー
プの状態である。開ループから閉ループへの移行
は、ループ開閉制路18で、次のようにして行な
われる。 まず、ゲート25を通じて、初期条件設定のパ
ルス入力があつたとき、z=“L”、つまり、その
時点では放送を受信していなかつたときは、次の
z=“H”かつx=y=“L”、つまり、放送信号
があつて検波出力VAFCがVaからVbの間にあつた
時点で、出力信号21を“H”に反転させ、それ
によりサーチ状態記憶回路20の出力はリセツト
され、充放電制御回路22は、2値x,yならび
にzによつて充電制御出力信号19を決定する。
すなわち、第1図をみると、検波出力比較器6と
制御回路1の間が、比較結果信号7の2値x,y
を通じて結合されたわけで、閉ループ状態に移行
したことになる。次に、オアゲート32を通じて
初期条件設定のパルス入力があつたとき、z=
“H”つまり、その時点で放送を受信していた場
合は、充電制御出力信号19は充電出力のまま、
一度z=“L”の状態、つまり、放送信号なしの
状態にアツプサーチする。この間、出力信号21
は“L”のままである。後は、初期条件設定パル
ス入力時にz=“L”であつた場合と同様の過程
で、閉ループ状態への移行する。 次に、閉ループ状態時の動作を説明する。この
時、出力信号21が“H”であつて、サーチ状態
記憶回路20の出力UP,DNは共にリセツトさ
れており、充電制御出力信号19には関与しな
い。すなわち、2値x,yならびにzの状態によ
つ充電制御出力信号19が決まる。下記第1表に
これらの関係を示す。
【表】
1〜3は、z=“H”、すなわち、放送電波受信
中であり、閉ループ状態では、通常、z=“H”
である。1のとき、x=y=“L”、つまり、
AFCのSカーブのVa〜Vb間にVAFCがあるとき
は、そのとき混合器16の出力の中間周波数Iが
許容範囲にあるとし、充放電は行なわない。すな
わち、充電制御出力信号19はハイ・インピーダ
ンス出力として、キヤパシタ13の電荷を保持す
る。2のとき、x=“H”,y=“L”、つまり、検
波出力VAFCがVbより大きいときは、入力電圧9
を上昇させて検波出力VAFCをVb以下にするよう
に、充電制御出力信号19を充電出力とする。3
のとき、つまり、x=“L”,y=“H”、つまり検
波出力VAFCがVa以下のとき、入力電圧9を下降
させて、検波出力VAFCをVa以上にするように、
充電制御出力信号19を放電出力とする。以上で
述べたようにz=“H”のときは、検波出力VAFC
が、VaからVbの範囲に入るように、x,yの状
態により充電制御出力信号19の制御を行なう。
4〜6はz=“L”、すなわち無(弱)電界状態の
場合である。小型テレビを車に載せていて、トン
ネルに入つた場合や、鉄道線路に近い家で列車通
過時などでは、閉ループ中にも受信信号の電界強
度はしばしば変化する。このとき第1図を見ると
わかるように、受信波Rが跡絶えると、中間周波
数Iが消え、ループが開いてしまう。この受信波
Rの跡絶えたが、数秒程度の場合には再度受信波
Rが戻つてきたときに前と同じチヤンネルにロツ
クできることが望まれる。これが4の状態であ
る。受信波Rが跡絶えたとき、検波出力VAFCは、
強制的にVaとVbの間の電圧値になるようにして
おく。すなわち、x=y=“L”である。そして
キヤパシタ13の電荷を保持して、現在の入力電
圧9を保つべく、充電制御出力信号19をハイ・
インピーダンス出力とする。 さて、受信波Rの数秒の跡絶えの後、電界が元
の状態に戻つたとする。このとき入力電圧9のず
れが、元のチヤンネルのz=“H”(信号あり)の
範囲内なら、1〜3の動作で、元のチヤンネルに
ロツクする。この関係を第4図を用いて説明す
る。 これは、第2図のSカーブを、2つのチヤンネ
ルのAチヤンネルとBチヤンネルについて、入力
電圧9と検波出力VAFCの関係で示したものであ
る。25,26はそれぞれチヤンネルA,Bの閉
ループ受信状態を表わす。なお、入力電圧9のず
れはキヤパシタ13の漏れ電流、スイツチ10、
次段の混合器16への接続の漏れ電流など、入力
電圧9が低下する方向のずれが考えられる。今、
P点で受信していたとき、電波が跡絶えて再び電
界が元の状態に戻つたときにQ点の状態になつて
いたとすると、前述のように、2の動作でR点ま
で復帰する。ところが、電界が元の状態に戻つた
とき、S点にまで入力電圧9が低下していた場
合、このときは5の動作でR点に復帰する。すな
わち、x=“H”,y=“L”,z=“L”であるの
で、サーチアツプ指示信号2を入れて、開ループ
動作に移行する。サーチアツプ指示信号2を入力
したときの動作は、前述したように出力信号21
がリセツトされ、出力UPがセツトされて、充電
制御出力信号19は充電出力となり、R点まで入
力電圧9が上昇すると、閉ループ動作に移行す
る。 更に、入力電圧9が大きく低下する場合が考え
られる。この入力電圧9の低下は、前述のように
キヤパシタ13の電荷を、理想的に保持できない
ためのもので、その低下の大きさはほぼ外来電波
の跡絶えた時間に比例する。また、第4図に示す
ようにAFCのカーブのチヤンネル間の状態は、
たとえば、隣接チヤンネルの音声搬送波などの影
響でVb,Vaと交差することが、よくある。これ
らの場合の動作を次のように場合分けして説明す
る。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にT点に
復帰した場合 この場合は、第1表の4の状態なので、充電制
御出力信号19はハイ・インピーダンスとなり、
キヤパシタ13の電荷を保持する。漏れ電流によ
り、U点まで達したとき、これは6の状態なの
で、サーチアツプ指示信号2によつてループ開閉
制御回路18をリセツトし、開ループ動作へ移行
する。また、これによつて出力UPがセツトされ、
充電制御出力信号19が充電出力となり、R点ま
で入力電圧9が上昇したとき、ループ開閉制御回
路18の出力信号21が“H”になり、閉ループ
