JPH0222297A - 新規な糖蛋白質 - Google Patents

新規な糖蛋白質

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JPH0222297A
JPH0222297A JP63172187A JP17218788A JPH0222297A JP H0222297 A JPH0222297 A JP H0222297A JP 63172187 A JP63172187 A JP 63172187A JP 17218788 A JP17218788 A JP 17218788A JP H0222297 A JPH0222297 A JP H0222297A
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Hidechika Okada
秀親 岡田
Noriko Okada
則子 岡田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、補体による細胞膜障害を抑制する作用を有す
る新規な糖蛋白質に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
補体は、血液及び体液中に存在する一群のグロテアーゼ
を含む反応系である。生体への異物/ 食を促したり、或いは異物の溶解を引きおこし、異物排
除に積極的に働く。また、補体の活性化の過程で生ずる
補体成分の種々のペプチド断片は、リンパ球を活性化し
たり、好中球を遊走したり、肥満細胞の脱顆粒を促す等
種々の細胞に作用し、多彩な免疫反応及び炎症反応に関
与している。
補体は異物には速やかに反応するが、自己の正常細胞上
では補体の活性化が進行しない。しかし、例えば慢性関
節リウマチ、全身性エリテマトーデス、糸球体腎炎等の
疾患の炎症部位では、補体があたかも自己の組織を異物
として認或いは該細胞膜を溶解する等の細胞障害を及ぼ
し、炎症反応を増悪させていると考えられている。
atingfactor (DA F )  (J、 
Exp、 Med、+ヱノ1゜/ 3“Δ ざ−7!;
7.J’(/9ざグ )〕・や分子量≦1(dの+(o
mologous  restriction  fa
ctor (HRF)(PNAS、す、 g97j−乙
979 (/9より〕がヒト細胞膜上に存在する補体抑
制因子として得られている。しかし、これらDAF% 
HRFの生体における詳細の機能は未だ解明されていな
い。
本発明者らは、これらの因子以外に自己細胞模上で補体
の活性化を抑制する機能を担う膜蛋白質を得るべく検討
した。先に、本発明者らはヒトの赤血球をマウスに免疫
し、そのマウスの膵臓を取出し、その膵臓細胞をマウス
ミエローマ細胞(p3U/ )とポリエチレングリコー
ルを用いて融合し多数の抗体産生ハイブリドーマを得、
これらハイブリドーマの産生ずる抗体(培養上清)の中
から、あらかじめノイラミニダーゼ処理したヒi・赤血
球に反応させるとヒト補体によっても溶血反応を引きお
こすような抗体を産生ずる細胞を繰り返しスクリーニン
グして、単一の抗体を産生ずるハイブリドーマを得、単
りローン抗体/Ft抗体を取得した〔日本免疫学会総会
記事、二、グ9と(/9ざ7)、補体シンポジウム抄録
集、、2&、/♂θ(/り了7)〕。
〔問題点を解決するための手段〕
今般、本発明者らは、この/Fj抗体の抗原を得るべく
更に鋭意検討した結果、従来の補体抑制因子とは異なる
、分子量が2θ〜2 J−ladの新規な糖蛋白質を得
るに至り本発明を完成した。
即ち本発明の要旨は、ヒト細胞膜由来の糖蛋白質であっ
て、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(以下「
SDS−PAGE」と略す)による分子量が2O−26
Kdで、N−グリコシド型糖鎖及びホスファチジルイノ
