JPH02220817A - 複合材料成形装置 - Google Patents

複合材料成形装置

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JPH02220817A
JPH02220817A JP4378989A JP4378989A JPH02220817A JP H02220817 A JPH02220817 A JP H02220817A JP 4378989 A JP4378989 A JP 4378989A JP 4378989 A JP4378989 A JP 4378989A JP H02220817 A JPH02220817 A JP H02220817A
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JP
Japan
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mold
cavity
resin liquid
curable resin
composite material
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JP4378989A
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Ikuji Kurokawa
黒川 育二
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Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、成形型のキャビティ内を真空にして硬化性樹
脂液を注入するいわゆるヴアキスームアシストレジンイ
ンジェクション法に好適に用いられる成形装置に関する
ものである。
「従来の技術」 第1I図は従来の複合材料成形装置を示すものである。
このものは、成形型lと、硬化性樹脂液注入装置(以下
、注入装置と略称する)2と、排気装置3とにより概略
構成されたものである。
成形型lは上型4と下型5とからなるもので、上下の型
4,5間にはキャビティ6が形成されている。下型5の
合わせ面5aにはゴム等の柔軟性を有する材料からなる
リング状シール7が取り付けられており、上型4と下型
5が閉じられたときにキャビティ6が外気から気密に遮
断されるようになっている。この成形型lの下型5には
、硬化性樹脂液注入孔8が穿設され、上型4には排気孔
11が穿設されている。
前記注入装置2は、タンク9と注入管10と脱気管15
と外気導入管17とから概略構成されている。タンク9
は、複合材料を構成する硬化性樹脂液を流動可能な状態
で一時収容するもので、その下部には、弁21を備えた
注入管lOが連設されている。そしてこの注入管10は
、前記成形型lの注入孔8に接続されている。またタン
ク9の上部には、弁26を備えた脱気管15と弁16を
備えた外気導入管17が連投さている。そして脱気管!
7は、後述する排気装置、3の排気管12に接続され、
外気導入管!7は外気に解放されている。
前記排気装置3は、弁22を備えた排気管12と真空ポ
ンプ19とからなるもので、排気管12は前記成形型l
の排気孔!1に接続されている。
またこの排気管12の弁22より排気孔II側には、弁
13が設けられた外気導入管14が接続されている。
この複合材料成形装置による、成形は次のように行なわ
れる。
■ まず分割された状態の成形型Iのキャビティ6に強
化材を配置する。
■ 成形型1を閉じて、キャビティ6内の空気を排気装
置3で吸引する。この時注入管10の弁21と外気導入
管14の弁13は閉じられ、排気管12の弁22は開か
れる。
■ 他方注入装置2のタンク9に硬化性樹脂液25を収
容した後、脱気管!5を介して排気装置3でタンク9内
の圧力を所定の真空度まで下げて硬化性樹脂液の脱気を
行う。この時脱気管!5の弁26は開かれ、外気導入管
17の弁16は閉じられる。
■ 次に注入装置2の脱気管15の弁26を閉じ、外気
