JPH02238893A - 甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体 - Google Patents

甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体

Info

Publication number
JPH02238893A
JPH02238893A JP1293671A JP29367189A JPH02238893A JP H02238893 A JPH02238893 A JP H02238893A JP 1293671 A JP1293671 A JP 1293671A JP 29367189 A JP29367189 A JP 29367189A JP H02238893 A JPH02238893 A JP H02238893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cancer
monoclonal antibody
thyroid cancer
thyroid gland
antigen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1293671A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriya Ono
典也 大野
Hiroshi Takeyama
浩 武山
Hiroshi Kisaki
博 木佐木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP1293671A priority Critical patent/JPH02238893A/ja
Publication of JPH02238893A publication Critical patent/JPH02238893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 LiL上二月』遣1 本発明はヒト甲状腺癌組織に特異的に反応するモノクロ
ーナル抗体に関するものである.疋困立鼓オ 従来、甲状腺癌の診断に使用できるモノクローナル抗体
に関する技術は我々が先に開示した特開昭63−122
95号があるが、染色強度においてまだ弱いという問題
点があった. その他にはわずかに腺癌のp断に使用するモノクローナ
ル抗体に関して特開昭60−18765号があるが、こ
の抗体は腺癌に特異的なものであり、甲状腺癌を他の腺
癌から区別することはできなかった. 本 明が解決しようとする課題 甲状腺腫瘤はその発生部位から一般に、比較的早期に発
見可能な腫瘤である。しかし甲状腺癌と甲状腺の良性腫
瘍とを区別することは臨床医には不可能に近い。生検材
料を得て病理組織切片を顕微鏡下で検討して初めて診断
可能である.病理診断に際しては熟練した甲状腺専門の
病理学者(医師)においてのみ正しい診断が可能であり
、現在わが国にはこの診断を下せる医師は数えるほどし
か存在していない. 課題を解決するための手段 本発明者らは、甲状腺癌特異的モノクロナール抗体につ
いて鋭意検討した結果、簡単な手技で甲状腺癌のみを他
の良性腫瘍や正常甲状腺と区別して染色でき、一般の病
理学者(医師》でも甲状腺癌の診断が簡単に行なえ、本
疾患の治療方針を有効に決定できるモノクロナール抗体
を見出し、本発明を完成した。
本発明は、 (1)分子量が約90万であり、クラスがIgMである
ヒト甲状腺癌特異抗原を認識するモノクローナル抗体 (2》分子量が還元条件で約25万のタンパク性分を含
むヒト甲状腺癌特異抗原を認識する請求項(1〉記戦の
モノクローナル抗体 (3》微工研条寄第2060号として寄託きれたハイブ
リドーマから得られる請求項<1)記載のモノクロナー
ル抗体 (4)ヒト甲状腺癌細胞をホモジナイズした細砕混合物
を遠心分離し、その上澄を不連続シヨ糖密度勾配液中遠
心分離し、密度勾配の不連続面に集まった分画を採集し
た後、これを連統ショ糖密度勾配液に重層し、超遠心分
離を行なって密度1.191ρ〜1.210ρの癌特異
的抗原に富んだ分画を分離し、これを抗原として動物を
