JPH022363Y2 - - Google Patents

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JPH022363Y2
JPH022363Y2 JP1986142531U JP14253186U JPH022363Y2 JP H022363 Y2 JPH022363 Y2 JP H022363Y2 JP 1986142531 U JP1986142531 U JP 1986142531U JP 14253186 U JP14253186 U JP 14253186U JP H022363 Y2 JPH022363 Y2 JP H022363Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、身体の局部を温めて暖をとつたり、
身体の患部を加熱して、物理的医療効果を得るの
に適する、小型携帯用遠赤外線式懐炉に関する。
〔従来の技術〕
従来の懐炉の熱発生手段には、酸素を利用する
ものとして、ベンジン、アルコール等の液体燃
料、または、懐炉灰等の固体燃料を用いる急速な
燃焼方式、あるいは、化学薬剤等を用いた緩やか
な化学反応による反応熱発生方式がある。これら
の方式では、いずれも空気中の酸素を用いて、燃
料効率及び重量当りの発熱効率を高めている。
また、電熱式のものもあるが、これは、熱を発
生させるエネルギーの全てを、電池等から供給し
なければならないため、酸素を用いた化学的反応
熱を利用する方式と比較して、重量当りの発熱効
率が悪く、携帯用の懐炉としては不適当である。
しかし、スキンダイビングその他の水中作業お
いては、酸素を消費する燃焼式の懐炉は使用でき
ず、電池を用いる電熱式の懐炉が望まれている。
電熱式の懐炉においては、限られたエネルギー
源である電池から、極小量ずつの電力を、できる
だけ長時間に亘つて電熱線に加え続け、そこに発
生する極小量のジユール熱を、身体を温めるのに
効率良く利用することが必要である。
すなわち、従来の懐炉のように、発生した熱
を、保温性の高い衣服の中に、加熱された空気と
ともに蓄え、その蓄えられた熱を、空気や衣料を
介して身体に伝えて、身体を加熱するのでは、熱
の伝達効率が低すぎて、実用的ではない。
また、電熱式のものでは、発熱部の面積を大き
くすると、燃焼式のような局部的な高温点を発生
しないため、加熱空気を熱伝達に利用するには不
適当である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のような見地から、電熱的に発生させたジ
ユール熱を、遠赤外線に変換して、効率良く身体
を暖めるようにした懐炉が提案されている。
遠赤外線を利用した懐炉においては、抵抗線を
平面的に配置した平面発熱体を用いて、遠赤外線
を放射する遠赤外線放射膜を加熱し、その遠赤外
線放射膜の片面、例えば正面を、加熱を要する身
体に向けて使用される。
しかし、加熱された遠赤外線放射膜は、加熱を
要する方向に遠赤外線を放射するばかりでなく、
その反対の方向にも遠赤外線を放射する。
また、平面発熱体自体も、赤外線を放射してお
り、その放射方向は、加熱を要するもの、すなわ
ち、遠赤外線放射膜のある方向と反対側の面にも
向かつている。
この遠赤外線放射膜、及び平面発熱体の必要な
方向以外の赤外線放射は、その方向にある加熱不
要の部材を加熱し、その結果、身体等を加熱する
のに利用される遠赤外線の変換効率を低下させる
原因になつている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、絶縁性基板に電熱線を平面
的に支持した平面発熱体と、該平面発熱体に対面
して伝導的に加熱される遠赤外線放射膜と、該遠
赤外線放射膜に対面する正面側に対して平面発熱
体の背面側を断熱する断熱材を、袋状被覆体に収
容し、かつ平面発熱体と断熱材の間に、赤外線反
射膜を設ることにより、上述の問題点を解決して
いる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示す
もので、第1図は、使用時に人体に対して外側と
なる背面側から見た斜視図、第2図は、同じく、
