JPH02232344A - 耐生物付着性に優れたステンレス鋼 - Google Patents
耐生物付着性に優れたステンレス鋼Info
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- JPH02232344A JPH02232344A JP5317589A JP5317589A JPH02232344A JP H02232344 A JPH02232344 A JP H02232344A JP 5317589 A JP5317589 A JP 5317589A JP 5317589 A JP5317589 A JP 5317589A JP H02232344 A JPH02232344 A JP H02232344A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野冫
本発明は、海洋構造物や海水を使用する機器類の材料と
して好通な耐生物付着性及び耐海水性に優れたフェライ
ト系ステンレス鋼に関するものである。
して好通な耐生物付着性及び耐海水性に優れたフェライ
ト系ステンレス鋼に関するものである。
く従来技術とその課題〉
近年、各地において様々な海洋構造物が建設されるよう
になり、海水を使用する機器類も大幅な増加傾向を見せ
ているが、これに伴って海水環境で優れた耐食性を発揮
する鋼材の研究も著しい進歩を遂げ、例えば“スーパー
ステンレス鋼”と呼ばれる耐海水性に優れた高Cr・高
Moステンレス鋼が実用化されるに至っている。
になり、海水を使用する機器類も大幅な増加傾向を見せ
ているが、これに伴って海水環境で優れた耐食性を発揮
する鋼材の研究も著しい進歩を遂げ、例えば“スーパー
ステンレス鋼”と呼ばれる耐海水性に優れた高Cr・高
Moステンレス鋼が実用化されるに至っている。
しかしながら、このようなスーパーステンレス鋼には貝
類或いは藻類等の生物付着が著しいことが指摘されてお
り、例えば復水器管等の熱交換器に上記スーパーステン
レス鋼を適用した場合には薬注(環境海水中へ塩素等を
注入する処理)やメカニカルクリーニング(スポンジボ
ールの挿入等によって行われる)を実施せざるを得ない
状況にあった。ところが、海中生物の付着に対して採ら
れる上述の如き“環境側や運転上からの対策”は設備管
理や経費の面で多大な不利を招くものであり、このよう
な不都合を軽減できる“設備材料側からの対策”が強く
望まれていた。
類或いは藻類等の生物付着が著しいことが指摘されてお
り、例えば復水器管等の熱交換器に上記スーパーステン
レス鋼を適用した場合には薬注(環境海水中へ塩素等を
注入する処理)やメカニカルクリーニング(スポンジボ
ールの挿入等によって行われる)を実施せざるを得ない
状況にあった。ところが、海中生物の付着に対して採ら
れる上述の如き“環境側や運転上からの対策”は設備管
理や経費の面で多大な不利を招くものであり、このよう
な不都合を軽減できる“設備材料側からの対策”が強く
望まれていた。
もっとも、海水使用機器類への海中生物付着防止策とし
て該機器類の材料に銅合金を使用するのが有効であると
の報告もあるが、銅合金は耐エロジョン性が十分でない
上、熱交換器の場合には耐食性の関係でプロセス流体の
種類が制約されることもあって、この方法は根本的な問
題解決手段とはならないものであった。
て該機器類の材料に銅合金を使用するのが有効であると
の報告もあるが、銅合金は耐エロジョン性が十分でない
上、熱交換器の場合には耐食性の関係でプロセス流体の
種類が制約されることもあって、この方法は根本的な問
題解決手段とはならないものであった。
このようなことから、本発明の目的は、耐食性や耐エロ
ージョン性の点で優れる前記耐海水性高Cr・高Moス