免疫し、その免疫牌細泊と骨m腫細胞との融合細胞を作
り、目的とする抗体を産生ずるハイプリドーマをスクリ
ーニングし、クローニングを行ない、次いで培養するこ
とにより得られる請求項(1〉記載のモノクローナル抗
体である.本発明につき以下に具体的に説明する.灸疲
灰久1l ヒトの甲状腺癌組織を水冷下で切り刻み、適当な緩衝液
、例えば5%シゴ糖含有トリス塩lv緩衝液を、ゆっく
り加えながらホモジナイズする,次に約650X gか
ら約1,500X g .約10分間で遠心分離してペ
レットを除いた上澄を100.000X g ,10分
間程度遠心分離し、核小体、ミトコンドリア等を沈殿せ
しめる。次いで20%〜28%、通常は約25%シヨ糖
含有緩衝液と、45%〜60%、通常は約50%シヨ糖
含有緩衝液の不連統密度勾配上に、上記上澄を重層し、
約60.000X g〜約200.000X g約60
分間以上、通常は約90分間遠心分離を行なう.密度勾
配の不連続面に、目的免疫原を含む分画が集まる。この
分画を採取し、約20%シヨ糖濃度に緩衝液で調製し、
次に緩衝液、例えば、トリス塩酸緩衝液を用いた約20
%〜約50%の連続シヨ糖密度勾配に317!l.,、
約60.000X g〜約200. 000Xg,4時
間以上遠心分離を行なう.目的とする免疫原は、水溶液
の密度1. 191ρ〜1.210ρの分画にある《糖
濃度としては41.6%〜45.2%に換算される). この分画を集め、塩酸緩衝液で、糖濃度約20%以下に
なるように薄め. 60. OOOX g 〜200,
 OOOX g ,約60分間以上、通常は90分間遠
心分離を行なうと、本発明の製造に使用する免疫原がペ
レットとして得られる。
モノクローナル抗体の調製 まず動物に、適当なアジュバント、例えばフロイント完
全アジュバントと共に本発明の免疫原を数回投与するこ
とにより免疫抗体を産生させる.例えばB A L B
/Cマウスに、本発明免疫原を1匹当り1〜60尾を腹
腔又は皮下投与し、1〜2週間後に、アジュバントを抜
いた免疫原を1〜20題静脈投与すれば、動物は免疫さ
れる. 免疫動物から抗体産生m胞を得るには、通常、胛細胞を
利用するのが実際的である.例えば前記BALB/Cマ
ウスの胛臓を、アジュバント抜き免疫原投与の3日後に
摘出し、冷却しなからRPM I − 1640あるい
はPBSII衝液中で細かく刻み、次いでステンレスメ
ッシュで濾し、前記緩衝液で適当な細胞数に調製する。
細胞融合に使用する骨11i1腫細胞系は、例えばKo
hler等により、Eur.J.Immunol.6 
 292〜295(1976)に記載されている、P3
−NS I/1−Ag4−N一般にNS−1と呼ばれて
いる)の如き、B A L B/CマウスMOPC21
由来の骨髄腫を使用する。この種の細胞系は8−アザグ
アニン耐性であり、ヒボキサンチン・グアニンホスホノ
ボシルトランスフェラーゼを欠くために、HAT培地《
ヒボキサンチンーアミノブテリンーチミジン含有培地》
中で生存できない。
細胞融合剤としては、平均分子11000〜6000の
ポリエチレングリフールがよく、とくにポリエチレング
リフール1500が望ましい.濃度は分子量に従い40
%〜50%が使用され、ポリエチレングリコール150
0使用の場合は、R PM I −1640で50%に
調製して使用する.細砲融合は、まず前記の如き抗体産
生細胞と骨髄腫細胞を、R PM I −1640で洗
い、前者と後者とを11−1071の比率で混合し、8
00X g , 5分間程遠心分離を行ない沈殿させ、
培地をデカン卜する.このペレットに前記細胸融合剤を
1〜2X10@細泊数当り1mQ(37℃》位1分間に
わたりゆっくり攪拌しながら滴下し、更に攪拌を続けな
がら5〜10分間かけて、徐々にR P M I − 
1640(37℃,5〜10mQ)で懸濁する.400
〜600X g , 5分間遠心分離後、上澄をデカン
トし、15%ウマ血清含有R PM I−1640で、
細胞数1〜2X10’個/TIIQに調製する.ハイブ
リドーマの分離は、HAT培地中での培養によるのが適
当である(HATセレクション).まず、96穴の組織
培養用のプレートの各穴に、前記融合の完了した細胞液
を0.1dずつ入れ、37℃、24時間培養し、0. 
