JPH02230513A - 複合記録媒体 - Google Patents

複合記録媒体

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JPH02230513A
JPH02230513A JP5168089A JP5168089A JPH02230513A JP H02230513 A JPH02230513 A JP H02230513A JP 5168089 A JP5168089 A JP 5168089A JP 5168089 A JP5168089 A JP 5168089A JP H02230513 A JPH02230513 A JP H02230513A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録媒体に関し、特に、磁気記録層ならびに
抵抗発熱型(通電発熱)記録層を有する多層記録が可能
な複合記録媒体に関する。
〔発明の背景〕
プラスチックなどの基体の表面に磁気記録層が設けられ
てなる磁気記録媒体は、クレジットカード、キャシュカ
ード、ICカード、乗車券、定期券、磁気テープなどと
して広く用いられている。
このような磁気記録媒体は、その記録密度が高くしかも
外部から簡単には記録情報を読み出せないという利点も
あるが、これに伴い必然的に記録情報は目に見えないた
め、これらの記録媒体に可視情報を記録させる必要が生
じてくる場合がある。
このような場合には、磁気記録媒体の基体表面の余白部
または裏面に、文字、図案などを印刷することが行なわ
れてきているが、一般に磁気記録媒体はそのサイズが小
さいため、必要な文字などの可視情報を印刷するスペー
スが不足しており、充分な情報量を印刷できないという
問題がある。
このため、磁気記録媒体の磁気記録層上にも、文字、図
案などの可視情報が印刷手段により形成されている磁気
記録媒体が近年になり出現してきた。ところが、前記可
視情報は通常の印刷手段により形成されているため、そ
の内容は画一的でかつ固定的になり変化に乏しいという
欠点があった。
また磁気記録層上に個々の情況に応じたたとえばバーコ
ード、OCR文字、氏名、有効期限など個別の情報を印
刷することは、製造上のコストアップにつながるため、
実現的でないという欠点もある。さらに磁気記録上に2
〜5ミクロンの印刷インキが設けられているため、磁気
記録層と磁気ヘッドとの間隔が大きくなり、その部分の
磁気出力が非印刷部に比べて低下し、出力変動が太きく
なるという問題の生じる。
また、近年、キャシュカード、クレジットカド、定期券
などの磁気記録媒体の偽造・変造が大きな社会問題とな
りつつあり、いかにして磁気記録情報の偽造・変造を防
止するかについて多くの研究がなされてきているが、簡
単でかつ効果的な磁気記録情報の偽造・変造の防止法は
いまたに見出されていないのが現状である。
」二記のような状況に鑑みて、本発明者は既に、磁気記
録層と感熱記録層とを組合わせた感熱磁気記録媒体を提
案している(特願昭59−199284号)。この記録
媒体は、磁気記録層上にさらに非磁性薄膜からなる感熱
記録層を設け、磁気的な情報記録とともにサーマルヘッ
ドなどの加熱印字手段により薄膜感熱記録層に可視情報
を記録できるようにしたものである。ところで、このよ
うな記録媒体をたとえばストアードフエアカード(たと
えば駅務関係)に用いる場合にあっては、ゲード適性な
どの物理的耐久性を向上させるために感熱記録層の表面
に保護層を設けることが実用− 3 = 上必ず要請される。また、上記のような記録媒体の場合
、感熱記録層は120℃程度の温度にも耐えられるよう
にA1、Snなどの低融点金属薄膜で構成されている。
しかしながら、上記のような構成の感熱磁気記録媒体に
おいては、ザーマルヘッドを用いて可視情報を記録する
場合、印字のために印加する熱量を比較的多く必要とす