テンレス鋼(スーパーステンレスa)の耐生物付着性を
鋼材組成面から改善し、例えば熱交喚媒体等に対する耐
食性が優れることは勿論、海水環境での耐食性,耐エロ
ージョン性及び耐生物付着性の何れについても十分に優
れた性能を発揮する耐海水性材料を提供することに置か
れた。
ージョン性の点で優れる前記耐海水性高Cr・高Moス
テンレス鋼(スーパーステンレスa)の耐生物付着性を
鋼材組成面から改善し、例えば熱交喚媒体等に対する耐
食性が優れることは勿論、海水環境での耐食性,耐エロ
ージョン性及び耐生物付着性の何れについても十分に優
れた性能を発揮する耐海水性材料を提供することに置か
れた。
く諜題を解決するための手段)
本発明者は、前記目的を達成すべく数多くの実験を繰り
返しながら研究を重ねた結果、(al 海水環境材料
として数々の優れた特性を有する高Cr・高Moステン
レス鋼(スーパーステンレス鋼)においては、海水中で
の耐隙間腐食性は一般にオーステナイト系よりもフェラ
イト系の方が優れており、従って海水環境機器類に対し
てはフェライト系高Cr・高ガ0ステンレス鋼を適用す
るのが有利であること, 山) この高Cr・高Moフェライト系ステンレス鋼に
特定量のCuを添加し、かっAs, Bi, sb又は
Snの1種以上を複合添加すると、高Cr・高Moフェ
ライト系ステンレス鋼の有用特性に格別な悪影響なしに
海水中での生物の付着が格段に少なくなってしまうこと
, (C) 更に、上記高Cr・高Moフェライト系ステ
ンレス鋼に所定量のTi. Nb及びZrの1種以上を
含有量させると耐粒界腐食性も一段と改善され、より優
れた耐海水性材料になること, 等の新しい知見を得ることができた。
返しながら研究を重ねた結果、(al 海水環境材料
として数々の優れた特性を有する高Cr・高Moステン
レス鋼(スーパーステンレス鋼)においては、海水中で
の耐隙間腐食性は一般にオーステナイト系よりもフェラ
イト系の方が優れており、従って海水環境機器類に対し
てはフェライト系高Cr・高ガ0ステンレス鋼を適用す
るのが有利であること, 山) この高Cr・高Moフェライト系ステンレス鋼に
特定量のCuを添加し、かっAs, Bi, sb又は
Snの1種以上を複合添加すると、高Cr・高Moフェ
ライト系ステンレス鋼の有用特性に格別な悪影響なしに
海水中での生物の付着が格段に少なくなってしまうこと
, (C) 更に、上記高Cr・高Moフェライト系ステ
ンレス鋼に所定量のTi. Nb及びZrの1種以上を
含有量させると耐粒界腐食性も一段と改善され、より優
れた耐海水性材料になること, 等の新しい知見を得ることができた。
本発明は上記知見等に基づいてなされたものであり、
rc:0.02%以下(以降、成分割合を表わす%は重
量割合とする) Si : 1.5%以下, Mn : 3.0%
以下,Cr : 25.0〜30.0%, Ni
: 0.5〜4.0%,Mo : 3.5〜6.0%,
Cu : 0.05〜0.5%N 7 0.0
2%以下, P:0.03%以下,S : 0.
002%以下, As. Bi + Sb及びSnの1種以上: 0.0
3〜0.5%を含む{但し、Cr(X) + 3 Mo
(χ)≧38.01か、或いは更に Ti,Nb及びZrの1種以上: 0.03〜0.8%
をも含有すると共に、残部がFe及び不可避不純物から
成る成分組成にフェライト系ステンレス鋼を構成するこ
とによって、該ステンレス鋼に優れた耐生物付着性及び
耐海水性を付与せしめた点」を特徴とするものである。
量割合とする) Si : 1.5%以下, Mn : 3.0%
以下,Cr : 25.0〜30.0%, Ni
: 0.5〜4.0%,Mo : 3.5〜6.0%,
Cu : 0.05〜0.5%N 7 0.0
2%以下, P:0.03%以下,S : 0.
002%以下, As. Bi + Sb及びSnの1種以上: 0.0
3〜0.5%を含む{但し、Cr(X) + 3 Mo
(χ)≧38.01か、或いは更に Ti,Nb及びZrの1種以上: 0.03〜0.8%
をも含有すると共に、残部がFe及び不可避不純物から
成る成分組成にフェライト系ステンレス鋼を構成するこ
とによって、該ステンレス鋼に優れた耐生物付着性及び
耐海水性を付与せしめた点」を特徴とするものである。
以下、本発明において鋼の成分組成を前記の如くに限定
した理由を、各成分の作用と共に詳述する。
した理由を、各成分の作用と共に詳述する。
(作用〉
a) C
Cはクロム炭化物として結晶粒界に析出し腐食に対する
鋭敏化を促進するのでC量は低い方が望ましい。そして
、C含有量が特に0.02%を超えた場合には鋼の靭性
及び耐粒界腐食性が所望値以下に低下するため、C含有
量は0.02%以下と限定した。
鋭敏化を促進するのでC量は低い方が望ましい。そして
、C含有量が特に0.02%を超えた場合には鋼の靭性
及び耐粒界腐食性が所望値以下に低下するため、C含有
量は0.02%以下と限定した。
b) St
St成分は耐酸性及び耐孔食性改善に有効な元素ではあ
るが(この点からすれば少なくとも0.04%の含有量
を確保するのが望ましい)、1.5%を超えて含有させ
ると鋼の溶接性及び熱間加工性が劣化することから、S
i含有量は1.5%以下と定めた。
るが(この点からすれば少なくとも0.04%の含有量
を確保するのが望ましい)、1.5%を超えて含有させ
ると鋼の溶接性及び熱間加工性が劣化することから、S
i含有量は1.5%以下と定めた。
c) Mn
Mn成分は鋼の脱酸剤として有効であるが、3.0%を
超えて含有させると硫化物の生成量が増大して耐孔食性
の劣化を招くようになるため、Mn含有量は3.0%以
下と定めた。
超えて含有させると硫化物の生成量が増大して耐孔食性
の劣化を招くようになるため、Mn含有量は3.0%以
下と定めた。
d) Cr
Crは耐酸性,耐孔食性,耐隙間腐食性等の耐食性を改
善する有効な元素であるが、その含有量がが25.0%
未満では特に海水中での耐孔食性.耐隙間腐食性が十分
とはならず、一方、30.0%を超えて含有させるとシ
グマ相等の析出が著しくなり、熱間加工性が劣化すると
共に脆化が著しくなることから、Cr含有量は25.0
〜30.0%と定めた。
善する有効な元素であるが、その含有量がが25.0%
未満では特に海水中での耐孔食性.耐隙間腐食性が十分
とはならず、一方、30.0%を超えて含有させるとシ
グマ相等の析出が著しくなり、熱間加工性が劣化すると
共に脆化が著しくなることから、Cr含有量は25.0
〜30.0%と定めた。
e) Ni
Ni成分はフェライト系ステンレス鋼の靭性を高める作
用を有しているが、その含有量が0.5%未満では前記
作用による所望の効果が得られず、一方、4.0%を超
える多量を含有させると鋼がフェライト・オーステナイ
ト2相!lJI織又はオーステナイト単相組織となり海
水中での耐隙間腐食性が劣化する.従って、所望の靭性
と優れた耐隙間腐食性を備えたフェライト単相鋼を実現
するため、Ni含有量は0.5〜4.0%と定めた。
用を有しているが、その含有量が0.5%未満では前記
作用による所望の効果が得られず、一方、4.0%を超
える多量を含有させると鋼がフェライト・オーステナイ
ト2相!lJI織又はオーステナイト単相組織となり海
水中での耐隙間腐食性が劣化する.従って、所望の靭性
と優れた耐隙間腐食性を備えたフェライト単相鋼を実現
するため、Ni含有量は0.5〜4.0%と定めた。
f) Mo
Moは、Crと同様、鋼の耐孔食性及び耐隙間腐食性を
改善するために欠かせない成分であるが、その含有量が
3.5%未満では海水中での隙間腐食惑受性が高まり、
一方、6.0%を超えてhOを含有させるとシグマ相の
析出が促進され脆化し易くなることから、Mo含有量は
3.5〜6.0%と定めた。
改善するために欠かせない成分であるが、その含有量が
3.5%未満では海水中での隙間腐食惑受性が高まり、
一方、6.0%を超えてhOを含有させるとシグマ相の
析出が促進され脆化し易くなることから、Mo含有量は
3.5〜6.0%と定めた。
なお、耐孔食性及び耐隙間腐食性を改善するために欠か
せないCr並びにMoは、両者でCr(χ)+3Mo(
χ)≧38.0 なる条件を満足したときに耐孔食性,耐隙間腐食性の極
めて効果的な改善がなされる。
せないCr並びにMoは、両者でCr(χ)+3Mo(
