JPH0221807Y2 - - Google Patents
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- JPH0221807Y2 JPH0221807Y2 JP1526684U JP1526684U JPH0221807Y2 JP H0221807 Y2 JPH0221807 Y2 JP H0221807Y2 JP 1526684 U JP1526684 U JP 1526684U JP 1526684 U JP1526684 U JP 1526684U JP H0221807 Y2 JPH0221807 Y2 JP H0221807Y2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の分野)
本考案は、周期的信号を受けてこれを閾値と比
較しそれによつてその周期信号と同期した矩形信
号を発生するコンパレータにおいて、入力である
周期的信号と出力である矩形信号との間の位相誤
差を補償する補償装置に関する。
較しそれによつてその周期信号と同期した矩形信
号を発生するコンパレータにおいて、入力である
周期的信号と出力である矩形信号との間の位相誤
差を補償する補償装置に関する。
(考案の背景)
従来、コンパレータとしてオペアンプを使用す
ることが知られている。オペアンプは、一方の入
力端子に入力信号を受けそして他方の入力端子に
閾値信号を受け、入力信号を閾値と比較して入力
信号が閾値レベルと交差するときに状態が遷移す
るハイ及びローの2レベルの矩形信号を出力端子
に発生する。しかしながら、オペアンプは実際に
はオフセツトや不感帯更に零ドリフト等の好まし
くない動作特性を備えているため、入力信号の設
定閾値交差点と出力信号の状態遷移点とは時間的
にずれてしまい、入力信号と出力矩形信号との間
に位相誤差が生じる。特に、オペアンプをコンパ
レータとして使用するとき、飽和動作をさせるた
め、出力信号にどの程度のオフセツト又は零ドリ
フトが存在するかを発見することは困難である。
従つて、従来周知の種々のオフセツト及びドリフ
ト補償方法では完全な補償を達成することができ
ない。また、オフセツト及びドリフト特性の優れ
た高精度で高価格のオペアンプを使用する場合、
その動作速度は遅く、コンパレータ動作時には逆
に精度低下を招き、好ましくない。
ることが知られている。オペアンプは、一方の入
力端子に入力信号を受けそして他方の入力端子に
閾値信号を受け、入力信号を閾値と比較して入力
信号が閾値レベルと交差するときに状態が遷移す
るハイ及びローの2レベルの矩形信号を出力端子
に発生する。しかしながら、オペアンプは実際に
はオフセツトや不感帯更に零ドリフト等の好まし
くない動作特性を備えているため、入力信号の設
定閾値交差点と出力信号の状態遷移点とは時間的
にずれてしまい、入力信号と出力矩形信号との間
に位相誤差が生じる。特に、オペアンプをコンパ
レータとして使用するとき、飽和動作をさせるた
め、出力信号にどの程度のオフセツト又は零ドリ
フトが存在するかを発見することは困難である。
従つて、従来周知の種々のオフセツト及びドリフ
ト補償方法では完全な補償を達成することができ
ない。また、オフセツト及びドリフト特性の優れ
た高精度で高価格のオペアンプを使用する場合、
その動作速度は遅く、コンパレータ動作時には逆
に精度低下を招き、好ましくない。
(考案の目的)
本考案の目的は、コンパレータのオフセツト及
び零ドリフトを補償する補償装置を提供すること
である。
び零ドリフトを補償する補償装置を提供すること
である。
本考案の別の目的は、オフセツト又は零ドリフ
トを有するコンパレータを用いた位相信号発生器
の位相誤差を補償する補償装置を提供することで
ある。
トを有するコンパレータを用いた位相信号発生器
の位相誤差を補償する補償装置を提供することで
ある。
(考案の要約)
上記目的を達成するため、周期性点対称波入力
信号を設定閾値と比較して入力信号とは同期して
はいるが位相誤差を含んでいる可能性のある矩形
波出力信号を発生する比較手段に関係して、本考
案の補償装置は、この矩形波出力信号の周期の所
定角度範囲を定めそれによつて矩形波出力の位相
