JPH0222828B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0222828B2 JPH0222828B2 JP58152560A JP15256083A JPH0222828B2 JP H0222828 B2 JPH0222828 B2 JP H0222828B2 JP 58152560 A JP58152560 A JP 58152560A JP 15256083 A JP15256083 A JP 15256083A JP H0222828 B2 JPH0222828 B2 JP H0222828B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- floor
- concrete
- hardening agent
- mortar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
本発明はコンクリート床の表面を良好に仕上げ
る方法に関する。 従来、建造物の床としてはコンクリートが用い
られているが、これをそのまま使用することは美
観、表面の粗さ、ならしむら等の問題があるため
工場、倉庫等のような場合を除き殆んどなく、一
般の建造物では床表面に何等かの仕上げを施すの
が普通である。 従来行なわれているコンクリート床仕上げの方
法としては次の2種がある。 (イ) Pタイル、長尺塩化ビニル床材、絨毯等を張
り付ける工法。 (ロ) モルタル塗り、合成樹脂塗り等の塗り床仕上
げ工法。 しかしながら、張り付け工法および合成樹脂塗
り工法は下地コンクリートの平滑度や平面精度が
悪いと仕上がり床の平滑度や平面精度も悪くな
り、床の見映えが悪くなる欠点がある。又、モル
タル塗りの場合、仕上がり面は下地の影響を受け
ないが、コテにより塗布するため塗りむらがで
き、平滑度に劣り水平精度も保ち難い欠点があ
る。 ところで下地の平滑度、および水平精度を改善
する方法として所謂セルフレベリング工法が開発
されている。この工法は水比の大きいスラリー状
のモルタルやペーストを床面に5〜20mm程度の厚
さで流し込み、スラリーが自然に流動する性質を
利用して平滑で平面精度の良好な床面を形成する
方法である。この工法に使用するセルフレベリン
グ材料(以下SL材と略す)としては半水石膏又
は無水石膏を結合材とする石膏系のものと、セメ
ントを結合材とするセメント系のものとがある。
セルフレベリング工法は前述の如く平滑で平面精
度の良好な床面に仕上げる他、作業性が極めて良
い利点があるが、次の理由により最終的な表面仕
上げ方法としては不適当な点が見受けられる。 (イ) 石膏系SL材は耐水性がなく、水を被る場所
には使用できない。また表面硬度が低く、摩耗
し易いので長期の使用に耐えない。 (ロ) セメント系SL材は耐水性に優れるが、一般
のコンクリートに比較して摩耗し易く、長期の
使用で表面が剥れて粉塵が発生する。 本発明は従来のセメント系SL材を用いた床面
仕上げ法の前記欠点を解消した床面仕上げ法を提
供するものであつて、その構成は、コンクリート
床の表面にセメント系セルフレベリング材を打設
し、これを硬化させた後、モルタルまたはコンク
リート用の表面硬化剤を塗布することを特徴とす
る。 本発明で用いるセメント系SL材は特に限定さ
れず、通常SL材として使用されるものであれば
適宜使用することができる。 上記セメント系SL材としては例えば、各種ポ
ルトランドセメント、高炉セメント、フライアツ
シユセメント、超速硬セメント等のセメントに石
灰系、CAS系、石膏系等の膨張剤、フライアツ
シユ、高炉スラグ、微分シリカ等の混和剤、メラ
ミンホルムアルデヒド縮合物のスルホン化変性樹
脂等の減水剤、メチルセルロース、グリオキザー
ル付加ヒドロキシプロピルメチル等の保水剤およ
び必要により砂を配合したものが挙げられる。 尚、消泡剤を必要に応じて適量配合してもよ
い。配合割合はセメント100重量部に対し、膨張
剤6〜20重量部、混和材6〜25重量部、減水剤
0.5〜3重量部、保水剤0.04〜0.2重量部、および
砂80〜180重量部程度配合したものが通常用いら
れる。 また本発明で云うモルタルまたはコンクリート
用の表面硬化剤とはその水溶液がモルタルまたは
コンクリート中に浸透し、硬化モルタルやコンク
リート中のセメント水和生成物と反応して表面に
緻密な層を形成する薬剤であり、硅弗化ソーダ、
硅弗化マグネシウム等の硅弗化物を主成分とし、
これに浸透性を付与するための界面活性剤等を配
合したものである。 本発明においてセメント系SL材の打設は常法
にて行なう。SL材の打設厚みは格別制限ないが
通常5〜20mm程度であればよい。 又、モルタルまたはコンクリート用の表面硬化
剤の塗布も通常行なう方法により行えばよい。塗
布量は、SL材の種類、表面硬化剤の種類、およ