動作に移行する。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にV点に
復帰した場合 この場合は、最初から6の状態なので、すぐに
開ループ動作に移行し、同様にして、R点で閉ル
ープ動作に移行する。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にW点に
復帰した場合 この場合はT点の場合と同じく、最初は4の状
態なので、漏れ電流でX点にまで入力電圧9が低
下するのを待つて5の状態により開ループ動作に
移行し、R点で閉ループ動作となる。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にY点に
復帰した場合 この場合のように、Fチヤンネルのz=“H”
の範囲まで入力電圧9が低下し場合は、最早、元
のBチヤンネルにはロツクできない。閉ループの
まま、3の状態により、Z点で受信状態となる。
なお、Y点の入力電圧9以下の場合、Q〜X点の
場合と同様の方法で、受信状態に入ることはでき
るが、元のBチヤンネルには戻れず、他チヤンネ
ルでロツクすることになる。 従来使用されているサーチ同調系では、開ルー
プ状態から閉ループ状態への移行に難点があつ
た。まず、閉ループ状態にある時サーチアツプ指
示信号2、サーチダウン指示信号3入力があつた
とき、本発明の構成では、ループ開閉制御回路1
8の状態をリセツトし、その時のzの状況に応じ
て開ループ動作を開始する。ところが、従来例で
は現在受信中のチヤンネルのz=“H”の範囲を
脱する手段として、キヤパシタを用いていた。す
なわち、サーチアツプ指示スイツチ、又はサーチ
ダウン指示スイツチが押された時に同時にキヤパ
シタに充電し、z=“H”の範囲を脱するまでの
期間、あたかも、サーチアツプ、サーチダウンの
指示スイツチが押しつづけられているかのように
動作させる。あるところまでその充電されたキヤ
パシタが自然放電したとき、再びzの検出を開始
し、次のz=“H”で閉ループに入る。この方法
では例えば、温度特性などにより自然放電の期間
が変化し、誤動作する可能性があるが、第3図の
構成では、このような不都合が除去できる。 さらに、電界強度の変動に対しても、本構成は
安定な動作を示す。従来の方法では一度閉ループ
に入つてしまうと、zの状態に関係なく、x,y
の状態によつてのみ、キヤパシタ13の充放電を
行なう方法がとられていた。したがつて、電界が
一度跡絶えた後、再度、電界が戻つてきたとき、
第4図のW点にあつたとすると、W点を中心とし
てVbからVaの範囲でロツクしてしまい、外部か
ら、サーチアツプもしくはサーチダウンの指示を
入力しない限り、この状態からは脱けられない。
ところが、本構成では、従来に比べて元のチヤン
ネルに再びロツクできる範囲が広い。又、長時間
の電波の跡絶えの後も、何れかのチヤンネルを受
信して、安定状態になるものである。なお、キヤ
パシタ13の充放電の代わりに何らかのアナログ
メモリを用いることが考えられるが、その場合に
は、サーチ同調方式の最大の長所である安価性が
失なわれてしまい。他の選局方式、例えば、周波
数シンセサイザー、電圧シンセサイザ方式等と比
較したとき、劣つてしまう。 第5図はループ開閉制御回路18の構成を示
す。前述のように、ループ開閉制御回路18は、
開ループ状態から閉ループ状態への移行と、閉ル
ープ状態から開ループ状態への移行とを制御す
る。前者の役目をするのがの部分で、後者の役
目をするのがの部分である。入力は、外部から
プツシユスイツチ等で入力されるパルス状のアツ
プサーチ指示信号2とダウンサーチ指示信号3、
AFCのSカーブの状態を示す2値x,y、放送
信号の有無判定結果zの5つである。出力は出力
UPをセツトするためと開閉ループ制御を行なう
目的のものである。 まず、開ループ状態から閉ループ状態への移行
に関する動作を説明する。25と26はR−Sフ
リツプフロツプで、リセツト入力RA、セツト入
力SAと出力QA,Aは下記第2表の関係になつて
いる。
中であり、閉ループ状態では、通常、z=“H”
である。1のとき、x=y=“L”、つまり、
AFCのSカーブのVa〜Vb間にVAFCがあるとき
は、そのとき混合器16の出力の中間周波数Iが
許容範囲にあるとし、充放電は行なわない。すな
わち、充電制御出力信号19はハイ・インピーダ
ンス出力として、キヤパシタ13の電荷を保持す
る。2のとき、x=“H”,y=“L”、つまり、検
波出力VAFCがVbより大きいときは、入力電圧9
を上昇させて検波出力VAFCをVb以下にするよう
に、充電制御出力信号19を充電出力とする。3
のとき、つまり、x=“L”,y=“H”、つまり検
波出力VAFCがVa以下のとき、入力電圧9を下降
させて、検波出力VAFCをVa以上にするように、
充電制御出力信号19を放電出力とする。以上で
述べたようにz=“H”のときは、検波出力VAFC
が、VaからVbの範囲に入るように、x,yの状
態により充電制御出力信号19の制御を行なう。
4〜6はz=“L”、すなわち無(弱)電界状態の
場合である。小型テレビを車に載せていて、トン
ネルに入つた場合や、鉄道線路に近い家で列車通
過時などでは、閉ループ中にも受信信号の電界強
度はしばしば変化する。このとき第1図を見ると
わかるように、受信波Rが跡絶えると、中間周波
数Iが消え、ループが開いてしまう。この受信波
Rの跡絶えたが、数秒程度の場合には再度受信波
Rが戻つてきたときに前と同じチヤンネルにロツ
クできることが望まれる。これが4の状態であ
る。受信波Rが跡絶えたとき、検波出力VAFCは、
強制的にVaとVbの間の電圧値になるようにして
おく。すなわち、x=y=“L”である。そして
キヤパシタ13の電荷を保持して、現在の入力電
圧9を保つべく、充電制御出力信号19をハイ・
インピーダンス出力とする。 さて、受信波Rの数秒の跡絶えの後、電界が元
の状態に戻つたとする。このとき入力電圧9のず
れが、元のチヤンネルのz=“H”(信号あり)の