誤差を含んだ制御信号を発生する積分制御手段
と、前記所定角度範囲と時間的に一致する期間だ
け前記入力信号を積分してそれによつて前記位相
誤差に関係した誤差信号を発生する積分手段と、
及び前記比較手段の入力信号と閾値との相対的レ
ベル関係を前記誤差信号に応じた量だけ変更して
入力信号と出力矩形波との間の位相誤差を補正す
る変更手段と、を備えている。尚、上記所定角度
範囲は、入力信号と出力矩形波との位相が一致し
ているとき、即ち位相誤差が零のとき、前記積分
手段の発生する前記変更信号の示す変更量が零と
なるように選択される。
信号を設定閾値と比較して入力信号とは同期して
はいるが位相誤差を含んでいる可能性のある矩形
波出力信号を発生する比較手段に関係して、本考
案の補償装置は、この矩形波出力信号の周期の所
定角度範囲を定めそれによつて矩形波出力の位相
誤差を含んだ制御信号を発生する積分制御手段
と、前記所定角度範囲と時間的に一致する期間だ
け前記入力信号を積分してそれによつて前記位相
誤差に関係した誤差信号を発生する積分手段と、
及び前記比較手段の入力信号と閾値との相対的レ
ベル関係を前記誤差信号に応じた量だけ変更して
入力信号と出力矩形波との間の位相誤差を補正す
る変更手段と、を備えている。尚、上記所定角度
範囲は、入力信号と出力矩形波との位相が一致し
ているとき、即ち位相誤差が零のとき、前記積分
手段の発生する前記変更信号の示す変更量が零と
なるように選択される。
(実施例の説明)
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本考案に依る位相補償装置を組込ん
だ位相信号発生装置のブロツク図である。オペア
ンプから成るコンパレータ12は、入力端子10
に与えられた周期性点対称波信号、例えば正弦
波、三角波等を一方の入力端子で受け、また他方
の入力端子で設定された閾値信号を受け、そして
その入力信号を設定閾値と比較して入力信号が閾
値レベルと交差するとき状態がハイレベル及びロ
ーレベルの間で遷移する矩形波出力信号を出力端
子14に発生する。このコンパレータ12に対し
設けられた本考案の補償装置について、その構成
の概略をまず初めに説明する。即ち、本補償装置
は、積分手段として、反転増幅器16と、制御可
能スイツチ18と、積分器20と、及び基準電圧
発生器22と、を備えている。更に、積分期間制
御手段として、PLL回路24と、分周器26と、
を備えている。また、変更手段として加算器30
を備えている。
だ位相信号発生装置のブロツク図である。オペア
ンプから成るコンパレータ12は、入力端子10
に与えられた周期性点対称波信号、例えば正弦
波、三角波等を一方の入力端子で受け、また他方
の入力端子で設定された閾値信号を受け、そして
その入力信号を設定閾値と比較して入力信号が閾
値レベルと交差するとき状態がハイレベル及びロ
ーレベルの間で遷移する矩形波出力信号を出力端
子14に発生する。このコンパレータ12に対し
設けられた本考案の補償装置について、その構成
の概略をまず初めに説明する。即ち、本補償装置
は、積分手段として、反転増幅器16と、制御可
能スイツチ18と、積分器20と、及び基準電圧
発生器22と、を備えている。更に、積分期間制
御手段として、PLL回路24と、分周器26と、
を備えている。また、変更手段として加算器30
を備えている。
次に、本補償装置の詳細な構成及び各構成の動
作について第2図の波形図も参照して説明する。
入力端子10とコンパレータ12の非反転入力と
の間には加算器30が接続されており、加算器3
0は1つの入力で入力端子10に与えられた例え
ば正弦波の入力信号S1を受け、また別の入力で
後述する積分器20からの信号を受け、それら信
号を加算してコンパレータ12に与える。従つ
て、積分器20からの信号が零ボルトの場合、入
力信号S1はそのままコンパレータに与えられ
る。コンパレータ12の反転入力に与えられる閾
値信号が例えば零ボルトの場合、理想的にはコン
パレータ動作の実際の閾値は入力信号S1の零レ
ベルと一致する。しかしながら、コンパレータ1
2が正のオフセツトを有していると、第2図に示
すように、コンパレータの実効上の閾値レベルが
