JPH02236349A - セメント系光沢タイルとその製造方法および製造装置 - Google Patents
セメント系光沢タイルとその製造方法および製造装置Info
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- JPH02236349A JPH02236349A JP5515789A JP5515789A JPH02236349A JP H02236349 A JPH02236349 A JP H02236349A JP 5515789 A JP5515789 A JP 5515789A JP 5515789 A JP5515789 A JP 5515789A JP H02236349 A JPH02236349 A JP H02236349A
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Landscapes
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- Finishing Walls (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製造時に焼成工程を必要としないセメント系
硬化材によりて成形され、かつ表面に研摩工程を必要と
せずに濃淡2種以上の光沢度をもつ仕上り表面を有する
天然石材調模様入りのセメント系タイルと、その製造方
法および製造装置に関する。
硬化材によりて成形され、かつ表面に研摩工程を必要と
せずに濃淡2種以上の光沢度をもつ仕上り表面を有する
天然石材調模様入りのセメント系タイルと、その製造方
法および製造装置に関する。
(従来の技術)
従来、この種のセメント系タイルとして、その表面に天
然石材調の光沢を持たせた、いわゆるテラゾータイルが
あるが、光沢を付与する手段としては、例えば有機系光
沢用混和剤を使用したり,又はタイル成形後に表面を研
磨するといったものであった。
然石材調の光沢を持たせた、いわゆるテラゾータイルが
あるが、光沢を付与する手段としては、例えば有機系光
沢用混和剤を使用したり,又はタイル成形後に表面を研
磨するといったものであった。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら,上述のような手段でタイル表面に光沢を
付与した場合、前者の場合には、有機系光沢用混和剤の
添加によりタイル自体の耐候性が低下してしまい、内装
材として用いる以外には適用できないものであった。ま
た、後者の場合には、研磨作業が必要となる上に、凹凸
表面を有するタイルでは研磨が難しく適用できないもの
となっていた。さらに、合成樹脂フィルムに直接打設し
て光沢面を付与する方法もあるが、いずれも均一で平面
的な光沢度の仕上り面を出すものであり、表面の光沢度
に濃淡の差をつけることはできなかった。
付与した場合、前者の場合には、有機系光沢用混和剤の
添加によりタイル自体の耐候性が低下してしまい、内装
材として用いる以外には適用できないものであった。ま
た、後者の場合には、研磨作業が必要となる上に、凹凸
表面を有するタイルでは研磨が難しく適用できないもの
となっていた。さらに、合成樹脂フィルムに直接打設し
て光沢面を付与する方法もあるが、いずれも均一で平面
的な光沢度の仕上り面を出すものであり、表面の光沢度
に濃淡の差をつけることはできなかった。
そこで、本発明の技術的課題は、有機系光沢用混和材を
使用したり研磨作業を行なうことなく、タイルの耐候性
や製造時の作業性等がよく、また平滑表面のみならず凹
凸表面にも濃淡2種以上の光沢度を容易に付与すること
のできる天然石材調の模様入りセメント系光沢タイルと