χ)≧38.0 なる条件を満足したときに耐孔食性,耐隙間腐食性の極
めて効果的な改善がなされる。
g) Cu
Cuは、鋼の耐酸性を高めると共に生物付着量を低減す
るための必須成分である。しかし、Cu含有量が0.0
5%未満では上記効果が十分でなく、一方、0.5%を
超えてCuを含有させると析出物が増大して耐食性に悪
影響が及ぶようになることから、Cu含有量は0.05
〜0.5%と定めた。
るための必須成分である。しかし、Cu含有量が0.0
5%未満では上記効果が十分でなく、一方、0.5%を
超えてCuを含有させると析出物が増大して耐食性に悪
影響が及ぶようになることから、Cu含有量は0.05
〜0.5%と定めた。
h) N
Nは、Cと同様、フェライト系ステンレス鋼の靭性を低
下させると共にクロム窒化物析出に伴う鋭敏化を促進す
る有害元素であり極力少ない方が良い。そして、N含有
量が特に0.02%を超えた場合には上記有害性が著し
《高まることから、N含有量を0.02%以下と限定し
た。
下させると共にクロム窒化物析出に伴う鋭敏化を促進す
る有害元素であり極力少ない方が良い。そして、N含有
量が特に0.02%を超えた場合には上記有害性が著し
《高まることから、N含有量を0.02%以下と限定し
た。
i) P
Pは鋼中に不可避的に含まれる不純物元素であるが、溶
接性の低下や熱間加工性の劣化をもたらすためその含有
量は極力低くすることが望まれる.ただ、P含有量が特
に0.03%を超えると溶接性の低下が顕著となること
から、P含有量は0.03%以下と限定した。
接性の低下や熱間加工性の劣化をもたらすためその含有
量は極力低くすることが望まれる.ただ、P含有量が特
に0.03%を超えると溶接性の低下が顕著となること
から、P含有量は0.03%以下と限定した。
j)S
Sは、Pと同様、鋼中に不可避的に含まれる不純物元素
であるが、特に孔食の起点となるMnSを形成し易いの
で極力低い方が好ましい。また、Sは熱間加工性にも悪
影響する有害元素である。そして、特にCr含有量の高
い本発明ステンレス鋼の場合に0.002%を超えるS
が含有されると熱間加工性の劣化が極めて著しくなるこ
とから、S含有量を0.002%以下と限定した。
であるが、特に孔食の起点となるMnSを形成し易いの
で極力低い方が好ましい。また、Sは熱間加工性にも悪
影響する有害元素である。そして、特にCr含有量の高
い本発明ステンレス鋼の場合に0.002%を超えるS
が含有されると熱間加工性の劣化が極めて著しくなるこ
とから、S含有量を0.002%以下と限定した。
k) As, Bi. sb,及びSnこれらの元素は
何れも海中生物に対し有毒物として作用し、特にCuと
共存させることにより鋼表面への生物付着を抑制する著
しい効果を発揮する。
何れも海中生物に対し有毒物として作用し、特にCuと
共存させることにより鋼表面への生物付着を抑制する著
しい効果を発揮する。
従って、Cuとの複合添加を条件にこれら成分の1種又
は2種以上が含有せしめられるが、その含有量が合計で
0.03%未満の場合には生物付着抑制効果が十分では
なく、一方、多量添加は環境海水の水質保護の面から好
ましくなく、水質汚染を避ける意味から これら成分の
含有量を合計で0.5%以下にII限した。
は2種以上が含有せしめられるが、その含有量が合計で
0.03%未満の場合には生物付着抑制効果が十分では
なく、一方、多量添加は環境海水の水質保護の面から好
ましくなく、水質汚染を避ける意味から これら成分の
含有量を合計で0.5%以下にII限した。
1) Ti. Nb,及びZr
これらの元素には、何れも鋼中のC及びNを固定して安
定化させ、鋼の鋭敏化を抑制して耐粒界腐食性を更に改
善する作用があるので必要により1種又は2種以上含有
せしめられるが、上記成分の含有量が合計で0.03%
未満であるとC或いはNの固定が不十分となり、また該
成分の1種又は2種以上の総含有量が(C(χ)十N(
χ)}量の10倍以上でないとC及びNの固定・安定化
が十分とはならない。一方、上記成分は合計で0、8%
を超えて添加しても耐粒界腐食性の向上が飽和してしま
う。従って、Ti, Nb及びZrを添加する場合には
、その含有量をこれらの1種又は2種以上の合計含有量
で0.03〜0.8%であって、かつC(χ) + N
(X) を満足する値と定めた。
定化させ、鋼の鋭敏化を抑制して耐粒界腐食性を更に改
善する作用があるので必要により1種又は2種以上含有
せしめられるが、上記成分の含有量が合計で0.03%