1mllのHAT培地を加える.以後、1〜4日間隔で
、半量の培養液をHAT培地で置換しながら3週間程培
養を続ける.親細胞は全て死滅し、融合細胞のみ生育し
てくるので、以後は15%ウマ血清添加R PM I−
1640で培養し、抗体を産生させる.次にこれらのハ
イプリドーマより、目的とする抗体を産生じているか否
かを、適当な方法例えば、酵素免疫測定法(ELIS 
 Assay)で調べる. 九体のスクリーニング 甲状腺癌特異的モノクローナル抗体のスクリーニングに
は、ヒト甲状腺癌組織、甲状腺癌のリンパ節転移癌組織
並びにセルライン3T3(マウス正常細泊由来のセルラ
イン、ATCCにCCL92として寄託されている)、
セルラインT−47D(ヒト乳癌より分離確立されたセ
ルライン、ATCCにHTB− 1 3 3として寄託
されている》及びセルラインKATOIl[(ヒト胃癌
より分離確立されたセルライン、新潟大学渡辺教授より
入手)の培養細胞等を前記免疫原の調製法に従い調製し
たものを抗原として用い、酵素免疫測定法(ELIS 
 Assay)によりスクリーニングする. まず上記抗原を調製し、適当な緩衝液例えば、炭酸ソー
ダ緩衝液(pH9.5>で3〜5題/mQに希釈し、9
6穴のマイクロタイタープレートの各穴にコートする。
4℃で一夜放置後、ボリ才キシエチレンソルビタンモノ
ラウレート《ツィーン20)含有リン酸緩衝液(PBS
)でよく洗い、例えばウマ血清によるプロッキング操作
後、前記ハイプリドーマ培養液を0.1mlずつ加え、
37℃で5〜6時間放置する. 次に培養液をデカントし、前記PBSII!L衝液でよ
く洗った後、1%ノーマルヤギ血清を加え、37゜C,
1時間程静置し、非特異的吸着をプロックする.次いで
前記PBS緩衝液で洗浄後、ヤギ抗マウスグロプリンの
べルオキシダーゼ結合IgGを加え、37℃,4時間程
インキュベート後、前記PBS緩衝液でよく洗う. 基質のオルトフェニレンジアミンジヒドロクロライド及
び過酸化水素含有クエン酸ソーダ緩衝液を加え、30分
後に吸光度を測定する.抗体を産生じないm泊の培養液
をコントロールとして、各穴の吸光度との差により有意
の色素反応を呈したものを陽性とする. 目的とする抗体は、ヒト甲状腺癌及び、甲状腺癌のリン
パ節転移癌由来抗原に陽性であり、セルライン3T3,
T−47D及びKATOII[由来抗原には陰性のもの
とし、更に病理切片に対する特異性があることを確認し
、それを産生ずるハイプリドーマを得る. 理切片の染色法 病理切片は、ヒト癌組織のホルマリン固定パラフィン切
片より調製する, キシレンにより脱パラフィン後、100%エタノールよ
り70%エタノールまで段階的処理を行ない、終りにP
BS緩衝液でよく洗う.切片にヒアルロニダーゼを37
℃,1時間作用させPBS緩衝液で洗浄後、トラジロー
ル添加ノーマルヤギ血清で37℃,10分間インキユベ
ートする。PBS緩衝液で洗浄後、前記スクリーニング
後のモノクローナル抗体を37℃,20分間反応させる
.又PBS緩衝液で洗浄後、ヤギ抗マウスグロプリンの
べル才キシダーゼ結合1gGフラクションを加え、30
分間室温でインキユベートする.更にPBS緩衝液で洗
浄後、過酸化水素を添加したDAB(3.3’−ジアミ
ノベンジダイン〉飽和PBS緩衝液中に10分間浸漬す
る.PBS緩衝液で洗浄した切片を、定法に従いメチレ
ンプルー染色し、エタノールにて脱水後、キシレンで洗
い病理切片とし、顕微鏡観察を行なう. 抗体産土細 のスクリーニング 目的とする癌特異的抗体産生ハイプリドーマは、適当な
方法で分別・培養し、単一細胞から由来する単一クロー
ン細胞株とする(クローニング).リミテイングダイリ
ューション法(限界希釈法》が一般的である. 例えば、B A L B/Cマウスの胸腺細胞または牌
細胞をフィーダーとして1〜5 X 10’/mQにな
るように調製し、96穴組織培養用プレートの各穴に0
. ITIIIIずつ分注しておく.次に前記のスクリ
ーニングした抗体産生ハイプリドーマのうすい懸濁液を
作り、前記プレートの各穴に分注する.フィーダー及び
ハイプリドーマの懸濁は、HAT培地又はウマもしくは
胎児仔牛血清添加RPMI − 1640培地で行ない
、ハイブリドーマは各穴に1個ずつ入るように調製する
。フィーダーは必ずしも加えなくともよい.次いで、5
%CO8培養装置にて37゜Cで培養すると、1〜2週
