JPH02233624A - ジベンジルベンゼン類の製造方法 - Google Patents
ジベンジルベンゼン類の製造方法Info
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- JPH02233624A JPH02233624A JP1054144A JP5414489A JPH02233624A JP H02233624 A JPH02233624 A JP H02233624A JP 1054144 A JP1054144 A JP 1054144A JP 5414489 A JP5414489 A JP 5414489A JP H02233624 A JPH02233624 A JP H02233624A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ジベンジルベンゼン類を製造する方法に関す
るものである。
るものである。
[従来技術とその課題]
ジベンジルベンゼン類を製造する方法としては、従来ベ
ンジルクロライドなどのハロゲン化物をトルエンに反応
させる方法が主なものであった。
ンジルクロライドなどのハロゲン化物をトルエンに反応
させる方法が主なものであった。
しかし、ZSM−5触媒を用いる方法は未だ提案されて
いない。
いない。
[発明の構成]
本発明の目的は、ジベンジルベンゼン類を収率および選
択率良く製造することにある。
択率良く製造することにある。
すなわち、本発明は、SiO./Al203モル比が2
0以上であって、かつ主空洞の入口が10員酸素環から
なる結晶性合成ゼオライト触媒を用いて、反応温度17
0〜400℃の範囲で、ベンゼンまたはトルエンとジフ
ェニルメタンまたはその銹導体とを反応させることを特
徴とするジベンジルベンゼン類の製造方法に関する。
0以上であって、かつ主空洞の入口が10員酸素環から
なる結晶性合成ゼオライト触媒を用いて、反応温度17
0〜400℃の範囲で、ベンゼンまたはトルエンとジフ
ェニルメタンまたはその銹導体とを反応させることを特
徴とするジベンジルベンゼン類の製造方法に関する。
以下に本発明をさらに詳しく説明する。
ZSM−5型のゼオライトを触媒として、トルエン相互
の不均化により、キシレンを製造する方法が既に開示さ
れている(特開昭50−96532号公報ほか)。これ
は、当然ながらメチル基の移動によるものである。
の不均化により、キシレンを製造する方法が既に開示さ
れている(特開昭50−96532号公報ほか)。これ
は、当然ながらメチル基の移動によるものである。
ZSM−5型ゼオライトにより、トルエンとジフェニル
メタンとからジベンジルベンゼン類を製造する場合、メ
チル基の穆動が生じるとすれば、トルエンが存在するの
で、当然ながらキシレンが生成すると予想される。キシ
レンが生成すれば、その分原料トルエンが消貸され、ジ
ベンジルベンゼン類の収率が低下し、好ましくない。そ
れ故、トルエンとジフェニルメタンとからジベンジルベ
ンゼン類を製造するためには、ZSM−5触媒は適当で
はないと予想ざれるところである。
メタンとからジベンジルベンゼン類を製造する場合、メ
チル基の穆動が生じるとすれば、トルエンが存在するの
で、当然ながらキシレンが生成すると予想される。キシ
レンが生成すれば、その分原料トルエンが消貸され、ジ
ベンジルベンゼン類の収率が低下し、好ましくない。そ
れ故、トルエンとジフェニルメタンとからジベンジルベ
ンゼン類を製造するためには、ZSM−5触媒は適当で
はないと予想ざれるところである。
しかるに、本発明者らは、意外にもトルエンの存在下に
もかかわらず、実質的にキシレンの生成は認められずに
反応が進行し、ジベンジルベンゼン類が生成することを
見出した。しかも、ジベンジルベンゼンの他、メチル、
ジメチル等のメチル核置換体が多く生成する。
もかかわらず、実質的にキシレンの生成は認められずに
反応が進行し、ジベンジルベンゼン類が生成することを
見出した。しかも、ジベンジルベンゼンの他、メチル、
ジメチル等のメチル核置換体が多く生成する。
従って、本発明の方法において実質的にキシレンが生成
せず、また、ジベンジルベンゼン類がより多く生成する
ことは、前記公報などの記載からは決して予想され得な
い驚べき事実である。
せず、また、ジベンジルベンゼン類がより多く生成する
ことは、前記公報などの記載からは決して予想され得な
い驚べき事実である。
ここで本発明において使用する一方の原料は、ベンゼン
またはトルエンである。これらは混合してもよい。
またはトルエンである。これらは混合してもよい。
もう一方の原料は、ジフェニルメタンまたはそのメチル
