JPH0223155B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223155B2
JPH0223155B2 JP57198773A JP19877382A JPH0223155B2 JP H0223155 B2 JPH0223155 B2 JP H0223155B2 JP 57198773 A JP57198773 A JP 57198773A JP 19877382 A JP19877382 A JP 19877382A JP H0223155 B2 JPH0223155 B2 JP H0223155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enzyme
bacteria
protoplasts
added
osmotic pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57198773A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5988086A (ja
Inventor
Kenichi Tomochika
Tatsuo Funabashi
Takashi Fujii
Yasuhiro Kanemasa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yakult Honsha Co Ltd
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yakult Honsha Co Ltd filed Critical Yakult Honsha Co Ltd
Priority to JP57198773A priority Critical patent/JPS5988086A/ja
Publication of JPS5988086A publication Critical patent/JPS5988086A/ja
Publication of JPH0223155B2 publication Critical patent/JPH0223155B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト
を調製する方法に関する。さらに詳しくは、乳酸
桿菌属の細菌にストレプトマイセス・グロビスポ
ラス(Streptomyces globisporus)が生産する
エンド−N−アセチルムラミダーゼを蔗糖(シユ
ークロース)、乳糖(ラクトース)などの二糖類
の存在下で作用させることを特徴とする乳酸桿菌
属の細菌のプロトプラストを調製する方法に係わ
るものである。 従来、細菌のプロトプラストの調製には、卵白
リゾチームが使用されてきた。しかしながら、乳
酸桿菌属の細菌の細胞壁は、卵白リゾチームに対
しては感受性が弱いので、未だ卵白リゾチームを
用いてのプロトプラストの調製には成功していな
い。ヘンダーソン(Henderson)らは、ラクトバ
チルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、以下ラ
クトバチルスはL.と略称する)ATCC7469に卵白
リゾチームを30℃にて16時間作用させることによ
り、L.カゼイ(L.casei)のプロトプラストを得
たと報告している(ジヤーナル・オブ・バイオロ
ジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem),252,
3760−3765,1977)が、この実験を上記報告の条
件下で追試して、光学顕微鏡および電子顕微鏡に
て細菌の形態を観察した結果によれば、プロトプ
ラストの形成はほとんど観察されなかつた。加え
て、乳酸桿菌属の細菌に対する卵白リゾチーム処
理には、長大な処理時間を要するので、かかる長
時間の酵素処理は細菌の生理活性を著しく阻害す
るものであつた。 本発明者らは、乳酸桿菌属の細菌のプロトプラ
ストの調製における卵白リゾチームに対する低感
受性と長大な処理時間等の問題点に鑑み、鋭意研
究の結果、ストレプトマイセス・グロビスポラス
(Streptomyces globisporus)より単離精製され
たエンド−N−アセチルムラミダーゼ(endo−
N−acetylmuramidase)を二糖類の存在下で乳
酸桿菌属の細菌に作用させることにより、短時間
にかつ高率にプロトプラストが得られることを見
い出して本発明を完成するに至つた。 より詳細に述べるならば、(1)エンド−N−アセ
チルムラミダーゼによる単独処理では、プロトプ
ラストの形成は観察されず、溶菌作用のみが観察
されるが、かかるエンド−N−アセチルムラミダ
ーゼによる処理を二糖類の存在下で行うことによ
つて初めてプロトプラストの形成が達成されるこ
と、換言すれば、二糖類が浸透圧調節物質として
効果的に作用し、プロトプラストの調製過程にお
ける浸透圧差による菌細胞の破壊の抑制に有効で
あるので、プロトプラスト形成のためには、これ
らの二糖類の存在が不可欠の条件であること、(2)
一般に、プロトプラストが形成されても、その生
理活性の存否が問題となるが、上記二糖類の存在
下で調製したプロトプラストはよく、その生理活
性を保持していること、等の知見に基づいて、本
発明が完成されたものである。 そして、本発明の一つの構成要素であるエンド
−N−アセチルムラミダーゼは、ストレプトマイ
セス・グロビスポラス(Streptomyces
globisporus)の培養上清から分取されたもので
あり、後に詳述する実験例および実施例では、ス
トレプトマイセス・グロビスポラス
(Streptomyces globisporus)1829の培養上清よ
り単離精製されたもの(大日本製薬社製で生化学
工業社より市販されているもの。以下、M−1酵
素という)が採用されている。 本発明の他の一つの構成要素である乳酸桿菌属
の細菌には、全ての種のものが含まれるが、例を
あげると、L.カゼイ(L.casei)、L.アシドフイラ
ス(L.acidophilus)、L.ブルガリカス(L.