入力信号S1に対して1点鎖線で示す位置までず
れてしまう。このため、コンパレータ12は信号
S1と一点鎖線の実効閾値との交差点で状態が変
化する矩形波出力S3を発生する。
作について第2図の波形図も参照して説明する。
入力端子10とコンパレータ12の非反転入力と
の間には加算器30が接続されており、加算器3
0は1つの入力で入力端子10に与えられた例え
ば正弦波の入力信号S1を受け、また別の入力で
後述する積分器20からの信号を受け、それら信
号を加算してコンパレータ12に与える。従つ
て、積分器20からの信号が零ボルトの場合、入
力信号S1はそのままコンパレータに与えられ
る。コンパレータ12の反転入力に与えられる閾
値信号が例えば零ボルトの場合、理想的にはコン
パレータ動作の実際の閾値は入力信号S1の零レ
ベルと一致する。しかしながら、コンパレータ1
2が正のオフセツトを有していると、第2図に示
すように、コンパレータの実効上の閾値レベルが
入力信号S1に対して1点鎖線で示す位置までず
れてしまう。このため、コンパレータ12は信号
S1と一点鎖線の実効閾値との交差点で状態が変
化する矩形波出力S3を発生する。
矩形波出力S3を受けるPLL回路24は、分
周器26とともに位相信号発生回路を成し、矩形
波S3の立ち上がりに同期した4倍の周波数のパ
ルスS4を発生する。分周器26は、このパルス
S4を4分周して夫々π/2ずつ位相のずれた4
つの位相パルス信号S5,S6,S7及びS8を
発生する。尚、0位相パルスS5はPLL回路2
4に比較信号として与えられる。各位相パルス信
号は、デユーテイ比が50%であり、従つて位相パ
ルスS5,S6,S7及びS8は、矩形波S3の
周期の0〜π,π/2〜3π/2,π〜2π,3π/
2〜5π/2の角度に相当する期間を定める。
周器26とともに位相信号発生回路を成し、矩形
波S3の立ち上がりに同期した4倍の周波数のパ
ルスS4を発生する。分周器26は、このパルス
S4を4分周して夫々π/2ずつ位相のずれた4
つの位相パルス信号S5,S6,S7及びS8を
発生する。尚、0位相パルスS5はPLL回路2
4に比較信号として与えられる。各位相パルス信
号は、デユーテイ比が50%であり、従つて位相パ
ルスS5,S6,S7及びS8は、矩形波S3の
周期の0〜π,π/2〜3π/2,π〜2π,3π/
2〜5π/2の角度に相当する期間を定める。
入力端子10にはまた反転増幅器16が接続さ
れており、この増幅器16は入力信号S1を反転
させた正弦波信号S2を発生する。次に、制御可
能なスイツチ18が設けられており、このスイツ
チ18は2つの端子32及び34を有しており、
端子32で反転正弦波入力信号S2を受けそして
端子34で直接正弦波入力信号S1を受ける。ス
イツチ18は、分周器26のπ/2位相信号S6
によりそのスイツチ動作が制御され、信号S6が
ローレベルの時端子34側へ切換えられて信号S
1を通し、そしてハイレベルの時端子32側へ切
換えられて信号S2を通し、その結果、第2図に
示す如き信号S9を発生する。この制御可能なス
イツチ18は、例えばアナログ・スイツチで実現
できる。次に、この信号S9を受ける積分器20
は、信号S9を積分してその積分値と基準電圧発
生器22の発生する基準電圧との差に応じた直流
誤差信号を発生し、この誤差信号を入力信号S1
に加算するために加算器30に与える。尚、積分
器20に接続された基準電圧発生器22は、積分
器20の閾値を定めて、それにより積分器20及
び加算器30のオフセツトを打ち消すために設け
られている。
れており、この増幅器16は入力信号S1を反転
させた正弦波信号S2を発生する。次に、制御可
能なスイツチ18が設けられており、このスイツ
チ18は2つの端子32及び34を有しており、
端子32で反転正弦波入力信号S2を受けそして
端子34で直接正弦波入力信号S1を受ける。ス
イツチ18は、分周器26のπ/2位相信号S6
によりそのスイツチ動作が制御され、信号S6が
ローレベルの時端子34側へ切換えられて信号S
1を通し、そしてハイレベルの時端子32側へ切
換えられて信号S2を通し、その結果、第2図に
示す如き信号S9を発生する。この制御可能なス
イツチ18は、例えばアナログ・スイツチで実現
できる。次に、この信号S9を受ける積分器20
は、信号S9を積分してその積分値と基準電圧発
生器22の発生する基準電圧との差に応じた直流
誤差信号を発生し、この誤差信号を入力信号S1
に加算するために加算器30に与える。尚、積分
器20に接続された基準電圧発生器22は、積分
器20の閾値を定めて、それにより積分器20及
び加算器30のオフセツトを打ち消すために設け
られている。
次に、本補償装置の動作について説明する。ま
ず初めに、積分器20の出力する誤差電圧が零ボ
ルトであり、またコンパレータ12が第2図の一
点鎖線で示すような正のオフセツトを有すると仮
定する。このとき、入力信号S1はそのままコン
パレータ12に与えられ、そしてコンパレータの
その正のオフセツトのため、発生される矩形波S
3は入力信号S1から位相が角度θだけ遅れる。
この矩形波S3の立ち上がり即ち前縁に位相同期
するPLL回路24は、矩形波の位相と同期して
おり従つて入力信号S1又はその反転信号S2に
対し位相誤差θを含んだ等間隔のパルス信号S4
を発生する。分周器26は、このパルス信号S4
を基に位相信号S5〜S8を発生するため、これ
ら位相信号が夫々表わす位相範囲もまた入力信号
S1の対応する位相範囲よりも位相がθだけ遅れ
る。従つて、分周器26の発生する位相信号は、
位相誤差情報を含んだ位相表示信号である。
ず初めに、積分器20の出力する誤差電圧が零ボ
ルトであり、またコンパレータ12が第2図の一
点鎖線で示すような正のオフセツトを有すると仮
定する。このとき、入力信号S1はそのままコン
パレータ12に与えられ、そしてコンパレータの
その正のオフセツトのため、発生される矩形波S
3は入力信号S1から位相が角度θだけ遅れる。
この矩形波S3の立ち上がり即ち前縁に位相同期
するPLL回路24は、矩形波の位相と同期して
おり従つて入力信号S1又はその反転信号S2に
対し位相誤差θを含んだ等間隔のパルス信号S4
を発生する。分周器26は、このパルス信号S4
を基に位相信号S5〜S8を発生するため、これ
ら位相信号が夫々表わす位相範囲もまた入力信号
S1の対応する位相範囲よりも位相がθだけ遅れ
る。従つて、分周器26の発生する位相信号は、
位相誤差情報を含んだ位相表示信号である。
本実施例では、位相信号S6が積分期間制御信
号として選択され、スイツチ18の制御信号とし
て使用される。この位相信号S6は、入力信号S
1及び反転入力信号S2の1周期内の(π/2+
θ)〜(3π/2+θ)の位相角度範囲を表わす
ものである。このπ/2位相信号S6を選択した
理由は、位相誤差θが零のとき対応する位相角度
範囲又は残りの位相角度範囲での入力信号S1及
び反転入力信号S2の夫々の積分値従つて補正用
の誤差信号を入力信号S1の振幅に無関係に零に
することができるため、並びに位相誤差θの正負
即ち位相遅れ及び位相進みに応じて上記積分値従
つて誤差信号の極性を変化させることができるた
めである。この点では、π/2位相信号S6の反
転波形の3π/2位相信号S8も積分期間制御信
号として使用できる。その場合、スイツチ18、
積分器20又は加算器30のいずれかにおいて、
誤差信号の極性の反転又はこれと等価な処理を行
うことは当業者には明らかであろう。
号として選択され、スイツチ18の制御信号とし
て使用される。この位相信号S6は、入力信号S
1及び反転入力信号S2の1周期内の(π/2+
θ)〜(3π/2+θ)の位相角度範囲を表わす
ものである。このπ/2位相信号S6を選択した
理由は、位相誤差θが零のとき対応する位相角度
範囲又は残りの位相角度範囲での入力信号S1及
び反転入力信号S2の夫々の積分値従つて補正用
の誤差信号を入力信号S1の振幅に無関係に零に
することができるため、並びに位相誤差θの正負
即ち位相遅れ及び位相進みに応じて上記積分値従
つて誤差信号の極性を変化させることができるた
めである。この点では、π/2位相信号S6の反
転波形の3π/2位相信号S8も積分期間制御信
号として使用できる。その場合、スイツチ18、
積分器20又は加算器30のいずれかにおいて、
誤差信号の極性の反転又はこれと等価な処理を行
うことは当業者には明らかであろう。
π/2位相信号S6を受けるスイツチ18がそ
の出力に発生する信号S9は、位相信号S6が定
めるπ/2+θ〜3π/2+θの期間中、端子3
2側に切換えられるため反転入力信号S2であ
り、次の期間即ち3π/2+θ〜5π/2+θの位
相角度期間中端子34側に切換えられるため入力
信号S1となり、そして以降の位相信号S6が定
める期間の間それら信号S1及びS2が交互に現
われる。
の出力に発生する信号S9は、位相信号S6が定
めるπ/2+θ〜3π/2+θの期間中、端子3
2側に切換えられるため反転入力信号S2であ
り、次の期間即ち3π/2+θ〜5π/2+θの位
相角度期間中端子34側に切換えられるため入力
信号S1となり、そして以降の位相信号S6が定
める期間の間それら信号S1及びS2が交互に現
われる。
信号S9を受ける積分器20は、π/2+θ〜
3π/2+θの期間に着目した場合、π/2+θ
〜πまでの面積aよりもπ〜3π/2+θまでの
面積bの方が大きく、その積分値は(b−a)に
大きさが比例した正の値となる。これは、他の期
間中も同じである。従つて、積分器20は、位相
誤差θが正の場合即ち位相遅れの場合、同じ正の
極性でかつ(b−a)に比例した値従つてθの大
きさに関係した値の誤差信号を発生する。他方、
位相誤差θが負で位相進み(これはオフセツトが
負のとき生じる)がある場合、同じ負の極性でか
つθの大きさに関係した値の誤差信号となる。図
示例の位相遅れ即ち正のオフセツトの場合、正の
直流誤差信号が加算器30により入力信号S1に
加算されて零レベルの下がつた信号S10が発生
される。この零レベルの低下はコンパレータ12
の正のオフセツトを打ち消すように作用し、それ
によつて位相誤差θを零にできる。コンパレータ
12の負のオフセツトの場合には、上述のように
誤差信号が負となつて入力信号S1の零レベルを
上げ、それによつて負のオフセツトを打ち消して
位相誤差を零にする。
3π/2+θの期間に着目した場合、π/2+θ
〜πまでの面積aよりもπ〜3π/2+θまでの
面積bの方が大きく、その積分値は(b−a)に
大きさが比例した正の値となる。これは、他の期
間中も同じである。従つて、積分器20は、位相
誤差θが正の場合即ち位相遅れの場合、同じ正の
極性でかつ(b−a)に比例した値従つてθの大
きさに関係した値の誤差信号を発生する。他方、
位相誤差θが負で位相進み(これはオフセツトが
負のとき生じる)がある場合、同じ負の極性でか
つθの大きさに関係した値の誤差信号となる。図
示例の位相遅れ即ち正のオフセツトの場合、正の
直流誤差信号が加算器30により入力信号S1に
加算されて零レベルの下がつた信号S10が発生
される。この零レベルの低下はコンパレータ12
の正のオフセツトを打ち消すように作用し、それ
によつて位相誤差θを零にできる。コンパレータ
12の負のオフセツトの場合には、上述のように
誤差信号が負となつて入力信号S1の零レベルを
上げ、それによつて負のオフセツトを打ち消して
位相誤差を零にする。
上述の実施例においては、次のような変更が可
能である。まず第1に、前述したようにπ/2位
相信号S6の代わりに3π/2位相信号S8が積
分期間制御信号として使用できる。その際の極性
の変更は上述した通りである。第2に、上記実施
例では、入力信号S1と反転入力信号S2の両方
を交互に積分しているが、入力信号S1及び反転
入力信号S2のいずれか一方のみをスイツチ18
を介して積分器20に入力し、信号S9をS1信
号成分のみあるいはS2信号成分のみにすること
ができる。この場合、積分値は大きさが減少する
だけであり、誤差信号は同じように作用する。第
3に、積分期間制御信号としてパルス幅πのπ/
2位相信号S6を使用しているが、この信号は言
い換えれば(π−π/2)〜(π+π/2)の位
相角度πを中心とするパルス幅πの信号である。
重要なことは、位相誤差θが零のとき、そのパル
スの中心がπ、あるいは2π等の入力正弦波信号
の零交差位置に一致することである。従つて、パ
ルス幅は角度πを中心としてπよりも小さくある
いは大きくすることが可能である。そのようなパ
ルス幅の信号は、周知のデジタル回路技術を用い
て発生することが可能である。第4に、上記実施
例では、入力信号S1とコンパレータ12の動作
閾値との相対的レベル関係を変更するのに、入力
信号S1に誤差信号を加算する方法を採つている
が、代わりの方法としてコンパレータ12の反転
入力端子の設定閾値レベルを誤差信号により加算
器等を用いて変更することも可能である。
能である。まず第1に、前述したようにπ/2位
相信号S6の代わりに3π/2位相信号S8が積
分期間制御信号として使用できる。その際の極性
の変更は上述した通りである。第2に、上記実施
例では、入力信号S1と反転入力信号S2の両方
を交互に積分しているが、入力信号S1及び反転
入力信号S2のいずれか一方のみをスイツチ18
を介して積分器20に入力し、信号S9をS1信
号成分のみあるいはS2信号成分のみにすること
ができる。この場合、積分値は大きさが減少する
だけであり、誤差信号は同じように作用する。第
3に、積分期間制御信号としてパルス幅πのπ/
2位相信号S6を使用しているが、この信号は言
い換えれば(π−π/2)〜(π+π/2)の位
相角度πを中心とするパルス幅πの信号である。
重要なことは、位相誤差θが零のとき、そのパル
スの中心がπ、あるいは2π等の入力正弦波信号
の零交差位置に一致することである。従つて、パ
ルス幅は角度πを中心としてπよりも小さくある
いは大きくすることが可能である。そのようなパ
ルス幅の信号は、周知のデジタル回路技術を用い
て発生することが可能である。第4に、上記実施
例では、入力信号S1とコンパレータ12の動作
閾値との相対的レベル関係を変更するのに、入力
信号S1に誤差信号を加算する方法を採つている
が、代わりの方法としてコンパレータ12の反転
入力端子の設定閾値レベルを誤差信号により加算
器等を用いて変更することも可能である。
以上に説明した本考案の位相補償装置に依れ
ば、コンパレータ12のオフセツト又は零ドリフ
トを補正して入力信号と出力信号との間の位相を
一致させることが可能である。これによつて、コ
ンパレータ12には安価なオペアンプが使用で
き、他の構成素子も安価なものが使用できる。
ば、コンパレータ12のオフセツト又は零ドリフ
トを補正して入力信号と出力信号との間の位相を
一致させることが可能である。これによつて、コ
ンパレータ12には安価なオペアンプが使用で
き、他の構成素子も安価なものが使用できる。
第1図は、本考案に依る位相補償装置を組込ん
だ位相信号発生器のブロツク図。第2図は、第1
図のブロツク回路図の種々の点の信号波形図。 符号説明、10……入力端子、12……コンパ
レータ、14……出力端子、16……反転増幅
器、18……スイツチ、20……積分器、22…
…基準電圧発生器、24……PLL回路、26…
…分周器、30……加算器。
だ位相信号発生器のブロツク図。第2図は、第1
図のブロツク回路図の種々の点の信号波形図。 符号説明、10……入力端子、12……コンパ
レータ、14……出力端子、16……反転増幅
器、18……スイツチ、20……積分器、22…
…基準電圧発生器、24……PLL回路、26…
…分周器、30……加算器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 周期性点対称波入力信号を所定の閾値と比較
して矩形波出力信号を発生するように構成され
た比較装置に関して、該比較装置の実効閾値が
前記所定の閾値から変動することにより生ずる
前記入力信号と前記出力信号との間の位相誤差
を補償する位相補償装置が、 イ 前記矩形波出力信号を受けるように接続さ
れており、前記矩形波の各周期のπラジアン
又は2πラジアンの位相角度を中心とする所
定角度範囲の期間を示す期間指示信号を発生
する積分期間制御手段と、 ロ 前記入力信号及び前記期間指示信号を受け
るように接続されており、前記入力信号又は
これを反転した反転入力信号を第1の信号と
して得て該第1の信号を前記期間指示信号が
示す期間の間積分して前記位相誤差に関係し
た誤差信号を発生する積分手段と、 ハ 前記誤差信号を受けるように接続されてお
り、前記誤差信号に応じて前記位相誤差が減
少するように前記入力信号と前記所定閾値と
の間の相対的レベル関係を変更する変更手段
と、 から成る位相補償装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置に
おいて、前記期間指示信号は、前記矩形波の各
周期のπラジアン又は2πラジアンの位相角度
の一方を中心とする所定角度幅の第1の所定角
度範囲の期間を示す、位相補償装置。 3 実用新案登録請求の範囲第2項記載の装置に
おいて、前記所定角度幅がπラジアンである、
位相補償装置。 4 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置に
おいて、前記期間指示信号は、前記矩形波の各
周期のπラジアンの位相角度及びその2πラジ
アンの位相角度を夫々中心とする第1及び第2
の所定角度範囲の期間を示す、位相補償装置。 5 実用新案登録請求の範囲第4項記載の装置に
おいて、前記積分手段は、前記第1の信号とし
て、前記第1の所定角度範囲の期間は前記入力
信号及び前記反転入力信号の一方を、そして前
記第2の所定角度範囲の期間はその他方を得
る、位相補償装置。 6 実用新案登録請求の範囲第5項記載の装置に
おいて、前記所定角度幅がπラジアンである、
位相補償装置。 7 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置に
おいて、前記変更手段は、前記比較装置に入力
する前記入力信号のレベルを変化させる、位相
補償装置。 8 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置に
おいて、前記変更手段は、前記比較装置の前記
所定閾値のレベルを変化させる、位相補償装
置。 9 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置に
おいて、前記比較装置がオペアンプである、位
相補償装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1526684U JPS60127035U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 位相補償装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1526684U JPS60127035U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 位相補償装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60127035U JPS60127035U (ja) | 1985-08-27 |
| JPH0221807Y2 true JPH0221807Y2 (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=30500955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1526684U Granted JPS60127035U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 位相補償装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60127035U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011220953A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Yokogawa Electric Corp | ゼロクロス信号生成回路および位相測定器 |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1526684U patent/JPS60127035U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60127035U (ja) | 1985-08-27 |
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