JPH0222602B2 - - Google Patents

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JPH0222602B2
JPH0222602B2 JP60293520A JP29352085A JPH0222602B2 JP H0222602 B2 JPH0222602 B2 JP H0222602B2 JP 60293520 A JP60293520 A JP 60293520A JP 29352085 A JP29352085 A JP 29352085A JP H0222602 B2 JPH0222602 B2 JP H0222602B2
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JP
Japan
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bushing
joint body
fitting
diameter
nut
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Kenichi Nakayama
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RIIDO ENJINIARINGU KK
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防水・防塵性を有する管継手に関
し、詳しくは内部にケーブルが通される電線管の
管継手の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
風雨にさらされる屋外やその他の悪条件が予想
される環境で使用するモータ、計測器等の機器に
対して配線する場合、屋外等の高所に配設したケ
ーブルダクト、操作ボツクス等から導線およびこ
の導線を覆つた電線管が垂下され、これらが下端
部から水平に曲げられていることが多く、前記ケ
ーブルダクト、操作ボツクス等の下方に位置する
配線取出し部分での機器内部への雨水やほこりの
侵入を防止するとともに導線の保護を図るため
に、例えば第5図に示したような電線管および管
継手が用いられる。
これを説明すると、第5図において、1は図示
しない機器の外装部に締め着けられる筒状の継手
本体(グランド)、2は前記継手本体1に接続さ
れる電線管、3は電線管2を継手本体1に結合す
るためのナツトである。
電線管2は、薄い帯状の金属板を螺旋状に巻回
して形成した管本体2aにビニールなどの被覆2
bを施したもので、管本体2aの螺旋構造により
可撓性が与えられており、内部を貫通するケーブ
ル(図示せず)の取り回しに応じて自由に曲げら
れるようになつている。この電線管2の端部に
は、金属板のプレス加工などにより管端内外を覆
う形に形成されたブツシユ4が嵌装されており、
このブツシユ4の先端を継手本体1の大径口部1
aに嵌入した状態でナツト3を締め付けると、環
状ブツシユ4のフランジ部4aとナツト3のつば
部3aとの間に介装された環状のゴムパツキン5
が圧縮されて変形し、ナツト3の締め付け力を継
手本体1と環状ブツシユ4との間に作用させて電
線管2をしつかりと継手本体1に結合するととも
に、ナツト3と継手本体1との間の防水・防塵シ
ール機能を発揮する。また、このとき継手本体1
と電線管本体2aとがブツシユ4を介して導電経
路を構成するため、必要に応じてアースなどの措
置を講じることが可能となる。(この種の管継手
構造の公知例としては、例えば実開昭53−65593
号公報、実公昭57−8230号公報を参照。) また、実開昭47−17198号公報には、ナツトと
ブツシユとの間に介挿した外側パツキンと、この
パツキンより機器側に配置して、継手本体と前記
ブツシユとの間に介挿した内側パツキンとを有
し、前記ナツトを継手本体に締め付けることによ
り、ブツシユおよび外側、内側パツキンを継手本
体側に締め付けた管継手が示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、第5図に示す従来の継手管の構造で
は、高所のケーブルダクト等とその下方の機器と