bulgaricus)、L.ラクテイス(L.lactis)、L.ヘル
ベテイカス(L.helveticus)、L.サリバリウス(L.
salivarius)、L.プランタルム(L.plantarum)、
L.フアーメンタム(L.fermentum)、L.セロビオ
ーサス(L.cellobiosus)、L.デルブレツキ(L.
delbrueckii)、L.ブヒネリ(L.buchneri)、L.ブ
レビス(L.brevis)などがある。 これらの乳酸桿菌属の細菌の培養には、通常的
な培地および通常的な培養条件を採用すればよ
い。 更に、本発明の残りの一つの構成要素である浸
透圧調製物質としての二糖類には、蔗糖(シユー
クロース)、乳糖(ラクトース)のほか、マルト
ース、トレハロースなどが含まれる。 続いて、実験例を示して、本発明を更に詳細に
説明すれば以下の通りである。なお、実験例1〜
5においては、供試菌株としてL.カゼイ(L.
casei)ATCC7469を使用した。 実験例 1 この実験は、M−1酵素処理の基礎条件(PH条
件、緩衝液の種類、温度条件、振盪条件、細菌懸
濁液濃度など)に関するものである。 乳酸桿菌属の細菌に対するM−1酵素の酵素作
用を調べるために、まず、L.カゼイ(L.casei)
を下記組成の培地を用いて、下記の培養条件下に
て培養した。即ち、培地1中に、 ニユトリエントブロス(デイフコ社製) 12g 酵母エキス(デイフコ社製) 5g ツイーン80 1ml K2HPO4 3g KH2PO4 1.5g グルコース 0.4g MgSO4・7H2O 0.1g MnSO4・4H2O 0.025g を含み、最終PHが6.8に調整されたものである。 上記組成のうち、グルコース、MgSO4
7H2O,MnSO4・4H2Oに関しては、おのおの別
個に高圧減菌後、これらを上記の終末濃度になる
ように添加した。培養は、37℃、静置条件下にて
行ない、菌の増殖は波長650nmにおける吸光度
の変化により測定した。 M−1酵素処理に際しては、37℃にて一夜培養
した菌を、4000×gで5分間の遠心分離により集
菌し、20mMリン酸カリウム緩衝液(PH7.0)で
2回洗浄した後、上記緩衝液に0.5〜5.0mg湿重
量/mlとなるように前記集菌した菌を懸濁した。 該懸濁液を20ml容量の丁字モノー管に入れ、37
℃にて5分間プレインキユベーシヨンした後、M
−1酵素を添加することにより、酵素処理を開始
した。酵素処理の温度条件に関しては、25℃〜40
℃の範囲内で酵素活性を調べた。菌懸濁液の振盪
に関しては、モノー型振盪機によつて0〜30サイ
クル/分の微弱振盪条件下にて行なつた。酵素作
用の度合いに関しては、650nmの吸光度の減少
をもつて目安とした。更に、プロトプラストの調
製に関しては、上記酵素処理を二糖類の存在下に
て行なう点を除いて、上記酵素処理と全く同様の
処理条件で行なつた。そして、その際、プロトプ
ラスト形成の程度に関しては、光学顕微鏡下で円
形化した細胞の形成を観察することにより、これ
を判定した。 実験結果を以下に示す。 乳酸桿菌属の細菌に対するM−1酵素作用は、
PH6.0〜7.5の範囲において観察された。そして、
緩衝液の種類は該酵素作用とは無関係であること
が確認された。 酵素処理の温度条件に関しては、25℃〜40℃の
範囲内で高温ほど強い酵素活性が観測された。し
かし、形成されたプロトプラストの生理活性保持
のためには、37℃前後(30℃〜40℃)が好適であ
つた。 酵素処理の振盪条件に関しては、30サイクル/
分以下、好適には、5〜8サイクル/分の微弱振