人体と向き合う正面側から見た斜視図である。
平面発熱体1は、背面側に断熱材2が重ね合わ
されて、袋状被覆体3に収まつている。
スポンジ状で比較的厚手の断熱材2の平面発熱
体1側の面には、アルミニユームの箔膜が貼着さ
れて、赤外線反射膜4が形成されている。
平面発熱体1の正面側の表面には、遠赤外線放
射膜5が設けられている。
袋状被覆体3の正面シート3aは、可撓性のあ
る透明体な合成樹脂製シート材で、また、背面シ
ート3bは、可撓性のある不透明の合成樹脂製シ
ート材でなり、その両シート3a,3bの周縁3
c,3d,3e,3fは、ヒートシールされて袋
状になつている。
平面発熱体1は、第3図に示す如く、絶縁性基
板1aに、箔膜状の抵抗線6を密着して積層し、
さらに、その抵抗線6の上に、絶縁性の薄膜フイ
ルム1bを密着積層し、さらに、その上に遠赤外
線放射膜5が塗着されている。
遠赤外線放射膜5は、平面発熱体1を電池等の
電源からの通電によつて加熱すると、平面発熱体
1に発生したジール熱は、絶縁性の薄膜フイルム
1bを熱伝導的に介在して加熱する。
遠赤外線放射膜5は、加熱温度に応じた放射量
の赤外線を、膜面の両面から、正面方向、及び背
面方向に向けて放射する。
この正面方向に放射される遠赤外線は、透明な
正面シート3aを通して、その正面部に当てられ
ている身体の局部等を加熱する。
遠赤外線放射膜5から放射される赤外線の波長
は、2μm〜10μmの遠赤外線で、この波長の遠赤
外線は、人体の皮膚及び皮下に直接吸収されて、
人体を直接的に温める。
この遠赤外線による加熱は、空気を直接加熱し
ないため、空気を媒介して熱を逃がすことがな
く、人体を温める熱効率が非常に高いものとな
る。
平面発熱体1の背面部に設けた断熱材2は、該
平面発熱体1を断熱的に保持することにより、平
面発熱体1の蓄熱効果を高めて、高温度の熱平衡
温度を得ようとするもので、平面発熱体1が高温
度で熱平衡すると、遠赤外線放射膜5を高温度に
加熱して、遠赤外線の放射光量を増大させる。
一方、平面発熱体1の両絶縁シート1a,1b
は、薄くて透明性が高く、しかも、箔膜状の抵抗
線6の線幅Wと線間ピツチPがほぼ等しくて、抵
抗線6の占有面積率は約50%程度となつているた
め、平面発熱体1の面積の約50%が透明となつて
いる。
その結果、遠赤外線放射膜5から背面方向に放
射される遠赤外線の約50%は、平面発熱体1を通
して、断熱材2側に向けて放射される。
さらに、抵抗線6自体も赤外線を放射してお
り、この赤外線も、断熱材2側に向けて放射され
る。
従来の遠赤外線式懐炉においては、上述のよう
に、平面発熱体1側から断熱材2側に放射される
遠赤外線及び赤外線は、断熱材2の表面において
吸収され、断熱材2を加熱する。
この赤外線による加熱は、断熱材2の温度に係
りなく、吸収された赤外線の量に応じて断熱材2
を加熱し、この赤外線によつて断熱材2を加熱し
た分の熱エネルギーは、遠赤外線放射膜5の正面
側から放射する遠赤外線の量を減少することにな
る。
すなわち、平面発熱体1に加える電力を一定と
した場合、熱平衡点における電力は、遠赤外線の
正面方向の放射エネルギーと、同じく背面方向の
放射エネルギーと、周囲の空気や物を伝熱的に加
熱した熱エネルギーの総和となり、遠赤外線の正
面方向の量を増には、伝熱的に放射される熱量、
及び、背面方向で吸収される赤外線の量を、極力
低くすればよいことになる。
この背面方向で吸収される赤外線に関して、従
来の熱伝導的な断熱材2は、赤外線に対するエネ
ルギーの遮断効果は全くない。
本考案の実施例においては、断熱材2の平面発
熱体1と接する面に、金属の箔膜、例えば、アル
ミニユームの伸展箔膜を貼着することにより、赤
外線反射膜4を設けてあり、この赤外線反射膜4
をもつて、この方向に放射される遠赤外線並びに
赤外線を、放射源の方向に反射する。
赤外線等を容易に放射する物質は、同じ波長の
赤外線を容易に吸収する物質でもあり、そのた
め、自ら発した赤外線の反射光は、その放射面で
主に吸収される。
このようにして、背面側に放射される遠赤外線
並びに赤外線は、他の物質に吸収されることが少
なく、実質的に放射がないものと等しくなり、結
果的には、平面発熱体1及び遠赤外線放射膜5の