導入管17の弁16と注入管lOの弁21を開いて、大
気圧差を利用して成形型lのキャビティ6に硬化性樹脂
液を注入する。
■ キャビティ6が硬化性樹脂液で満たされたところで
、排気管12の弁22と注入管IOの弁21を閉じ、外
気導入管!4の弁13を開いて、成形型lの内部を常圧
に戻す。
■ この後成形型Xを加熱するなどして、キャビティ6
内に充填された硬化性樹脂液を硬化させ、成形を完了す
る。
「発明が解決しようとする課題」 このような従来の複合材料酸fユ装置にあっては、次の
ような課題があった。
I)成形型1のキャビティ6がリング状シール7で気密
に遮断されているため、上下型4,5の合わ上部27が
リング状シール7によって袋状になっている。このため
、この合わせ部27に存在する空気を完全に排気するこ
とが難しく、この合わせ部27に残留した空気が硬化性
樹脂液硬化時の収縮に伴ってキャビテイ6内部に引き込
まれて成形品表面にボイドやピンホール等の欠陥が生じ
る。
このため美観を要求される成形品を製造する場合は、成
形型1のキャビティ6の面に予めゲルコート硬化性樹脂
液を塗布し硬化させておいたり、成形後に表面欠陥をパ
テ埋め処理したり、表面研削処理する必要があった。
■)キャビティ6内を排気したときに成形型1に外気圧
が加わるため、この外気圧に耐え得るように成形型1を
製作しなければならず、成形型1が高価なものとなる。
■)成形型lの注入孔8と注入装置2の注入管10との
接続状鯨が少しでも悪いと、硬化性樹脂液注入時にこの
接続部分から外気が流入して、成形品の品質が損なわれ
るので、この接続部分を気密に精密に製作する必要があ
るうえこの部分の接続に高度な注意を払う必要がある。
「発明の目的」 本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、表面状態の
良好な成形品を製造できるうえ、成形型と注入装置との
接続を簡単に行え、しかも安価な成形型を利用できる複
合材料成形装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明の複合材料成形装置では、減圧容器を別途設けて
この減圧容器内に成形型を収容することにより前記目的
を達成した。
本発明の成形装置においては、成形型のみでなく注入装
置をも前記減圧容器内に収容することができる。
本発明の成形装置に用いる成形型は、上型と下型との合
わせ部にキャビティより高い位置でキャビティを囲む部
分が形成されものであることが望ましい。
本発明の成形装置の成形型には、少なくとも一部がキャ
ビティの最上部よりも上方に位置しかつキャビティに連
通ずる補充用硬化性樹脂液貯留空間を設けると効果的で
ある。
また成形型の注入孔のキャビティ側が開口をキャビティ
下面に設けると共に、このキャビティ下面に注入孔の開
口から延びる硬化性樹脂液流路の最上部よりも上方に位
置しかつキャビティに連通すると成形性を向上できる。
さらに成形型として、心部材とこの心部材を挟んでこの
心部材の周囲にキャビティの最上部よりも上方に位置し
かつキャビティに連通する一対の合わせ型とからなるも
のも用いると、複合材料を中空状に成形できる。
なおこの発明の装置においては、成形型のキャビティ内
に配置される強化材に、予め比較的少量の硬化性樹脂を
含浸し半硬化状機にしたものを用いてら、本発明の効果
が得られる。このような強化材を用いろと、強化材の形
状の変形防止や織締形態の乱れ防止、強化材の取り扱い
性向上等の効果が得られる。
「作用」 本発明の複合材料成形装置では、減圧容器内に成形型が
収容されているので、減圧容器内の空気を排出するとこ
の減圧容器内に収容された成形型内の空気ら排出できる
。この装置では、減圧容器によって成形金型が外気から
遮断されており、成形型の内部(キャビティ等)と外部
は同一気圧下に置かれることとなるので、成形金型のキ
ャビティを気密に形成する必要がない。従って、成形型
の合わせ部を気体が流通可能であるように形成すること
ができる。このように気体の流通が可能であるように(
すなわち若干の間隙が生じるように)成形型の合わせ部