の間にある電線管の垂下部外周面を伝わつて流下
する雨水等が、管継手のゴムパツキンによつて管
継手に導かれるのを防止できるが、前記電線管の
垂下部に設けられた接続部等からの電線管内に雨
水などが侵入したり、電線管の内周面に結露した
りした場合には、これらの水が垂下部から電線管
内の下端部に導かれて溜まり、管継手内に入るこ
とがあり、電線管やケーブルのような導線や管継
手各部の老化、腐食を生じさせたり、管継手内か
ら機器側に雨水や結露水が導かれ、短絡事故を生
じたりする。
そして、前述した外側パツキンと内側パツキン
とを用いる従来の管継手では、内側パツキンの内
周面をケーブルの外周面に圧着させることによ
り、電線管内の下端部に溜まり、ケーブルと継手
部分との間の隙間に入つた水が機器側に導かれる
のを防止できるが、溜まつた水を排出できないの
で内側パツキンが老化しやすく、また前記内側パ
ツキンは軸方向の圧縮のみであるため、外径が異
なる複数種類のケーブルに1種類の管継手では対
処することができず、多種類の異なる管継手が必
要になるという問題点があつた。
そして、第5図に示すような従来の管継手で
は、ナツト3を継手本体1に締め付けるときにゴ
ムパツキン5を介してナツト3と電線管2との間
に強い摩擦力が作用するため、ナツト3の回転が
伝わつて電線管2が共回りしてしまい、このため
電線管2の他端部がすでに結合状態にある場合は
電線管2がねじりを受けて管本体2aが破損し、
あるいはその耐久性が低下するおそれがあつた。
また、ある程度締め付けが進むとナツト3とブツ
シユ4とに挟まれたゴムパツキン5がその前、後
端面にて受ける摩擦力によりねじれて変形し、こ
の結果としてシール性能が低下するおそれがある
という問題点もあつた。
さらに、内側、外側パツキンを用いる従来の管
継手でも、ナツトと外側パツキンとの共回りによ
るこのパツキンのねじれによる変形などの問題点
を解決できなかつた。
本発明は、前述した従来のものの問題点を解決
して、ケーブルと継手部分との隙間に雨水などが
入つても、これを溜めることなく外部に排出し内
側パツキンなど継手各部の老化や腐食を軽減する
ことができ、さらに1種類で外径が異なる多種類
のケーブルに使用できるようにした電線管の管継
手を提供することを目的としている。
また、他の本発明は、前述した目的に加えて、
ナツトの締め付け時に外側パツキンが共回りせ
ず、ねじれや共回りに起因する外側パツキン、電
線管の耐久性の低下や、シール不良を防止し、か
つ継手の組立作業性を改善することを目的として
いる。
〔問題点を改善するための手段〕
本発明による電線管の管継手は、機器外装部に
結合されるほぼ円筒状の継手本体と、 この継手本体に接続すべき電線管の外径よりも
大径の外向きフランジ部を有し、このフランジ部
を挟んで一方側に電線管端内径部に嵌合固着する
挿入部が、他方側に継手本体に着脱自在に嵌合す
る嵌合部が各々形成され、この嵌合部の前記外向
きフランジ部近くに、嵌合部を半径方向に貫通す
る水抜き孔が円周方向の複数箇所に設けられたほ
ぼ円筒状のブツシユと、 このブツシユの外向きフランジ部に前記電線管
側から遊嵌し、かつ同外向きフランジ部端面に対
向する内向きフランジ部が形成されたナツトと、 前記ブツシユの嵌合部と継手本体との間に介装
され、かつ弾性体からなる筒状の内側パツキンと
を備え、 継手本体は、ブツシユの嵌合部が嵌合する嵌合
口部と、この嵌合口部の内側に突設された環状の
内側段部とを有し、この段部と前記ブツシユの嵌
合部端面との間に前記内側パツキンを挟み込むと
ともに、外周部分にナツトが螺合し、かつ内側パ
ツキンは、その外周側への拡径を拘束して、継手
本体の嵌合口部に嵌め継手本体へのナツトの締め
込みに伴うブツシユの外向きフランジ部と継手本
体内側段部との接近によつて弾性的に軸方向に圧
縮変形しつつ撓曲縮径し、軸方向中央部内周面が
前記電線管内からブツシユおよび継手本体内を貫
通するケーブルの外周面に圧着する構成とし、さ
らに前記ブツシユに設けた水抜き孔は継手本体お
よびブツシユの端面間に形成される環状隙間に開
口させたものである。
また、他の本発明は、前記電線管の管継手にお
いて、 ナツトの内向きフランジ部とブツシユの外向き
フランジ部との間に介装され、かつ弾性体からな