び床面形成の場所的環境によつても異なるが通常
硅弗化物換算で200g/m2程度とするのがよい。 以上説明した本発明の床面仕上げ方法によれ
ば、平滑度および水平精度が良くかつ床面が堅牢
で美観に優れたコンクリート床仕上げが出来る。
しかも張り物ないし塗り物を床面に施す必要がな
いので工期の大幅な短縮が可能であり、コストの
大幅な低減を図ることができる。 更に本発明の方法は一般のオフイスビル、学
校、病院、倉庫その他種々の建造物に適用するこ
とのできる汎用性の高い方法である。 次に本発明の試験例および実施例を示す。 試験例 表1は本発明の試験例に係り床材表面の摩耗試
験の結果を示したものである。 該摩耗試験はJISA1453に準じテーバー式摩耗
試験材によるもので摩耗輪はH22、荷重1000g、
500回転での摩耗量を測定した。又、表面硬化剤
の塗布はいずれもSL材打設後7日経過後に行な
い、塗布量は硅弗化物換算で200g/m2とした。 表1の結果から明らかなようにセメント系SL
材硬化体に表面硬化剤を塗布したものは床面の耐
摩耗性が著しく向上し、従来法のモルタル仕上げ
をはるかに凌ぐ堅牢な表面が形成された。尚、石
膏系GL材を使用した場合には表面硬化剤を塗布
しても有意な効果はみられなかつた。
る方法に関する。 従来、建造物の床としてはコンクリートが用い
られているが、これをそのまま使用することは美
観、表面の粗さ、ならしむら等の問題があるため
工場、倉庫等のような場合を除き殆んどなく、一
般の建造物では床表面に何等かの仕上げを施すの
が普通である。 従来行なわれているコンクリート床仕上げの方
法としては次の2種がある。 (イ) Pタイル、長尺塩化ビニル床材、絨毯等を張
り付ける工法。 (ロ) モルタル塗り、合成樹脂塗り等の塗り床仕上
げ工法。 しかしながら、張り付け工法および合成樹脂塗
り工法は下地コンクリートの平滑度や平面精度が
悪いと仕上がり床の平滑度や平面精度も悪くな
り、床の見映えが悪くなる欠点がある。又、モル
タル塗りの場合、仕上がり面は下地の影響を受け
ないが、コテにより塗布するため塗りむらがで
き、平滑度に劣り水平精度も保ち難い欠点があ
る。 ところで下地の平滑度、および水平精度を改善
する方法として所謂セルフレベリング工法が開発
されている。この工法は水比の大きいスラリー状
のモルタルやペーストを床面に5〜20mm程度の厚
さで流し込み、スラリーが自然に流動する性質を
利用して平滑で平面精度の良好な床面を形成する
方法である。この工法に使用するセルフレベリン
グ材料(以下SL材と略す)としては半水石膏又
は無水石膏を結合材とする石膏系のものと、セメ
ントを結合材とするセメント系のものとがある。
セルフレベリング工法は前述の如く平滑で平面精
度の良好な床面に仕上げる他、作業性が極めて良
い利点があるが、次の理由により最終的な表面仕
上げ方法としては不適当な点が見受けられる。 (イ) 石膏系SL材は耐水性がなく、水を被る場所
には使用できない。また表面硬度が低く、摩耗
し易いので長期の使用に耐えない。 (ロ) セメント系SL材は耐水性に優れるが、一般
のコンクリートに比較して摩耗し易く、長期の
使用で表面が剥れて粉塵が発生する。 本発明は従来のセメント系SL材を用いた床面
仕上げ法の前記欠点を解消した床面仕上げ法を提
供するものであつて、その構成は、コンクリート
床の表面にセメント系セルフレベリング材を打設
し、これを硬化させた後、モルタルまたはコンク
リート用の表面硬化剤を塗布することを特徴とす
る。 本発明で用いるセメント系SL材は特に限定さ
れず、通常SL材として使用されるものであれば
適宜使用することができる。 上記セメント系SL材としては例えば、各種ポ
ルトランドセメント、高炉セメント、フライアツ
シユセメント、超速硬セメント等のセメントに石
灰系、CAS系、石膏系等の膨張剤、フライアツ
シユ、高炉スラグ、微分シリカ等の混和剤、メラ
ミンホルムアルデヒド縮合物のスルホン化変性樹
脂等の減水剤、メチルセルロース、グリオキザー
ル付加ヒドロキシプロピルメチル等の保水剤およ
び必要により砂を配合したものが挙げられる。 尚、消泡剤を必要に応じて適量配合してもよ
い。配合割合はセメント100重量部に対し、膨張
剤6〜20重量部、混和材6〜25重量部、減水剤
0.5〜3重量部、保水剤0.04〜0.2重量部、および
砂80〜180重量部程度配合したものが通常用いら
れる。 また本発明で云うモルタルまたはコンクリート
用の表面硬化剤とはその水溶液がモルタルまたは
コンクリート中に浸透し、硬化モルタルやコンク
リート中のセメント水和生成物と反応して表面に
緻密な層を形成する薬剤であり、硅弗化ソーダ、
硅弗化マグネシウム等の硅弗化物を主成分とし、
これに浸透性を付与するための界面活性剤等を配
合したものである。 本発明においてセメント系SL材の打設は常法