範囲内なら、1〜3の動作で、元のチヤンネルに
ロツクする。この関係を第4図を用いて説明す
る。 これは、第2図のSカーブを、2つのチヤンネ
ルのAチヤンネルとBチヤンネルについて、入力
電圧9と検波出力VAFCの関係で示したものであ
る。25,26はそれぞれチヤンネルA,Bの閉
ループ受信状態を表わす。なお、入力電圧9のず
れはキヤパシタ13の漏れ電流、スイツチ10、
次段の混合器16への接続の漏れ電流など、入力
電圧9が低下する方向のずれが考えられる。今、
P点で受信していたとき、電波が跡絶えて再び電
界が元の状態に戻つたときにQ点の状態になつて
いたとすると、前述のように、2の動作でR点ま
で復帰する。ところが、電界が元の状態に戻つた
とき、S点にまで入力電圧9が低下していた場
合、このときは5の動作でR点に復帰する。すな
わち、x=“H”,y=“L”,z=“L”であるの
で、サーチアツプ指示信号2を入れて、開ループ
動作に移行する。サーチアツプ指示信号2を入力
したときの動作は、前述したように出力信号21
がリセツトされ、出力UPがセツトされて、充電
制御出力信号19は充電出力となり、R点まで入
力電圧9が上昇すると、閉ループ動作に移行す
る。 更に、入力電圧9が大きく低下する場合が考え
られる。この入力電圧9の低下は、前述のように
キヤパシタ13の電荷を、理想的に保持できない
ためのもので、その低下の大きさはほぼ外来電波
の跡絶えた時間に比例する。また、第4図に示す
ようにAFCのカーブのチヤンネル間の状態は、
たとえば、隣接チヤンネルの音声搬送波などの影
響でVb,Vaと交差することが、よくある。これ
らの場合の動作を次のように場合分けして説明す
る。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にT点に
復帰した場合 この場合は、第1表の4の状態なので、充電制
御出力信号19はハイ・インピーダンスとなり、
キヤパシタ13の電荷を保持する。漏れ電流によ
り、U点まで達したとき、これは6の状態なの
で、サーチアツプ指示信号2によつてループ開閉
制御回路18をリセツトし、開ループ動作へ移行
する。また、これによつて出力UPがセツトされ、
充電制御出力信号19が充電出力となり、R点ま
で入力電圧9が上昇したとき、ループ開閉制御回
路18の出力信号21が“H”になり、閉ループ
動作に移行する。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にV点に
復帰した場合 この場合は、最初から6の状態なので、すぐに
開ループ動作に移行し、同様にして、R点で閉ル
ープ動作に移行する。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にW点に
復帰した場合 この場合はT点の場合と同じく、最初は4の状
態なので、漏れ電流でX点にまで入力電圧9が低
下するのを待つて5の状態により開ループ動作に
移行し、R点で閉ループ動作となる。 ・ P点で受信中に電波が跡絶えて、次にY点に
復帰した場合 この場合のように、Fチヤンネルのz=“H”
の範囲まで入力電圧9が低下し場合は、最早、元
のBチヤンネルにはロツクできない。閉ループの
まま、3の状態により、Z点で受信状態となる。
なお、Y点の入力電圧9以下の場合、Q〜X点の
場合と同様の方法で、受信状態に入ることはでき
るが、元のBチヤンネルには戻れず、他チヤンネ
ルでロツクすることになる。 従来使用されているサーチ同調系では、開ルー
プ状態から閉ループ状態への移行に難点があつ
た。まず、閉ループ状態にある時サーチアツプ指
示信号2、サーチダウン指示信号3入力があつた
とき、本発明の構成では、ループ開閉制御回路1
8の状態をリセツトし、その時のzの状況に応じ
て開ループ動作を開始する。ところが、従来例で
は現在受信中のチヤンネルのz=“H”の範囲を
脱する手段として、キヤパシタを用いていた。す
なわち、サーチアツプ指示スイツチ、又はサーチ
ダウン指示スイツチが押された時に同時にキヤパ
シタに充電し、z=“H”の範囲を脱するまでの
期間、あたかも、サーチアツプ、サーチダウンの
指示スイツチが押しつづけられているかのように
動作させる。あるところまでその充電されたキヤ
パシタが自然放電したとき、再びzの検出を開始
し、次のz=“H”で閉ループに入る。この方法
では例えば、温度特性などにより自然放電の期間
が変化し、誤動作する可能性があるが、第3図の
構成では、このような不都合が除去できる。 さらに、電界強度の変動に対しても、本構成は
安定な動作を示す。従来の方法では一度閉ループ
に入つてしまうと、zの状態に関係なく、x,y
の状態によつてのみ、キヤパシタ13の充放電を
行なう方法がとられていた。したがつて、電界が
一度跡絶えた後、再度、電界が戻つてきたとき、
第4図のW点にあつたとすると、W点を中心とし
てVbからVaの範囲でロツクしてしまい、外部か
ら、サーチアツプもしくはサーチダウンの指示を
入力しない限り、この状態からは脱けられない。
ところが、本構成では、従来に比べて元のチヤン
ネルに再びロツクできる範囲が広い。又、長時間
の電波の跡絶えの後も、何れかのチヤンネルを受
信して、安定状態になるものである。なお、キヤ
パシタ13の充放電の代わりに何らかのアナログ
メモリを用いることが考えられるが、その場合に
は、サーチ同調方式の最大の長所である安価性が
失なわれてしまい。他の選局方式、例えば、周波
数シンセサイザー、電圧シンセサイザ方式等と比
較したとき、劣つてしまう。 第5図はループ開閉制御回路18の構成を示
す。前述のように、ループ開閉制御回路18は、
開ループ状態から閉ループ状態への移行と、閉ル
ープ状態から開ループ状態への移行とを制御す
る。前者の役目をするのがの部分で、後者の役
目をするのがの部分である。入力は、外部から
プツシユスイツチ等で入力されるパルス状のアツ
プサーチ指示信号2とダウンサーチ指示信号3、
