JPH0223527B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223527B2 JPH0223527B2 JP55031080A JP3108080A JPH0223527B2 JP H0223527 B2 JPH0223527 B2 JP H0223527B2 JP 55031080 A JP55031080 A JP 55031080A JP 3108080 A JP3108080 A JP 3108080A JP H0223527 B2 JPH0223527 B2 JP H0223527B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suppository
- diclofenac
- suppositories
- sample
- rectal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、2−(2,6−ジクロロアニリノ)
フエニル酢酸(一般名:ジクロフエナツク)の塩
基性アミ酸塩を主成分とする坐剤に関する。 ジクロフエナツクのナトリウム塩は、臨床上価
値ある消炎作用、鎮痛作用を有し非ステロイド系
抗炎症薬としてリウマチ、関節炎、神経痛、筋肉
痛、腰痛などの治療に広く用いられている。本品
は水に難溶性であるために内服薬として経口的に
投与されるが、内服の場合胃液の強い酸性のため
ジクロフエナツクとなりこれが胃壁を刺激し胃障
害を生じている。このため腸溶錠その他の製剤上
の工夫がなされているが完全には胃腸障害を防止
するには至つていない。また、経口投与では吸収
が遅く作用発現が遅いといつた問題も存在してい
る。この様な問題点を解決する為、近年坐剤化が
特に消炎鎮痛解熱剤で盛んに行なわれている。し
かしながら、直腸の面積は胃腸に比較して小さ
く、投与による単位面積当りの薬物濃度はおのず
と高くなり粘膜への刺激性が大きな問題となる。
特に、消炎鎮痛解熱剤は胃腸障害からわかる様に
粘膜刺激が強く、恐らく直腸においても強いこと
が予測される。この為、直腸へ投与する場合、基
剤の選択等の方法により刺激をより少なくしよう
とする試みが行なわれているがおのずと限界があ
る。 本発明者らは、かかる問題点を解決すべく鋭意
研究を続けたところ、ジクロフエナツクの塩基性
アミノ酸塩を直腸投与製剤として投与することに
より、直腸から速やかに吸収され原薬物坐剤より
同等もしくは高い血中濃度が得られると同時に粘
膜への影響が極度に低下することを見い出した。 塩基性アミノ酸としては、1型、d1型のリジ
ン、アルギニン、ヒスチジンである。ジクロフエ
ナツクの塩基性アミノ酸塩は、ジクロフエナツク
と塩基性アミノ酸とがモル比で1:1に結合して
おり次の一般式で示される。
フエニル酢酸(一般名:ジクロフエナツク)の塩
基性アミ酸塩を主成分とする坐剤に関する。 ジクロフエナツクのナトリウム塩は、臨床上価
値ある消炎作用、鎮痛作用を有し非ステロイド系
抗炎症薬としてリウマチ、関節炎、神経痛、筋肉
痛、腰痛などの治療に広く用いられている。本品
は水に難溶性であるために内服薬として経口的に
投与されるが、内服の場合胃液の強い酸性のため
ジクロフエナツクとなりこれが胃壁を刺激し胃障
害を生じている。このため腸溶錠その他の製剤上
の工夫がなされているが完全には胃腸障害を防止
するには至つていない。また、経口投与では吸収
が遅く作用発現が遅いといつた問題も存在してい
る。この様な問題点を解決する為、近年坐剤化が
特に消炎鎮痛解熱剤で盛んに行なわれている。し
かしながら、直腸の面積は胃腸に比較して小さ
く、投与による単位面積当りの薬物濃度はおのず
と高くなり粘膜への刺激性が大きな問題となる。
特に、消炎鎮痛解熱剤は胃腸障害からわかる様に
粘膜刺激が強く、恐らく直腸においても強いこと
が予測される。この為、直腸へ投与する場合、基
剤の選択等の方法により刺激をより少なくしよう
とする試みが行なわれているがおのずと限界があ
る。 本発明者らは、かかる問題点を解決すべく鋭意
研究を続けたところ、ジクロフエナツクの塩基性
アミノ酸塩を直腸投与製剤として投与することに
より、直腸から速やかに吸収され原薬物坐剤より
同等もしくは高い血中濃度が得られると同時に粘
膜への影響が極度に低下することを見い出した。 塩基性アミノ酸としては、1型、d1型のリジ
ン、アルギニン、ヒスチジンである。ジクロフエ
ナツクの塩基性アミノ酸塩は、ジクロフエナツク
と塩基性アミノ酸とがモル比で1:1に結合して
おり次の一般式で示される。
1 直腸吸収効果
24時間絶食したビーグル犬(体重約10Kg)の直
腸へ肛門より5cmの探部へ坐剤を挿入した。投与
後、経時的に頚静脈より1.5ml採血し常法によつ
て得た血漿中の各試料の濃度を高速液体クロマト
グラフ法によつて測定した。 投与量は0.0032mM/Kg、0.0064mM/Kg、
0.016mM/Kg、0.032mM/Kgで各試料の坐剤は
次の様にして調製した。 粉砕し100メツシユの篩を通過した試料0.5g及
びウイテプソールH15 4.5gを正確に秤量し、こ
れを42〜45℃の油溶上で加熱溶融し充分混合す