の最上部よりも上方に位置しかつキャビティに連通して
おくと、この部分の空気も簡単に成形型の外に吸引され
るので成形型内の空気を完べきに除去できる。
また本発明の複合材料成形装置では、排気装置に連通さ
れた減圧容器内に成形型が収容されており、減圧容器内
を排気することにより間接的に成形型のキャビティの排
気が行なわれるので、成形型内外の圧力が常に等しい状
態となる。
さらに本発明の複合材料成形装置では、成形型が減圧容
器内に収容された結果、注入装置の成形型に接続される
部分ら減圧容器内に収容される。
その結果この接続部分も外気から遮断される。従って、
この部分の接続状態が若干不良であっても硬化性樹脂液
注入時のこの部分からの外気流入が防止される。
また請求項2の複合材料成形装置では、注入装置も減圧
容器内に収容されているので、成形型へマトリクスを注
入する注入装置の注入管の部分も外・気から完全に遮断
される。
さらに請求項3の複合材料成形装置は、上型と下型との
合わせ部にキャビティより高い位置でキャビティを囲む
部分が形成された成形型からならのなので、キャビティ
に注入された硬化性樹脂が流動性に富むものであっても
、硬化性樹脂が成形型の合わせ部から型の外に流出する
ことはない。またこの請求項3の装置によれば、成形型
の合わせ部に硬化性樹脂液が貯留されるので、硬化性樹
脂液の硬化時の収縮分がこの硬化性樹脂液によって補わ
れる。
補充用硬化性樹脂液貯留空間の形成された請求項4の複
合材料成形装置では、硬化性樹脂液が硬化時に収縮する
と、補充用硬化性樹脂液貯留空間に貯えられた硬化性樹
脂液がキャビティに吸引されて、収縮分が補われる。
請求項5の複合材料成形装置では、キャビティ下面に注
入口に連通した硬化性樹脂液流路が形成されているので
、注入された硬化性樹脂液がこの流路を流れてキャビテ
ィ内に広がり、迅速に注入することが可能になる。
請求項6の複合材料成形装置では、成形型が、心部材と
この心部材を挟んでこの心部材の周囲にキャビティの最
上部よりも上方に位置しかつキャビティに連通する一対
の合わせ型とによって形成されているので、キャビティ
に硬化性樹脂液を注入し硬化させると複合材料が中空状
に成形される。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の複合材料成形装置を詳し
く説明する。なお前記従来例と同一構成要素には同一符
号を付して説明を簡略化する。
(実施例1) 第1図は、本発明の複合材料成形装置の第I実施例を示
すもので、図中符号30は減圧容器、符号32は成形型
である。
減圧容器30は、成形型32を出し入れ可能に収容する
ものである。この減圧容器30の上部には、排気装置3
の排気管12が接続されている。
またこの減圧容器30の下部には、注入装置2の注入管
10が引き込まれている。
前記成形型32は上型33と下型34とからなるもので
、下型34にはキャビティ6の一番低い場所に開口する
ように注入孔8が穿設されている。
この注入孔8には減圧容430に引き込まれた注入装置
2の注入管IOが接続されている。また上型33にはキ
ャビティ6の一番高い場所に位置するように排気代置1
が穿設されている。この排気孔【【は、減圧容器30内
に開口しており、キャビティ6と減圧容器30内とを連
通している。
上型33と下型34との合わせ部35は、キャビティ6
の側部6 a、 6 aに沿って若干立ち上がった後水
平方向に延び、キャビティ6よりも上方の位置で成形型
32の外面に達している。この合わせ部35における上
下型33.34間の間隙は、005mm程度に形成され
ている。
次にこの複合材料成形装置によって行なわれる成形方法
に付いて説明する。
この成形装置で成形を行うには、まず分割された状態の
成形型32のキャビティ6に強化材をセットする。この
強化材の材質の具体例としては、ガラス、炭素、ポリア
ミド、アルミナ、および樹脂等で目止めされたポリウレ
タン発泡体や木材を挙げることができる。また強化材の
形態の具体例としては、繊維、クロス、チョブドストラ
ンドマット、コンティニアスマット、テープ、ブレード