AFCのSカーブの状態を示す2値x,y、放送
信号の有無判定結果zの5つである。出力は出力
UPをセツトするためと開閉ループ制御を行なう
目的のものである。 まず、開ループ状態から閉ループ状態への移行
に関する動作を説明する。25と26はR−Sフ
リツプフロツプで、リセツト入力RA、セツト入
力SAと出力QA,Aは下記第2表の関係になつて
いる。
【表】
RA=SA=“H”という入力状態はない。R−S
フリツプフロツプ26はリセツト入力RBはいつ
も“L”であり、R−Sフリツプフロツプ25
は、z=“H”のときは、インバータ27の出力
が“L”で、アンドゲート28の出力が“L”、
したがつてRA=“L”である。又、z=“L”の
ときはアンドゲート29,30の出力が“L”で
あるので、オアゲート31を介してSA=“L”で
ある。したがつて、R−Sフリツプフロツプ25
もRA=SA=“H”という状態はない。なお、R−
Sフリツプフロツプ25,26の端子Cが“L”
のとき、上表の入出力関係になるが、C=“H”
のときはQA=QB=“L”,A=B=“H”とな
る。 前述のように、サーチアツプ指示信号2または
サーチダウン指示信号3が与えられたとき、その
直後は必ず開ループにならなければならない。サ
ーチアツプ指示信号2またはサーチダウン指示信
号3が与えられると、オアゲート32にてR−S
フリツプフロツプ25,26の端子Cが“H”に
なるため、QAとQBは“L”になり、アンドゲー
ト33の出力の前記出力信号21は“L”とな
る。すなわち開ループ状態である。 以後の変化はzの状態によつて異なる。まず、
現在z=“H”、すなわち、放送受信中の場合は、
一度z=“L”の状態を通つて次のチヤンネルの
z=“H”かつx=y=“L”で、出力信号21を
“L”から“H”に反転させ、開ループ状態から
閉ループ状態に移行する。サーチアツプ指示信号
2またはサーチダウン指示信号3により、C=
“H”となり、QA=QB=“L”となつたときz=
“H”とする。インバータ27の出力“L”で、
アンドゲート28の出力は“L”、つまりRA=
“L”である。QB=“H”となるのは、z=“L”
になつたときで、このときインバータ27の出力
は“H”、B=“H”なので、アンドゲート28
により、SB=“H”、したがつてQB=“H”、B=
“L”となる。このB=“L”により、アンドゲ
ート28を通じてすぐSB=“L”となりQB=
“H”,QA=“L”の状態は、以後保持される。す
なわち、QBはC=“H”に反転すると“L”にな
り、z=“H”の間は“L”、zが“H”から
“L”に復帰したとき“H”になり、以後、SBが
“L”でも“H”でもQB=“H”のままで、次の
C=“H”まで変化しない。一方QAの方は、C=
“H”の間はQA=“L”である。次にC=“L”に
なつたとき、z=“H”の間にRAはSBと同じく
“L”である。SAはアンドゲート29の出力が
“H”であるからオアゲート31により“H”で
ある。なぜならアンドゲート29の入力はz=
“H”,A=“H”,B=“H”だからである。SA
=“H”,RA=“L”により、QA=“H”,A=
“L”となる。したがつて、アンドゲート29,
30はAからの入力が“L”になるので共に出
力は“L”となり、SAは“L”なり、このQA=
“H”,A=“L”の状態は保持される。 次にzが“H”から“L”になつたときを考え
る。このとき、SAはアンドゲート29,30を
経たzからの入力が“L”になるので、SA=
“L”のままである。一方RAは、z=“H”のと
きB=“H”であつたから、z=“L”になつた
瞬間は、アンドゲート28の入力は共に“H”で
RA(SB)=“H”となる。したがつて、QA=“L”
となる。前述のようにSB=“H”となつたことに
より、B=“L”となる。これと同時にアンドゲ
ート28の出力は“L”になり、SA=RA=“L”
なので、QA=“L”,A=“H”が、z=“L”の
期間にわたつて保持される。 つづいてz=“L”から“H”になつたときを
考える。このときRAはアンドゲート28の入力
が共に“L”なので、“L”である。又、アンド
ゲート29もB=“L”なので、その出力は
“L”である。アンドゲート30は、Aがz=
“L”から“H”になつた時点では“H”なので、
z=“H”に加えて、さらにx=“L”,y=“L”
になつたとき、その出力が“H”に反転する。こ
のときオアゲート31を介して、SA=“H”とな
り、QA=“H”,A=“L”となる。A=“L”
により、アンドゲート29,30の出力は“L”
になり、SA=“L”となつて、QA=“H”,A=
“L”の状態は保持される。 前述の結果をまとめると、端子Cへのパルス入
力により、まずQA=QB=“L”となる。z=“H”
の間はQA=“H”,QB=“L”つづいてz=“L”
になると、QA=“L”,QB=“H”、つづいてz=
“H”で、かつ、x=y=“L”となると、QA=
QB=“H”となる。出力信号21、つまり、アン
ドゲート33は、この最終状態で“H”となる。
このとき開ループから閉ループへの移行が指示さ
れる。 次に、端子Cへのパルス入力により、QA=QB
=“L”となつたとき、z=“L”の場合を説明す
る。 これは、元々、放送波を受信していないので、
次の信号あり(z=“H”)で、かつ、x=y=
“L”で、開ループから閉ループへの移行を行な
えば良い。さて、QA=QB=“L”でz=“L”の
とき、まずSBは、B=“H”、インバータ27の
出力“H”で、アンドゲート28出力は“H”で
ある。つまりQB=“H”である。このときB=
“L”に復帰し、アンドゲート28の出力のSB=
“L”により、このQB=“H”の状態は保持され
る。一方z=“L”により、アンドゲート29,
30の出力は共に“L”で、オアゲート31の出
力のSAは“L”のままである。したがつてRAが
“H”でも、“L”でも元のQA=“L”の状態のま
まである。 つづいて、zが“L”から“H”になつたとき
を考える。このとき、RAはB=“L”なので、