盪条件下で良好にプロトプラストを形成した。 酵素処理のための細菌懸濁液の濃度に関して
は、0.5〜5mg湿重量/mlが好ましく、特に、1
〜3mg湿重量/mlが最も好ましかつた。 実験例 2 この実験は、M−1酵素作用に及ぼす細胞増殖
期の影響に関するものである。 第1図Aは実験例1のための培地と同じ培地に
おけるL.カゼイ(L.casei)の増殖曲線を示す。 第1図Bは各増殖期の細胞のM−1酵素による
濁度の減少を示すものであり、各増殖期の菌を集
菌し、洗浄した後、20mMリン酸緩衝液に2.5mg
湿重量/mlになるように懸濁して、おのおのに
1.5μg/mlのM−1酵素を添加して処理し、その
溶菌過程を濁度の減少で追つた結果を表わしてい
る。実験方法は、実験例1の場合と同様である。 この実験結果から、培養時間の長い菌ほどM−
1酵素処理に対する感受性が高いことが判明し
た。しかし、生理活性の高いプロトプラストを得
るためには、長時間の培養は好ましくなく、対数
増殖後期から定常期(第1図A中3〜6で表わさ
れる培養期間)の細胞を使用することが望まし
い。 実験例 3 この実験はM−1酵素作用に及ぼす酵素量の影
響に関するものである。 第2図に、3.0mg湿重量/mlの細胞懸濁液に対
して濃度を変化させてM−1酵素を作用させた場
合の濁度の変化傾向を示す。実験方法は実験例1
の場合と同様である。 M−1酵素0.38〜9.0μg/mlの添加により添加
酵素量に比例して濁度の減少が認められた。しか
しながら、プロトプラストの調製に際しては、酵
素量を増大させて、濁度の減少を大きくすると、
プロトプラストの収量が悪くなり、一方、濁度の
減少を抑えるべく酵素量を減少させると、プロト
プラストの形成までに長時間を要する傾向が認め
られる。 したがつて、プロトプラストの調製のために
は、細胞懸濁液濃度を3mg湿重量/ml程度に保つ
て、0.75〜7.5μg/mlのM−1酵素を添加して5
〜30分間の処理を行うことが望ましい。 実験例 4 この実験はプロトプラストの形成に及ぼす各種
浸透圧調節物質の影響に関するものである。 細胞懸濁液にM−1酵素を添加してもプロトプ
ラストは形成されず、溶菌作用のみが観察される
ところから、プロトプラストの形成のためには、
ある種の浸透圧調節物質を添加することが有効で
あることを見い出した。そこで、プロトプラスト
の調製に適した浸透圧調節物質を探査すべく、
NaCl、塩化コリン、グリセリン、グルコース、
蔗糖および分子量が異なる二種類のポリエチレン
グリコールを選び、各浸透圧調節物質がM−1酵
素作用に及ぼす影響を調べた。 実験方法は、各種浸透圧調節物質を存在させる
点を除いて、実験例1の場合と同様にし、細胞懸
濁液濃度を2.5mg/mlに選定したものである。 その実験結果を第3図に示す。 同図から明らかなように、二種類の電解質
(NaClおよび塩化コリン)の添加は酵素活性を阻
害することが判明した。更に、グルコース、グリ
セリンおよび二種類のポリエチレングリコールの
添加はM−1酵素のみを添加した場合と同程度の
濁度の減少しか伴わなかつた。 そして、上記の浸透調整物質のうち、0.9Mの
グルコースを添加したときにのみ3〜4%のプロ
トプラスト形成が観察された。一方、0.9Mの蔗
糖を添加したときには(第3図中9)、M−1酵
素の添加(1.5μg/ml)と同時に急激な濁度の減
少が観測され、酵素処理5〜10分後には、95%以
上の細胞がプロトプラスト化していることが確認
された。 これらの事実から、蔗糖は、プロトプラスト形
