JPH0222202A - 防虫製剤および防虫材 - Google Patents
防虫製剤および防虫材Info
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- JPH0222202A JPH0222202A JP17080588A JP17080588A JPH0222202A JP H0222202 A JPH0222202 A JP H0222202A JP 17080588 A JP17080588 A JP 17080588A JP 17080588 A JP17080588 A JP 17080588A JP H0222202 A JPH0222202 A JP H0222202A
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- JP
- Japan
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- insect repellent
- microcapsules
- repellent
- diethyltoluamide
- insecticidal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はゴキブリ、ダニ等の害虫を忌避するための防虫
製剤および防虫材に関するものである。
製剤および防虫材に関するものである。
より詳しくは、害虫忌避性化合物であるN、 N−ジエ
チル−m−トルアミド(以下、ジエチルトルアミドと称
する。)を内包した徐放性マイクロカプセルを用いた防
虫製剤および防虫材に関するものである。
チル−m−トルアミド(以下、ジエチルトルアミドと称
する。)を内包した徐放性マイクロカプセルを用いた防
虫製剤および防虫材に関するものである。
[従来の技術]
昆虫類は180万種以上が知られており、この中には直
接、間接に人間生活にマイナス影響を与える衛生害虫と
呼ばれるグループがある。
接、間接に人間生活にマイナス影響を与える衛生害虫と
呼ばれるグループがある。
衛生害虫の主要なものとして、次のようなものがある。
刺されると激しいかゆみと発赤、腫脹を起こすほか、日
本脳炎、デング熱、黄熱、マラリア、フィラリア症等の
伝染病を媒介する鮫類;雌成虫が人畜を激しく刺し、伝
染病を媒介することもあるブヨ類、アブ類、ヌカ力類;
コレラ菌、チフス菌、赤痢菌等の伝染病菌や結核菌等の
病原菌を撒き散らすゴキブリ類;ツツガムシ病を引き起
こすツツガムシ;人畜を激しく吸血するほか、アレルギ
ーの原因ともなるダニ類など。このほか、衛生害虫はイ
ガ、コイガ等の衣料害虫、ノミ、ハエ類、ざらにはアリ
等にも及ぶ。
本脳炎、デング熱、黄熱、マラリア、フィラリア症等の
伝染病を媒介する鮫類;雌成虫が人畜を激しく刺し、伝
染病を媒介することもあるブヨ類、アブ類、ヌカ力類;
コレラ菌、チフス菌、赤痢菌等の伝染病菌や結核菌等の
病原菌を撒き散らすゴキブリ類;ツツガムシ病を引き起
こすツツガムシ;人畜を激しく吸血するほか、アレルギ
ーの原因ともなるダニ類など。このほか、衛生害虫はイ
ガ、コイガ等の衣料害虫、ノミ、ハエ類、ざらにはアリ
等にも及ぶ。
これら衛生害虫の駆除方法として、殺虫剤の散布、殺虫
剤を有効成分とするエアゾール剤、燻蒸剤等の使用が一
般的に行なわれている。しかし高濃度の殺虫剤の使用は
人体への有害な影響が予想されるほか、一定時間が経過
して殺虫剤の有効性が消失した後に害虫が再度侵入する
、殺虫剤の連続使用により害虫が薬剤耐性を獲1qシて
殺虫剤が無効になる、死出の処理を必要とする等の問題
がある。
剤を有効成分とするエアゾール剤、燻蒸剤等の使用が一
般的に行なわれている。しかし高濃度の殺虫剤の使用は
人体への有害な影響が予想されるほか、一定時間が経過
して殺虫剤の有効性が消失した後に害虫が再度侵入する
、殺虫剤の連続使用により害虫が薬剤耐性を獲1qシて
殺虫剤が無効になる、死出の処理を必要とする等の問題
がある。
これらの問題を回避する方法として、衛生害虫の忌避剤
について従来から研究がなされ、多くの忌避効果物質、
例えばジエチルトルアミド、N−ブチルアセトアニリド
、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−ブチル
−2−エチル−1゜3−プロパンジオール、プロピルマ
ンプレート等が見い出された。
について従来から研究がなされ、多くの忌避効果物質、
例えばジエチルトルアミド、N−ブチルアセトアニリド
、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−ブチル
−2−エチル−1゜3−プロパンジオール、プロピルマ
ンプレート等が見い出された。
忌避剤の適用方法としては、防虫紙、防虫シート、防虫
テープ等の防虫材;カーペットのパイル糸、基布、バッ
キング材等にジエチルトルアミド等の忌避剤原体を適当
な溶媒、ラテックスに溶解して塗布、含浸、混入等して
ダニ等を回避する;タンスの天井、側板、引き出し、食
器棚の部材に忌避剤を含浸させて防虫家具、防虫食器棚
を作る等である。
テープ等の防虫材;カーペットのパイル糸、基布、バッ
キング材等にジエチルトルアミド等の忌避剤原体を適当
な溶媒、ラテックスに溶解して塗布、含浸、混入等して
ダニ等を回避する;タンスの天井、側板、引き出し、食
器棚の部材に忌避剤を含浸させて防虫家具、防虫食器棚
を作る等である。
中でも防虫材は、切断や敷設等の使い勝手がよいことか
ら、従来より汎用されているが、その打型は殺虫剤また
は忌避剤をそのまま紙に含浸させたもの、あるいはシー
ト状物の片面に殺虫剤または忌避剤を塗布したものが一
般的である。しかしながら、生体への影響を考慮すると
殺虫剤、特に有機リン系殺虫剤を使用した防虫紙や防虫
シートを住居内で使用することは、人間、ペットに対す
る安全性の面で問題があり、忌避剤がより好ましいと言
える。
ら、従来より汎用されているが、その打型は殺虫剤また
は忌避剤をそのまま紙に含浸させたもの、あるいはシー
ト状物の片面に殺虫剤または忌避剤を塗布したものが一
般的である。しかしながら、生体への影響を考慮すると