シトールヲ含有し、補体による細胞膜障害を抑制する作
用を有することを特徴とする糖蛋白質に存する。
以下本発明を説明するに、本発明の糖蛋白質は、赤血球
、リンパ球、血管内皮細胞若しくはそれらを由来とする
腫瘍細胞及び正常株化細胞等のヒト細胞膜を原料とする
。例えばヒト赤血球等のヒト細胞を遠心(!θθ×g1
 /θ分程度)によって集め、ダルベツコPBS (日
永製薬社製、以下[PBsJという。)等で洗浄後、低
張QK移して浸透圧による破砕、或いは窒素ガス圧によ
る破砕等により破砕する。得られる破砕液に低張液、例
えば/mAフェニルメチルスルホニル70リド(PMS
F’)(シグマ社m)、/mMEDTAを含む/ Om
M トリス−塩酸緩衝液(pH7,j)を加え、遠心(
6000〜/θθθOxg。
30分程度)する。この操作を繰り返し行って細胞膜両
分を得る。
次いで、この洗浄膜画分から界面活性剤、例えば/チ程
度のβ−N−オクチルグルコシド(同位社製)または有
機溶媒、例えば20%(v/v )程度のブタノールを
含む上記緩衝液を用いて膜蛋白質を抽出し、この膜蛋白
質抽出液に硫安を加え、硫安飽和濃度30〜60チの蛋
白質の沈澱を遠心によって得る。
上述の硫安沈澱画分を少量の上記緩衝液に溶解u、DE
AE−セファロースカラムクロマトグラフィー Mo 
n o S−カラムクロマトグラフィー ヒドロキシア
パタイトカラムクロマトグラフィー フェニルセファロ
ースクロマトグラフィー TSK2θθθSW(トーソ
ー社製)等のカラムクロマトグラフィーを適宜組み合せ
、モルモット赤血球のヒト補体による溶血反応の抑制活
性を指標として本発明の糖蛋白質を精製することができ
る。
或いは、日本免疫学会総会記事/7.419♂(/9J
’?)及び補体シンポジウム抄録集2グ。
7KO(/ 9J’7 )に記載の方法で得られる/F
!抗体を用いて常法によりiFr抗体アフィニティーセ
ファロースを調製し、上述の膜蛋白質の硫安沈澱画分を
供し、0,13M塩化ナトリウム、θ、7%CI−I 
A P S (シグマ社製)を含むθ、/Mグリシンー
塩酸緩衝液(pH,?、0)で溶出することによって本
発明の糖蛋白質を精製することができる。7Fj抗体は
福岡大学医学部微生物学教室から制限なく自由に入手可
能である。
或いはまだ、上記方法で得られる糖蛋白質の下記のよう
な部分アミノ酸配列のペプチドを合成し、それを常法に
従いウサギに免疫して抗血清を得、これよりIgG画分
を精製し、このIgGをセファ9−スに結合させ、抗体
アフィニティーセファロースを調製して上述の硫安沈澱
画分を供し、θ、/Mグリシンー塩酸緩衝液(…、2.
J’ )で溶出することによって、本発明の糖蛋白質を
精製することができる。
(a)  Leu−Gln−Cys −Tyr−Asn
−Cys −Pro −Asn −Pr。
(b)  Thr−Ala −Asp−Cys−Lys
 −Thr −Ala−Vat かくして得られる本発明の糖蛋白質は、下記に示すよう
な性質を有する。
(1)電気泳動(/、2.!;%S D S −P A
 G E )による分子量が20〜2 j )(d (2)糖鎖がN−グリコシド型糖鎖を含む(3)ホスフ
ァチジルイノシトールを含む(4)補体による細胞障害
を抑制する作用を有する。これは、例えば、モルモット
赤血球に容易に取り込まれてモルモット赤血球のヒト補
体による溶血反応が抑制されることによって確認される
(5)等電点け、/次元口にアンホライン(ファルマシ
ア社製) pI 3.夕〜/θを用いた等電点電気泳動
を行ない、2次元目に非還元下、SDS−PAGE(/
、2.夕%)を用いて解析した結果、pI約夕、θ(主
バンド)とI)I約6.夕にバンドを得た。
(6)下記のアミノ酸組成を有する Asp:20,2%+ T h r ; ’ −9%+
 S e r ; −? 、 / % +Glu ; 