アンドゲート28により“L”である。またB
によりアンドゲート29の出力は“L”である。
アンドゲート30はz=“H”,A=“H”である
のでx=y=“L”となれば出力が“H”となる。
そのオアゲート31も“H”で、SA=“H”、よ
つてQA=“H”となる。さらに、A=“L”によ
りアンドゲート29,30は“L”になり、オア
ゲート31出力は“L”で、SA=“L”、したが
つて、QA=“H”の状態は保持される。SB=RA=
“L”なので、この状態はx,y,z等によらず、
次に端子Cにサーチアツプ指示信号2またはサー
チダウン指示信号3の入力パルスがあるまで保持
される。 前述の結果をまとめると、端子Cへパルス入力
により、まずQA=QB=“L”となる。端子Cが
“H”から“L”になつた時点でz=“L”である
からQA=“L”,QB=“H”となる。次にz=“H”
かつx=y=“L”となつたときQA=QB=“H”
となつて、これは次に端子Cにサーチアツプ指示
信号2又はサーチダウン指示信号3入力があるま
で不変である。アンドゲート33の出力はこの最
終状態で“H”となり、開ループから閉ループへ
移行する指示が出される。このようにして30〜
39と44によりサーチアツプ指示信号2又はサ
ーチダウン指示信号3のスイツチが押されたと
き、開ループ動作に移行し、その押した時点で放
送波を受信していたときは現在のチヤンネルを脱
して次のチヤンネルの検波出力VAFCがVb〜Va内
に納まる点で閉ループは移行し、又押した時点で
放送を受信していないときには、次のチヤンネル
の検波出力VAFCがVb〜Va内に納まる点で閉ルー
プに移行する。 次に、の部分の動作を説明する。 出力信号21が“L”、すなわち開ループ動作
中は、アンドゲート34出力は“L”で、ダイオ
ード35はカツトオフしており、回路動作に関係
しない。出力信号21が“H”、すなわち閉ルー
プ動作に入つた後信号なし(z=“L”)で、x=
“H”のときは、アンドゲート36により、又、
y=“H”のときはアンドゲート37により、オ
アゲート36出力が“H”となり、アンドゲート
34出力が“H”に反転してダイオード35がオ
ンし、サーチ状態記憶回路20のサーチアツプ指
示入力を“H”にする。これと同時にオアゲート
32の出力も“H”となり、R−Sフリツプフロ
ツプ25,26端子C=“H”で、出力信号21
は“L”つまり、開ループへと移行することにな
る。出力信号21が“L”になることによつて、
アンドゲート34出力は“L”となり、端子C=
“L”となつて、前述のようにして開ループから
閉ループへの移行動作を始める。このように第4
図で説明した受信電界の一時的な変動に対する対
策が可能となる。 以上ループ開閉制御の動作をまとめると閉ルー
プ〔出力信号21が“H”〕から開ループ〔出力
信号21が“L”〕への移行は、 サーチアツプ指示信号2またはサーチダウン
指示信号3の入力による。2つのR−Sフリツ
プ・フロツプ25,26をリセツトすることに
より、出力信号21が“L”になる。 閉ループ中にもかかわらず、放送信号が受か
つておらず、しかも検波出力VAFCが、Vb以上
又はVa以下の場合。サーチ状態記憶回路20
の出力UPをセツトすると同時に2つのR−S
フリツプ・フロツプ25,26をリセツトする
ことにより、出力信号21を“L”にする。 開ループから閉ループへの移行は、放送信号の
有無の状態によつて2つの過程に別れるが、次の
チヤンネルの放送信号を受信し、VAFCがVaから
Vbの範囲内に入つた時に、閉ループ〔出力信号
21を“H”〕とする。 従来の回路では、一度閉ループ状態になると、
zは見えない方式だつたため、すなわち閉ループ
から開ループへの移行は、前述ののみによつ
た。電波が一度無くなり、再度入力された時、現
チヤンネルに再ロツクできる範囲から入力電圧9
がずれていた場合、外部からサーチアツプ指示信
号又はサーチダウン指示信号を入力しないと探局
できなかつたが構成ではの部分の付加により閉
ループ中でも、z=“L”のときは、x,yの状
態によつては開ループ動作に移行できる。 また、従来の回路例では開ループから閉ループ
への移行は前助のように、z=“L”からz=
“H”かつx=y=“L”への移行という一つの過
程しかなかつた。このため、現在、放送を受信中
の場合、一度z=“H”から“L”に移行する必
要があるが、これは、So,SDが一度押されたら、
キヤパシタでこの状態を保持し、z=“H”から
“L”への移行が過ぎてからzの検出を開始する
方法が取られていた。これはキヤパシターによる
状態保持の期間の長さが不確実であつたが、本回
路ではサーチアツプ指示信号2またはサーチダウ
ン指示信号3入力時のzの状態に応じて、2つの
過程に分けることにより、かかる不確実さを除去
できる。 発明の効果 以上説明のように本発明によると、外部からの
探局指示検出時の放送受信の有無に応じて開ルー
プから閉ループへの移行の過程を2つに分けたた
め、いかなる状態においても確実に閉ループに移
行できる。また、このように2つの過程に分けた
ため、従来のように状態保持のためのキヤパシタ
を必要とせず、この回路構成はIC化が容易であ
るため、より安価にして選局回路を提供すること
が可能である。
フリツプフロツプ26はリセツト入力RBはいつ
も“L”であり、R−Sフリツプフロツプ25
は、z=“H”のときは、インバータ27の出力
が“L”で、アンドゲート28の出力が“L”、
したがつてRA=“L”である。又、z=“L”の
ときはアンドゲート29,30の出力が“L”で
あるので、オアゲート31を介してSA=“L”で
ある。したがつて、R−Sフリツプフロツプ25
もRA=SA=“H”という状態はない。なお、R−
Sフリツプフロツプ25,26の端子Cが“L”
のとき、上表の入出力関係になるが、C=“H”
のときはQA=QB=“L”,A=B=“H”とな
る。 前述のように、サーチアツプ指示信号2または
サーチダウン指示信号3が与えられたとき、その