る筒状の外側パツキンと、 前記外側パツキン外周面の前記ナツト寄り部分
を覆う継手本体側の筒状部、外側パツキン端面と
ナツトの内向きフランジ部内端面とに挟まれる環
状部、およびナツトの内向きフランジ部内周面と
前記電線管の外周面との間に介挿される筒状部を
一体に形成した座金とを具備させたものである。
〔作 用〕
本発明による電線管の管継手では、ナツトの締
め付けによつて、内側パツキンの前後の端面が
各々ブツシユの嵌合部端面と継手本体の段部とに
密着するためブツシユと継手本体との間に確実に
シールがなされる。すなわち、内側パツキンは、
その拡径が拘束されているのに対して内方への変
形は自由であるので、締め付け時に圧縮変形する
と同時に撓曲縮径し、これにより電線管からブツ
シユおよび継手本体を貫通して挿入されたケーブ
ルの外周面に内側パツキンの軸方向中央部が密着
してシールがなされ、ブツシユ内まで雨水などが
入つても、内側パツキンより機器側には水が導か
れない。そして、内側パツキンは、単なる圧縮変
形ではなく、撓曲して軸方向中央部が最も縮径す
るので、半径方向の変形量を大くすることがで
き、例えば5mm〜8mmも外径の直径が異なるケー
ブルに1種類の内側パツキンで間に合い、1種類
の管継手を外径が異なる多種類のケーブルに使用
できる。
さらに、ブツシユに設けた嵌合部の外向きフラ
ンジ部近くに、嵌合部を半径方向に貫通する水抜
き孔を円周方向の複数箇所に設け、これらの水抜
き孔を継手本体と前記ブツシユとの端間の環状隙
間に開口させたので、屋外の高所にあるケーブル
ダクト等と、これより下方に位置する機器に取り
付けた管継手との間を結ぶ電線管の垂下部の接続
部から電線管内に雨水が入つたり、電線管の内周
面に結露したりし、これらの水が電線管内の下端
部に導かれても、電線管とケーブル等の導線の隙
間を経て、ブツシユ内に導かれ、前記水抜き孔、
環状隙間を経て内側パツキンに近い位置から管継
手外に速やかに排出され、管継手内に溜らないこ
とにより、前記ケーブルや内側パツキンが早期に
老化したり、ブツシユが腐食したりするのを抑制
できる。
そして、他の本発明による電線管の管継手は、
電線管を固着したブツシユの嵌合部を継手本体の
嵌合口部に挿入してナツトを締め付けると、ナツ
トの内向きフランジ部とブツシユの外向きフラン
ジ部との間に挟まれた外側パツキンと、ブツシユ
の嵌合部の端面と継手本体の段部との間に挟まれ
た内側パツキンとが、ナツトと継手本体との間に
作用する軸方向の締め付け力を同時に受けて共に
圧縮変形する。
このとき、外側パツキンは、ブツシユの外向き
フランジ部に直接的に密着しかつナツトの内向き
フランジ部に座金の環状部を介して密着した状態
で、半径方向にも変形して電線管の外面に密着す
るとともに、前記座金の継手本体側筒状部の内周
面にも圧着する。このため、電線管、ナツト、ブ
ツシユの相互間の隙間がシールされる。また、環
状座金とくにその環状部の介在により外側パツキ
ンの端面とナツトの内側フランジ部との間の摩擦
力が軽減され、このため、締め付け時のナツトの
回転がそのまま外側パツキンに伝達してこのパツ
キンにねじれや共回りを誘発する恐れがなくな
り、組立作業性がよい。さらに、ナツトの締め付
けに当たつてブツシユと継手本体とが相対回転す
ることがないので、内側パツキンがねじれ変形す
るおそれがなく、このパツキンによるシールの信
頼性が高くなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図A、第1図Bにおいて、11は継手本
体、12は電線管、13はナツト、14はブツシ
ユ、15は外側パツキン、16は座金、17は内
側パツキンである。前記の継手本体11、ナツト
13、ブツシユ14、座金16は何れも金属材料
からなり、外側パツキン15と内側パツキン17
はゴムなどの比較的高弾性を有する弾性体からな
る。また、電線管12は第5図のものと同様に螺
旋構造の金属製管本体12aに塩化ビニールなど
の被覆2bを施して可撓性を持たせた一般的なも
のである。
個々の部品について詳述すると、継手本体11
は、締め付け時にスパナなどの工具が掛けられる
つば部11aを挟んで図の左方に小外径部11b
を、同じく右方に大外径部11cをそれぞれ突設
した段付き円筒形状をしており、前記小外径部1