置換体である。メチル置換体は具体的には、ベンジルト
ルエンまたはジトリルメタンである。ジフェニルメタン
、ベンジルトルエンおよびジトリルメタンは混合して使
用することもできる。
置換体である。メチル置換体は具体的には、ベンジルト
ルエンまたはジトリルメタンである。ジフェニルメタン
、ベンジルトルエンおよびジトリルメタンは混合して使
用することもできる。
さらに、本発明の方法により製造されるジベン?ルベン
ゼン類にはジベンジルベンゼンのほか、ジベンジルトル
エンなどのジベンジルベンゼンのモノメチル核置換体、
ジベンジルキシレンなどのジベンジルベンゼンのジメチ
ル核置換体などが含まれる。
ゼン類にはジベンジルベンゼンのほか、ジベンジルトル
エンなどのジベンジルベンゼンのモノメチル核置換体、
ジベンジルキシレンなどのジベンジルベンゼンのジメチ
ル核置換体などが含まれる。
本発明におけるベンゼンまたはトルエンとジフェニルメ
タンまたはそのメチル置換体との反応条件は次の通りで
ある。
タンまたはそのメチル置換体との反応条件は次の通りで
ある。
まず、触媒は、SiO■/At20,モル比が20以上
であって、主空洞の入口が10員酸素環からなる結晶性
合成アルミノシリケート・ゼオライトなどである。この
ようなぜオライトとしては、主空洞の人口が10員酸素
環からなるZSM−5型の合成ゼオライトや、更に、ゼ
オライトゼータ1、ゼオライトゼータ2なども挙げられ
る。すなわち、本発明のゼオライトは、10員酸素環か
らなることで特徴付けられるものである。従来の合成ゼ
オライトであるA型ゼオライト、エリオナイト,オフレ
タイトなどは、8員酸素環型小孔径ゼオライトであり、
モルデナイト、X型ゼオライト、Y型ゼオライトなどは
12員酸素環型大孔径ゼオライトである。
であって、主空洞の入口が10員酸素環からなる結晶性
合成アルミノシリケート・ゼオライトなどである。この
ようなぜオライトとしては、主空洞の人口が10員酸素
環からなるZSM−5型の合成ゼオライトや、更に、ゼ
オライトゼータ1、ゼオライトゼータ2なども挙げられ
る。すなわち、本発明のゼオライトは、10員酸素環か
らなることで特徴付けられるものである。従来の合成ゼ
オライトであるA型ゼオライト、エリオナイト,オフレ
タイトなどは、8員酸素環型小孔径ゼオライトであり、
モルデナイト、X型ゼオライト、Y型ゼオライトなどは
12員酸素環型大孔径ゼオライトである。
これら従来の8員酸素環あるいは12員酸素環からなる
ゼオライトは、その構造が本発明のそれとは相違するこ
とに起因して、本発明の方法には通さないものである。
ゼオライトは、その構造が本発明のそれとは相違するこ
とに起因して、本発明の方法には通さないものである。
本発明において用いる結晶性合成ゼオライトは、主空洞
の入り口が10員酸素環からなる構造特性を有し、Si
02/Al20sモル比が20以上である結晶性合成ア
ルミノシリケートであれば何れのものも使用できる。特
に好ましくは、ZSM−5型の合成ゼオライトであり、
例えば、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、Z
SM−22、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−3
8、ZSM−48などとして知られている。これらのZ
SM−5型の合成ゼオライトは、何れもその主空洞の入
口が10員酸素環からなる構造特性を有する。特に好適
な合成ゼオライトはZSM−5である。これらZSM−
5型ゼオライトの組成および製法は何れも下記特許公報
に記載されている。
の入り口が10員酸素環からなる構造特性を有し、Si
02/Al20sモル比が20以上である結晶性合成ア
ルミノシリケートであれば何れのものも使用できる。特
に好ましくは、ZSM−5型の合成ゼオライトであり、
例えば、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、Z
SM−22、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−3
8、ZSM−48などとして知られている。これらのZ
SM−5型の合成ゼオライトは、何れもその主空洞の入
口が10員酸素環からなる構造特性を有する。特に好適
な合成ゼオライトはZSM−5である。これらZSM−
5型ゼオライトの組成および製法は何れも下記特許公報
に記載されている。
ZSM−5: 米国特許東3,702,886号
英国特許第1,161,974号 および特公昭46−10064号 ZSM−8 : 英国特許第1,334,243
号ZSM−1 1 : 米国特許第3,709,9