、その製造方法および製造装置を提供することを目的と
する。
使用したり研磨作業を行なうことなく、タイルの耐候性
や製造時の作業性等がよく、また平滑表面のみならず凹
凸表面にも濃淡2種以上の光沢度を容易に付与すること
のできる天然石材調の模様入りセメント系光沢タイルと
、その製造方法および製造装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記技術的課題を解決するために、次のよう
な構成を特徴としている。
な構成を特徴としている。
即ち、本発明に係るセメント系光沢タイルは、セメント
系硬化材によって形成され、その表面に形成された平滑
面および凹凸面が濃淡2種以上の光沢度を有することに
より天然石材調模様を付与することを手段としている。
系硬化材によって形成され、その表面に形成された平滑
面および凹凸面が濃淡2種以上の光沢度を有することに
より天然石材調模様を付与することを手段としている。
また、本発明に係るセメント系光沢タイルの製造方法は
、タイル成形用型枠の内側面にタイル表面の形状を型取
り、その上に上記形状に沿って密着する合成樹脂フィル
ムを被覆し、型枠内にセメント系硬化材を流し込んだ後
、所定の圧力分布で加圧したことを手段としている。
、タイル成形用型枠の内側面にタイル表面の形状を型取
り、その上に上記形状に沿って密着する合成樹脂フィル
ムを被覆し、型枠内にセメント系硬化材を流し込んだ後
、所定の圧力分布で加圧したことを手段としている。
更に、本発明に係るセメント系光沢タイルの製造装置は
、タイル成形用の型枠と、タイル表面の形状を型取る型
枠の内側面と、この内側面に密着被覆される合成樹脂フ
ィルムと、型枠内に流し込まれたセメント系硬化材に所
定の圧力分布を生じさせる載荷板と、圧力を加える加圧
部材とを備えていることを手段としている。
、タイル成形用の型枠と、タイル表面の形状を型取る型
枠の内側面と、この内側面に密着被覆される合成樹脂フ
ィルムと、型枠内に流し込まれたセメント系硬化材に所
定の圧力分布を生じさせる載荷板と、圧力を加える加圧
部材とを備えていることを手段としている。
本発明において、セメント系硬化材は、まずタイル成形
用の型枠内に流し込まれ、消泡剤あるいは振動を加えて
空気を追い出したのち、加圧養成される。その場合に用
いられる型枠は、少なくともタイルの表面に対応する内
側面がタイル表面の形状に対応して形成されたものであ
り、また内側面の上には合成樹脂フィルムが密着被覆さ
れる。
用の型枠内に流し込まれ、消泡剤あるいは振動を加えて
空気を追い出したのち、加圧養成される。その場合に用
いられる型枠は、少なくともタイルの表面に対応する内
側面がタイル表面の形状に対応して形成されたものであ
り、また内側面の上には合成樹脂フィルムが密着被覆さ
れる。
上記型枠の内側面は、タイルの全表面が平滑面である時
は同様に平滑面であり、またタイル表面に凹凸状の模様
が一部分又は全体に形成されている場合には、それに対
応した凹凸面である。これらの平滑面又は凹凸面を形成
する内側面は型枠自身に設けてもよいが、別途板材ある
いはシートで形成し、型枠の対応する部位に配設し内側
面とするのが一般的である。
は同様に平滑面であり、またタイル表面に凹凸状の模様
が一部分又は全体に形成されている場合には、それに対
応した凹凸面である。これらの平滑面又は凹凸面を形成
する内側面は型枠自身に設けてもよいが、別途板材ある
いはシートで形成し、型枠の対応する部位に配設し内側
面とするのが一般的である。
上記板材には、例えば、ガラス板、アクリル等のプラス
チック板、銅板、アルミニウム板および木坂等を用いる
ことができる。また、シートには、ステンレス箔、アル
ミ箔、プラスチックシ一ト、壁紙および布等などを用い
ることができる。