未満であるとC或いはNの固定が不十分となり、また該
成分の1種又は2種以上の総含有量が(C(χ)十N(
χ)}量の10倍以上でないとC及びNの固定・安定化
が十分とはならない。一方、上記成分は合計で0、8%
を超えて添加しても耐粒界腐食性の向上が飽和してしま
う。従って、Ti, Nb及びZrを添加する場合には
、その含有量をこれらの1種又は2種以上の合計含有量
で0.03〜0.8%であって、かつC(χ) + N
(X) を満足する値と定めた。
続いて、本発明の効果を実施例によって更に具体的に説
明する。
明する。
〈実施例冫
まず、真空溶解法によって第1表に示した化学成分組成
の各鋼1〜15を溶製し、通常通りの鍛造,熱間圧延,
熱処理及び冷却の後、固溶化熱処理を施して試験用板材
を得た。
の各鋼1〜15を溶製し、通常通りの鍛造,熱間圧延,
熱処理及び冷却の後、固溶化熱処理を施して試験用板材
を得た。
次いで、得られた試験用板材から生物付着試験片(50
fl幅X100n長X3mm厚)、隙間腐食試験片(2
0鰭幅×30鰭長×3鰭厚及び12l1幅×30鶴長×
311厚)並びにエロージョン試験片(5011幅×1
00第 2 表 朋長×31m厚)を切り出し、耐生物付着性,耐隙間腐
食性及び耐エロージョン性を調査した。
fl幅X100n長X3mm厚)、隙間腐食試験片(2
0鰭幅×30鰭長×3鰭厚及び12l1幅×30鶴長×
311厚)並びにエロージョン試験片(5011幅×1
00第 2 表 朋長×31m厚)を切り出し、耐生物付着性,耐隙間腐
食性及び耐エロージョン性を調査した。
これらの試験結果を、アルミ黄銅に対して同様の試験を
行った結果とも比較して第2表に示す。
行った結果とも比較して第2表に示す。
なお、隙間腐食試験は、第1図に側面図で示すように前
記大小2枚の試験片(1) , (21を重ね合わせ、
その中央部に開けた孔にチタン製ボルト(3)及びナッ
ト(4)を通して締めつけ、生海水中に半年間浸漬して
実施した。
記大小2枚の試験片(1) , (21を重ね合わせ、
その中央部に開けた孔にチタン製ボルト(3)及びナッ
ト(4)を通して締めつけ、生海水中に半年間浸漬して
実施した。
また、生物付着試験は、隙間腐食試験と同様に試験片を
生海水中に半年間浸漬し、試験終了後は付着した貝類を
削り取って付着量を調べる方法を採用した。
生海水中に半年間浸漬し、試験終了後は付着した貝類を
削り取って付着量を調べる方法を採用した。
更に、エロージョン試験は、試験片面に垂直に流速5m
/secで人工海水(A S TM − D1141相
当)を噴射し、エロージョン状況を調査する方法で実施
した。
/secで人工海水(A S TM − D1141相
当)を噴射し、エロージョン状況を調査する方法で実施
した。
第2表に示される結果からも明らかなように、本発明に
係るフェライト系ステンレス鋼には隙間腐食やエロージ
ョンの発生例は全く無く、また生物の付着も全く無いか
、或いは付着しても20mg以下の付着量でしかなく、
耐海水性及び耐生物付着性に著しく優れていることが分
かる。
係るフェライト系ステンレス鋼には隙間腐食やエロージ
ョンの発生例は全く無く、また生物の付着も全く無いか
、或いは付着しても20mg以下の付着量でしかなく、
耐海水性及び耐生物付着性に著しく優れていることが分
かる。
一方、比較ステンレス鋼の場合には、何れも貝類の付着
量が多い結果となっている。そして、隙間腐食はCr(
χ)+3Mo(χ)量が38.0以上では発生しないが
(比較例12. 13)、38.0未満のものでは隙間
腐食の発生が見られる。
量が多い結果となっている。そして、隙間腐食はCr(
χ)+3Mo(χ)量が38.0以上では発生しないが
(比較例12. 13)、38.0未満のものでは隙間
腐食の発生が見られる。
また、銅合金であるアルミ黄銅の場合には貝類等の生物
付着はないが、海水中で前面腐食することが確認でき、
また耐エロージョン性にも著しく劣ることが明らかであ
る。
付着はないが、海水中で前面腐食することが確認でき、
また耐エロージョン性にも著しく劣ることが明らかであ
る。
く効果の総括〉
以上に説明した如く、本発明によれば、優れた耐生物付
着性を備えると共に、耐隙間腐食性や耐海水エロージョ
ン性等の耐海水性にも十分優れたフェライト系ステンレ
ス鋼を提供することができ、海洋構造物や海水を使用す
る機器類(例えば海水熱交換器,復水器管等)の性能向
上に大きく寄与し得るなど、産業上極めて有用な効果か
もたらされる。
着性を備えると共に、耐隙間腐食性や耐海水エロージョ
ン性等の耐海水性にも十分優れたフェライト系ステンレ
ス鋼を提供することができ、海洋構造物や海水を使用す
る機器類(例えば海水熱交換器,復水器管等)の性能向
上に大きく寄与し得るなど、産業上極めて有用な効果か
もたらされる。
第1図は、隙間腐食試験片の組み立て説明図である。
図面において、
1・・・大寸試験片. 2・・・小寸試験片.3
・・・チタン製ボルト, 4・・・チタン製ナント。
・・・チタン製ボルト, 4・・・チタン製ナント。
Claims (2)
- (1)重量%にて、 C:0.02%以下、Si:1.5%以下、Mn:3.
0%以下、Cr:25.0〜30.0%、Ni:0.5
〜4.0%、Mo:3.5〜6.0%、Cu:0.05
〜0.5%、N:0.02%以下、P:0.03%以下
、S:0.002%以下、As、Bi、Sb及びSnの
1種以上:0.03〜0.5%を含むと共に、残部がF
e及び不可避不純物から成り、かつ Cr(%)+3Mo(%)≧38.0 を満足する成分組成に構成されたことを特徴とする、耐
生物付着性及び耐海水性に優れたフェライト系ステンレ
ス鋼。 - (2)重量%にて、 C:0.02%以下、Si:1.5%以下、Mn:3.
0%以下、Cr:25.0〜30.0%、Ni:0.5
〜4.0%、Mo:3.5〜6.0%、Cu:0.05
〜0.5%、N:0.02%以下、P:0.03%以下
、S:0.002%以下、As、Bi、Sb及びSnの
1種以上:0.03〜0.5%、Ti、Nb及びZrの
1種以上:0.03〜0.8%を含むと共に、残部がF
e及び不可避不純物から成り、かつ Cr(%)+3Mo(%)≧38.0 並びに [Ti(%)+Nb(%)+Zr(%)]/[C(%)
+N(%)]≧10を満足する成分組成に構成されたこ
とを特徴とする、耐生物付着性及び耐海水性に優れたフ
ェライト系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317589A JPH02232344A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 耐生物付着性に優れたステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317589A JPH02232344A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 耐生物付着性に優れたステンレス鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02232344A true JPH02232344A (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=12935524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5317589A Pending JPH02232344A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 耐生物付着性に優れたステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02232344A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102392189A (zh) * | 2011-11-16 | 2012-03-28 | 钢铁研究总院 | 一种高Cr铁素体不锈钢及其制造方法 |
| WO2013132863A1 (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | Jfeスチール株式会社 | 耐海水ステンレスクラッド鋼 |
| CN115198175A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-10-18 | 鞍钢集团北京研究院有限公司 | 具有耐海洋生物附着性能的960MPa级超高强钢板及其制造方法 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP5317589A patent/JPH02232344A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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