/ 0.1%  、Gl:!/ ; 2,2% 、Al
a;乙、2% 。
Cy s ;0.6% 、 Val ; 4’、夕% 
、 Ile ;/、Q% 。
L、eu;/θ−’ % + Ty r ;♂−’%+
Phe;乙、4t%。
T、−、ys:り、7% r HI S : j、/%
、A、 r g; 3−θチP r o ; 3− j
% (7)下記の部分アミノ酸配列を有するLeu−Gln
−Cys−Tyr−Asn−Cys−Pro−Asn−
Pro−Thr−Ala−Asp−Cys−Lys−T
hr−Al a−Va l −X−X−3er−3er
 −A、5p−Phe−Asp−Ala−X−Leu−
X−Thr −Lys−Al a −Gl y−X−G
in−Val−Tyr−Asn−X−Lys−XはCy
s又は他のアミノ酸残基を示す。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例/ (1)  /FJ抗体アフィニティーセファロースの調
製 CNBr −activated 5epharose
¥B(ファルマシア社製)を/mM塩酸中で/り〜30
分間膨潤させた。このゲル溶液をグラスフィルター上で
吸引し、/mM塩酸を乾燥ゲル/Vあたりコθθゴ加え
、吸引洗浄を繰り返した。
次いで、ゲルをカップリング緩衝液(0,5M塩化ナト
リウムを含む0.2M炭酸水素ナトリウム、pH/、夕
〜と、7)を乾燥ゲルあたり10atで洗浄した。直ち
にカップリング緩衝液に溶解しである/F夕抗体溶液に
この洗浄ゲルを移し、カップリング反応を開始した。
このとき/F夕抗体量は/ me膨潤ゲルに対し5〜7
0■であった。
カップリング反応はグ℃で/晩ゆるやかに攪拌しながら
行った。反応後、ゲル溶液をガラスロート上に移し、未
反応の抗体溶液を回収した。次いで、ゲルを7Mエタノ
ールアミン溶液に移し、グ℃で76時間放置した。
反応を終了したゲルをガラスロート上に移し吸引した。
次いで、カップリング緩衝液で洗浄吸引を70回繰り返
し、更に0.6M塩化ナトリウムを含む0.7M酢酸緩
衝液(pH%、0)で70回洗浄吸引を繰り返した。最
後にゲルをPBSで3回洗浄吸引し% /l”J−抗体
アフィニティーセファロースtl製した。
(2)  ヒト赤血球膜の調製 (a)  ヒト赤血球の洗浄 300〜グθOrugのヒト血Hをyoo〜!0θ×g
で7j分間遠心し、上清を除いて赤血球画分を沈澱とし
て得た。この沈澱に/θmMEDTA、/mMPMsP
を含むPBSを加え、ダ00−300×gで75分間遠
心した。次いで、この沈澱に/ rnME DT A、
 / mMJ’)MSFを含むPBSを加え、4too
〜jOθ×gで7!分間遠心した。再び上清を除いて沈
澱を得な。この操作を上清が透明になるまで繰り返し行
った。
(1))赤血球の溶血及び赤血球膜の調製上記(a)で
得られた洗浄赤血球を/mMEDTA。
/ m M P M S Fを含む70mM)リス−塩
酸緩衝液(pt−17,t)(以下「緩衝液A」と略す
)3〜グ!に移し、E℃で/晩攪拌しながら溶血させた
次いで、2j、000Xg、30分間遠心して赤血球膜
画分を沈澱として回収した。この沈澱を緩衝液Aに懸濁
して更に2!、00θ×g13θ分間遠心した。この操
作を沈澱として得られる赤血球膜の色が淡いピンク色に
なるまでおこなった。
(c)  赤血球膜両分の可溶化 上記(b)で得られた赤血球膜両分を/%n−オクチル
ーβ−D−グルコピラノシド(シグマ社製、以下「N0
Gjと略す)を含む緩衝液A 300 mlに懸濁し、
グ℃で/晩攪拌した。
次いで、この溶液を/θj、Oθ0×gで30硫安を少
量ずつ加えた。攪拌を2〜3時間続けた後、10,00
0×gで/5分間遠心して形 上清を得た。この上清に固I硫安を10%飽和となるよ
うに加え% グ℃で、2〜3時間攪拌後/θ、θ00×