チック板、銅板、アルミニウム板および木坂等を用いる
ことができる。また、シートには、ステンレス箔、アル
ミ箔、プラスチックシ一ト、壁紙および布等などを用い
ることができる。
更にこれら内側面の上を被覆する合成樹脂フィルムには
、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポ
リ塩化ビニリデンフィルム、ポリブタジエンフィルムお
よびその他の合成樹脂フィルムを用いることができる。
、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポ
リ塩化ビニリデンフィルム、ポリブタジエンフィルムお
よびその他の合成樹脂フィルムを用いることができる。
この合成樹脂フィルムは、強靭性としなやか性を合わせ
持つ薄手のもので、上記内側面の凹凸形状に沿って密着
し、凹凸面を損わないものである。
持つ薄手のもので、上記内側面の凹凸形状に沿って密着
し、凹凸面を損わないものである。
圧力分布を生じさせるための載荷板は、型枠内に落とし
蓋状に納まる形状の板材であれば、その材質は何でも良
い。そして、この板材に孔を開設したり、凹凸を付けて
加圧することにより、均一な圧力分布に応力集中を起こ
させ、不均一な圧力分布を得ることができる。得られた
圧力分布の圧力が高いほど光沢度が増し、低くなるほど
光沢度が低下するため、タイル表面には濃淡のある光沢
面が形成されることになる。また、この載荷板はタイル
の表面に接するため、孔や凹凸があっても表面の光沢度
の違いだけに現われ、表面の平坦や凹凸形状には影響し
ない。
蓋状に納まる形状の板材であれば、その材質は何でも良
い。そして、この板材に孔を開設したり、凹凸を付けて
加圧することにより、均一な圧力分布に応力集中を起こ
させ、不均一な圧力分布を得ることができる。得られた
圧力分布の圧力が高いほど光沢度が増し、低くなるほど
光沢度が低下するため、タイル表面には濃淡のある光沢
面が形成されることになる。また、この載荷板はタイル
の表面に接するため、孔や凹凸があっても表面の光沢度
の違いだけに現われ、表面の平坦や凹凸形状には影響し
ない。
上記セメント系光沢タイルは、その製造工程において,
型枠内にセメント系硬化材を流し込んだ後、所定の圧力
分布を生じさせるための載荷板を通して一定期間加圧さ
れる。そして、この加圧によって、前記型枠の内側面に
合成樹脂フィルムが密着し、またこの合成樹脂フィルム
にセメント系硬化材が密着するので、硬化後のセメント
系タイルの表面形状は型枠の内側面の形状に対応したも
のとなり、全体が平滑表面のセメント系タイルや一部分
又は全体に凹凸状の模様の付いたセメント系光沢タイル
が成形されることになる。また、セメント系硬化材の硬
化時、例えば硬化材が必要な強度を発揮するまで、所定
の圧力分布を生ずるよう特殊な載荷板での加圧を行うた
めに、この方法で形成されたセメント系光沢タイルは2
脱型後に加圧時の圧力分布に応じた濃淡をもつ光沢のあ
る表面を保持する。更に、脱型時には合成樹脂フィルム
を硬化体と一緒に取り出したのち、合成樹脂フィルムを
硬化体から剥離すればよいから、脱型が容易であると共
に、凹凸面の角などにも傷が付きにくいものとなる。尚
、上記合成樹脂フィルムに吸水性のあるフィルムを用い
ることにより、全体的な光沢度を下げた半光沢面であっ
て、かつ濃淡のある光沢度を得ることができる。
型枠内にセメント系硬化材を流し込んだ後、所定の圧力
分布を生じさせるための載荷板を通して一定期間加圧さ
れる。そして、この加圧によって、前記型枠の内側面に
合成樹脂フィルムが密着し、またこの合成樹脂フィルム
にセメント系硬化材が密着するので、硬化後のセメント
系タイルの表面形状は型枠の内側面の形状に対応したも
