JPH02229271A - 染色性を改質した蛋白繊維及びその製造法 - Google Patents

染色性を改質した蛋白繊維及びその製造法

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JPH02229271A
JPH02229271A JP4327589A JP4327589A JPH02229271A JP H02229271 A JPH02229271 A JP H02229271A JP 4327589 A JP4327589 A JP 4327589A JP 4327589 A JP4327589 A JP 4327589A JP H02229271 A JPH02229271 A JP H02229271A
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dyes
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Hideki Shiozaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、通常の衣服等の素材として利用される絹や羊
毛のような蛋白繊維に、アニオン染料にに対しては防染
性を,カチオン染料に対しては増染性を付与して染色性
を改質するようにしたことを特徴とする蛋白繊維及びそ
の製造法に関する。
《従来の技術〉 周知のように、絹や羊毛は約18種類のアミノ酸により
構成される蛋白繊維であり、一般に,比熱及び比重が人
体のそれに似ているため蛋白繊維を素材として作製した
衣服は着心地がよいといわれる素材である. 上記した蛋白繊維は、一般的には酸性染料、直接染料,
反応染料のようなアニオン染料によって染色されている
が、アニオン染料によって得られないような鮮明な色を
要求される場合には塩基性染料を使用することもあった
。しかし、塩基性染料は、染色堅牢度が極めて低いので
実用に問題があり、また、アクリル繊維用のカチオン染
料は、色が鮮明で染色堅牢度も優れているが、濃色に染
色することができないものであった.一方、蛋白繊維を
ア二オン染料に染まらないようにする防染法としては、
例λば被染物の一部を糸で結束するなどして染まらない
ようにして染色するしぼり,ク<り、板締め、ろう結等
の機械的或いは物理的な防染法が従来より知られている
が、化学的な防染法に成功した例は未だ提案されていな
い. 〈発明が解決しようとする問題点〉 上記したように、蛋白繊維の染色において、鮮明な色に
且つ実用に耐え得る染色堅牢度を有する染料或いは染色
方法は未だ提案されていないものであり、またアニオン
染料に対する化学的な防染法についても実用化に至った
例が未だ無い状況である.従って、上記したそれぞれの
問題点を解決する方法が嘱望されていた。
く問題点を解決するための手段》 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、蛋白繊維を無
水0−スルホ安息香酸の有機溶媒溶液中に浸漬して加熱
することにより蛋白繊維を横成する蛋白質の分子内にス
ルホン基を導入してなり、アニオン染料に対しては防染
性をカチオン染料に対しては増染性を付与することを特
徴とする染色性を改質した蛋白繊維及びその製造法に関
するものである. 本発明の染色性を改質した蛋白繊維は、上記したように
アニオン染料に対しては防染性を有し、且つカチオン染
料に対しては増染性を有するものであるが、上記した特
性は蛋白繊維を構成する蛋白質分子内に強力なアニオン
基を化学的に導入することによって達成することができ
るものである。
即ち、蛋白質は両性電解質であり分子内に酸性基(−C
OOH等)と塩基性基(−Nl{,等)を共有するもの
であるが、塩基性基であるアミノ基(−Nl+21或い
は水酸基(−0}1)に土記した強力なアニオン基であ
るスルホン基(−SQ.H)を導入することによって、
アニオン染料に対してはイオン的斥力が働き防染性を、
且つカチオン染料に対してはイオン的親和力が働き増染
性な付与することができるのである. 上紀した蛋白質分子内のアミノ基或いは水酸基としては
