JPH02217192A - 耐孔食性のすぐれたドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシート - Google Patents
耐孔食性のすぐれたドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシートInfo
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- JPH02217192A JPH02217192A JP3792389A JP3792389A JPH02217192A JP H02217192 A JPH02217192 A JP H02217192A JP 3792389 A JP3792389 A JP 3792389A JP 3792389 A JP3792389 A JP 3792389A JP H02217192 A JPH02217192 A JP H02217192A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、すぐれた耐孔食性を有し、特にドロンカッ
プ型熱交換器の構造部材である流体チューブシート材と
して用いるのに適したAl合金ブレージングシートに関
するものである。
プ型熱交換器の構造部材である流体チューブシート材と
して用いるのに適したAl合金ブレージングシートに関
するものである。
近年、自動車などの輸送機器に対する軽量化、コンパク
ト化、および高性能化の要求から、ラジェータ、カーク
ーラのコンデンサ、エバポレイタ、オイルクーラ、およ
びインタークーラなどの熱交換器としてドロンカップ型
のものが一部で積載されはじめている。
ト化、および高性能化の要求から、ラジェータ、カーク
ーラのコンデンサ、エバポレイタ、オイルクーラ、およ
びインタークーラなどの熱交換器としてドロンカップ型
のものが一部で積載されはじめている。
このドロンカップ型熱交換器は、構造部材である半割り
の流体チューブシート材を合わせて1対としたものと、
同じくフィン材とを1層づつ、あるいは2層以上交互に
積み重ね、この積み重ね体をステンレス鋼製治具で固定
した状態でフラックスろう付け、あるいは真空ろう付け
することにより製造されている。
の流体チューブシート材を合わせて1対としたものと、
同じくフィン材とを1層づつ、あるいは2層以上交互に
積み重ね、この積み重ね体をステンレス鋼製治具で固定
した状態でフラックスろう付け、あるいは真空ろう付け
することにより製造されている。
また、上記流体チューブシート材は、素材としてブレー
ジングシートを用い、通常プレス加工により成形される
ものである。
ジングシートを用い、通常プレス加工により成形される
ものである。
さらに、上記ブレージングシートとして各種のものが用
いられているが、この中でも高い室温および高温強度を
有するブレージングシート、すなわち、重量%で(以下
%は重量%を示す)、M n + 0 、3〜1 、5
%、 S i:0.3〜1.2%。
いられているが、この中でも高い室温および高温強度を
有するブレージングシート、すなわち、重量%で(以下
%は重量%を示す)、M n + 0 、3〜1 、5
%、 S i:0.3〜1.2%。
Cu:0.1〜0.8%。
を含有し、さらに必要に応じて、
Z r:0.03〜0.15%、 Cr:0.0
5〜0.3%。
5〜0.3%。
のうちの1種または2種、
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAj)合金からなり、かつ通常0.4〜1關の厚さ
を有する芯材の両面に、S i:3.5〜13.5%を
含有するAl−Si系合金のろう材を、通常片面で0.
04〜0.2mmの厚さでクラッドした3層構造のAl
合金ブレージングシートが注目されている。
するAj)合金からなり、かつ通常0.4〜1關の厚さ
を有する芯材の両面に、S i:3.5〜13.5%を
含有するAl−Si系合金のろう材を、通常片面で0.