のとなり、全体が平滑表面のセメント系タイルや一部分
又は全体に凹凸状の模様の付いたセメント系光沢タイル
が成形されることになる。また、セメント系硬化材の硬
化時、例えば硬化材が必要な強度を発揮するまで、所定
の圧力分布を生ずるよう特殊な載荷板での加圧を行うた
めに、この方法で形成されたセメント系光沢タイルは2
脱型後に加圧時の圧力分布に応じた濃淡をもつ光沢のあ
る表面を保持する。更に、脱型時には合成樹脂フィルム
を硬化体と一緒に取り出したのち、合成樹脂フィルムを
硬化体から剥離すればよいから、脱型が容易であると共
に、凹凸面の角などにも傷が付きにくいものとなる。尚
、上記合成樹脂フィルムに吸水性のあるフィルムを用い
ることにより、全体的な光沢度を下げた半光沢面であっ
て、かつ濃淡のある光沢度を得ることができる。
本発明に係るタイルに使用するセメント系硬化材は、コ
ンクリートやモルタル又はセメントペースト等である。
ンクリートやモルタル又はセメントペースト等である。
即ち、このセメント型硬化材は、水、セメント、骨材お
よび必要に応じて、混和剤あるいは顔料を配合したもの
で,何ら特定のものである必要はない。淡色あるいは明
色の表面を有するタイルには、白色の骨材およびセメン
トを用いることが望ましく、耐候性、退色の面から顔料
は無機材質が望ましい。
よび必要に応じて、混和剤あるいは顔料を配合したもの
で,何ら特定のものである必要はない。淡色あるいは明
色の表面を有するタイルには、白色の骨材およびセメン
トを用いることが望ましく、耐候性、退色の面から顔料
は無機材質が望ましい。
しかし、より光沢の美しい表面を得るためには、以下に
■〜■の番号を付して示す留意点が必要となる。
■〜■の番号を付して示す留意点が必要となる。
■ 打設前のセメント系硬化材のフロー値は、180〜
280程度であることが望ましい。フロー値は、セメン
ト型硬化材の流励性を示す指標であり、主に水とセメン
トとの比によって定まる。
280程度であることが望ましい。フロー値は、セメン
ト型硬化材の流励性を示す指標であり、主に水とセメン
トとの比によって定まる。
セメント系硬化材の水・セメント比が小さいと、製品素
材の緻密さは向上するが、製品の表面に気泡が残り易く
なる。反対に、セメント系硬化材の水・セメント比が大
きいと、表面の気泡は抜けやすくなるが、製品の素材の
緻密さが低下し、さらに、セメント系硬化材が加圧時に
型枠の微細な隙間から流出し易くなる。水・セメント比
は、上記の相反する特性を勘案して、中庸の値に設定す
るのが望ましいが、試験の結果、フロー値が上記の範囲
の場合に、緻密で気泡を有しない天然石材調の表面が得
られることが示された。
材の緻密さは向上するが、製品の表面に気泡が残り易く
なる。反対に、セメント系硬化材の水・セメント比が大
きいと、表面の気泡は抜けやすくなるが、製品の素材の
緻密さが低下し、さらに、セメント系硬化材が加圧時に
型枠の微細な隙間から流出し易くなる。水・セメント比
は、上記の相反する特性を勘案して、中庸の値に設定す
るのが望ましいが、試験の結果、フロー値が上記の範囲
の場合に、緻密で気泡を有しない天然石材調の表面が得
られることが示された。
■ セメントと砂の比率は、1:1〜1:3程度である
ことが望ましい。
ことが望ましい。
この範囲以上に砂の比率を増加させると、タイルの表面
が粗くなり、転写する凹凸模様の光沢が不十分となる。
が粗くなり、転写する凹凸模様の光沢が不十分となる。
逆に、この範囲よりもセメントの比率を増加させると、
素材に収縮亀裂が発生する。試験の結果、上記の値の場
合に良好な結果が得られることが示された。
素材に収縮亀裂が発生する。試験の結果、上記の値の場
合に良好な結果が得られることが示された。
■ 打設後のセメント系硬化材を加圧する圧力は0.