などを挙げることができる。
キャビティ6に強化材をセットしたあと、成形型32は
閉じられ、ついで減圧容器30が密閉される。この後排
気装置3を運転して減圧容器30内の空気を排出する。
このとき排気管12の弁22は開かれ、外気導入管14
の弁13と、注入管10の弁2Iは閉じられる。
減圧容器30内の空気を排出すると、成形型32内の空
気か排気孔11および合わせ部35の間隙を通じて減圧
容器30に流出して排出される。
他方前記「従来の技術」の欄で説明したのと同様の手順
で注入装置2のタンク9内で硬化性樹脂液の脱気を行う
次に注入装置2のタンク9に外気導入管17から外気を
導入し、気圧差を利用して注入管lOから成形型1のキ
ャビティ6に硬化性樹脂液を注入する。この時、注入を
短時間で行うことを希望する場合は、注入装置2のタン
ク9内を加圧する。
利用できる硬化性樹脂液の具体例としては、エボキン樹
脂、ビニールエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂な
ど、通常のFRPに用いられる樹脂を例示できる。これ
ら硬化性樹脂液を脱気処理するときの真空度は、硬化性
樹脂液を成形型32に注入するときに硬化性樹脂液が沸
騰しないように、注入時の温度における硬化性樹脂液の
飽和蒸気圧以下にする必要がある。また硬化性樹脂液の
粘度は、注入時tsoocps以下、特に500CPS
以下であることが望ましい。さらに硬化性樹脂液の蒸気
圧は注入時の温度において、1OTorr以下であるこ
とが望ましい。
以上のようにしてキャビティ6への硬化性樹脂液の注入
が終了したら、排気管12の弁22と注入管lOの弁2
1を閉じ、外気導入管14を開いて、減圧容器30内を
常圧に戻す。減圧容器30内を常圧に戻すと成形型32
内ら常圧となる。この後、成形型32を加熱するなどの
手段によってキャビティ6に注入された硬化性樹脂液を
硬化させ、成形を完了する。
この複合材料成形装置では、減圧容器30内に成形型3
2が収容されているので、減圧容器30内の空気を排出
すると成形型32内の空気も減圧容器30を介して排出
される。
成形型32の合わ山部35には、0.05mm程度の間
隙が形成されており空気の流通が容易なので、この合わ
せ部35に存在する空気も容易に減圧容器30側に吸引
されて除去される。従って、この複合材料成形装置によ
れば、成形型32の合わせ部35に空気が残留する事標
を解消でき、表面にボイドやピンホール等の欠陥の無い
成形品を製造できる。
特にこの例の成形装置では、成形型32の合わせ部35
に0.05mg+程度の間隙が形成されているので、キ
ャビティ6に注入された液状の硬化性樹脂液はこの合わ
せ部35にまで侵入する。そして、硬化性樹脂液が硬化
して収縮すると、この合わせ部35に存在する硬化性樹
脂液が引き戻されて収縮分が補われる。従ってこの成形
装置では、表面状態の良好な成形品を容易に成形できる
またこの複合材料成形装置では、減圧容器30内に成形
型32が収容されており、成形型32内の空気が減圧容
器30を介して排出されるので、成形型32の内外の気
圧差は零となる。従ってこの複合材料成形装置では、成
形型32に要求される強度が小となり、成形型32を安
価に製造できる。即ち、キャビティ内を排気しない一般
的なFRP成形注形法いられる強度を要求されない成形
型と同様に、鉄、アルミニウム、プラスチックなどを用
いて成形型32を製作できる。
さらにこの複合材料成形装置では、成形型32が減圧容
器30内に収容された結果、注入管10の成形型32側
の接続部分37が減圧容器30内に収容されて外気から
遮断され、成形型32内と同一の真空度に保たれる。従
ってこの接続部分37の接続状綿が若干不良であっても
、注入時にこの部分から外気が流入することがなく、注
入される硬化性樹脂液中に気泡が混入することはない。
加えてこの複合材料成形装置では、成形型32の合わせ
部35の外方側端部がキャビティ6よりも上方の位置に
設けられているので、硬化性樹脂液が流動性の富むもの
であってら、キャビティ6内に充填された硬化性樹脂液
が流出する不安は全くない。
(実施例2) 第2図は、本発明の複合材料成形装置の第2実施例を示
す。
この複合材料成形装置においては、減圧容器30内に成
形型32と共に注入装置2が収容されている。
この複合材料成形装置では1.注入装置2の注入管10
が使い捨てを意図して安価なビニールパイプにより形成
されている。またこの注入管10には弁が設けられてい
ない。
このようにこの複合材料成形装置では注入管IOに弁が
設けられていないので、硬化性樹脂液を脱泡処理する工
程中に成形型、32のキャビティ6に注入装置2のタン
ク9の硬化性樹脂液が流入しないように、注入装置2の
タンク9は、その内部に収容された硬化性樹脂液が成形
型32のキャビティ6よりも低い位置に在るように設置
されている。
またこの複合材料成形装置の成形型32には、キャビテ
ィ6より高い位置に余剰硬化性樹脂液貯留空間39が形
成されている。この余剰硬化性樹脂液貯留空間39は、
成形型32の合わせ部35のキャビティ6より高い位置
にキャビティ6を囲繞するように形成されている。また
この余剰硬化性樹脂液貯留空間39は、成形型32の合
わせ部35に形成される間隙を介してキャビティ6に連
通している。
この装置で複合材料を成形する場合は、まず実施例1の
装置の場合と同様の操作で、強化材をキャビティに収容
した後、減圧容器30内の排気処理と硬化性樹脂液の脱
気処理を行う。
この後外気導入管17からタンク9に外気を導入して硬
化性樹脂液を成形型32のキャビティ6に圧送する。
すると成形型32に注入された硬化性樹脂液はキャビテ
ィ6を満たした後、上下型33.34間の合わせ部35
を伝わって余剰硬化性樹脂液貯留空間39を満たす。こ
のように余剰硬化性樹脂液貯留空間39まで硬化性樹脂
液が到達した処で、減圧容器30に外気を導入して常圧
に戻し、ビニールパイプ製の注入管lOを速やかにクリ
ップなどを用いて閉じ逆流を防止した後、硬化性樹脂液
を硬化させる。 この硬化性樹脂液の硬化処理時に、硬
化性樹脂液が収縮してキャビティ6内にすき間が生じた
場合には、余剰硬化性樹脂液貯留空間39に貯留されて
いる硬化性樹脂液が、そのすき間に流入してすき間を埋
める。
この複合材料成形装置では、注入装置2も減圧容器30
内に収容されているので、注入装置2のタンク9と成形
型32を接続する注入管10t、外気から遮断され、成
形型32内と同じ圧力に保たれる。このため、成形型3
2および注入装置2に対する注入管10の接続に若干緩
みがあっても、硬化性樹脂液注入時にその部分から空気
が流入することはない。従ってこの複合材料成形装置で
は注入管IOの接続部分を簡単な構造にすることができ
る。そして注入管lOを安価なビニールバイブなどで形
成するれば、硬化性樹脂液を変更する際などには、新規
なビニールパイプに取り替えることによって注入管10
の洗浄等の手間を省くことができ、段取りを短時間で完
了できる。
さらにこの複合材料成形装置では、成形型32に余剰硬
化性樹脂液貯留空間39が設けられているので、硬化性
樹脂液の硬化に伴う収縮が大であってら十分収縮分を補
充でき、表面状態の極めて良好な成形品を製造できる利
点がある。
(実施例3) 第3図は、本発明の第3実施例の複合材料成形装置を示
すものである。
この複合材料成形装置においては、成形型32が昇降機
構40上に設置されている。この昇降機構40は、エア
ーシリンダーによって構成されkもので、減圧容器30
内に設けられている。この昇降機構40は、成形型32
のキャビティ6に充填された硬化性樹脂液が注入装置2
側に逆流しない位置まで成形型32を下げられるように
なっている。
この複合材料成形装置では、成形型32のキャビティ6
に硬化性樹脂液を充填したあと、昇降機IrIIt40
を作動させて、成形型32のキャビティ6が注入装置2
のタンク9中の硬化性樹脂液より下方になるまで成形型
32の位置を下げることにより、キャビティ6に充填さ
れた硬化性樹脂液の逆流を防止する。
この複合材料成形装置においては、成形型32に注入さ