るため、印字スピードがいきおい制限されてしまうとい
う問題がある。また、このような高熱量の印加はサーマ
ルヘッドの寿命を短くするという問題にもつながる。一
方、印字スピードを上げるためには、保護層を出来るだ
け薄くすることが考えられるが、保護層を薄くすること
はそれだけ耐久性を低下させることを意味し、実用性の
点で問題が生じる。他方、感熱記録層自体の感熱温度範
囲を低くすることも考えられるが、この場合は逆に保存
性が低下し、保存温度が高くなるに従って劣化や変色が
生じ、やはり耐久性が低下するという問題がある。この
ように従来の記録媒体においては、印字感度と耐久性と
は相互に矛盾し、これらの双方を満足させるものは得ら
れていないのが現状である。
本発明は上記のような従来技術に伴う問題点を解決しよ
うとするものであって、本発明は以下のような目的を有
する。
a) 磁気情報ならびに可視情報の両者からなる質の異
なる、しかも多量の情報を記録することのできる複合記
録媒体を提供すること。
b) 耐久性にすぐれ、しかも高速印字、高速記録の可
能な複合記録媒体を提供すること。
C) 個々の情況に応じた個別の可視情報が簡単に記録
できる複合記録媒体を提供すること。
d) 磁気情報の偽造・変造が容易には行うことができ
ない記録媒体を提供すること。
e) 磁気情報ならびに可視情報のダブルチェックが可
能で、偽造・変造の困難な記録媒体を提供すること。
f) 磁気記録層上に設けられた可視記録部による磁気
出力の低下の小さい記録媒体を提供すること。
〔発明の概要〕
本発明による複合記録媒体は、基体上に磁気記録層が設
けられ、さらにこの磁気記録層の表面に、非磁性薄膜か
らなる感熱記録層、および抵抗発熱性祠料からなる保護
層がこの順序で形成されてなることを特徴としている。
本発明の複合記録媒体においては、媒体中の磁気記録層
には通常の磁気情報記録手段により磁気的情報を記録す
ることができるとともに、感熱記録層に可視情報を記録
することができる。この感熱記録層への情報の記録は、
感熱記録層の表面に設けられた抵抗発熱性材料からなる
保護層に電極ヘッドを接触させることにより電極ヘッド
から印字情報に応じた電流を印加し、これによって発生
した熱によって非磁性薄膜(感熱記録層)を印字情報に
応して破功することによって行われる。
本発明の複合記録媒体においては、さらに必要に応じて
、非磁性薄膜(感熱記録層)と磁気記録層との間に青色
層や磁気記録層の色を隠蔽するための隠蔽層を設けるこ
ともでき、さらに場合によっては、各層間の接着力を増
加させて各層間の剥離を防止する接着層を設けることも
できる。
〔発明の具体的説明〕
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて説明する。
本発明に係る複合記録媒体]は、基本的には、第1図に
示すように、シート状あるいは板状の基体2と、この上
に設けられた磁気記録層3と、この磁気記録層3上に設
けられた非磁性薄膜からなる感熱記録層4および抵抗発
熱性材料からなる保護層5とから構成されている。尚、
この保護層は光透過性がよいことが望ましいか、完全に
透明である必要はない。
磁気記録層3は、基体2の表面に全面的あるいは部分的
に設けられている。また感熱記録層4は、磁気記録層3
の表面に全面的あるいは部分的に設けられているが、場
合によっては、第2図に示すように、感熱記録層4が磁
気記録層3よりも広い範囲にイつたって基体2の表面上
に設けられていてもよい。
本発明に係る複合記録媒体1の別の具体例を図示する。
第3図に示す複合記録媒体1は、基体2上に、磁気記録
層3と、着色層6と、感熱記録層4と、保護層5とがこ
の順序に積層されており、この場合、着色層6は感熱記
録層4に記録された可視情報にコン1・ラス1・を与え
るという機能を有している。また、この場合、着色層6
は磁気記録層4の色を隠蔽する隠蔽層としての機能を具