直後は必ず開ループにならなければならない。サ
ーチアツプ指示信号2またはサーチダウン指示信
号3が与えられると、オアゲート32にてR−S
フリツプフロツプ25,26の端子Cが“H”に
なるため、QAとQBは“L”になり、アンドゲー
ト33の出力の前記出力信号21は“L”とな
る。すなわち開ループ状態である。 以後の変化はzの状態によつて異なる。まず、
現在z=“H”、すなわち、放送受信中の場合は、
一度z=“L”の状態を通つて次のチヤンネルの
z=“H”かつx=y=“L”で、出力信号21を
“L”から“H”に反転させ、開ループ状態から
閉ループ状態に移行する。サーチアツプ指示信号
2またはサーチダウン指示信号3により、C=
“H”となり、QA=QB=“L”となつたときz=
“H”とする。インバータ27の出力“L”で、
アンドゲート28の出力は“L”、つまりRA=
“L”である。QB=“H”となるのは、z=“L”
になつたときで、このときインバータ27の出力
は“H”、B=“H”なので、アンドゲート28
により、SB=“H”、したがつてQB=“H”、B=
“L”となる。このB=“L”により、アンドゲ
ート28を通じてすぐSB=“L”となりQB=
“H”,QA=“L”の状態は、以後保持される。す
なわち、QBはC=“H”に反転すると“L”にな
り、z=“H”の間は“L”、zが“H”から
“L”に復帰したとき“H”になり、以後、SBが
“L”でも“H”でもQB=“H”のままで、次の
C=“H”まで変化しない。一方QAの方は、C=
“H”の間はQA=“L”である。次にC=“L”に
なつたとき、z=“H”の間にRAはSBと同じく
“L”である。SAはアンドゲート29の出力が
“H”であるからオアゲート31により“H”で
ある。なぜならアンドゲート29の入力はz=
“H”,A=“H”,B=“H”だからである。SA
=“H”,RA=“L”により、QA=“H”,A=
“L”となる。したがつて、アンドゲート29,
30はAからの入力が“L”になるので共に出
力は“L”となり、SAは“L”なり、このQA=
“H”,A=“L”の状態は保持される。 次にzが“H”から“L”になつたときを考え
る。このとき、SAはアンドゲート29,30を
経たzからの入力が“L”になるので、SA=
“L”のままである。一方RAは、z=“H”のと
きB=“H”であつたから、z=“L”になつた
瞬間は、アンドゲート28の入力は共に“H”で
RA(SB)=“H”となる。したがつて、QA=“L”
となる。前述のようにSB=“H”となつたことに
より、B=“L”となる。これと同時にアンドゲ
ート28の出力は“L”になり、SA=RA=“L”
なので、QA=“L”,A=“H”が、z=“L”の
期間にわたつて保持される。 つづいてz=“L”から“H”になつたときを
考える。このときRAはアンドゲート28の入力
が共に“L”なので、“L”である。又、アンド
ゲート29もB=“L”なので、その出力は
“L”である。アンドゲート30は、Aがz=
“L”から“H”になつた時点では“H”なので、
z=“H”に加えて、さらにx=“L”,y=“L”
になつたとき、その出力が“H”に反転する。こ
のときオアゲート31を介して、SA=“H”とな
り、QA=“H”,A=“L”となる。A=“L”
により、アンドゲート29,30の出力は“L”
になり、SA=“L”となつて、QA=“H”,A=
“L”の状態は保持される。 前述の結果をまとめると、端子Cへのパルス入
力により、まずQA=QB=“L”となる。z=“H”
の間はQA=“H”,QB=“L”つづいてz=“L”
になると、QA=“L”,QB=“H”、つづいてz=
“H”で、かつ、x=y=“L”となると、QA=
QB=“H”となる。出力信号21、つまり、アン
ドゲート33は、この最終状態で“H”となる。
このとき開ループから閉ループへの移行が指示さ
れる。 次に、端子Cへのパルス入力により、QA=QB
=“L”となつたとき、z=“L”の場合を説明す
る。 これは、元々、放送波を受信していないので、
次の信号あり(z=“H”)で、かつ、x=y=
“L”で、開ループから閉ループへの移行を行な
えば良い。さて、QA=QB=“L”でz=“L”の
とき、まずSBは、B=“H”、インバータ27の
出力“H”で、アンドゲート28出力は“H”で
ある。つまりQB=“H”である。このときB=
“L”に復帰し、アンドゲート28の出力のSB=
“L”により、このQB=“H”の状態は保持され
る。一方z=“L”により、アンドゲート29,
30の出力は共に“L”で、オアゲート31の出
力のSAは“L”のままである。したがつてRAが
“H”でも、“L”でも元のQA=“L”の状態のま
まである。 つづいて、zが“L”から“H”になつたとき
を考える。このとき、RAはB=“L”なので、
アンドゲート28により“L”である。またB
によりアンドゲート29の出力は“L”である。
アンドゲート30はz=“H”,A=“H”である
のでx=y=“L”となれば出力が“H”となる。
そのオアゲート31も“H”で、SA=“H”、よ
つてQA=“H”となる。さらに、A=“L”によ
りアンドゲート29,30は“L”になり、オア
ゲート31出力は“L”で、SA=“L”、したが
つて、QA=“H”の状態は保持される。SB=RA=
“L”なので、この状態はx,y,z等によらず、
次に端子Cにサーチアツプ指示信号2またはサー
チダウン指示信号3の入力パルスがあるまで保持
される。 前述の結果をまとめると、端子Cへパルス入力
により、まずQA=QB=“L”となる。端子Cが
“H”から“L”になつた時点でz=“L”である
からQA=“L”,QB=“H”となる。次にz=“H”
かつx=y=“L”となつたときQA=QB=“H”
となつて、これは次に端子Cにサーチアツプ指示
信号2又はサーチダウン指示信号3入力があるま
で不変である。アンドゲート33の出力はこの最
終状態で“H”となり、開ループから閉ループへ