1bの外周面には図示しない機器外装部に螺合す
る第1の雄ねじ部11dが、また大外径部11c
の外周面には後述のナツト13が螺合する第2の
雄ねじ部11eが各々形成してある。また、この
本体11の内周面は前記小外径部11b側が後述
するブツシユ14と略同一内径の通口11f、大
外径部11c側が同じくブツシユ14の嵌合部外
径と略同一径の嵌合口部11gとなつており、両
者間の内径差に相当する環状の段部11hが嵌合
口部11gの通口11f側端に形成してある。
一方、ブツシユ14は、第2図にも示したよう
に外向きフランジ部14aの左方に前記継手本体
の嵌合口部11gに着脱自在に嵌合する嵌合部1
4bが、右方に電線管12の管端内径部に嵌合す
る挿入部14cが設けられたほぼ円筒形状をして
いる。前記フランジ部14aの外径は継手本体の
大外径部11cとほぼ同一で、ナツト13の内径
部分に遊嵌しうる程度であり、挿入部14cの外
径は電線管12の内径と略同一としてある。ま
た、挿入部14cの外周面には電線管12の管本
体12aの螺旋状溝12cと同一ピツチで突条部
14dを形成し、この突条部14dと螺旋状溝1
2cとを螺合させることによりブツシユ14と電
線管12とを強固に結合するようにしてある。さ
らに、18は嵌合部14bの外向きフランジ部1
4aに近い基部付近を半径方向に貫通するように
形成した水抜き孔であり、この実施例では円周方
向に等間隔で3箇所に設けてある。
ナツト13は、前述のようにして電線管12を
螺着したブツシユ14を継手本体11に結合する
もので、図で右端側にはその内方を電線管12が
貫通する内向きフランジ部13aを設けるととも
に、内周部分には継手本体11の第2の雄ねじ部
11eと螺合する雌ねじ部13bを形成してあ
る。
外側パツキン15は、電線管12の外周に隙間
なく嵌合するように形成したほぼ筒状のもので、
前述のナツト13の内向きフランジ部13aとブ
ツシユ14の外向きフランジ部14aとの間に介
在させる。外側パツキン15の断面形状として
は、図示したとおり中高の5角形をしている。座
金16は、第3図にも示したように、環状部16
aの外周左側に第1の筒状部16bが連らなり、
前記環状部の内周右側に第2の筒状部16cが連
らなるように、前記各部を一体に形成したもので
ある。外側パツキン15の右方の端面とテーパ面
とを座金16の環状部16aと第1の筒状部16
bとが覆い、前記環状部16aがナツト13の内
向きフランジ部13aに当接するようにしてあ
る。なお、この外側パツキン15とナツト13
は、ブツシユ14を螺着する前に予め電線管12
に嵌装しておき、座金16の第2の筒状部16c
は電線管12とナツト13の内向きフランジ部1
3aとの間に挿入する。
これに対して、内側パツキン17は、第4図に
も示したように段付き円筒状をしており、すなわ
ちその外形を円筒面状の内周面17aと、その前
後の互いに略平行な両端面17b,17cと段付
状の外周面17dとで形成し、前記外周面17d
は本体嵌合口11gの入口部と略同一外径であつ
て一方の端面17cに隣接した小径円筒面17e
と、これよりも大径で他方の端面17bに隣接し
た大径円筒面17fと、大径円筒面17fから次
第に縮径して小径円筒面17eに至るテーパ面1
7gとで形成してある。この内側パツキン17
は、前記大径円筒面側の端面17bが継手本体1
1の内側段部11hに着座するように継手本体1
1の嵌合口部11gに嵌装する。このために、前
記嵌合口部11gの段部11h付近の形状は内側
パツキン17に合わせて段付き状としてある。ま
た、内側パツキン17の内周面17aの自由状態
での内径は、ケーブル19を挿通するときの妨げ
とならない範囲内でできるだけ小さくしてある。
第1図Aは結合の前段階として電線管12を固
着したブツシユ14の嵌合部14bを継手本体1
1の嵌合口部11gに挿入してナツト13を軽く
締め付けた状態を示している。この状態からさら
にナツト13を締め込むと、ナツト13の内向き
フランジ部13aとブツシユ14の外向きフラン
ジ部14aとの間に挟まれた外側パツキン15
と、ブツシユ14の嵌合部14bの端面と継手本
体11の段部11hとの間に挟まれた内側パツキ
ン17とが、ナツト13と継手本体11との間に