備させることもできる。さらに、上記の場合、着色層6
と磁気記録層3との間に別途、磁気記録層4の色を隠蔽
するための隠蔽層(図示せず)を設けると着色層の効果
が一段とさえる。
第4図に示す複合記録媒体1は、基体2上に、磁気記録
層3と、感熱記録層4とがこの順序で積層されており、
磁気記録層3と感熱記録層4との間には接着層7が設け
られている。この接着層7は、磁気記録層3と感熱記録
層4との接着性を強固にし両層が剥離するのを防止する
機能を果たすだけでなく、この接着層の断熱効果を」二
げることにより、最少限の熱量で感熱記録層を破壊する
ことができ、感度アップを図ることかできる効果がある
。また、第3図の芒色層も材料を選択することにより同
様の効果がある。
第5図に示す複合記録媒体1は、基休2の表裏両面」二
に、それそれ、磁気記録層3、感熱記録層4、および保
護層5かこの順序で積層されており、磁気情報および可
視情報を多く記録できるようになっている。
以下、本発明に係る複合記録媒体の製造方法ならびに用
いられる材料について説明する。
本発明に係る複合記録媒体1は、基体2上に、直接、磁
気記録層3、感熱記録層4、および保護層5、さらに必
要に応じて着色層6あるいは接着層7を、印刷法、コー
ティング法あるいは蒸着法などにより形成することがで
きる。
また、第6図に示すように、一旦転写用基体8上に、剥
離層9を介して、保護層5、感熱記録層4、磁気記録層
3およびホットメルト接着層10がこの順序で積層され
た転写用積層体11を準備し、この積層体1]のホット
メル1・接着層10を基体2の表面上に接着させるとと
もに前記剥離層9により転写用具体8を取り去るという
転写法によって、本発明に係る記録媒体1を形成するこ
ともできる。
さらに、第7図に示すように、一旦、貼着用基体12上
に、磁気記録層3、感熱記録層4および保護層5が積層
された貼着用積層体13を準備し、この積層体13の裏
面に粘着層14を設け、この粘着層14を介して、基体
2と貼着用基体12とを一体に接着させるという貼着法
によって、本発明に係る記録媒体1を形成することもで
きる。
基体2は、シート状あるいは板状を呈しており、この基
体2としては、ナイロン、セルロースジアセテート、セ
ルローストリアセテート、ポリスリレン、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリカ
ーボネートなどのプラスチック類、銅、アルミニウムな
どの金属、紙、含浸紙等を単独であるいは組合せて複合
他意として用いることができる。基材として要求される
物性たとえば強度、剛性、隠蔽性、光不透過性などを考
慮して、上記祠料の中から好ましいものを適宜選択すれ
ばよい。なお基+12の膜厚は0.005〜5mm程度
である。
磁気記録層3は、γ一Fe203、CO彼着7−Fe 
 O   Fe  O   Cry2、Fe,2  3
 ゝ    3  4 ゝ Fe−CrS Fe−Co,Co−CrsCo−NiS
MnA1、Baフェライ1・、Srフエライトなどの従
来公知の磁性微粒子が適当な樹脂あるいはインキビヒク
ル中に分散されてなる分散物゛を、グラビア法、ロール
法、ナイフエッジ法などの従来公知の塗布方法によって
基材2上に形成することができる。また、磁気記録層3
は、FeSFe−Crs Fe−CoSCo−Crなど
の金属または合金あるいはそれらの化合物を用いて、真
空蒸着法、スパッタ法、めっき法などによって基月2上
に形成することもできる。
塗布方法によって磁気記録層3を形成する場合には、そ
の膜厚は1〜100ミクロン好ましくは5〜20ミクロ
ン程度である。また真空蒸着法、スパッタ法、めっき法
によって磁気記録層3を形成する場合には、その膜厚は
100人〜1ミクロン好ましくは500〜2000人程
度である。
γ−Fe203などの磁性微粒子が分散される樹脂ある