5Kg/cm2以上が必要であり、特にI Kg/cm
2以上であることが望ましい。加圧方法としては、載荷
重、蒸気圧及び膨張圧等周知の方法を用いる。
5Kg/cm2以上が必要であり、特にI Kg/cm
2以上であることが望ましい。加圧方法としては、載荷
重、蒸気圧及び膨張圧等周知の方法を用いる。
セメント系硬化材の表面を型枠に密着させるためには、
加圧に要する圧力は高い方が良い。
加圧に要する圧力は高い方が良い。
しかし、高い圧力で加圧するには、加圧装置や型枠が大
掛かりなものになる虞れが有る。試験の結果、上記の圧
力でタイル表面に十分な光沢が得られることが示された
。
掛かりなものになる虞れが有る。試験の結果、上記の圧
力でタイル表面に十分な光沢が得られることが示された
。
■ 加圧時間は、打設終了直後からセメント系硬化材が
十分硬化するまでの間、持続的に行うことが望ましい。
十分硬化するまでの間、持続的に行うことが望ましい。
製品表面の安定のためには一定の加圧時間が必要である
が、この加圧時間は、例えばセメント系硬化材として普
通ボルトランドセメントを用いた場合には少なくとも1
2時間以上、好ましくは1日以上である。さらに、この
期間中はセメント系硬化材を湿潤状態に保つことが望ま
しく、その手段としては、湿潤養生、蒸気養生及びオー
トクレープ養生等周知の手段を用いることができる。
が、この加圧時間は、例えばセメント系硬化材として普
通ボルトランドセメントを用いた場合には少なくとも1
2時間以上、好ましくは1日以上である。さらに、この
期間中はセメント系硬化材を湿潤状態に保つことが望ま
しく、その手段としては、湿潤養生、蒸気養生及びオー
トクレープ養生等周知の手段を用いることができる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例−1
本発明に係る製造方法により、天然石材調石目入リのセ
メント系光沢タイルを試作した場合の実施例について、
以下に説明する。
メント系光沢タイルを試作した場合の実施例について、
以下に説明する。
第1図および第2図は、本発明に係るタイルの試作品の
製造装置を示すものであり、符号1は型枠である。この
型枠1は、四隅に固定孔2が形成された底盤3と、この
底盤3上に載置固定される側枠4とで構成される。そし
て、この側枠4は四周を囲む側板部5と、この側板部5
の下部周縁に設けられたフランジ部6とで形成されてお
り、このフランジ部6を上記底板3の周囲に載置してネ
ジ7により固定することで型枠1が構成される。
製造装置を示すものであり、符号1は型枠である。この
型枠1は、四隅に固定孔2が形成された底盤3と、この
底盤3上に載置固定される側枠4とで構成される。そし
て、この側枠4は四周を囲む側板部5と、この側板部5
の下部周縁に設けられたフランジ部6とで形成されてお
り、このフランジ部6を上記底板3の周囲に載置してネ
ジ7により固定することで型枠1が構成される。
また、上記底盤3の上面はタイルの表面を型取る型枠1
の内側面を構成しており、平滑面又は凹凸面が形成され
る。また底盤3の上面には厚さ0.03mmのポリ塩化
ビニルフィルム8が被覆され、その周囲が底盤3と側枠
4のフランジ部6とに挟持され、四隅がネジ7によって
止められている。また、符号9は加圧板、lOは厚さ5
mm程度のポリ塩化ビニル板製のスリット入りの載荷板
、l1は加圧板9上に搭載する錘である。尚、上記底盤
3、側枠4および加圧板9は、いずれも銅製、ガラス製
、アクリル製及びアルミニウム製のいずれであってもよ
い。また、ポリ塩化ビニルフィルム8はネジ7によって
固定されない場合もある。
の内側面を構成しており、平滑面又は凹凸面が形成され
る。また底盤3の上面には厚さ0.03mmのポリ塩化
ビニルフィルム8が被覆され、その周囲が底盤3と側枠
4のフランジ部6とに挟持され、四隅がネジ7によって
止められている。また、符号9は加圧板、lOは厚さ5
mm程度のポリ塩化ビニル板製のスリット入りの載荷板
、l1は加圧板9上に搭載する錘である。尚、上記底盤
3、側枠4および加圧板9は、いずれも銅製、ガラス製
、アクリル製及びアルミニウム製のいずれであってもよ
い。また、ポリ塩化ビニルフィルム8はネジ7によって
固定されない場合もある。
次に、上述の装置を用いてセメント系光沢タイルを製造
する場合について説明すると、まず上述した型枠l内に
フレッシュセメントモルタル12を流し込む。続いて、