殺虫剤、特に有機リン系殺虫剤を使用した防虫紙や防虫
シートを住居内で使用することは、人間、ペットに対す
る安全性の面で問題があり、忌避剤がより好ましいと言
える。
しかしながら、従来の忌避剤には以下のような欠点があ
った。
った。
すなわち、忌避剤は、ある程度の蒸気圧を有し、有効成
分が徐々に揮散することが望ましく、揮散が大きすぎる
と忌避有効期間が短くなり、また、揮散が小さすぎると
忌避効果が発現しない。
分が徐々に揮散することが望ましく、揮散が大きすぎる
と忌避有効期間が短くなり、また、揮散が小さすぎると
忌避効果が発現しない。
また、前記のような忌避剤の打型(例えば、シートなど
に忌避剤を含浸させたもの等)では、揮散速度の制御が
難しい上、防虫紙あるいは防虫シート等を敷設する場所
の環境要因、例えば日光、温度、水分などによって、有
効期間が大きく左右されるという問題がおり、忌避効果
を安定して持続させることは困難であった。
に忌避剤を含浸させたもの等)では、揮散速度の制御が
難しい上、防虫紙あるいは防虫シート等を敷設する場所
の環境要因、例えば日光、温度、水分などによって、有
効期間が大きく左右されるという問題がおり、忌避効果
を安定して持続させることは困難であった。
このような忌避剤の中では、従来忌避対象が広いこと、
安全性が高いこと、人間が嫌わない匂いであること等の
理由で、ジエチルトルアミドが最も理想的であるとされ
ているが、前述の各種忌避剤と同様に長期持続性に劣る
欠点があった。
安全性が高いこと、人間が嫌わない匂いであること等の
理由で、ジエチルトルアミドが最も理想的であるとされ
ているが、前述の各種忌避剤と同様に長期持続性に劣る
欠点があった。
[発明が解決しようとする課題]
本発明者らは、忌避効果の長期持続性を達成すべく鋭意
検討の結果、先に特願1118 B2−24390号と
して、芯物質がジエチルトルアミドからなり、かつ壁材
が徐放性を有するマイクロカプセルからなる徐放性マイ
クロカプセル化防虫製剤を提唱した。
検討の結果、先に特願1118 B2−24390号と
して、芯物質がジエチルトルアミドからなり、かつ壁材
が徐放性を有するマイクロカプセルからなる徐放性マイ
クロカプセル化防虫製剤を提唱した。
この防虫製剤によれば薬効の揮散を自由に調整でき、必
要最小限とすることが可能であり、ジエチルトルアミド
原体と比較して極めて長期に亘り、各種害虫に対する忌
避効果を付与することができるが、基材等に塗工した防
虫製剤の保持力(結着力)が弱いという問題があった。
要最小限とすることが可能であり、ジエチルトルアミド
原体と比較して極めて長期に亘り、各種害虫に対する忌
避効果を付与することができるが、基材等に塗工した防
虫製剤の保持力(結着力)が弱いという問題があった。
すなわち、例えば防虫紙、防虫シート、防虫カーペット
等では、折り曲げたり切断する作業時にマイクロカプセ
ル剤が脱落し、また防虫家具等の場合にも機械的接触に
よって防虫剤が脱落するという問題かあった。
等では、折り曲げたり切断する作業時にマイクロカプセ
ル剤が脱落し、また防虫家具等の場合にも機械的接触に
よって防虫剤が脱落するという問題かあった。
従って本発明の課題は、ジエチルトルアミドをマイクロ
カプセル化することによって薬剤の揮散を制御するとと
もに、周囲の環境から保護し、またマイクロカプセルを
基材に安定に結着、保持することによって、折り曲げ、
ひっかき、切断等の作業による基材からのマイクロカプ
セルの脱落を防止して、忌避効果の長期持続性を可能に
した防虫製剤および防虫材を提供することにある。
カプセル化することによって薬剤の揮散を制御するとと
もに、周囲の環境から保護し、またマイクロカプセルを
基材に安定に結着、保持することによって、折り曲げ、
ひっかき、切断等の作業による基材からのマイクロカプ
セルの脱落を防止して、忌避効果の長期持続性を可能に
した防虫製剤および防虫材を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者らはかかる課題を解決すべく鋭意研究を手ねた
結果、ジエチルトルアミドを芯物質と゛し、かつ壁材が
徐放性を有するマイクロカプセルを、ポリビニルアルコ
ールをバインダーとして基材に結着、保持することによ
って前記課題を解決し得ることを見い出し、本発明を完
成したものである。
結果、ジエチルトルアミドを芯物質と゛し、かつ壁材が
徐放性を有するマイクロカプセルを、ポリビニルアルコ
ールをバインダーとして基材に結着、保持することによ
って前記課題を解決し得ることを見い出し、本発明を完
成したものである。
すなわち、本発明は、
1)N、N−ジエチル−m−トルアミドを内包する徐放
性マイクロカプセルとポリビニルアルコールとを含有す
ることを特徴とする防虫製剤、2)徐放性マイクロカプ
セルをポリビニルアルコール水溶液に分散してなること
を特徴とする前記1)の防虫製剤、 3)徐放性マイクロカプセルおよびポリビニルアルコー
ルの含有割合が、それぞれ固形分換算で、徐放性マイク
ロカプセル:ポリビニルアルコール−に〇、05〜1:
1であることを特徴と覆る前記1)または2)の防虫製
剤、 4)N、N−ジエチル−m−トルアミドを内包する徐放
性マイクロカプセルを、ポリビニルアルコールによって
基材に保持してなることを特徴とする防虫材、 5)徐放性マイクロカプセルのN、N−ジエチル−m−
トルアミド含有量が1〜100g/rdであることを特
徴とする前記4)の防虫材、6)前記基材が、紙、織布
、不織布、合成樹脂フィルムおよび木材から選ばれる材
料からなることを特徴とする前記4)または5)の防虫
材、に関するものである。
性マイクロカプセルとポリビニルアルコールとを含有す
ることを特徴とする防虫製剤、2)徐放性マイクロカプ
セルをポリビニルアルコール水溶液に分散してなること
を特徴とする前記1)の防虫製剤、 3)徐放性マイクロカプセルおよびポリビニルアルコー
ルの含有割合が、それぞれ固形分換算で、徐放性マイク
ロカプセル:ポリビニルアルコール−に〇、05〜1:
1であることを特徴と覆る前記1)または2)の防虫製