いはインキビヒクルとしては、ブチラール樹脂、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、セルロース系樹脂、アクリル樹脂、スチレ
ン/マレイン酸共重合体樹脂などが用いられ、必要に応
じて、ニトリルコムなどのゴム系樹脂あるいはウレタン
エラストマーなどが添加される。また、磁性微粒子が上
記樹脂中に分散されてなる分散物中に、必要に応じて、
界面活性剤、シランカップリング剤、可塑剤、ワクス、
シリコーンオイル、カーボンその他の顔料を添加するこ
ともできる。
感熱記録層4はTe,SnS In,AI,Bi,Pb
SZnなどの金属あるいはこれらの合金もしくはTe一
カーバイドなどの上記金属の化合物を、恵空蒸着法、ス
バッタ法、めっき法などにより、磁気記録層上に形成す
ることができる。この非磁性薄膜からなる感熱記録層層
4は、保護層5で発生した熱を受け入れて記録を行う感
熱記録層としての役割を果たすため、低融点の材料であ
ることが好ましい。このような非磁性薄膜の膜厚は10
0人〜1ミクロン(μm)、好ましくは、500〜10
00人程度である。
保護層5は、通電によって発熱し得る抵抗発熱性材料に
よって構成される。この抵抗発熱性材料は、表面抵抗1
0−2〜107Ω/□の物性を有していることが好まし
い。さらに好ましいのは、表面抵抗10〜103Ω/□
のものである。このような抵抗発熱性材料は、樹脂に導
電性物質を所定量混合して得られる組成物によって構成
し得る。
また、第8図に示すように、一旦絶縁性樹脂層5aを塗
布形成したのち、更にこの表面に導電性物質層5bを、
蒸着法、スパッタ法等により付着させることによっても
保護層5を構成することができる。
保護層用組成物に用いる樹脂としては、エチルセルロー
ス、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロースア
セテートプロピオネ−1・、酢酸セルロースなとのセル
ロース誘導体、ボリスチレン、ボリーα−メチルスチレ
ンなどのスチレン樹脂あるいはスチレン共重合樹脂、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリ
アクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリ
ル樹脂またはメタクリル樹脂の単独あるいは共重合樹脂
、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェ
ノール樹脂、重合ロジンなどのロジンエステル樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂
、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、プチラール樹脂などが用いられ得る。
一方、導電性物質としては、たとえば、スズの酸化物、
インジウムの酸化物、スズ・インジウム酸化物、アンチ
モン・チタン酸化物、アンチモン・インジウム酸化物、
あるいは酸化チタンや硫酸バリウムなどの顔料粒子の表
面を上記の導電性物質で表面加工したもの、錯体等を含
む導電性高分子ならびに各種導電性界面活性剤などが用
いられ得る。
上記の樹脂ならびに導電性オ]料の配合比率は、組成物
が上述した物性値の範囲になるように適宜調製され得る
。また、本発明においては、上述した導電性物質を感熱
記録層上に直接、蒸着法、スパッタ法あるいはCVD法
等により{1着させて保護層とすることもできるし、ま
た、前述したように、感熱記録層上に一旦絶縁性樹脂層
を設け更にその上に前記導電性物質を蒸着法、スパッタ
法等により例着させて作製することもてきる。このよう
にして形成された導電性材料層は耐薬品性などの面で耐
久性にも特にすぐれている。
保護層の厚さは、特に制限されるものではないが、0.