れた硬化性樹脂液の注入装置2側への逆流を成形型32
を下降させることによって防止するので、硬化性樹脂液
注入後に注入管lOを閉じる必要がなく、弁の設けられ
ていない注入管IOを用いての成形操作を容易に行うこ
とができる。
(実施例4) 第4図は、第4実施例の複合材料成形装置を構成する成
形型32を示すものである。この成形型32は、上型3
3と下型34との合わせ部35が、キャビティ6の側部
6a、6aの中程から水平に若干延びたあとキャビティ
6より高い位置まで立ち上がり、その後再び水平に延び
るように形成されている。
この成形型32でも、前記実施例のものと同様の作用効
果を得ることができる。
(実施例5) 第5図は、第5実施例の複合材料成形装置を構成する成
形型32を示すものである。
この成形型32では、キャビティ6の下面6bに硬化性
樹脂液流路41・・・が形成されている。この硬化性樹
脂液流路41・・・は、第6図に示すように、注入孔8
から放射状に延びている。この硬化性樹脂液流路41は
、幅0.5am、深さ21程度あるいは断面積が1−−
1程度のV型溝に形成されている。
この複合材料成形装置では、注入孔8から注入された硬
化性樹脂液が硬化性樹脂液流路41・・・を伝わってキ
ャビティ6内に広がるので、硬化性樹脂液の流れが良好
となる。従ってこの複合材料成形装置によれば、硬化性
樹脂液を短時間で注入できるうえ、強化材の体積分率(
V「)を高めることができる。
(実施例6) 第7図および第8図は、第6実施例の複合材料成形装置
を構成する成形型45を示すものである。
この成形型45は、心部材46と、この心部材46を挟
んでこの心部材46の周囲にキャビティ6の最上部より
も上方に位置しかつキャビティに連通する一対の合わせ
型47とからなるもので、合わせ型47は上型48と下
型49とによって構成されている。
心部材46はパイプ状のもので、その周囲にはパイプ状
にキャビティ6が形成されている。また上型48には排
気孔11が形成され、下型49には注入孔8が形成され
ている。上型48と下型49の合わせ部35は、キャビ
ティ6の最も幅の広い箇所から水平に延びた後、キャビ
ティ6の上部よりも高い位置まで立ち上がりその後再び
水平に延びている。そして立ち上がった部分の上端には
補充用硬化性樹脂液貯留空間39がキャビティ6の長さ
方向に沿って形成されている。
前記心部材46の両端には合わせ型47の端面と密着す
るフランジ50が設けられている。このフランジ50の
内周にはOリング51が取り付けられている。またフラ
ンジ50の合わせ型47に接する面にはパツキン52が
貼着されている。
この複合材料成形装置では、成形型45の心部材46を
一端から他端に向がって徐々に縮径するように形成して
おき、成形後にこの心部材46を引き抜くと、パイプ状
の複合材料成形品を得ることができる。
またこの複合材料成形装置によれば、成形型45の心部
材46をアルミパイプなどで形成し、キャビティ6中で
繊維強化プラスチック(F RP )を成形することに
より、アルミパイプの外面がFRPで一体に覆われたア
ルミ−FRP複合パイプを成形できる。
さらに心部材46に発泡プラスチックで形成したものを
用いると、発泡体−FRP複合パイプを製造できる。
(実施例7) 第9図および第10図は、府記実施例6に記載した成形
装置の成形型45を構成する心部材46の他の例を示す
ものである。
この心部材46は、中実状の硬心部53とその外周囲に
被せられた弾性チューブ54とによって形成されている
。弾性チューブ54はノリコンゴムなどの伸縮自在な材
料によって形成されたもので、その両端は硬心部53に
気密にンールされている。また硬心部53には、エアー
導入孔55が設けられている。このエアー導入孔55は
弾性デユープ54で覆われた硬心部53の外周面と硬心
部53の端面に開口するように形成されている。
次に、この6郎4146を用いた複合材料の成形に付い
て説明する。
この心部材46は、第7図および第8図に示した成形型
45にセットされて用いられる。そしてこの心部材46
がセットされた成形型45を成形装置に取り付けた後、
成形型45のキャビティ6には前記実施例で説明した手
順に従って硬化性樹脂液が充填される。
硬化性樹脂液を充填した後、心部材46の硬心部53と
弾性チューブ54との間にエアー導入孔55を介して空
気を圧送する。すると弾性チューブ54が膨張してキャ
ビティ6内に注入された硬化性樹脂液のうち一部がキャ
ビティ6から排出される。この状態でキャビティ6内に
残る硬化性樹脂液を硬化させて成形品を完成する。
この実施例の成形装置では、心部材46の外周部が弾性
チューブ54で形成されているので、弾性チューブ54
を膨張させることによりキャビティ6に充填された硬化
性樹脂液の余剰分を排出できる。従ってこの実施例の成
形装置では、強化材の体積分率(■「)の大きな成形品
を製造できる。
また心部材46の硬心部53と弾性チューブ54との間
に注入された空気を排出すると成形品と心部材46との
間にすき間が形成されるので、抜きテーパーを設けなく
ても成形品から心部材46を容易に抜き取ることができ
る利点がある。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の複合材料成形装置は成彩
型が減圧容器内に収容されたものなので、減圧容器によ
って成形型が外気から遮断され、成形型の合わせ部を気
密に遮断する必要がなくなる。
よってこの成形装置では成形型の合わせ部を空気流通可
能に形成して、この合わせ部に存在する空気の除去を容
易にすることができる。
従って本発明の成形装置によれば、成形型の合わせ部に
空気が残留する事態を解消でき、成形品表面にボイドや
ピンホール等の欠陥が発生するのを防ぐことができる。
よって本発明の成形装置によれば、後処理を行わなくと
も表面の奇麗な成形品を製造できる。
また本発明の複合材料成形装置では、減圧容器内に成形
型が収容されているので、成形型の内外の圧力が等しく
なり、成形型に求められる強度が軽減される。従って本
発明の成形装置によれば、強度の弱い安価な成形型でも
問題なく利用できる利点がある。
さらに本発明の複合材料成形装置では、成形型が減圧容
器内に収容されているので、注入装置の成形型に接続さ
れる部分が減圧容器内に収容されて、成形型内と同一の
圧力下に置かれることとなる。この結果、この接続部分
の接続状態が若干不良であってもこの部分からの外気の
流入が防止されて注入される硬化性樹脂液への外気混入
が防止される。従って本発明の成形装置によれば、成形
型と注入装置との接続部を緩い精度で製作できると共に
、この部分の接続を楽に行うことができ成形型交換を容
易化、できる。
また請求項2の複合材料成形装置では、注入装置と成形
型が減圧容器内に収容されているので、注入装置の注入
管が減圧容器内に完全に収容される。よって注入管の接
続部分を気密に形成する必要か無くなり、注入管の構造
を簡単ににできる。
従って、この成形装置によれば、注入管を安価なビニー
ルパイプなどで作成して使捨て可能とし、硬化性樹脂液
交換時の洗浄の手間を省き、段取り時間の短縮を図るこ
とができる。
さらに請求項3の複合材料成形装置は、上型と下型との
合わせ部にキャビティより高い位置でキャビティを囲む
部分が形成された成形型からならのなので、キャビティ
に注入された硬化性樹脂液が流動性に富むものであって
も、硬化性樹脂液が成形型の合わせ部から型の外に流出
することはない。
またこの請求項3の装置によれば、成形型の合わせ部に
硬化性樹脂液液が貯留されるので、硬化性樹脂液液の硬
化時の収縮分がこの硬化性樹脂液液によって補われる。
従って請求項3の成形装置によれば、高品質の成形品を
容易に製造できる。
請求項4の複合材料成形装置では、成形型に、補充用便
化性W脂族貯留空間が形成されているので、硬化性樹脂
液の硬化時の収縮が極めて大きくてしその収縮分の硬化
性樹脂液を貯留空間から十分hff充できる。従ってこ
の複合材料成形装置では、収縮の大きい硬化性樹脂液か
らも、高品質の成形品を製造できる。
請求項5の複合材料成形装置では、成形型のキャビティ
の下面に、硬化性樹脂液流路が形成されているので、硬