剤、 4)N、N−ジエチル−m−トルアミドを内包する徐放
性マイクロカプセルを、ポリビニルアルコールによって
基材に保持してなることを特徴とする防虫材、 5)徐放性マイクロカプセルのN、N−ジエチル−m−
トルアミド含有量が1〜100g/rdであることを特
徴とする前記4)の防虫材、6)前記基材が、紙、織布
、不織布、合成樹脂フィルムおよび木材から選ばれる材
料からなることを特徴とする前記4)または5)の防虫
材、に関するものである。
[作用]
本発明においては、ジエチルトルアミドをマイクロカプ
セル化することによって薬剤の揮散を制御するとともに
、周囲の環境から保護し、またマイクロカプセルをポリ
ビニルアルコールを用いて木材に安定に結着、保持する
ことによって折り曲げ、ひっかぎ、切断等の作業による
基材からのマイクロカプセルの脱落を防止して、忌避効
果の長期持続性を可能にした。
セル化することによって薬剤の揮散を制御するとともに
、周囲の環境から保護し、またマイクロカプセルをポリ
ビニルアルコールを用いて木材に安定に結着、保持する
ことによって折り曲げ、ひっかぎ、切断等の作業による
基材からのマイクロカプセルの脱落を防止して、忌避効
果の長期持続性を可能にした。
本発明におけるジエチルトルアミドを内包する徐放性マ
イクロカプセルは、特願昭62−24390号に具体的
に開示したように、芯物質がジエチルトルアミドからな
り、かつ壁材が徐放性を有するものである。
イクロカプセルは、特願昭62−24390号に具体的
に開示したように、芯物質がジエチルトルアミドからな
り、かつ壁材が徐放性を有するものである。
マイクロカプセル化する方法としては、マイクロカプセ
ル生成技術において広く公知の界面重合法、rn−si
tu法、相分離法、液中硬化被覆法(オリフィス法)、
液中乾燥法、噴霧・造粒法等が利用できるが、なかでも
界面重合法およびrn−srtu法は目的とするジエチ
ルトルアミドのマイクロカプセル化を効果的、かつ経済
的に可能ならしめるので特に有用である。
ル生成技術において広く公知の界面重合法、rn−si
tu法、相分離法、液中硬化被覆法(オリフィス法)、
液中乾燥法、噴霧・造粒法等が利用できるが、なかでも
界面重合法およびrn−srtu法は目的とするジエチ
ルトルアミドのマイクロカプセル化を効果的、かつ経済
的に可能ならしめるので特に有用である。
壁材料は、ジエチルトルアミドに対して徐放性を有し得
る物質であれば、いずれでも使用可能であるが、特には
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレア樹脂、
ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂、メラミ
ン樹脂、およびこれらの複合材料が好ましい。
る物質であれば、いずれでも使用可能であるが、特には
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレア樹脂、
ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、グアナミン樹脂、メラミ
ン樹脂、およびこれらの複合材料が好ましい。
芯物質と壁材料の好ましい割合については特に限定され
ないが、経済性を考慮し、また本発明におけるマイクロ
カプセル壁材は内包される液状のジエチルトルアミドを
充分保持するとともに、内包物質を保護しなければなら
ないことから、芯物質と壁材の好ましい重量比は1:1
〜1:Q、01であり、さらに好ましくは1:0.3〜
1:0.03である。
ないが、経済性を考慮し、また本発明におけるマイクロ
カプセル壁材は内包される液状のジエチルトルアミドを
充分保持するとともに、内包物質を保護しなければなら
ないことから、芯物質と壁材の好ましい重量比は1:1
〜1:Q、01であり、さらに好ましくは1:0.3〜
1:0.03である。
本発明においては上記徐放性マイクロカプセルとともに
、該マイクロカプセルを基材に結着、保持するためのバ
インダーとしてポリビニルアルコールを用いる。
、該マイクロカプセルを基材に結着、保持するためのバ
インダーとしてポリビニルアルコールを用いる。
バインダーに要求される性質としては、その中にマイク
ロカプセルを均一に分散させることができ、基材からマ
イクロカプセルが脱落することを防ぐために接着性が高
く、ジエチルトルアミドを内包するマイクロカプセルの
徐放性に与える影響の小さいことが必要である。
ロカプセルを均一に分散させることができ、基材からマ
イクロカプセルが脱落することを防ぐために接着性が高
く、ジエチルトルアミドを内包するマイクロカプセルの
徐放性に与える影響の小さいことが必要である。
このようなバインダーとして有機溶剤に溶解した油溶性
バインダーを用いることは、これが徐放性マイクロカプ
セル内のジエチルトルアミドをカプセル外に急速に溶出
してしまうので不適当である。
バインダーを用いることは、これが徐放性マイクロカプ
セル内のジエチルトルアミドをカプセル外に急速に溶出
してしまうので不適当である。
したがって、水溶性あるいは水に分散することのできる
バインダーであることが望ましいが、このようなバイン
ダーであってもジエチルトルアミドと相溶性のあるもの
ではジエチルトルアミドをカプセル外に溶出してしまう
ので、バインダーとして不適当である。
バインダーであることが望ましいが、このようなバイン
ダーであってもジエチルトルアミドと相溶性のあるもの
ではジエチルトルアミドをカプセル外に溶出してしまう
ので、バインダーとして不適当である。
ざらには、水溶性であっても耐環境性の点から、塗布乾
燥したものは易溶性でないことが望まれる。
燥したものは易溶性でないことが望まれる。
このような観点からバインダーについて鋭意検討を重ね
た結果、水溶性高分子であるポリビニルアルコールが上
記要件を満たすことを見い出すに至ったものである。
た結果、水溶性高分子であるポリビニルアルコールが上
記要件を満たすことを見い出すに至ったものである。
本発明において、ポリビニルアルコールをバインダーと
して使用することにより、基材の表面特性、特に紙の表
面特性、例えば平滑性、耐摩耗性、耐油性が改善され、