間後にクローンが生育してくる.顕微鏡で1つの穴に1
個のクローンのみ生育しているものを選び、前記スクリ
ーニングの方法で分析し、目的とする抗体を産生じてい
るクローンを選択する。
L生卑太1羞進 スクリーニングされたハイブリドーマは、生体外培養ま
たは生体内培養のいずれにおいても、抗体産生せしめる
ことが可能である. 生体外培養は、ハイブリドーマを適当な栄養培地、例え
ば、胎児仔牛血清あるいはウマ血清を補充したR PM
 I −1640培地中で適当時間培養すればよく、他
の免疫グロブリンを含まない純粋なモノクローナル抗体
を得るのに適している。多量のモノクローナル抗体を得
るには、生体内培養が好都合である. 例えば、以下に示す方法で行なう。BALB/Cマウス
に2 . 6 ,10.14−テトラメチルペンタデカ
ン(ブリスタン》を0.5mQa腔内投与し、2〜20
日経過後、スクリーニングされたハイプリドーマを腹腔
内に1〜5X10’個投与する.2〜3週間後に増殖、
定着したハイブリドーマは腹水癌化した株であるので、
必要四数のマウスに腹腔内投与することにより、2〜3
週間後より連続して、目的とするモノクローナル抗体を
含む腹水を得ることができる.適当な方法により特異的
な抗体活性より確認し、適当な精製手段、例えば、硫安
による塩析法、DEAEセルロース等によるイオン交換
法、ゲル濾過法、アフィニティクロマトグラフィー等に
より、高純度の標品が得られる.モノクローナル抗体の
,性 このようにして得られる甲状腺癌に特異的反応を示すモ
ノクローナル抗体の特性は次の通りである. (1)分子量        約90万(2》クラス 
       IgM (3)認識する抗原物質   分子量約25万の(還元
条件で)     高分子物質 (4》反応特異性 (4)−1  甲状腺癌組織及び甲状腺癌のリンパ節転
移組織並びにセルライン3T3,T−47D及びKAT
OI[[培養細胞から調製された抗原に対する反応特異
性を抗体のスクリーニングに使用した酵素免疫測定法(
ELIS  Assay)によって検討した結果、第1
図の如く甲状腺癌組織及び甲状腺癌のリンパ節転移組織
より調製した抗原にのみ強く反応し、マウス正常細胞3
T3やヒト乳癌細胞株T−47Dさらにヒト胃癌細胞株
KATOII[から調製した抗′原には全く反応性を示
さなかった. <4)−2  甲状腺癌81例について病理切片の染色
法でしめした免疫組織酵素抗体法によって染色した結果
、81例中77例が陽性であった《陽性率95%》.染
色強度は特開昭63−12295号で開示された抗体よ
りも甲状腺癌特異的染色が強く、陽性、陰性の鑑定がつ
きやすかった.一方同一組織切片の正常甲状腺部分には
全く反応が見られなかった。
第1表 甲状腺癌組織     81    77     9
5(4)−3  甲状腺腫(Adenoma)、甲状腺
腫隣接正常甲状腺、慢性甲状腺炎(Chronic T
hyroiditis)、甲状腺機能九進症(Hype
r Thyroidismus)及び腺腫性甲状腺Pa
 (Adcnomatous Goiter)の組織に
ついて、上記と同じ方法で染色した結果第2表の如く腺
腫性甲状腺腫の1例を除き陰性であった。
第2表 組    織      染色例    陽性甲状腺J
im           39      0甲状腺
腫隣接 正常甲状腺         81     0慢性甲
暢炎         2o 甲状腺機能九進症       8o 腺腫性甲状腺@       2o     1(4)
−4  甲状腺癌以外の癌組織に対する反応性を上記方
法に従い調べた結果、第3表に示す如く、咽頭、食道、
肺、乳腺、胃、膵臓、胆嚢、卵巣、子宮及び精巣の癌並
びに神経膠腫に対して全く反応しなかった. 第3表 咽  頭 食  道 肺 乳  腺 胃 牌  臓 胆  嚢 卵  巣 子  宮 精  巣 神経膠腫 計 O 上記の如く、本発明のモノクローナル抗体は甲状腺癌に
のみ特異的に反応性を示し、良性の各種甲状腺疾患には
反応せず、更に甲状腺癌以外の癌にも反応しないので甲
状腺癌の診断に極めて有用なものである. 火」1例 次に実施例を挙げて説明する. 実施例 モノクローナル抗体の製造 9」」1良仄ムl】 ヒトの甲状腺癌組織を水冷下で細切し、5%シヨ糖(W
/W)含有TNE緩衝液(0.01M  }リスー塩酸
(pH7.5)、0. 15M NaC1 , 0. 