gで/5分間遠心して沈澱を得た。この沈澱を少量の緩
衝液Aに溶解し、終濃度θ、/チとなるようにNOGを
添加した。
この溶液をθ、/チNOG及び0.75M塩化ナトリウ
ムを含む緩衝液Aに対して、7℃にて/晩排出分子量3
夕θθの透析膜(スペクトラム社製)を用いて透析した
(d)  アフィニティーカラムクロマトグラフィー上
記(1)で調製した/Fj抗体アフィニティーセファロ
ースゲル(tml容量)のカラムを調製し、θ、/夕M
塩化ナトリウム及びθ、/%NOGを含む緩衝液Aで平
衡化した。このカラムに上記(c)で得た膜蛋白質の可
溶化液を吸着させた。吸着後、O99j塩化ナトリウム
及びθ、7%NOGを含む緩衝液Aを/を流して洗浄し
た。洗浄後、0.13M塩化ナトリウム及びθ、/%C
I−I A P Sを含む緩衝液A100meを流した
。次いで、0./%CHAi:PS及びθ、/J−M塩
化ナトリウムを含む0.7Mグリシン−塩酸緩衝液(p
Hj、θ)で溶出した。溶出液は/ meずつ分画し、
7Mグリシン−水酸化ナトリウム緩衝液(pH9,t)
を加えてすばやく中和した。A280でモニターして蛋
白質が溶出された溶出画分を集め限外ろ過(排出分子量
7万以下)で濃縮し、0./%CHA P Sを含むP
BSに対して前述の透析膜を用いて透析して10θ〜/
jOμ2の精製された本発明の糖蛋白質を得た。
(e)  本発明の糖蛋白質の性質 (1)分子量=2θ〜2夕Kd (/2.jチ還元、非
還元下SDS−PAGE) (2)糖鎖がN−グリコシド型糖鎖を含む本発明の糖蛋
白質(η/屑e)toμ2に、2チSDS溶液を!θμ
を加え7分間煮沸した。次いでこの溶液にエンドグリコ
シダーゼF(べ一リンガー社製)/ユニット、7M酢酸
緩衝液(pHd、O) 100μt%o、−2J”ME
DTA(pH7,!  )  溶 液 /  θ  θ
  111./  θ チ  ト  リ  ト  ン 
X−100(シグマ社製)!0μt1 コーメルカブト
エタノール/θμを及び蒸留水に/ワμtを加え、32
℃で76時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、t
o%ト’)クロロ酢酸溶液コθθμtを加え、氷上で1
OIJ間静置して遠心(10θθO×g10分間)し、
上清をすてた。この沈澱に冷アセトン/ ratを加え
攪拌し、氷上で10分間静置後遠心(100θθXg、
10分間)して上清をすて、この操作をもう一度くり返
した。この沈澱をSDS−PAGE試料溶液で溶解して
、3分間煮沸した後SDS−PAGE/、l、J−%に
供した。対照としてエンドグリコシダーゼFのみを含ま
ない反応溶液を本発明の糖蛋白質に加え、同時間同様の
処理を行った。エンドグリコシダーゼF処理を行ったも
のは、対照に比してSDS−PAGE上でバンドが約0
jKd低分子側にシフトしていた(図/)。
以上の結果より、本発明の糖蛋白質がN−グリコシド型
糖鎖を含むことが示された。
(3)ホスファチジルイノシトールを含む本発明の糖蛋
白を細胞表面上に有するMT2(ヒ)T細胞白血病ウィ
ルス−/(HTLV−7)感染ヒトT細胞株〕を用いた
。MT−2/×/θ6細胞を含む培養液を遠心(/θ0
〜’I00×g、J”分間)して細胞を集めた。ここに
PBSを加えておだやかに攪拌後、同様に遠心し上清を
すて、この操作を2度くり返した。このMTj細胞/ 
X / 06コ(細胞)にホスファチジルイノシト−ル
特異的ホスボリパーゼC/タユニット(以下rPI−P
LCJと略す。J、 Biochem、、 93. /
7/7(/9J3)の方法によってB、 thruri
ngeinsis  I AM/2077より精製)、
o、2jMシ、糖、70m M E D T A及び0
.7%ウシ血清アルブミンを含む/ OrnM )リス
−塩酸(pH7,3)緩衝液/!0μtを加え、おだや