る。混合後、約1gづつ坐剤型に分注し、20KHz
の超音波洗浄器を用いて1分間超音波撹拌を行な
いながら固化させる。固化後、密封し5℃の低温
室に保存し投与に必要な量だけ切り取つて使用し
た。血漿中の各試料の最高濃度を表1に示す。
腸へ肛門より5cmの探部へ坐剤を挿入した。投与
後、経時的に頚静脈より1.5ml採血し常法によつ
て得た血漿中の各試料の濃度を高速液体クロマト
グラフ法によつて測定した。 投与量は0.0032mM/Kg、0.0064mM/Kg、
0.016mM/Kg、0.032mM/Kgで各試料の坐剤は
次の様にして調製した。 粉砕し100メツシユの篩を通過した試料0.5g及
びウイテプソールH15 4.5gを正確に秤量し、こ
れを42〜45℃の油溶上で加熱溶融し充分混合す
る。混合後、約1gづつ坐剤型に分注し、20KHz
の超音波洗浄器を用いて1分間超音波撹拌を行な
いながら固化させる。固化後、密封し5℃の低温
室に保存し投与に必要な量だけ切り取つて使用し
た。血漿中の各試料の最高濃度を表1に示す。
【表】
2 ABPCによる直腸粘膜への影響
直腸から吸収されにくいアミノベンジルペニシ
リンナトリウム(ABPC)、セフアロチンナトリ
ウム等が消炎鎮痛剤の存在下で吸収されることが
最近認められた。(日本薬学会近畿支部例会1979
年)この吸収作用は粘膜への刺激によつていると
説明されている。従つて、これら難吸収性物質の
吸収が減弱するか全く無くなれば、当然、直腸刺
激が減少したことを証明したことになる。そこ
で、ABPCを用いて直腸粘膜への影響を調べた。 24時間絶食した雄性家兎(体重2.5〜3.0Kg)の
直腸に各試料とABPCを含有する坐剤を肛門より
3cmの探部に挿入した。投与量は試料を0.0024、
0.0048、0.00705及び0.0096mM/Kg、ABPCを15
mg/Kgとした。ABPCの血中濃度の測定は経時的
に耳静脈より0.5ml採血し常法によつて得た血漿
を用い、micrococuss letewus(ミクロコツカス
ルテウス)を用いるミクロバイオアツセイ法に
よつて行なつた。また、坐剤は次の様にして調製
した。 粉砕し100メツシユの篩を通過した試料を
0.016mM及びABPC 0.1gを正確に秤量し、これ
にウイテプソールH15を加えて全量を1gとし42
〜45℃の油溶上で加熱溶融し充分混合する。混合
後、坐剤型に注入し20KHzの超音波洗浄器を用い
て1分間超音波撹拌しながら固化させる。また、
同様にして試料の濃度が0.032mM、0.047mM、
0.063mMである坐剤を調製する。固化後、密封
し5℃の低温室で保存し投与に必要な量だけ切り
取つて使用した。結果を表2に示す。
リンナトリウム(ABPC)、セフアロチンナトリ
ウム等が消炎鎮痛剤の存在下で吸収されることが
最近認められた。(日本薬学会近畿支部例会1979
年)この吸収作用は粘膜への刺激によつていると
説明されている。従つて、これら難吸収性物質の
吸収が減弱するか全く無くなれば、当然、直腸刺
激が減少したことを証明したことになる。そこ
で、ABPCを用いて直腸粘膜への影響を調べた。 24時間絶食した雄性家兎(体重2.5〜3.0Kg)の
直腸に各試料とABPCを含有する坐剤を肛門より
3cmの探部に挿入した。投与量は試料を0.0024、
0.0048、0.00705及び0.0096mM/Kg、ABPCを15
mg/Kgとした。ABPCの血中濃度の測定は経時的
に耳静脈より0.5ml採血し常法によつて得た血漿
を用い、micrococuss letewus(ミクロコツカス
ルテウス)を用いるミクロバイオアツセイ法に
よつて行なつた。また、坐剤は次の様にして調製
した。 粉砕し100メツシユの篩を通過した試料を
0.016mM及びABPC 0.1gを正確に秤量し、これ
にウイテプソールH15を加えて全量を1gとし42
〜45℃の油溶上で加熱溶融し充分混合する。混合
後、坐剤型に注入し20KHzの超音波洗浄器を用い
て1分間超音波撹拌しながら固化させる。また、
同様にして試料の濃度が0.032mM、0.047mM、
0.063mMである坐剤を調製する。固化後、密封
し5℃の低温室で保存し投与に必要な量だけ切り
取つて使用した。結果を表2に示す。
【表】
本発明に係るジクロフエナツクの塩基性アミノ
酸塩を坐剤として製剤化する場合、これらの塩を
1坐剤当り30〜120mg含有することが必要である。
坐剤基剤は、カカオ脂、ウイテプソール 類、ポ
リエチレングリコール類、流動パラフイン、ワセ
リン等が用いられ、必要に応じて一般に知られて
いる界面活性剤、着色剤、安定剤を用いることも
できる。また、本坐剤で用いられる剤型として
は、常温で固型、体温で溶融する肛門坐剤、液状
の基剤に分散させた軟膏状あるいはかん腸液状の
もの、例えば直腸投与ソフトカプセル、直腸投与
注入器等を用いる剤型等が用いられる。 実施例 1 ジクロフエナツク1−リジン塩をよく粉砕し、
100メツシユの篩を通過したもの100mgにウイテプ
ソール H15 2gを加えて42〜45℃において均
一に溶融混合し常法に従つて坐剤を成型しジクロ