003M E D T A(pH8.0>)中で細砲破
砕装置を用いホモジナイズした.その際、上記トリス塩
酸緩衝液は、癌組織1g当り4mlの割合で加え、15
秒破砕後30秒冷却する操作を4回繰り返した.次いで
650X gで10分間遠心分離すると、核小体,ミト
コンドリア等は沈殿し、目的とする免疫原成分を含む上
ffl(sup−2)が得られた. 次に20%シall(w/w)含有TNE緩衝液8rd
と50%シヨ糖(w/W)含有TNE緩衝液6mQの不
連続密度勾配を作り上記上澄(8up−2)25mQを
重層し、sw27のスインギングパケットで100.0
00X g , 90分間遠心分離を行なった.目的免
疫原を含む分画け、密度の異なる両緩衝液の界にて得ら
れた。次いで15mQずつの20%(W/%#)シヨ糖
含有THE緩衝液と、50%(賀/%4)シヨ糖含有T
NE緩衝液を用い、連続密度勾配を作り、その上に20
%シヨ糖濃度になるように、TNE緩衝液で調製した上
記の不連続密度勾配遠心で密度界面に得られた試料10
mlを重層し、100.000X g , 1 2時間
sw2 7にて遠心分離を行なった。遠心分離後スイン
ギングパケットの底より1.2mllずつ32〜33分
画に分けた。糖の密度を測定し、1.191ρ〜1.2
10ρ(41. 6%〜45.2%糖濃度)密度の分画
を集め、TNEII衝液で糖濃度が20%以下になるよ
うに調製し.100.000X g .90分間遠心分
離を行ないペレットを採取することにより目的とする免
疫原が得られた. 2 マウス 細 の免疫化 6週齢のB A L B/C又はNZBマウスの腹腔に
、当量のフロイント完全アジュバントを含むPBS緩衝
液0. 3mQに溶解した前記[1]にて調製した免疫
原50{を投与し、1週間後に、当量のフロイント完全
アジュバントを含むPBS緩衝液0.3mlに溶解した
上記免疫原25題を腹腔内投与した.更に1週間後に、
PBS緩衝液0. 3mllに溶解した上記免疫原5題
を尾静脈投与した.次いで3日後にIIII!臓を摘出
し、PBS緩衝液で洗い、ステンレスメッシュで濾して
単一細砲の懸濁液とし、次いでPBS緩衝液にて細胞数
を2X10’個/Tlll!になるように調製した。
3 免疫化胛細砲とマウス骨wrF!!細胞との使用し
たマウス骨髄腫細胞は、例えばKohler等によって
Eur.J.Immunol.6 292〜295(1
976)に記載されているように、BALB/Cマウス
MOPC21から誘導きれたもので、マウス骨髄腫NS
−1と呼ばれている.まず、R PM I −1640
完全培地《グルタミン2mM,ピルピン酸ソーダ1mM
,フンギゾン0.257ag/mQ,ストレプトマイシ
ン50尾,ペニシリン50 unit/ ynQ .ウ
マ血清15%》で培養した対数増殖期のマウス骨11i
1I!!細胞を、ウマ血清不合のR PM I−164
0の培地で洗い、細砲数5×106個/mQになるよう
に、ウマ血清不含RPMI − 1640培地で調製し
た。次に前記[2]で調製した免疫化マウス牌細泊懸濁
液40mllと、上記マウス骨髄腫細胞懸濁液10TI
IQを混合し、800X gで5分間遠心分離してペレ
ットを形成させ、上澄はデカントにより完全に除いた.