04〜0.2mmの厚さでクラッドした3層構造のAl
合金ブレージングシートが注目されている。
しかし、上記の従来ブレージングシートを用いて成形さ
れた流体チューブシート材においては、加工をほとんど
受けない部分と、加工を僅かに受けた部分と、強加工さ
れた部分とが生じることになるが、これにろう付は加熱
処理が施されると、加工をほとんど受けない芯材部分は
焼鈍時に形成された結晶粒径がほとんどそのままの状態
で残り、かつ強加工された芯材部分も再結晶化して大き
な粒径の再結晶組織となるが、僅かに加工を受けた芯材
部分では、ろう付は加熱によっても新らたな再結晶粒が
形成されることはなく、加工組織がほとんどそのまま残
存し、この加工組織では、焼鈍結晶粒および再結晶粒に
比して相対的に粒径が細かいので、それだけ結晶粒界が
多いことになり、この結果ろう付は加熱時に前記加工組
織の粒界を通して、ろう材が芯材中に侵入するようにな
ることから、この部分の耐食性が劣化し、孔食が発生す
るようになるという問題点がある。
れた流体チューブシート材においては、加工をほとんど
受けない部分と、加工を僅かに受けた部分と、強加工さ
れた部分とが生じることになるが、これにろう付は加熱
処理が施されると、加工をほとんど受けない芯材部分は
焼鈍時に形成された結晶粒径がほとんどそのままの状態
で残り、かつ強加工された芯材部分も再結晶化して大き
な粒径の再結晶組織となるが、僅かに加工を受けた芯材
部分では、ろう付は加熱によっても新らたな再結晶粒が
形成されることはなく、加工組織がほとんどそのまま残
存し、この加工組織では、焼鈍結晶粒および再結晶粒に
比して相対的に粒径が細かいので、それだけ結晶粒界が
多いことになり、この結果ろう付は加熱時に前記加工組
織の粒界を通して、ろう材が芯材中に侵入するようにな
ることから、この部分の耐食性が劣化し、孔食が発生す
るようになるという問題点がある。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、上記の
ドロンカップ型熱交換器の特に流体チューブシート材と
して用いられている上記の3層構造のブレージングシー
トに着目し、これの耐孔食性向上をはかるべく研究を行
なった結果、上記3層構造のブレージングシートにおけ
る芯材とろう材間に、 (a) 純Al゜ (b) Mn:0.3〜1.5%。
ドロンカップ型熱交換器の特に流体チューブシート材と
して用いられている上記の3層構造のブレージングシー
トに着目し、これの耐孔食性向上をはかるべく研究を行
なった結果、上記3層構造のブレージングシートにおけ
る芯材とろう材間に、 (a) 純Al゜ (b) Mn:0.3〜1.5%。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%。
するAl合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (d ) M n : 0 、3−1 、5%、
Cu:0.l−0J%。
するAl合金、 (d ) M n : 0 、3−1 、5%、
Cu:0.l−0J%。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (e) Mn:0.3−1.5%、 S i:
0.3〜1.2%。
するAl合金、 (e) Mn:0.3−1.5%、 S i:
0.3〜1.2%。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (f) M n : D 、3〜1.5%、
Si:0.3〜1.2%。
するAl合金、 (f) M n : D 、3〜1.5%、
Si:0.3〜1.2%。
Cu:0.1〜0.3%。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 以上(a)〜(f)のうちのいずれかを中間材として、
望ましくは0.02〜(1,1mmの厚さでクラッドし
て5層構造にすると、ろう付は加熱に際して、芯材への
ろう祠の侵入が上記中間材によって阻止されることから
、芯材の特に僅かに加工された部分の耐食性劣化が防止
され、これによって孔食発生が皆無となり、さらに上記
中間材は芯材に比して電気化学的に卑であることから、
芯材に対して犠牲陽極として働き、これを良く防食する