フエナツク1−リジン塩の坐剤を得た。 実施例 2 製剤例1と同様にしてジクロフエナツク1−ア
ルギニン塩(1坐剤中100mg含有)及びジクロフ
エナツク1−ヒスチジン塩(1坐剤中100mg含有)
の坐剤を得た。
酸塩を坐剤として製剤化する場合、これらの塩を
1坐剤当り30〜120mg含有することが必要である。
坐剤基剤は、カカオ脂、ウイテプソール 類、ポ
リエチレングリコール類、流動パラフイン、ワセ
リン等が用いられ、必要に応じて一般に知られて
いる界面活性剤、着色剤、安定剤を用いることも
できる。また、本坐剤で用いられる剤型として
は、常温で固型、体温で溶融する肛門坐剤、液状
の基剤に分散させた軟膏状あるいはかん腸液状の
もの、例えば直腸投与ソフトカプセル、直腸投与
注入器等を用いる剤型等が用いられる。 実施例 1 ジクロフエナツク1−リジン塩をよく粉砕し、
100メツシユの篩を通過したもの100mgにウイテプ
ソール H15 2gを加えて42〜45℃において均
一に溶融混合し常法に従つて坐剤を成型しジクロ
フエナツク1−リジン塩の坐剤を得た。 実施例 2 製剤例1と同様にしてジクロフエナツク1−ア
ルギニン塩(1坐剤中100mg含有)及びジクロフ
エナツク1−ヒスチジン塩(1坐剤中100mg含有)
の坐剤を得た。
Claims (1)
- 1 ジクロフエナツクと、リジン,アルギニン,
及びヒスチジンから成る群から選ばれた1種の塩
基性アミノ酸との塩を主成分とする坐剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3108080A JPS56127338A (en) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | Basic amino acid salt of diclofenac and suppository containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3108080A JPS56127338A (en) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | Basic amino acid salt of diclofenac and suppository containing the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56127338A JPS56127338A (en) | 1981-10-06 |
| JPH0223527B2 true JPH0223527B2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=12321441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3108080A Granted JPS56127338A (en) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | Basic amino acid salt of diclofenac and suppository containing the same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56127338A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56138115A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-28 | Teijin Ltd | Suppository containing acidic amino acid or derivative thereof |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5089517A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-07-18 | ||
| GB1497044A (en) * | 1974-03-07 | 1978-01-05 | Prodotti Antibiotici Spa | Salts of phenyl-alkanoic acids |
| JPS54109942A (en) * | 1978-02-13 | 1979-08-29 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Preparation of phenylacetic acid derivative |
-
1980
- 1980-03-10 JP JP3108080A patent/JPS56127338A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56127338A (en) | 1981-10-06 |
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