このペレットに、37℃に加温したポリエチレングリコ
ール(PEG−1500)溶液(ウマ血清不含R PM
 I −1640で50%濃度に調製したP E G 
− 1500溶液)lydを、攪拌しながら徐々に加え
、1分間攪拌を読けた.次に、ウマ血清不含RPMI−
16406ydを、攪拌を続けながら6〜7分間にわた
り徐々に加えた.600Xg,5分間遠心分離し、ウマ
血清不含RPMI− 164flを除いた後、R PM
 I−1640を加えて、細胸数2X10”個/TII
Qの懸濁液とした.4 HATセレクション 前記[3]で調製した細胞懸濁液を、96大の組織培養
用プレートの各穴に0. lmllずつ分注し、5%C
O,培養装置中で37℃で培養した.24時間後、各穴
の培養液に0. 1mllのHAT培地(ヒボキサンチ
ン,アミノプテリン及びチミジン含有RPMI−164
0(Littlefield.Science 145
 709=710.1964)を加え、次にo. 1m
lLずつ培養液を除き、培養を続けた.更に培養開始よ
り2日,3日,5日,8日,11日,14日,17日,
21日毎に、上記の如く、培養液の半量をHAT培地で
置換する操作を繰り返した.このHATセレクションに
より骨1′l1腫細胞は死滅し、融合細胞のみ生育して
きた.生育してきたハイプリドーマをウマ血清添加R 
PM I −1640で培養し、その培養液を酵素免疫
測定法(ELIS  Assay)の分析試料とした.
前記[1コの方法に従って、ヒト甲状腺癌組織、甲状腺
癌のリンパ節転移組織並びにセルライン3T3、セルラ
インT−47D及びセルラインKATO■の培養細胞か
ら調製したものを抗原とし酵素免疫測定法(ELIS 
 Assay)を行なった.これらの抗原を炭酸ソーダ
緩衝液(0. 05MNaHCOs . 0. 05M
 NatCOm , pH9. 5)にて4趨/ml濃
度に希釈した.次に96穴のマイクロタイタープレート
の各穴に、それぞれ0. 1mQずつ分注し、プレート
の表面をシールした後、4゜C一夜放置した.翌朝0.
05%ボリ才キシエチレンソルビタンモノラウレート(
ツィーン20)を含むPBSII衝液でよく洗った後、
前記[4]で調製したハイブリドーマの培養液0. l
mllずつを各穴に加え、37℃にて6時間放置した.
″l2ントロールとして、抗体産生じていない細砲の培
養液を使用した。
次に培養液をデカントし、0.05%ツィーン20添加
PBS緩衝液で5回洗い、1%ノーマルヤギ血清添加P
BS緩衝液0.1mlずつを加え、37°C,1時間放
置後、ツィーン20添加PBS緩衝液でよく洗った. 次に、冷凍ストックからの1=30にPBS緩衝液で希
釈したヤギ抗マウスグロプリンのワサビペル才キシダー
ゼ結合1gGフラクションを0.1mlずつ加え、37
゜C,4時間インキユベートした。
各穴をツィーン20添加PBSIi!!衝液で4回洗い
、基質として1/loo容の40mM ABTS[ 2
 ,2゛−アジノージー《3−エチルベンゾチアゾリン
》スルホン酸ジアンモニウム塩]及び1/100容の3
0%過酸化水素を含む0.5%クエン酸リン酸ソーダ緩
衝液(pH5. s)を加えた。30分後に各穴の吸光
度を測定した.コントロールより有意の色素反応を呈し
たものを陽性とし、甲状腺癌及び甲状腺癌のリンパ節転
移癌組織から調製した抗原に反応し、セルライン3TC
,T−47D及びKATO■から調製した抗原に反応し
ないものを選び出した.更に病理組織切片に対する反応
特異性があることを確認し、限界希釈法によるクローニ
ングを行なった. 6 組織切片の 色法 ヒト甲状腺癌及び、甲状腺癌のリンパ節転移組織のホル
マリン固定バラフィン切片をまず、キシレンに浸し、バ
ラフィンを溶出させ、次いで100%〜70%エタノー
ル溶液に段階的に浸し、終りにPBS緩衝液でよく洗浄
した。
つぎニヒアルロニダーゼ(600 unit/ mQO
. OIMPBSIl衝液ptta. 5)0. 15
mllを、切片に37℃,1時間作用させた。PBS緩
衝液で洗浄後、蛋白分解酵素阻害剤のトラジロール0.