05〜15μの範囲が好ましい。
また、保護層中にシリコーンなどを添加して表面の滑性
をよくすることもできる。
岩色層6は、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチ
ルセルロース、セルロースアセテートプロビオネート、
酢酸セルロースなどのセルロース誘導体、ポリスチレン
、ポリーα−メチルスチレンなどのスチレン樹脂あるい
はスチレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
メタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアク
リル酸ブチルなどのアクリル樹脂またはメタクリル樹脂
の単独あるいは共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイ
ン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジンなど
のロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン
樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂、プチラール樹脂などのバ
インダーに、着色すべき色に応じて各種の顔料を添加し
、さらに必要に応じて、可塑剤、安定剤、ワックス、グ
リース、乾燥剤、乾燥補助剤、硬化剤、増粘剤、分散剤
を添加した後、溶剤あるいは希釈剤で充分に混練してな
る着色塗料あるいはインキを用いて、通常のグラビア法
、ロール法、ナイフエッジ法、オフセット法などの塗布
方法あるいは印刷方法により、所望部分に形成できる。
接着層7は、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/ブロピオン酸共
重合体、ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロ
ース系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系共重
合体などのバインダーに、必要に応じて、可塑剤、安定
剤、硬化剤などを添加した後、溶剤あるいは希釈剤で充
分に混練してなる接着層用塗料を用いて、グラビア法、
ロール法、ナイフエッジ法などの塗布方法によって、基
体上の所望部分に形成できる。特に、磁気記録層上に接
着層を設ける場合には、磁気記録層の再溶解を防止する
ため、熱可塑性樹脂をエマルジョン化して塗布し、乾燥
してヒートシール型の接着層とすることが好ましい。
磁気情報は、磁気ヘッドなどの通常の方法によって、磁
気記録層3中に記録される。
一方、バーコード、OCR文字、氏名、有効期限などの
可視情報は、感熱記録層4に記録される。
この感熱記録層4への記録は、保護層5に対して電極ア
レイなどの通電手段により交流ないし直流電圧を印加し
、この印加電流によって保護層及び非磁性薄膜層4に発
生する熱により感熱記録層4を印字情報に応じて選択的
に破壊することによって行われる。したがって、本発明
においては、印字手段としてサーマルヘッドなどの加熱
印字手段は用いず、印加する電圧を変化させることによ
って容品に発生熱量を調整することができる。サーマル
ヘッドは電極間に設けられた抵抗発熱体に電流を流して
発熱させるために印加電圧を大きくすると過電流により
発熱体が破壊され、以後印字不可能となる。しかし本発
明は、印字用電極から印加する電圧を大きくしても電極
が破壊されることはなく、瞬時に高熱を発生させること
ができるので、加熱印字手段で印字する場合に比べて印
字スピードを飛躍的に高くすることができる。
また、本発明の複合記録材料においては、保護層の厚さ
を厚くするほど抵抗発熱作用を大きくすることができる
ので、この点、耐久性のさらなる向上を図る上において
も有利である。さらに、本発明においては上記のように
、印字用電極から印加する電圧は比較的容易に大きくす
ることができ、瞬時に高熱を発生させることができるの
で、感熱記録層の材料としては熱破壊温度の高い材料も
使用することができ、したがって、印字スピードを低下
させることなく耐久性の向上を図ることができる。
なお、通常、従来公知の放電破壊記録の場合、保護層の
電圧印加部を破壊させることが多いが、印字後において
も保護層が破壊されずに残るような祠料で保護層を構成
することもでき、本発明においてはこのような態様も本
発明の範囲に含まれる。
上記のようにして磁気情報および可視情報を記録する場
合、まず可視情報、次いで磁気情報の順序で記録しても
よく、あるいは磁気情報、次いて可視情報の順で記録し