にて行なう。SL材の打設厚みは格別制限ないが
通常5〜20mm程度であればよい。 又、モルタルまたはコンクリート用の表面硬化
剤の塗布も通常行なう方法により行えばよい。塗
布量は、SL材の種類、表面硬化剤の種類、およ
び床面形成の場所的環境によつても異なるが通常
硅弗化物換算で200g/m2程度とするのがよい。 以上説明した本発明の床面仕上げ方法によれ
ば、平滑度および水平精度が良くかつ床面が堅牢
で美観に優れたコンクリート床仕上げが出来る。
しかも張り物ないし塗り物を床面に施す必要がな
いので工期の大幅な短縮が可能であり、コストの
大幅な低減を図ることができる。 更に本発明の方法は一般のオフイスビル、学
校、病院、倉庫その他種々の建造物に適用するこ
とのできる汎用性の高い方法である。 次に本発明の試験例および実施例を示す。 試験例 表1は本発明の試験例に係り床材表面の摩耗試
験の結果を示したものである。 該摩耗試験はJISA1453に準じテーバー式摩耗
試験材によるもので摩耗輪はH22、荷重1000g、
500回転での摩耗量を測定した。又、表面硬化剤
の塗布はいずれもSL材打設後7日経過後に行な
い、塗布量は硅弗化物換算で200g/m2とした。 表1の結果から明らかなようにセメント系SL
材硬化体に表面硬化剤を塗布したものは床面の耐
摩耗性が著しく向上し、従来法のモルタル仕上げ
をはるかに凌ぐ堅牢な表面が形成された。尚、石
膏系GL材を使用した場合には表面硬化剤を塗布
しても有意な効果はみられなかつた。
【表】
尚、セメント系SL材としては下記配合のもの
を用いた。
を用いた。
【表】
【表】
また表面硬化剤としてはユニラツプ(小野田建
材社製商品名、主成分硅弗化マグネシウム)、石
膏系SL材としてはSLプラスタ(吉野石膏社製商
品名)を用いた。 実施例 実験室床のコンクリートスラブ5m×10mに平
均10mm厚さで試験例に用いたものと同じセメント
系SL材を打設した。SL材打設7日後に床の半分
(5m×5m)に表面硬化剤としてユニラツプ
(小野田建材(株)製.主成分硅弗化マグネシウム)
を200g/m2(硅弗化マグネシウム換算)の割合
で塗布した。硬化剤塗布の翌日からその床面を使
用した。表面硬化剤塗布部分は表面につやがあ
り、美麗に仕上がつた。半年間の使用の後、表面
硬化剤を塗布しない部分は表面の砂が一部露出し
て粗くなり、表面に粉塵の発生が見られたが、硬
化剤塗布部分は粉塵の発生が全く見られず、塗布
直後と同等に平滑でつやのある表面を維持した。
材社製商品名、主成分硅弗化マグネシウム)、石
膏系SL材としてはSLプラスタ(吉野石膏社製商
品名)を用いた。 実施例 実験室床のコンクリートスラブ5m×10mに平
均10mm厚さで試験例に用いたものと同じセメント
系SL材を打設した。SL材打設7日後に床の半分
(5m×5m)に表面硬化剤としてユニラツプ
(小野田建材(株)製.主成分硅弗化マグネシウム)
を200g/m2(硅弗化マグネシウム換算)の割合
で塗布した。硬化剤塗布の翌日からその床面を使
用した。表面硬化剤塗布部分は表面につやがあ
り、美麗に仕上がつた。半年間の使用の後、表面
硬化剤を塗布しない部分は表面の砂が一部露出し
て粗くなり、表面に粉塵の発生が見られたが、硬
化剤塗布部分は粉塵の発生が全く見られず、塗布
直後と同等に平滑でつやのある表面を維持した。
Claims (1)
- 1 コンクリート床の表面にセメント系セルフレ
ベリング材を打設し、これを硬化させた後、モル
タルまたはコンクリート用の表面硬化剤を塗布す
ることを特徴とする床面仕上げ法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15256083A JPS6047157A (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | 床面仕上げ法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15256083A JPS6047157A (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | 床面仕上げ法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6047157A JPS6047157A (ja) | 1985-03-14 |