この型枠1をテーブルバイブレータ上に載せて振動させ
、フレッシュセメントモルタル12中の気泡を排出する
。そして、フレッシュセメントモルタル12の表面を均
一にしたのち、この表面上に3mm幅のスリット13が
設けられた載荷板10と、加圧板9とをこの順序で載せ
る。次に、これを二段重ねにしたのち錘11を載せる(
第1図および第2図では一段の場合を示す)。
する場合について説明すると、まず上述した型枠l内に
フレッシュセメントモルタル12を流し込む。続いて、
この型枠1をテーブルバイブレータ上に載せて振動させ
、フレッシュセメントモルタル12中の気泡を排出する
。そして、フレッシュセメントモルタル12の表面を均
一にしたのち、この表面上に3mm幅のスリット13が
設けられた載荷板10と、加圧板9とをこの順序で載せ
る。次に、これを二段重ねにしたのち錘11を載せる(
第1図および第2図では一段の場合を示す)。
本実施例においては、セメントモルタルの配合を、白色
ボルトランドセメント1重量部に対して、白色砕砂2重
量部、水0.5重量部、消泡剤0.015重量部とした
。また、上記打設を完了した後、1日間湿潤養生を行う
と同時に、持続的に加圧し、その後説型した。前記加圧
板9と錘11の重量は、それらを搭載することによって
セメントモルタル部に発生する公称応力(圧力)が、0
. 2 Kg−f/am”相当の物と、1.0Kg−
f/cIl12相当の物との2種類を用いた。得られた
タイルの寸法は、300長×300幅×15厚(mm)
であった。
ボルトランドセメント1重量部に対して、白色砕砂2重
量部、水0.5重量部、消泡剤0.015重量部とした
。また、上記打設を完了した後、1日間湿潤養生を行う
と同時に、持続的に加圧し、その後説型した。前記加圧
板9と錘11の重量は、それらを搭載することによって
セメントモルタル部に発生する公称応力(圧力)が、0
. 2 Kg−f/am”相当の物と、1.0Kg−
f/cIl12相当の物との2種類を用いた。得られた
タイルの寸法は、300長×300幅×15厚(mm)
であった。
上述のようにして得た試作品について、0 . 2 K
g−f/am”相当の圧力を加えた場合には(これは特
に加圧手段を設けないでセメントモルタルを打設した場
合に相当する)、得られたタイルの表面に小さな(微細
な)凹凸が多数見られ十分な光沢が得られなかった。そ
れに対して、公称応力1 . 0Kg−f/cm”相当
の圧力を加えた場合には、得られたタイルの表面は極め
て平滑で、光沢度の優れたものであり載荷板10のスリ
ット13位置で圧力分布が異なるため、表面の光沢度が
スリット状に変化し、天然石材の石目調の模様が光沢度
の違いによって得られ、立体感のあるタイルであった。
g−f/am”相当の圧力を加えた場合には(これは特
に加圧手段を設けないでセメントモルタルを打設した場
合に相当する)、得られたタイルの表面に小さな(微細
な)凹凸が多数見られ十分な光沢が得られなかった。そ
れに対して、公称応力1 . 0Kg−f/cm”相当
の圧力を加えた場合には、得られたタイルの表面は極め
て平滑で、光沢度の優れたものであり載荷板10のスリ
ット13位置で圧力分布が異なるため、表面の光沢度が
スリット状に変化し、天然石材の石目調の模様が光沢度
の違いによって得られ、立体感のあるタイルであった。
このことは、製造するタイルの表面にテラゾータイルと
同等以上の光沢を得るには、1 . 0Kg−f/cm
”程度の圧力をかけることが必要であることを示してい
る。なお、必要に応じて表面防水処理を行えば、耐水性
を向上させることもできる。
同等以上の光沢を得るには、1 . 0Kg−f/cm
”程度の圧力をかけることが必要であることを示してい
る。なお、必要に応じて表面防水処理を行えば、耐水性
を向上させることもできる。
実施例−2
第1の実施例と同様の方法および装置を用いて砂岩調ノ
ンスリップタイルを試作した。
ンスリップタイルを試作した。
但し、本実施例においては、第3図に示すように、底盤
3の上面に砂岩調の凹凸面が形成された壁紙シ一ト14
を載置し、その上に合成樹脂フィルム8を密着被覆した
。また、第4図に示すように、載荷板10には群横5c
m間隔で直径3mmの半球状の突起l5が形成された厚
さ5mmのアクリル板を用いた。更に、セメントモルタ
ルの配合は以下の通りとした。すなわち、早強ボルトラ
ンドセメント1重量部に対して、陸砂2重量部、水0.