てもよい。ただし、可視情報を記録するのに印字部が発
熱するため、可視情報の記録時に磁気記録層の温度がキ
ュリー温度以上になる恐れがある場合には、まず可視情
報を記録し次いで磁気情報を記録することが好ましい。
以下に本発明を実施例により説明するか、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
1つ なお以下の実施例において、特に言及しない限り、すべ
ての1部」は重量部である。
例IA 厚さ188ミクロンのポリエチレンテレフタレー1・シ
ー1・上に、下記組成の磁性塗料をグラビアコート法に
て塗布し、厚さ10ミクロンの磁気記録層を形成した。
次いでその上に真空蒸着法により、スズを水晶振動子に
よる膜厚測定法で測定して1000人の膜厚に蒸着して
感熱記録層である非磁性薄膜層を形成した。次いで、下
記組成の保護層形成用塗料をグラビアコート法によって
塗布し、厚さ5ミクロンの保護層を形成して本発明の複
合記録媒体を得た。
磁性塗料の組成: Co被着7−FeO(チタン工業社製rX−6000J
 )    7 5部(三洋化成工業社製「サンプレン
lBI14BJ )綿状飽和ポリエステル樹脂(東洋紡
社製「バイロンRV53SSJ )  5部イソプロビ
ルアルコール                50部
メチルエチルケトン トルエン イソシアネ−1・系硬化剤二菱化成社製rAT74’r
フクNY−220A J )(積水化学社製「エスレッ
クBXJ) 湿気硬化型ウレタン樹脂 (三井東圧社製「オレスターM95−50AJメチルエ
チルケトン トルエン 酢酸エチル 導電性顔料 (スズインジウム酸化物) 例1B 例1と同様にしてポリエチレンテレフタレートシ一ト上
に磁気記録層および非磁性薄膜層を形成した後、下記組
成の保護層用塗料をグラビアコート法により厚さ5ミク
ロンで塗布乾燥した、次いで、真空蒸着法によりスズイ
ンジュウム酸化物の薄膜を1000人付着させて第8図
に示す態様の導電性保護層とした。
50部 50部 3部 3部 30部 30部 30部 6部 保護層用塗料の組成・ メチルエチルケI・ン 1・ルエン 酢酸エチル 30部 30部 30部 例2 例1Aと同様にして、ポリエチレンテレフタレトシート
上に、磁気記録層および非磁性薄膜層を形成した後、下
記組成の着色塗料を用い、グラビアコート法により厚さ
3ミクロンの透明着色保護層を形成した。更に、この上
に例IAと同様にして導電性薄膜を形成した。
透明着色保護層用塗料の組成: 顔  料 3部 メチルエチルケ1・ン 1・ルエン 30部 30部 例3 例]Aと同様にして、ポリエチレンテレフタレートシー
1・上に磁気記録層を形成した後、例2で用いたのと同
様の着色塗料を用いてグラビアコート法により膜厚3ミ
クロンの着色層を形成した。
この例の場合においては、顔料は透明性顔料である必要
はなく、むしろ磁気層の色を隠蔽するためには、不透明
性が高い方が好ましい。したがって、この例の場合は、
顔料の量を10部程度に増して使用する。次いでその上
に真空蒸着法により、スズを1000人の膜厚に蒸着し
て感熱記録層である非磁性薄膜層を形成した。更にその
上に導電性保護層を形成した。
例4 例1Aと同様にして、ポリエチレンテレフタレー1・シ
ー1・上に、磁気記録層および非磁性薄膜層を形成した
後、下記組成の保護層用塗料を用い、グラビアコート法
により厚さ1ミクロンの保護層を形成した。
保護層用塗料の組成: ポリビニルブチラール樹脂             
3部(積水化学社製[エスレックBXJ) メチルエチルケトン               3
0部トルエン                   
  30部酢酸エチル               
   30部導電性顔料(スズインジウム酸化物)  
      6部例5 例IAと同様にして、ポリエチレンテレフタレートシ一
ト上に、磁気記録層を形成した後、下記組成の接着層用
塗料を用い、グラビアコート法により厚さ0.  5ミ
クロンの第1接着層を形成した。
次いでその上に真空蒸着法により、スズを1000八の
膜厚で蒸着して感熱記録層である非磁性薄膜層を形成し
、更にその上に導電性保護層を形成した。
イソシアネート系硬化剤 (武田薬品工業社製「タケネー1−D ]. ]. O
NJ )1部 酢酸エチル 例6 まず、基体に磁気記録層および非磁性薄膜層を形成する
ための、幅6.5mmの熱転写テープを以下のようにし
て作製した。
(a)  25ミクロン厚ポリエチレンテレフタレート
シ一ト上に、下記組成の剥離層用塗料を用い、グラビア
コート法により厚さ1ミクロンの剥離層を形成した。