化性樹脂液の流れが良好となる。従ってこの成形装置に
よれば、硬化性樹脂液の注入を短時間で行うことができ
るうえ、強化材の体積分率を高めることができる。
請求項6の複合材料成形装置では、成形型が、心部材と
この心部材を挟んでこの心部材の周囲にキャビティの最
上部よりも上方に位置しかつキャビティに連通する一対
の合わせ型とからなるものなので、中空状の成形品を製
造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合材料成形装置の第1実施例を示す
概略構成図、 第2図は本発明の複合材料成形装置の第2実施例を示す
概略構成図、 第3図は本発明の複合材料成形装置の第3実施例を示す
概略構成図、 第4図は本発明の複合材料成形装置の第4実施例を構成
する成形型を示す断面図、 第5図は本発明の複合材料成形装置の第5実施例を構成
する成形型の要部を示す断面図、第6図は同成形型の要
部の平面図、 第7図は本発明の複合材料成形装置の第6実施例を構成
する成形型の要部を示す断面図、第8図は同成形型の要
部の側面図、 第9図は本発明の複合材料成形装置の第7実施例を構成
する成形型の要部を示す断面図、第10図は同成形型の
要部の側面図、 第11図は従来の複合材料成形装置を示す概略構成図で
ある。 2・・・注入装置   3・・・排気装置6・・・キャ
ビティ  8・・・注入孔11・・・排気孔    3
0・・・減圧容器32・・成形型    35・・・合
わせ部39・・・補充用硬化性樹脂液貯留空間41・・
・硬化性樹脂液流路 45・・・成形型    46・・・心部材47・・・
合わせ型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャビティに連通して硬化性樹脂液注入孔と排気
    孔とが穿設された成形型と、この成形型の注入孔に接続
    された硬化性樹脂液注入装置と、前記成形型を収容する
    減圧容器と、この減圧容器内の空気を排出する排気装置
    とからなる複合材料成形装置。
  2. (2)前記硬化性樹脂液注入装置が前記減圧容器内に収
    容されたことを特徴とする請求項1項記載の複合材料成
    形装置。
  3. (3)前記成形型が、上型と下型との合わせ部にキャビ
    ティより高い位置でキャビティを囲む部分が形成されも
    のであることを特徴とする請求項1記載の複合材料成形
    装置。
  4. (4)前記成形型に、少なくとも一部がキャビティの最
    上部よりも上方に位置しかつキャビティに連通する補充
    用硬化性樹脂液貯留空間が形成されたことを特徴とする
    請求項1項記載の複合材料成形装置。
  5. (5)前記成形型の注入孔がキャビティの下面に開口す
    るように形成されると共に、この注入孔の開口から延び
    る硬化性樹脂液流路がキャビティ下面に形成されたこと
    を特徴とする請求項1項記載の複合材料成形装置。
  6. (6)前記成形型が、心部材とこの心部材を挟んでこの
    心部材の周囲にキャビティを形成する一対の合わせ型と
    からなるものであることを特徴とする請求項1項記載の
    複合材料成形装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007021878A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toshiba Corp 加圧ゲル化用注入装置、エポキシ樹脂注形品とその製造方法、およびそれを備えたガス絶縁機器
JP2010263076A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 樹脂充填方法、および樹脂充填装置
JP2014014946A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd 熱硬化性樹脂注入方法および注入装置

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