4重量部、顔料0.05重量部、減水剤0.01重量部
、消泡剤0.015重量部である。また、加圧力は1
. 0Kg−f/cm”として、説型まで連続して1日
間加圧湿潤養生を行った。
3の上面に砂岩調の凹凸面が形成された壁紙シ一ト14
を載置し、その上に合成樹脂フィルム8を密着被覆した
。また、第4図に示すように、載荷板10には群横5c
m間隔で直径3mmの半球状の突起l5が形成された厚
さ5mmのアクリル板を用いた。更に、セメントモルタ
ルの配合は以下の通りとした。すなわち、早強ボルトラ
ンドセメント1重量部に対して、陸砂2重量部、水0.
4重量部、顔料0.05重量部、減水剤0.01重量部
、消泡剤0.015重量部である。また、加圧力は1
. 0Kg−f/cm”として、説型まで連続して1日
間加圧湿潤養生を行った。
その結果、得られた砂岩調ノンスリップタイルの表面は
、壁紙と同じ砂岩調の凹凸があるにもかかわらず光沢が
あり、縦横5cm間隔で円形状に光沢度の異なる部分を
有するため、目視的にも滑り止め効果のあるものである
。また、従来の天然石タイル同様、力学的強度が大きい
のに加えて装飾効果も高く、しかも600長×600幅
×20厚(mm)の大きな寸法のものが製造可能であっ
た。
、壁紙と同じ砂岩調の凹凸があるにもかかわらず光沢が
あり、縦横5cm間隔で円形状に光沢度の異なる部分を
有するため、目視的にも滑り止め効果のあるものである
。また、従来の天然石タイル同様、力学的強度が大きい
のに加えて装飾効果も高く、しかも600長×600幅
×20厚(mm)の大きな寸法のものが製造可能であっ
た。
なお、光沢をそれ程必要としない場合には、合成樹脂フ
ィルムに吸水性のあるものを用いれば、半光沢状のタイ
ルも製造できる。
ィルムに吸水性のあるものを用いれば、半光沢状のタイ
ルも製造できる。
なお、載荷板10を構成する突起付のアクリル板に代え
て、溶接金網あるいはメッシュ筋を、フレッシュモルタ
ル12の上層に埋め込むかあるいは上に載せ、突起のな
い平板を載荷板として用いても同様の効果が得られる。
て、溶接金網あるいはメッシュ筋を、フレッシュモルタ
ル12の上層に埋め込むかあるいは上に載せ、突起のな
い平板を載荷板として用いても同様の効果が得られる。
この場合、得られたノンスリップタイルの表面には溶接
金網あるいはメッシュ筋の模様に沿って光沢度の異なる
部分が形成される。
金網あるいはメッシュ筋の模様に沿って光沢度の異なる
部分が形成される。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係るセメント系光沢タイ
ルによれば、平滑面のみならず、凹凸面にも光沢が設け
られると共に、一つのタイルの中に平滑面と凹凸面とが
混在したタイル表面に、濃淡2種以上の光沢度を付与し
たタイルを得ることができる。そして、このタイルは耐
候性にも優れるため、内装材のみならず、外装用タイル
としても十分に使用できるものである。
ルによれば、平滑面のみならず、凹凸面にも光沢が設け
られると共に、一つのタイルの中に平滑面と凹凸面とが
混在したタイル表面に、濃淡2種以上の光沢度を付与し
たタイルを得ることができる。そして、このタイルは耐
候性にも優れるため、内装材のみならず、外装用タイル
としても十分に使用できるものである。
また、本発明に係るセメント系光沢タイルの製造方法に
よれば、研磨作業を必要としない簡易な手段で光沢面を
付与することができる他、研磨作業によっては行うこと
のできない凹凸面に対しても光沢を付与することができ
、載荷板の圧力分布を調節することで、複雑な凹凸面と
複数の光沢度をもつ天然石材調タイルを簡易な手段で製
造することができる。
よれば、研磨作業を必要としない簡易な手段で光沢面を
付与することができる他、研磨作業によっては行うこと
のできない凹凸面に対しても光沢を付与することができ
、載荷板の圧力分布を調節することで、複雑な凹凸面と
複数の光沢度をもつ天然石材調タイルを簡易な手段で製
造することができる。
更に、本発明に係るセメント系光沢タイルの製造装置に
よれば、簡易な装置でありながら、タイル表面に濃淡の
ある光沢の凹凸面を確実かつ簡易に形成することができ
るといった効果がある。