熱平衡点を上昇し、正面側への遠赤外線の放射量
を増加する。
〔他の実施例〕
赤外線反射膜4は、断熱材2の表面に、アルミ
ニユームの蒸着膜として設けらてもよい。
赤外線反射膜4は、平面発熱体1の背面側の面
に、金属の箔膜、例えば、アルミニユームの伸展
箔膜を貼着しても、また、金属の蒸着膜、例え
ば、アルミニユームの蒸着膜として設けてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば、平面発熱体1に
供給する電力が極く少なくても、熱伝導による熱
放散が少なく、しかも、背面方向への赤外線放射
によるエネルギー損失を極力少なくして、平面発
熱体1と遠赤外線放射膜4に、高い熱平衡温度を
得て、その熱平衡に係る大部分のエネルギー放射
を、正面方向へ遠赤外線として放射させ、エネル
ギーの利用効率の高い遠赤外線変換効率を得るこ
とができる。
これにより、電池等の容量の限られた電源から
供給される電力を、身体に吸収され易い遠赤外線
に変換して、無駄なく身体に与えることとなり、
容量の小さな乾電池、又は小型の充電式電池等に
よつて、長時間、身体を暖めることができる電熱
式の懐炉が提供される。
また、本考案による懐炉は、一般的な懐炉とし
ての利用方法のみに限らず、身体の局部を赤外線
加熱する物理療法、又は物品の保温又は加熱等に
も利用できる。
さらに、本考案による懐炉は、酸素を利用しな
い電熱式であるため、例えば水中作業において、
ウエツトスーツの下に入れて使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の実施例を示すもので第1図は、
背面から見た一部切欠斜視図、第2図は、正面か
ら見た一部切欠斜視図、第3図は、第1図におけ
る−線断面図である。 1……平面発熱体、1a……絶縁性基板、1b
……絶縁性フイルム、2……断熱材、3……袋状
被覆体、3a……正面シート、3b……背面シー
ト、3c,3d,3e,3f……周縁、4……赤
外線反射膜、5……遠赤外線放射膜、6……抵抗
線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2枚の絶縁性透明フイルム同士の要部を密着
    させて、両透明フイルムの間に線状の電熱体
    を、平面的に支持させた平面発熱体と、該平面
    発熱体の1方正面側のフイルム面に支着され、
    電熱体から伝導的に加熱される遠赤外線放射膜
    と、平面発熱体の他方背面側のフイルム面に対
    面して設けられ、前記透明フイルム同士が密着
    された部分を通して、電熱体から放射される赤
    外線を、正面側の遠赤外線放射膜に、反射して
    照射する赤外線反射膜と、赤外線反射膜の背面
    に設けられ、背面方向への伝熱を断熱する断熱
    材と、正面側を透明にして、上記のものを収容
    する袋状被覆体と、からなる遠赤外線式懐炉。 (2) 赤外線反射膜が、平面発熱体の背面側を断熱
    する断熱材の内面に粘着された金属箔である実
    用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の遠赤外線
    式懐炉。 (3) 赤外線反射膜が、アルミニユームの箔膜であ
    る実用新案登録請求の範囲第(2)項に記載の遠赤
    外線式懐炉。 (4) 赤外線反射膜が、平面発熱体の背面側の面に
    設けられた金属の蒸着膜である実用新案登録請
    求の範囲第(1)項に記載の遠赤外線式懐炉。 (5) 赤外線反射膜が、アルミニユームの蒸着膜で
    ある実用新案登録請求の範囲第(4)項に記載の遠
    赤外線式懐炉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS585452U (ja) * 1981-06-30 1983-01-13 熊谷 重信 乾熱浴装置
JPS5990568A (ja) * 1982-11-17 1984-05-25 有限会社新和商会 赤外線、磁気治療器

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