79号および特公昭53−23280号 ZSM−21: 米国特許第4.0 0 1,3
4 6号ZSM−3 5 : 特開昭53−144
500号ゼオライトゼータ1:特開昭51−67299
号ゼオライトゼータ2:特開昭51−67298号主空
洞の入口が10員酸素環からなる構造特性の合成ゼオラ
イトは、高いSi02/Al203そル比を一般的に有
し、その値は通常20以上である。場合によっては、S
f02/A1203モル比が非常に高く、例えば160
0以上のようなゼオライトも有効である。さらに場合に
よっては、シリカライトと称する実質的にアルミニウム
を含まない、すなわちS102/AI203モル比が無
限大に近いゼオライトを使用することもできる。このよ
うに「高シリカ」ゼオライトも本発明の定義に含まれる
。このSi02/AI203モル比は原子吸光法などの
通常の分析法で測定される。この比はゼオライト結晶の
硬質アニオン骨格中の比にできるだけ近い値を表わし、
結合剤中またはチャンネル内のカチオンその他の形憇中
のアルミニウムは除かれる。
英国特許第1,161,974号 および特公昭46−10064号 ZSM−8 : 英国特許第1,334,243
号ZSM−1 1 : 米国特許第3,709,9
79号および特公昭53−23280号 ZSM−21: 米国特許第4.0 0 1,3
4 6号ZSM−3 5 : 特開昭53−144
500号ゼオライトゼータ1:特開昭51−67299
号ゼオライトゼータ2:特開昭51−67298号主空
洞の入口が10員酸素環からなる構造特性の合成ゼオラ
イトは、高いSi02/Al203そル比を一般的に有
し、その値は通常20以上である。場合によっては、S
f02/A1203モル比が非常に高く、例えば160
0以上のようなゼオライトも有効である。さらに場合に
よっては、シリカライトと称する実質的にアルミニウム
を含まない、すなわちS102/AI203モル比が無
限大に近いゼオライトを使用することもできる。このよ
うに「高シリカ」ゼオライトも本発明の定義に含まれる
。このSi02/AI203モル比は原子吸光法などの
通常の分析法で測定される。この比はゼオライト結晶の
硬質アニオン骨格中の比にできるだけ近い値を表わし、
結合剤中またはチャンネル内のカチオンその他の形憇中
のアルミニウムは除かれる。
主空洞の入口が10員酸素環からなる構造は通常X線回
折法で確認される。例えば、本発明の触媒として好まし
いZSM−5型の合成ゼオライトは、それぞれ特有の特
性X線回折パターンを有する《詳しくは、前記特許公報
を参照)。
折法で確認される。例えば、本発明の触媒として好まし
いZSM−5型の合成ゼオライトは、それぞれ特有の特
性X線回折パターンを有する《詳しくは、前記特許公報
を参照)。
しかしながら、このX線回折分析法によらずとも、制御
指数なる測定値をもってX線回折法の代りとすることも
できる。すなわち、本発明の10員酸素環は制御指数で
1〜12の合成ゼオライトであるとも定義できる。ここ
で、該制御指数は特開昭56−133223号公報に具
体的な測定方法が示されている。この指数は、ゼオライ
ト結晶の細孔構造がn−パラフィンよりも大きな断面積
の分子の接近を制御する程度を示すものである。
指数なる測定値をもってX線回折法の代りとすることも
できる。すなわち、本発明の10員酸素環は制御指数で
1〜12の合成ゼオライトであるとも定義できる。ここ
で、該制御指数は特開昭56−133223号公報に具
体的な測定方法が示されている。この指数は、ゼオライ
ト結晶の細孔構造がn−パラフィンよりも大きな断面積
の分子の接近を制御する程度を示すものである。
その測定法は、該公報に開示されているように、n−ヘ
キサンと3−メチルベンタンを一定条件下でゼオライト
に吸着させ、それらの吸着量から計算される。代表的な
制御指数は下記の通りである。
キサンと3−メチルベンタンを一定条件下でゼオライト
に吸着させ、それらの吸着量から計算される。代表的な
制御指数は下記の通りである。
制御指数
ZSM−5 8.3
ZSM−11 8.7
ZSM−35 4.5’非晶質シリカ・
アルミナ 0.6 本発明のゼオライトの製造法としてZSM−5の合成方
法を例にとり説明すると、先ず水酸化テトラブ口ピルア
ンモニウム、酸化ナトリウム、酸化アルミニウム、酸化
珪素および水を含む反応原料を調製する。その組成は前
記公報に記載された範囲として、この反応混合物を加熱
し水熱合成させる。合成後、得られた結晶を空気中で焼
成することにより、ゼオライトZSM−5触媒が得られ
る。水酸化テトラプ口ビルアンモニウムは、反応系中に
あいてn−プロビルアミンとn−プロビルブロマイドな