移行する指示が出される。このようにして30〜
39と44によりサーチアツプ指示信号2又はサ
ーチダウン指示信号3のスイツチが押されたと
き、開ループ動作に移行し、その押した時点で放
送波を受信していたときは現在のチヤンネルを脱
して次のチヤンネルの検波出力VAFCがVb〜Va内
に納まる点で閉ループは移行し、又押した時点で
放送を受信していないときには、次のチヤンネル
の検波出力VAFCがVb〜Va内に納まる点で閉ルー
プに移行する。 次に、の部分の動作を説明する。 出力信号21が“L”、すなわち開ループ動作
中は、アンドゲート34出力は“L”で、ダイオ
ード35はカツトオフしており、回路動作に関係
しない。出力信号21が“H”、すなわち閉ルー
プ動作に入つた後信号なし(z=“L”)で、x=
“H”のときは、アンドゲート36により、又、
y=“H”のときはアンドゲート37により、オ
アゲート36出力が“H”となり、アンドゲート
34出力が“H”に反転してダイオード35がオ
ンし、サーチ状態記憶回路20のサーチアツプ指
示入力を“H”にする。これと同時にオアゲート
32の出力も“H”となり、R−Sフリツプフロ
ツプ25,26端子C=“H”で、出力信号21
は“L”つまり、開ループへと移行することにな
る。出力信号21が“L”になることによつて、
アンドゲート34出力は“L”となり、端子C=
“L”となつて、前述のようにして開ループから
閉ループへの移行動作を始める。このように第4
図で説明した受信電界の一時的な変動に対する対
策が可能となる。 以上ループ開閉制御の動作をまとめると閉ルー
プ〔出力信号21が“H”〕から開ループ〔出力
信号21が“L”〕への移行は、 サーチアツプ指示信号2またはサーチダウン
指示信号3の入力による。2つのR−Sフリツ
プ・フロツプ25,26をリセツトすることに
より、出力信号21が“L”になる。 閉ループ中にもかかわらず、放送信号が受か
つておらず、しかも検波出力VAFCが、Vb以上
又はVa以下の場合。サーチ状態記憶回路20
の出力UPをセツトすると同時に2つのR−S
フリツプ・フロツプ25,26をリセツトする
ことにより、出力信号21を“L”にする。 開ループから閉ループへの移行は、放送信号の
有無の状態によつて2つの過程に別れるが、次の
チヤンネルの放送信号を受信し、VAFCがVaから
Vbの範囲内に入つた時に、閉ループ〔出力信号
21を“H”〕とする。 従来の回路では、一度閉ループ状態になると、
zは見えない方式だつたため、すなわち閉ループ
から開ループへの移行は、前述ののみによつ
た。電波が一度無くなり、再度入力された時、現
チヤンネルに再ロツクできる範囲から入力電圧9
がずれていた場合、外部からサーチアツプ指示信
号又はサーチダウン指示信号を入力しないと探局
できなかつたが構成ではの部分の付加により閉
ループ中でも、z=“L”のときは、x,yの状
態によつては開ループ動作に移行できる。 また、従来の回路例では開ループから閉ループ
への移行は前助のように、z=“L”からz=
“H”かつx=y=“L”への移行という一つの過
程しかなかつた。このため、現在、放送を受信中
の場合、一度z=“H”から“L”に移行する必
要があるが、これは、So,SDが一度押されたら、
キヤパシタでこの状態を保持し、z=“H”から
“L”への移行が過ぎてからzの検出を開始する
方法が取られていた。これはキヤパシターによる
状態保持の期間の長さが不確実であつたが、本回
路ではサーチアツプ指示信号2またはサーチダウ
ン指示信号3入力時のzの状態に応じて、2つの
過程に分けることにより、かかる不確実さを除去
できる。 発明の効果 以上説明のように本発明によると、外部からの
探局指示検出時の放送受信の有無に応じて開ルー
プから閉ループへの移行の過程を2つに分けたた
め、いかなる状態においても確実に閉ループに移
行できる。また、このように2つの過程に分けた
ため、従来のように状態保持のためのキヤパシタ
を必要とせず、この回路構成はIC化が容易であ
るため、より安価にして選局回路を提供すること
が可能である。
第1図は本発明による選局制御回路の一実施例
のブロツク図、第2図は中間周波数とAFC電圧
との説明図、第3図は第1図の要部詳細ブロツク
図、第4図はVCO印加電圧に対するAFC電圧の
説明図、第5図はループ開閉制御回路の具体構成
図である。 1……制御回路、2……サーチアツプ指示信
号、3……サーチダウン指示信号、4……放送有
無検出回路、6……検波出力比較器、8……
VCO、10……スイツチ、13……キヤパシタ、
16……混合器、17……検波回路。
のブロツク図、第2図は中間周波数とAFC電圧
との説明図、第3図は第1図の要部詳細ブロツク
図、第4図はVCO印加電圧に対するAFC電圧の
説明図、第5図はループ開閉制御回路の具体構成
図である。 1……制御回路、2……サーチアツプ指示信
号、3……サーチダウン指示信号、4……放送有
無検出回路、6……検波出力比較器、8……
VCO、10……スイツチ、13……キヤパシタ、
16……混合器、17……検波回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可変容量ダイオードを同調素子とする電圧制
御局部発振部を有するヘテロダイン受信系におい
て、探局指示入力端子が接続されたセツト入力端
子および記憶状態をリセツトするリセツト入力端
子を持つサーチ状態記憶回路と、放送有無検出回
路と、中間周波数信号の検波回路と、前記検波回
路の出力に接続された検波出力比較器と、前記検
波出力比較器の出力、前記放送有無検出回路の出
力および前記探局指示入力端子とに接続され、探
局指示入力端子から入力される探局指示信号によ
り希望の電波を受信するまでは開ループで探局
し、検波出力比較器および放送有無検出回路の出
力信号が所定の同調状態を示す信号であるときに
は閉ループで受信状態に入るよう制御するループ
開閉制御回路と、開ループ制御用入力端子、閉ル
ープ制御用入力端子、およびこれらの入力端子の