作用する軸方向の締め付け力を同時に受けて共に
変形し、第1図Bに示したような状態になる。
すなわち、外側パツキン15はブツシユ14の
フランジ部14aに直接的に密着した状態で半径
方向にも変形して座金16の第1の筒状部内面と
電線管12の外面に密着する。このため、電線管
12、ナツト13、ブツシユ14の相互間の隙間
がシールされ、継手管の外部からの雨水などの侵
入が確実に阻止される。また、座金16の環状部
16aの介在により外側パツキン15とナツト1
3の内向向きフランジ部13aとの間の摩擦力が
軽減されるため、締め付け時のナツト13の回転
がそのまま外側パツキン15に伝達されてこれの
ねじれや共回りを誘発するおそれがない。従つ
て、前記の優れたシール性能が接続作業の巧拙に
よらず、確実に保証されるとともに、ねじれによ
る電線管12の破損も解消される。
他方、内側パツキン17は、締め付け状態にあ
つてその前後の端面17c,17bが各々ブツシ
ユ嵌合部14bの端面と段部11hとに密着する
ためブツシユ14と継手本体11との間に確実に
シールがなされる。この場合、前述したとおり締
め付けに当たつてブツシユ14と継手本体11と
が相対回転することがないので、内側パツキン1
7がねじれ変形するおそれがなく、従つてシール
の信頼性が高い。また、内側パツキン17はその
拡径が拘束されているのに対して内方への変形は
自由であるので、締め付け時に圧縮変形すると同
時に撓曲縮径し、これにより電線管12からブツ
シユ14および継手本体11を貫通して挿入され
るケーブル19の外周面に内側パツキン17の軸
方向中央部内周部が圧着してシールがなされる。
従つて、電線管12内に入つた雨水などが遮断さ
れて通口11fへ侵入するおそれがなくなり、機
器の内部を雨水などによる短絡事故から未然に防
止することができる。また、万一、ケーブル19
が雨水などで腐食したとしても、ケーブルを交換
することが可能であり、雨水の侵入による機器の
接点故障による事故に比べれば問題は少いのであ
る。因に、本実施例では内側パツキン17は、段
付き円筒状としてあることから、図示したとおり
締め付けに伴なう圧縮変形時にテーパ面17gの
付近の軸方向中央部を変形中心として内周面17
aが円滑な円弧を描くようにして撓曲縮径し、同
時に圧縮量に対する内径縮少量が大となるので、
シール可能なケーブル外径の許容範囲が拡大し、
ケーブルの直径が5mm〜8mm程度異なるものにも
1種類の内側パツキンで間に合い、しかも一層確
実なシール機能が期待できる。
ところで、前述のとおりこの管継手によれば、
優れた防水・防塵性能が得られるのであるが、配
管設計や工事の都合で、屋外の高所に配設したケ
ーブルダクト、操作ボツクス等から電線管12の
垂下部に設けたその接続部が屋外に露出した状態
で放置され前記接続部に雨水などが入つたり、あ
るいは湿度の高い環境で使用されて、電線管12
の内周面に結露が生じたりすると、電線管12内
の水が前記垂下部を流下してブツシユ14の付近
に溜まり、錆の発生やケーブル腐食を引き起すお
それがある。しかし、本実施例ではブツシユ14
に水抜き孔18を設けてあるので、前述のように
水が溜まつて不都合を生じるようなことがない。
すなわち、水抜き孔18は、締め付け状態で継手
本体11の大径側端面とブツシユフランジ部14
aとの間に生じる環状隙間20と、継手本体の雄
ねじ部11eとナツト雌ねじ部13bとの間に生
じるバツククラツシユと共に、ブツシユ14およ
び電線管12の内部空間と外部とを連通する水抜
き経路を構成し、この水抜き経路を介してブツシ
ユ14付近に溜まつた水を内側パツキン17に近
い部分から管継手外部に排出する機能を有する。
また、この場合、水抜き孔18は円筒状の3箇所
に等間隔で設けてあることから、図のように電線
管12を水平方向に接続する横位置の状態で使用
しても、何れかの水抜き孔18が下方に位置する
ことになるので確実に水抜きができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による管継手は、
ナツトの締め付けによつて、内側パツキンの前後
の端面が各々ブツシユの嵌合部端面と継手本体の
段部とに密着するためのブツシユと継手本体との
間に確実にシールがなされる。すなわち、内側パ