| JPH0222828B2 true JPH0222828B2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=15543142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15256083A Granted JPS6047157A (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | 床面仕上げ法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047157A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021010434A1 (ja) | 2019-07-17 | 2021-01-21 | 国立大学法人東北大学 | 血管矯正器具および吻合部の支持方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS492820A (ja) * | 1972-04-21 | 1974-01-11 | ||
| JPS5825061B2 (ja) * | 1979-12-14 | 1983-05-25 | 太平洋セメント株式会社 | セメント系セルフレベリング床材 |
| JPS5945626B2 (ja) * | 1981-12-29 | 1984-11-07 | 太平洋セメント株式会社 | セメント系セルフレベリング床材 |
-
1983
- 1983-08-23 JP JP15256083A patent/JPS6047157A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021010434A1 (ja) | 2019-07-17 | 2021-01-21 | 国立大学法人東北大学 | 血管矯正器具および吻合部の支持方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6047157A (ja) | 1985-03-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5424099A (en) | High strength pourable gypsum floor underlayments and methods of providing same | |
| JPH06500525A (ja) | 選択された骨材と混合された強化されたセメント | |
| Naganna et al. | Insights into the multifaceted applications of architectural concrete: A state-of-the-art review | |
| US2760885A (en) | Process for bonding hydraulic cementitious materials | |
| JP5120122B2 (ja) | 防水床構造体の施工方法 | |
| JP3478108B2 (ja) | 水硬性着色仕上材組成物 | |
| US5026576A (en) | Method and composition for finishing structural building surfaces | |
| JP2009215136A (ja) | 水硬性組成物 | |
| KR970069942A (ko) | 바닥 몰탈 및 콘크리트 슬래브용 시멘트계 균열보수재의 제조방법 | |
| JPH0222828B2 (ja) | ||
| JP2008214178A (ja) | 自己流動性水硬性組成物 | |
| JP2010018493A (ja) | 水硬性組成物及びそれを用いた構造体 | |
| JP5076596B2 (ja) | レベリング材及びレベリング材を施工したコンクリート床構造体 | |
| JP3683201B2 (ja) | 低収縮軽量モルタル、及び低収縮軽量モルタルを用いた下地調整工法 | |
| JPS5853155B2 (ja) | 床仕上げの下地作り方法 | |
| JP2009257063A (ja) | コンクリート床構造体及びその施工方法 | |
| JP5755270B2 (ja) | コンクリート表面への接着性が改善されたプラスターモルタル、及びコンクリートにおいてプラスターモルタルの接着性を改善させるための方法 | |
| JP5298676B2 (ja) | 水硬性組成物及び構造体 | |
| KR20030064343A (ko) | 고강도 시멘트 그라우트재를 이용한 박막형 시멘트 테라죠조성물 | |
| CN113387662A (zh) | 一种新型的石膏面层自流平材料 | |
| JPS6311306B2 (ja) | ||
| JPS5842140B2 (ja) | 左官用セメント組成物 | |
| US20050175782A1 (en) | Surface technology | |
| Bustillo Revuelta | Mortars | |
| JPS63260880A (ja) | 床仕上げ材 |