一方を選択させるループ開閉制御用入力端子とを
持ち、出力が前記ヘテロダイン受信系の電圧制御
局部発振器に接続され、この電圧制御局部発振器
の発振周波数を制御する制御出力信号を発生する
電圧制御回路とを備え、前記電圧制御回路の開ル
ープ制御用入力端子には前記サーチ状態記憶回路
の出力を接続し、前記電圧制御回路の閉ループ制
御用入力端子には前記検波出力比較器の出力およ
び前記放送有無検出回路の出力を接続し、前記電
圧制御回路のループ開閉制御用入力端子および前
記サーチ状態記憶回路のリセツト入力端子には前
記ループ開閉制御回路の出力を接続し、放送有無
検出回路の出力の放送信号の有無に応じて開ルー
プから閉ループへの移行を2つの異なる状態遷移
にて行い、また閉ループ後の受信状態に応じて自
動的に開ループに遷移するように構成したことを
特徴とする選局制御回路。 2 ループ開閉制御回路の出力が1ビツトのデジ
タルデータであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の選局制御回路。 3 ループ開閉制御回路を、非同期式順序回路で
構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の選局制御回路。 4 ループ開閉制御回路は、クリア端子付R−S
フリツプフロツプ2個を備え、これらのR−Sフ
リツプフロツプのクリア端子には探局指示入力端
子の探局指示信号が印加され、これらのR−Sフ
リツプフロツプのリセツト入力端子とセツト入力
端子とには検波出力比較器の出力と放送有無検出
回路の出力とが組み合わせ回路を介して印加さ
れ、これらのR−Sフリツプフロツプの出力を合
成して1ビツトのデジタルデータを出力すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の選局制
御回路。 5 ループ開閉制御回路は、1ビツトのデジタル
データ出力と、放送有無検出回路の出力と、検波
出力比較器の出力とを組み合わせ回路で合成し
て、探局指示入力端子に印加する回路を備えたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の選局
制御回路。 6 検波出力比較器は、検波回路の出力を共通の
入力とする2つの電圧比較器により構成されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の選局
制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57152960A JPS5941921A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 選局制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57152960A JPS5941921A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 選局制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5941921A JPS5941921A (ja) | 1984-03-08 |
| JPH0221692B2 true JPH0221692B2 (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=15551917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57152960A Granted JPS5941921A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 選局制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941921A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06324639A (ja) * | 1991-12-18 | 1994-11-25 | Samsung Electron Devices Co Ltd | 平板形表示パネルの駆動回路及び駆動方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4879712B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-02-22 | 三菱電機株式会社 | クリーンエレベータ用のかご装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5246583Y2 (ja) * | 1974-09-11 | 1977-10-22 | ||
| JPS51147105A (en) * | 1975-06-11 | 1976-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | Auto-tuning receiver |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP57152960A patent/JPS5941921A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06324639A (ja) * | 1991-12-18 | 1994-11-25 | Samsung Electron Devices Co Ltd | 平板形表示パネルの駆動回路及び駆動方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5941921A (ja) | 1984-03-08 |
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