かに攪拌しながら37℃下で90分間放置した。反応後
、PB82mtを加えて遠心(/θθ〜グθ0×g10
分間)シ、上清をすてた。この操作をさらに2回くり返
した。沈澱している細胞にヒツジIgG(カヘル社製)
(/ Om’i/me)/θμを加え、攪拌後室温で7
0分間静置し、上述したようにPBSを加えて遠心によ
る洗浄を3回くり返した。この沈澱に7Fj抗体(A2
800./濃度)を20μを加え、攪拌後室温で20分
間静置した。再びPBSを加えて遠心による洗浄を3回
くり返し、沈澱にFITC標識抗マウスIgG(カベル
社製)20μを加え、攪拌後室温で20分間静置し、P
BSを加えて遠心による洗浄を3回行った。
この沈澱にシース液(藤沢薬品社製)200μtを加え
て細胞浮遊液とし、ナイロンメ。
シュでろ過したろ液にさらに!0θμtシース液を加え
、FACSアナライザー(フローサイトメトリー)に供
した。対照にPI−PL Cを含まない反応液で上述の
如<MT2細胞を処理したものを用いた。
その結果、PI−PLO処理を行ったMTλ細胞は、対
照に比べ9タチ本発明の糖蛋白質陰性細胞となった(図
2)。
以上の結果より本発明の糖蛋白質は、ホスファチジルイ
ノシトールを有し、これを介して膜に結合しているもの
と推定された。
(4)  ヒト補体による細胞障害を抑制する作用を有
する。
例えばPBSで十分洗浄した一2%モルモット赤血球2
夕μtに本発明の糖蛋白質(任意の蛋白質濃度)を72
.jμを加え、さらにPBSグ乙29.fμt を加え
、37℃で7時間おだやかに攪拌しながら放置した。反
応終了後6mMマグネシウム% 70mM E G T
 A及び0.7%ゼラチンを含むベロナール緩衝液(和
光紬薬社製)(rMg−EGTA−GVBJと略す)を
2 ml加え、遠心(/θ0〜グθθ×g、10分間)
し上清をすてた。再びMg−EGT A −G V B
 12 ml加え、上述同様の遠心を行ない上清をすて
た。沈澱にMg−EGTA−GVB /θθμを及び正
常ヒト血清夕θlttを加え、37℃で30分間ゆっく
り攪拌した。
次いでグθmMEDTA及び0.7%ゼラチンを含むベ
ロナール緩衝液/、θmlを加え、遠心(700〜グ0
θ×g、70分間)を行った。
その上清をA414で測定し、 ヒト補体によるモルモ
ット赤血球の溶血率を測定した。対照として本発明の糖
蛋白質の代わりに同濃度のウシ血清アルブミンを用いた
その結果、本発明の糖蛋白質を、終濃度が/μ?/rn
lになるように加えたとき、モルモノト赤血球の溶血率
は90チ抑制された。よって本発明の糖蛋白質は、赤血
球膜に吸着し、ヒト補体による細胞障害を抑制する作用
を有することが示された(図3)。
(5)等電点:/次元口にアンホライン(ファルマシア
社製)p)J、j〜10を用いた等電点電気泳動を行な
い、2次元目に非還元下、SDS−PAGE(/コ、り
%)を用いて解析した結果、p■約オ、θ(主バンド)
とpI約g、tにバンドを得た。
(6)アミノ酸組成(アミノ酸自動分析装置)Asp:
20.2%、T h r :♂、9%、Ser:3./
%。
Glu; 10,6%、Qly ;コ、2%+ A l
 a :乙、2%。
Cy s ;θ、+%、Vat:@J%、lie:へク
チ。
1、J e u: / o 、 i%、TYr : J
’、/ % 、 Phe : 、141%。
L yS :り、/%、 Hi s : 2./%、A
rg: LO%。
ProS3.jチ (7)部分アミノ酸配列 上記(d)で得た糖蛋白質約20μVをJ、T。
B a k e r社製” Bakerbond Bu
tyl ” (θ、り6X 2 j cm )カラムを
用いた逆相系高速液体クロマトグラフィーにより分離し
・た。溶出条件は、007%トリフルオロ酢酸水溶液か
ら?0チアセトニトリル/イソプロピルアルコール(3