どからin situで合成することもできる。ここで
は,酸化アルミニウムを用いる方法を述べたが、実質的
にアルミニウム原子を含まないZSM−5を合成するこ
とも提案されている。
アルミナ 0.6 本発明のゼオライトの製造法としてZSM−5の合成方
法を例にとり説明すると、先ず水酸化テトラブ口ピルア
ンモニウム、酸化ナトリウム、酸化アルミニウム、酸化
珪素および水を含む反応原料を調製する。その組成は前
記公報に記載された範囲として、この反応混合物を加熱
し水熱合成させる。合成後、得られた結晶を空気中で焼
成することにより、ゼオライトZSM−5触媒が得られ
る。水酸化テトラプ口ビルアンモニウムは、反応系中に
あいてn−プロビルアミンとn−プロビルブロマイドな
どからin situで合成することもできる。ここで
は,酸化アルミニウムを用いる方法を述べたが、実質的
にアルミニウム原子を含まないZSM−5を合成するこ
とも提案されている。
上記方法では、水酸化テトラプ口ピルアンモニウムを用
いる方法を説明したが、例えばZSM−5の合成法とし
て,これ以外に種々の有機カチオンまたはその前駆体と
しての有機化合物を代わりに用いることが提案され・て
いる。この例としては、例えば、アンモニア、トリアル
キルメチルアンモニウムカチオン、トリエチルーn−プ
ロピルアゾモニウムカチオン、C2〜Cg第一級モノア
ルキルアミン、ネオペンチルアミン、ジまたはトリアル
キルア乏ン、アルカノールアミン、Cs〜C6アルキル
ジアミン、C3〜Cl27ルキレンジアミン、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、C,〜C6ジオー
ル、エチレンまたはプロピレングリコール、ペンタエリ
スリトール、ジベンタエリスリトール、トリベンタエリ
スリトール、1.4−ジメトキシシク口ヘキサン、ヒド
ロキノン、エチレンオキサイドおよびアンモニア、n−
ドデシルベンゼンスルフォネート、シクロペンタジエニ
ルフタロシアニン錯体、2−アミノピリジン、エチレン
グリコールジメチルエーテル、ジオキサン、ジオキソラ
ン、テトラヒド口フラン、酒石酸などの脂肪族カルボン
酸等が挙げられる。また、そのほか、例えば結晶化時の
種として、ZSM−5を添加することなどにより、上記
例示の有機カチオンまたはその前駆体としての有機化合
物を添加ずることなく製造することさえも提案されてい
る。
いる方法を説明したが、例えばZSM−5の合成法とし
て,これ以外に種々の有機カチオンまたはその前駆体と
しての有機化合物を代わりに用いることが提案され・て
いる。この例としては、例えば、アンモニア、トリアル
キルメチルアンモニウムカチオン、トリエチルーn−プ
ロピルアゾモニウムカチオン、C2〜Cg第一級モノア
ルキルアミン、ネオペンチルアミン、ジまたはトリアル
キルア乏ン、アルカノールアミン、Cs〜C6アルキル
ジアミン、C3〜Cl27ルキレンジアミン、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、C,〜C6ジオー
ル、エチレンまたはプロピレングリコール、ペンタエリ
スリトール、ジベンタエリスリトール、トリベンタエリ
スリトール、1.4−ジメトキシシク口ヘキサン、ヒド
ロキノン、エチレンオキサイドおよびアンモニア、n−
ドデシルベンゼンスルフォネート、シクロペンタジエニ
ルフタロシアニン錯体、2−アミノピリジン、エチレン
グリコールジメチルエーテル、ジオキサン、ジオキソラ
ン、テトラヒド口フラン、酒石酸などの脂肪族カルボン
酸等が挙げられる。また、そのほか、例えば結晶化時の
種として、ZSM−5を添加することなどにより、上記
例示の有機カチオンまたはその前駆体としての有機化合
物を添加ずることなく製造することさえも提案されてい
る。
反応に用いられるゼオライトは、合成時の反応原料に起
因して、例えば、ナトリウムイオンその他の金属イオン
を含む。Naなとのアルカリ金属その他の金属としては
、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属、
さらに3僅の金属でイオン交換したものも使用できる。
因して、例えば、ナトリウムイオンその他の金属イオン
を含む。Naなとのアルカリ金属その他の金属としては
、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属、
さらに3僅の金属でイオン交換したものも使用できる。
更に、ほう素、カリウム、燐、もしくはこれらの化合物
で変性した結晶性合成アルミノシリケート・ゼオライト
、例えば、ZSM−5型ゼオライトも使用することがで