成過程における浸透圧差による細胞破壊を効果的
に抑制する作用を有するばかりか、M−1酵素の
細胞壁溶解作用を増強する作用をも有すことが判
明した。 プロトプラスト形成過程における浸透圧差に起
因する細胞破壊作用に対する抑制作用は、ラクト
ース、トレハロース、マルトースなどの蔗糖以外
の二糖類に関しても同様に認められた。 しかしながら、一方、酵素処理が長時間におよ
ぶと、形成されたプロトプラストが破壊されるの
で、細胞懸濁液の濁度の減少が観測された。 なお、上記実験中、プロトプラスト形成の判定
は、位相差顕微鏡にて検鏡することにより行なつ
た。 実験例 5 この実験は各種糖類によるM−1酵素の溶解作
用に対する増強作用に関するものである。 蔗糖存在下でM−1酵素を作用させると、L.カ
ゼイ(L.casei)の細胞壁に対する溶解作用が増
進することが見い出されたが、かかるM−1酵素
作用に対する増強作用が他の糖類に関しても期待
できるか否かを調べるべく各種糖類によるM−1
酵素作用に対する増強作用の有無を調べた。 実験方法は各種糖類の存在下にて酵素処理する
点を除いて、実験例1の場合と同様である。その
実験結果を第4図に示す。 四種類の単糖類(キシロース、ガラクトース、
フルクトース、イノシトール)の存在下では、M
−1酵素を添加した後も濁度の変化はほとんど観
測されなかつた。 三糖類のラフイノース存在下でもM−1酵素作
用に対する増強作用はほとんど観測されなかつ
た。 これに対して、四種類の二糖類、すなわち、マ
ルトース、トレハロース、蔗糖(シユークロー
ス)、乳糖(ラクトース)の存在下では、いずれ
もM−1酵素作用に対する増強作用が観測され、
特に、蔗糖と乳糖の存在下では、増強作用の程度
が極めて強いものであつた。 これらの事実から、二糖類はプロトプラストの
浸透圧差による破壊作用を抑制するための浸透圧
調節物質として有効であるばかりか、M−1酵素
の乳酸桿菌属の細菌に対する細胞壁溶解作用の増
強作用をも有することが判明した。 なお、乳酸桿菌属の細菌の種類に応じて、上記
酵素作用に対する増強作用には差異が存在する。 例えば、L.ヘルベテイカス(L.helveticus)、L.
サリバリウス(L.salivarius)、L.プランタルム
(L.plantarum)、L.フアーメンタム(L.
fermentum)、その他多くの乳酸桿菌属の細菌に
関しては、同様のM−1酵素作用に対する増強作
用が認められるが、L.アシドフイラス(L.
acidophilus)、L.ブルガリカス(L.bulgaricus)
に関しては、上記M−1酵素作用に対する増強作
用は認められなかつた。(後述の実験例6の第1
表参照のこと。) 実験例 6 この実験は細菌の種類によるM−1酵素作用の
差異に関するものである。 各種乳酸桿菌属の細菌におけるM−1酵素に対
する感受性とプロトプラストの形成状況とを実験
例1および実験例4に準じて観察した。 M−1酵素に対する細胞の感受性に関しては、
緩衝液中に0.85Mの蔗糖を存在させた場合と蔗糖
無添加の場合の濁度低下の度合を、更に、プロト
プラストの形成率に関しては、0.85Mの蔗糖を存
在させた場合の位相差顕微鏡による検鏡観察結果
を整理して第1表に示す。 第1表から明らかなように、L.アシドフイラス
(L.acidophilus)、L.ヘルベテイカス(L.
helveticus)、L.サリバリウス(L.salivarius)、L.
プランタラム(L.plantarum)、L.カゼイ(L.
casei)、L.フアーメンタム(L.fermentum)、L.
ブルガリカス(L.bulgaricus)などを含むほとん
どすべての乳酸桿菌属の細菌に関して高率のプロ
トプラスト形成が確認された。
【表】 続いて、以下に本発明の実施例を示す。 実施例 1 供試菌株として、L.カゼイ(L.casei)
ATCC7469を使用し、培地1中にニユトリエン
トブロス(デイフコ社製)12g、酵母エキス(デ
イフコ社製)5g、ツイーン801ml、K2HPO43
g、KH2PO41.5g、グルコース0.4g、MgSO4
7H2O0.1g、MnSO4・4H2O0.025gを含み、最終
のPHが6.8に調整された培地にて上記供試菌を培
養した。 上記培地組成のうち、グルコース.MgSO4
7H2O、MnSO4・4H2Oに関しては、各々別個に
高圧減菌後、上記終末濃度になるように、添加し
た。 培養は、37℃、静置条件下にて行なつた。一夜
静置培養した菌は、4000×g5分間の遠心分離に
より集菌し、20mMリン酸カリウム緩衝液(PH
7.0)で2回洗浄した後、上記緩衝液に2.5mg湿
重/mlとなるように懸濁した。 酵素処理は、菌懸濁液10mlを20ml容量の丁字モ
ノー管に入れ、37℃にて5分間プレインキユベー
シヨンした後、M−1酵素3μg/mlを添加する
ことにより、開始した。 かかる酵素処理を1.0Mの蔗糖の存在下で、か
つ、5サイクル/分の微弱振盪条件下にて、30分
間続行した。 実験例4の場合と同様の方法によりプロトプラ
スト形成率を判定したところ、その値は95%であ
つた。 実施例 2 供試菌株として、L.ヘルベテイカス(L.
helveticus)を使用し、実施例1と同様の培地に
て同様の培地条件下で培養した菌を集菌して、こ
れを3mg湿重量/mlになるように、懸濁させ、そ
の菌懸濁液を、1.0Mの乳糖の存在下で、37℃に
て15分間、8サイクル/分の微弱振盪条件下で
1μg/mlのM−1酵素にて処理することにより、
プロトプラストの調製を行なつた。 実験例4の場合と同様の検鏡観察によりプロト
プラスト形成率を判定したところ、その値は95%
であつた。 実施例 3 供試菌株として、L.カゼイ(L.casei)
ATCC7469を使用して、実施例2の場合と同様に
処理したところ、90%のプロトプラスト形成率が
確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、L.カゼイ(L.casei)の増殖段階
を表わす濁度曲線、第1図Bは、各増殖期におけ
る細胞のM−1酵素に対する感受性を表わす濁度
曲線。第2図は、L.カゼイ(L.casei)の溶菌作
用に及ぼすM−1酵素量の影響を表わす濁度曲
線、第3図は、M−1酵素による溶菌作用に及ぼ
す各種浸透圧調節物質の影響を表わす濁度曲線、
第4図は、M−1酵素作用に及ぼす浸透圧調節物
質としての各種糖類の影響を表わす濁度曲線であ
る。第1図において、第1図B中に付された各数
字にて特定される各曲線は、第1図A中に付され
た同一の数字にて特定される各増殖段階の細菌に
関するものである。 第2図において、1……酵素無添加、2……
0.38μg/ml添加、3……0.75μg/ml添加、4…
…1.5μg/ml添加、5……3.0μg/ml添加、6…
…4.5μg/ml添加、7……6.0μg/ml添加、8…
…7.5μg/ml添加、9……9.0μg/ml添加、第3
図において、1……20mMリン酸緩衝液に酵素無
添加、2……20mMリン酸緩衝液に1.5μg/mlM
−1酵素添加、3〜9……20mMリン酸緩衝液に
下記の各種物質を加え、酵素を添加したもの、即
ち、3……0.45M Nacl、4……0.45M塩化コリ
ン、5……0.9Mグリセリン、6……0.9Mグルコ
ース、7……0.5Mポリエチレングリコール(平
均分子量300)、8……0.5Mポリエチレングリコ
ール(平均分子量1000)、9……0.9M蔗糖、第4
図において、1……対照(糖類およびM−1酵素
無添加)、2……対照(糖類無添加、1.5μg/ml
M−1酵素添加)、3……キシロース添加、4…
…ガラクトース添加、5……フルクトース添加、
6……イノシトール添加、7……ラフイノース添
加、8……マルトース添加、9……トレハロース
添加、10……ラクトース添加、11……蔗糖添
加。(各添加量は0.5M)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ストレプトマイセス・グロビスポラス
    (Streptomyces globisporus)が生産するエンド
    −N−アセチルムラミダーゼを浸透圧調節物質の
    存在下にて乳酸桿菌属の細菌に作用させて、上記
    細菌のプロトプラストを調製する方法において、
    前記浸透圧調節物質が二糖類であることを特徴と
    する乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト調製方
    法。 2 前記浸透圧調節物質としての二糖類が蔗糖
    (シユークロース)あるいは乳糖(ラクトース)
    である特許請求の範囲第1項記載の乳酸桿菌属の
    細菌のプロトプラスト調製方法。
JP57198773A 1982-11-12 1982-11-12 乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト調製方法 Granted JPS5988086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57198773A JPS5988086A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト調製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57198773A JPS5988086A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト調製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5988086A JPS5988086A (ja) 1984-05-21
JPH0223155B2 true JPH0223155B2 (ja) 1990-05-23

Family

ID=16396684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57198773A Granted JPS5988086A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト調製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5988086A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69024323T2 (de) * 1989-10-27 1996-10-17 Genencor Int Antimikrobielles Verfahren und Formulierung unter Verwendung von Endoglycosidase vom Typ II und antimikrobielles Mittel