 5 unit/ mQを添加したノーマルヤギ血清(
PBS緩衝液にて50%濃度に調製)で、37゜C,1
0分間インキユベートし、組織への非特異的な吸着をプ
ロックした。PBS緩衝液で静かに洗浄後、前記[5]
でスクリーニングしたモノクローナル抗体で、37℃,
20分間インキユベートした,PBS緩衝液で3回洗浄
後、ヤギ抗マウスグロプリンのワサビペル才キシダーゼ
結合IgGフラクション(PBS緩衝液で全ヤギ血清に
対し100MhI g G / TrI!lに調製)を
室温にて30分間作用させた.更にPBS緩衝液で洗浄
後、過酸化水素30%を添加したDAB(3 ,3 ’
−ジアミノベンジダイン)飽和PBSII衝液中に、室
温にて10分間浸した.次いでPBS緩衝液中にて洗浄
、メチレンブルーで染色し、70%〜100%のエタノ
ールで、段階的に脱水を行ない、終りにキシレンで洗い
、病理切片とした. [叡尽韮 前記[5]でスクリーニングしたハイプリドーマをウマ
血清添加R PM I−1640で培養し、次いで、細
遡数100個/mQ,50個/+nQ , 10個/m
Q及び5個/mQに、ウマ血清添加R PM I −1
640で希釈した.次に、各々の懸濁液を96穴組織培
養用プレートに0. 1mQずつ分注し培養した。細胞
増殖の認められた穴の培養液を、前記[5]の酵素免疫
測定法(ELIS  Assay)に従い、抗体産生の
有無を調べた.この操作を2度繰り返して、単一クロー
ン細胸を得た. 得られたハイプリドーマは、工業技術院微生物工業技術
研究所(茨城県》に微工研条寄第2060号として寄託
された. 8 抗体の 量生 BALB/C7ウスに、ブリスタン0. 5mQを腹腔
内投与し、20日後に前記[7]で得た単一クローン化
ハイプリドーマを2X10’個接種した.10〜20日
後に腹水癌が現われ、腹水癌株が得られた.この腹水癌
株を、他の複数のBALB/Cマウスに2X10’個程
度、腹腔内投与すると、2〜3週間後より目的とするモ
ノクローナル抗体を含む腹水が得られた. Dユ』■遅1l 前記[8]により得られた抗体を含有する腹水10ml
に、当量のPBS緩衝液を加え、次いで、当量の飽和硫
安溶液を加え、最終的に50%硫安溶液とした. 10
.000 r.p.m.15分間遠心分離し、上澄を除
去し、ベレットをPBS41衝液で一夜透析した.次い
でセフアクリルS−400カラムを通し、PBSで溶出
し、IgM画分をプールした.分析の結果、得られたモ
ノクローナル抗体は分子量約90万であり、クラスはI
gMであった.λ肌卑吃1 以上詳述したように本発明のモノクローナル抗体は甲状
腺癌にのみ特異的に抗原抗体反応性を示し、甲状腺の各
種の良性疾患には反応性を示さず、更に甲状腺癌以外の
種々の癌にも反応性を示さない、極めて優れた性質を有
するので、甲状腺癌の診断には非常に有効である.