ことから、著しく長期に亘ってすぐれた耐食性を発揮す
るようになるという知見を得たのである。
するAl合金、 以上(a)〜(f)のうちのいずれかを中間材として、
望ましくは0.02〜(1,1mmの厚さでクラッドし
て5層構造にすると、ろう付は加熱に際して、芯材への
ろう祠の侵入が上記中間材によって阻止されることから
、芯材の特に僅かに加工された部分の耐食性劣化が防止
され、これによって孔食発生が皆無となり、さらに上記
中間材は芯材に比して電気化学的に卑であることから、
芯材に対して犠牲陽極として働き、これを良く防食する
ことから、著しく長期に亘ってすぐれた耐食性を発揮す
るようになるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、 (1) M n : 0 、3〜1 、5%、
S j:0.3〜1.2%。
て、 (1) M n : 0 、3〜1 、5%、
S j:0.3〜1.2%。
Cu : 0 、1〜0 、89g 。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAfi合金の芯材の両面に、中間材としての、 (a) 純Al, (b) Mn:0.3〜1.5%。
するAfi合金の芯材の両面に、中間材としての、 (a) 純Al, (b) Mn:0.3〜1.5%。
を含有し、残りがAj)と不可避不純物からなる組成を
有するAl1合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%, を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するへΩ合金、 (d ) M n : 0 、3〜1 、5%、
S J:0J−1,2%。
有するAl1合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%, を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するへΩ合金、 (d ) M n : 0 、3〜1 、5%、
S J:0J−1,2%。
を含有し、残りがAllと不可避不純物からなる組成を
有するAl合金、 以上(a)〜(d)のうちのいずれかからなり、かつ上
記芯材に比して電気化学的に卑なろう材侵入防止材を介
して、 S i:3.5〜13.5%を含有するAj7−8t系
合金のろう材、 をクラッドして5層構造としたドロンカップ型熱交換器
の構造部材、特に流体チューブシート材用ブレージング
シート、 (2) Mn:0.3〜1.5%、 S i
:OJ 〜1.2%。
有するAl合金、 以上(a)〜(d)のうちのいずれかからなり、かつ上
記芯材に比して電気化学的に卑なろう材侵入防止材を介
して、 S i:3.5〜13.5%を含有するAj7−8t系
合金のろう材、 をクラッドして5層構造としたドロンカップ型熱交換器
の構造部材、特に流体チューブシート材用ブレージング
シート、 (2) Mn:0.3〜1.5%、 S i
:OJ 〜1.2%。
Cu:O,l−0,8%。
を含有し、さらに、
Z r:0.01〜0.15%、 Cr:0.0
5〜0.3%。
5〜0.3%。
のうちの1種または2種、
を含有し、残りが八Ωと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金の芯材の両面に、中間材としての、 (a) 純Al1゜ (b)Mn:OJ〜1.5%。
するAl合金の芯材の両面に、中間材としての、 (a) 純Al1゜ (b)Mn:OJ〜1.5%。
を含有し、残りがAl1と不可避不純物からなる組成を
有するAl1合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%。
有するAl1合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%。
を含有し、残りがAl1と不可避不純物からなる組成を
有するAl合金、 (d) Mn:(1,8〜1.5%、
Cu:D、1〜0.3%。
有するAl合金、 (d) Mn:(1,8〜1.5%、
Cu:D、1〜0.3%。
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl1合金、 (e) Mn:0.3〜1.5%、 S i:
0.3〜1.2%を含有し、残りがAn)と不可避不純
物からなる組成を有するAl合金、 (f ) M n : 0 、3〜1 、5%、
S i:0.3−1.2%。
するAl1合金、 (e) Mn:0.3〜1.5%、 S i:
0.3〜1.2%を含有し、残りがAn)と不可避不純
物からなる組成を有するAl合金、 (f ) M n : 0 、3〜1 、5%、
S i:0.3−1.2%。
Cu:0.1〜0.3%。
を含有し、残りがA、71と不可避不純物からなる組成
を有するA、Il1合金、 以上(a)〜(f’)のうちのいずれかからなり、かつ
上記芯材に比して電気化学的に卑なろう材侵入防止材を
介して、 S i:3.5〜13.5%を含有するAl−Si系合
金のろう材、 をクラッドして5層構造としたドロンカップ型熱交換器
の構造部材、特に流体チューブシート材用ブレージング
シート、 に特徴を有するものである。
を有するA、Il1合金、 以上(a)〜(f’)のうちのいずれかからなり、かつ
上記芯材に比して電気化学的に卑なろう材侵入防止材を
介して、 S i:3.5〜13.5%を含有するAl−Si系合
金のろう材、 をクラッドして5層構造としたドロンカップ型熱交換器
の構造部材、特に流体チューブシート材用ブレージング
シート、 に特徴を有するものである。
つぎに、この発明のブレージングシートにおいて、芯材
および中間材の組成、並びにろう材のSj金含有上記の
通りに限定した理由を説明する。
および中間材の組成、並びにろう材のSj金含有上記の
通りに限定した理由を説明する。
A、芯材
(a)MnおよびSt
これらの成分には、共存した状態で、AlMn−8t系
機微細化物を形成して、常温強度と共に、ろう付は加熱
温度での高温強度を向上させる作用があるが、その含有
量が、Mn:04%未満およびS i:0.3%未満で
は前記作用に所望の向上効果が得られず、一方、Mnに
あっては、その含有量が1.5%を越えると加工性が低
下し、またStにあっては、その含有量が1.2%を越
えると、融点が低下し、高温強度が低下するようになる
ことから、その含有量をM n : 0 、3− ]
、 55%Si:0.3〜1.2%と定めた。
機微細化物を形成して、常温強度と共に、ろう付は加熱
温度での高温強度を向上させる作用があるが、その含有
量が、Mn:04%未満およびS i:0.3%未満で
は前記作用に所望の向上効果が得られず、一方、Mnに
あっては、その含有量が1.5%を越えると加工性が低
下し、またStにあっては、その含有量が1.2%を越
えると、融点が低下し、高温強度が低下するようになる
ことから、その含有量をM n : 0 、3− ]
、 55%Si:0.3〜1.2%と定めた。
(b) Cu
Cu成分には、常温強度を向上させる作用があるが、そ
の含有量が0.1%未満では所望の常温強度向上効果を
確保することができず、一方その含有量が0.8%を越
えると、粒界腐食などの局部腐食が発生するようになる
ほか、芯材の融点が下がり、高温強度が低下するように
なることから、その含有量を0.1〜0.8%と定めた
。
の含有量が0.1%未満では所望の常温強度向上効果を
確保することができず、一方その含有量が0.8%を越
えると、粒界腐食などの局部腐食が発生するようになる
ほか、芯材の融点が下がり、高温強度が低下するように
なることから、その含有量を0.1〜0.8%と定めた
。
(c)ZrおよびCr
これらの成分には、常温および高温強度を一段と向上さ
せる作用があるので、必要に応じて含有されるが、その
含有量が、それぞれZ r:0.03%未満およびCr
:0.05%未満では所望の強度向上効果が得られず、
一方その含有量が、それぞれZr:0.15%およびC
r:0.3%を越えると加工性が低下するようになるこ
とから、その含有量をそれぞれZ r:0.03〜0.
15%、Cr:0.05〜0.3%と定めた。
せる作用があるので、必要に応じて含有されるが、その
含有量が、それぞれZ r:0.03%未満およびCr
:0.05%未満では所望の強度向上効果が得られず、
一方その含有量が、それぞれZr:0.15%およびC
r:0.3%を越えると加工性が低下するようになるこ
とから、その含有量をそれぞれZ r:0.03〜0.
15%、Cr:0.05〜0.3%と定めた。
B、中間材
(a) Mn
Mn成分には強度を向上させる作用があるので、ブレー
ジングシートに強度が要求される場合に、AJII−M
n合金が中間材として用いられるが、この場合Mn含有
量が0.8%未満では所望の強度向上効果が得られず、
一方Mn含有量が1.5%を越えると加工性が低下する
ようになることから、その含有量を0.3〜1.5%と
定めた。
ジングシートに強度が要求される場合に、AJII−M
n合金が中間材として用いられるが、この場合Mn含有
量が0.8%未満では所望の強度向上効果が得られず、
一方Mn含有量が1.5%を越えると加工性が低下する
ようになることから、その含有量を0.3〜1.5%と
定めた。
(b) Cu
Cu成分には、特に常温強度を向上5せる作用があるの
で、常温強度を必要とする場合に、Al−Cu合金が中
間材として用いられるが、その含有量が0.1%未満で
は所望の常温強度向上効果が得られず、一方その含有量
が0.3%を越えると、芯材に対して電気化学的に貴に
なり、犠牲陽極効果を発揮することができなくなること
から、その含有量を0.1〜0.3%と定めた。
で、常温強度を必要とする場合に、Al−Cu合金が中
間材として用いられるが、その含有量が0.1%未満で
は所望の常温強度向上効果が得られず、一方その含有量
が0.3%を越えると、芯材に対して電気化学的に貴に
なり、犠牲陽極効果を発揮することができなくなること
から、その含有量を0.1〜0.3%と定めた。
(c)St
St酸成分は、上記の通りAl1〜Mn −Si系化合
物を形成して、常温および高温強度を向上させる作用が
あるので、Mn成分が含有したAll −Mn−Si合
金として使用されるが、その含有量が0.3%未満では
所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が1.
2%を越えると、融点が下がって、高温強度が低下する
ようになることから、その含有量を0.3〜1.2%と
定めた。
物を形成して、常温および高温強度を向上させる作用が
あるので、Mn成分が含有したAll −Mn−Si合
金として使用されるが、その含有量が0.3%未満では
所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が1.
2%を越えると、融点が下がって、高温強度が低下する
ようになることから、その含有量を0.3〜1.2%と
定めた。
なお、以上の中間材としての純Al、AR−Mn合金、
AR−Cu合金、およびAl1) −Mn −5t合金
は、芯材が上記の通り合金成分としてMn、Si、およ
びCuを含有した場合に限って適用されるが、これは芯
材を中間材に比して電気化学的に貴にして、中間材に犠
牲陽極効果を発揮せしめ、もって芯材を良く防食するた
めであり、したがって、芯材がMn、Si、およびCu
のほかに、合金成分としてZrおよびCrを上記の割合
で含有する場合には、MnおよびCuの両成分が上記の
割合で含有したAR−Mn−Cu合金、さらにこれにS
i成分を上記の割合で加えたAR−Mn−Cu−8t合
金を中間材として用いても、芯材を中間材に比して電気
化学的に貝に維持できるので適用可能となるものである
。
AR−Cu合金、およびAl1) −Mn −5t合金
は、芯材が上記の通り合金成分としてMn、Si、およ
びCuを含有した場合に限って適用されるが、これは芯
材を中間材に比して電気化学的に貴にして、中間材に犠
牲陽極効果を発揮せしめ、もって芯材を良く防食するた
めであり、したがって、芯材がMn、Si、およびCu
のほかに、合金成分としてZrおよびCrを上記の割合
で含有する場合には、MnおよびCuの両成分が上記の
割合で含有したAR−Mn−Cu合金、さらにこれにS
i成分を上記の割合で加えたAR−Mn−Cu−8t合
金を中間材として用いても、芯材を中間材に比して電気
化学的に貝に維持できるので適用可能となるものである
。
C0ろう材
(a) 5t
Si成分には、融点を下げ、かつ流動性を向上させるこ
とによってろう付は性を付与する作用があるので、ろう
材にとってSi成分は不可欠の成分であるが、その含有
量が3.5%未満では前記作用に所望の効果が得られず
、一方その含有量が13.5%を越えると、再び融点が
上昇するようになって、所望のろう付けを行なうことが
できなくなることから、その含有量を3.5〜13.5
%と定めた。
とによってろう付は性を付与する作用があるので、ろう
材にとってSi成分は不可欠の成分であるが、その含有
量が3.5%未満では前記作用に所望の効果が得られず
、一方その含有量が13.5%を越えると、再び融点が
上昇するようになって、所望のろう付けを行なうことが
できなくなることから、その含有量を3.5〜13.5
%と定めた。
つぎに、この発明のブレージングシートを実施例により
具体的に説明する。
具体的に説明する。
通常の溶解鋳造法により、それぞれ第1表に示される成
分組成をもった芯材用Al合金1〜8、中間材用A、?
およびAI合合金−Hlおよびろう材用Al合金a、b
の鋳塊(なお、いずれのAl1合金も不可避不純物とし
て、Fe:0.44%以下、Si:0.17%以下、C
u:0.02%以下、Mn:0.01%以下、Mg:0
.01%以下、Cr:0.01%以下、およびZ r:
0.01%以下を含有する)をそれぞれ製造し、これら
の鋳塊に同じく通常の条件で、均熱化処理、面側、およ
び熱間圧延を施して、厚さが6mmと8mmの28の芯
材用熱延板、並びにいずれも厚さが4mmの中間材およ
びろう材用熱延板とし、さらに前記中間材およびろう材
用熱延板には冷間圧延を施して厚さ:1mの冷延板とし
、ついでこれらの熱延板および冷延板を第2表に示され
る組合せにおいて、厚さ二6龍の芯材用熱延板には、上
下両面側にそれぞれ中間材およびろう材用冷延板を重ね
合わせ、また厚さ:8mmの芯材用熱延板には、同じく
上下両面側にろう材用冷延板のみを重ね合わせ、これら
の重ね合わせ体に、通常の条件で熱間圧延を施して厚さ
:3mmのクラツド材とし、弓続いて、これに冷間圧延
を施して、厚さが0.72+u+s0.5(mm、およ
び0.5mmの3種のクラツド材とし、さらにこれに温
度=370℃に2時間保持の焼鈍処理を施した後、厚さ
が0.72+nmと0.53mmの焼鈍材には冷間圧延
を施して、厚さを0.5+++m (冷間圧延率はそれ
ぞれ31%および6%となる)とすることによって、い
ずれも0.5mmの厚さを有し、かつそれぞれ全く加工
を受けていない焼鈍状態、圧延率:6%の僅かに加工を
受けた状態、および圧延率:31%の強加工を受けた状
態の3種の5層構造を有する本発明ブレージングシート
1〜12、および従来ブレージングシート1〜6をそれ
ぞれ製造した。
分組成をもった芯材用Al合金1〜8、中間材用A、?
およびAI合合金−Hlおよびろう材用Al合金a、b
の鋳塊(なお、いずれのAl1合金も不可避不純物とし
て、Fe:0.44%以下、Si:0.17%以下、C
u:0.02%以下、Mn:0.01%以下、Mg:0
.01%以下、Cr:0.01%以下、およびZ r:
0.01%以下を含有する)をそれぞれ製造し、これら
の鋳塊に同じく通常の条件で、均熱化処理、面側、およ
び熱間圧延を施して、厚さが6mmと8mmの28の芯
材用熱延板、並びにいずれも厚さが4mmの中間材およ
びろう材用熱延板とし、さらに前記中間材およびろう材
用熱延板には冷間圧延を施して厚さ:1mの冷延板とし
、ついでこれらの熱延板および冷延板を第2表に示され
る組合せにおいて、厚さ二6龍の芯材用熱延板には、上
下両面側にそれぞれ中間材およびろう材用冷延板を重ね
合わせ、また厚さ:8mmの芯材用熱延板には、同じく
上下両面側にろう材用冷延板のみを重ね合わせ、これら
の重ね合わせ体に、通常の条件で熱間圧延を施して厚さ
:3mmのクラツド材とし、弓続いて、これに冷間圧延
を施して、厚さが0.72+u+s0.5(mm、およ
び0.5mmの3種のクラツド材とし、さらにこれに温
度=370℃に2時間保持の焼鈍処理を施した後、厚さ
が0.72+nmと0.53mmの焼鈍材には冷間圧延
を施して、厚さを0.5+++m (冷間圧延率はそれ
ぞれ31%および6%となる)とすることによって、い
ずれも0.5mmの厚さを有し、かつそれぞれ全く加工
を受けていない焼鈍状態、圧延率:6%の僅かに加工を
受けた状態、および圧延率:31%の強加工を受けた状
態の3種の5層構造を有する本発明ブレージングシート
1〜12、および従来ブレージングシート1〜6をそれ
ぞれ製造した。
ついで、この結果得られた各種のブレージングシートか
ら、平面寸法で50+n+n X 80+n+nの試験
片を切り出し、ろう材aがクラッドされている場合は、
雰囲気をyeotorrのN2ガス雰囲気とし、またろ
う材すがクラッドされている場合には真空雰囲気とし、
いずれも温度二610℃に5分間保持のろう付は加熱処
理に相当する条件で加熱し、この加熱処理後に720時
間のCASS試験を施し、試験片の芯材における最大孔
食深さを測定した。このlTl11定結果を第2表に示
した。
ら、平面寸法で50+n+n X 80+n+nの試験
片を切り出し、ろう材aがクラッドされている場合は、
雰囲気をyeotorrのN2ガス雰囲気とし、またろ
う材すがクラッドされている場合には真空雰囲気とし、
いずれも温度二610℃に5分間保持のろう付は加熱処
理に相当する条件で加熱し、この加熱処理後に720時
間のCASS試験を施し、試験片の芯材における最大孔
食深さを測定した。このlTl11定結果を第2表に示
した。
第2表に示される結果から、本発明ブレージングシート
1〜I2は、いずれも中間材としてのろう材侵入防止材
の存在によって、全く加工を受けない場合や強加工を受
けた場合は勿論のこと、僅かな加工を受けた場合にも、
芯材にはほとんど孔食が発生していないのに対して、前
記中間材が存在しない従来ブレージングシート1〜6に
おいては、孔食が発生しており、特に僅かな加工を受け
た場合には著しい孔食の発生が見られることが明らかで
ある。
1〜I2は、いずれも中間材としてのろう材侵入防止材
の存在によって、全く加工を受けない場合や強加工を受
けた場合は勿論のこと、僅かな加工を受けた場合にも、
芯材にはほとんど孔食が発生していないのに対して、前
記中間材が存在しない従来ブレージングシート1〜6に
おいては、孔食が発生しており、特に僅かな加工を受け
た場合には著しい孔食の発生が見られることが明らかで
ある。
上述のように、この発明のブレージングシートは、加工
を受けない場合および強加工を受けた場合は勿論のこと
、僅かな加工を受けた場合にも、ろう付は加熱条件で最
表面層のろう材が中間材としてのろう材侵入防止材によ
って芯材に侵入することがないので、これを加工程度が
局部的に種々変化するドロンカップ型熱交換器の流体チ
ューブシート材として用いた場合にもすぐれた耐孔食性
\ を示し、かつ前記中間材が芯材に対して電気化学的に卑
であることと相まって、前記流体チューブシート材は著
しく長期に亘ってすぐれた耐食性を発揮するなど工業上
有用な特性をもつものである。
を受けない場合および強加工を受けた場合は勿論のこと
、僅かな加工を受けた場合にも、ろう付は加熱条件で最
表面層のろう材が中間材としてのろう材侵入防止材によ
って芯材に侵入することがないので、これを加工程度が
局部的に種々変化するドロンカップ型熱交換器の流体チ
ューブシート材として用いた場合にもすぐれた耐孔食性
\ を示し、かつ前記中間材が芯材に対して電気化学的に卑
であることと相まって、前記流体チューブシート材は著
しく長期に亘ってすぐれた耐食性を発揮するなど工業上
有用な特性をもつものである。
出 願 人 : 三菱アルミニウム株式会社代
理
人
昌
田
和
夫
外1名
Claims (2)
- (1) 重量%で、 Mn:0.3〜1.5%,Si:0.3〜1.2%,C
u:0.1〜0.8%, を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金からなる芯材の両面に、Si:3.5〜1
3.5%を含有するAl−Si系合金のろう材をクラッ
ドしてなるドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレー
ジングシートにおいて、 上記芯材とろう材間に、 (a) 純Al, (b) Mn:0.3〜1.5%, を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (c) Cu:0.1〜0.3%, を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (d) Mn:0.3〜1.5%,Si:0.3〜1.
2%,を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金、 以上(a)〜(d)のうちのいずれかからなる上記芯材
に比して電気化学的に卑なろう材侵入防止材を介在させ
て5層構造としたことを特徴とする耐孔食性のすぐれた
ドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシー
ト。 - (2) 重量%で、 Mn:0.3〜1.5%,Si:0.3〜1.2%,C
u:0.1〜0.8%, を含有し、さらに、 Zr:0.03〜0.15%,Cr:0.05〜0.3
%,のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金からなる芯材の両面に、Si:3.5〜1
3.5%を含有するAl−Si系合金のろう材をクラッ
ドしてなるドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレー
ジングシートにおいて、 上記芯材とろう材間に、 (a) 純Al, (b) Mn:0.3〜1.5% を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (c) Cu:0.1〜0.3% を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 (d) Mn:0.3〜1.5%,Cu:0.1〜0.
3%,を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金、 (e) Mn:0.3〜1.5%,Si:0.3〜1.
2%,を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金、 (f) Mn:0.3〜1.5%,Si:0.3〜1.
2%,Cu:0.1〜0.3%, を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
するAl合金、 以上(a)〜(f)のうちのいずれかからなる上記芯材
に比して電気化学的に卑なろう材侵入防止材を介在させ
て5層構造としたことを特徴とする耐孔食性のすぐれた
ドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3792389A JPH02217192A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 耐孔食性のすぐれたドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3792389A JPH02217192A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 耐孔食性のすぐれたドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02217192A true JPH02217192A (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=12511069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3792389A Pending JPH02217192A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 耐孔食性のすぐれたドロンカップ型熱交換器の構造部材用ブレージングシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02217192A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019519671A (ja) * | 2016-04-19 | 2019-07-11 | ハイドロ アルミニウム ロールド プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHydro Aluminium Rolled Products GmbH | 腐食保護層を有するアルミニウム複合材料 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4953147A (ja) * | 1972-09-27 | 1974-05-23 | ||
| JPS4990252A (ja) * | 1972-12-28 | 1974-08-28 | ||
| JPS6240412A (ja) * | 1985-08-17 | 1987-02-21 | Canon Inc | ズ−ムレンズ |
| JPS62212094A (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-18 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミニウムブレ−ジングシ−ト |
| JPS63192590A (ja) * | 1987-02-03 | 1988-08-09 | Kobe Steel Ltd | ろう付用アルミニウム合金複合材 |
| JPS6440195A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-10 | Mitsubishi Aluminium | High strength al alloy composite brazing sheet |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP3792389A patent/JPH02217192A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4953147A (ja) * | 1972-09-27 | 1974-05-23 | ||
| JPS4990252A (ja) * | 1972-12-28 | 1974-08-28 | ||
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| JPS62212094A (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-18 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミニウムブレ−ジングシ−ト |
| JPS63192590A (ja) * | 1987-02-03 | 1988-08-09 | Kobe Steel Ltd | ろう付用アルミニウム合金複合材 |
| JPS6440195A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-10 | Mitsubishi Aluminium | High strength al alloy composite brazing sheet |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019519671A (ja) * | 2016-04-19 | 2019-07-11 | ハイドロ アルミニウム ロールド プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHydro Aluminium Rolled Products GmbH | 腐食保護層を有するアルミニウム複合材料 |
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