きる。これらのイオン交換あるいは変性は,従来公知の
方法により行なうことができる。
で変性した結晶性合成アルミノシリケート・ゼオライト
、例えば、ZSM−5型ゼオライトも使用することがで
きる。これらのイオン交換あるいは変性は,従来公知の
方法により行なうことができる。
上記のように本発明の結晶性合成ゼオライトは各種の金
属を含むこともできるが、金属イオンを水素イオンで交
換した、いわゆる水素型ゼオライトが本発明の方法には
好ましい。代表的な水素型ゼオライトは、触媒調製時の
有機カチオンを含む触媒を不活性雰囲気下で、例えば4
00〜700℃で1時間加熱し、しかる後にアンモニウ
ム塩あるいは塩酸などの鉱酸でイオン交換し、例えば3
00〜600℃で焼成することにより活性化され,いわ
ゆる水素型のゼオライトが得られる。
属を含むこともできるが、金属イオンを水素イオンで交
換した、いわゆる水素型ゼオライトが本発明の方法には
好ましい。代表的な水素型ゼオライトは、触媒調製時の
有機カチオンを含む触媒を不活性雰囲気下で、例えば4
00〜700℃で1時間加熱し、しかる後にアンモニウ
ム塩あるいは塩酸などの鉱酸でイオン交換し、例えば3
00〜600℃で焼成することにより活性化され,いわ
ゆる水素型のゼオライトが得られる。
本発明の反応温度は170〜400℃、好ましくは20
0〜350℃である。
0〜350℃である。
この範囲よりも反応温度が低い場合は、原料の転化率が
低くなる。また、反対に反応温度がこの範囲よりも高く
なると、キシレンの生成などの副反応が生じるために何
れも好ましくない。
低くなる。また、反対に反応温度がこの範囲よりも高く
なると、キシレンの生成などの副反応が生じるために何
れも好ましくない。
反応は気相で行なうこともできるが、触媒活性を長く保
つためには、液相で行なうのが適当である。また、気相
は必然的に反応温度を高くする必要があり、反応温度が
高いと前述のようにキシレンの生成などの副反応を生じ
易い。それ故、反応は液相で行なう。
つためには、液相で行なうのが適当である。また、気相
は必然的に反応温度を高くする必要があり、反応温度が
高いと前述のようにキシレンの生成などの副反応を生じ
易い。それ故、反応は液相で行なう。
反応を液相で行なうために、反応圧は、反応相を液相に
保つために適当な圧力とすることが望ましい。この圧力
は、通常常圧から5 0 kg/cm”の範囲から選択
される。
保つために適当な圧力とすることが望ましい。この圧力
は、通常常圧から5 0 kg/cm”の範囲から選択
される。
本発明の方法の反応形式としては、流通式あるいはバッ
チ式の何れも選択できる。反応時間は、パッチ式では反
応温度その他の反応条件に応じて0.5〜50時間の範
囲から選ばれる。この範囲より反応時間が短いと転化率
が低くなる。また、反応時間を必要以上に長くしても、
ジベンジルベンゼン類の収率は向上せず、むしろ副反応
を招くのみであり好ましくない。
チ式の何れも選択できる。反応時間は、パッチ式では反
応温度その他の反応条件に応じて0.5〜50時間の範
囲から選ばれる。この範囲より反応時間が短いと転化率
が低くなる。また、反応時間を必要以上に長くしても、
ジベンジルベンゼン類の収率は向上せず、むしろ副反応
を招くのみであり好ましくない。
流通式の反応形式の場合は、LHSVは0.2〜20、
好ましくはo.s 〜to−rあ6.LHSVがこれよ
り小さいと副反応が多くなり、また、時間当りの収率が
小さくなるので好ましくない.また、逆にLHSVが大
きくなり過ぎると反応が進行せずに、反応原料が未反応
のまま系外に流出することになるので好ましくない。
好ましくはo.s 〜to−rあ6.LHSVがこれよ
り小さいと副反応が多くなり、また、時間当りの収率が
小さくなるので好ましくない.また、逆にLHSVが大
きくなり過ぎると反応が進行せずに、反応原料が未反応
のまま系外に流出することになるので好ましくない。
バッチ式では、反応原料混合物に対して、通常0.1〜
10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の触媒を使用
すれば良い。これより低い触媒濃度では反応が進行せず
、一方これより高い触媒濃度では、必ずしも目的化合物
の収率が向上せず、触媒を多く使用する分だけ不経済と
なるので好ましくない。
10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の触媒を使用
すれば良い。これより低い触媒濃度では反応が進行せず
、一方これより高い触媒濃度では、必ずしも目的化合物
の収率が向上せず、触媒を多く使用する分だけ不経済と
なるので好ましくない。