/7 : v/v )混液を含む0.7%トリフルオロ
酢酸水溶液への90分間の直線濃度勾配で、流速/ml
!/分で行った。蛋白質の検出は2/夕nmの吸光度に
より行ったところ、図グに示すように約73個の両分を
得た。
そのうち、約3乙分に溶出した両分を真空状態で乾燥後
、トリス緩衝液(/Mtlスー塩酸緩衝液(pH,r、
t)、含jM塩酸グアニジン)100μtに溶解し、コ
ーメルカブトエタノール0.!μtを加え、窒素ガス下
グ0℃で2時間還元した後、モノヨード酢酸7■を加え
窒素ガス下、室温、庶光下で7時間反応させ、蛋白質の
還元カルボキシメチル化物を得た。
還元カルボキンメチル化蛋白質は上記逆相系高速液体ク
ロマトグラフィー条件で、3θチから90%への30分
間の直線濃度勾配で行った。上記と同様の検出を行った
ところ、約3個の両分を得た(図j)。
そのうち、約2/分に溶出した両分を真空状態で乾燥後
、!θ%)リフルオロ酢酸/−0μtに溶解し、ポリブ
レン処理したグラスフィルターに添加し、Applie
d Biosystems社m¥70に型シークエンサ
ーでエドマン分解した。
P T H−アミノ酸の同定は三菱化成社製”MCI 
 gel ODS  IHU”(0,¥6 x/1cm
)カラムを用い、酢酸緩衝液(10mM酢酸緩衝液(p
Hグ、7)、0.07% SDS及び3とチアセトニト
リルを含む)による単一溶媒溶出法を流速へ2 ntl
 7分、温度4t3℃で行い、PT l−1−アミノ酸
の検出は26りnmの吸光度で行った。
その結果、この蛋白質のアミノ末端配列は下記の通りで
あることが明らかとなった。
Le u−G l n−Cy 5−Tyr−Asn−C
ys −Pro−Asn−Pro −Thr−Ala−
Asp −Cys−Lys −Thr−Ala−Val
 −X−X−8er−3er−Asp−Phe−Asp
−Ala −X−Leu−X−Thr−I、ys−Al
a−Gly −X−Gln−Vat −Tyr −As
n−X−Lys−XはCys又は他のアミノ酸残基を示
す。
実施例コ (1)  合成ペプチドに対するポリクロナール抗体の
作成 (a)  抗原の調製 キーホールリンベットヘモシアン(以下「K L I−
I jと略す)(カルビオケム社製)約30■をPBS
に対して%℃で/晩透析した。
透析後、−tθmMホウ酸ナトリウム−塩酸緩衝液(p
H5’、0)で希釈し、蛋白質濃度を30■/ meと
した。
次いで、下記の合成ペプチド各々7.夕■を0.7Mリ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH♂、θ)375μtに溶解
し、上記K L H溶液を各々に72夕lLt加えた。
(a)   Leu−Gln−Cys−Tyr−Asn
−Cys−Pro−Asn−Pr。
(b)  Thr−Ala−Asp−Cys−Lys−
Thr−Ala−Val この溶液に2タチグルタールアルデヒド(シグマ社製)
溶液を各々に!μを加え、室温で/!分間放置した。再
度2j%ゲルタールアルデヒド溶液を各々に夕μを加え
、室温で/!分間放置した。
次いで、7Mグリシン−塩酸(pH4,0)緩衝液/θ
0μtを加え、室温で70分間放置した。この溶液を各
々PBSに対し、グ℃、/昼夜透析した。透析終了後、
高速遠心し、滅菌し、小分けしてダ℃で保存した0 (b)  抗体の取得 」二記(a)テ得たK L H−ペプチド結合物2種類
を等量混合し、PBSを加え、総蛋白量が約−! m9
/ mlとなるように調整し、これにF reund完
全型アジュバント(デイフコ社製)を等1加えて混合し
、エマルジョンとした。
これをウサギの背部皮下ダ個所に0./、lずつと、各
足前にθ、latずつ免疫した。グ週間後に背部皮下グ
個所に追加免疫した。その後、2週間後に/ atの同
様のK L H−ペプチド結合物(/η/ me )の
エマルジョンを背部皮下6個所に追加免疫した。注射後