US5238843A (en) * 1989-10-27 1993-08-24 Genencor International, Inc. Method for cleaning a surface on which is bound a glycoside-containing substance
US5041236A (en) * 1989-10-27 1991-08-20 The Procter & Gamble Company Antimicrobial methods and compositions employing certain lysozymes and endoglycosidases
US5258304A (en) * 1989-10-27 1993-11-02 Genencor International, Inc. Method of removing microorganisms from surfaces with Type II endoglycosidase
EP3950926A4 (en) * 2019-03-25 2022-12-28 Kabushiki Kaisha Yakult Honsha METHOD OF PROMOTING THE BREAKDOWN OF BACTERIAL CELL WALLS

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5988086A (ja) 1984-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chassy et al. Method for the lysis of Gram-positive, asporogenous bacteria with lysozyme
Elmros et al. Autolysis of Neisseria gonorrhoeae
Mahadevan et al. Role of enzymes in growth and morphology of Neurospora crassa: cell-wall-bound enzymes and their possible role in branching
Leduc et al. Autolysis of Escherichia coli
McLellan Jr et al. Purification of phosphomannanase and its action on the yeast cell wall
Boylen et al. Ratio of teichoic acid and peptidoglycan in cell walls of Bacillus subtilis following spore germination and during vegetative growth
Forsberg et al. Characterization of Bacillus licheniformis 6346 mutants which have altered lytic enzyme activities
US5593883A (en) Ancient microorganisms
Lortal et al. Cell wall and autolytic system of Lactobacillus helveticus ATCC 12046
EP0036737B1 (en) Lactase preparation
Mohan et al. Autolytic mechanism for spheroplast formation in Bacillus cereus and Escherichia coli
JPH0223155B2 (ja)
US4801541A (en) Method of increasing the yield of a product by altering a microorganism
JPS61135583A (ja) ストレプトミセス科の菌から得られる溶菌性酵素生成物、その製法およびそれに適する菌株
Nomura et al. Enzyme formation in lysozyme lysate of Bacillus subtilis
Every et al. Rates of accumulation of glycosidase activities during growth and differentiation of Dictyostelium discoideum
Mach et al. Mode of action of tyrocidine on Neurospora
JPS6030678A (ja) 乳酸桿菌属の細菌のプロトプラスト調製方法
McDonald Location of proteinase in cells of a species of Micrococcus
Price et al. “Spheroplasts” prepared from Euglena gracilis by proteolysis
Coetzee et al. A change in phenotype associated with the bacteriophage carrier state in a strain of Proteus mirabilis
Whiteside et al. Extracellular enzymes produced by a Pseudomonas sp. and their effect on cell envelopes of Chromobacterium violaceum
Monodane et al. Cell wall autolysis in log phase cells of Micrococcus lysodeikticus (luteus)
Nord et al. Formation of α-l-and β-d-fucosidase in cultures of Streptococcus mitis
Harcke et al. Studies on lytic activities of Chondrococcus coralloides (Myxobacteriales) I. Purification and some properties of the bacteriolytic and proteolytic activity