剥離層用塗料の組成: 酢酸セルロース樹脂(大日本セルロイド社製)メチロー
ルメラミン系熱硬化性樹脂(8本カーバイト社製)20
0部 メチルエチルケトン メチルアルコール 1・ルエン 5部 1部 50部 25部 25部 (b)  例IAで用いたのと同一の保護層用塗料を用
い、グラビアコート法により厚さ3ミクロンの保護層を
剥離層上に形成した。
(C)  真空蒸着法により、スズを1000人の膜厚
で保護層上に設けて非磁性薄膜を形成した。
(d)  例5で用いたのと同一の接着層用塗料を用い
、グラビアコート法により、厚さ0.5ミクロンの接着
層を、非磁性薄膜上に形成した。
(e)  例1Aて用いたのと同一の磁性塗料を用い、
グラビアコー1・法により厚さ10ミクロンの磁気記録
層を、接着層上に形成した。
(f)  下記組成のホットメルl・接着層用塗料を用
い、グラビアコート法により厚さ10ミクロンのホット
メル1・接着層を磁気記録層」二に形成した。
ホッl・メル1・接石層用塗料の組成:塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合樹脂         1部(電気化学
比製「デンカラック72]J )アクリル樹脂 トルエン 酢酸エチル 次に、このようにして作製された転写テ塩化ビニル基村
上に熱転写し、たて86mm,2部 8部 8部 プを、 幅 54mm,厚さ0.8++unのカードを製造した。
例7 上記例1〜6に従って製造された記録媒体に、電極ヘッ
ドにより、印加工ネルギー密度30mJ/ tnrAと
なる電圧を印加して、バーコード、OCR文字、漢字、
ローマ字などを印字したところ、記録媒体上には所望の
パターンか形成された。ハコー1・、 OCR文字は機械にて充分読取ることができる程度に鮮
明であった。
次いでこの印字済記録媒体に磁気ヘッドにより磁気記録
を行なったところ、その再生出力に及ぼす印字による影
響は実用上問題のない範囲であった。
〔発明の効果〕
本発明による複合記録媒体は、磁気記録層ならびに非磁
性薄膜からなる感熱記録層および抵抗発熱性利料からな
る保護層を有しているため、以下のような効果を有する
。
a) 磁気情報ならびに可視情報の両者を記録媒体上に
記録でき、多くの情報量の記録が可能になる。
b) 磁気情報に加えて、個々の情況に応じた個別の可
視情報が簡単に記録できる。
C) 保護層が抵抗発熱性材料からなるので、通電印字
千段による高速印字が可能となり、しかも耐久性が向上
する。
d) 磁気記録層上に非磁性薄膜層からなる感熱記録層
が一体的に設けられているため、磁気記録層のみを有し
ている記録媒体と比較して、記録媒体の偽造・変造が困
難である。
e) 記録媒体に、磁気情報ならびにバーコード、OC
R文字などの可視情報が記録できるため、磁気的チェッ
クと機械的読出しチェックとのダブルチェックが可能と
なり、この点からも記録媒体の偽造・変造が困難である
。
f) 磁気記録層上に設けられた可視情報記録部である
非磁性薄膜層の厚さが、印刷手段により設けられる可視
情報記録部と比較して薄く、したがって磁気ヘッドと磁
気記録層との間でのスペ−シングロスが小さく、再生出
力の出力変動か小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図および第8図は、本発明に係る複合記録
媒体の断面図であり、第6図および第7図は本発明に係
る複合記録媒体を製造する際に用いられる転写用積層体
の断面図である。 1・・・記録媒体、2・・・基体、3・・・磁気記録層
、4・・・感熱記録層、5・・・保護層、6・・・着色
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基体上に磁気記録層が設けられ、さらにこの磁気記
    録層の表面に、非磁性薄膜からなる感熱記録層、および
    抵抗発熱性材料からなる保護層がこの順序で形成されて
    なることを特徴とする、複合記録媒体。 2、前記保護層が、光透過性を有しかつ表面抵抗10^
    −^2〜10^7Ω/□の抵抗発熱性材料からなる、請
    求項1に記載の複合記録材料。 3、磁気記録層と非磁性薄膜層との間に着色層が設けら
    れている、請求項1に記載の複合記録材料。 4、前記各層間に接着層を設けた、請求項1に記載の複
    合記録材料。 5、非磁性薄膜層が、Te、Sn、In、 Al、Bi、Pb、Znまたはこれらの合金もしくは化
    合物からなる群から選択された材料によって構成されて
    いる、請求項1に記載の複合記録材料。
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