忌避効果の長期持続性が維持される。
して使用することにより、基材の表面特性、特に紙の表
面特性、例えば平滑性、耐摩耗性、耐油性が改善され、
忌避効果の長期持続性が維持される。
本発明においてポリビニルアルコールは、その重合度、
鹸化度の如何にかかわらず、従来公知のものを特に限定
することなく使用することかできる。
鹸化度の如何にかかわらず、従来公知のものを特に限定
することなく使用することかできる。
本発明おいてジエチルトルアミドを内包する徐放性マイ
クロカプセルと、これとともにバインダーとして用いる
ポリビニルアルコールの配合割合およびその使用量は特
に制限はないが、例えばゴキブリ、ダニ、ノミ、アリ等
の害虫に対して長期に亘って忌避を必要とする場合には
、ジエチルトルアミド量として1〜100g/TIt1
好ましくは3〜25 g/m含有するとともに、徐放性
マイクロカプセルとポリビニルアルコ−ル れ固形分換算で、徐放性マイクロカプセル固形分:バイ
ンダー固形分が1:o.05〜1:1、好ましくは1:
0.1〜1:0.6とするのが好ましい。
クロカプセルと、これとともにバインダーとして用いる
ポリビニルアルコールの配合割合およびその使用量は特
に制限はないが、例えばゴキブリ、ダニ、ノミ、アリ等
の害虫に対して長期に亘って忌避を必要とする場合には
、ジエチルトルアミド量として1〜100g/TIt1
好ましくは3〜25 g/m含有するとともに、徐放性
マイクロカプセルとポリビニルアルコ−ル れ固形分換算で、徐放性マイクロカプセル固形分:バイ
ンダー固形分が1:o.05〜1:1、好ましくは1:
0.1〜1:0.6とするのが好ましい。
この比率よりバインダーが少ないと、結着力が弱くなっ
てマイクロカプセルを基材に安定に保持するのが困難と
なり、一方、マイクロカプセルあるいはバインダー量が
これより多くなると、経済的に不利である。
てマイクロカプセルを基材に安定に保持するのが困難と
なり、一方、マイクロカプセルあるいはバインダー量が
これより多くなると、経済的に不利である。
本発明においては上記マイクロカプセルとバインダーと
を配合した防虫製剤は、好適にはマイクロカプセルをバ
インダー水溶液に分散した塗工液として用いられる。こ
のときのマイクロカプセルを分散させたバインダー水溶
液中の固形分含憬は5〜50%、好ましくは10〜30
%である。
を配合した防虫製剤は、好適にはマイクロカプセルをバ
インダー水溶液に分散した塗工液として用いられる。こ
のときのマイクロカプセルを分散させたバインダー水溶
液中の固形分含憬は5〜50%、好ましくは10〜30
%である。
本発明では前記の塗工液を各種の基材、例えば紙、織布
、不織布、合成樹脂フィルム、木材等に塗布あるいは含
浸させて防虫紙、防虫シート、防虫テープ、防虫布等の
防虫材を形成することができる伯、該塗工液をタンス、
食器棚、衣装箱等の家具、カーペットあるいはフトン力
バーやシーツ等に塗布あるいは含浸させるなどして防虫
処理を施すことが可能である。
、不織布、合成樹脂フィルム、木材等に塗布あるいは含
浸させて防虫紙、防虫シート、防虫テープ、防虫布等の
防虫材を形成することができる伯、該塗工液をタンス、
食器棚、衣装箱等の家具、カーペットあるいはフトン力
バーやシーツ等に塗布あるいは含浸させるなどして防虫
処理を施すことが可能である。
さらには上記塗工液を塗布あるいは含浸させた基材を用
いて、タンス、食器棚、衣装箱等の家具、カーペットあ
るいはフトン力バーやシーツ等の成型品を製作すること
ができ、この製作作業時に防虫製剤が脱落することがな
い。
いて、タンス、食器棚、衣装箱等の家具、カーペットあ
るいはフトン力バーやシーツ等の成型品を製作すること
ができ、この製作作業時に防虫製剤が脱落することがな
い。
また、上記防虫製剤は、着香料や@色材等を含有しても
よい。
よい。
[実施例]
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれにより特に制限されるものではない。
、本発明はこれにより特に制限されるものではない。
なお、以下の記載において配合割合を表わす「部」およ
び「%」は、特に断わらない限り重量基準である。
び「%」は、特に断わらない限り重量基準である。
スチレン−無水マレイン酸樹脂を少量の水酸化ナトリウ
ムとともに溶解して調製したpH4,5の3%水溶液2
00部に、ジエチルトルアミド135部を加え、ウルト
ラホモジナイザーを使用してエマルジョンの粒径が10
μとなるように乳化した。
ムとともに溶解して調製したpH4,5の3%水溶液2
00部に、ジエチルトルアミド135部を加え、ウルト
ラホモジナイザーを使用してエマルジョンの粒径が10
μとなるように乳化した。
メラミン8.1部および37%ホルムアルデヒド水溶液
6.8部を65部の水に加え、20%水酸化ナトリウム
水溶液でpH9,5とし80℃で15分間加熱後、前記
乳化物に加えた。
6.8部を65部の水に加え、20%水酸化ナトリウム
水溶液でpH9,5とし80℃で15分間加熱後、前記
乳化物に加えた。
これを液温75°Cで2時間攪拌し、ジエチルトルアミ
ドを内包したメラミン壁の徐放性マイクロカプセル分散
液を(qた。
ドを内包したメラミン壁の徐放性マイクロカプセル分散
液を(qた。
分散液中の固形分は約36%、有効成分は約32%であ
った。
った。
本発明に係る水溶性バインダーとして、下記(A)、(
B)に示す市販のポリビニルアルコールを用いた。
B)に示す市販のポリビニルアルコールを用いた。
また、下記(C)に示す水溶性バインダーおよび下記(
D)に示す水分散性バインダーを比較対照用バインダー
として用いた。
D)に示す水分散性バインダーを比較対照用バインダー
として用いた。
バインダーA;ユニチカ(I)製ポリビニルアルコール
(商品名 VP−240G> バインダーB;日本合成化学■製ポリビニルアルコール
(商品名 ゴセノールNH−18)バインダーC;三光
化学工業■製ポリビニルメチルエーテル(商品名 PV
M−30W>バインダーD;旭化成■製5BR(スチレ
ン・ブタジェンゴム)ラテックス(商品名 L−187