,蛋白質を構成するアミノ酸の一ってあるリジンの側鎖
のアミノ基、 (CH.).−CH.一配h −NH−Cl{−GO− チロシンの側鎖のフェノール水酸基、 CL−O−興 −NH−CH−CO− 等を挙げることができる. 上記したリジンの側鎖のアミノ基と無水O−スルホ安息
香酸、 の反応は容易に行われるが、チロシンの側鎖のフェノー
ル水酸基と無水0−スルホ安息香駿の反応は高い処理温
度を必要とする。
従って、蛋白繊維に対する無水0−スルホ安息香駿の反
応性、即ちスルホン基の導入のしやすさは、蛋白質を構
成するアミノ酸の種類と構成割合によって異なるもので
ある. 即ち、上記したリジンとチロシンとを例にとると、メリ
ノ羊毛(ケラチン)はリジン3. 3wt%、ヂロシン
6.4wt%を含有してなり、絹(シグロイン)はリジ
ン0. 4wt%、チロシン13.8をwt%を含有す
るものであり、メリノ羊毛はリジンを多く含有し、絹は
チロシンを多く含有するものである。従って、本発明に
おける無水O−スルホ安患香酸を絹へ反応させる処理温
度は、メリノ羊毛の′それよりも高いものでなければぼ
らない。
通常、羊毛における本発明の具体的な処理方法は、5〜
25%の無水O−スルホ安息香酸の浴中に温度40〜6
0℃において30〜90分間浸漬するものであり,それ
に対して絹の処理においては、上記した浴中に温度60
〜80℃において60〜120分間浸漬することが実用
に最も適している。
また、上記した無水0−スルホ安息香酸のスルホン基を
導入する反応における反応媒体としては、一般の有機溶
剤を使用することができるが、蛋白繊維に対して膨潤能
の高いジメチルホルムアミド若しくはジメチルスルホキ
シドが最も効果的であった。
上記したように本発明の染色性を改質した蛋白繊維は、
無水O−スルホ安患香酸の浴中に浸漬し7て加熱するだ
けで得られ、鮮明な色を付与することができるカチオン
染料に対しては極めて良好な染色性を有するので、鮮明
な蛋白繊維製の服飾品を得ることができる。
また、本発明の染色性を改質した蛋白繊維の製造法は、
蛋白繊維にアニオン染料に対する防染性を付与するもの
でもあり、従来の物理的な防染法に対する化学的な防染
法であり、例えば防染性を付与した本発明の蛋白繊維と
通常の蛋白繊維とを組み合せて布地を作製し、アニオン
染料で染色すると、通常の蛋白繊維の部分のみが染色さ
れた織物を作製することができる。
〈実施例〉 実施例1 精練済みの14匁付絹羽二重を,無水O−スルホ安息香
酸100gとジメチルホルムアミド900gとからなる
浴に浸漬し、70℃で1時間加熱した。処理布を取り出
してメタノールで洗滌し、さらに水でよく洗滌して乾燥
した。処理布の里量増加率は5.8%であった。
実施例2 加熱時間を70℃で2時間にした以外は上記した実施例
1と同様に処理、洗滌,乾燥を行った。得られた処理布
の重量増加率は11.5%であった。
実施例3 加熱時間を70℃で3時間にした以外は上記した実施例
1と同様に処理、洗滌、乾燥を行った。得られた処理布
の重量増加率は16.5%であった。
実施例4 羊毛モスリンを無水O−スルホ安息香酸100gとジメ
チルホルムアミド900gとからなる浴に浸漬し、60
℃で0.5時間加熱した。処理布を取り出してメタノー
ルで洗滌し、さらに水でよく洗滌して乾燥した。処理布
の重量増加率は8.2%であった. 実施例5 加熱時間を60℃で1.0時間にした以外は上記した実
施例4と同様に処理、洗滌、乾燥を行った。
得られた処理布の重量増加率は13.4%であった。
実施例6 加熱時間を60℃で1.5時間にした以外は上記した実
施例4と同様に処理、洗滌、乾燥を行った。
得られた処理布の重量増加率はl8,0%であった。
比較例1 未処理の精練済みの14匁付絹羽二重を比較例lとした
比較例2 未処理の羊毛モスリンを比較例2とした。
(評価方法) ■染色性(対カチオン染料) 上記した実施例1〜3及び比較例lの処理布を2%アイ
ゼンカチロンレッドG L H (C. I.Basi
cRed 38)の酢酸浴(pH 4,浴比40:l)
中において温度85℃で30分間染色した。
各染色布を充分に水洗して乾燥した後、表面染着濃度(