反応系に供給すべきトルエンなどの単環化合物のジフェ
ニルメタンなどの2環化合物に対する割合は、モル比で
0.2〜20、好ましくは0.5〜10である。これよ
りもモル比が小さいと、すなわち2環化合物に対する単
環化合物の使用量が少ないと、原料転化率が低下するの
で好ましくない。
ニルメタンなどの2環化合物に対する割合は、モル比で
0.2〜20、好ましくは0.5〜10である。これよ
りもモル比が小さいと、すなわち2環化合物に対する単
環化合物の使用量が少ないと、原料転化率が低下するの
で好ましくない。
また、逆に上記範囲よりもモル比を高くし、単環化合物
を過剰に使用すると、反応1回当りのジベンジルベンゼ
ン類の生′成量が少なくなり好ましくない。
を過剰に使用すると、反応1回当りのジベンジルベンゼ
ン類の生′成量が少なくなり好ましくない。
反応終了後、未反応単環化合物および未反応2環化合物
などを分離し、常法により本発明のジベンジルベンゼン
類が得られる。
などを分離し、常法により本発明のジベンジルベンゼン
類が得られる。
?発明の効果]
本発明の方法によれば,実質的にキシレンの生成がなく
、ジベンジルベンゼン類が製造される。
、ジベンジルベンゼン類が製造される。
以下に実施例により本発明を詳述する。
[実施例]
触媒調製例
硫酸アルミニウム、硫酸、n−プロビルアミン、n−プ
ロビルブロマイドを水に溶解させ、この溶液に水ガラス
を攪拌しながら徐々に加え、できるだけ均一なゲル状ス
ラリーを調製した。これをオートクレープに入れ、攪拌
しながら160℃て72時間かけて結晶化させた。結晶
化後濾別し、水洗液が中性になるまで水洗および濾過を
繰り返すことにより、SiO■/^l20,モル比が7
0のゼオライトZSM−5を得た。得られたゼオライト
を空気中で焼成し、触媒を調製した。この触媒のX線回
折図などは、前記特許公報(特公昭46−10064号
)記載のものと一致した.更に前記制御指数なども一致
し、それ故、該触媒はその主空洞の入口が10員酸素環
からなる構造特性を有する。
ロビルブロマイドを水に溶解させ、この溶液に水ガラス
を攪拌しながら徐々に加え、できるだけ均一なゲル状ス
ラリーを調製した。これをオートクレープに入れ、攪拌
しながら160℃て72時間かけて結晶化させた。結晶
化後濾別し、水洗液が中性になるまで水洗および濾過を
繰り返すことにより、SiO■/^l20,モル比が7
0のゼオライトZSM−5を得た。得られたゼオライト
を空気中で焼成し、触媒を調製した。この触媒のX線回
折図などは、前記特許公報(特公昭46−10064号
)記載のものと一致した.更に前記制御指数なども一致
し、それ故、該触媒はその主空洞の入口が10員酸素環
からなる構造特性を有する。
実施例l
上記触媒調製例において調製したゼオライトZSM−5
を塩酸でイオン交換させることにより、水素型に変換し
た水素型ZSM−5 (1 2〜14メッシx)200
mlを、内容積250mlの反応容器に充填し、乾燥窒
素を送りながら480℃で3時間乾燥した。
を塩酸でイオン交換させることにより、水素型に変換し
た水素型ZSM−5 (1 2〜14メッシx)200
mlを、内容積250mlの反応容器に充填し、乾燥窒
素を送りながら480℃で3時間乾燥した。
反応温度310℃、圧力20気圧(窒素雰囲気下)、L
HSV=1.0にてトルエン2モル対ジフェニルメタン
1モルの割合の混合液を通油した。
HSV=1.0にてトルエン2モル対ジフェニルメタン
1モルの割合の混合液を通油した。
通油された反応液をガスクロマトグラム法で分析し、一
定の通油時間後の反応液の組成を調べた。
定の通油時間後の反応液の組成を調べた。
それらの結果を表1に示す。
実施例2
内容積21のオートクレープに、ベンゼン3モル、ベン
ジルトルエン3モル、および触媒としてH−ZSM−5
を20g入れ、280℃、25気圧で4時間反応させた
。
ジルトルエン3モル、および触媒としてH−ZSM−5
を20g入れ、280℃、25気圧で4時間反応させた
。
反応後、反応液を分析したところ、ベンジルトルエンの
反応率は58%およびジベンジルベンゼン類の選択率は
45%でジベンジルベンゼン類が得られた。
反応率は58%およびジベンジルベンゼン類の選択率は
45%でジベンジルベンゼン類が得られた。
実施例3
ベンゼン3モルおよびジトリルメタン3モルを用いたほ
かは、実施例2と同様に反応させた。
かは、実施例2と同様に反応させた。
その結果、ジトリルメタンの反応率は61%およびジベ
ンジルベンゼン類の選択率は43%でジベンジルベンゼ
ン類が得られた。
ンジルベンゼン類の選択率は43%でジベンジルベンゼ
ン類が得られた。
比較例1