【図面の簡単な説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量が約90万であり、クラスがIgMである
    ヒト甲状腺癌特異抗原を認識するモノクローナル抗体
  2. (2)分子量が還元条件で約25万のタンパク性分を含
    むヒト甲状腺癌特異抗原を認識する請求項(1)記載の
    モノクローナル抗体
  3. (3)微工研条寄第2060号として寄託されたハイブ
    リドーマから得られる請求項(1)記載のモノクロナー
    ル抗体
  4. (4)ヒト甲状腺癌細胞をホモジナイズした細砕混合物
    を遠心分離し、その上澄を不連続ショ糖密度勾配液中遠
    心分離し、密度勾配の不連続面に集まった分画を採集し
    た後、これを連続シヨ糖密度勾配液に重層し、超遠心分
    離を行なつて密度1.191ρ〜1.210ρの癌特異
    的抗原に富んだ分画を分離し、これを抗原として動物を
    免疫し、その免疫脾細胞と骨髄腫細胞との融合細胞を作
    り、目的とする抗体を産生するハイブリドーマをスクリ
    ーニングし、クローニングを行ない、次いで培養するこ
    とにより得られる請求項(1)記載のモノクローナル抗
JP1293671A 1988-11-22 1989-11-10 甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体 Pending JPH02238893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1293671A JPH02238893A (ja) 1988-11-22 1989-11-10 甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29508788 1988-11-22
JP63-295087 1988-11-22
JP1293671A JPH02238893A (ja) 1988-11-22 1989-11-10 甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02238893A true JPH02238893A (ja) 1990-09-21

Family

ID=26559513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1293671A Pending JPH02238893A (ja) 1988-11-22 1989-11-10 甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02238893A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061063A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Hiroshi Takeyama 甲状腺癌抗原を認識するポリペプチド
CN104352985A (zh) * 2014-11-20 2015-02-18 邹士东 一种改善甲状腺癌术后心肝阴虚证的中药组合物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061063A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Hiroshi Takeyama 甲状腺癌抗原を認識するポリペプチド
CN104352985A (zh) * 2014-11-20 2015-02-18 邹士东 一种改善甲状腺癌术后心肝阴虚证的中药组合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930003912B1 (ko) 모노클로날 항체 및 제조방법
JPWO1986004092A1 (ja) ヒト癌特異的モノクロナ−ル抗体の製造法
US4800155A (en) Human monoclonal antibody to lung carcinoma and hybridoma producing the same
CA1238285A (en) Monoclonal antibody specific for a mammary tumor cytoplasmis antigen
JPH02238893A (ja) 甲状腺癌特異抗原に対するモノクローナル抗体
EP0184369A2 (en) Monoclonal antibody specific for a mammary tumor cell surface antigen
JPH09235300A (ja) ヒトtimp−3及び抗ヒトtimp−3モノクローナル抗体並びにその用途
JPS6312295A (ja) 甲状腺癌特異抗原に対するモノクロ−ナル抗体
US4894327A (en) Anti-human mesothelial cell monoclonal antibody
JP4493882B2 (ja) 抗原およびこの抗原を識別するモノクローナル抗体
JPH03259093A (ja) 癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素に特異的なモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドーマ及びそれを用いた検体中の癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素の測定方法
JP2002125666A (ja) 短縮型ミッドカイン(tMK)タンパク質特異的モノクローナル抗体及びその用途
CN114213542B (zh) Cps-i抗体及其用途
EP0207170A1 (en) Process for preparing human cancer-specific monoclonal antibody
CN111349157B (zh) 钙粘附蛋白6的单克隆抗体及其应用
EP0370768A2 (en) Monoclonal antibody for the antigen specific to carcinoma of the thyroid
JPS60199830A (ja) モノクロ−ナル抗体
CN111349164B (zh) 糖基磷脂酰肌醇锚定糖蛋白(c4.4a)的单克隆抗体及其应用
JPS63222699A (ja) 単クローン性抗体及びこれを用いるシユードウリジンψの測定法
JP4917288B2 (ja) 甲状腺癌抗原を認識するポリペプチド
JPS60178826A (ja) モノクロ−ナル抗体,その製法及び抗原
JPS62212399A (ja) モノクロ−ナル抗体
JPH06335396A (ja) 抗粘液糖タンパク質モノクローナル抗体
JP2743015B2 (ja) O―アセチル化されたガングリオシドgm▲下3▼に特異的なモノクローナル抗体、該抗体を産生するハイブリドーマ及びその作製方法
JPS61236798A (ja) モノクロ−ナル抗体