K/S)を日立カラーアナライザ617型によって求め
た結果を表1に示した。
また、実施例4〜6及び比較例2の処理布については、
2%スミアクリルブルーE−6G  (C.I.Bas
ic Blue 3)の酢酸浴(pH 4,浴比40:
1)中において温度80℃で45分間染色し、上記の操
作と同様にしてK/Sを求め、結果を表1に示した。
■防染性(対アニオン染料) 上記した実施例1〜3及び比較例lの処理布を2%力ヤ
ノールレッドR S (C.I.Acid Red99
)の酢酸浴(pH 4,浴比40:1)中において温度
85℃で45分間染色した。
各染色布を上記した■染色性と同様に水洗、乾燥した後
、K/Sを求めて結果を表1に示した。
また、実施例4〜6及び比較例2の処理布については、
2%力ヤノールブルーN 2 G (C.I.Acid
Blue 40)の酢酸浴(pH4,浴比40:l)中
において温度80℃で45分間染色し、K/Sを求め、
結果を下記の表1に示した. 表 上記した表1より明らかなように、絹のカチオン染料に
対する染色性は重量増加率が比較的低《ても、顕著に向
上し、処理時間が短いもの(実施例1)でも高い染色性
を有することがわかる.また、アニオン染料に対する防
染性は、重量増加率が10%以上のもの(実施例2、3
)において極めて良好であることがわかる。
また、羊毛のカチオン染料に対する染色性、アニオン染
料に対する防染性においても、上記した絹の場合と同様
でア二オン染料に対する防染性は、重量増加率が13%
以上のもの(実施例5、実施例6)において極めて良好
であることが明らかである. ■洗濯堅牢度の測定 上記した実施例2の処理布を表2に示す各カチオン染料
の酢酸浴(pH 4,浴比40:l)中において温度8
5℃で30分間染色した. 各染色布を上記した■染色性と同様に水洗、乾燥した後
、K/Sを求め、さらにJIS LO844−A2に準
じて洗濯堅牢度を試験した。洗濯堅牢度は、変退色と汚
染の2項目において評価し、それぞれの結果を表2に示
した。
表  2 上記した表2より明らかなように,本発明の実施例2は
各カチオン染料により濃色に染色され、しかも実用に耐
えるだけの洗濯堅牢度を備えていることが認められる。
《発明の効果》 以上説明したように本発明の染色性を改質した蛋白繊維
は、カチオン染料に対しては優れた染色性を示し、アニ
オン染料に対しては防染性を有するものである. 従って,本発明の蛋白繊維は、絹や羊毛等の蛋白繊維を
鮮明な色のカチオン染料を用いて染色なすることができ
るので、鮮明な色を有する蛋白繊維製の服飾品を得るこ
とができる. また、本発明の蛋白繊維は、アニオン染
料に対して防染性を有するので、通常の蛋白繊維との併
用により複数の色を有する織物を作製することができる
また、本発明の蛋白繊維は、蛋白繊維の特徴である水分
吸収性及び機械的性質(特に長範囲の弾性)を損なうこ
とがなく、通常の蛋白繊維と同様な保温性や装着感を維
持するものである。
さらに,本発明の染色性を改質した蛋白繊維の製造法は
、特別な装置や設備を必要とするものでないので従来の
物理的な防染法に比べて実用的価値は極めて高い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子内にスルホン基を導入した蛋白質よりなる蛋
    白繊維であって、アニオン染料に対しては防染性をカチ
    オン染料に対しては増染性を有するようにしたことを特
    徴とする染色性を改質した蛋白繊維。
  2. (2)蛋白繊維を無水0−スルホ安息香酸の有機溶媒溶
    液中に浸漬して加熱することにより蛋白繊維を構成する
    蛋白質の分子内にスルホン基を導入し、アニオン染料に
    対しては防染性をカチオン染料に対しては増染性を付与
    するようにしたことを特徴とする染色性を改質した蛋白
    繊維の製造法。
JP1043275A 1989-02-27 1989-02-27 染色性を改質した蛋白繊維及びその製造法 Expired - Lifetime JPH0830304B2 (ja)

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