よれば、簡易な装置でありながら、タイル表面に濃淡の
ある光沢の凹凸面を確実かつ簡易に形成することができ
るといった効果がある。
第1図は、本発明に係るセメント系光沢タイルを製造す
るための型枠および加圧装置の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は加圧時における第1図の縦断面図、第3図
は本発明に係るセメント系光沢タイルの他の実施例を示
す断面図、第4図は載荷板の正面図である。 1・・・型枠 3・・・底盤 4・・・側枠 8・・・ポリ塩化ビニルフィルム (合成樹脂フィルム) 9・・・加圧板 10・・・載荷板 l1・・・錘 特許出願人 住友セメント株式会社 第 図 1o一一一式而鷹 第 図 第 図 第 図
るための型枠および加圧装置の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は加圧時における第1図の縦断面図、第3図
は本発明に係るセメント系光沢タイルの他の実施例を示
す断面図、第4図は載荷板の正面図である。 1・・・型枠 3・・・底盤 4・・・側枠 8・・・ポリ塩化ビニルフィルム (合成樹脂フィルム) 9・・・加圧板 10・・・載荷板 l1・・・錘 特許出願人 住友セメント株式会社 第 図 1o一一一式而鷹 第 図 第 図 第 図
Claims (3)
- (1)セメント系硬化材によって形成され、その表面に
形成された平滑面および凹凸面が濃淡2種以上の光沢度
を有することを特徴とするセメント系光沢タイル。 - (2)タイル成形用型枠の内側面にタイル表面の形状を
型取り、その上に上記形状に沿って密着する合成樹脂フ
ィルムを被覆し、型枠内にセメント系硬化材を流し込ん
だ後、局部的に圧力の強弱をもつ圧力分布で加圧したこ
とを特徴とするセメント系光沢タイルの製造方法。 - (3)タイル成形用の型枠と、タイル表面の形状を型取
る型枠の内側面と、この内側面に密着被覆される合成樹
脂フィルムと、型枠内に流し込まれたセメント系硬化材
に所定の圧力分布を生じさせるための載荷板と、圧力を
加える加圧部材とを備えてなるセメント系光沢タイルの
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5515789A JP2678654B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | セメント系光沢タイルとその製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5515789A JP2678654B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | セメント系光沢タイルとその製造方法および製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02236349A true JPH02236349A (ja) | 1990-09-19 |
| JP2678654B2 JP2678654B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12990913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5515789A Expired - Lifetime JP2678654B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | セメント系光沢タイルとその製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678654B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP5515789A patent/JP2678654B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2678654B2 (ja) | 1997-11-17 |
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