6> 実施例1 前述のようにして得た供試マイクロカプセルに供試バイ
ンダー(A)および(B)を、マイクロカプセル固形分
に対して固形分として10および20%(W/W>とな
るようにそれぞれ添加した。
(商品名 VP−240G> バインダーB;日本合成化学■製ポリビニルアルコール
(商品名 ゴセノールNH−18)バインダーC;三光
化学工業■製ポリビニルメチルエーテル(商品名 PV
M−30W>バインダーD;旭化成■製5BR(スチレ
ン・ブタジェンゴム)ラテックス(商品名 L−187
6> 実施例1 前述のようにして得た供試マイクロカプセルに供試バイ
ンダー(A)および(B)を、マイクロカプセル固形分
に対して固形分として10および20%(W/W>とな
るようにそれぞれ添加した。
これをクラフト紙にジエチルトルアミド換算で69/尻
となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、塗布後60
℃で3分間乾燥して表1の防虫紙(ア)〜(1)を(q
た。
となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、塗布後60
℃で3分間乾燥して表1の防虫紙(ア)〜(1)を(q
た。
比較例1
供試バインダーを(C)および(D>としたこと以外は
実施例1と同様にして、表1の防虫紙(オ)〜(り)を
得た。
実施例1と同様にして、表1の防虫紙(オ)〜(り)を
得た。
また、バインダー無添加の比較対照として、供試マイク
ロカプセルをジエチルトルアミド換算で6g/Trtと
なるようにワイヤーバーを用いて塗布し、塗布後60’
Cで3分間乾燥して表1の無添加防虫紙を得た。
ロカプセルをジエチルトルアミド換算で6g/Trtと
なるようにワイヤーバーを用いて塗布し、塗布後60’
Cで3分間乾燥して表1の無添加防虫紙を得た。
表1
実施例2
実施例1で調製した防虫紙の基材とマイクロカプセルと
の結着性を、防虫紙を数回折り曲げて塗工面よりマイク
ロカプセルが脱落するか否かで評価するとともに、防虫
紙上のマイクロカプセルを電子顕微鏡で観察した。評価
結果を表2に示す。
の結着性を、防虫紙を数回折り曲げて塗工面よりマイク
ロカプセルが脱落するか否かで評価するとともに、防虫
紙上のマイクロカプセルを電子顕微鏡で観察した。評価
結果を表2に示す。
なお、表中における塗工面からのマイクロカプセルの脱
落の程度は、 (−):仝く脱落せず、 (+):ごく一部が脱落、 (++) :塗工面の数個所より脱落、をボす。
落の程度は、 (−):仝く脱落せず、 (+):ごく一部が脱落、 (++) :塗工面の数個所より脱落、をボす。
比較例2
比較例1で調製した防虫紙を用いたこと以外は実施例2
と同様にして、基材とマイクロカプセルとの結着性を評
価するとともに、防虫紙上のマイクロカプセルを電子顕
微鏡で観察した。評価結果を表2に示す。
と同様にして、基材とマイクロカプセルとの結着性を評
価するとともに、防虫紙上のマイクロカプセルを電子顕
微鏡で観察した。評価結果を表2に示す。
表2から明らかなように、本発明に係るバインダーを用
いた(ア)〜(1)の防虫紙では基材からのマイクロカ
プセルの脱落のない強固な結着性を示すとともに、基材
上のマイクロカプセルは特に押しつぶされることもなく
球形状を維持していた。
いた(ア)〜(1)の防虫紙では基材からのマイクロカ
プセルの脱落のない強固な結着性を示すとともに、基材
上のマイクロカプセルは特に押しつぶされることもなく
球形状を維持していた。
これに対して、比較対照として示した無添加防虫紙では
、基材上のマイクロカプセルは球形状を維持しているも
のの、基材とマイクロカプセルとの結着性が弱く、マイ
クロカプセルの脱落が見られた。
、基材上のマイクロカプセルは球形状を維持しているも
のの、基材とマイクロカプセルとの結着性が弱く、マイ
クロカプセルの脱落が見られた。
また、本発明範囲外のバインダーを用いた防虫紙(オ)
〜(り)では、基材との結着性は比較的良好であるもの
の、基材上のマイクロカプセルが押しつぶされた形状を
しており、複連するように忌避効果の長期持続性を発揮
することかできなかった。
〜(り)では、基材との結着性は比較的良好であるもの
の、基材上のマイクロカプセルが押しつぶされた形状を
しており、複連するように忌避効果の長期持続性を発揮
することかできなかった。
表2
実施例3
実施例1で調製した防虫紙(ア)〜(1)を用い、これ
を23°C165%RHの恒温恒湿室に静置して、1ケ
月および3ケ月経過後のジエチルトルアミド残存量を測
定した。結果を表3に塗イ5量に対する残存率として示
した。
を23°C165%RHの恒温恒湿室に静置して、1ケ
月および3ケ月経過後のジエチルトルアミド残存量を測
定した。結果を表3に塗イ5量に対する残存率として示
した。
比較例3
比較例1で調製した防虫紙(オ)〜(り)および無添加
防虫紙を用いたこと以外は実施例3と同様にして、1ケ
月および3ケ月経過後のジエチルトルアミド残存量を測
定した。結果を表3に示す。
防虫紙を用いたこと以外は実施例3と同様にして、1ケ
月および3ケ月経過後のジエチルトルアミド残存量を測
定した。結果を表3に示す。
これとは別の比較対照として、ジエチルトルアミド原体
をエタノールで希釈し、ジエチルトルアミド原体換算で
6y/mを上質紙に塗布したものを「原体塗布紙」とし
て、上記と同様の試験をした結果を表3に示す。
をエタノールで希釈し、ジエチルトルアミド原体換算で
6y/mを上質紙に塗布したものを「原体塗布紙」とし
て、上記と同様の試験をした結果を表3に示す。
表3から明らかなように、本発明範囲外のバインダーを
使用した防虫紙(オ)〜(り)および原体塗布紙の有効
成分がいずれも急速に失われたのに対し、本発明に係る
バインダーを用いた防虫紙(ア)〜(1)は無添加紙と
同様の有効成分の高い保持性を有していた。
使用した防虫紙(オ)〜(り)および原体塗布紙の有効
成分がいずれも急速に失われたのに対し、本発明に係る
バインダーを用いた防虫紙(ア)〜(1)は無添加紙と
同様の有効成分の高い保持性を有していた。
表3
実施例4:ダニに対する忌避効果試験
実施例1で調製した防虫紙(ア)〜(工)を用いて、ケ
ナガコナダニおよび゛」ナヒョウヒダニに対する忌避効
果を調べた。
ナガコナダニおよび゛」ナヒョウヒダニに対する忌避効
果を調べた。
まず、(ア)〜(1)の各防虫紙を7 X 7 cmに
切り、この切断紙を25°C190%RHのチャンバー
内に置かれたホーローバットにそれぞれ並べた。
切り、この切断紙を25°C190%RHのチャンバー
内に置かれたホーローバットにそれぞれ並べた。
次に、各防虫切断紙の表面に含水率15%の粉末飼料を
2.Oqずつ均一に置ぎ、さらにこれら防虫切断紙の間
にダニを大量に繁殖させた培地を少装置いた。
2.Oqずつ均一に置ぎ、さらにこれら防虫切断紙の間
にダニを大量に繁殖させた培地を少装置いた。
忌避効果の評価は、ダニ接種の1日後、1ケ月、3ケ月
および6ケ月後に、5 x 5 cmに切った黒色ラシ
ャ紙を防虫切断紙上に1枚ずつ置き、3時間後に哀史に
見られた生ダニ数をカウントすることによって行なった
。結果を表4に示す。
および6ケ月後に、5 x 5 cmに切った黒色ラシ
ャ紙を防虫切断紙上に1枚ずつ置き、3時間後に哀史に
見られた生ダニ数をカウントすることによって行なった
。結果を表4に示す。
比較例4
比較例1で調製した防虫紙(オ)〜(り)および無添加
防虫紙と、比較例3て調製した原体塗布紙を用いたこと
以外は実施例4と同様にして、それぞれの防虫紙のケナ
ガコナダニおよびコナヒヨウヒダニに対する忌避効果を
調べた。結果を表4に示す。
防虫紙と、比較例3て調製した原体塗布紙を用いたこと
以外は実施例4と同様にして、それぞれの防虫紙のケナ
ガコナダニおよびコナヒヨウヒダニに対する忌避効果を
調べた。結果を表4に示す。
表4から明らかなように、本発明に係るバインダーを用
いた防虫紙は、いずれもダニ類に対して高い忌避効果を
示した。
いた防虫紙は、いずれもダニ類に対して高い忌避効果を
示した。
実施例5
供試マイクロカプセルに供試バインダー(A>および(
B)を、マイクロカプセル固形分に対して固形分として
5および15%(W/W>となるようにそれぞれ添加し
た。
B)を、マイクロカプセル固形分に対して固形分として
5および15%(W/W>となるようにそれぞれ添加し
た。
これを合成紙(玉子油化合成紙社製、ユポ#130(商
品名))にジエチルトルアミド換算で、5および10g
/Trtとなるようにワイヤーバーで塗布し、塗布後1
05℃で2分間乾燥して表5の防虫シート(ケ)〜(り
)を得た。
品名))にジエチルトルアミド換算で、5および10g
/Trtとなるようにワイヤーバーで塗布し、塗布後1
05℃で2分間乾燥して表5の防虫シート(ケ)〜(り
)を得た。
これら防虫シートの基材とマイクロカプセルとの結着性
を、防虫シートを手でもみほぐして塗工面からマイクロ
カプセルが脱落するか否かで評価するとともに、防虫シ
ート上のマイクロカプセルを電子顕微鏡で観察した。評
価結果を表6に示す。
を、防虫シートを手でもみほぐして塗工面からマイクロ
カプセルが脱落するか否かで評価するとともに、防虫シ
ート上のマイクロカプセルを電子顕微鏡で観察した。評
価結果を表6に示す。
なお、表中における塗工面からのマイクロカプセルの脱
落の程度は、 (−):仝く脱落せず、 (十):ごく一部が脱落、 (十干):塗工面の数個所より脱落、 を示す。
落の程度は、 (−):仝く脱落せず、 (十):ごく一部が脱落、 (十干):塗工面の数個所より脱落、 を示す。
比較例5
供試バインダーを(C)および(D>としたこと以外は
実施例5と同様にして、表5の防虫シート(チ)〜(ネ
)を得た。
実施例5と同様にして、表5の防虫シート(チ)〜(ネ
)を得た。
また、バインダー無添加の比較対照として、供試マイク
ロカプセルをジエチルトルアミド換算で5および10g
/7Ffとなるように塗布、屹燥して、表5に1無添加
−5」および「無添加−10Jとして示した防虫シート
を得た。
ロカプセルをジエチルトルアミド換算で5および10g
/7Ffとなるように塗布、屹燥して、表5に1無添加
−5」および「無添加−10Jとして示した防虫シート
を得た。
これら防虫シートの基材とマイクロカプセルとの結着性
を、実施例5と同様に評価するとともに、防虫シート上
のマイクロカプセルを電子顕微鏡で12察した。評価結
果を表6に示す。
を、実施例5と同様に評価するとともに、防虫シート上
のマイクロカプセルを電子顕微鏡で12察した。評価結
果を表6に示す。
表6から明らかなように、本発明に係るバインダーを用
いた(ケ)〜(夕)の防虫シートでは基材からのマイク
ロカプセルの脱落のない強固な結着性を示すとともに、
基材上のマイクロカプセルは特に押しつぶされることも
なく球形状を維持していた。
いた(ケ)〜(夕)の防虫シートでは基材からのマイク
ロカプセルの脱落のない強固な結着性を示すとともに、
基材上のマイクロカプセルは特に押しつぶされることも
なく球形状を維持していた。
これに対して、比較対照として示した無添加−57−3
よび無添加−10の防虫シートでは、基材上のマイクロ
カプセルは球形状を維持しているものの、基材とマイク
ロカプセルとの結着性が弱く、マイクロカプセルの脱落
が見られた。
よび無添加−10の防虫シートでは、基材上のマイクロ
カプセルは球形状を維持しているものの、基材とマイク
ロカプセルとの結着性が弱く、マイクロカプセルの脱落
が見られた。
また、本発明範囲外のバインダーを用いた(チ)〜(ネ
)の防虫シートでは、基材との結着性は比較的良好でお
るものの、基材上のマイクロカプセルが押しつぶされた
形状をしており、忌避効果の長期持続性を発揮すること
ができなかった。
)の防虫シートでは、基材との結着性は比較的良好でお
るものの、基材上のマイクロカプセルが押しつぶされた
形状をしており、忌避効果の長期持続性を発揮すること
ができなかった。
表6
実施例6;チャバネゴキブリに対する忌避効果試験
実施例5で調製した表5に例示の防虫シート;(コ)、
(シ)、(セ)および(り)を用いてチャバネゴキブリ
に対する忌避効果試験を行なった。
(シ)、(セ)および(り)を用いてチャバネゴキブリ
に対する忌避効果試験を行なった。
チャバネゴキブリに対する忌避効果試験は下記のように
行ない、評価結果を表7にまとめた。
行ない、評価結果を表7にまとめた。
まず、上記の各防虫シートのそれぞれを用い、これら防
虫シートの塗工面を内側にして、2X10X7cmの直
方体の箱を作り、この箱の2 X 7 cmの面の1ケ
所に1 cm幅の穴を開けた。
虫シートの塗工面を内側にして、2X10X7cmの直
方体の箱を作り、この箱の2 X 7 cmの面の1ケ
所に1 cm幅の穴を開けた。
次に、大型のバットを準備し、このバット上に上記の防
虫シートから得た箱の各1個と、薬剤処理がなされてい
ない箱(コントロール)1個を並べた。
虫シートから得た箱の各1個と、薬剤処理がなされてい
ない箱(コントロール)1個を並べた。
同様のバットを計4枚用意した後、これらを23°C1
65%RHの恒温恒湿室中に静置し、塗工の1日後、1
ケ月後、4ケ月後および6ケ月後に、チャバネゴキブリ
の成虫の雌雄台50頭の計100頭をそれぞれ1枚ずつ
のパッドに投入し、ヂ℃・ハネゴキブリ投入の3日後に
8笥の中のチャバネゴキブリをカウントすることによっ
て忌避効果を評価した。
65%RHの恒温恒湿室中に静置し、塗工の1日後、1
ケ月後、4ケ月後および6ケ月後に、チャバネゴキブリ
の成虫の雌雄台50頭の計100頭をそれぞれ1枚ずつ
のパッドに投入し、ヂ℃・ハネゴキブリ投入の3日後に
8笥の中のチャバネゴキブリをカウントすることによっ
て忌避効果を評価した。
比較例6
比較例5で調製した(ツ)、(ト)、(ニ)および(ネ
)の防虫シート、および無添加−10の防虫シートを用
い、また、これとは別にジエチルトルアミド原体をエタ
ノールで希釈し、ジエチルトルアミド原体換算で10g
/mとなるように塗イti シて調製した防虫シートを
[原体塗布−10Jとして用いる以外は実施例6と同様
にして、それぞれの防虫シートのチャバネゴキブリに対
する忌避効果を調べた。結果を表7に示す。
)の防虫シート、および無添加−10の防虫シートを用
い、また、これとは別にジエチルトルアミド原体をエタ
ノールで希釈し、ジエチルトルアミド原体換算で10g
/mとなるように塗イti シて調製した防虫シートを
[原体塗布−10Jとして用いる以外は実施例6と同様
にして、それぞれの防虫シートのチャバネゴキブリに対
する忌避効果を調べた。結果を表7に示す。
表7から明らかなように、本発明に係るバインダーを用
いた(コ)、(シ)、(セ)および(夕)の防虫シート
は、無添加シートと同様に忌避効果が長期に亘って持続
した。
いた(コ)、(シ)、(セ)および(夕)の防虫シート
は、無添加シートと同様に忌避効果が長期に亘って持続
した。
しかしながら、本発明範囲外のバインダーを用いた(ツ
〉、(ト)、(ニ)および(ネ)の防虫シートと原体塗
布シートでは、忌避効果が早期に失われてしまった。
〉、(ト)、(ニ)および(ネ)の防虫シートと原体塗
布シートでは、忌避効果が早期に失われてしまった。
実施例7
供試マイクロカプセルに供試バインダー(A>および(
B)を、マイクロカプセル固形分に対して固形分として
10%(W/W)となるようにそれぞれ添加し、これを
ボール紙にジエチルトルアミド@鋒で、10g/lrt
となるように塗布、乾燥後、衣装箱に成型して防虫衣装
箱を得た。
B)を、マイクロカプセル固形分に対して固形分として
10%(W/W)となるようにそれぞれ添加し、これを
ボール紙にジエチルトルアミド@鋒で、10g/lrt
となるように塗布、乾燥後、衣装箱に成型して防虫衣装
箱を得た。
この衣装箱は忌避効果の長期持続性に優れたもので必っ
た。
た。
実施例8
供試マイクロカプセルに供試バインダー(A>および(
B)を、マイクロカプセル固形分に対して固形分として
15%(W/W>となるようにそれぞれ添加し、これを
剥離紙の付いた合成紙の表面に塗イ[シ、防虫テープを
得た。
B)を、マイクロカプセル固形分に対して固形分として
15%(W/W>となるようにそれぞれ添加し、これを
剥離紙の付いた合成紙の表面に塗イ[シ、防虫テープを
得た。
この防虫テープは忌避効果の長期持続性に優れたもので
あった。
あった。
実施例9
カーペット材料の第1次基イ「(ポリプロピレン)の表
面に、マイクロカプセル固形分に対して固形分として2
0%(W/W>となるように供試バインダー(A)およ
び(B)を添FJOしたものを、ジエチルトルアミド換
算で109/mとなるように1.5Cm間隔の0.5M
幅で縞状に塗15シた。
面に、マイクロカプセル固形分に対して固形分として2
0%(W/W>となるように供試バインダー(A)およ
び(B)を添FJOしたものを、ジエチルトルアミド換
算で109/mとなるように1.5Cm間隔の0.5M
幅で縞状に塗15シた。
この第1次基布にポリプロピレンのパイル糸を織り込ん
だ後、第2次基布(ジュート)を接着さけ、防虫カーペ
ットを作成した。
だ後、第2次基布(ジュート)を接着さけ、防虫カーペ
ットを作成した。
この防虫カーペットは忌避効果の長期持続性に優れたも
のであった。
のであった。
実施例10
マイクロカプセル固形分に対して固形分として10%(
W/W>の供試バインダー(A>および(B)を添加し
、これにアクリルのパイル糸を含浸させた。
W/W>の供試バインダー(A>および(B)を添加し
、これにアクリルのパイル糸を含浸させた。
乾燥後、このパイル糸を第1次基布に固定化した後、こ
の上に第2次基布を接着して防虫カーベラ(・を作成し
た。
の上に第2次基布を接着して防虫カーベラ(・を作成し
た。
この防虫カーペットは忌避効果の長期持続性に優れたも
のであった。
のであった。
[発明の効果]
以上に説明したように、本発明においては、ジエチルト
ルアミド とによって薬剤の揮散を制御するとともに、周囲の環境
から保護し、またマイクロカプセルをポリビニルアルコ
ールを用いて基材に安定に結着、保持することによって
折り曲げ、ひっかき、切断等の作業による基材からのマ
イクロカプセルの脱落を防止した、忌避効果の長期持続
性を有する防虫製剤を提供することが可能になった。
ルアミド とによって薬剤の揮散を制御するとともに、周囲の環境
から保護し、またマイクロカプセルをポリビニルアルコ
ールを用いて基材に安定に結着、保持することによって
折り曲げ、ひっかき、切断等の作業による基材からのマ
イクロカプセルの脱落を防止した、忌避効果の長期持続
性を有する防虫製剤を提供することが可能になった。
また、この防虫製剤は広範な分野での利用が可能あり、
これを用いることによって各種基材に忌避効果の長期持
続性に優れた防虫処理を容易に行なうことができ、忌避
効果の長期持続性に優れた防虫材および成型品を提供す
ることもできるようになった。
これを用いることによって各種基材に忌避効果の長期持
続性に優れた防虫処理を容易に行なうことができ、忌避
効果の長期持続性に優れた防虫材および成型品を提供す
ることもできるようになった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)N,N−ジエチル−m−トルアミドを内包する徐放
性マイクロカプセルとポリビニルアルコールとを含有す
ることを特徴とする防虫製剤。 2)徐放性マイクロカプセルをポリビニルアルコール水
溶液に分散してなることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の防虫製剤。 3)徐放性マイクロカプセルおよびポリビニルアルコー
ルの含有割合が、それぞれ固形分換算で、徐放性マイク
ロカプセル:ポリビニルアルコール=1:0.05〜1
:1であることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項に記載の防虫製剤。 4)N,N−ジエチル−m−トルアミドを内包する徐放
性マイクロカプセルを、ポリビニルアルコールによって
基材に保持してなることを特徴とする防虫材。 5)徐放性マイクロカプセルのN,N−ジエチル−m−
トルアミド含有量が1〜100g/m^2であることを
特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の防虫材。 6)前記基材が、紙、織布、不織布、合成樹脂フィルム
および木材から選ばれる材料からなることを特徴とする
特許請求の範囲第4項または第5項に記載の防虫材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63170805A JP2676373B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 防虫製剤および防虫材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63170805A JP2676373B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 防虫製剤および防虫材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0222202A true JPH0222202A (ja) | 1990-01-25 |
| JP2676373B2 JP2676373B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=15911668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63170805A Expired - Lifetime JP2676373B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 防虫製剤および防虫材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2676373B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0425801U (ja) * | 1990-06-21 | 1992-03-02 | ||
| WO2011036744A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 住友商事株式会社 | 蚊の防除方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55154904A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-02 | Earth Chem Corp Ltd | Repellent composition |
| JPS6279801U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-21 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63170805A patent/JP2676373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55154904A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-02 | Earth Chem Corp Ltd | Repellent composition |
| JPS6279801U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-21 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0425801U (ja) * | 1990-06-21 | 1992-03-02 | ||
| WO2011036744A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 住友商事株式会社 | 蚊の防除方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2676373B2 (ja) | 1997-11-12 |
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