ツキンは、その拡径が拘束されているのに対して
内方への変形は自由であるので、締め付け時に圧
縮変形すると同時に撓曲縮径し、これにより電線
管からブツシユおよび継手本体を貫通して挿入さ
れたケーブルの外周面に内側パツキンの軸方向中
央部が密着してシールがなされ、ブツシユ内まで
雨水などが入つても、内側パツキンより機器側に
は水が導かれない。そして、内側パツキンは、単
なる圧縮変形ではなく、撓曲して軸方向中央部が
最も縮径するので、半径方向の変形量を大くする
ことができ、例えば5mm〜8mmも外径の直径が異
なるケーブルに1種類の内側パツキンで間に合
い、1種類の管継手を外径が異なる多種類のケー
ブルに使用できる。
さらに、ブツシユに設けた嵌合部の外向きフラ
ンジ部近くに、嵌合部を半径方向に貫通する水抜
き孔を円周方向の複数箇所に設け、これらの水抜
き孔を継手本体と前記ブツシユとの端間の環状隙
間に開口させたので、屋外の高所にあるケーブル
ダクト等と、これより下方に位置する機器に取り
付けた管継手との間を結ぶ電線管の垂下部の接続
部から電線管内に雨水が入つたり、電線管の内周
面に結露したりし、これらの水が電線管内の下端
部に導かれても、電線管とケーブル等の導線の隙
間を経て、ブツシユ内に導かれ、前記水抜き孔、
環状隙間を経て内側パツキンに近い位置から管継
手外に速やかに排出され、管継手内に溜らないこ
とにより、前記ケーブルや内側パツキンが早期に
老化したり、ブツシユが腐食したりするのを抑制
できる。
そして、他の本発明による電線管の管継手は、
電線管を固着したブツシユの嵌合部を継手本体の
嵌合口部に挿入してナツトを締め付けると、ナツ
トの内向きフランジ部とブツシユの外向きフラン
ジ部との間に挟まれた外側パツキンと、ブツシユ
の嵌合部の端面と継手本体の段部との間に挟まれ
た内側パツキンとが、ナツトと継手本体との間に
作用する軸方向の締め付け力を同時に受けて共に
圧縮変形する。
このとき、外側パツキンは、ブツシユの外向き
フランジ部に直接的に密着しかつナツトの内向き
フランジ部に座金の環状部を介して密着した状態
で、半径方向にも変形して電線管の外面に密着す
るとともに、前記座金の継手本体側筒状部の内周
面にも圧着する。このため、電線管、ナツト、ブ
ツシユの相互間の隙間がシールされる。また、環
状座金とくにその環状部の介在により外側パツキ
ンの端面とナツトの内側フランジ部との間の摩擦
力が軽減され、このため、締め付け時のナツトの
回転がそのまま外側パツキンに伝達してそのパツ
キンにねじれや共回りを誘発する恐れがなくな
り、組立作業性がよい。さらに、ナツトの締め付
けに当たつてブツシユと継手本体とが相対回転す
ることがないので、内側パツキンがねじれ変形す
るおそれがなく、このパツキンによるシールの信
頼性が高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一実施例の締め付け前の状
態を示す上半部縦断側面図、第1図Bは同じく締
め付け後の状態を示す上半部縦断側面図、第2図
〜第4図は各々前記実施例のブツシユ、座金、内
側パツキンの上半部縦断側面図である。第5図は
従来例の上半部縦断側面図である。 11……継手本体、11g……継手本体の嵌合
口部、11h……同段部、12……電線管、13
……ナツト、13a……ナツトの内向きフランジ
部、14……ブツシユ、14a……ブツシユの外
向きフランジ部、14b……同嵌合部、14c…
…同挿入部、15……外側パツキン、16……座
金、16a……環状部、16b,16c……筒状
部、17……内側パツキン、17a……内側パツ
キンの内周面、17b,17c……同両端面、1
7d……同外周面、18……水抜き孔、19……
ケーブル、20……環状隙間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機器外装部に結合されるほぼ円筒状の継手本
    体と、 この継手本体に接続すべき電線管の外径よりも
    大径の外向きフランジ部を有し、このフランジ部
    を挟んで一方側に電線管端内径部に嵌合固着する
    挿入部が、他方側に継手本体に着脱自在に嵌合す
    る嵌合部が各々形成され、この嵌合部の前記外向
    きフランジ部近くに、嵌合部を半径方向に貫通す