2〜3週間目に全採血し、抗血清を得た。得られた抗血
清にグθチ飽和となるように固ン硫安を攪拌しながら加
え、2〜3時間、2℃で更に攪拌し続けた。攪拌後、1
0.θ00Xgで/5分間遠心して沈澱を得、それを少
量のPBSで溶解した。この溶液をあらかじめPBSで
平衡化しておいたプロティンAセルロファイン(生化学
工業社製)に供し、PBSで十分洗浄後0、/ Mグリ
シン−塩酸(pI(−2,♂)で溶出した。
蛋白質の溶出された両分を集め、直ちに7Mトリス溶液
を加え中和し、限外ろ過装置(排出分子量3万)を用い
て濃縮した。この抗体濃縮液を9℃で/晩PBSに対し
て透析し、精製ポリクローナル抗体を得た。
(2)糖蛋白質の精製 実施例/の(2)の(d)において、/F!抗体の代わ
りに上記(2)で得たポリクローナル抗体を使用する外
は同様にして、アフィニティーセファ0−スゲルを作製
した。このポリクローナル抗体セファロースカラムを使
用し、実施例/の(2)の(a)〜(c)で得た膜蛋白
質の可溶化液を供し同様にして精製をおこなった結果、
実施例/と同様の性質を有する本発明の糖蛋白質を得た
〔発明の効果〕
上記の様にして得られる本発明の糖蛋白質は、例えば次
の様な目的に利用することができる。
(1)本発明の糖蛋白質をウサギ、マウス等に免疫する
ことにより、補体の活性調節に係る重要な機能を担う膜
蛋白質に対する安定なポリクローナル抗体或いはモノク
ローナル抗体を得ることができる。
(2)本発明の糖蛋白質に対する抗体を利用して赤血球
、リンパ球等の細胞上の該糖蛋白質を定量することによ
り、例えば悪性貧血、慢性関節リュウマチ、全身性エリ
テマトーデス、糸球体腎炎等の種々の疾患の診断が可能
となる0 (3)本発明の糖蛋白質は、補体の活性化が関与する種
々の疾患の治療薬として使用し得る。
(4)同抗体を利用してガン細胞の溶解や悪性細胞の除
去等の治療に応用できる。
【図面の簡単な説明】
図/は、エンドグリコシダーゼF処理(図中/)及び無
処理(図中2)を施した本発明糖蛋白質の72.t%S
DS−PAGEの電気泳動パターンを写真で表わした図
面である。 図2は、PI−PLO処理(・曲・)及び無処理(−−
−−−) 1c施した本発明糖蛋白質の細胞表面上から
の遊離状態を示す図面である。 図中、「−」は陰性対照(F I TC標識抗マウスI
gGのM’r2に対する非特異的吸着)を示す。 図3は、本発明糖蛋白質(−@−)及び対照としてウシ
血清アルブミン(−ト)を加えた場合のモルモット赤血
球のヒト補体による溶血抑制効果を示す図面である。 図ダ及び図夕は、逆相系高速液体クロマトグラフィーの
溶出パターンを示す図であり、横軸は溶出時間(分)を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト細胞膜由来の糖蛋白質であって、SDS−ポ
    リアクリルアミドゲル電気泳動による分子量が20〜2
    5Kdで、N−グリコシド型糖鎖及びホスファチジルイ
    ノシトールを含有し、補体による細胞膜障害を抑制する
    作用を有することを特徴とする糖蛋白質。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015079977A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 シャープ株式会社 抗体分離方法、抗体評価方法、医薬の評価方法、及び、抗体の2次元電気泳動用キット
JPWO2015079977A1 (ja) * 2013-11-26 2017-03-16 シャープ株式会社 抗体分離方法、抗体評価方法、医薬の評価方法、及び、抗体の2次元電気泳動用キット

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