内容量250mlの反応容器に、水素型Y型ゼオライト
(ユニオンカーバイド社製、12〜14メッシュ)20
0mlを充填し、乾燥窒素を送りながら480℃で3時
間乾燥した。反応温度180℃、圧力20気圧(窒素雰
囲気下)、LHSV=1.0の反応条件で、トルエン2
モル対ジフェニルメタン1モルの混合液を通油した。
(ユニオンカーバイド社製、12〜14メッシュ)20
0mlを充填し、乾燥窒素を送りながら480℃で3時
間乾燥した。反応温度180℃、圧力20気圧(窒素雰
囲気下)、LHSV=1.0の反応条件で、トルエン2
モル対ジフェニルメタン1モルの混合液を通油した。
通油した反応液をガスクロマトグラム法で分析し、20
時間通油後の反応液の組成を分析した。
時間通油後の反応液の組成を分析した。
結果を表2に示す。
この結果によると、Y型ゼオライトはジベンジルベンゼ
ン類の選択率が低く、また活性低下が著しい。この活性
低下は、反応温度を180”Cから260℃に昇温させ
ても回復できない活性低下であった。
ン類の選択率が低く、また活性低下が著しい。この活性
低下は、反応温度を180”Cから260℃に昇温させ
ても回復できない活性低下であった。
Claims (5)
- (1)SiO_2/Al_2O_3モル比が20以上で
あって、かつ主空洞の入口が10員酸素環からなる結晶
性合成ゼオライト触媒を用いて、反応温度170〜40
0℃の範囲で、ベンゼンまたはトルエンとジフェニルメ
タンまたはそのメチル置換体とを反応させることを特徴
とするジベンジルベンゼン類の製造方法。 - (2)前記結晶性合成ゼオライト触媒が、ZSM−5型
触媒である請求項1記載のジベンジルベンゼン類の製造
方法。 - (3)前記ZSM−5型触媒が、ZSM−5である請求
項2記載のジベンジルベンゼン類の製造方法。 - (4)前記反応系に供給すべきベンゼンまたはトルエン
の、ジフェニルメタンまたはそのメチル置換体に対する
モル比が、0.2〜20である請求項1記載のジベンジ
ルベンゼン類の製造方法。 - (5)前記反応温度が、200〜350℃である請求項
1記載のジベンジルベンゼン類の製造方法。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP1054144A JP2794444B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | ジベンジルベンゼン類の製造方法 |
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| CA002028828A CA2028828C (en) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | Method of producing insulating oil comprising dibenzylbenzene |
| EP90904422A EP0417308B1 (en) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | Method of producing insulating oil comprising dibenzylbenzene |
| DE69022339T DE69022339T2 (de) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | Verfahren zur herstellung eines dammenden öles enthaltend dibenzylbenzen. |
| US07/601,797 US5107395A (en) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | Method of producing insulating oil comprising dibenzylbenzene |
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| JP1054144A JP2794444B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | ジベンジルベンゼン類の製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02233624A true JPH02233624A (ja) | 1990-09-17 |