    る水抜き孔が円周方向の複数箇所に設けられたほ
    ぼ円筒状のブツシユと、 このブツシユの外向きフランジ部に前記電線管
    側から遊嵌し、かつ同外向きフランジ部端面に対
    向する内向きフランジ部が形成されたナツトと、 前記ブツシユの嵌合部と継手本体との間に介装
    され、かつ弾性体からなる筒状の内側パツキンと
    を備え、 継手本体は、ブツシユの嵌合部が嵌合する嵌合
    口部と、この嵌合口部の内側に突設された環状の
    内側段部とを有し、この段部と前記ブツシユの嵌
    合部端面との間に前記内側パツキンを挟み込むと
    ともに、外周部分にナツトが螺合し、かつ内側パ
    ツキンは、その外周側への拡径を拘束して、継手
    本体の嵌合口部に嵌め継手本体へのナツトの締め
    込みに伴うブツシユの外向きフランジ部と継手本
    体内側段部との接近によつて弾性的に軸方向に圧
    縮変形しつつ撓曲縮径し、軸方向中央部内周面が
    前記電線管内からブツシユおよび継手本体内を貫
    通するケーブルの外周面に圧着する構成とし、さ
    らに前記ブツシユに設けた水抜き孔は継手本体お
    よびブツシユの端面間に形成される環状隙間に開
    口させたことを特徴とする電線管の管継手。 2 内側パツキンは、円筒面状の内周面と、その
    前後の互いに略平行な両端面と、段付状の外周面
    とで形成し、前記外周面は嵌合口部の入口部と略
    同一外径であつて一方の端面に隣接した小径円筒
    面と、これよりも大径で他方の端面に隣接した大
    径円筒面と、大径円筒面から次第に縮径して小径
    円筒面に至るテーパ面とで形成するとともに、前
    記大径円筒面側の端面を継手本体の内側フランジ
    面に着座させた外形を有している特許請求の範囲
    第1項に記載の電線管の管継手。 3 機器外装部に結合されるほぼ円筒状の継手本
    体と、 この継手本体に接続すべき電線管の外径よりも
    大径の外向きフランジ部を有し、このフランジ部
    を挟んで一方側に電線管端内径部に嵌合固着する
    挿入部が、他方側に継手本体に着脱自在に嵌合す
    る嵌合部が各々形成され、この嵌合部の前記外向
    きフランジ部近くに、嵌合部を半径方向に貫通す
    る水抜き孔が円周方向の複数箇所に設けられたほ
    ぼ円筒状のブツシユと、 このブツシユの外向きフランジ部に前記電線管
    側から遊嵌し、かつ同外向きフランジ部端面に対
    向する内向きフランジ部が形成されたナツトと、 このナツトの内向きフランジ部とブツシユの外
    向きフランジ部との間に介装され、かつ弾性体か
    らなる筒状の外側パツキンと、 前記ブツシユの嵌合部と継手本体との間に介装
    され、かつ弾性体からなる筒状の内側パツキン
    と、 前記外側パツキン外周面の前記ナツト寄り部分
    を覆う継手本体側の筒状部、外側パツキン端面と
    ナツトの内向きフランジ部内端面とに挟まれる環
    状部、およびナツトの内向きフランジ部内周面と
    前記電線管の外周面との間に介挿される筒状部を
    一体に形成した座金とを備え、 継手本体は、ブツシユの嵌合部が嵌合する嵌合
    口部と、この嵌合口部の内側に突設された環状の
    内側段部とを有し、この段部と前記ブツシユの嵌
    合部端面との間に前記内側パツキンを挟み込むと
    ともに、外周部分にナツトが螺合し、かつ内側パ
    ツキンは、その外周側への拡径を拘束して、継手
    本体の嵌合口部に嵌め継手本体へのナツトの締め
    込みに伴うブツシユの外向きフランジ部と継手本
    体内側段部との接近によつて弾性的に軸方向に圧
    縮変形しつつ撓曲縮径し、軸方向中央部内周面が
    前記電線管内からブツシユおよび継手本体内を貫
    通するケーブルの外周面に圧着する構成とし、さ
    らに前記ブツシユに設けた水抜き孔は継手本体お
    よびブツシユの端面間に形成される環状隙間に開
    口させたことを特徴とする電線管の管継手。
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