JPH0221786B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221786B2 JPH0221786B2 JP57140805A JP14080582A JPH0221786B2 JP H0221786 B2 JPH0221786 B2 JP H0221786B2 JP 57140805 A JP57140805 A JP 57140805A JP 14080582 A JP14080582 A JP 14080582A JP H0221786 B2 JPH0221786 B2 JP H0221786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cheese
- mochi
- protein
- amylopectin
- fat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dairy Products (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
本発明は、経時的に固化することなく可塑性を
保有するチーズ餅に関する。 元来、餅は成分的にほとんど澱粉質から成り、
一方チーズは主として蛋白質と脂肪から成つてい
て炭水化物をほとんど含んでいない。したがつ
て、餅にチーズを配合することにより栄養的に非
常にバランスのとれた優れた食品が提供できるよ
うになる。 而して、餅の製造過程において適量のチーズを
配合して加熱乳化すると、いわゆるチーズ餅を容
易に調製し得るが、しかしながら、このようにし
て調製したチーズ餅は1日以上経過すると固化し
てそのままで直接食用に供することは不可能とな
る。このチーズ餅の固化の原因は、餅の調製時に
α化した餅の澱粉が経時的にβ−澱粉にもどつて
しまう澱粉の老化現象に因るものである。ところ
で、従来澱粉の老化現象に起因する餅の固化防止
法としては、餅に蔗糖を添加する方法が一般的に
行われるが、チーズ餅に蔗糖を添加するとチーズ
中の遊離アミノ酸が蔗糖とメーラード反応を起し
て褐変現象を呈するので実用的でない。 本発明者は、上述した現状に鑑みチーズ餅の経
時的固化防止について検討した結果、チーズ餅に
おける澱粉のDE(Dextrose Equivalent)、換言
するとチーズ餅の基質として用いるもち米又はア
ミロペクチンのDE及び製品としてのチーズ餅の
水分並びに脂肪と蛋白質との含有比率が製品の硬
度及び固化防止に関与することの知見を得て本発
明をなすに至つた。 以下本発明を詳しく説明する。 本発明の特徴は、チーズともち米もしくはアミ
ロペクチンとを基質とする配合物を加熱下に乳化
して得られる乳化物から成るチーズ餅において、
該乳化物はチーズとDE2.5乃至3.5のもち米もしく
はアミロペクチンとを基質とする配合物の乳化物
であつて、製品としてのチーズ餅の水分含量が39
乃至44重量%で、且つ蛋白質と脂肪の含量比率が
1.15:1乃至1.3:1であることにある。 本発明ではまず、DEが2.5乃至3.5のもち米又は
アミロペクチンを選択して基質として用いること
が必要であつて、DEが2.5より低いもち米又はア
ミロペクチンとチーズとを基質とする配合物を加
熱下に乳化して得られる乳化物から成るチーズ餅
では、経時的固化が避けられず、一方DEが3.5よ
り高いもち米又はアミロペクチンを用いて同様に
調製した乳化物から成るチーズ餅では澱粉の分解
過度のため組織が軟質になりすぎて餅としての食
感が損われるようになる。 本発明では、上述のごとくチーズ餅を構成して
いる乳化物の基質としてのもち米又はアミロペク
チンのDEの特定に加えて製品としてのチーズ餅
自体の水分を39乃至44重量%に、及び蛋白質と脂
肪の含量比率を1.15:1乃至1.3:1にすること
が必要である。すなわち、チーズ餅にもちとして
の適度な硬度を有する可塑性を保持させるには、
上述したようなDEの特定のみでは不十分であつ
て上記水分及び脂肪と蛋白質との含量比率の特定
が必要である。 なお、チーズ餅の水分が39重量%より低くなる
とその硬度が高くなりすぎ、一方44重量%を越え
ると組織がスプレツド様となつて餅としての食感
が得られなくなる。また、蛋白質と脂肪の比率が
1.15:1より低いと製品の組織がソフトになりす
ぎ、一方1.3:1より高くなると硬度が高くなつ
てもちとしての良好な食感を呈する組織のものが
得られなくなる。 因みに、食感上最適な硬化(25乃至30g)の可
塑性を保持するチーズ餅を提供するには、DE3.0
のもち米もしくはアミロペクチンを基質として用
い、製品の水分を40乃至41%となし、且つ蛋白質
と脂肪の比率を1.2:1に調整することが好まし
い。 本発明でチーズ餅の水分ならびに蛋白質と脂肪
の比率を1.15:1乃至1.3:1になるように調整
するには該チーズ餅の基質を構成するチーズ及び
もち米又はアミロペクチンの水分及び蛋白質分と
脂肪分を勘案してそれらの配合割合及び水分の添
加量を調整するとよい。 したがつて、本発明に係るチーズ餅を調製する
には、その基質としてのチーズ餅とDE2.5〜3.5の
もち米又はアミロペクチンを製品の蛋白質と脂肪
の比率が1.15:1乃至1.3:1になるように他の
副原料(例えばカゼイン、バター等)と共に配合
すると共に製品の水分が39乃至44重量%になるよ
うに水を添加した配合物を加熱下に乳化し、次い
で冷却すると適度の硬度の可塑性を有する製品が
得られる。 本発明において基質として用いるもち米又はア
ミロペクチンのDE並びに製品としてのチーズ餅
の水分及び蛋白質と脂肪の比率の製品に与える影
響を調べた結果を下記に示す。 試験方法: 澱粉質基質として種々のDEのワキシースター
チ(アミロペクチン)を用い、上述した調製法に
準拠して製品の水分及び蛋白質と脂肪の比率の異
なる各種のチーズ餅を調製し、それらの各々につ
いて硬度及び組織と風味を調べた。 結果は表1のとおりである。
保有するチーズ餅に関する。 元来、餅は成分的にほとんど澱粉質から成り、
一方チーズは主として蛋白質と脂肪から成つてい
て炭水化物をほとんど含んでいない。したがつ
て、餅にチーズを配合することにより栄養的に非
常にバランスのとれた優れた食品が提供できるよ
うになる。 而して、餅の製造過程において適量のチーズを
配合して加熱乳化すると、いわゆるチーズ餅を容
易に調製し得るが、しかしながら、このようにし
て調製したチーズ餅は1日以上経過すると固化し
てそのままで直接食用に供することは不可能とな
る。このチーズ餅の固化の原因は、餅の調製時に
α化した餅の澱粉が経時的にβ−澱粉にもどつて
しまう澱粉の老化現象に因るものである。ところ
で、従来澱粉の老化現象に起因する餅の固化防止
法としては、餅に蔗糖を添加する方法が一般的に
行われるが、チーズ餅に蔗糖を添加するとチーズ
中の遊離アミノ酸が蔗糖とメーラード反応を起し
て褐変現象を呈するので実用的でない。 本発明者は、上述した現状に鑑みチーズ餅の経
時的固化防止について検討した結果、チーズ餅に
おける澱粉のDE(Dextrose Equivalent)、換言
するとチーズ餅の基質として用いるもち米又はア
ミロペクチンのDE及び製品としてのチーズ餅の
水分並びに脂肪と蛋白質との含有比率が製品の硬
度及び固化防止に関与することの知見を得て本発
明をなすに至つた。 以下本発明を詳しく説明する。 本発明の特徴は、チーズともち米もしくはアミ
ロペクチンとを基質とする配合物を加熱下に乳化
して得られる乳化物から成るチーズ餅において、
該乳化物はチーズとDE2.5乃至3.5のもち米もしく
はアミロペクチンとを基質とする配合物の乳化物
であつて、製品としてのチーズ餅の水分含量が39
乃至44重量%で、且つ蛋白質と脂肪の含量比率が
1.15:1乃至1.3:1であることにある。 本発明ではまず、DEが2.5乃至3.5のもち米又は
アミロペクチンを選択して基質として用いること
が必要であつて、DEが2.5より低いもち米又はア
ミロペクチンとチーズとを基質とする配合物を加
熱下に乳化して得られる乳化物から成るチーズ餅
では、経時的固化が避けられず、一方DEが3.5よ
り高いもち米又はアミロペクチンを用いて同様に
調製した乳化物から成るチーズ餅では澱粉の分解
過度のため組織が軟質になりすぎて餅としての食
感が損われるようになる。 本発明では、上述のごとくチーズ餅を構成して
いる乳化物の基質としてのもち米又はアミロペク
チンのDEの特定に加えて製品としてのチーズ餅
自体の水分を39乃至44重量%に、及び蛋白質と脂
肪の含量比率を1.15:1乃至1.3:1にすること
が必要である。すなわち、チーズ餅にもちとして
の適度な硬度を有する可塑性を保持させるには、
上述したようなDEの特定のみでは不十分であつ
て上記水分及び脂肪と蛋白質との含量比率の特定
が必要である。 なお、チーズ餅の水分が39重量%より低くなる
とその硬度が高くなりすぎ、一方44重量%を越え
ると組織がスプレツド様となつて餅としての食感
が得られなくなる。また、蛋白質と脂肪の比率が
1.15:1より低いと製品の組織がソフトになりす
ぎ、一方1.3:1より高くなると硬度が高くなつ
てもちとしての良好な食感を呈する組織のものが
得られなくなる。 因みに、食感上最適な硬化(25乃至30g)の可
塑性を保持するチーズ餅を提供するには、DE3.0
のもち米もしくはアミロペクチンを基質として用
い、製品の水分を40乃至41%となし、且つ蛋白質
と脂肪の比率を1.2:1に調整することが好まし
い。 本発明でチーズ餅の水分ならびに蛋白質と脂肪
の比率を1.15:1乃至1.3:1になるように調整
するには該チーズ餅の基質を構成するチーズ及び
もち米又はアミロペクチンの水分及び蛋白質分と
脂肪分を勘案してそれらの配合割合及び水分の添
加量を調整するとよい。 したがつて、本発明に係るチーズ餅を調製する
には、その基質としてのチーズ餅とDE2.5〜3.5の
もち米又はアミロペクチンを製品の蛋白質と脂肪
の比率が1.15:1乃至1.3:1になるように他の
副原料(例えばカゼイン、バター等)と共に配合
すると共に製品の水分が39乃至44重量%になるよ
うに水を添加した配合物を加熱下に乳化し、次い
で冷却すると適度の硬度の可塑性を有する製品が
得られる。 本発明において基質として用いるもち米又はア
ミロペクチンのDE並びに製品としてのチーズ餅
の水分及び蛋白質と脂肪の比率の製品に与える影
響を調べた結果を下記に示す。 試験方法: 澱粉質基質として種々のDEのワキシースター
チ(アミロペクチン)を用い、上述した調製法に
準拠して製品の水分及び蛋白質と脂肪の比率の異
なる各種のチーズ餅を調製し、それらの各々につ
いて硬度及び組織と風味を調べた。 結果は表1のとおりである。
【表】
【表】
行い、採点の平均値で表示した。な
い、採点及び判定は下記基準に
よる。
い、採点及び判定は下記基準に
よる。
【表】
また、本発明によるチーズ餅の可塑性の経時的
変化を上記と同様にして調べた結果を表2に示
す。
変化を上記と同様にして調べた結果を表2に示
す。
【表】
上記表1及び表2にみられるごとく、本発明に
係るチーズ餅は適度の硬度を有し、且つ風味及び
組織ともに食感上良好であり、又、経時的に固化
を起さず可塑性を保持するが、比較例では餅とし
て食用には適さず、商品価値がない。 以下に本発明に係るチーズ餅の調製例を実施例
として示す。 実施例 原料の配合: ナチユラルチーズ 34(Kg) DE3.0のワキシースターチ 35.7 カゼイン 4.5 重炭酸ナトリウム 0.3 バター 0.3 シユガーエステル(乳化剤) 0.2 水 25 上記配合物を乳化用ケトルに収容し、スチーム
で加熱しながら約10分間乳化を行ない、得られる
乳化物をその品温が85℃に達した時点でケトルか
ら取出し、カルトンに充填して冷却した。98Kgの
チーズ餅が得られた。 このようにして得られたチーズ餅の水分並びに
蛋白質と脂肪の比率は下記のとおりである。 水分 40.1% 蛋白質:脂肪 1.21:1
係るチーズ餅は適度の硬度を有し、且つ風味及び
組織ともに食感上良好であり、又、経時的に固化
を起さず可塑性を保持するが、比較例では餅とし
て食用には適さず、商品価値がない。 以下に本発明に係るチーズ餅の調製例を実施例
として示す。 実施例 原料の配合: ナチユラルチーズ 34(Kg) DE3.0のワキシースターチ 35.7 カゼイン 4.5 重炭酸ナトリウム 0.3 バター 0.3 シユガーエステル(乳化剤) 0.2 水 25 上記配合物を乳化用ケトルに収容し、スチーム
で加熱しながら約10分間乳化を行ない、得られる
乳化物をその品温が85℃に達した時点でケトルか
ら取出し、カルトンに充填して冷却した。98Kgの
チーズ餅が得られた。 このようにして得られたチーズ餅の水分並びに
蛋白質と脂肪の比率は下記のとおりである。 水分 40.1% 蛋白質:脂肪 1.21:1
Claims (1)
- 1 チーズと、DE(Dextrose Equivalent)2.5乃
至3.5のもち米もしくはアミロペクチンとを基質
とする配合物を加熱下に乳化して得られる乳化物
から成り、水分含量が39乃至44重量%で、蛋白質
と脂肪の含量比率が1.15:1乃至1.3:1である
ことを特徴とする可塑性を保有するチーズ餅。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57140805A JPS5931660A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | 可塑性を保有するチ−ズ餅 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57140805A JPS5931660A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | 可塑性を保有するチ−ズ餅 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931660A JPS5931660A (ja) | 1984-02-20 |
| JPH0221786B2 true JPH0221786B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=15277146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57140805A Granted JPS5931660A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | 可塑性を保有するチ−ズ餅 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931660A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117760A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-25 | Fujitsu Ltd | 浸漬液冷装置 |
| US5952030A (en) * | 1997-06-04 | 1999-09-14 | Jakob Nelles | Method for the manufacture of reduced and low-fat pasta filata cheese |
| JP4753660B2 (ja) * | 2005-08-15 | 2011-08-24 | 株式会社紀文食品 | 餃子様食品及びその製造法 |
| FR2949644B1 (fr) * | 2009-09-09 | 2012-01-13 | Bel Fromageries | Procede de fabrication d'un produit fromager ayant un extrait-sec inferieur ou egal a 50% et comprenant au moins une cereale |
| FR2968165B1 (fr) * | 2010-12-03 | 2013-01-11 | Bel Fromageries | Procede de fabrication d'un produit fromager sucre ayant un extrait sec compris entre 30% et 60% et comprenant au moins une cereale |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020974B2 (ja) * | 1980-10-17 | 1985-05-24 | 新潟食品工業株式会社 | チ−ズ入り餅の製造方法 |
-
1982
- 1982-08-13 JP JP57140805A patent/JPS5931660A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5931660A (ja) | 1984-02-20 |
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