| JP2794444B2 JP2794444B2 (ja) | 1998-09-03 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1054144A Expired - Fee Related JP2794444B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | ジベンジルベンゼン類の製造方法 |
Country Status (6)
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| EP (1) | EP0417308B1 (ja) |
| JP (1) | JP2794444B2 (ja) |
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| CN113583737B (zh) * | 2021-05-28 | 2022-05-20 | 广西大学 | 一种利用纳米SiO2改性的棕榈绝缘油的制备方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS4914320B1 (ja) * | 1969-03-31 | 1974-04-06 | ||
| JPS4941634B1 (ja) * | 1970-12-12 | 1974-11-09 | ||
| JPS4895599A (ja) * | 1972-03-17 | 1973-12-07 | ||
| JPS49135199A (ja) * | 1973-05-04 | 1974-12-26 | ||
| DE2632180A1 (de) * | 1976-07-16 | 1978-01-26 | Bp Benzin Und Petroleum Ag | Dielektrische fluessigkeiten fuer die metallbearbeitung durch elektroerosion |
| JPS6116410A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-24 | 日本石油化学株式会社 | 電気絶縁油 |
| JPH06101245B2 (ja) * | 1984-08-03 | 1994-12-12 | 日本石油化学株式会社 | 電気絶縁油の製造方法 |
| JPS6151704A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-14 | 日本石油化学株式会社 | 電気絶縁油 |
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| JPH06151704A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置及び配置配線装置 |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP1054144A patent/JP2794444B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-03-07 WO PCT/JP1990/000295 patent/WO1990010686A1/ja not_active Ceased
- 1990-03-07 EP EP90904422A patent/EP0417308B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-07 US US07/601,797 patent/US5107395A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-03-07 DE DE69022339T patent/DE69022339T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-03-07 CA CA002028828A patent/CA2028828C/en not_active Expired - Fee Related
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| CA2028828A1 (en) | 1990-09-08 |
| DE69022339D1 (de) | 1995-10-19 |
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| DE69022339T2 (de) | 1996-05-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |